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呼吸器

看護師が知っておきたいPAO2とは?

PAO2(肺胞気酸素分圧)とは、肺胞内の酸素の分圧を表す指標です。単位はTorrまたはmmHgで、日本ではTorrが使用されます。PAO2は、大気圧、飽和水蒸気圧、吸入酸素濃度、動脈血二酸化炭素分圧、呼吸商などから計算されます。 PAO2は、肺胞のガス交換の状態を示すA-aDO2(肺胞気動脈血酸素分圧較差)を計算する際に有用です。A-aDO2は、肺胞に流れ込む酸素の分圧と肺胞内の実際の酸素の分圧の差を示しています。理想の値は0ですが、現実は解離があり、正常値は5~15 Torrです。 A-aDO2が15 Torr未満の場合、肺胞でのガス交換には問題がないことを示します。この場合は、換気が少ないこと(肺胞低換気)による肺胞での酸素不足による低酸素血症を想起します。 A-aDO2が20 Torrを超える場合、肺胞でのガス交換に障害があることを示します。障害は、拡散能低下、シャント、換気-血流(VA/Q)不均衡の3つに分けられます。
その他

看護師必見!PAO2とは何か?

PAO2は肺胞気酸素分圧の略称で、肺胞内の酸素の分圧を表しています。単位はTorr(トルチュエリの略)またはmmHg(ミリメートルエッチジー)です。日本では、生体内の圧力の単位としてTorrを、血圧を示す単位としてmmHgを使うことが慣習です。 PAO2は、肺胞気酸素分圧(PAO2)=(大気圧〈PB〉-飽和水蒸気圧)✕ 吸入酸素濃度(FiO2)-動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)÷呼吸商」の式で定義されます。健常人であれば、PB=760 Torr、飽和水蒸気圧=47 Torr、呼吸商=0.8で求められます。 PAO2は、吸入酸素濃度(FiO2)とPaCO2から求められます。FiO2とは吸入される酸素濃度のことで、吸入される酸素濃度が大きくなればPAO2も大きくなります。PaCO2は動脈血液ガス分析で測定され、健常人であればPaCO2=40 Torrで一定です。 PAO2は、A-aDO2(肺胞気動脈血酸素分圧較差)を計算する際に有用です。A-aDO2は、肺胞のガス交換の状態を示し、この値で低酸素血症の原因が鑑別できます。A-aDO2は、A-aDO2=肺胞気酸素分圧(PAO2)-動脈血酸素分圧(PaO2)」の式で定義されます。
腎・泌尿器

透析患者のシャント機能不全とは?

シャント機能不全とは、人工的に作られた血管や体液を流すためのチューブが、つまってしまったり、漏れたりして、必要な働きができなくなってしまう状態のことを指す。シャント術は、血液透析患者や水頭症患者などを対象に行われるが、手術後一定期間が経つと、シャント機能不全が起こることがある。原因としては、血栓の形成、感染、ステノシス(狭窄)、破裂などがあり、症状としては、発熱、疼痛、腫脹、皮疹などがあらわれる。治療法としては、薬物療法、外科的処置、シャント再建術などがある。シャント機能不全は、重症化すると生命を脅かすこともあるため、定期的な検査やモニタリングを行い、早期に発見・治療することが重要である。
脳・神経

看護師のためのシャント機能不全の解説

シャント機能不全とは、シャント術後、患者の血管や体液を流すチューブがつまったり漏れたりして、適切に機能しなくなった状態を指す。シャント術は、血液透析患者や水頭症患者など、何らかの理由で必要な治療を受けるために、手術で人工的な血流路を確保する処置のことである。シャント機能不全は、シャント術を受けた患者の10~20%に起こると言われている。 シャント機能不全には、閉塞性シャント機能不全と漏出性シャント機能不全の2種類がある。閉塞性シャント機能不全は、シャントのチューブが狭くなったり、完全に閉塞したりして、血液や体液の流れが滞ってしまう状態である。漏出性シャント機能不全は、シャントのチューブの接続部分から血液や体液が漏れてしまう状態である。 シャント機能不全になると、以下の症状が現れることがある。 ・シャントの周囲の痛みや腫れ ・シャントから血液や体液が漏れる ・むくみ ・息切れ ・疲労感 ・吐き気や嘔吐 シャント機能不全が疑われる場合は、医師の診察を受ける必要がある。医師は、患者の症状や病歴を問診し、身体診察や血液検査、画像検査などを行う。シャント機能不全が確認された場合は、シャントの再建や除去などの治療が行われる。