看護師業界ウォッチャー

小児科

看護師に必須の用語『原始姿勢反射』

原始姿勢反射とは、乳児特有の反射機能の総称です。原始反射とも呼ばれ、生後すぐに出現し、月齢の経過に従って次第に消えていきます。原始姿勢反射には、哺乳反射、モロー反射、把握反射などがあります。哺乳反射は、乳幼児が母親の乳首や哺乳瓶に触れると、自動的に吸い始める反射です。モロー反射は、乳幼児が突然大きな音や動きを感知すると、両手を広げて体を伸ばす反射です。把握反射は、乳幼児が物に触れると、自動的につかむ反射です。原始姿勢反射は、乳幼児の生存に欠かせない反射であり、乳幼児の成長発達を促す役割を果たしています。
小児科

看護師に必須の用語『GCU』とは?

GCU (GCU(じーしーゆー/Growing Care Unit)とは、新生児特別ケアユニット (NICU) で治療を受け、状態が安定した後に移され、ケアを受ける部屋である。継続保育室、回復治療室、発育支援室など様々な訳語が当てられる。 GCUは、NICU よりも環境が整っており、新生児がゆっくりと回復できるように配慮されている。例えば、GCUには、十分なスペースがあり、新生児が自由に動けるようになっている。また、GCUには、新生児の成長を促すための特別な設備が備わっている。例えば、新生児にマッサージをするためのマッサージチェアや、新生児に音楽を聴かせるための音楽プレイヤーなどである。 GCUは、NICUから退院するまでの間、新生児が快適に過ごすことができるようにするための施設である。また、GCUは、新生児の成長を促すための重要な役割を果たしている。
検査・診断

看護師必須!ラウエンシュタイン法を徹底解説

ラウエンシュタイン法とは、股関節斜位撮影をする肢位のことである。つまり、関節の角度のことである。仰臥位で非健側を45°挙上した斜位とし、健側の股関節を屈曲45°、外転45°とする。股関節の画像診断として広く活用されている。股関節の画像診断は、股関節の痛みや腫れ、歩行障害などの症状のある患者に行われる。股関節の画像診断には、X線撮影、CT検査、MRI検査などがある。X線撮影は、股関節の骨の状態を調べるために最もよく行われる検査である。CT検査は、股関節の骨や軟部組織の状態を調べるために有用である。MRI検査は、股関節の軟部組織の状態を調べるために有用である。
内分泌・代謝・栄養

看護師が知っておくべき!腫瘍マーカーってなに?

腫瘍マーカーとは、主に悪性腫瘍(がん)が存在している時に血液の中に産生される物質のことです。腫瘍マーカーは、がん細胞から分泌されたり、がん細胞が正常細胞を破壊した際に放出されたりして、血液中に出現します。腫瘍マーカーを測定することで、が んの早期発見や診断、経過観察、治療効果の判定などに役立てることができます。 腫瘍マーカーは、がんの種類によって産生される物質が異なるため、がんの種類を特定するためにも使用されます。例えば、肺がんの場合はCEA(癌胎児性抗原)、大腸がんの場合はCEAとCA19-9(炭水化物抗原19-9)、乳がんの場合はCA15-3(癌抗原15-3)、前立腺がんの場合はPSA(前立腺特異抗原)などが腫瘍マーカーとして使用されます。 腫瘍マーカーの測定は、血液検査で行われます。採血をして、血液中の腫瘍マーカーの濃度を測定します。腫瘍マーカーの濃度が正常範囲を超えている場合は、がんの存在が疑われます。ただし、腫瘍マーカーの濃度が正常範囲内であっても、がんが存在しないとは言い切れません。腫瘍マーカーは、がんの早期発見に役立ちますが、がんの診断を確定するためには、組織検査や画像検査などの他の検査も必要です。
内分泌・代謝・栄養

抗ARS抗体とは何か?その働きと関わる疾患について

-抗ARS抗体の概要- 抗ARS抗体とは、アミノアシルtRNA合成酵素(ARS)に対する自己抗体である。ARSは、タンパク質合成に必要なアミノ酸をtRNAに結合させる酵素である。抗ARS抗体は、ARSを認識して結合し、ARSの機能を阻害することができる。その結果、タンパク質合成が阻害され、細胞が正常に機能できなくなる。 抗ARS抗体は、自己免疫疾患である膠原病の一種である、混合性結合組織病(MCTD)の患者に高頻度に存在する。MCTDは、関節炎、皮膚病変、間質性肺疾患、腎障害などの多彩な症状を呈する疾患である。抗ARS抗体は、MCTDの診断マーカーとして有用である。 また、抗ARS抗体は、がんの患者にも高頻度に存在する。抗ARS抗体は、がん細胞の増殖を促進することができ、がんの悪性化に関与していると考えられている。 抗ARS抗体は、自己免疫疾患やがんの診断や治療に有用なバイオマーカーとして期待されている。
小児科

看護師に必須の用語 水ぼうそう

水ぼうそうは、非常に感染力の強い病気であり、ほとんどの子供は10歳までに水ぼうそうになると言われています。症状は、水疱性(水ぶくれ)の発疹、発熱、頭痛、筋肉痛、食欲不振、疲労感などです。発疹は、通常、顔や体幹から始まり、その後、手足に広がります。発疹は、かゆみを伴うことが多く、引っ掻くと跡が残ることがあります。水ぼうそうは、通常、7~10日で治りますが、合併症が起こることもあります。合併症としては、細菌感染、脳炎、肺炎などがあります。水ぼうそうは、ワクチンで予防することができます。ワクチンは、1歳から12歳までの子供に接種することが推奨されています。
組織・制度

看護師解説『二次救急』

二次救急とは、入院治療や緊急手術を必要とする患者に対応する救急医療のことです。都道府県ごとに作成される医療計画において、救急医療施設は機能別に初期救急医療・第二次救急医療・第三次救急医療に階層化されています。 二次救急は、初期救急で対応できない重症患者や、緊急手術が必要な患者を受け入れます。二次救急医療施設には、内科、外科、小児科、産婦人科、脳神経外科、整形外科などの診療科があり、24時間体制で診療を行っています。 二次救急医療施設は、救急車の受け入れが可能な救急外来を備えており、医師や看護師、救急救命士などの医療スタッフが常駐しています。また、二次救急医療施設には、CTやMRI、レントゲンなどの画像診断装置や、人工呼吸器や除細動器などの救命医療機器が備えられています。 二次救急医療は、重症患者や緊急手術が必要な患者にとって、救命と治療に欠かせない医療サービスです。二次救急医療施設は、地域の救急医療ネットワークの中核を担っており、24時間体制で患者を受け入れています。
整形外科

看護師が知っておくべき『腹臥位』とは?

腹臥位は、基底面が広いため、緊張感が少なく、貯留している分泌物の排出を促し、舌根沈下による気道閉塞を防ぐことができます。そのため、背部の手術や処置に用いられる体位です。また、上肢を圧迫するとしびれをきたすため、肘関節を顔の横で軽く屈折させたり、体幹にあわせて伸展したりする必要があります。 腹臥位の目的は、患者さんの呼吸を改善し、背部の圧迫を軽減し、分泌物の排出を促すことです。腹臥位にすることで、肺がより大きく膨らみ、酸素をより多く取り入れることができます。また、背部の圧迫が軽減されることで、褥瘡の予防や痛みを軽減する効果があります。さらに、腹臥位にすることで、分泌物が排出されやすくなり、誤嚥性肺炎の予防にもつながります。
内分泌・代謝・栄養

看護師に必須の用語『橋本病』

橋本病は、甲状腺を慢性的に破壊する自己免疫疾患です。甲状腺は、首の前部にある小さな器官で、新陳代謝、成長、発達を調節するホルモンを分泌しています。橋本病になると、甲状腺は徐々に破壊され、ホルモン分泌が低下していきます。橋本病は、女性に多くみられ、30〜50歳の年齢層で発症することが多いです。橋本病の原因は、まだ十分に解明されていませんが、遺伝的要因や環境要因が関与していると考えられています。橋本病の症状は、甲状腺機能低下症の症状と似ています。主な症状としては、疲労感、倦怠感、体重増加、便秘、皮膚の乾燥、冷え性などが挙げられます。橋本病は、血液検査や甲状腺エコー検査によって診断されます。橋本病の治療は、甲状腺機能低下症の治療と同様に行われます。甲状腺ホルモン剤を服用することで、甲状腺ホルモンの不足を補い、症状を改善していきます。橋本病は、早期に発見して治療を始めることが大切です。
耳鼻咽喉科

看護師に必須の用語『オト』の意味と由来

オトは、耳鼻咽喉科の略語です。耳鼻咽喉科とは、耳、鼻、喉の病気を専門に扱う診療科のことです。オトは、英語のoto-rhinolaryngologyの頭文字を取ったものであり、oto-は「耳の」を意味する接頭語です。オトという用語は、医療業界では広く使われており、医師や看護師の間では、耳鼻咽喉科を指す際に、オトという言葉が使われることがよくあります。また、オトは、耳鼻咽喉科を受診する患者さんに対しても、耳鼻咽喉科のことを指す際に、オトという言葉が使われることがあります。
産婦人科

看護師必見!基礎体温とは

基礎体温とは、一定時間(4~5時間)以上の睡眠後の起床時の安静な状態で測定した体温のことです。女性の場合、卵胞ホルモン(エストロゲン)、黄体ホルモン(プロゲステロン)という2種類のホルモンの影響を大きく受けており、基礎体温を測定することによりこれらのホルモン分泌が正常に行われているかを予測することが可能です。 基礎体温は、排卵日を特定したり、妊娠の有無を調べたりするために利用されます。排卵日は、基礎体温が上昇する時期であり、妊娠した場合は基礎体温が上昇したままの状態が続きます。また、基礎体温を測定することで、月経周期の異常やホルモンバランスの乱れなども発見することができます。 基礎体温の測定方法は、専用の体温計を使用して、朝一番に舌下で測ります。測定時間は1分程度で、毎日同じ時間に測ることが大切です。また、基礎体温表に記録をつけておくことで、体温の変化を把握しやすくなります。 基礎体温は、女性の健康状態を知るための重要な指標です。基礎体温を定期的に測定することで、月経周期の異常やホルモンバランスの乱れなどを早期に発見することができます。また、排卵日を特定することで、妊娠を希望する女性にとっては妊娠しやすい時期を知ることができます。
呼吸器

看護師に必須!PaCO2とは?

PaCO2は、換気の指標として使用されます。正常値は35~45 Torrです。PaCO2は、体内の酸塩基平衡にも関与しています。 PaCO2が35 Torr未満の場合、換気量が増加していることを示し、過換気の状態であることを意味します。過換気の原因としては、発熱、疼痛、せん妄、感染症、代謝性アシドーシスの代償などがあります。代謝性アシドーシスとは、ショックや腎不全、中毒などの際に認められ、体内が酸性に傾いていることを示します。この際、酸性に傾いた体内のpH(ぺーはー)を元に戻すために、CO2を体外へ過剰に呼出させるので過換気となります。 PaCO2が45 Torrを超える場合、換気量が低下していることを示し、低換気の状態であることを意味します。低換気の原因は大きく2つあります。1つは、喘息やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)のような気道が閉塞する病態によりCO2を十分に呼出できないことであること。もう1つは、中枢から神経を通って筋肉に伝わる換気の伝達機構のどこかで障害が生じることによるものです。具体的には、呼吸中枢を抑制する麻薬中毒が代表例として挙げられます。また、中枢からの信号を伝える神経の障害ではフグ毒中毒のようにテトロドトキシンによる神経遮断、呼吸筋の障害としては筋ジストロフィーが挙げられます。 以上のように、PaCO2は換気の状態をみることができ、PaCO2値から換気量の増加あるいは低下を想定することで、その原因を探すきっかけとなります。
消化器

看護師に必須の用語『B型肝炎』

B型肝炎は、B型肝炎ウイルス(HBV)が血液・体液などを介して肝臓に感染し、炎症を引き起こす病気です。急性と慢性の2つのタイプがあります。急性B型肝炎は、1~6ヶ月の潜伏期間を経て、全身倦怠感、食欲不振、悪心・嘔吐、発熱、黄疸、肝腫大などの症状が見られます。慢性B型肝炎は、無症状で数年~数十年経過して検診などで偶発的に見つかることが多いです。肝硬変に進行してくる過程で全身倦怠感などの症状や血液検査での異常が指摘されることがあります。
内分泌・代謝・栄養

看護師に必須の用語「ブラッドアクセス」について

ブラッドアクセスとは、血液透析における血液循環の際、患者側の血液の出入り口を指します。正確にはバスキュラーアクセス(vascular access)と呼ぶべきですが、近年商品名であるブラッドアクセスが慣用的に使用されるようになりました。 ブラッドアクセスは、血液透析を行うために必要なもので、血液を透析液に出し入れするための通路となります。ブラッドアクセスには、主に動脈と静脈の2種類があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。 動脈ブラッドアクセスは、動脈から血液を透析液に出し入れする方法です。動脈ブラッドアクセスは、静脈ブラッドアクセスよりも透析液の流れが早く、透析効率が高いというメリットがあります。しかし、動脈ブラッドアクセスは、静脈ブラッドアクセスよりも感染症のリスクが高く、また血栓が形成されやすいというデメリットもあります。 静脈ブラッドアクセスは、静脈から血液を透析液に出し入れする方法です。静脈ブラッドアクセスは、動脈ブラッドアクセスよりも感染症のリスクが低く、また血栓が形成されにくいというメリットがあります。しかし、静脈ブラッドアクセスは、動脈ブラッドアクセスよりも透析液の流れが遅く、透析効率が低いというデメリットもあります。 ブラッドアクセスは、血液透析を行うために必要なもので、血液を透析液に出し入れするための通路となります。ブラッドアクセスには、動脈と静脈の2種類があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。
その他

看護師に必須の用語『シバリング(震え)とは?’

シバリングとは、体温が下がった時に筋肉を動かすことで熱を発生させ、体温を保とうとする生理現象である。体が震えたり、寒い時に口ががたがた震えたりする。シバリングは、発熱、低体温、中毒、薬の副作用など、様々な原因によって起こり得る。 シバリングは、体温が37度以下になった時に起こる。体温が下がると、体温中枢は、筋肉に震えるように指令を出す。筋肉が震えることで、筋肉の収縮と弛緩が繰り返され、熱が発生する。この熱が、体温を上昇させる。 シバリングは、人間の体温調節機能の一つである。体温が下がった時に体温を上昇させることで、体温を一定に保つ役割を果たしている。シバリングは、人間の生存に欠かせない機能である。
その他

看護師必見!心電図用語解説『V5とは?』

心電図とは、心臓の電気活動を記録したものです。心臓は、心筋細胞が興奮することで収縮し、血液を送り出しています。この心筋細胞の興奮は、電気信号として伝播します。心電図は、この電気信号を記録することで、心臓の働きを検査することができるのです。 心電図は、通常、12本の電極を身体に貼り付けて行われます。これらの電極は、心臓の周りに配置され、心臓の電気信号を捉えます。電極で捉えた電気信号は、増幅されて記録装置に送られ、波形として描かれます。この波形が心電図です。 心電図は、心臓の様々な異常を検出するために使用されます。例えば、心筋梗塞、不整脈、心肥大、心筋症などの病気を診断することができます。また、心臓の機能を評価するためにも使用されます。
アレルギー・膠原病

知っておきたい自己免疫疾患とは

自己免疫疾患とは、本来、外的要因(細菌、ウイルスなど)から体を保護するために働く免疫システムが外来抗原にのみ反応し、自己抗原には反応しないようにできているはずなのだが、何らかの原因で自己抗原に対する抗体が産生され、自身の臓器を障害してしまう状態をいいます。自己免疫疾患には、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群、多発性硬化症、クローン病、潰瘍性大腸炎、乾癬、白斑など、さまざまな種類があります。自己免疫疾患の原因は、遺伝的背景と環境因子が複雑に絡み合っていると考えられています。自己免疫疾患の治療法は、その種類によって異なりますが、一般的には、免疫抑制剤や生物学的製剤などが使用されます。自己免疫疾患は、全身のさまざまな臓器を障害する可能性があり、重症化すると生命にかかわることもあります。そのため、早期発見と早期治療が重要です。
循環器

看護師に必須!動脈管とは

動脈管は、胎児期に見られる肺動脈と大動脈をつなぐ血管です。ボタロー管とも呼ばれます。肺動脈は心臓から肺に血液を送り、大動脈は心臓から全身に血液を送ります。胎児期には肺が機能していないため、肺動脈に血液を送る必要がありません。そこで、動脈管が開いていて、肺動脈と大動脈をつなぐことで、心臓から全身に血液を送ることができます。 出生後、肺が機能し始めると、動脈管は閉じていきます。動脈管が閉じていないと、心臓から肺に血液が送り込まれてしまいます。これは、肺に過剰な血液が流れ込み、肺水腫を引き起こす可能性があります。
脳・神経

看護師必須の用語『ニューロレプト麻酔法』とは

ニューロレプト麻酔法とは、手術や処置中に患者を鎮静させ、痛みを和らげる麻酔法の一種です。この方法は、神経遮断薬と鎮痛薬を併用して行われ、患者は意識を保ちつつ強い鎮痛状態にさせられます。ニューロレプト麻酔法は、全身麻酔や局所麻酔に比べて、患者への負担が少なく、術後の回復も早いという特徴があります。 ニューロレプト麻酔法は、1960年代にフランスで開発された麻酔法です。当初は、外科手術や産婦人科手術で使用されていましたが、現在では、内視鏡検査や心臓カテーテル検査など、様々な処置に使用されています。ニューロレプト麻酔法は、患者への負担が少ないため、小児や高齢者にも適しています。
循環器

知っておきたい看護用語『ばち状指』とは?

-ばち状指とは?- ばち状指とは、爪の付け根が肥大し、爪の先が手の平側に曲がって大きくなる状態のことである。ばち指ともいう。名称の由来は、肥厚した指が太鼓のバチのようであることから。 ばち状指は、単独の疾患ではなく、他の疾患の症状として現れることが多い。その疾患には、肺疾患(気管支炎、肺炎、肺がん、肺結核など)、心疾患(先天性心疾患、心不全など)、肝硬変、慢性呼吸疾患(慢性閉塞性肺疾患、気管支喘息など)などがある。 ばち状指は、その疾患が進行すると現れることが多いため、注意が必要である。ばち状指を認めた場合には、すぐに医療機関を受診し、その原因となっている疾患の治療を受ける必要がある。
呼吸器

知っておきたい!看護師なら知っておきたい酸素飽和度

酸素飽和度とは、赤血球中のヘモグロビンのうち、酸素と結合しているヘモグロビンの割合のことである。動脈血の中にどの程度の酸素が含まれているかを示す指標となる。SpO2と記されたり、飽和を意味する英語saturationからサチュレーション、SAT(サット)と呼ばれることもある。酸素飽和度は、血中の酸素量を測定するために使用される無侵襲的な方法である。酸素飽和度は、通常、指先または耳たぶにセンサーを装着して測定される。センサーは、光を透過して酸素飽和度を測定する。酸素飽和度は、通常、95%以上である。酸素飽和度が低い場合、それは体が十分な酸素を得ていないことを示している可能性がある。酸素飽和度が低い場合、患者は息切れ、疲労、錯乱などの症状を示す可能性がある。酸素飽和度が低い場合は、酸素療法が必要になることがある。
消化器

経皮経肝膿瘍ドレナージとは?肝膿瘍治療の鍵を握る治療法

経皮経肝膿瘍ドレナージ(PTAD)とは、肝膿瘍の治療のために肝臓に針を刺して膿を排出させる処置のことです。肝膿瘍とは、肝臓に膿が溜まってしまう病気で、痛みや発熱、悪寒などの症状を引き起こします。PTADは、肝膿瘍の治療法としてよく行われます。 PTADは、局所麻酔をして、肝臓に針を刺して行われます。針を刺した後は、膿を排出するためにドレナージチューブを挿入します。ドレナージチューブは、膿が排出されるまでしばらくの間、肝臓に留置されます。 PTADは、肝膿瘍の治療に有効な処置ですが、合併症が起こる可能性もあります。合併症としては、出血、感染症、胆汁漏などが挙げられます。しかし、合併症が起こる確率は低く、PTADは安全な処置と考えられています。
整形外科

看護師に必須の用語『離被架』

看護師に必須の用語とは、看護師が患者とコミュニケーションをとったり、患者に関する情報を記録したりする際に使用することが想定されている専門用語のことです。これらの用語は、看護師が患者の状態を正確に理解し、適切なケアを提供するために不可欠です。看護師に必須の用語は数多くありますが、その中でも特に重要なものをご紹介します。 離被架とは、掛け布団など掛け物の重量による圧迫がかからないようにして、患部を保護するアーチ状の架台のことです。多くの種類があり、用途や部位に応じて選ぶ必要があります。段ボール箱などで代用する場合もありますが、あまりサイズの大きなものを使用すると、布団と体の間の空間が大きくなり患者が寒さを感じることがあるので注意が必要です。 離被架は、手術後、ギプス装着中、牽引療法中、点滴注射中などの患者に使用されます。牽引療法とは、引っ張る力を利用して行う治療のことです。骨折や脱臼の整復、関節疾患における安静や疼痛の緩和、関節拘縮の予防・矯正などを目的とします。皮膚や筋を介して牽引する介達牽引、骨に金属を刺入して牽引する直達牽引などの方法があります。
その他

看護師の教養エアアンビュランス

救急医療において、短時間は救命率を高める重要な要素です。救急車による搬送が一般的ですが、航空機による搬送も有効です。欧米諸国では、航空機による救急搬送を積極的に導入しています。各国のエアアンビュランスの管理システムは多様ですが、国家、軍、警察、病院、民間などによって運営されています。 日本では、エアアンビュランスは離島やへき地医療で先行してきました。自衛隊、消防、警察による運用が始まり、近年では自治体による運用も進んでいます。民間の病院がヘリコプターによる救急医療を展開している例もあります。