看護師業界ウォッチャー

皮膚科

看護師必須用語『びらん』とは?

びらんとは、皮膚や粘膜の表皮が欠損し、下部組織が露出した状態のことです。糜爛、ただれとも呼ばれ、治癒すれば瘢痕は残りません。水庖や膿胞が破れることによって生じることもあります。 びらんは、以下の原因によって生じることがあります。 * 外傷 * 感染症 * アレルギー * 薬剤の副作用 * 皮膚の乾燥 * 日焼け * 性行為 びらんの症状は、以下の通りです。 * 赤み * 痛み * 出血 * かゆみ * ただれ * 水疱 * 膿疱 びらんは、通常は軽度の症状ですが、感染症を併発したり、広範囲にわたる場合には、重篤な状態になることもあります。びらんの症状が見られた場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
消化器

看護師必須用語『開腹術』とは?意味や種類を確認

開腹術とは、腹部の壁を切開して腹部の内側にある臓器を治療する手術のことである。開腹術は、腹部にある疾患の治療に使用され、その疾患が腹部のどの部分にあるかによって、使用する開腹術の種類を決める。典型的な開腹術の手順は、まず腹部に切開を入れることから始まる。切開を入れる場所は、疾患のある場所によって決定される。切開を入れたら、外科医は手術用の器具を使って腹腔内にある疾患を治療する。治療が終わったら、外科医は切開を縫い合わせて手術を終了させる。
検査・診断

看護師に必須の用語!MRIとは

MRIとは、核磁気共鳴断層撮影のことです。強力な磁場と電波を用いて、人体の内部を撮影する画像診断法です。X線撮影やCTスキャンとは異なり、放射線を使用しないため、被ばくの心配がありません。また、人体をあらゆる角度から撮影することができるので、X線撮影やCTスキャンよりも精細な画像を得ることができます。 MRIは、脳、心臓、血管、腹部臓器、骨、関節など、あらゆる部位の画像撮影に使用することができます。また、癌、脳卒中、心臓病などの疾患の診断や治療にも使用されています。 MRIは、安全で副作用のない検査ですが、一部の患者では、検査中に閉塞感や不安感を感じる場合があります。また、ペースメーカーや人工関節などの金属製の医療機器を体内に埋め込んでいる患者は、MRI検査を受けることができません。
医療機器・設備・器具

看護師必見!『持続的関節他動訓練器』とは?

持続的関節他動訓練器とは、関節の動きを継続的に行うためのリハビリ機器です。CPM(Continuous Passive Motion)とも呼ばれ、手術後や怪我後の関節の可動域を回復させるために使用されます。CPMは、関節を曲げたり伸ばしたりする角度、速度、時間を設定して、関節の屈伸運動を自動的に行うことができます。 CPMは、主に人工膝関節置換術、人工股関節置換術、膝靭帯再建術、膝関節授動術、大腿骨骨折術などの手術後に行われます。手術後、関節は腫れや痛みがあるため、自分で動かすことが難しくなります。CPMを使用することで、関節を動かすことができ、可動域を回復させることができます。 CPMは、最初は可動域を小さくして、速度はゆっくりに行います。回復の状況に合わせて、可動域と速度を変えていきます。手術後1~3日間程度、CPMを使用した関節の訓練を行い、段階的に筋肉、歩行のリハビリへと移っていきます。
循環器

看護師に必須の用語「動脈血」とは

動脈血とは、酸素を多く含む鮮紅色の血液のことです。肺から心臓へ入る肺静脈と、心臓から全身へ送り出す大動脈には動脈血が流れています。 動脈血には、全身の細胞や組織に酸素を供給する役割があります。また、二酸化炭素や老廃物を回収する役割もあります。 動脈血の酸素飽和度は、血液中の酸素の割合を表す数値です。動脈血の酸素飽和度は、通常95~100%です。動脈血の酸素飽和度が低下すると、全身の細胞や組織に酸素が供給されなくなり、様々な症状が現れます。 動脈血の酸素飽和度が低下する原因としては、肺疾患、心臓疾患、貧血、中毒などがあります。動脈血の酸素飽和度が低下すると、呼吸困難、意識障害、チアノーゼなどの症状が現れます。 動脈血の酸素飽和度を測定するためには、動脈血ガス分析を行います。動脈血ガス分析は、動脈血を採取して、酸素飽和度やpH、二酸化炭素濃度などを測定する検査です。動脈血ガス分析は、肺疾患や心臓疾患の診断や治療に役立ちます。
その他

ジギタールとは?最新のデジタル検査法を解説

ジギタールとは、デジタル・エクザミネーション(digital examination)の略語で、指診のことを意味する。直腸管、もしくは肛門管から指で触診して、対象部位の状態を把握し,疾患の有無を診断する。特に直腸指診のことを指す場合が多い。直腸指診とは、直腸および肛門の病気を発見するために、指で肛門から直腸内を触診することである。直腸指診は、直腸がん、痔、肛門裂傷、前立腺肥大症などの診断に役立つ。
医療機器・設備・器具

看護師が知っておくべき『Fr』って何?

Frとは、カテーテルやドレーンなどの管のサイズ(太さ)を表す単位のことです。Fとも表記され、会話上では「10Fr=10フレ」というように「フレ」と略すことが多いです。換算すると、3Fr=1mmとなります。 カテーテルの太さは、カテーテルを挿入する目的や挿入する部位によって異なります。例えば、導尿には12Fr~14Fr、冠動脈には5~8Fr前後、脳動脈には2Fr程度のカテーテルが使われます。 カテーテルのサイズは、患者の安全のために非常に重要です。適切なサイズのカテーテルが使用されないと、カテーテル挿入時の痛みや出血、感染症などの合併症のリスクが高まります。 カテーテルのサイズは、医師が患者さんの症状や状態を考慮して決定します。
脳・神経

看護師に必須の用語『灰白質』

灰白質とは、神経細胞の細胞体が集合している領域のことです。脊髄の断面を見ると、脳室につながる中心管が中央に存在し、その周囲を囲んでいる「H」の形をした部分が灰白質です。大脳皮質や小脳皮質、脳幹、脊髄など、中枢神経系のさまざまな部分に存在しています。灰白質は、神経細胞の細胞体や樹状突起、シナプスなどの神経細胞の構造に加えて、毛細血管やグリア細胞など、神経細胞をサポートする細胞も含まれています。灰白質は、脳や脊髄の中で情報を処理する重要な役割を果たしています。
その他

看護師に必須の用語『NC』の意味と使い方

NCとは、経過観察などの記録をつける際、特に目立った変化がないことを伝える時に用いる言葉である。NCは「特記すべきことなし」の略語で、n.p.(not particular, nothing particular)も同様の意味で用いる。 NCは、看護師が患者の状態を記録する際に、よく使用される用語である。患者の状態が安定していて、特に目立った変化がない場合、NCと記録することで、患者の状態を簡潔かつ正確に伝えることができる。 NCは、看護師が患者の状態を記録する際に、とても重要な役割を果たしている。NCを適切に使用することで、患者の状態を正確に伝えることができ、患者の安全を確保することができる。
内分泌・代謝・栄養

看護師に必須の用語『糖尿病神経障害』

糖尿病神経障害とは、糖尿病を長年患っている人の末梢神経や自律神経に障害が起こる病気です。糖尿病神経障害は、糖尿病網膜症、糖尿病腎症とともに糖尿病の三大合併症の一つです。 糖尿病神経障害は、高血糖が持続すると神経そのものが浮腫や変性に至ること、神経を栄養する細い血管が閉塞してしまうことが原因であると考えられています。 糖尿病神経障害の症状は、多発性神経障害、自律神経障害、単一性神経障害の3つに大別されます。 多発性神経障害は、手足の末梢神経に障害が起こり、しびれ、痛み、感覚異常などの症状が現れます。 自律神経障害は、自律神経に障害が起こり、血圧の調整、発汗、消化器運動などの身体の自動的な機能が障害されます。 単一性神経障害は、特定の末梢神経に障害が起こり、顔面神経麻痺、手根管症候群、大腿神経障害などの症状が現れます。
消化器

看護師必須用語!『肝臓』について

肝臓とは、腹腔内にある臓器で、主に体内の代謝に関わっています。その機能には、栄養の分解・合成、貯蔵、消化酵素の分泌、解毒などがあります。肝臓は、血液を浄化したり、栄養素を貯蔵したり、胆汁を生成したりするなど、重要な役割を担っています。肝臓は、右上腹部にある臓器で、体重の約2%を占めています。肝臓は、肝細胞、胆管、血管、結合組織で構成されています。肝細胞は、肝臓の主な細胞であり、栄養の分解・合成、貯蔵、解毒などを行います。胆管は、胆汁を肝臓から胆嚢や十二指腸に運ぶ管です。血管は、肝臓に血液を送ったり、肝臓から血液を回収したりする役割を果たしています。結合組織は、肝臓の細胞や血管を支えています。
医療機器・設備・器具

看護師に必須の用語『トレッドミル』とは?

トレッドミルとは、室内でランニングやウォーキングを行うための器具のことです。動くベルトコンベアー上を歩いたり走ったりするもので、ルームランナーやランニングマシンとも呼ばれています。医療用語で「トレッドミル」という場合は、「トレッドミル運動負荷試験」の略語として使う場合が一般的です。 トレッドミルは、フィットネスやリハビリテーション、医療などさまざまな目的に使用されています。フィットネスでは、有酸素運動によるカロリー消費や筋力強化、心肺機能の向上などを目的として使用されます。リハビリテーションでは、歩行困難な患者さんの歩行能力を回復させるために使用されます。医療では、心臓や肺の機能を評価するための検査として使用されます。 トレッドミルを使用する際には、正しい姿勢とフォームを心がけることが大切です。また、運動強度や運動時間は、個人の体力や目的に応じて調整する必要があります。トレッドミルを使用した運動は、健康維持や増進に効果的ですが、無理をせず、安全に運動することが大切です。
呼吸器

看護師に必須の用語『バイパップ』について

バイパップとは、気管挿管や気管切開を行わない換気法の総称であるNIPPV(Non-Invasive Positive Pressure Ventilation)を行うための人工呼吸器の商品名である。BiPAP(bilevel Positive Airway Pressure)とも呼ばれる。バイパップは、主に睡眠時無呼吸症候群や慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの呼吸器疾患の患者に使用される。バイパップは、患者の鼻または口にマスクを装着して、空気圧を加えることで呼吸を補助する。バイパップは、患者の呼吸状態に合わせて、吸気圧と呼気圧を調整することができる。バイパップは、患者の呼吸を改善し、睡眠の質を高める効果が期待できる。
精神科

看護師の自己効力感とその活用法

-自己効力感の概要- 自己効力感とは、カナダ人心理学者のアルバート・バンデューラによって提唱された概念で、何らかの課題に直面した際や特定の状況において、「自分ならこれくらいできるのではないか」といった可能性を認知することである。自己効力感は、個人が自分の能力やスキルをどれだけ認識しているかを示すものであり、その人の行動や達成目標に大きな影響を与えることが知られている。自己効力感が高い人は、困難な課題にも挑戦しやすく、最後までやり遂げる可能性が高い。また、自己効力感が低い人は、簡単な課題でも失敗を恐れて挑戦することを避け、結果として目標を達成することが難しくなる。看護師は、患者のケアや健康教育を行う上で、自己効力感の高い患者と低い患者で異なるアプローチが必要となる。自己効力感の高い患者は、看護師の指示を理解しやすく、治療方針にも協力しやすい。一方、自己効力感の低い患者は、看護師の指示を理解するのに時間がかかり、治療方針にも抵抗を示すことがある。そのため、看護師は患者の自己効力感を見極め、それに応じたケアや健康教育を行うことが重要である。
血液・造血

看護師が知っておきたい『リンパ球』について

リンパ球は、生体防御に関わる重要な細胞であり、骨髄、胸腺、脾臓、リンパ節、扁桃などのリンパ組織に豊富に存在しています。リンパ球にはいくつかの種類があり、それぞれ異なる役割と機能を持っています。 リンパ球の主な役割は、異物を認識して排除することです。異物には、細菌、ウイルス、寄生虫、がん細胞などさまざまなものがあります。リンパ球は、これらの異物を認識すると、抗体やサイトカインを産生して排除します。 抗体は、異物を特異的に認識して結合するタンパク質です。抗体は、異物を無毒化したり、マクロファージや好中球などの食細胞が異物を貪食するのを助けたりします。 サイトカインは、免疫細胞の活動を調節するタンパク質です。サイトカインは、免疫細胞の増殖や分化を促進したり、抗体やサイトカインの産生を促進したりします。 リンパ球は、生体防御において重要な役割を果たす細胞です。リンパ球がなければ、私たちはさまざまな感染症にかかりやすくなり、がんを発症するリスクも高くなります。
アレルギー・膠原病

看護師が知っておくべきアレルゲンの基礎知識

アレルゲンとは、アレルギー反応を引き起こす物質のことです。アレルギーとは、免疫系が正常な物質を攻撃してしまうことで起こる反応です。アレルゲンは、花粉、ハウスダスト、ダニ、食物、ペットの毛、ラテックスなど、さまざまなものが存在します。 アレルゲンが体内に侵入すると、免疫系が抗体を作って攻撃します。この抗体がアレルゲンと結合すると、ヒスタミンなどの化学物質が放出されます。ヒスタミンは、くしゃみ、鼻水、目の痒み、咳、発疹、息切れなどの症状を引き起こします。 アレルギーは、遺伝と環境の両方の要因によって起こります。アレルギーの家族歴がある人は、アレルギーを発症するリスクが高くなります。また、空気汚染や喫煙などの環境要因も、アレルギーの発症リスクを高めます。 アレルギーの治療法は、アレルゲンの回避と薬物治療が主なものです。アレルゲンの回避とは、アレルゲンを吸入したり、接触したりすることを避けることです。薬物治療には、抗ヒスタミン薬、ステロイド薬、抗アレルギー薬などがあります。 アレルギーは、適切な治療によって症状をコントロールすることができます。しかし、アレルギーは完治することが難しい病気でもあります。そのため、アレルゲンの回避と薬物治療を継続することが大切です。
皮膚科

看護師が知るべきセラミドとは?

セラミドは、表皮の角質層に存在する細胞間脂質の構成成分の一つです。角質細胞間脂質は、セラミドの他にコレステロールや遊離脂肪酸、硫酸コレステロールなどからなり、角質層の水分保持やバリア機能を担っています。セラミドは、角質細胞間脂質の構成成分の約50%を占め、中心的な役割を果たしています。 セラミドは、スフィンゴシンと脂肪酸からなる脂質の一種です。スフィンゴシンは、アミノ酸の一種であるセリンから合成されます。脂肪酸は、食事から摂取したり、体内で合成されたりします。セラミドは、角質細胞間脂質の構成成分として、角質層の水分保持やバリア機能を担っています。また、セラミドは、角質細胞の増殖や分化を調節する働きも持っています。 セラミドは、加齢や紫外線、乾燥などによって減少します。セラミドが減少すると、角質層の水分保持能力が低下し、乾燥肌や小じわの原因となります。また、セラミドが減少すると、角質層のバリア機能が低下し、外部からの刺激を受けやすくなります。
整形外科

看護師に必須の用語『ラセーグ徴候』とは

ラセーグ徴候とは、仰臥位の患者の下肢を伸展させたまま持ち上げようとすると、大腿後面に疼痛を訴え、それ以上足を挙上できなくなる状態を指す。この状態が出現することを、ラセーグ徴候陽性という。ラセーグ徴候は、腰椎椎間板ヘルニアや仙骨神経根症などの腰部脊柱管狭窄症の診断に有用である。 ラセーグ徴候は、フランスの医師であるシャルル・ラセーグによって最初に報告された。ラセーグは、腰椎椎間板ヘルニアの患者にこの徴候が見られることを発見し、1883年に報告した。その後、ラセーグ徴候は、腰部脊柱管狭窄症の診断にも有用であることが判明した。 ラセーグ徴候は、腰椎椎間板ヘルニアや仙骨神経根症などの腰部脊柱管狭窄症の診断に有用である。これらの疾患では、腰椎の神経が圧迫されて痛みやしびれなどの症状が出現する。ラセーグ徴候は、腰椎の神経が圧迫されているかどうかを判断するのに役立つ。 ラセーグ徴候は、仰臥位の患者の下肢を伸展させたまま持ち上げようとすると、大腿後面に疼痛を訴え、それ以上足を挙上できなくなる状態を指す。この状態が出現することを、ラセーグ徴候陽性という。ラセーグ徴候は、腰椎椎間板ヘルニアや仙骨神経根症などの腰部脊柱管狭窄症の診断に有用である。
感染

看護師が知っておくべき『細胞内寄生菌』

細胞内寄生菌とは、生きた細胞内に寄生して増殖する細菌の総称である。細胞内寄生菌は、通性細胞内寄生菌と偏性細胞内寄生菌に大別される。通性細胞内寄生菌は、細胞内と細胞外、どちらでも増殖できる病原性細菌である。代表的な病原性細菌として、結核菌、チフス菌、梅毒トレポネーマなどが挙げられる。偏性細胞内寄生菌は、寄生する細胞の外では増殖できない病原性細菌である。代表的な病原性細菌にリケッチア、クラミジアなどが挙げられる。
その他

看護師に必須の用語『カルチ』について

カルチという言葉は、カルシノーマの略語であり、上皮細胞由来の悪性腫瘍を指す医学用語です。上皮細胞とは、体の表面や内腔を覆う細胞であり、皮膚、粘膜、臓器の表面などに存在します。カルチは、上皮細胞ががん化し、増殖して腫瘍を形成した状態です。 カルチは、がんの中でも最も頻度の高いタイプであり、世界中で毎年数百万人が発症しています。カルチには、肺がん、大腸がん、乳がん、前立腺がん、胃がん、膵臓がん、肝臓がん、子宮がん、卵巣がん、腎臓がん、膀胱がん、メラノーマなど、さまざまな種類があります。 カルチの症状は、腫瘍の部位や大きさによって異なりますが、腫瘍が大きくなったり、転移したりすると、痛み、出血、体重減少、疲労感、食欲不振、悪心、嘔吐などの症状が現れることがあります。カルチの診断は、問診、身体検査、画像検査、組織検査などによって行われます。カルチの治療法は、腫瘍の部位、大きさ、転移の有無、患者の年齢や全身状態などによって異なりますが、手術、放射線療法、化学療法、分子標的薬、免疫療法などが行われます。
感染

破傷風について知っておくべきこと

破傷風の原因と症状 破傷風は、細菌の一種である破傷風菌によって引き起こされる感染症です。破傷風菌は、土壌や埃の中などに存在しており、傷口から体内に侵入すると、感染を起こします。破傷風菌は、神経に作用して筋肉のけいれんを引き起こし、呼吸困難や死に至ることもあります。 破傷風の主な症状は、筋肉のけいれん、強直、痙攣などです。初期症状としては、傷口周辺の筋肉の痛みやけいれん、発汗、頭痛、不眠などが見られます。その後、全身の筋肉のけいれんや強直が進行し、呼吸困難や死に至ることもあります。破傷風は、ワクチンを接種することで予防することができます。破傷風ワクチンは、通常、幼児期に接種され、その後、10年ごとに追加接種を受けます。
眼科

看護師必須の用語『眼底検査』

眼底検査とは、瞳孔を通して眼底(網膜および視神経乳頭)を観察・評価する検査である。主に血管、網膜の状態、視神経を観察する。眼底検査は、目の健康状態を評価するために不可欠な検査であり、さまざまな疾患の早期発見や治療に役立つ。 眼底検査は、散瞳薬を点眼して瞳孔を散大させ、眼底を拡大鏡で観察する。散瞳薬は、瞳孔を散大させることで、眼底をより広い範囲で観察できるようにする。眼底検査は、短時間で終了する検査であり、痛みを伴うものではない。 眼底検査では、血管の状態、網膜の状態、視神経の状態を観察する。血管の状態を観察することで、動脈硬化や糖尿病などの疾患を早期発見することができる。網膜の状態を観察することで、網膜剥離や網膜出血などの疾患を早期発見することができる。視神経の状態を観察することで、緑内障や視神経炎などの疾患を早期発見することができる。 眼底検査は、目の健康状態を評価するために不可欠な検査であり、さまざまな疾患の早期発見や治療に役立つ。そのため、定期的に眼底検査を受けることが重要である。
産婦人科

看護師が知っておくべきNICUとは?

新生児特定集中治療室(NICU)とは、何らかの疾患のある新生児を集中的に管理・治療するための部屋・部門のことである。早産児や低出生体重児、先天性心疾患を患った新生児などが対象となる。 保育器や人工呼吸器、心拍数を監視する機器、子ども用の点滴器具などを備えており、24時間体制で新生児のケアを行っている。NICUのスタッフは、新生児の専門知識を持つ医師や看護師が中心となって構成されている。 NICUに入院する新生児は、出生直後から数週間~数ヶ月間、場合によっては数年間にわたって治療を受けることになる。治療内容は、疾患の種類や重症度によって異なるが、輸血や投薬、外科手術などが行われることもある。 NICUでの治療は、新生児の命を救うために欠かせないものであるが、同時に、新生児とその家族に大きな負担がかかることも事実である。NICUに入院している新生児の家族は、我が子の容態を心配したり、治療費の負担に悩んだりすることが多い。 しかし、NICUのスタッフは、新生児と家族に寄り添いながら、治療をサポートしている。新生児の命を救い、家族の笑顔を取り戻すために、日々奮闘しているのである。
その他

看護師に不可欠!再生医療の基礎知識

再生医療とは、傷病で失われた臓器や組織の再建、修復、形成を目的とした治療法全般のことを指します。従来は移植(臓器、組織、細胞)を含む概念でしたが、近年は分化能を有する細胞から必要な組織や臓器を作り出し、喪失した機能を回復させる方法を指すようになりました。動物の細胞は1つの受精卵からあらゆる組織へ分化する能力を持っていますが、細胞分裂を繰り返すうちに色々な組織へ分化する能力を失い、一定の組織にだけなる性質の体細胞になります。その点に着目して、当初はあらゆる分化能を有するES細胞(胚性幹細胞)を用いた再生医療の研究が進みました。