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検査・診断

知っておきたい高齢者総合機能評価とは

高齢者総合機能評価(CGA)は、高齢者の状態を医学的評価だけでなく、生活機能、精神機能、社会・環境の3つの面から総合的に捉えて問題を整理し、評価を行うことで、QOL(Quality Of Life)を高めようとする方法です。高齢者は複数の疾患を併発していたり、ADL(日常生活動作)が低下していたりすることが多く、総合的な医療が必要であるため、疾患以外の状況も把握したうえで適切な医療・介護を行うためにCGAが行われます。CGAの実施は、高齢者の状態をより詳細に把握することができ、適切な医療・介護を提供することができるようになるため、高齢者のQOLの向上につながります。CGAは、医師や看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、社会福祉士など、さまざまな専門職種が協力して行うことが必要です。
消化器

看護師必須用語『コート』とは?意味や使い方を解説

医療現場では、排便の状態を記録するために「コート」という用語が使用されます。コートとは、排便を意味する医療用語であり、ドイツ語のKotよりきています。コートの使用例としては、カルテなどに「KOT−3」(3日間排便なし)というように記載される場合があります。また、医師や看護師が患者に排便の状態を尋ねる際にも「コートはどうですか?」と尋ねることがあります。コートの記録は、患者の健康状態を把握するために重要であり、便秘や下痢などの排便異常の早期発見に役立ちます。
小児科

看護師に必須の用語『コミュニケーション』

コミュニケーションとは、2人以上の人々がお互いの考えや感情を共有するために情報を交換するプロセスであり、看護においては、患者の回復に欠かせない重要な要素です。看護師は、患者やその家族と効果的にコミュニケーションをとることで、患者が自分の状態を理解し、治療に協力できるようにすることができます。また、看護師は、他のチームメンバーとコミュニケーションをとることで、患者のケアを協調して行うことができ、効果的なコミュニケーションは、患者の安全と満足度を高めることにもつながります。 看護師と患者とのコミュニケーションは、患者の病状や治療について情報を交換することが主な目的です。看護師は、患者の状態を正確に把握し、適切な治療を提供するためには、患者から情報を収集する必要があります。また、患者は、自分の状態や治療について情報を提供することで、自分のケアに参加し、治療に協力することができます。 看護師と他のチームメンバーとのコミュニケーションは、患者のケアを協調して行うことが主な目的です。看護師は、他のチームメンバーと情報を共有することで、患者のケアにおける役割を明確にし、重複やミスを防ぐことができます。また、他のチームメンバーと協力することで、患者のケアをより効果的かつ効率的に行うことができます。 コミュニケーションは、看護において重要な要素であり、看護師は、患者やその家族、他のチームメンバーと効果的にコミュニケーションをとることで、患者の回復に貢献することができます。
血液・造血

骨髄移植とは?その仕組みと特徴

骨髄移植のしくみ 骨髄移植は、血液難病の患者に、提供者(ドナー)の骨髄細胞を静脈内に注入して移植する造血幹細胞移植の一種です。造血幹細胞は、骨髄の中にある細胞で、赤血球、白血球、血小板などの血液細胞を生み出しています。骨髄移植では、患者の骨髄を破壊した後に、ドナーの骨髄細胞を移植することで、患者の血液細胞が正常に作られるようにします。 骨髄移植を行うには、まずドナーと患者の適合性を検査します。ドナーは、患者のHLA型と一致している必要があります。HLA型とは、白血球の表面にあるタンパク質のことです。HLA型が一致していると、患者の体がドナーの骨髄細胞を異物として攻撃する反応が弱まり、移植が成功する可能性が高くなります。 ドナーが決定したら、ドナーから骨髄細胞を採取します。骨髄細胞は、骨盤の骨髄から採取されます。採取した骨髄細胞は、患者の静脈内に注入されます。骨髄細胞は、患者の骨髄に移動して、血液細胞を作り始めます。通常、移植後1~2週間で、患者の血液細胞が正常に作られるようになります。 骨髄移植は、血液難病の患者にとって、根治の可能性がある治療法です。しかし、骨髄移植は、ドナーの負担が大きい治療法でもあります。ドナーは、骨髄細胞を採取するために、全身麻酔下で手術を受ける必要があります。また、骨髄細胞を採取した後も、しばらくの間は痛みやだるさなどの症状が現れます。
整形外科

骨粗鬆症とは何か?原因や症状、予防法を解説!

骨粗鬆症は、骨密度が低下し、骨皮質も脆弱になることで骨の強度が低下し、骨折などを引き起こしやすくなる病気や病態のことである。骨粗鬆症は、加齢、閉経、ステロイド剤の使用、喫煙、飲酒、運動不足などの様々な要因により起こる。 骨粗鬆症は、初期には自覚症状がない。しかし、進行すると、骨がもろくなり、転倒などで骨折しやすくなる。骨折は、痛みや運動機能の低下、寝たきりなどの重篤な合併症を引き起こすことがある。骨粗鬆症は、骨密度検査やX線検査などにより診断される。骨粗鬆症の治療は、薬物療法や運動療法、栄養療法などがある。薬物療法には、骨密度を高める薬や、骨吸収を抑える薬などがある。運動療法には、有酸素運動や筋トレなどがある。栄養療法には、カルシウムやビタミンDを多く含む食品を摂取することが重要である。
血液・造血

看護師必携!骨髄穿刺とは?

骨髄穿刺とは、骨髄液を採取して塗抹標本を作製する検査のことです。骨髄の造血能の異常が疑われる場合に行われます。骨髄細胞一つ一つの形態を評価し、骨髄に異常をきたす疾患の診断、分類、治療効果の判定を行います。 骨髄穿刺は、一般的に腰椎または胸骨で行われます。局所麻酔を行った後、細い針を骨に挿入して骨髄液を採取します。採取した骨髄液は、スライドガラスに塗抹して顕微鏡で観察します。 骨髄穿刺は、骨髄に異常をきたす疾患の診断に有用な検査です。白血病、貧血、血小板減少症などの疾患の診断に用いられます。また、骨髄穿刺は、骨髄移植を行う際にも必要となります。
脳・神経

看護師に必須の用語『硬膜外腔』

硬膜外腔とは、脊髄を覆う硬膜と、その外側を囲む脊柱管の間にある空間のことである。脊髄は、脳から仙骨まで伸びる神経の束であり、身体の感覚や運動を制御している。硬膜外腔は、脊髄を保護し、栄養を供給している。また、硬膜外腔には、神経根や血管が通っている。 硬膜外腔は、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの病気によって圧迫されることがある。硬膜外腔が圧迫されると、脊髄や神経根が損傷し、痛みや麻痺などの症状が出現する。 硬膜外腔は、麻酔の際に薬を注入する場所としても使用される。硬膜外腔に麻酔薬を注入すると、脊髄や神経根に作用して、痛みをブロックすることができる。硬膜外麻酔は、帝王切開や下半身の手術などの際に、よく使用される。
血液・造血

看護師必見!抗胸腺細胞グロブリンの基礎知識

抗胸腺細胞グロブリン(ATG)は、ヒト胸腺細胞をウサギやウマに注射し、その血清を集めて得られる抗リンパ球抗体である。抗リンパ球グロブリン(ALG)とも呼ばれる。国内ではウマに免疫して得られたATG製剤が広く用いられている。生体に投与するとT細胞と反応して末梢血リンパ球が減少し、免疫抑制効果が発揮される。再生不良性貧血の免疫抑制療法として用いられる。 ATGは、胸腺細胞に対する抗体を産生するために、ウサギやウマなどの動物にヒト胸腺細胞を注射して作られる。この抗体は、T細胞の表面にあるタンパク質と特異的に結合し、T細胞を破壊する。また、ATGはT細胞の増殖を阻害する効果もある。 ATGは、再生不良性貧血の免疫抑制療法として使用される。再生不良性貧血は、骨髄が十分な数の血球を産生できなくなる病気である。ATGは、T細胞を破壊することで、骨髄に対する攻撃を阻止し、血球の産生を回復させる。 ATGは、重篤な副作用を引き起こす可能性があるため、慎重に投与される必要がある。最も一般的な副作用は、感染症、発熱、悪寒、筋肉痛、関節痛、吐き気、嘔吐である。また、ATGは、肺、肝臓、心臓に損傷を与える可能性もある。
アレルギー・膠原病

看護師が知っておくべき抗リン脂質抗体症候群

抗リン脂質抗体症候群(APS)は、抗リン脂質抗体の存在を特徴とする自己免疫疾患の一種です。抗リン脂質抗体は、リン脂質という脂肪の一種に対する抗体であり、血液凝固を制御するタンパク質の働きを阻害します。このため、APSの患者さんは血栓症(血液の塊が血管を塞いでしまう病気)のリスクが高くなります。 APSは、女性に多く発症する病気で、20歳から40歳の間に発症することが多いです。また、SLE(全身性エリテマトーデス)や関節リウマチなどの他の自己免疫疾患を合併している患者さんに多くみられます。 APSの症状は、血栓症の種類によって異なります。脳梗塞や心筋梗塞などの動脈血栓症の場合、手足のしびれや脱力、胸の痛みなどの症状が出現します。肺梗塞などの静脈血栓症の場合、息切れや胸の痛み、咳などの症状が出現します。また、皮膚や粘膜に血栓ができてしまう皮膚静脈血栓症の場合、赤い斑点や線状の発疹が出現します。 APSの診断は、抗リン脂質抗体の検査と血栓症の既往歴を組み合わせて行われます。抗リン脂質抗体には、狼瘡アンチコアグラント(LA)と抗カルジオリピン抗体(aCL)の2種類があり、どちらか一方でも陽性であればAPSと診断されます。 APSの治療は、血栓症の予防と治療が中心となります。血栓症の予防には、抗凝固薬(血液をサラサラにする薬)が使用されます。抗凝固薬には、ワルファリンやヘパリンなどがあり、患者さんの状態に合わせて使い分けられます。血栓症の治療には、血栓を溶かす薬(溶栓薬)や血栓を取り除く手術(血栓除去術)が行われます。
内分泌・代謝・栄養

看護師に必須の用語『甲状腺がん』について

甲状腺がんとは、甲状腺組織中にできるがんである。甲状腺とは、首の前部にある小さな器官で、ホルモンを産生して体の代謝を調節している。甲状腺がんは、甲状腺の細胞が異常増殖して腫瘍を形成する病気である。甲状腺がんは、比較的まれながんであるが、女性に多く発症する傾向がある。甲状腺がんには、乳頭がん、濾胞がん、未分化がん、髄様がんの4種類がある。乳頭がんと濾胞がんは、甲状腺がんの80~90%を占める最も一般的なタイプである。未分化がんと髄様がんは、比較的まれなタイプであるが、より進行が早く、治療が難しい。甲状腺がんの症状は、腫瘍の大きさや場所によって異なる。初期の段階では、ほとんど症状が現れないことが多い。腫瘍が大きくなると、首のしこり、嗄声、呼吸困難、嚥下困難などの症状が現れることがある。甲状腺がんの診断は、血液検査、画像検査、組織検査などで行う。甲状腺がんの治療法は、腫瘍の大きさや場所、進行度によって異なる。主な治療法としては、手術、放射線療法、化学療法、分子標的薬療法などがある。甲状腺がんは、早期発見・早期治療が重要である。定期的な健康診断を受け、甲状腺の異常を発見したら、早めに医療機関を受診することが大切である。
アレルギー・膠原病

抗リウマチ薬とは?知っておきたい基礎知識

抗リウマチ薬とは、リウマチの活動を抑制する薬剤のことです。疾患修飾性抗リウマチ薬(disease modifying anti-rheumatic drugsDMARDs)とも呼ばれ、リウマチの進行を遅らせ、関節の破壊を防ぐ効果があります。抗リウマチ薬には、メトトレキサート、レフルノミド、サラゾスルファピリジン、ヒドロキシクロロキン、スルファサラジンなどがあります。これらの薬剤は、単独で使用されることもあれば、併用されることもあります。抗リウマチ薬は、リウマチの症状を改善し、日常生活を楽にすることができます。しかし、副作用のリスクもあるため、医師と相談しながら服用することが大切です。
アレルギー・膠原病

好酸球性多発血管炎性肉芽腫症とは?

好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(EGPA))は、気管支喘息やアレルギー性鼻炎などのアレルギー疾患が先行し、その後、末梢血中の好酸球が増加し、壊死性血管炎や肉芽腫性病変が生じる疾患です。ANCA関連血管炎の一種であり、難病に指定されています。アレルギー性肉芽腫性血管炎(AGA)とも呼ばれます。 好酸球性多発血管炎性肉芽腫症は、全身の血管に炎症を起こす疾患であり、さまざまな症状を引き起こします。主な症状としては、発熱、体重減少、関節痛、筋肉痛、皮膚の発疹、咳、息切れ、血痰、鼻血、耳鳴り、視力障害、腎障害などがあります。 好酸球性多発血管炎性肉芽腫症の診断は、問診、身体診察、血液検査、画像検査などによって行われます。血液検査では、好酸球の増加やANCA抗体の陽性などがみられます。画像検査では、肺の浸潤影や副鼻腔炎などの異常が認められる場合があります。 好酸球性多発血管炎性肉芽腫症の治療は、ステロイド薬や免疫抑制薬などの薬物療法が主体となります。重症例では、血漿交換療法や免疫グロブリン大量療法などの治療が行われることもあります。
腎・泌尿器

看護師が知っておくべき混濁尿の知識

混濁尿の原因はさまざまですが、最も一般的なのは細菌感染症です。細菌は尿路(尿道、膀胱、尿管、腎臓)のどこでも感染症を引き起こす可能性があり、その結果、尿が濁ったり、悪臭を放ったりします。その他の一般的な原因としては、以下のようなものがあります。 * 脱水症状尿が濃縮されすぎて塩やその他の物質が結晶化することがあります。 * 尿路結石尿路に形成された固い沈着物で、尿の流れを妨げ、感染症を引き起こす可能性があります。 * 腎臓病腎臓が尿から老廃物や exceso de agua をろ過するのを困難にすることで、尿の濁りや悪臭を引き起こす可能性があります。 * 薬物アスピリン、抗生物質、造影剤などの特定の薬物は混濁尿の原因となる可能性があります。 * 妊娠妊娠中に尿が濃縮され、混濁する可能性があります。 * 尿路感染症これは尿路の細菌感染症であり、尿の混濁や悪臭を引き起こす可能性があります。 * 腎臓疾患これは腎臓の損傷や機能不全を引き起こす可能性があり、尿の混濁や悪臭を引き起こす可能性があります。 * 肝臓疾患これは肝臓の損傷や機能不全を引き起こす可能性があり、尿の混濁や悪臭を引き起こす可能性があります。 * 心不全これは心臓の機能不全を引き起こす可能性があり、腎臓の血流を低下させ、尿の混濁や悪臭を引き起こす可能性があります。 * 糖尿病これは血液中の糖分のレベルが高い状態を引き起こす可能性があり、腎臓の損傷や機能不全を引き起こし、尿の混濁や悪臭を引き起こす可能性があります。
産婦人科

看護師が知っておくべき後陣痛

後陣痛とは、分娩後、子宮が急速に元の大きさに戻ろうと収縮する時の痛みのことです。通常は、分娩当日から翌日から2~3日間続き、痛みが強いと日常生活にも支障をきたします。後陣痛は、経産婦や授乳などで乳頭が刺激される(オキシトシンの分泌亢進)こと、子宮収縮薬の投与などが原因となって起こります。後陣痛の治療としては、子宮収縮薬が投与されている場合には、子宮収縮を確認して投与の中止を医師に相談します。さらに後陣痛が続く場合には、鎮痛薬の使用を褥婦に説明したうえで、医師の処方を受けます。