反射性尿失禁

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腎・泌尿器

看護師が知っておくべき反射性尿失禁

反射性尿失禁とは、尿意がないのにもかかわらず、膀胱にある程度の尿がたまると膀胱収縮反射が不随意に引き起こされ、尿が漏れてしまうことです。この反射は、脊髄の神経回路によって制御されており、排尿を促す役割を果たしています。しかし、何らかの原因でこの反射が過剰に働くと、反射性尿失禁が起こります。 反射性尿失禁は、高齢者に多くみられますが、若い人でも起こることがあります。男性よりも女性に多く、約5人に1人が経験していると言われています。反射性尿失禁の原因は、脳卒中、脊髄損傷、多発性硬化症、パーキンソン病などの神経疾患、前立腺肥大症、尿道狭窄症、膀胱炎などの泌尿器疾患などが考えられます。また、薬の副作用や、妊娠・出産によっても起こることがあります。 反射性尿失禁の症状は、尿意がないのにもかかわらず、突然尿が漏れてしまうことです。漏れる尿の量は、少量の場合もあれば、大量の場合もあります。また、頻尿や夜間尿失禁を伴うこともあります。反射性尿失禁は、日常生活に大きな支障をきたすことがありますが、治療によって症状を改善することが可能です。
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自動性膀胱とは?~反射性尿失禁の原因~

自動性膀胱とは、神経因性膀胱の分類法であるラピデス分類の一つです。橋から仙髄より上位の脊髄の障害によって起こり、反射性尿失禁を特徴とします。反射性神経因性膀胱ともいいます。脊髄完全損傷の回復期や二分脊髄などでみられます。 自動性膀胱は、脊髄損傷や二分脊髄などの神経因性膀胱の一種です。脊髄損傷や二分脊髄によって、脳からの神経信号が膀胱に届かなくなったり、膀胱の神経が損傷したりすることで起こります。 自動性膀胱になると、膀胱が自分の意思とは関係なく、勝手に収縮するようになります。そのため、尿意を感じなくても尿が漏れてしまう、頻尿になる、尿が勢いよく飛び出すなどの症状が現れます。また、膀胱が十分に収縮できなくなるため、残尿感や排尿困難などの症状もみられます。