椎体骨折

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看護技術

看護師必須の用語『ファウラー位』とは

ファウラー位の体位とは、仰臥位で下肢を水平にしたまま上半身を45度程度上げた半座位のことである。この角度が90度の場合を座位、15~30度の場合をセミファウラー位と呼ぶ。そのままでは身体がずり落ちてしまうため、頭を起こす前に足を軽度起こしておくことが重要である。 ファウラー位は、腹部の手術後にドレナージを促進させることを目的とした体位である。しかし、腹部臓器による肺の圧排を軽減することから呼吸機能の改善や体位ドレナージ、経管栄養時の逆流防止の目的にも用いられる。 ファウラー位をとる際には、長時間、同一部位(坐骨結節部など)が圧迫されることによって褥瘡ができる可能性があるので適宜体位分散を図る必要がある。また、麻痺がある場合には時間の経過とともに身体が傾いてくるため、バスタオルなどを用いて支える必要がある。基本的には2時間以内おきに体位変換をする必要があるが、患者の病態や骨の突出具合などで異なる。褥瘡が発生するリスクが高い患者には、予防的に体圧分散器具を使用する。 脳梗塞急性期、骨盤骨折や椎体骨折などのベッドをギャッジアップできない特別な理由がある場合を除き、ファウラー位以上を保つことは仰臥位と比較して離床につながり、人工呼吸器患者では人工呼吸器関連肺炎の頻度が軽減する。
整形外科

看護師が知っておくべきコルセットの基礎知識

コルセットとは、胸椎から骨盤にかけての体幹部を保持する治療用装具です。骨折や手術の後、腰痛などに対して使用されます。コルセットには、硬性コルセット、半硬性コルセット、軟性コルセット(ダーメンコルセット)の3種類があります。 硬性コルセットは、腰椎の骨折や手術の後など、胸腰椎の動きを強く制限しなければならない場合に使用されます。半硬性コルセットは、退院後の生活で、腰椎の動きを制限する必要がある場合などで使用します。軟性コルセット(ダーメンコルセット)は、腰痛などに対して使用されます。 コルセットを選択する際には、患者の症状に合わせて選ぶことが重要です。整形外科の医師と相談しながら装着することが望ましいです。また、コルセットを着用している場合でも、背筋や腹筋、大腰筋などは衰えないようにトレーニングをする必要があります。リハビリテーションとしてコルセットを着用している場合の運動の指導も行われます。