看護職にも知っておきたい『柔道整復師』

看護師の研究家
柔道整復師とは、外科的手術によらずに、整復・固定などの治療を行う国家資格取得者のことです。柔道整復師は、骨や関節、靭帯の損傷に対して、非観血的療法と呼ばれる独特の手技で整復します。打撲やねんざ、挫傷などの急性症状の場合は、医師の同意がなくとも保険請求が可能ですが、慢性的な肩こりや内臓疾患による腰痛や体の痛みの場合は、保険適用外になります。

看護師になりたい
柔道整復師は、整骨院や接骨院で働いていることが多いですよね。どのような治療を行うのですか?

看護師の研究家
柔道整復師が行う治療は、主に骨や関節、筋肉の痛みやケガの治療です。具体的には、打撲、ねんざ、挫傷、骨折、脱臼、椎間板ヘルニア、五十肩、腰痛、膝痛、リハビリテーションなどがあります。また、スポーツ選手のパフォーマンスアップのためのケアや、高齢者の機能訓練指導なども行っています。

看護師になりたい
柔道整復師になるためには、どのような資格が必要なのですか?
柔道整復師とは。
柔道整復師とは、外科的手術によらずに、骨や関節、靭帯の損傷を整復したり固定したりする治療を行う国家資格を取得した人のことです。一般的には「ほねつぎ」や「整骨師」と呼ばれています。柔道整復師は、独自の非観血的療法と呼ばれる手技を用いて、打撲やねんざ、挫傷などの急性症状を治療します。医師の同意がなくても保険請求できるのは、これらの急性症状に限られています。ただし、慢性的な肩こりや内臓疾患による腰痛や体の痛みは、保険適用外となります。
柔道整復師法は、柔道整復にかかわる法律で、1989年に改正されました。それまでは、各都道府県単位で資格試験が行われていましたが、1993年からは国家試験になり、免許は厚生労働大臣が与えることになりました。柔道整復師は、臨床研修を行ったうえで、整骨院や接骨院を開業することができます。
柔道整復師の勤務先としては、病院やクリニックのほか、整骨院や整体院を開業する人も少なくありません。また、スポーツ選手のトレーナーとして働くケースや、介護施設等で機能訓練指導員として勤務するケースも増えています。
柔道整復師の資格を取得するには、文部科学大臣が指定した学校で解剖学や生理学などを3年以上学ぶか、厚生労働大臣の指定した柔道整復師の養成機関で3年以上学ぶ必要があります。その後、柔道整復師国家試験に合格することで資格を取得できます。
近年、柔道整復師養成施設が増加しています。これは、スポーツを安全に楽しむ人が増えてきたため、スポーツトレーナーへのニーズが高まっているためです。2010年には柔道整復師養成施設は100校を超え、年間6千人以上が柔道整復師として資格を取得すると見込まれています。特に、都市圏を中心に柔道整復師のニーズは増えており、柔道整復師が勤務する施設所は1万を超えています。
また、柔道整復術は人間が持つ自然治癒力を活用した治療法として、海外からも注目を集めています。そのため、スポーツトレーナーや整体のスペシャリストとして海外で活躍する柔道整復師も増えてきています。
柔道整復師と医師の違い

柔道整復師と医師は、どちらもケガや病気の治療に携わる専門家ですが、その役割や業務には違いがあります。柔道整復師は、骨や関節、筋肉などの損傷に対して、手技による整復や固定を行うことで治療を行います。一方、医師は、薬物や手術による治療を行うことができます。柔道整復師は、医師の同意のもと、保険請求が可能ですが、慢性的な肩こりや内臓疾患による腰痛や体の痛みの場合は、保険適用外となります。また、柔道整復師は、接骨院や整骨院を開業することができますが、医師は、病院やクリニックで勤務することが一般的です。柔道整復師と医師は、それぞれ異なる専門知識と技能を持っており、協力して患者さんの治療にあたることがあります。
柔道整復師と協力して患者ケアをする

柔道整復師は、骨や関節、靭帯の損傷に対して、非観血的療法と呼ばれる独特の手技で整復する国家資格取得者です。柔道整復師は、病院やクリニックで勤務したり、自分自身で整骨院や整体院を開業したり、スポーツ選手のトレーナーとして働いたり、介護施設等で機能訓練指導員として勤務したりと、幅広い活躍の場があります。
柔道整復師は、患者さんのケアにおいて、看護師と協力して働きます。例えば、柔道整復師は、看護師から患者の症状や病歴を聞き取り、患者の状態を把握します。そして、柔道整復師は、看護師と相談しながら、患者の治療計画を立てます。治療計画には、整復、固定、リハビリテーションなどが含まれます。
柔道整復師は、整復や固定を行う際には、看護師の介助が必要です。また、リハビリテーションを行う際にも、看護師は患者の状態を把握し、柔道整復師に情報を提供する必要があります。
柔道整復師と看護師は、協力して患者さんのケアを行うことで、患者の回復を早めることができます。
