過活動膀胱

記事内に広告が含まれています。
腎・泌尿器

看護師必見!膀胱訓練を徹底解説

膀胱訓練とは、尿意を感じてから排尿をなるべく我慢し、少しずつ排尿間隔を延長させることで膀胱容量を増やし、畜尿症状を改善させる訓練法のことです。広義の膀胱訓練としては、定時排尿、習慣排尿法、排尿促進法とあわせて計画療法と呼ばれています。膀胱訓練は、過活動膀胱(OAB、overactive bladder)などで行動療法の一つとして行われます。そのほか、切迫性尿失禁、腹圧性尿失禁、混合性(切迫性+腹圧性)尿失禁の治療としても有効です。 膀胱訓練を実施する際には、排尿間隔を少しずつ伸ばしていくことが大切です。最初は1~2分程度我慢し、徐々に5分、10分と伸ばしていきます。また、排尿する際はできるだけゆっくりと行い、膀胱を完全に空っぽにするようにしましょう。膀胱訓練には、排尿を我慢することで膀胱の筋肉を強化する効果があります。また、尿意を感じてから排尿するまでの時間をコントロールできるようになり、尿失禁の予防にもつながります。
腎・泌尿器

看護師が知っておきたい過活動膀胱の基礎知識

過活動膀胱とは、尿意切迫感(急に尿がしたくなり我慢が難しいこと)を有し、頻尿、夜間頻尿、切迫性尿失禁などの症状を伴う機能障害です。ただし、膀胱がん、膀胱炎、間質性膀胱炎、子宮内膜症、前立腺がん、前立腺炎、尿道炎、尿閉、多尿、心因性の頻尿などはこれに含めません。 過活動膀胱は、尿を貯める膀胱の機能がうまく働かなくなることで起こります。膀胱に尿が少ししかたまっていないのに、尿意を感じたり、尿漏れを起こしたりします。過活動膀胱は、男性よりも女性に多く、加齢とともにその割合が高くなります。 過活動膀胱の症状は、人によってさまざまですが、頻尿、夜間頻尿、尿意切迫感、切迫性尿失禁などがあります。頻尿とは、1日に8回以上排尿することです。夜間頻尿とは、夜間に2回以上排尿することです。尿意切迫感とは、急に尿がしたくなり我慢が難しいことです。切迫性尿失禁とは、尿意を感じてからトイレに行く間に尿が漏れてしまうことです。 過活動膀胱の原因は、はっきりとはわかっていません。しかし、神経系の異常、膀胱の筋肉の弱さ、加齢、肥満、喫煙、アルコール摂取、カフェイン摂取などが関係していると考えられています。 過活動膀胱の治療法は、症状の程度や原因によって異なります。軽症の場合は、生活習慣の改善だけで症状が軽くなることもあります。中症から重症の場合は、薬物療法や手術療法が行われます。