内分泌・代謝・栄養

看護師が知っておくべき「ケトン体」とその役割

ケトン体は、アセトン、アセト酢酸、β-ヒドロキシ酪酸の総称です。飢餓状態や糖尿病などにより、エネルギー源として血糖を利用できないと、中性脂肪は脂肪組織で遊離脂肪酸に分解されます。ケトン体は、この分解された脂肪酸から、エネルギー源の代わりとして肝臓で産生され、血中に放出されます。 ケトン体は、脳や筋肉などの組織でエネルギーとして利用されます。また、ケトン体は、肝臓でブドウ糖に合成されることもできます。ブドウ糖は、脳や筋肉などの組織の重要なエネルギー源です。 ケトン体は、通常は血中や尿中に少量しか存在しません。しかし、飢餓状態や糖尿病などにより、エネルギー源として血糖を利用できない状態になると、ケトン体の産生量が増加し、血中や尿中にケトン体が蓄積されます。 血中や尿中のケトン体の量が多くなると、ケトアシドーシスという状態になります。ケトアシドーシスは、酸中毒の一種で、意識障害や昏睡に至ることもあります。 ケトアシドーシスは、糖尿病の患者に多く見られますが、飢餓状態やその他の状態でも起こり得ます。ケトアシドーシスの症状には、口渇、多尿、脱水症状、疲労、頭痛、吐き気、嘔吐などがあります。 ケトアシドーシスは、緊急の治療が必要です。治療は、輸液やインスリン投与などによって行われます。
看護技術

看護師の基礎知識:s.c.の意味と使い方

s.c.とは、皮下注射を意味する略語です。皮下組織内に薬液を注入する方法を指示する際に、カルテへの記入に使われます。英語のsubcutaneous injection(皮下注射)の略であり、scと記されることもあります。 皮下注射は、薬液を皮下組織に注入する注射方法です。皮下組織は、皮膚と筋肉の間にある層であり、血管やリンパ管が豊富に分布しています。そのため、皮下注射は、薬液を素早く吸収させることができます。 皮下注射は、さまざまな薬剤の投与に使用されます。例えば、インスリン、ヘパリン、モルヒネなどです。また、ワクチンも皮下注射で投与されます。 皮下注射は、比較的安全で簡単な注射方法ですが、注意深く行う必要があります。注射部位を清潔にし、針を適切な角度で刺入することが大切です。また、注射後は、注射部位を圧迫して出血を防ぐ必要があります。
検査・診断

看護師必須の用語「超音波検査」について

超音波検査とは、画像検査法の一種で、超音波を対象物に当てて、跳ね返った音波を拾い集めて映像化する検査のことです。 超音波とは、人間の可聴域を超えた周波数の音波のことです。超音波は、人間の耳には聞こえませんが、物体に当たると跳ね返ります。この性質を利用して、超音波を対象物に当てて、跳ね返った音波を拾い集めることで、対象物の内部の様子を映像化することができます。超音波は、安全かつ無害な検査方法であり、幅広い分野で使用されています。 超音波検査は、主に以下の目的で使用されています。 * 臓器の大きさや形を測定する * 臓器の内部の様子を調べる * 血液の流れを調べる * 腫瘍や炎症などの異常を発見する * 治療の効果を評価する 超音波検査は、比較的安価で、簡便な検査方法であり、幅広い医療機関で実施されています。
アレルギー・膠原病

看護師に必須!レイノー現象を知ろう

レイノー現象とは、主として手指・足趾を栄養する小動脈に発作的に血流異常が起こり冷感・皮膚の色の変化がみられる現象である。寒冷刺激やストレスをきっかけにして、末梢の動脈が攣縮して血流が悪くなることで起こる。 レイノー現象は、女性に多く発症し、20~40歳の若い人に多い。原因不明の場合が多いが、膠原病(こうげんびょう)や動脈硬化、糖尿病などの他の疾患に伴って起こることもある。 レイノー現象の症状は、手指や足趾が冷たくなり、色が白または青紫色に変わり、しびれや痛みを伴う。発作は数分から数時間続き、その後、皮膚の色が赤色に戻り、熱感やほてりを感じる。 レイノー現象の治療は、原因となる疾患を治療することが基本である。原因不明のレイノー現象に対しては、保温や血管拡張薬を投与するなどの対症療法が行われる。
整形外科

看護師に必須の用語『DEC(デクビ)』とは?

DEC(デクビ)とは、褥瘡(じょくそう)、床ずれのことである。ドイツ語のDecubitusまたは英語のdecubitusより。デクビ(でくび)ともいう。 DEC(デクビ)は、長時間同じ姿勢でいることによって、皮膚と骨の間の組織が圧迫され、血流が悪くなり、組織が壊死してできる傷のことである。 DEC(デクビ)は、寝たきりの患者や、車椅子を使用している人、高齢者などに多く見られる。また、栄養状態が悪い人や、糖尿病などの基礎疾患がある人も、DEC(デクビ)になりやすい。 DEC(デクビ)は、初期の段階であれば、適切な処置によって治癒することができる。しかし、進行すると、治癒が困難になり、感染症や敗血症を引き起こすこともある。 DEC(デクビ)を予防するためには、以下の点に注意することが大切である。 * 長時間同じ姿勢でいないようにする。 * 定期的に体を動かす。 * 皮膚を清潔に保つ。 * 栄養バランスのとれた食事をとる。 * 基礎疾患がある場合は、適切な治療を受ける。
内分泌・代謝・栄養

看護師必須用語『代謝』とは何か?

代謝とは、生体内で生じる全ての化学変化とエネルギー変換のことであり、さまざまな栄養素が合成・分解されていく過程を指します。代謝の過程を物質の面からみた場合を物質代謝と呼び、エネルギー変化の面からみた場合をエネルギー代謝と呼びます。物質代謝には異化と同化の2つの過程があり、異化は栄養素を分解してエネルギーを産生する過程、同化は栄養素を合成して貯蔵する過程です。エネルギー代謝には基礎代謝・活動代謝・食事誘導性熱代謝の3種類があり、基礎代謝は安静時に消費されるエネルギー、活動代謝は運動時に消費されるエネルギー、食事誘導性熱代謝は食事を摂取した後に消費されるエネルギーです。代謝は生命維持に不可欠なプロセスであり、その異常はさまざまな疾患の原因となります。
整形外科

看護師に必須の用語『MMT』とは?

MMT(MMT(えむえむてぃー、manual muscle testing)とは、人の手で(徒手的)患者の筋力を測定する検査法である。)とは、人の手で(徒手的)に患者の筋力を測定する検査法のことである。 MMTは、筋力低下を早期に発見したり、筋力の回復度合いを評価したりするために用いられる。 MMTの方法は、以下の通りである。 1. 患者を仰向けまたは座位にする。 2. 検査者は、患者の筋力を測定したい部位を固定する。 3. 検査者は、患者の筋力に抵抗しながら、患者の筋力を測定する。 4. 検査者は、患者の筋力の強さを、以下の6段階で評価する。 0 筋収縮なし 1 筋収縮が認められるが、関節を動かすことができない 2 関節を動かすことができるが、重力に逆らって動かすことができない 3 重力に逆らって関節を動かすことができるが、抵抗に逆らって動かすことができない 4 抵抗に逆らって関節を動かすことができるが、最大筋力に達していない 5 最大筋力に達している MMTは、筋力低下を早期に発見したり、筋力の回復度合いを評価したりするために有用な検査法である。
腎・泌尿器

透析の基礎を徹底解説!看護師必須の用語

透析とは、急性腎不全や末期腎不全の患者に行われる腎代替療法の1つです。透析は、半透膜を介して患者の血液と透析液を接触させることで、血液から水分や電解質などの過剰な物質を除去したり、体内に不足している物質を補充したりして、体液の状態を一定に保つための治療法です。透析には、血液透析と腹膜透析の2種類があります。血液透析は、患者の血液を体外に取り出し、透析液と接触させてから、再び体内に戻す方法です。腹膜透析は、患者の腹腔に透析液を注入し、透析液と腹膜を介して血液と透析液を接触させる方法です。透析は、腎不全の患者にとって生命を維持するための重要な治療法です。
整形外科

看護師が知っておきたいアルミ副子の基礎知識

-アルミ副子の種類- アルミ副子は、手指用、前腕用、下肢用と使用する部位によって異なる製品が用意されています。それぞれアルミの厚さや強度などが異なるので、手指に使用するときは手指用、下肢に使用するときは下肢用などと専用のものを使用します。 * -手指用アルミ副子-は、骨折や脱臼、捻挫などの外傷時に使用されます。手首や指の可動範囲を制限し、固定することで痛みを軽減します。 * -前腕用アルミ副子-は、骨折や脱臼、捻挫などの外傷時に使用されます。肘と手首の間を固定し、前腕の動きを制限することで痛みを軽減します。 * -下肢用アルミ副子-は、骨折や脱臼、捻挫などの外傷時に使用されます。膝と足首の間を固定し、下肢の動きを制限することで痛みを軽減します。
医療機器・設備・器具

看護師に必須の用語『心電図』

心電図とは、心臓が拍動する際に生じる心筋細胞の電気的興奮を体表面の電極で波形として記録したものである。心電図の波形は、心臓の興奮が心臓のどの部分から始まり、どの順番で伝わるかを表している。 心電図は、心臓の健康状態を調べるための検査として広く使用されている。心電図では、心臓の拍動のリズム、心拍数、心臓の大きさ、心臓の筋肉の厚さ、心臓の血流の状態などを調べることができる。 心電図検査は、痛みを伴わず、短時間で終了する検査である。心電図検査を受ける際には、上半身の裸になり、胸、腕、足に電極を取り付ける。電極は、心臓の電気的興奮を感知して、心電図の波形を記録する。 心電図の波形は、心臓の興奮が心臓のどの部分から始まり、どの順番で伝わるかを表している。心電図の波形には、P波、QRS波、T波の3つがある。 * P波は、心房の興奮を表している。 * QRS波は、心室の興奮を表している。 * T波は、心室の回復を表している。
皮膚科

看護師に必須の用語『寒冷蕁麻疹』

寒冷蕁麻疹とは、寒冷にさらされると皮膚に膨疹ができる物理性蕁麻疹の一種です。膨疹は、通常、発疹が現れてから数分以内に現れ、数時間続きます。かゆみ、赤み、腫れを伴うこともあります。寒冷蕁麻疹は、冷たい水や空気、冷たい物体の接触など、さまざまな刺激によって引き起こされる可能性があります。また、寒冷蕁麻疹は、ある種の薬や食品によっても引き起こされることがあります。寒冷蕁麻疹は、通常、慢性的な疾患ですが、まれに急性の場合もあります。寒冷蕁麻疹の治療法はありませんが、症状を軽減するための治療法はあります。
消化器

看護師が知っておくべき下痢

下痢とは、24時間以内に3回以上、軟便または水様便が繰り返し排出されることです。下痢の症状は、便の頻度や水分量の変化、腹痛、吐き気、嘔吐などです。下痢を引き起こす原因は様々ですが、主な原因としては、感染症、食べ物や薬の副作用、ストレスなどがあります。下痢は、通常は数日で自然に治まりますが、中には長期にわたって続く場合もあります。長期にわたって続く下痢は、脱水症状や電解質のバランスの乱れを引き起こす可能性があるため、注意が必要です。
内分泌・代謝・栄養

糖尿病とは?看護師に必須の基礎知識

糖尿病とは、慢性的に高血糖が持続する疾患である。原因としては、インスリンが作れない分泌障害、インスリンが効かなくなる抵抗性亢進が挙げられる。その原因によって、主に1型糖尿病と2型糖尿病の2つのタイプに分類される。 1型糖尿病は、自己免疫疾患の一種で、インスリンを産生する膵臓の細胞が破壊されてしまい、インスリンが欠乏する病気である。発症年齢は若年者が多いが、子供にも発症する。インスリンを注射しないと生命を維持できない。 2型糖尿病は、インスリンの分泌が低下したり、インスリンの効きが悪くなったりして、高血糖になる病気である。発症年齢は中年以降が多く、肥満や運動不足、遺伝的要因などがリスク因子として挙げられる。食事療法や運動療法、薬物療法などによって血糖値をコントロールすることが必要である。
耳鼻咽喉科

看護師に必須の用語『外耳炎』について

外耳炎とは、耳介から外耳道に何らかの原因で炎症が生じた状態をいう。水泳選手に多く、swimmer's earという別名がある。外耳炎の原因は、細菌や真菌、ウイルスなど様々である。細菌による外耳炎は、プールや海水浴場などで水に長時間浸かったり、耳かきなどで耳を傷つけたりすることで起こることが多い。真菌による外耳炎は、湿気の多い環境に長時間滞在したり、耳垢が詰まったりすることで起こることが多い。ウイルスによる外耳炎は、風邪やインフルエンザなどのウイルス感染症をきっかけに起こることが多い。外耳炎の症状は、耳の痛み、耳だれ、耳がかゆい、耳が詰まった感じ、難聴などである。外耳炎の治療は、原因によって異なる。細菌による外耳炎の場合は、抗菌薬を点耳したり、内服したりする。真菌による外耳炎の場合は、抗真菌薬を点耳したり、内服したりする。ウイルスによる外耳炎の場合は、対症療法を行う。
検査・診断

看護師に知っておきたい『アインラーフ』

アインラーフ(注腸造影検査)とは、造影剤を使ってX線透視下で行われる検査のことです。内視鏡検査と比較すると、内視鏡では盲点となる腸の走行による屈曲の内側や、がんの粘膜下組織への浸潤による腸管壁の変形・狭窄の程度や長さなどを検索することができます。 アインラーフの適応症としては、下部消化管出血の出血部位の検索、下部消化管の腫瘤性疾患の診断、下部消化管の機能性疾患の診断などがあります。 アインラーフの検査は、まず下部消化管を洗浄するために下剤を服用します。その後、造影剤を肛門から注入し、X線透視下で造影剤の動きを観察します。造影剤は、腸管の粘膜に付着して、腸管の走行や形態を鮮明に映し出します。 アインラーフは、基本的に安全な検査ですが、まれに造影剤によるアレルギー反応や腸穿孔などの合併症が起こる場合があります。また、アインラーフはX線を使用するため、被ばくのリスクがあります。しかし、被ばく線量は低く、健康被害が懸念されるほどではありません。
アレルギー・膠原病

看護師必須!CD14とは?

CD14とは、主に単球やマクロファージに発現するタンパク質です。単球とは、血液中に存在する白血球の一種で、マクロファージとは、組織や器官に存在する白血球の一種です。CD14は、グラム陰性菌の表面に存在するリポ多糖(Lipopolysaccharide;LPS)に結合し、Toll様レセプター(Toll-like receptor;TLR)による認識を促します。TLRは、病原体の成分を認識する受容体です。LPSは、グラム陰性菌の細胞壁に存在する脂質であり、病原性の重要な因子です。CD14は、LPSを認識してTLRに結合することで、TLRを活性化し、病原体を認識するシグナルを細胞内に伝達します。このシグナルによって、貪食作用(菌やその他の固形物を取り込む作用)が促進され、貪食細胞の中で病原体が死滅します。
その他

看護師必須用語『ジェネラリスト』

看護職におけるジェネラリストとは、特定の専門分野や看護分野を問わず、どのような対象者に対しても経験と教育研鑽を基盤に、その場に応じた知識・技術・能力を発揮できる者を言います。対象者の包括的かつ継続的な看護ケアを提供することが求められます。ジェネラリストとしての看護師は、幅広い疾患や状態を扱うことができ、一次から三次までのあらゆる医療機関で活躍することができます。また、地域の保健医療サービスや公共衛生の分野でも重要な役割を果たしています。 看護師になるためには、看護師国家試験に合格することが必要です。看護師国家試験は、看護師として必要な知識や技能を問う試験で、毎年2回実施されています。看護師国家試験に合格すると、看護師として働くことができます。ジェネラリストとして看護師として働くためには、幅広い知識と技能を身につける必要があります。そのためには、看護学校や大学で看護学を学ぶことが大切です。看護学を学ぶことで、看護師としての基礎知識や技能を身につけることができます。また、臨床実習を通して、実際に患者さんに接する機会を得ることができます。 ジェネラリストとして看護師として働くためには、経験を積むことも大切です。経験を積むことで、幅広い疾患や状態を扱うことができるようになります。また、患者さんとのコミュニケーション能力やチームワークを身につけることができます。ジェネラリストとして看護師として働くためには、常に新しい知識や技術を学ぶことも大切です。そのためには、学会や研修会に参加したり、看護雑誌を読んだりすることが大切です。
呼吸器

看護師に必須の用語『ラ音』とは?

ラ音とは、気管や気管支に異常があると、胸部聴診の際に聴こえる異常な肺音のことである。ラッセル音の略である。ベルクロラ音、副雑音ともいう。ベルクロ(Velcro)社製のマジックテープをはがすときの音に類似していることに由来する。 ラ音は、気管支炎、肺炎、肺気腫、肺浮腫、肺水腫、気胸などの疾患で聴取されることが多い。また、気管支拡張症や肺結核などの慢性疾患でも聴取されることがある。 ラ音は、気道内の分泌物や炎症によって気流が妨げられることで発生する。ラ音の強さや音色は、病変の程度や部位によって異なる。ラ音は、呼吸器疾患の診断や経過観察に有用である。
看護技術

看護師に必須の用語『静脈注射(IV)』の基礎知識

静脈注射とは、静脈内に直接薬液を投与する処置のことです。静脈注射は、薬液を迅速に体内に投与する必要がある場合や、経口投与ができない場合に行われます。静脈注射は、医療従事者によって行われます。静脈注射を行うには、まず静脈を確保する必要があります。静脈を確保するには、腕の肘の内側の部分や手の甲の部分など、静脈が表在している部位に針を刺します。針を刺した後は、シリンジに薬液を吸入し、ゆっくりと静脈内に注入します。静脈注射は、一般的に安全な処置ですが、まれに合併症が起こる場合があります。合併症としては、出血、感染、血栓症などがあります。
その他

看護師に必須の用語『オーラノフィン』について

オーラノフィンは、リウマチ性関節炎の治療に使用される抗リウマチ薬の一種です。金製剤の一種であり、リウマチ性関節炎の症状を改善する効果があります。オーラノフィンの作用機序は完全には解明されていませんが、炎症を抑制する効果や免疫系を調節する効果があると考えられています。 オーラノフィンは、リウマチ性関節炎の治療に用いられることが多いです。リウマチ性関節炎は、関節の痛みや腫れ、こわばりを特徴とする慢性炎症性疾患です。オーラノフィンは、リウマチ性関節炎の症状を改善し、関節の破壊を防ぐ効果があります。 オーラノフィンは、一般的に1日2回、食事とともに経口投与されます。オーラノフィンの副作用としては、下痢、吐き気、嘔吐、皮膚の発疹、頭痛、めまいなどがあります。また、まれに、オーラノフィンは、肝臓や腎臓に障害を起こすことがあります。
その他

看護師に必須!『抗がん剤治療レジメン』を詳しく解説

抗がん剤治療レジメンとは、がん治療において、投与する薬剤の種類や量・投与速度・期間・投与順などを時系列で示した計画書のことである。抗がん剤治療レジメンは、がんのタイプ、進行度、患者の年齢や健康状態など、さまざまな要因を考慮して作成される。抗がん剤治療レジメンは、がんの治療計画において重要な役割を果たしており、適切な抗がん剤治療レジメンを作成することで、がんの治療効果を高め、副作用を軽減することができる。 抗がん剤治療レジメンは、通常、主治医の指示のもと、看護師が作成する。看護師は、抗がん剤治療レジメンを作成するにあたって、患者の病歴、検査結果、治療歴などを考慮する。また、看護師は、抗がん剤治療の副作用について患者に説明し、患者の同意を得たうえで、抗がん剤治療レジメンを作成する。
耳鼻咽喉科

看護師が知っておくべき慢性穿孔性中耳炎の基礎知識

慢性穿孔性中耳炎は、中耳炎後に鼓膜が穿孔したままの状態が続く病気です。鼓膜の穿孔のみであれば難聴を認めるも生命を脅かす危険性は少ないですが、炎症が遷延すると耳漏が持続し、さらに顔面神経麻痺、めまいや頭蓋内合併症(髄膜炎、脳膿瘍)を来すこともあります。また穿孔部位から真珠腫性中耳炎を併発することがあり注意が必要です。 慢性穿孔性中耳炎の病態と所見について説明します。急性中耳炎や外傷など鼓膜に穿孔が生じた場合、自然治癒により鼓膜は閉鎖されます。しかし穿孔が大きかったり、細菌感染を併発したりした場合は治癒が障害され、鼓膜は穿孔したままの状態となり、常に外部と交通し細菌が入りやすい状態となります。また耳管機能が悪い患者では鼓室のガス換気や貯留液の排出が悪いため、中耳炎症が遷延して本症をきたしやすいです。
消化器

看護師必見!イレウスとは?

イレウスとは、腸管運動の障害により、腸内容物の運搬がうまくいかない状態のことをいいます。別名では「腸閉塞」とも呼ばれています。イレウスには、機械的イレウスと機能的イレウスの2種類があります。機械的イレウスとは、腸管内や腸管の外に何らかの障害物があり、腸内容物の通過を妨げている状態をいいます。一方、機能的イレウスとは、腸管の運動が低下または停止している状態をいいます。イレウスは、さまざまな原因で起こり得ますが、一般的な原因としては、ヘルニア、腫瘍、異物、炎症、手術、薬物などが挙げられます。イレウスの症状は、腹痛、嘔吐、便秘、下痢、腹部膨満感などです。イレウスが疑われる場合は、速やかに医療機関を受診することが大切です。イレウスの治療は、原因に応じて異なりますが、一般的には、原因となっている障害を取り除く手術や薬物療法などが行われます。
その他

看護師に知っておきたいアウトブレイクとは?

アウトブレイクとは、ある限定された領域(国、村、病院内など)の中で、一定期間に予想以上の頻度で疾病が発生することである。一般的に感染症に対して用いる。集団発生やエピデミック(epidemic)と呼ばれることもある。 アウトブレイクは、通常、細菌、ウイルス、寄生虫などの感染性微生物によって引き起こされる。まれに、化学物質や放射線などの非感染性物質によっても引き起こされることがある。 アウトブレイクは、小規模なものから大規模なものまで、さまざまな規模で発生する。小規模なアウトブレイクは、家庭や学校、職場などで発生することが多い。大規模なアウトブレイクは、都市や国、地域全体に広がることもある。 アウトブレイクは、公衆衛生上の重要な問題である。アウトブレイクが発生すると、多くの場合、疾病の迅速な拡大と死亡者の増加につながる。そのため、アウトブレイクを早期に検出し、迅速に収束させることが重要である。 アウトブレイクを早期に検出するためには、医療従事者や公衆衛生当局が、異常な疾病の増加に注意を払うことが重要である。また、アウトブレイクを迅速に収束させるためには、感染経路を特定し、感染拡大を防ぐための対策を講じることが重要である。