炎症反応

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血液・造血

看護師に必須の用語『赤血球沈降速度(ESR)』を解説

赤血球沈降速度(赤血球沈降速度(せっけっきゅうちんこうそくど、erythrocyte sedimentation rate;ESR)とは、赤沈または血沈とも呼ばれる、血液学的検査の一種である。)とは、一定時間内に赤血球が赤血球沈降速度とは、血液が凝固していない状態で赤血球が沈殿する速さを測定する検査です。赤血球沈降速度が速いということは、血液中に炎症や感染症がある可能性を示唆しています。赤血球沈降速度が遅いということは、血液に異常がないことを示唆しています。赤血球沈降速度は、炎症反応の指標として使用されることが多く、膠原病、感染症、悪性腫瘍などの疾患の診断や経過観察に役立ちます。赤血球沈降速度を測定するためには、血液を採取し、試験管に入れて一定時間静置します。その間に、赤血球は沈殿し、血清との間に境界線ができます。この境界線の位置を測定することで、赤血球沈降速度が算出されます。赤血球沈降速度は、1時間当たりのミリメートルで表されます。正常値は、男性で0~15mm/時、女性で0~20mm/時です。
血液・造血

看護師必見!好中球の役割とは?

好中球とは、白血球の一種です。白血球は、顆粒球(好中球、好酸球、好塩基球)、単球、リンパ球からなる細胞群です。顆粒球は、白血球の半分以上を占めています。好中球は、中性の色素でよく染まる顆粒を持つ顆粒球です。好中球は、白血球の中で最も多く、健康な成人の血液中に約50~70%含まれています。好中球は、細菌や真菌などの異物を貪食して殺す役割を持っています。また、炎症反応に関与し、組織の損傷を修復する役割も果たしています。
その他

看護師に必須の用語『ロイコトリエン』

ロイコトリエンは、細胞膜の脂質であるアラキドン酸から生合成されます。アラキドン酸は、ホスホリパーゼA2酵素によって遊離され、シクロオキシゲナーゼ酵素によってプロスタグランジンやトロンボキサンに変換されます。ロイコトリエンは、シクロオキシゲナーゼ酵素とは異なる酵素である5-リポキシゲナーゼ酵素によって生成されます。5-リポキシゲナーゼ酵素は、アラキドン酸の5番目の二重結合を酸化する酵素です。5-リポキシゲナーゼ酵素によって生成された5-ヒドロペルオキシエイコサテトラエン酸は、ロイコトリエンA4に変換されます。ロイコトリエンA4は、ロイコトリエンB4、ロイコトリエンC4、ロイコトリエンD4、ロイコトリエンE4に変換されます。ロイコトリエンは、生成されると、すぐに代謝されます。ロイコトリエンは、ロイコトリエンオキシダーゼ酵素によって代謝されます。ロイコトリエンオキシダーゼ酵素は、ロイコトリエンの二重結合を酸化し、不活性な代謝物を生成します。
血液・造血

知っておきたい看護師必須用語「免疫抑制薬」とは?

免疫抑制薬とは、体内で起こっている異常な免疫反応や炎症反応を抑える薬剤のことである。免疫抑制薬は、臓器移植、自己免疫疾患、癌などの治療に使用される。免疫抑制薬は、免疫系の働きを抑制することによって、それらの疾患の症状を軽減する。免疫抑制薬には、シクロスポリン、タクロリムス、ミコフェノール酸モフェチル、アザチオプリン、メトトレキサートなどがある。免疫抑制薬は、医師の指示に従って服用することが重要である。免疫抑制薬の服用中は、感染症にかかりやすくなるため、注意が必要である。また、免疫抑制薬は、腎臓や肝臓に負担がかかるため、定期的に検査を受ける必要がある。
アレルギー・膠原病

看護師が知っておくべきロイコトリエン

ロイコトリエンとは、ロイコサイト(白血球)からトリエン酸を合成して作られる生理活性物質の一種です。脂肪酸代謝によって生じるエイコサノイドの一種であり、ロイコトリエンは炎症反応において重要な役割を果たしています。好中球の走化性を活性化し、好中球が炎症部位に集まるように働きます。また、気管支収縮作用、血管拡張作用、血管透過性の亢進などを担い、炎症反応を促進します。ロイコトリエンは、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎などのアレルギー性疾患や、関節リウマチ、乾癬などの炎症性疾患に関与していると考えられています。
耳鼻咽喉科

看護師の基礎知識『ロイコトリエン』

ロイコトリエンとは、生理活性物質の一種であり、脂肪酸代謝によって生成されるエイコサノイドの一種です。エイコサノイドは、20個の炭素原子を持つ脂肪酸から生成される脂質分子であり、さまざまな生理活性を持っています。 ロイコトリエンは、主に白血球やマクロファージなどの炎症細胞から生成されます。炎症反応において重要な役割を果たしており、好中球の走化性を活性化したり、気管支収縮作用、血管拡張作用、血管透過性の亢進などを引き起こしたりします。また、ロイコトリエンは、喘息やアレルギー性鼻炎などのアレルギー疾患や、関節リウマチや潰瘍性大腸炎などの自己免疫疾患の発症にも関与していると考えられています。
脳・神経

ベーチェット病:看護師が知っておくべきこと

ベーチェット病とは、炎症反応の反復により全身の臓器が障害され、さまざまな臨床症状を示す難治性の疾患です。ベーチェット病は、1937年にトルコの医師であるベーチェット氏によって最初に報告され、その後、世界中の多くの国々で報告されるようになりました。 ベーチェット病の好発年齢は20~40歳代で、男性にやや多くみられます。ベーチェット病の原因は不明ですが、遺伝的要因や環境要因などが関与していると考えられています。ベーチェット病の症状は、口腔粘膜の潰瘍、眼の炎症、皮膚の炎症、関節炎、消化器症状、中枢神経症状など、さまざまな症状が現れます。 ベーチェット病の診断は、臨床症状と血液検査、画像検査などによって行われます。ベーチェット病の治療法は、症状を軽減させるための対症療法が中心となります。ベーチェット病は難治性の疾患ですが、適切な治療を受ければ、症状をコントロールし、日常生活を送ることが可能です。