用語

アレルギー・膠原病

ヒスタミン受容体拮抗薬のわかりやすい解説

ヒスタミン受容体は、体内にあるヒスタミンとやり取りするタンパク質の一種です。この受容体は、免疫細胞、筋肉細胞、神経細胞などさまざまな細胞で見つけることができます。ヒスタミン受容体が活性化されると、さまざまな反応を引き起こすことがわかっています。例えば、免疫細胞では炎症を促進したり、筋肉細胞では収縮を促進したり、神経細胞では神経伝達を促進したりする効果があります。 ヒスタミン受容体拮抗薬は、ヒスタミンの作用を阻害する薬剤です。この薬剤は、ヒスタミン受容体に結合してヒスタミンの活性化を防ぐことで、ヒスタミンによるさまざまな反応を抑えることができます。ヒスタミン受容体拮抗薬は、アレルギー疾患を治療するために使用されることが多く、花粉症、喘息、蕁麻疹などの症状を軽減する効果があります。
整形外科

看護師必須用語:胸郭出口症候群

胸郭出口症候群とは、胸郭出口を通る神経や血管が圧迫されて起こる症状の総称です。胸郭出口とは、第1肋骨、鎖骨、前斜角筋で構成される部分で、腕神経叢と鎖骨下動脈が通過しています。胸郭出口症候群は、これらの神経や血管が圧迫されることで、腕や手に痛み、しびれ、脱力感などの症状を引き起こします。 胸郭出口症候群は、腕を繰り返し使用する仕事をしている人や、姿勢が悪い人、首や肩にケガをした人などに多く見られます。また、生まれつき胸郭出口が狭い人も、胸郭出口症候群になりやすいと言われています。 胸郭出口症候群の症状は、神経や血管の圧迫される部位によって異なります。腕神経叢が圧迫されると、腕や手に痛み、しびれ、脱力感などの症状が現れます。鎖骨下動脈が圧迫されると、腕や手に冷感、チアノーゼ(青紫色に変色)、脈拍低下などの症状が現れます。 胸郭出口症候群と診断するためには、医師による診察と検査が必要です。診察では、腕や手の症状について詳しく聞かれるほか、腕や手の神経や血管の状態を調べるための検査が行われます。検査には、レントゲン検査、神経伝導検査、血管造影検査などがあります。 胸郭出口症候群の治療は、症状の程度や原因によって異なります。薬物療法、理学療法、手術療法などがあります。薬物療法では、痛みや炎症を抑える薬や、神経の働きを改善する薬などが使用されます。理学療法では、腕や肩の筋肉をほぐしたり、姿勢を改善するための運動が行われます。手術療法は、神経や血管の圧迫を解除するために、胸郭出口を広げる手術が行われます。
循環器

看護師のためのV2とは

V2とは、12誘導心電図において黄色の電極を使い、第4肋間胸骨左縁から心臓の電気活動を捉える、胸部誘導の1つである。V2は、心臓の左心室の電気活動を最もよく反映する誘導であり、心筋梗塞、心筋炎、心肥大などの心臓疾患の診断に重要である。また、V2は、不整脈の診断にも使用される。 V2誘導は、胸部に電極を貼って行われる。電極は、第4肋間胸骨左縁、第5肋間前腋窩線、第5肋間中腋窩線、第5肋間後腋窩線、第6肋間肩甲骨下角、第10肋間脊柱傍の6カ所に貼られる。電極から得られた電気信号は、心電計に送られ、心電図として記録される。 V2誘導では、心臓の電気活動を波形で記録する。波形は、P波、QRS波、T波の3つの部分から構成されている。P波は、心房の収縮を反映する波であり、QRS波は、心室の収縮を反映する波である。T波は、心室の拡張を反映する波である。 V2誘導は、心臓疾患の診断に有用な検査である。V2誘導で異常な波形が認められれば、心臓疾患の可能性があり、さらに詳しい検査が必要となる。
産婦人科

看護師に必須の用語~着床とは?~

着床とは、受精卵が子宮内膜に付着し、妊娠が成立するプロセスです。受精が起こると、受精卵は卵管を通って子宮に移動します。移動中に、受精卵は細胞分裂を繰り返し、胚盤胞と呼ばれる構造になります。胚盤胞は、外胚葉、内胚葉、中胚葉の3つの胚葉で構成されています。外胚葉は、皮膚、神経系、感覚器官を形成します。中胚葉は、骨、筋肉、心臓、血管を形成します。内胚葉は、消化器系、呼吸器系、泌尿器系を形成します。 胚盤胞が子宮に到着すると、内膜に付着します。このプロセスを着床といいます。着床は、胚盤胞が内膜に侵入し、栄養素や酸素を受け取ることで行われます。着床が成功すると、妊娠が成立します。
内分泌・代謝・栄養

看護師に必要な基礎知識!プロゲステロンとは?

看護師が知っておきたいプロゲステロンの働き プロゲステロンは、女性ホルモンの一種で、排卵後に分泌され、妊娠を維持する働きをしています。また、月経周期を調節したり、乳腺を発達させたりする働きもあります。 プロゲステロンの分泌が不足すると、月経不順や不妊症、流産などを起こしやすくなります。また、乳汁の出が悪くなったり、更年期障害の症状が強くなったりすることもあります。 プロゲステロンは、妊娠維持に欠かせないホルモンです。妊娠中は、黄体ホルモンとも呼ばれ、胎盤から分泌されます。黄体ホルモンは、子宮の筋肉を弛緩させ、胎児が大きくなるためのスペースを確保する働きをしています。また、妊娠中の母体の乳腺の発達を促し、産後に母乳が出やすくなるように準備する働きもあります。 看護師は、プロゲステロンの働きを知っておくことで、女性特有の疾患や妊娠中のトラブルの早期発見・早期治療に努めることができます。
小児科

看護師が知っておくべき『りんご病』について

りんご病とは、ヒトパルボウイルスB19を病原体とした、小児期に起こる伝染性の発疹性疾患です。正式名称は伝染性紅斑と言い、感染すると顔がりんごのように赤くなるため、国内では通称「りんご病」と呼ばれています。 りんご病は、患者の唾液や鼻水、血液を介して感染します。潜伏期間は4~21日で、発症すると発熱、頭痛、筋肉痛などの症状が現れます。その後、顔、体幹、四肢に赤い発疹が現れ、数日から数週間続きます。 りんご病は、自然治癒する疾患ですが、まれに妊婦が感染すると、胎児に感染して流産や死産を引き起こすことがあります。そのため、妊婦は、りんご病にかからないように注意することが大切です。
小児科

看護師必見!トイレトレーニングの基礎知識

トイレトレーニングとは、幼児におけるトイレでの排泄を目指した訓練のことである。トイレの場所と目的を教えるところから始まり、徐々に排泄のタイミングを自分でコントロールできるようにしていく。おむつを外す時期は、子供の成長や環境によって異なる。 また、おむつを外すと子どもは「おしっこしたい」「うんちしたい」と伝えようとするが、最初は上手く言葉で表現できないことも多い。そんなときには、しぐさや表情で子どもの意思を読み取る必要がある。トイレトレーニングは、根気と忍耐が必要だが、子どもが自分自身で排泄できるようになると、大きな自信につながる。 トイレトレーニングは、子どもにとって大きなチャレンジである。しかし、親のサポートがあれば、必ずできるようになる。トイレトレーニングを始める時期は、子どもによって異なるが、一般的には1歳半~2歳頃から始めるのがよいとされている。
その他

看護師に必須の用語『オーラノフィン』について

オーラノフィンは、リウマチ性関節炎の治療に使用される抗リウマチ薬の一種です。金製剤の一種であり、リウマチ性関節炎の症状を改善する効果があります。オーラノフィンの作用機序は完全には解明されていませんが、炎症を抑制する効果や免疫系を調節する効果があると考えられています。 オーラノフィンは、リウマチ性関節炎の治療に用いられることが多いです。リウマチ性関節炎は、関節の痛みや腫れ、こわばりを特徴とする慢性炎症性疾患です。オーラノフィンは、リウマチ性関節炎の症状を改善し、関節の破壊を防ぐ効果があります。 オーラノフィンは、一般的に1日2回、食事とともに経口投与されます。オーラノフィンの副作用としては、下痢、吐き気、嘔吐、皮膚の発疹、頭痛、めまいなどがあります。また、まれに、オーラノフィンは、肝臓や腎臓に障害を起こすことがあります。
感染

看護師が知っておくべきはしかの基礎知識

はしかとは、麻疹を指す。麻疹は、麻疹ウイルスによって引き起こされる感染症である。世界中で非常に感染力の強い病気であり、ワクチン接種がなければ、多くの子どもたちが麻疹にかかり、重大な合併症が起こる可能性がある。麻疹は、空気感染によって広がり、感染した人が咳やくしゃみをすると、空気中に麻疹ウイルスが放出され、それを吸い込んだ人が感染する。麻疹の症状は、発熱、咳、鼻水、目の充血、発疹などである。発疹は、通常、顔から始まり、徐々に身体全体に広がる。麻疹は、重大な合併症を引き起こす可能性があり、肺炎、脳炎、死亡などが含まれる。麻疹のワクチン接種は、麻疹にかかるリスクを大幅に減らすことができる。麻疹のワクチン接種は、通常、1歳と4歳で2回接種される。
感染

看護師必見!中枢性免疫寛容とは?

中枢性免疫寛容とは、免疫寛容の一種であり、自己抗原を異物として認識しない能力を獲得するしくみのことです。自己抗原とは、生体内で産生されるタンパク質や糖タンパク質などで、正常な免疫応答の標的となるべきものではありません。しかし、自己抗原が免疫系に提示されると、自己免疫疾患を引き起こす可能性があります。 中枢性免疫寛容は、主に胸腺で行われます。胸腺は、胸部の真ん中に位置する臓器で、T細胞の成熟に関与しています。T細胞は、免疫系の中で重要な役割を果たす白血球の一種であり、自己抗原を認識して排除する働きを持っています。 胸腺では、T細胞が自己抗原にさらされます。自己抗原を認識したT細胞は、アポトーシスと呼ばれる細胞死を起こして排除されます。このアポトーシスによって、自己抗原を認識するT細胞が免疫系から排除され、自己免疫疾患を引き起こすことが防がれます。 中枢性免疫寛容は、自己免疫疾患を防ぐために重要なしくみです。中枢性免疫寛容が破綻すると、自己抗原を認識したT細胞が免疫系から排除されずに残ることがあります。この結果、自己免疫疾患が発症する可能性が高くなります。
脳・神経

看護師が知っておくべきワゴトニ―とは?

ワゴトニ―とは、迷走神経反射のことである。迷走神経は、脳幹から心臓、肺、胃、腸などの内臓まで伸びる神経で、消化器系の働きや心拍数、血圧をコントロールしている。ワゴトニ―が起こると、迷走神経の働きが過剰になり、心拍数が遅くなったり、血圧が低下したり、消化器系の働きが低下したりする。 ワゴトニ―は、様々な原因で起こりうる。例えば、長時間同じ姿勢でいる、強いストレスを受ける、過度の飲酒をする、などの原因があげられる。また、ワゴトニ―は、糖尿病や甲状腺機能低下症などの病気によっても引き起こされることがある。 ワゴトニ―の症状は、人によって様々である。主な症状としては、めまい、立ちくらみ、失神、心拍数低下、血圧低下、消化器系の不調(腹痛、下痢、便秘など)があげられる。 ワゴトニ―の治療法は、原因によって異なる。原因がストレスであれば、ストレスを取り除く治療を行う。原因が病気であれば、その病気の治療を行う。ワゴトニ―の症状が強い場合は、薬物療法やペースメーカーの埋め込みなどの治療が行われることもある。
小児科

看護師に必須の用語『ネグレクト』

ネグレクトとは、児童虐待の一種であり、親が子どもに必要な養育を放棄することです。具体的には、食事や清潔の世話をしないなど、子どもの心身の正常な発達を妨げる行為や長時間の放置、家に閉じ込めること、重い病気になっても病院に連れて行かないことなどがネグレクトに該当します。また、ネグレクトには、愛情を示さないことや、保護者以外からの虐待を放置するなど、子どもを危険から保護しないことも含まれます。ネグレクトは、子どもの心身の健康に重大な影響を及ぼす可能性があり、早急に対処する必要があります。
呼吸器

必見!看護師に必須の用語『間質性肺炎』の基礎知識

間質性肺炎(かんしつせいはいえん、interstitial pneumonia)とは、肺の間質に炎症を起こす疾患である。肺の間質とは、肺胞と肺胞の間にある薄い組織であり、肺を支え、酸素と二酸化炭素の交換を助ける働きをしている。間質性肺炎が起こると、この間質が炎症を起こして厚くなり、肺胞が圧迫されて酸素と二酸化炭素の交換がうまくできなくなる。 間質性肺炎には、様々な原因があり、特発性間質性肺炎、感染性間質性肺炎、薬剤性間質性肺炎、自己免疫性間質性肺炎、塵肺など多くの種類がある。特発性間質性肺炎は、原因不明の間質性肺炎であり、間質性肺炎の約半数を占めている。感染性間質性肺炎は、細菌やウイルス、真菌などの感染によって起こる間質性肺炎である。薬剤性間質性肺炎は、薬剤の副作用として起こる間質性肺炎である。自己免疫性間質性肺炎は、自分の免疫システムが肺の間質を攻撃して起こる間質性肺炎である。塵肺は、石綿や珪藻土などの粉塵を吸い込むことで起こる間質性肺炎である。
消化器

【看護師必見】汎発性腹膜炎とは?

汎発性腹膜炎とは、腹膜全体に炎症が広がっている状態を指します。腹膜は、腹腔を覆う薄い組織で、内臓を保護し、内臓同士の摩擦を減らす役割を果たしています。汎発性腹膜炎は、細菌や真菌などの感染症、穿孔性胃潰瘍や腸閉塞などの外科的疾患、悪性腫瘍の腹膜播種などが原因で起こり、腹痛、発熱、悪心、嘔吐などの症状が現れます。 汎発性腹膜炎は、重篤な疾患であり、早期に診断・治療しないと命に関わることもあります。治療は、感染症の場合は抗菌薬の投与、外科的疾患の場合は手術、悪性腫瘍の場合は抗がん剤の投与などを行います。
その他

看護師に必須の用語『障害者』とは?

障害者とは、「障害者基本法」によると、「身体障害、知的障害、精神障害(発達障害を含む)その他の心身の機能の障害がある者であって、障害及び社会的障壁により継続的に日常生活又は社会生活に相当な制限を受ける状態にあるもの」と定義されています。 障害者の定義は、障害の種類や程度、社会的障壁などによって異なるため、一律に定義することは困難です。 しかし、障害者の定義を明確にすることで、障害者の権利や支援の必要性を明確にし、障害者差別を防止するための法的根拠を整備することができます。また、障害者の定義を明確にすることで、障害者を取り巻く社会環境を改善し、障害者が社会参加しやすい社会づくりを進めることができます。
検査・診断

看護師に必須!知っておきたい異型度

異型度の分類 異型度は、腫瘍細胞に対して用いられる用語で、正常細胞とどれだけ形が異なっているかの度合いのことを指します。正常細胞との形態の違いは異型性と呼ばれる。 異型度は、0から4までの5段階に分類されます。0は正常細胞とほとんど同じ形態で、4は最も異型度の高い腫瘍細胞です。 異型度の分類は、腫瘍の悪性度を判断する上で重要な指標となります。異型度が高いほど、腫瘍の悪性度が高い傾向にあります。 异型度の分類は以下の通りである。 - -異型度0- 正常細胞とほとんど同じ形態です。 - -異型度1- 正常細胞とは若干異なりますが、異型性は軽度です。 - -異型度2- 異型性は中等度で、腫瘍細胞の形や大きさが正常細胞とは明らかに異なります。 - -異型度3- 異型性は高度で、腫瘍細胞の形や大きさが正常細胞とは大幅に異なります。 - -異型度4- 異型性は非常に高度で、腫瘍細胞の形や大きさが正常細胞とはほとんど似ていません。
血液・造血

看護師必須用語「移植片対腫瘍効果」とは?

移植片対腫瘍効果とは、ドナー由来の免疫担当細胞(主にT細胞)がレシピエント(患者)体内に残存する腫瘍細胞を攻撃し、原病の治癒や制御がもたらす現象のことをいう。同種造血幹細胞移植で期待される、抗腫瘍効果である。移植片対白血病・リンパ腫効果、GVT(graft versus tumor effect)ともいう。 移植片対腫瘍効果は、T細胞が腫瘍細胞を認識して攻撃することで発揮される。T細胞は、腫瘍細胞表面に発現している抗原を認識して活性化され、腫瘍細胞を破壊する。この反応は、移植片対宿主反応(GVHD)の一種である。GVHDとは、ドナー由来の免疫担当細胞がレシピエントの正常細胞を攻撃することで起こる反応である。移植片対腫瘍効果は、GVHDの副作用の一つであるが、同時に、腫瘍を治癒する可能性を秘めた治療法でもある。 移植片対腫瘍効果は、白血病やリンパ腫などの血液のがん患者に対して行われる同種造血幹細胞移植で期待される抗腫瘍効果である。同種造血幹細胞移植とは、患者とHLA(ヒト白血球抗原)が一致したドナーから造血幹細胞を移植する治療法である。造血幹細胞は、骨髄や末梢血に存在する細胞であり、白血球、赤血球、血小板などの血液細胞に分化することができる。同種造血幹細胞移植を行うことで、患者の造血機能を回復させ、がん細胞を排除することができる。
その他

看護師必見!回復期について知ろう

回復期とは、患者の容態が危機状態(急性期)から脱し、身体機能の回復を図る時期のことである。回復期には、合併症などを予防しつつ、リハビリを行っていく。急性期とは、患者の容態が最も悪く、生命の維持が最優先される時期である。この期間には、患者の容態を安定させるために、集中治療や手術などの積極的な治療が行われる。回復期は、急性期を脱した後に訪れる時期であり、患者の容態が安定し、身体機能の回復を図ることに重点が置かれる。この期間には、リハビリや栄養管理など、患者の回復を促すための様々なケアが行われる。回復期は、急性期と慢性期の間に位置する時期であり、患者の容態が徐々に改善していく時期である。この期間には、患者の回復を促すための様々なケアが行われることで、患者の容態が改善され、日常生活への復帰が目指される。
略語

看護師が知っておきたい「Dx」の意味とは?

Dx(でぃーえっくす)とは、診断を意味する医療業界の略語である。診療録・薬歴・看護記録などを記す際に使用される。英語のDiagnosisに由来する。Dxのなかでも、臨床診断(clinical diagnosis)は「Clinical Dx」、最終診断(final diagnosis)は「Final Dx」などと記す。つまり、患者の状態や病気を診断する際の用語である。ただし、デキスター(簡易血糖測定器またはそれによって測定された血糖値)のことを意味して「Dx」と書くこともあるため注意が必要である。また、カルテ等に使われる同様の略語には他に、Fx(骨折)、Rx(Rp.、処方)、R/O、n/pなどがある。
その他

『z.d.E.』の意味と使い方

食間を意味する医療用語「z.d.E.」とは? 「z.d.E.」とは、食間を意味する略語である。カルテや処方箋に入力する際に使われる。ドイツ語、zwichen dem Essenの略である。食間とは、食事と食事の間の時間帯のことである。食間は、胃や腸に負担をかけないようにするために、食事と食事の間を一定の時間空けることが重要である。食間は、一般的に2~3時間程度空けるとよいとされている。食間を空けることで、胃や腸を休ませ、消化を促進することができる。また、食間を空けることで、空腹感が増し、次の食事をよりおいしく食べることができる。
精神科

看護師に知っておいて欲しい成人期

成人期の特徴と変化 成人期は、発育が完了した時期から老化が始まる時期とされる。医学的には、20歳前後から60歳前後とされる場合が多いが、具体的な年齢や区分は、社会的背景や研究者などによって異なる。なお、日本の法律では、20歳以上を成人としているが、2018年に改正民法が成立したため、2022年4月1日からは18歳に引き下げられる。 成人期の特徴は、自立した生活を送れるようになることである。経済的には、自分の収入で生活できるようになり、社会的には、自分の意見を主張したり、投票したりできるようになる。また、結婚や出産など、人生の重要なイベントを経験することもある。 成人期は、身体的にも精神的にも大きな変化が起きる時期である。身体的には、身長や体重が安定し、骨格や筋肉が発達する。また、生殖能力が成熟し、子供を産むことができるようになる。精神的には、自己意識が強くなり、自分のアイデンティティを確立するようになる。また、他人との関係を築く能力や、社会規範に従う能力も発達する。 成人期は、人生の中で最も重要な時期の一つである。この時期に、自分の将来を決め、社会に貢献する準備を整えることができる。また、この時期に経験する出来事は、その人の人生に大きな影響を与えることが多い。
循環器

aVR(えーぶいあーる)とは?

aVR(えーぶいあーる)とは、12誘導心電図において四肢誘導から得られる波形の1つである。四肢誘導とは、右腕、左腕、左足の3つの手足の電極から得られる波形のことをいう。このうち、aVRは右腕と左足の間の電位差を測定した波形である。 aVRは、右心室の活動を示す波形である。右心室は、肺から心臓に戻ってきた血液を肺動脈に送り出す役割を担っている。aVR波形は、右心室の収縮と拡張に一致して変化する。aVR波形は、右心室の肥大や虚血などの疾患を診断するために使用される。
循環器

看護師に必須の用語『ヘルツ』について

-ヘルツとは?- ヘルツとは、心臓を意味する業界用語のことである。ドイツ語のherzに由来する。医療現場では、患者の心拍数や心音などを確認するために、聴診器を使ってヘルツを聴取することがよく行われる。ヘルツの聴取は、患者の心臓の状態を把握するための重要な手段である。ヘルツが速すぎたり遅すぎたりすると、心臓に何らかの異常がある可能性がある。 ヘルツは、心臓の拍動数を表す単位でもある。1ヘルツは、1秒間に1回心臓が拍動することを意味する。正常な大人のヘルツは、安静時に60~100ヘルツ程度である。運動をするとヘルツは上がり、睡眠中はヘルツが下がる。 ヘルツは、心電図でも測定することができる。心電図は、心臓の電気信号を記録したもので、ヘルツの異常を診断するために使用される。心電図でヘルツが異常である場合、心臓に何らかの病気がある可能性がある。 ヘルツは、患者の心臓の状態を把握するための重要な指標である。医療従事者は、ヘルツを聴取したり、心電図で測定したりして、患者の心臓の状態を確認している。
アレルギー・膠原病

看護師に必須の用語『ケモカイン』とは

-ケモカインの種類と働き- ケモカインは、白血球の遊走を誘導するサイトカインの一種です。細胞から放出され、細胞間の相互作用を媒介するタンパク質です。ケモカインには、CXCケモカイン、CCケモカイン、CX3Cケモカインの3つのファミリーがあります。 -CXCケモカイン- CXCケモカインは、白血球の遊走を誘導する働きがあります。代表的なCXCケモカインには、インターロイキン-8(IL-8)、グロースファクター(G-CSF)、顆粒球マクロファージコロニー刺激因子(GM-CSF)などがあります。 -CCケモカイン- CCケモカインは、白血球の遊走を誘導する働きがあります。代表的なCCケモカインには、マクロファージ炎症性タンパク質-1α(MIP-1α)、マクロファージ炎症性タンパク質-1β(MIP-1β)、遊走性阻害因子1α(RANTES)などがあります。 -CX3Cケモカイン- CX3Cケモカインは、白血球の遊走を誘導する働きがあります。代表的なCX3Cケモカインには、フラクタルカイン(CX3CL1)があります。 ケモカインは、白血球の遊走を誘導する働きがあるため、感染症や炎症などの際に重要な役割を果たしています。また、ケモカインは、がんの転移にも関与していると考えられています。