OX-K株

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検査・診断

看護師のバイブル!『ワイル・フェリックス反応』を徹底解説.

ワイル・フェリックス反応とは、リケッチア感染症に対して行われるスクリーニング検査である。リケッチアとは、細菌とウイルスの中間の性質を持つ微生物である。リケッチア感染症は、主にダニやノミなどの吸血昆虫によって媒介される感染症である。 ワイル・フェリックス反応は、リケッチア感染症患者の血清が、疾患に応じてプロテウス属(ヒトの腸内に常在するグラム陰性桿菌の一つ)のOX-19株、OX-2株、OX-K株に対して凝集素を持つという性質を利用して行われる。凝集素とは、粒子を集めて凝集させる抗体のことである。 ワイル・フェリックス反応は、以下の手順で行われる。 1. リケッチア感染症が疑われる患者の血清を採取する。 2. プロテウス属のOX-19株、OX-2株、OX-K株の菌体を懸濁液にする。 3. 患者血清と菌体懸濁液を混ぜて、37℃で一定時間反応させる。 4. 反応後、菌体懸濁液に凝集がみられるかどうかを調べる。 菌体懸濁液に凝集がみられる場合は、リケッチア感染症が疑われる。 ワイル・フェリックス反応は、リケッチア感染症のスクリーニング検査として有用である。しかし、ワイル・フェリックス反応は感度と特異性が低いため、確定診断には別の検査が必要である。
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看護師に必須の検査「ワイル・フェリックス反応」

ワイル・フェリックス反応とは、リケッチア感染症に対して行われるスクリーニング検査です。リケッチア感染症患者の血清は、疾患に応じてプロテウス属(ヒトの腸内に常在するグラム陰性桿菌の一つ)のOX-19株、OX-2株、OX-K株に対して凝集素を持つことが知られています。この性質を生かし、凝集反応の有無によって診断する検査がワイル・フェリックス反応です。 ワイル・フェリックス反応は、1916年にオーストリアの医師ワイルとイギリスの細菌学者フェリックスによって開発されました。この検査は、チフス、パラチフス、ロッキー山紅斑熱などのリケッチア感染症の診断に広く使用されてきました。しかし、近年では、より特異性の高い検査法が開発されたため、ワイル・フェリックス反応の使用頻度は減少しています。 ワイル・フェリックス反応は、比較的簡便な検査であり、短時間で結果が得られるという利点があります。しかし、他のリケッチア感染症との交差反応を起こすことがあるため、診断の確定には他の検査との併用が必要となります。