シェーグレン症候群

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アレルギー・膠原病

看護師に必須の用語『シェーグレン症候群』について

シェーグレン症候群とは、涙腺・唾液腺等の腺組織にリンパ球浸潤など慢性炎症が起こることにより涙、唾液などの分泌量が低下し、眼や口腔などの乾燥を主症状とする疾患群である。50~60歳代の女性に多く発症する。 シェーグレン症候群は、主に涙腺や唾液腺に影響を及ぼす自己免疫疾患です。自己免疫疾患とは、自分の体の組織や細胞を攻撃してしまう病気のことです。シェーグレン症候群では、リンパ球と呼ばれる免疫細胞が涙腺や唾液腺に浸潤して炎症を起こし、涙や唾液の分泌量が低下します。涙や唾液の分泌量が低下すると、眼や口腔の乾燥を引き起こします。 シェーグレン症候群の症状は、眼や口腔の乾燥以外にも、関節痛、筋肉痛、疲労感、発熱などがあります。また、シェーグレン症候群には、肺、腎臓、消化器など他の臓器に障害を及ぼすこともあります。 シェーグレン症候群の治療法は、症状を緩和するための対症療法が中心となります。眼の乾燥には点眼薬、口腔の乾燥には唾液分泌促進薬や人工唾液などが使用されます。また、関節痛や筋肉痛には消炎鎮痛薬や免疫抑制剤などが使用されます。
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看護師が知っておくべき用語『膠原病類縁疾患』

膠原病類縁疾患とは、古典的な膠原病以外の、全身の結合組織に炎症が起きる自己免疫疾患のグループのことです。膠原病類縁疾患には、シェーグレン症候群、混合性結合組織病、多発血管炎性肉芽腫症、好酸球性多発血管炎肉芽腫症、顕微鏡的多発血管炎、高安動脈炎、巨細胞性動脈炎、ベーチェット病、成人スチル病などが含まれます。これらの疾患は、いずれも膠原組織が侵され、炎症が起こるという共通点があります。その結果、関節の痛みや腫れ、皮膚の異常、内臓の機能障害など、さまざまな症状が現れます。
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看護師必見!膠原病の基礎知識

膠原病とは、真皮・靱帯・腱・骨・軟骨などを構成するタンパク質である膠原線維に全身的に炎症・障害を生じるさまざまな疾患の総称である。膠原病という概念は、病理学者ポール・クレンペラーが1942年に提唱した新しい病気の考え方に始まる。 何世紀もの間、病気は特定の臓器が障害されて起こるとする「臓器病理学」の考えが支配的であり、病気の診断は臓器の病変に基づいて行われてきた。クレンペラーは、全身性エリテマトーデスのように多数の臓器が同時に障害され、どの臓器が病変の中心であるのかを特定することができない病気があると考えた。綿密な病理組織学的検索によって全身の「結合組織」と「血管壁」に炎症性病変がみられ、しかも「フィブリノイド変性」という病理組織学的変化が共通してみられることを示し、このような疾患群を「膠原病」(Collagen Disease)と命名した。