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アレルギー・膠原病

看護師に必須の用語『シェーグレン症候群』について

シェーグレン症候群とは、涙腺・唾液腺等の腺組織にリンパ球浸潤など慢性炎症が起こることにより涙、唾液などの分泌量が低下し、眼や口腔などの乾燥を主症状とする疾患群である。50~60歳代の女性に多く発症する。 シェーグレン症候群は、主に涙腺や唾液腺に影響を及ぼす自己免疫疾患です。自己免疫疾患とは、自分の体の組織や細胞を攻撃してしまう病気のことです。シェーグレン症候群では、リンパ球と呼ばれる免疫細胞が涙腺や唾液腺に浸潤して炎症を起こし、涙や唾液の分泌量が低下します。涙や唾液の分泌量が低下すると、眼や口腔の乾燥を引き起こします。 シェーグレン症候群の症状は、眼や口腔の乾燥以外にも、関節痛、筋肉痛、疲労感、発熱などがあります。また、シェーグレン症候群には、肺、腎臓、消化器など他の臓器に障害を及ぼすこともあります。 シェーグレン症候群の治療法は、症状を緩和するための対症療法が中心となります。眼の乾燥には点眼薬、口腔の乾燥には唾液分泌促進薬や人工唾液などが使用されます。また、関節痛や筋肉痛には消炎鎮痛薬や免疫抑制剤などが使用されます。
産婦人科

看護師が知っておきたい不妊症の基礎知識【用語解説】

不妊症とは、生殖年齢の男女が妊娠を希望し、避妊することなく性行為を行っても、一定期間、妊娠が成立しない状態をいいます。不妊症の定義は、以前は2年間でしたが、現在は1年とされています。不妊症の原因は、男性側と女性側に分かれます。男性側の原因としては、精子数の減少や精子の運動率の低下などが挙げられます。女性側の原因としては、卵管の閉塞や子宮筋腫、子宮内膜症などが挙げられます。不妊症の治療法は、不妊症の原因によって異なります。男性側の場合には、精子数の増加や精子の運動率の改善を目的とした治療が行われます。女性側の場合には、卵管の開通術や子宮筋腫の手術、子宮内膜症の治療などが行われます。不妊症は、なかなか妊娠できないことで、精神的に大きな負担がかかります。不妊症で悩んでいる方は、一人で抱え込まずに、医療機関を受診するようにしましょう。
検査・診断

看護師が知っておきたい基礎体温の基礎知識

基礎体温とは、一定時間以上の睡眠後の起床時の安静な状態で測定した体温です。女性の場合、卵胞ホルモン(エストロゲン)、黄体ホルモン(プロゲステロン)という2種類のホルモンの影響を大きく受けており、基礎体温を測定することにより、これらのホルモン分泌が正常に行われているかを予測することができます。 基礎体温は、排卵日を予測したり、妊娠の有無を判断したりすることができます。また、月経周期の異常や、更年期の症状などを判断するのにも役立ちます。 基礎体温を測定するには、毎朝決まった時間に、体温計を舌の下に5分ほど入れて測定します。測定した体温は、グラフに記録しておくと、変化がわかりやすくなります。
産婦人科

アンドロゲン不応症とは | 看護師が知っておくべき専門用語

アンドロゲン不応症は、染色体が46,XYで精巣を持つが、表現型が女性である病態です。これは、アンドロゲン受容体遺伝子の変異によって引き起こされ、この遺伝子はアンドロゲンの作用を仲介するタンパク質であるアンドロゲン受容体をコードしています。アンドロゲンは、テストステロンやジヒドロテストステロンなどの男性ホルモンの一種であり、胎児の性器の発達に重要な役割を果たしています。アンドロゲン不応症では、アンドロゲン受容体が正常に機能しないため、アンドロゲンの作用が阻害され、胎児の性器が女性型に発達します。 アンドロゲン不応症は、出生時に女性として診断され、思春期に男性化の徴候が現れることがあります。男性化の徴候には、声変わり、ひげの成長、体毛の増加などがあります。アンドロゲン不応症の患者は、不妊症であることが多く、性別に違和感を抱くことがあります。アンドロゲン不応症の治療は、アンドロゲン受容体の機能を改善する薬物療法や、性転換手術などがあります。