ヘマトクリット

記事内に広告が含まれています。
血液・造血

看護師知っておきたい『多血症』とは

多血症とは、末梢血中の赤血球、ヘモグロビン濃度、ヘマトクリット値が基準範囲を超えて増加している状態のことを言います。赤血球増加症とも呼ばれます。多血症には、真性多血症と偽性多血症の2種類があります。真性多血症は、骨髄での赤血球の産生が亢進して起こるもので、偽性多血症は、脱水や肺疾患などによって血液が濃縮されることによって起こるものです。多血症の症状としては、頭痛、めまい、息切れ、倦怠感、発赤、毛細血管拡張、静脈怒張などがあります。多血症が重症化すると、脳梗塞や心筋梗塞などの血栓症を起こすことがあります。多血症の治療としては、瀉血や薬物療法などが行われます。
検査・診断

看護師に必須の用語「ヘマトクリット」とは?

ヘマトクリットとは、血液中のヘモグロビン(酸素を運ぶタンパク質)と赤血球の割合を示す数値です。血液1mlあたりのヘマトクリットは、血液1mlあたりのヘモグロビンの量を血液全体の量で割って求めます。ヘマトクリットは、血液の粘度や流動性を測定するために使用されます。 ヘマトクリットが低い場合、血液はより水っぽくなり、心臓や血管に負担がかかりやすくなります。ヘマトクリットが高い場合、血液はより濃くなり、血液が凝固しやすくなります。ヘマトクリットは、血液中の赤血球の数を測定するために使用される赤血球数とともに、貧血や多血症などの血液疾患の診断に使用されます。