神経

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腎・泌尿器

看護師必須!排尿について

排尿のメカニズム 排尿は、体外に尿を放出する行為であり、膀胱と尿道(男性では前立腺を含む)および尿道括約筋といった下部尿路の機能である。排尿のメカニズムは複雑で、神経系、筋肉、ホルモンが関与している。 排尿は、左右の尿管から尿が膀胱内に流れ込み、膀胱内の尿量が増加し、150~200mLを超えると膀胱内圧が上昇することから始まる。膀胱内圧が上昇し、膀胱壁が引き伸ばされることで膀胱壁内の伸展受容器が感知した刺激が求心性神経(骨盤神経)を通じて胸腰髄交感神経中枢と仙髄にあるOnuf(オヌフ)核を興奮させ尿が膀胱内に蓄えられる。また、この刺激は脊髄を上行し橋の排尿中枢と大脳皮質に伝わり、尿意を生じる。 しかし、大脳皮質が橋排尿中枢を抑制するためすぐには排尿反射は起こらない。橋排尿中枢が抑制されている間は、膀胱では交感神経が優位に働き、畜尿される。 大脳皮質で排尿することを決定すると、橋排尿中枢に対する抑制が解除され、胸腰髄交感神経とOnuf核を抑制し、仙髄副交感神経中枢を活性化する。その刺激は副交感神経を通じて膀胱の排尿平滑筋を収縮させ、不随意筋の内尿道括約筋が弛緩させる。 また、外尿道括約筋を弛緩させ、腹圧がかかることで排尿が起こる。
耳鼻咽喉科

看護師に必須!味覚ってなに?

-味覚とは?- 味覚とは、舌に多く存在する味蕾にある味覚細胞に刺激が加わることで、神経を介して脳に情報が伝わり味を感じる感覚のことである。味覚には、甘味、酸味、塩味、苦味、うま味の5種類があり、それぞれ異なる味覚物質によって感知される。甘味は、砂糖や果物に含まれる糖類によって感知され、酸味は、レモンや酢に含まれる酸によって感知される。塩味は、食塩や醤油に含まれるナトリウムイオンによって感知され、苦味は、コーヒーや緑茶に含まれるカフェインやタンニンによって感知される。うま味は、昆布や鰹節に含まれるアミノ酸によって感知される。
整形外科

看護師が知っておきたい腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニアとは、脊椎の椎骨と椎骨の間にある椎間板が、本来の位置から飛び出して神経を圧迫する状態です。腰痛の原因として最も多くみられ、男性に多く発症します。椎間板は、椎骨と椎骨の間のクッションのような役割を果たしており、椎骨の動きをスムーズにする働きをしています。しかし、加齢や外傷などによって椎間板が弱くなると、椎間板の中にある髄核という柔らかい部分が飛び出して、神経を圧迫するようになります。これが腰椎椎間板ヘルニアです。 腰椎椎間板ヘルニアは、主に30~50代の男性に多く発症し、職業的に重い荷物を運んだり、長時間座り続けるような仕事をしている人に多くみられます。また、肥満や喫煙、遺伝的な要因も発症のリスクを高めるといわれています。 腰椎椎間板ヘルニアの症状は、腰痛や下肢の痛み、しびれ、筋力低下などです。腰痛は、椎間板が神経を圧迫することによって起こるもので、下肢の痛みやしびれは、神経が圧迫される部位によって症状が異なります。また、筋力低下は、神経が圧迫されることで筋肉がうまく働かなくなるために起こります。 腰椎椎間板ヘルニアの治療は、保存療法と手術療法の2種類があります。保存療法は、薬物やリハビリテーション、コルセット療法などで症状を緩和する治療法です。手術療法は、飛び出した椎間板を取り除く手術で、症状が強い場合や保存療法で改善しない場合に行われます。
整形外科

看護師必須用語:胸郭出口症候群

胸郭出口症候群とは、胸郭出口を通る神経や血管が圧迫されて起こる症状の総称です。胸郭出口とは、第1肋骨、鎖骨、前斜角筋で構成される部分で、腕神経叢と鎖骨下動脈が通過しています。胸郭出口症候群は、これらの神経や血管が圧迫されることで、腕や手に痛み、しびれ、脱力感などの症状を引き起こします。 胸郭出口症候群は、腕を繰り返し使用する仕事をしている人や、姿勢が悪い人、首や肩にケガをした人などに多く見られます。また、生まれつき胸郭出口が狭い人も、胸郭出口症候群になりやすいと言われています。 胸郭出口症候群の症状は、神経や血管の圧迫される部位によって異なります。腕神経叢が圧迫されると、腕や手に痛み、しびれ、脱力感などの症状が現れます。鎖骨下動脈が圧迫されると、腕や手に冷感、チアノーゼ(青紫色に変色)、脈拍低下などの症状が現れます。 胸郭出口症候群と診断するためには、医師による診察と検査が必要です。診察では、腕や手の症状について詳しく聞かれるほか、腕や手の神経や血管の状態を調べるための検査が行われます。検査には、レントゲン検査、神経伝導検査、血管造影検査などがあります。 胸郭出口症候群の治療は、症状の程度や原因によって異なります。薬物療法、理学療法、手術療法などがあります。薬物療法では、痛みや炎症を抑える薬や、神経の働きを改善する薬などが使用されます。理学療法では、腕や肩の筋肉をほぐしたり、姿勢を改善するための運動が行われます。手術療法は、神経や血管の圧迫を解除するために、胸郭出口を広げる手術が行われます。
整形外科

知っておきたい椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアとは、椎骨の間にある椎間板の一部が脊柱管に飛び出した状態です。椎間板は、椎骨をクッションのように保護し、脊椎の柔軟性を保つ働きをしています。椎間板ヘルニアは、椎間板に過度な圧力が加わったり、加齢や姿勢の悪さなどが原因で起こります。椎間板ヘルニアになると、飛び出した部分が神経を圧迫して、痛みやしびれ、筋力低下などの症状が現れます。 椎間板ヘルニアは、腰椎や頸椎に起こることが多く、症状はヘルニアの位置や大きさによって異なります。腰椎椎間板ヘルニアの場合は、腰痛やしびれ、臀部や下肢の痛みなどが起こります。頸椎椎間板ヘルニアの場合は、首の痛みやしびれ、肩や腕の痛みなどが起こります。 椎間板ヘルニアの治療は、保存療法と手術療法があります。保存療法は、薬物療法や理学療法、運動療法などを行い、症状を軽減させることを目的とします。手術療法は、飛び出した椎間板を除去したり、ヘルニアを圧迫している部分を広げて神経の圧迫を軽減させることを目的とします。
整形外科

看護師必須用語『大胸筋』

大胸筋とは、前胸部に位置する厚い扇状形の筋肉です。肩帯を形成する肩関節前方の筋肉の一つであり、上腕の内転・屈曲・内旋などを行う働きがあります。また、強制吸気をする際の呼吸補助筋の一部にもなっています。大胸筋は、鎖骨内側・胸骨と真肋の肋軟骨・腹直筋鞘から始まり、上腕骨大結節稜に向かって筋線維が収束して停止します。起始部から3つの部位にわかれており、鎖骨内側より起始する大胸筋鎖骨部、胸骨と肋軟骨から起始する大胸筋胸肋部、腹直筋鞘から起始する大胸筋腹部の3つが大胸筋を構成しています。支配神経は腕神経叢の枝である外側胸筋神経(C5-7)と内側胸筋神経(C8-Th11)です。身体の前面に位置する筋肉であり、最も目立つ筋肉であることから、上肢を使用する労働者やスポーツ選手などでは良く発達しています。
整形外科

看護師に必須の用語『坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)とは?’

坐骨神経痛は、腰から足に伸びる坐骨神経が何らかの原因で刺激されることによって生じる痛みやしびれのことである。坐骨神経は、腰椎の5番目と仙椎の1番目、2番目、3番目の神経根からなる神経であり、腰から臀部、太もも、ふくらはぎ、足先まで伸びている。坐骨神経痛は、坐骨神経が圧迫されることによって起こることが多く、腰椎椎間板ヘルニア、変形性腰椎症、梨状筋症候群などが原因となることが多い。また、妊娠や出産、糖尿病、肥満なども坐骨神経痛のリスクを高める因子である。 坐骨神経痛の症状は、腰や臀部、太もも、ふくらはぎ、足先に痛みやしびれ、灼熱感、ピリピリ感などを感じる。また、歩行や座位などの動作によって症状が悪化することが多い。坐骨神経痛は、日常生活に支障をきたすほどの痛みやしびれを伴うため、早めに治療を受けることが大切である。
脳・神経

看護師必須用語『脊椎麻酔』とは

脊椎麻酔とは、局所麻酔のひとつで、局所麻酔薬を脊椎くも膜下腔に注入し、脊髄が支配する神経を麻痺させる方法である。正式には「脊髄くも膜下麻酔」という。下半身の手術の際に行われることが多いが、帝王切開や下半身の整容術などにも用いられる。脊椎麻酔は、全身麻酔に比べて、合併症が少なく、術後の回復が早いというメリットがある。しかし、下半身の感覚がなくなるため、排尿や排便が困難になることがある。また、頭痛や吐き気などの副作用が起こることもある。