「ナ」で始まる

組織・制度

ナースプラクティショナーとは?日本の制度化にも注目

ナースプラクティショナー(NP)とは、通常の看護業務に加え、限定された薬の処方や検査の指示を出す権限を持つ看護師のことである。日本ではまだ制度化されていないものの、医師不足が深刻化するなかで、看護師が簡単な初期診療を行うことが医師の負担軽減につながると注目されている。 NPは、看護師として一定の経験を積んだ後、大学院に進学し、特定のカリキュラムを履修して認定試験に合格する必要がある。NPの役割は、患者の病歴の聴取、身体診察、検査の指示、薬の処方などである。また、患者の教育やカウンセリングも行う。 NPは、プライマリケアの分野で活躍することが多い。プライマリケアとは、患者が最初に受診する医療のことで、風邪やインフルエンザなどの急性疾患から、糖尿病や高血圧などの慢性疾患まで幅広く扱う。NPは、医師と連携して患者の診療にあたることで、医師の負担軽減につながっている。 NPは、日本の医療システムにおいて重要な役割を果たすことが期待されている。医師不足が深刻化するなか、NPは医師の負担軽減につながり、患者のアクセスしやすい医療を提供することができる。また、NPは患者の教育やカウンセリングを行うことで、患者の自己管理能力を高めることもできる。
脳・神経

看護師が知っておきたい難病とは?

難病とは、現在の医療では治療することが極めて困難な疾患の総称です。難病の定義は、国や地域によって異なりますが、日本では厚生労働省が指定した306の疾患を難病として指定しています。難病には、遺伝性の疾患、感染症、自己免疫疾患、神経疾患など、様々な疾患が含まれています。難病の多くは、原因が不明であったり、治療法が確立されていないため、患者さんにとっては大きな負担となっています。 難病の定義は、国や地域によって異なります。日本では、厚生労働省が指定した306の疾患を難病として指定しています。難病の指定は、難病の患者さんやその家族が、医療費の助成や社会保障の適用を受けることができるようにするために行われています。難病の指定を受けるためには、厚生労働省が定めた基準を満たす必要があります。 難病の指定基準は、次のとおりです。 ・現在の医療では治療することが極めて困難であること ・長期にわたって療養を必要とするものであること ・患者さんやその家族の生活に大きな影響を与えるものであること ・希少な疾患であること 難病の指定を受けると、患者さんやその家族は、医療費の助成や社会保障の適用を受けることができます。医療費の助成は、難病の治療費の一部を、国や地方自治体が負担するものです。社会保障の適用は、難病の患者さんやその家族が、障害者手帳や特別児童扶養手当などの社会保障制度を利用できるようになるものです。
耳鼻咽喉科

看護師に必須の用語『流涎(sialorrhea)』

流涎とは、よだれを流すことである。唾液の分泌量が増加したり、唾液を飲み込むことができないために起こる。唾液の分泌量が増加する原因としては、歯周病、口内炎、口渇、妊娠、薬の副作用などがある。唾液を飲み込むことができない原因としては、脳卒中、パーキンソン病、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)などがある。流涎は、口臭や皮膚炎の原因になる。また、誤嚥性肺炎を引き起こすこともある。流涎を治療するには、まずその原因を治療する必要がある。原因が治療できない場合は、唾液の分泌量を抑える薬や、唾液を吸収するパッドを使用するなどの対処療法を行う。