表皮

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皮膚科

看護師に必須の用語『ニコルスキー現象』とは?

ニコルスキー現象は、皮膚に起きる症状の一つで、一見、正常に見える皮膚が、こすると剥離や水疱が起きる特徴があります。天疱瘡や中毒性表皮壊死症(TEN)などの病気で見られる症状です。 ニコルスキー現象の原因は、表皮と真皮の間に隙間ができることで、表皮が剥がれやすくなるためです。天疱瘡では、表皮と真皮の間にある基底膜が破壊されることで隙間が生じ、中毒性表皮壊死症では、表皮細胞が壊死することで隙間が生じます。 ニコルスキー現象の症状は、皮膚がこすれたり、圧力をかけたりすると、表皮が剥がれやすくなり、水疱やびらんが生じます。天疱瘡では、皮膚が弛緩して水疱やびらんができやすく、中毒性表皮壊死症では、全身に紅斑や水疱、表皮剥離、びらんが生じます。
皮膚科

看護師必須用語『びらん』とは?

びらんとは、皮膚や粘膜の表皮が欠損し、下部組織が露出した状態のことです。糜爛、ただれとも呼ばれ、治癒すれば瘢痕は残りません。水庖や膿胞が破れることによって生じることもあります。 びらんは、以下の原因によって生じることがあります。 * 外傷 * 感染症 * アレルギー * 薬剤の副作用 * 皮膚の乾燥 * 日焼け * 性行為 びらんの症状は、以下の通りです。 * 赤み * 痛み * 出血 * かゆみ * ただれ * 水疱 * 膿疱 びらんは、通常は軽度の症状ですが、感染症を併発したり、広範囲にわたる場合には、重篤な状態になることもあります。びらんの症状が見られた場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
皮膚科

看護師必須用語『粉瘤とは』

粉瘤とは、皮膚の下に発生する良性の腫瘍の一種です。ドーム状に隆起した形をしていて、大きさは1~2cm程度のものが多いですが、中には10cm以上になるものもあります。粉瘤は、表皮の下にできる袋状の構造物(嚢腫)に角質と皮脂が貯留してできるもので、別名「表皮嚢腫」とも呼ばれます。 粉瘤の原因は、表皮または毛包漏斗部の細胞が真皮内に入り込んで増殖し、角質物質が詰まった嚢腫を形成することです。粉瘤は、頭や首、背中、臀部など、皮脂腺が発達している部位にできやすいとされています。 粉瘤は、通常は痛みや不快感はありませんが、大きくなったり感染したりすると、腫れや痛み、化膿などの症状が現れることがあります。また、粉瘤が破裂すると、悪臭を伴う膿や角質物質が排出されることもあります。 粉瘤の治療は、通常は外科的に切除されます。切除方法は、粉瘤の大きさや部位によって異なりますが、一般的には局所麻酔をして、粉瘤を切開して内容物を除去します。粉瘤が大きい場合や、深部にできている場合は、入院して手術が行われることもあります。 粉瘤は、良性の腫瘍であるため、放置していても命に関わることはありません。しかし、大きくなったり感染したりすると、痛みが強くなったり、合併症を引き起こしたりする可能性があります。そのため、粉瘤が気になる場合は、早めに皮膚科を受診して治療を受けることが大切です。
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看護師が知るべきセラミドとは?

セラミドは、表皮の角質層に存在する細胞間脂質の構成成分の一つです。角質細胞間脂質は、セラミドの他にコレステロールや遊離脂肪酸、硫酸コレステロールなどからなり、角質層の水分保持やバリア機能を担っています。セラミドは、角質細胞間脂質の構成成分の約50%を占め、中心的な役割を果たしています。 セラミドは、スフィンゴシンと脂肪酸からなる脂質の一種です。スフィンゴシンは、アミノ酸の一種であるセリンから合成されます。脂肪酸は、食事から摂取したり、体内で合成されたりします。セラミドは、角質細胞間脂質の構成成分として、角質層の水分保持やバリア機能を担っています。また、セラミドは、角質細胞の増殖や分化を調節する働きも持っています。 セラミドは、加齢や紫外線、乾燥などによって減少します。セラミドが減少すると、角質層の水分保持能力が低下し、乾燥肌や小じわの原因となります。また、セラミドが減少すると、角質層のバリア機能が低下し、外部からの刺激を受けやすくなります。