看護師業界ウォッチャー

脳・神経

看護師に必須!チャドック反射とは?

チャドック反射とは、バビンスキー反射の変法のひとつです。外果の下を後方から前方にこすり、母指が背屈すると陽性と判断します。正常では認められない反射であり、多くは錐体路障害で出現します。錐体路障害とは、大脳と脊髄を結ぶ神経線維が障害されることで起こる症状です。錐体路障害が起こると、随意運動の障害、筋力低下、反射亢進などの症状が現れます。チャドック反射は、錐体路障害の有無を調べるために使用される反射です。 錐体路障害は、脳卒中、脊髄損傷、多発性硬化症などの疾患によって起こることがあります。錐体路障害の症状は、障害される部位によって異なります。脳卒中では、片麻痺や構音障害などの症状が現れます。脊髄損傷では、下半身の麻痺や排尿障害などの症状が現れます。多発性硬化症では、運動障害、感覚障害、視力障害などの症状が現れます。 チャドック反射は、錐体路障害の有無を調べるために使用される反射です。チャドック反射が陽性の場合、錐体路障害がある可能性があります。錐体路障害の診断には、チャドック反射に加えて、他の神経学的検査や画像検査が必要です。
検査・診断

看護師必須!スメア検査とは?

スメア検査とは、子宮頸部のがん検診で利用される検査方法です。子宮頸部細胞診とも呼ばれ、子宮頸部の細胞を採取して検査することで、がんの前段階である異形成と呼ばれる細胞を発見することを目的としています。 子宮頸部は、子宮の入り口にあたる部分です。月経や出産で開いたり閉じたりするため、傷がつきやすく、がんが発生しやすい場所でもあります。スメア検査は、子宮頸部のがんを早期に発見することができる検査として広く行われています。 スメア検査は、子宮頸部をへらや頸管ブラシでこすり、細胞を採取します。採取した細胞をスライドガラスに塗りつけて染色し、顕微鏡で観察します。異常細胞が発見された場合、さらに詳しい検査が行われます。
その他

看護師が知っておきたいワッサーとは?

ワッサーの意味と由来 ワッサーとは、蒸留水のことである。ドイツ語の「Wasser(水)」に由来する医療従事者が使う業界用語である。ワッサーは、注射や点滴などの医療処置に使用する無菌水のことである。また、薬を服用する際に使用する水としても用いられる。ワッサーは、水道水とは異なり、不純物を含まない純粋な水である。そのため、医療処置に使用しても安全である。ワッサーは、医療機関で購入することができる。また、市販の蒸留水を使用することもできるが、医療処置に使用する場合は、必ず滅菌されていることを確認する必要がある。
整形外科

看護師に必須の用語『強直性脊椎炎』

強直性脊椎炎は、脊椎が硬く一本の骨のようになって動かなくなる非感染性の自己免疫疾患です。指定難病であり、日本人ではまれですが、10~20歳台の男性に好発し、家族歴を有することが多いです。強直※は通常、仙腸関節から始まって上行し、脊椎の椎間関節に及ぶため、腰や背中の痛み、こわばり、動きにくさなどの症状が現れます。同時に、椎体に付着する靭帯や骨膜も骨化し、体幹の動きが制限されていきます。単純X線で、四角い椎体が竹節状に並ぶように見える所見を「竹様脊柱(bamboo spine)」と呼びます。
内分泌・代謝・栄養

看護師が知っておくべき生活習慣病

生活習慣病とは、不適切な生活習慣が原因となって発症する疾患の総称です。不適切な食生活、喫煙、運動不足などの生活習慣により、肥満、高血糖、高血圧、高脂血症などの生活習慣病が生じます。それ自体は症状を呈する疾患ではないため軽視されがちですが、虚血性心疾患、脳卒中、糖尿病の原因となり得るため、十分な治療予防が肝心です。具体的な治療法としては、食生活の是正、運動の奨励、禁煙などが挙げられます。 生活習慣病は、日本人の死因の上位を占めており、国民の健康に大きな影響を与えています。生活習慣病の発症を防ぐためには、日頃から健康的な生活を送ることが大切です。健康的な生活を送るためには、バランスのとれた食事を心がけ、適度な運動を行い、禁煙を心がけることが大切です。また、定期的に健康診断を受診し、自分の健康状態を把握することも大切です。
消化器

看護師に必須の用語『十二指腸潰瘍』

十二指腸潰瘍とは、十二指腸粘膜の一部が、粘膜筋板よりも深くまで欠損した状態のことです。十二指腸は、胃と小腸をつなぐ消化管の一部分であり、食事が胃から小腸に送られる際に通過する器官です。十二指腸潰瘍は、十二指腸の粘膜が傷つき、炎症を起こした状態です。 十二指腸潰瘍の原因としては、ピロリ菌感染や、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の使用、ストレスなどが挙げられます。ピロリ菌は、胃や十二指腸に生息する細菌であり、十二指腸潰瘍の原因菌として知られています。NSAIDsは、痛みや炎症を軽減する薬ですが、十二指腸粘膜を傷つけることがあります。ストレスも、十二指腸潰瘍の発症に関連していると考えられています。 十二指腸潰瘍の症状としては、みぞおちの痛み、胸焼け、ゲップ、吐き気、嘔吐などが挙げられます。みぞおちの痛みは、空腹時や食事後に起こることが多く、痛みは数分から数時間続きます。胸焼けやゲップは、胃酸が十二指腸から逆流することで起こります。吐き気や嘔吐は、十二指腸潰瘍が重症化した場合に起こることがあります。 十二指腸潰瘍の診断は、問診、血液検査、胃カメラ検査などによって行われます。問診では、症状や病歴について詳しく聞かれます。血液検査では、ピロリ菌感染の有無を調べることができます。胃カメラ検査では、十二指腸の内視鏡検査を行い、潰瘍の有無や程度を調べます。 十二指腸潰瘍の治療法としては、薬物療法、内視鏡的治療、外科的治療などがあります。薬物療法では、ピロリ菌感染がある場合は除菌薬を、NSAIDsを使用している場合はNSAIDsの使用を中止し、胃酸分泌を抑える薬を投与します。内視鏡的治療では、内視鏡を用いて潰瘍の表面を焼灼したり、止血剤を注入したりします。外科的治療は、薬物療法や内視鏡的治療で効果が得られない場合に行われます。
循環器

看護師必携!心筋梗塞の基礎知識

心筋梗塞とは、心臓の筋肉(心筋)に酸素や栄養を供給している血管(冠動脈)が血栓やプラークなどで閉塞して血流が低下した結果、心筋が虚血に陥り壊死した病態である。虚血性心疾患の一種であり、心疾患の中でも最も重篤な疾患の一つである。 心筋梗塞は、冠動脈の閉塞部位や程度によって、いくつかのタイプに分類される。最も一般的なのは、冠動脈の一部分が完全に閉塞するST上昇型心筋梗塞(STEMI)である。また、冠動脈の一部が部分的に狭窄して血流が低下する非ST上昇型心筋梗塞(NSTEMI)もある。 心筋梗塞の症状は、胸の痛み、息切れ、吐き気、嘔吐、冷や汗などである。症状は突然現れることが多く、数分間から数時間続く。心筋梗塞が疑われる場合は、すぐに救急車を呼んで病院に搬送される必要がある。 心筋梗塞の治療には、冠動脈の閉塞を解除する薬物療法や手術療法などがある。また、心筋梗塞後の心臓機能を維持するためには、食事療法や運動療法などの生活習慣の改善も重要である。
その他

クリニカルってどういう意味?看護師の皆さんは要チェック!

-クリニカルとは?- クリニカルとは、ギリシャ語の「クリニコス」に由来し、「ベッドサイドの」または「臨床の」を意味します。医療の分野では、クリニカルは「患者ケアに直接関係する」という意味で使用されます。クリニカルケア、クリニカルパス、クリニカルラダーなどの言葉で使われます。 クリニカルケアとは、患者さんに提供される医療サービスのことです。クリニカルパスとは、患者さんの状態に合わせて最適な医療サービスを提供するための計画のことです。クリニカルラダーとは、看護師のキャリアパスを明確にした制度のことです。 クリニカルの用語は、医療従事者にとっては必須の知識です。クリニカルの用語を理解することで、患者さんに適切な医療サービスを提供することができます。
整形外科

看護師が知っておきたい『介達痛』とは?

介達痛とは、骨折の患部から離れた場所を刺激した際、患部に生じる痛みのことです。軸圧痛とも呼ばれます。介達痛は、骨折の患部と離れた場所に存在する神経が、骨折の患部からの刺激を伝達することで起こります。この神経は、痛みを脳に伝える役割を果たしています。介達痛は、骨折の患部を直接刺激したときよりも、骨折の患部から離れた場所を刺激したときに強く起こることが多いです。介達痛は、骨折の患部が治癒するにつれて、徐々に消失していきます。
その他

看護師に必須の用語『ケモ』

化学療法、通称ケモは、抗がん剤を使用して癌細胞を破壊または制御する治療法です。抗がん剤は、がん細胞を破壊するか増殖を妨げるように設計された薬です。抗がん剤は、単独で使用することも、他の治療法と併用することもあります。 化学療法は通常、静脈内または筋肉内に注射されますが、経口で服用することもできます。化学療法は、多くの場合、数週間から数ヶ月にわたって行われます。治療の頻度と期間は、がんの種類や進行度にによって異なります。 化学療法はがんの治療に使用される最も一般的な治療法の1つです。化学療法は、がんの治癒や生存期間の延長、がんの症状の緩和に使用されます。
検査・診断

看護師に必須の用語『白血球数』

白血球数とは、血球成分の一種である白血球の数のことである。WBCと記載される場合が多い。白血球は、体内に侵入した細菌やウイルスなどの異物を攻撃・排除する役割を担っており、免疫システムの一翼を担っている。白血球数は、健康な成人男性では4,000~10,000/μL、女性では3,500~9,000/μLが正常範囲とされている。白血球数が正常範囲から外れると、何らかの病気が隠れている可能性があるため、注意が必要である。白血球数が高い場合は、感染症や炎症、白血病の可能性がある。白血球数が低い場合は、免疫不全や再生不良性貧血の可能性がある。白血球数は、血液検査で測定することができる。
血液・造血

看護師に必須!再生不良性貧血ってなに?

再生不良性貧血とは、骨髄が造血機能を失う病気です。骨髄は、血液細胞を産生する組織です。赤血球、白血球、血小板はすべて骨髄で産生されます。再生不良性貧血では、骨髄が十分な血液細胞を産生できなくなります。 再生不良性貧血の症状は、貧血、疲労、息切れ、動悸、蒼白、出血傾向などがあります。再生不良性貧血が進行すると、感染症や出血を起こしやすくなります。貧血がひどくなると、心臓に負担がかかり、心不全を起こすこともあります。 再生不良性貧血の原因はいまだに分かっていません。免疫異常、薬剤、化学物質、ウイルス感染など、様々なことが原因として考えられていますが、詳しいことは分かっていません。再生不良性貧血は、小児から高齢者まで、どの年齢でも発症する可能性があります。しかし、小児と高齢者に多く見られます。 再生不良性貧血の治療法は、病状によって異なります。軽症の患者さんには、輸血や薬物療法が行われます。重症の患者さんには、骨髄移植が必要になります。
眼科

看護師に必須の用語『アディー症候群』

アディー症候群は、主に20~40代の女性に多くみられる疾患で、片目のピントが合わなくなり、まぶしさを感じる病気です。通常、片方の目にのみ症状が現れます。アディー症候群の原因はまだ明らかになっていませんが、副交感神経の障害によって起こると考えられています。 アディー症候群の症状は、瞳孔が小さくなること、ピントが合わなくなること、まぶしく感じることであり、その症状は、暗い場所よりも明るい場所で顕著に現れます。また、アディー症候群では、瞳孔が反応しなくなるため、瞳孔散大薬を投与しても、瞳孔が大きくならないことがあります。 アディー症候群は、治療法が確立されておらず、対症療法が中心となります。治療の目的は、まぶしさを軽減し、ピントを合わせやすくすることです。まぶしさを軽減するために、サングラスや遮光眼鏡を使用することがあります。ピントを合わせやすくするために、眼鏡やコンタクトレンズを使用することがあります。
組織・制度

看護師に知っておいてほしいナースセンターとは?

ナースセンターは、看護師、保健師、助産師の就業促進と、看護に関する知識向上を目指して実施・運営されている団体です。1992年に制定された「看護師等の人材確保の促進に関する法律」に基づき設置されました。 ナースセンターは、看護師、保健師、助産師の求人情報を提供したり、看護師、保健師、助産師のスキルアップのための研修会を開催したり、看護に関する相談を受け付けたりするなど、看護師、保健師、助産師が安心して働き、スキルアップできる環境を整えるためにさまざまな役割を果たしています。 また、ナースセンターは、看護に関する情報を収集・分析したり、看護に関する政策提言を行ったりするなど、看護の発展に貢献する活動も行っています。
職種・資格

ナースプラクティショナーとは?

ナースプラクティショナーとは、通常の看護業務に加え、限定された薬の処方や検査の指示を出す権限を持つ看護師のことである。法律改正を伴う新たな仕組みであり、日本ではいまだ制度化はされていないものの、医師不足が深刻化するなかで、看護師が簡単な初期診療を行うことが医師の負担軽減につながるとして注目されている。 ナースプラクティショナーは、看護学における大学院学位を取得し、特定の分野で臨床研修を受けた看護師である。ナースプラクティショナーは、患者からの病歴を聴取し、身体検査を行い、診断を下し、治療計画を作成し、薬を処方し、検査を指示することができる。ナースプラクティショナーは、医師の監督下で働くことが多いが、独立開業することも可能である。 ナースプラクティショナー制度は、1965年に米国で始まり、現在では世界中の多くの国で導入されている。日本では、医師不足が深刻化するなかで、ナースプラクティショナー制度の導入が検討されている。ナースプラクティショナー制度の導入により、医師の負担軽減につながり、患者のアクセス向上や医療費削減が期待されている。 ナースプラクティショナー制度の導入には、賛否両論がある。賛成派は、ナースプラクティショナー制度の導入により、医師の負担軽減につながり、患者のアクセス向上や医療費削減が期待できると主張する。反対派は、ナースプラクティショナー制度の導入により、医師の地位が低下し、医療の質が低下すると主張する。 ナースプラクティショナー制度の導入については、慎重な議論が必要である。ナースプラクティショナー制度の導入によって、医師の負担軽減や患者のアクセス向上、医療費削減につながる可能性がある一方で、医師の地位低下や医療の質低下につながる可能性もある。ナースプラクティショナー制度の導入については、メリットとデメリットを慎重に比較検討した上で、導入の是非を判断する必要がある。
内分泌・代謝・栄養

看護師が知っておくべき『ブラッドアクセス』

ブラッドアクセスとは、血液透析における血液循環の際、患者側の血液の出入り口を指す。正確にはバスキュラーアクセス(vascular access)と呼ぶべきだが、近年商品名であるブラッドアクセスが慣用的に使用されるようになった。 透析患者の血管では、長期間にわたる透析によって血管の損傷が起こるため、透析用の特殊な通路(血管アクセス)を作る必要がある。ブラッドアクセスは、この血管アクセスの一つであり、血液透析を行う際に、血液を体外に取り出し、透析液で洗浄した後、体内に戻すために必要なものである。 ブラッドアクセスには、主に3つの種類がある。動静脈瘻(AVF)、グラフト(AVG)、カテーテルである。動静脈瘻は、患者自身の血管を直接つないで造るブラッドアクセスであり、グラフトは、人工血管を使って造るブラッドアクセスである。カテーテルは、静脈に直接挿入するブラッドアクセスであり、一時的な使用を目的としている。 ブラッドアクセスは、血液透析を行うために必要不可欠なものである。しかし、感染や血栓症などの合併症の危険があるため、定期的なメンテナンスが必要である。
皮膚科

押さえておきたい帯状疱疹の基礎知識

帯状疱疹とは、水痘帯状疱疹ウイルスに感染歴のある者に起こる、神経節に潜伏していた水痘帯状疱疹ウイルスが再活性化することで発症する疾患である。水痘帯状疱疹ウイルスは、水痘(みずぼうそう)の原因となるウイルスである。水痘に感染すると、ウイルスは神経節に潜伏する。その後、何らかのきっかけでウイルスが再活性化すると、帯状疱疹を発症する。帯状疱疹は、主に50歳以上の高齢者に多くみられる。 帯状疱疹の症状は、大きく皮膚症状と神経症状に分けられる。皮膚症状としては、水ぶくれを伴う赤い発疹が現れる。発疹は、体の片側に帯状に分布することが多い。神経症状としては、痛み、しびれ、かゆみなどがみられる。痛みは、焼けるような痛みや、ズキズキする痛みなど、さまざまな種類がある。しびれは、体の片側に広がることもある。かゆみは、発疹のある部位にみられることが多い。 帯状疱疹には、特殊な病型も存在する。汎発性帯状疱疹は、帯状疱疹の発疹が全身に広がるタイプである。Ramsay-Hunt(ラムゼイ・ハント)症候群は、帯状疱疹ウイルスが顔面神経に感染して起こるタイプである。Ramsay-Hunt症候群では、顔面神経麻痺、耳の痛み、難聴などの症状がみられる。
アレルギー・膠原病

第1世代抗ヒスタミン薬の基礎知識

第1世代抗ヒスタミン薬とは、初期に開発された抗ヒスタミン薬のことです。ヒスタミンは、アレルギー反応や炎症反応の際に放出される物質で、くしゃみや鼻水、かゆみなどの症状を引き起こします。第1世代抗ヒスタミン薬は、このヒスタミンの作用をブロックすることで、アレルギーや炎症の症状を緩和します。 第1世代抗ヒスタミン薬は、1940年代に開発されましたが、眠気や口の渇きなどの副作用があり、長期間の使用にはあまり適していません。そのため、1980年代以降は、副作用の少ない第2世代抗ヒスタミン薬が開発され、現在では第2世代抗ヒスタミン薬が主流となっています。
皮膚科

看護師必須!疱疹とは

疱疹とは、小水疱または小膿疱が集まった状態である。主に、単純ヘルペスウイルス(HSV)または帯状疱疹ウイルス(VZV)によって引き起こされる。HSVは、口唇ヘルペス、性器ヘルペス、水痘帯状疱疹を引き起こす。VZVは、水痘と帯状疱疹を引き起こす。疱疹は、非常に感染力が強く、接触や飛沫感染によって広がる。症状は、感染部位によって異なる。口唇ヘルペスは、唇やその周辺に小水疱ができる。性器ヘルペスは、外陰部や肛門周辺に小水疱ができる。水痘は、全身に小水疱ができる。帯状疱疹は、体幹の一側に、帯状に分布する小水疱ができる。疱疹の治療には、抗ウイルス薬が使用される。抗ウイルス薬は、ウイルスの増殖を抑え、症状を軽減する。疱疹は、適切な治療を受ければ、完治する。しかし、単純ヘルペスウイルスや帯状疱疹ウイルスは、体内に潜伏し、条件が悪化すると再発することがある。
精神科

看護師が知っておきたい『防衛機制』について

防衛機制とは、危険や困難や受け入れがたい苦痛・状況にさらされた場合に、それによる不安や体験を減弱させるために無意識に作用する心理的なメカニズムのことである。防衛機制は、人間の精神が過剰なストレスや苦痛から身を守るために、無意識のうちに働く心理的な仕組みのことである。 防衛機制は、その人の性格や過去の経験、現在の状況などによって、その働き方は異なる。防衛機制には、抑圧、逃避、否認、投影、合理化、昇華など、さまざまな種類がある。
感染

看護師に知っておいてほしい!インフルエンザ基礎知識

* -インフルエンザとは?- インフルエンザは、インフルエンザウイルスによるウイルス性呼吸器感染症です。世界的な大流行により大量の死者を出しうるウイルスとして知られています。 インフルエンザウイルスは、毎年流行するウイルスです。ウイルス粒子の表面にあるヘマグルチニン(赤血球凝集素)とノイラミニダーゼの構造を変化させることで流行を繰り返します。この変化の過程は連続抗原変異と呼ばれ、抗体を持たない多くの人にウイルスが感染し流行を起こします。 インフルエンザの症状は、発熱、咳、のどの痛み、筋肉痛、関節痛、頭痛などです。症状は通常数日から1週間続きます。インフルエンザは、重症化すると肺炎や脳炎などの合併症を起こすことがあります。 インフルエンザの治療は、安静と水分補給が基本です。解熱鎮痛剤や抗ウイルス薬を使用することもあります。
血液・造血

同種末梢血幹細胞移植とは?なぜ必要?

同種末梢血幹細胞移植は、一般に末梢血幹細胞移植(PBSCT)とも呼ばれ、末梢血から採取した造血幹細胞を使用して行う造血幹細胞移植のことです。この方法は、骨髄から採取する造血幹細胞を使用した骨髄移植とは異なり、末梢血から採取した造血幹細胞を使用するため、骨髄穿刺の必要がなく、侵襲が少ないという利点があります。また、末梢血から採取した造血幹細胞は、骨髄から採取した造血幹細胞よりも回収が早く、移植後の回復も早いという特徴があります。 同種末梢血幹細胞移植は、白血病、悪性リンパ腫、再生不良性貧血などの血液疾患の治療法としてよく使用されます。また、多発性骨髄腫や神経芽腫などの固形がんの治療法としても使用されることがあります。 同種末梢血幹細胞移植は、一般に以下の手順で行われます。 1. ドナーの選択移植する造血幹細胞を提供するドナーを選択します。ドナーは、患者さんとHLA(ヒト白血球抗原)型が合致している必要があり、健康状態が良好である必要もあります。 2. 前処置移植の前に行う治療で、患者の免疫力を低下させ、移植した造血幹細胞が拒絶されるのを防ぎます。前処置には、大量の抗がん剤投与や全身放射線照射などが含まれます。 3. 末梢血幹細胞の採取ドナーから末梢血幹細胞を採取します。末梢血幹細胞の採取は、末梢血幹細胞アフェレーシスという方法で行われます。末梢血幹細胞アフェレーシスは、ドナーの血液を専用の機械に通して、末梢血幹細胞を回収する方法です。 4. 移植採取した末梢血幹細胞を患者さんに輸注します。移植は、点滴で行われます。 5. 移植後の経過観察移植後は、患者の状態を経過観察します。移植後には、感染症や拒絶反応などの合併症が起こることがあります。
耳鼻咽喉科

看護師が知ってておきたいアデノイドの基礎知識

アデノイドとは、鼻腔と咽頭の移行部にあたる上咽頭にある咽頭扁桃のことです。咽頭扁桃は、細菌やウイルスから体を守る役割をしています。アデノイドは、生後6ヶ月頃から大きくなり始め、3~6歳頃に最も大きくなります。その後、徐々に縮小し、成人ではほとんど消失します。 アデノイドが病的に腫大すると、鼻づまり、口呼吸、いびき、中耳炎、睡眠時無呼吸症候群などの症状を引き起こすことがあります。アデノイドの腫大は、アレルギーや感染症が原因であることが多いです。アデノイドの腫大が重症の場合には、手術でアデノイドを切除することがあります。
組織・制度

信頼関係を築きやすい看護師・プライマリーナース

プライマリーナースとは、一人の患者を、入院から退院までの全期間を通して継続的に受け持つ看護師のことである。プライマリーナースは、患者の状態を把握し、必要なケアを提供する責任を負う。また、患者の家族とコミュニケーションをとり、患者の状態や治療方針について説明する役割も果たす。 プライマリーナースが一人一人の患者に寄り添うことで、患者の状態を常に把握することができ、早急に適切な処置を行うことができる。また、患者の状態や治療方針について、常に患者とその家族に説明を行うことで、患者の不安や疑問を解消することができる。さらに、患者の状態を常に把握することで、患者が退院した後の生活についても相談を行い、患者の退院後の生活をサポートすることができる。