職種・資格

自衛隊看護師とは?その役割と養成機関について

自衛隊看護師を養成する機関は、防衛医科大学校看護学科です。同校では、保健師、看護師である幹部自衛官の候補生を養成しています。4年間の教育を受け、国家資格を取得した後には、陸海空の幹部候補生学校に入校し、幹部自衛官として必要な知識や技能を身につけることができます。なお、学生は入学すると同時に自衛官の肩書が与えられます。4年間の教育課程では、看護学の基礎から臨床実習まで幅広く学びます。国家資格の取得に加え、自衛官としての基礎知識や技能も身につけることができます。また、学生は入学と同時に自衛官の身分となり、給与や福利厚生を受けることができます。
血液・造血

看護師が知っておくべき『リツキシマブ』の基礎知識

リツキシマブ(一般名リツキシマブ)とは、非ホジキンリンパ腫の治療に用いられる抗がん剤です。この薬は、B細胞の表面にあるタンパク質であるCD20に結合し、B細胞を死滅させることで作用します。リツキシマブは、再発性または難治性の非ホジキンリンパ腫の患者に単剤で、または他の薬剤との併用で投与されます。この薬はまた、慢性リンパ性白血病や急性リンパ性白血病など、他の種類のがんにも使用されます。 リツキシマブは、1回の30分間の点滴として投与されます。この薬の投与量は、患者の体重とがんの種類によって異なります。リツキシマブの一般的な副作用には、発熱、悪寒、倦怠感、頭痛、吐き気、下痢などがあります。これらの副作用は通常、数日で消失します。しかし、リツキシマブは、深刻な副作用を引き起こす可能性もあります。これらの副作用には、重度の感染症、低血圧、腎不全、心臓発作、脳卒中などがあります。リツキシマブを投与する前に、医師にこれらすべての副作用について知らせることが重要です。
循環器

看護師に必須の用語『V5』とは?

医療分野におけるV5とは、12誘導心電図における胸部誘導の1つです。黒の電極を用いて、V4と同じ高さの水平線と左前腋窩線上の交点から心臓の電気活動を捉えます。V5は、心臓の左室後壁の電気活動を最もよく反映する誘導であり、心筋梗塞や狭心症、心筋症などの心臓疾患の診断に役立ちます。 V5は、12誘導心電図を施行する際に、必ず記録される誘導のひとつです。12誘導心電図とは、心臓の電気活動を12方向から捉える検査方法であり、心臓の異常を診断する上で重要な検査です。V5は、心臓の左室後壁の電気活動を最もよく反映する誘導であり、心筋梗塞や狭心症、心筋症などの心臓疾患の診断に役立ちます。 V5は、12誘導心電図を施行する際に、患者さんの左胸部に電極を貼付して記録します。電極は、V1からV6までの6個が胸部に、aVL、aVR、aVFの3個が四肢に貼付されます。V5の電極は、左胸部の第5肋間隙、左前腋窩線上に貼付されます。 V5の波形は、P波、QRS波、T波の3つの部分から構成されています。P波は、心房の収縮によって生じる波であり、QRS波は、心室の収縮によって生じる波であり、T波は、心室の拡張によって生じる波です。V5の波形は、心臓の異常を診断する上で重要な情報となります。
腎・泌尿器

看護師に必須の用語「ハルン(尿)」の意味と使い方

ハルン(はるん)とは、尿を意味する医療用語のことである。ドイツ語のHarnより。医療現場で用いられる用語には、他にエント(えんと)、カイザーなどがある。 ハルンという言葉の語源は、古高ドイツ語のharaであり、これは「水」または「液体」を意味する。その後、中世ドイツ語のharnとなり、最終的には現代ドイツ語のHarnとなった。ハルンという言葉は、英語のurineにも関連しており、これは古フランス語のurineから派生したものである。 ハルンという言葉は、医療現場で広く使用されており、尿検査や尿路感染症などの際に頻繁に使用される。また、ハルンという言葉は、尿失禁や尿道カテーテルなどの尿に関する医療機器や治療法にも使用される。
その他

看護師に必須!中枢性免疫寛容とは

-中枢性免疫寛容とは?- 中枢性免疫寛容とは、免疫寛容の一種であり、自己抗原を異物として認識しない能力を獲得するしくみのことです。自己抗原とは、自己の組織や細胞に存在する抗原のことです。免疫システムは、異物を認識すると攻撃して排除する機能を持っていますが、自己抗原を攻撃すると自己免疫疾患を引き起こしてしまいます。そのため、免疫システムは、自己抗原を認識しないようにする仕組みを備えています。これが中枢性免疫寛容です。 中枢性免疫寛容は、主に胸腺で行われます。胸腺は、胸腔内にあるリンパ器官で、T細胞が成熟する場所です。T細胞は、免疫細胞の一種で、異物を認識して攻撃する役割を担っています。胸腺では、T細胞が自己抗原と接触し、自己抗原を認識しないように教育されます。この教育を受けたT細胞は、自己抗原を攻撃しないように抑制された状態になります。これが中枢性免疫寛容です。 中枢性免疫寛容は、自己免疫疾患を防ぐために重要な役割を果たしています。中枢性免疫寛容がうまく働かないと、自己抗原を攻撃するT細胞が産生され、自己免疫疾患を引き起こしてしまいます。
その他

看護師が知っておきたい『吐き気(嘔気)』について

吐き気とは、嘔吐しそうな不快感のことである。嘔気ともいう。吐き気は、様々な原因で起こり得る。例えば、乗り物酔い、食べ過ぎ、二日酔い、妊娠、病気などである。吐き気は、通常は一時的なものであり、自然に治まる。しかし、中には、慢性的な吐き気に悩まされる人もいる。このような場合は、医師の診察を受ける必要がある。 吐き気を催す主な原因には、以下のものがある。 * 乗り物酔い * 過食 * 二日酔い * 妊娠 * 病気(胃腸炎、インフルエンザ、尿路感染症など) * 薬の副作用 吐き気が続く場合や、嘔吐を伴う場合は、医師の診察を受ける必要がある。医師は、吐き気の原因を特定し、適切な治療法を決定する。吐き気を和らげるために、医師は吐き止め薬を処方したり、食事や生活習慣についてアドバイスしたりする。
アレルギー・膠原病

看護師に知っておいてほしい抗アレルギー薬

抗アレルギー薬の種類 抗アレルギー薬には、第一世代、第二世代、第三世代の3種類があります。 ・第一世代抗アレルギー薬は、最も古くから使用されている抗アレルギー薬で、ジフェンヒドラミンやクロルフェニラミンなどが含まれます。第一世代抗アレルギー薬は、眠気や口の渇きなどの副作用が出やすいのが特徴です。 ・第二世代抗アレルギー薬は、第一世代抗アレルギー薬よりも副作用が少ないのが特徴です。ロラタジンやセチリジンなどが含まれます。第二世代抗アレルギー薬は、眠気や口の渇きなどの副作用が出にくく、抗ヒスタミン作用が強いのが特徴です。 ・第三世代抗アレルギー薬は、第二世代抗アレルギー薬よりもさらに副作用が少ないのが特徴です。フェキソフェナジンやデズロラタジンなどが含まれます。第三世代抗アレルギー薬は、眠気や口の渇きなどの副作用が出にくく、抗ヒスタミン作用が強いのが特徴です。
医療機器・設備・器具

知っておきたい!看護師業界の専門用語『W/C』

W/Cとは?その意味と略語の由来 W/Cとは、車イス(車椅子)のことである。車イス(wheelchair)を意味する略語である。単にWCと示すこともある。看護師にとっては、車イスを使用する患者をケアする機会が多いため、W/Cという用語をよく耳にすることになるだろう。 W/Cという略語は、英語の「wheelchair」の頭文字をとったものである。wheelchairとは、車輪のついた椅子という意味である。車イスは、下肢に障害のある人が移動する際に使用する補助具である。車イスの種類は、手動式と電動式の2種類がある。手動式車イスは、自分でタイヤを回して移動する車イスである。電動式車イスは、モーターでタイヤを回転させて移動する車イスである。 車イスを使用する人は、車イスを介して移動することを余儀なくされているため、日常生活に多くの困難を抱えている。看護師は、車イスを使用する患者の困難を理解し、その困難を軽減するために必要なケアを提供することが求められる。
耳鼻咽喉科

看護師に必須の共鳴【意味や事例を解説】

共鳴とは、個々の物体が持つ固有振動数と同じ振動数を外部から与えることで、物体が振動を始める現象である。共鳴は、音響、電気、機械など、さまざまな分野で観察される。例えば、音響では、音叉を叩くと、その固有振動数と同じ周波数の音が発生する。これは、音叉が空気の振動を共鳴させているためである。電気では、共鳴回路は、特定の周波数の電流を流すように設計されている。これは、共鳴回路がその周波数の電流を共鳴させているためである。機械では、振り子は、重力によって固有振動数で振動する。これは、振り子が重力の振動を共鳴させているためである。共鳴は、様々な分野で利用されている。例えば、音響では、共鳴を利用して楽器を作ったり、音響効果を設計したりしている。電気では、共鳴を利用して、無線通信やレーダーを作ったりしている。機械では、共鳴を利用して、時計やエンジンの振動を制御したりしている。
看護技術

長座位とは?その特徴と患者さんへの指導方法

長座位とは、上半身を起こし両足を伸ばした状態の座位を指す。下肢の後面と臀部を基底面にしている。他の座位に比べ、重心がずれやすく、上半身が不安定になりやすい。また、持続した姿勢でいると疲労しやすい。 長座位の特徴は、上半身と下半身の角度が90度であること、両足は伸ばした状態であること、背中はまっすぐであることである。この姿勢は、長時間座っている場合や、立ち仕事が多い場合に疲れにくい姿勢である。また、長座位は、食事や排泄、着替えなどの日常生活動作をしやすい姿勢である。さらに、長座位は、身体を安定させ、転倒を防ぐ効果がある。 長座位は、看護師にとって必須の姿勢である。看護師は、患者のケアを行う際、長時間座っていることが多い。また、患者の状態に合わせて、さまざまな姿勢をとる必要がある。そのため、看護師は、長座位を正しくとることが重要である。長座位を正しくとることで、看護師は、患者のケアを安全かつ効率的に行うことができる。
内分泌・代謝・栄養

看護師に必須の用語解説『副腎皮質』

副腎皮質は、副腎の外層部分であり、副腎全体の80~90%を占める黄褐色をした内分泌性組織です。副腎皮質は、球状層、束状層、網状層の3層に区別されており、それぞれの層で異なるステロイドホルモンがつくられます。それらのホルモンをまとめて副腎皮質ホルモンと呼びます。副腎皮質ホルモンは、生命維持に欠かせない重要な役割を果たしており、糖質、タンパク質、脂質の代謝、電解質のバランス、免疫反応、ストレスへの応答などに関与しています。
呼吸器

看護師に必須の用語『肺拡散能』とは?

肺拡散能とは、肺胞から肺胞の毛細血管に酸素などのガスを供給する能力のことです。通常は一酸化炭素(CO)について測定し、肺胞分圧1mmHg当たり1分間に肺胞気から血中に移行するCOの容積(mL)で表現します(記号DLCO)。これはCOのヘモグロビン親和性がO2の210倍もあり、低濃度で測定でき、かつ肺毛細管内のCOを0とみなせるため、検査が簡単であるからである。肺拡散能は、肺胞と肺胞の毛細血管の間のガス交換の速度を反映しており、肺のガス交換機能を評価する重要な指標となります。
検査・診断

遺伝子変異とは?看護師に必要な知識を解説

遺伝子変異とは、細胞が発がん物質や変異原物質にさらされることで、遺伝子の塩基配列に変化が起きることである。遺伝子変異は、ゲノムのDNA塩基配列に変化をもたらし、タンパク質の構造や機能に影響を与える可能性がある。遺伝子変異は、体細胞変異と生殖細胞変異の2つの主要な種類に分類される。体細胞変異は、皮膚や筋肉などの体細胞に起こる変異であり、生殖細胞変異は、精子や卵子などの生殖細胞に起こる変異である。生殖細胞変異は、子孫に遺伝するため、体細胞変異よりも深刻な結果をもたらす可能性がある。 遺伝子変異は、様々な原因で引き起こされる可能性がある。最も一般的な原因は、発がん物質や変異原物質への暴露である。発がん物質は、タバコ、紫外線、X線などの物質であり、変異原物質は、化学物質、放射線、ウイルスなどの物質である。また、遺伝子変異は、自然に起こることもある。自然に起こる遺伝子変異は、DNAの複製エラーや、DNAを修復する酵素のエラーが原因で引き起こされる。 遺伝子変異は、様々な健康上の問題を引き起こす可能性がある。遺伝子変異は、癌、遺伝性疾患、発達障害など様々な病気の原因となる可能性がある。また、遺伝子変異は、老化プロセスにも関与していると考えられている。
呼吸器

看護師必須!湿性咳嗽について

湿性咳嗽とは、喀痰を伴う湿った咳のことである。喀痰とは、気管や気管支、肺から分泌される粘液や異物のことである。湿性咳嗽は、風邪やインフルエンザ、肺炎などの感染症、気管支炎などの呼吸器疾患、喫煙、大気汚染などによって引き起こされる。 湿性咳嗽は、乾性咳嗽とは異なり、喀痰が出るため、咳をすることで喀痰を排出することができる。そのため、乾性咳嗽よりも呼吸器の負担が少なく、早く回復することができる。しかし、湿性咳嗽が長引くと、喀痰が粘りけを帯びて排出されにくくなり、気管や気管支に炎症を引き起こすことがある。また、喀痰が細菌やウイルスを含んでいる場合は、他の感染症を引き起こすこともある。 湿性咳嗽の治療は、原因となっている疾患の治療を行うことが基本である。風邪やインフルエンザなどの感染症の場合は、抗ウイルス薬や抗菌薬を服用する。気管支炎などの呼吸器疾患の場合は、気管支を広げる薬や炎症を抑える薬を服用する。喫煙や大気汚染の場合は、喫煙をやめたり、大気汚染を避けるようにする。 湿性咳嗽は、適切な治療を行うことで、早く回復することができる。しかし、湿性咳嗽が長引いたり、悪化したりする場合は、医師の診察を受ける必要がある。
その他

看護師知っておきたい「NO CPR」ってなに?

NO CPRとは、心肺蘇生を行なわず自然の死を迎えることを意味する用語で、Non CPRともいう。蘇生放棄とも呼ばれる。CPRとは蘇生行為のことで、NO CPRは「心肺蘇生をしないでください」という意味である。心肺蘇生とは、心肺停止状態にある患者に対して、心臓マッサージや人工呼吸などの蘇生措置を行うことであり、NO CPRは「緊急時に心肺蘇生を希望しない」という意思表示でもある。NO CPRは「治療拒否」を意味するものではなく、心肺停止後の「無理・無駄な蘇生だけを拒否する」という意味である。
その他

看護師が知っておきたいアロマテラピー

アロマテラピーは、植物から抽出した芳香により心身をリラックスさせ、病気の予防、ストレスの解消などを目的とする療法です。この用語は、古代ギリシャ語の「αρωμα(芳香)」と「θεραπεία(治療)」を組み合わせたもので、1937年にフランスの化学者、ルネ=モーリス・ガットフォセ氏によって最初に使用されました。ガットフォセ氏は、火傷を負った手をラベンダーの精油で治療したところ、痛みや炎症がすぐに治まったことから、精油の治療効果に気づいたのです。 アロマテラピーは、嗅覚を通じて脳に働きかけることで、心身をリラックスさせ、ストレスを解消する効果があります。また、精油には抗菌作用や抗炎症作用、鎮静作用など、様々な薬理効果があるため、病気の予防や治療にも役立つと言われています。アロマテラピーは、精油を直接肌に塗布する方法(アロマバス、アロマセラピーマッサージ)、空気中に拡散させる方法(アロマディフューザー、アロマポット)、飲用する方法(アロマウォーター、ハーブティー)など、様々な方法で行うことができます。
医療機器・設備・器具

看護師に必須の用語『インパルス』とは?

インパルスは、術後の安静を要するような患者の足底静脈叢を間欠的に圧迫することにより下肢の深部静脈血栓症を予防する装置です。A-VインパルスシステムTM とも呼ばれ、下肢の深部静脈血栓症の予防に有効な装置として広く使用されています。 インパルスは、足底静脈叢を一定の間隔で圧迫することで、下肢の血流を促進し、血栓の形成を防ぐ仕組みとなっています。圧迫は、空気圧によって行われ、圧迫の強さや間隔は設定することができます。インパルスは、患者の状態に合わせて圧迫の強さや間隔を調整することができるため、安全に使用することができます。 インパルスは、下肢の深部静脈血栓症の予防に有効であることが多くの研究で報告されています。インパルスを使用することで、下肢の深部静脈血栓症の発症率を有意に低下させることができます。また、インパルスは、下肢の血流を促進することで、創傷治癒の促進や浮腫の軽減にも効果があると言われています。
皮膚科

看護師が知っておきたいレーザー脱毛

レーザー脱毛とは、特殊なレーザーを照射することで、選択的に毛包のメラニン色素に反応させて、毛の再生能力を破壊する脱毛方法です。メラニン色素は、毛根に存在する黒褐色の色素で、レーザーの光を吸収しやすい性質を持っています。レーザー脱毛では、波長の長いレーザーを照射することで、メラニン色素をターゲットにして、毛根を破壊します。これにより、毛の再生を抑制することができ、脱毛効果を得ることができます。 レーザー脱毛は、医療機関や美容クリニックで行うことができます。施術中は、レーザーを照射する部分に照射口を当てて、スライドさせるようにレーザーを照射していきます。レーザーの照射時間は、毛の濃さや範囲によって異なりますが、通常は数分から数十分ほどです。レーザー脱毛は、毛周期に合わせて定期的に施術を行うことで、効果を発揮します。レーザー脱毛は、比較的痛みを伴わない施術ですが、レーザーの照射部位によっては、軽い痛みや熱感を感じる場合があります。
産婦人科

新生児の回復治療室(GCU)とは?

新生児回復治療室(GCU)は、NICUで治療を受け、状態が安定した後に移され、ケアを受ける部屋である。継続保育室、回復治療室、発育支援室など様々な訳語が当てられる。GCUでは、NICUで受けた治療を継続しながら、より家庭に近い環境でケアを受けることができる。GCUの主な目的は、新生児の健康状態を維持し、発育を促進することである。GCUでは、新生児に以下のケアが行われる。 ・バイタルサインのモニタリング ・酸素投与 ・栄養管理 ・薬物投与 ・理学療法 ・言語療法 ・心理社会的サポート GCUの滞在期間は、新生児の健康状態によって異なる。一般的には、数日から数週間程度である。GCUを退院した後、新生児は自宅でケアを受け続けることになる。
消化器

看護師が知っておくべき『多臓器不全』

多臓器不全とは、心臓、腎臓、肺、肝臓、中枢神経などの生命維持に不可欠な臓器が同時に機能不全に陥る状態を指します。凝固系、免疫系、内分泌系などの生理学的システムの機能障害も含みます。多臓器不全症候群、多臓器障害(multiple organ dysfunction syndrome;MODS)とも呼ばれます。 多臓器不全は、重篤な感染症、外傷、手術、火傷などの様々な原因で起こり得ます。また、敗血症や重篤な全身性炎症反応(SIRS)などの全身性疾患でも起こることがあります。多臓器不全が起こると、全身の臓器や組織に酸素や栄養が十分に供給されなくなり、多臓器不全が悪化し、最終的には死に至る可能性があります。 多臓器不全の治療は、原因となっている疾患の治療と、臓器機能を維持するための支持療法が中心となります。支持療法としては、人工呼吸、輸血、透析などが行われます。また、多臓器不全を予防するためには、重篤な疾患の早期発見・早期治療と、感染予防が重要です。
その他

3-3-9度方式で意識レベルを正しく評価

3-3-9度方式とは、意識障害の程度を評価するための日本の方法であり、ジャパンコーマスケール(JCS)とも呼ばれます。この尺度は、主に外傷後の意識障害の評価に使用されますが、他の原因による意識障害の評価にも使用できます。 3-3-9度方式は、患者の意識レベルを3つの領域(眼を開ける能力、音に対する反応、痛み刺激に対する反応)で評価します。それぞれの領域は、0点から3点までの4段階で評価され、合計点が患者の意識レベルを表します。 3-3-9度方式の評価結果は、患者の意識障害の程度と回復の見通しを予測するために使用されます。また、治療のモニタリングと患者の状態の変化の早期検出にも使用されます。
脳・神経

看護師に必須の用語「シナプス」

シナプスとは、神経細胞であるニューロンと、次のニューロンをつなぐ接合部のことである。シナプスは、電気信号や化学信号を伝達して、ニューロン間の情報を伝達する働きをしている。 シナプスは、ニューロンの軸索末端と、次のニューロンの細胞体や樹状突起が接合する部分に形成される。シナプスには、電気シナプスと化学シナプスの2種類がある。電気シナプスは、ニューロンの細胞膜が直接接合しており、電気信号を直接伝達する。化学シナプスは、ニューロンの細胞膜が直接接合しておらず、化学伝達物質を介して信号を伝達する。 電気シナプスは、ニューロン間の情報伝達が速く、化学シナプスは、ニューロン間の情報伝達が遅いという特徴がある。電気シナプスは、主にニューロンの同期化や、ニューロンの興奮性の制御などに用いられている。化学シナプスは、主にニューロン間の情報伝達や、ニューロンの興奮性の制御などに用いられている。 シナプスは、神経系の機能に重要な役割を果たしている。シナプスの機能が障害されると、神経系の機能が障害され、さまざまな症状が現れる。シナプスの機能障害は、アルツハイマー病やパーキンソン病などの神経変性疾患の原因の一つと考えられている。
その他

看護師に必須の用語『シバリング(震え)とは?’

シバリングとは、体温が下がった時に筋肉を動かすことで熱を発生させ、体温を保とうとする生理現象である。体が震えたり、寒い時に口ががたがた震えたりする。シバリングは、発熱、低体温、中毒、薬の副作用など、様々な原因によって起こり得る。 シバリングは、体温が37度以下になった時に起こる。体温が下がると、体温中枢は、筋肉に震えるように指令を出す。筋肉が震えることで、筋肉の収縮と弛緩が繰り返され、熱が発生する。この熱が、体温を上昇させる。 シバリングは、人間の体温調節機能の一つである。体温が下がった時に体温を上昇させることで、体温を一定に保つ役割を果たしている。シバリングは、人間の生存に欠かせない機能である。
その他

剖検とは?その目的や手順を解説

剖検とは、病死した患者の遺体を解剖して調べることです。医療行為の一つであり、病理解剖とも呼ばれます。医師の依頼に基づき、遺族の承諾を得た上で行われます。剖検の目的は、生前の診断が正しかったかどうか、どのくらい病気が進行していたのか、適切な治療がなされていたのか、治療の効果はどれくらいあったのか、死因は何なのか、といったことを明らかにすることです。剖検は、法医解剖や検体といった系統解剖とは区別され、遺体は外から分かりにくいように切開されます。解剖後、遺体は清拭されて遺族の元に戻されます。