看護師業界ウォッチャー

その他

看護の基礎用語集:NICについて

NIC(にっく、Nusing Interventions Classification)とは、看護介入分類のことであり、看護介入を概念化し、系統的に分類したもののことです。NANDA看護診断の看護診断名(旧・診断ラベル)と同じく、あらかじめ決められているものから選択します。NANDA、NOCと合わせてNANDA-NOC-NIC(NNN)と呼ばれます。 NICの目的は、看護介入を標準化し、看護師間のコミュニケーションを円滑化することです。また、看護教育や研究の基盤を提供することも目的としています。NICは、看護師が患者の状態やニーズをアセスメントし、適切な看護介入を選択・実施する際に使用されます。NICには、いくつかの分類体系があり、それぞれに固有の介入が含まれています。例えば、基本的な看護介入、治療的看護介入、教育的看護介入などがあります。 NICは、看護師が患者の状態やニーズをアセスメントし、適切な看護介入を選択・実施する際に使用される、標準化された用語集です。NICは、看護師間のコミュニケーションを円滑化し、看護教育や研究の基盤を提供します。
循環器

看護師に必須の用語!発作性心房細動とは?

発作性心房細動とは、300~600回/分の頻度で心房が不規則に興奮し、脈拍がばらばらになる症状を特徴とする不整脈の一種です。心房細動は、ときにめまい、動悸、胸の痛みや圧迫感、息切れ、疲労などの症状を引き起こす可能性があります。これらの症状は、通常数分または数時間以内に消失しますが、数日から数週間続く場合もあります。 発作性心房細動は、心電図検査によって診断されます。心電図検査は、心臓の電気的活動を記録する検査です。発作性心房細動は、不規則で粗い心房細動の波形によって特徴付けられます。心胸部CT、冠動脈造影、甲状腺機能検査、24時間ホルター心電図などが行われることもあります。
組織・制度

看護師必見!医療法人について

医療法人とは、病院やクリニック・診療所、介護老人保健施設などの開設や所有を目的として、医療法の規定に基づき設立される法人のことです。医療法人制度は、1950年に医療法に導入され、医療もしくはそれに伴う行為を行う場所として開設されます。医療法人になるためには、都道府県知事の認可を必要とし、都道府県の医療審議会による判断を仰がなくてはなりません。医療法人は、個人事業としてクリニックを運営することとは、下記のような違いがあります。 ・医療機関は、患者から得る窓口負担以外は社会保険診療報酬支払基金や国民健康保険団体連合会から診療報酬として得ています。医療法人になるとこの支払基金や国保連合会からの診療報酬が一度医療法人団体に入り、医師個人には役員報酬などの給与として支払われます。 ・メリットとして、源泉徴収がなくなり、給与所得控除を受けることができます。また、理事長変更のみで相続税が不要になるため、分院や介護施設運営など事業展開が可能です。 ・デメリットとして、永続性が求められるので容易に引退や解散が許されず、監督官庁の監査は厳しく、書類作成の煩雑さは増します。また、交際費上限が設けられます。
看護技術

看護師に知っておいてほしい家庭訪問指導とは?

家庭訪問指導とは、保健指導が必要な地域住民に対し、保健師や看護師などが家庭を訪問し、必要な指導を行うことです。主に自治体によって行われ、対象となるのは、妊婦、乳幼児、高齢者、慢性疾患患者、障害者などです。訪問の頻度は、対象者の状況に合わせて異なりますが、通常は数ヶ月に1回程度です。 訪問時には、対象者の健康状態や生活状況を把握し、必要な保健指導を行います。具体的には、栄養指導、運動指導、生活習慣指導、服薬指導、介護指導などです。また、対象者の家族や介護者にも指導を行うことがあります。 家庭訪問指導は、対象者の健康状態を改善し、自立した生活を送ることを支援することを目的としています。また、対象者の家族や介護者の負担を軽減することも目的としています。 家庭訪問指導は、対象者の健康状態や生活状況に合わせて行われるため、効果的な保健指導を行うことができます。また、対象者の自宅を訪問することで、対象者の生活環境を直接観察することができ、より適切な指導を行うことができます。
皮膚科

看護師が知っておくべき「やけど」の基礎知識

やけどは、火や熱湯など高熱によって生じる損傷のことをいい、熱傷とも呼ばれます。比較的低い温度でも持続的に加熱されると、低温やけどと呼ばれるやけどになることもあります。 やけどの範囲と深さは、重症度と深く関連しています。やけどの範囲を判定する方法として、成人では9の法則、小児では5の法則というものがあります。9の法則とは、人間の体表面積の9%ずつを頭部、体幹の前・後、上肢、下肢に当てはめたもので、小児では頭部18%、体幹の前・後36%、上肢18%、下肢28%とします。やけど面積が30%を超えると重症となり、全身管理が必要なレベルとなります。 やけどには、熱傷、化学熱傷、電気熱傷、放射線熱傷、低温やけどの5つの種類があります。 ・熱傷火、熱湯、熱した金属などによって生じます。 ・化学熱傷酸やアルカリなどの化学物質によって生じます。 ・電気熱傷電気によって生じます。 ・放射線熱傷レントゲン写真や放射線治療などによって生じます。 ・低温やけど氷やドライアイスなどによって生じます。
アレルギー・膠原病

看護師に知っておいてほしい抗アレルギー薬

抗アレルギー薬の種類 抗アレルギー薬には、第一世代、第二世代、第三世代の3種類があります。 ・第一世代抗アレルギー薬は、最も古くから使用されている抗アレルギー薬で、ジフェンヒドラミンやクロルフェニラミンなどが含まれます。第一世代抗アレルギー薬は、眠気や口の渇きなどの副作用が出やすいのが特徴です。 ・第二世代抗アレルギー薬は、第一世代抗アレルギー薬よりも副作用が少ないのが特徴です。ロラタジンやセチリジンなどが含まれます。第二世代抗アレルギー薬は、眠気や口の渇きなどの副作用が出にくく、抗ヒスタミン作用が強いのが特徴です。 ・第三世代抗アレルギー薬は、第二世代抗アレルギー薬よりもさらに副作用が少ないのが特徴です。フェキソフェナジンやデズロラタジンなどが含まれます。第三世代抗アレルギー薬は、眠気や口の渇きなどの副作用が出にくく、抗ヒスタミン作用が強いのが特徴です。
腎・泌尿器

看護師が知っておきたい膀胱直腸障害とは?

膀胱直腸障害とは、膀胱や直腸に機能障害が生じることをいいます。膀胱機能の障害としては、尿失禁、残尿、頻尿、尿路感染などがあります。一方、直腸障害としては、便失禁、便秘、頻便が挙げられます。膀胱直腸障害の原因は、神経損傷、加齢、肥満、妊娠、出産など様々です。また、糖尿病や多発性硬化症などの基礎疾患がある場合にも、膀胱直腸障害が起こりやすくなります。膀胱直腸障害は、日常生活に支障をきたすだけでなく、社会的な孤立や抑うつなどの精神的な問題を引き起こすこともあります。そのため、膀胱直腸障害の症状がある場合は、早めに医療機関を受診することが大切です。
アレルギー・膠原病

看護師のための用語解説 ゲルとは

ゲルとは、液体を媒質としたコロイドであり、固体のコロイド粒子が沈殿またはゼリー状をなしたものである。ゲル状物質は、自然界に広くみられる物質状態であり、固化した寒天や豆腐、こんにゃく、ゼラチンなどが一例である。ゲルは、その構造によって、コロイドゲル、アソシエーションゲル、ネットワークゲル、ミセルゲルなどの種類に分類される。コロイドゲルは、コロイド粒子が互いに凝集して形成されるゲルである。アソシエーションゲルは、分子間力が働いて形成されるゲルである。ネットワークゲルは、高分子鎖が架橋して形成されるゲルである。ミセルゲルは、界面活性剤のミセルが凝集して形成されるゲルである。
薬

看護師に必須の用語『mol(モル)』とは?

モルとは、国際単位系で定義された、物質量の単位である。1molは、厳密に 6.02214076×1023の要素粒子を含んでいる。これは、炭素-12原子の質量の正確に 0.012キログラムと定義されている。モルは、物質の量を測定するために使用される。例えば、水1モルの質量は18.015グラムである。 モルは、化学反応を理解するためにも重要である。化学反応では、反応物のモル数と生成物のモル数は常に等しい。これは、物質の質量は反応の前後では変化しないことを意味している。モルは、化学物質の量を測定するために使用されるだけでなく、化学反応を理解するためにも使用される重要な単位である。
小児科

看護師に必須の用語『ランドー反射』とは?

ランドー反射とは、生後6カ月~2歳ごろまでの乳幼児にみられる姿勢反射の一つです。児の腹部を抱えて水平腹臥位にすると、頸部を後屈し、頭部を挙上させて、体幹および下肢が伸展します。この状態で頸部を前屈させると、体幹および下肢が屈曲します。ランドー反射は、発育状態のチェックに用いられます。 ランドー反射は、乳幼児が姿勢を制御するのを助ける重要な反射です。この反射は、乳幼児が頭を上げ、首をコントロールし、バランスをとるのを助けます。ランドー反射はまた、乳幼児が這ったり、歩いたり、走ったりするのを助けます。 ランドー反射は、通常、生後6カ月頃に始まり、2歳頃までに消失します。ランドー反射が正常に発達しない場合、乳幼児は姿勢を制御するのが難しくなることがあります。これは、発達遅延や神経系の問題の兆候である可能性があります。 ランドー反射が正常に発達していないのではないかと心配な場合は、医師に相談してください。医師は、乳幼児の姿勢を評価し、ランドー反射が正常に発達しているかどうかを確認します。
看護技術

看護師に知っておきたいエネマの基礎知識

エネマとは、浣腸を意味する医療界の用語のことである。浣腸を表す英語、enemaに由来する。カテーテルなどを挿入して、肛門から大腸へ薬液を注入すること。エネマは、便秘や下痢の治療、腸内洗浄、大腸検査の前処置、薬物の投与など、さまざまな目的で行われる。エネマは、医療機関で行う場合と、自宅で行う場合がある。医療機関で行うエネマは、医師や看護師が行う。自宅で行うエネマは、市販のエネマキットを使って行うことができる。エネマを行う際には、医師や看護師の指示に従うことが重要である。
脳・神経

看護師に必須の用語『ホムンクルス』とは

ホムンクルスとは、脳の部位と身体の機能の対応関係をまとめた図のことである。ホムンクルスは、19世紀にドイツの神経学者であるコルフによって考案された。コルフは、脳の各部位が体の特定の部位を制御しており、その部位の大きさや重要性に応じて、脳の対応する部位の大きさも変化すると考えた。例えば、手や足などの重要な部位は、脳の対応する部位が大きく、顔や腹などのさほど重要ではない部位は、脳の対応する部位が小さい。 ホムンクルスは、脳の構造と機能を理解するために役立つモデルである。また、脳卒中やその他の神経疾患の治療にも役立つ。例えば、脳卒中によって脳の特定の部位が損傷すると、その部位に対応する身体の機能が障害される。ホムンクルスを用いることで、損傷した脳の部位を特定し、適切な治療を行うことができる。
整形外科

看護師に必須の『アセトアミノフェン』について

アセトアミノフェンは、解熱鎮痛薬として広く使用されている薬剤です。その作用は、体の温度を下げ、痛みを和らげることです。アセトアミノフェンは、熱が38.5度以上、または痛みが強い場合に服用されます。アセトアミノフェンは、比較的安全な薬剤ですが、過剰摂取すると肝臓に損傷を与える可能性があります。そのため、用法・用量を守って服用することが大切です。 アセトアミノフェンの効果は、通常15~30分後に現れます。解熱効果は4~6時間、鎮痛効果は6~8時間持続します。アセトアミノフェンは、単独で服用することも、他の薬剤と併用して服用することもできます。他の薬剤と併用する場合には、相互作用に注意する必要があります。アセトアミノフェンは、アルコールと一緒に服用すると、肝臓に損傷を与える可能性が高まります。また、アセトアミノフェンは、ワルファリンなどの抗凝固薬と一緒に服用すると、その効果を弱める可能性があります。 アセトアミノフェンは、比較的安全な薬剤ですが、過剰摂取すると肝臓に損傷を与える可能性があります。アセトアミノフェンの過剰摂取は、肝臓の炎症や壊死を引き起こし、最悪の場合には死に至る可能性があります。アセトアミノフェンの過剰摂取を防ぐためには、用法・用量を守って服用することが大切です。アセトアミノフェンを服用する際には、必ず医師または薬剤師に相談しましょう。
整形外科

看護師に必須の用語『MMT』とは?

MMT(MMT(えむえむてぃー、manual muscle testing)とは、人の手で(徒手的)患者の筋力を測定する検査法である。)とは、人の手で(徒手的)に患者の筋力を測定する検査法のことである。 MMTは、筋力低下を早期に発見したり、筋力の回復度合いを評価したりするために用いられる。 MMTの方法は、以下の通りである。 1. 患者を仰向けまたは座位にする。 2. 検査者は、患者の筋力を測定したい部位を固定する。 3. 検査者は、患者の筋力に抵抗しながら、患者の筋力を測定する。 4. 検査者は、患者の筋力の強さを、以下の6段階で評価する。 0 筋収縮なし 1 筋収縮が認められるが、関節を動かすことができない 2 関節を動かすことができるが、重力に逆らって動かすことができない 3 重力に逆らって関節を動かすことができるが、抵抗に逆らって動かすことができない 4 抵抗に逆らって関節を動かすことができるが、最大筋力に達していない 5 最大筋力に達している MMTは、筋力低下を早期に発見したり、筋力の回復度合いを評価したりするために有用な検査法である。
整形外科

看護師必須!扁平足について徹底解説!

扁平足とは、土踏まずが低く、またはまったく存在しない足の状態です。扁平足は、足首の関節が過度に柔軟であることや、足底筋が弱いことが原因で起こることがあります。扁平足は、痛みやその他の症状を引き起こす可能性がありますが、無症状であることもあります。 扁平足の最も一般的な特徴は、土踏まずが低いことです。土踏まずがないことで、足はより平らに見え、足首の関節が過度に柔軟になります。また、扁平足の人では、足底筋が弱く、足首の関節を十分に支えることができないことが多くあります。 扁平足は、いくつかの健康上の問題を引き起こす可能性があります。扁平足の人は、足首の痛み、かかとの痛み、足底筋膜炎、外反母趾、足首の捻挫などを起こしやすくなります。また、扁平足は、腰痛や膝の痛みを引き起こす可能性もあります。 扁平足は、いくつかの方法で予防または治療することができます。扁平足の予防には、足に合った靴を履くこと、足底筋を鍛えること、体重を減らすことが効果的です。扁平足の治療には、装具の使用、理学療法、手術などが含まれます。
脳・神経

看護師に必須の用語『橋』

橋(橋(きょう、pons)とは、中脳と延髄に挟まれた、脳幹の一部である。腹側から脳幹を観察すると、小脳の腹側から生じた線維束(中小脳脚)が、脳幹の一部を乗り越え、包むように盛り上がって見える。この部位が小脳から出た「橋」に見えることから、橋と命名された。)の構造と機能 橋は、脳幹の腹側に位置し、中脳と延髄をつないでいます。橋の表面には、多くの神経線維が走っており、これらの神経線維は、脳と小脳、延髄をつないでいます。橋の内部には、多くの神経核があり、これらの神経核は、脳や小脳、延髄に指令を送ったり、脳や小脳、延髄から指令を受け取ったりしています。 橋は、呼吸、睡眠、覚醒、意識などの重要な生命活動を制御しています。また、橋は、運動、感覚、平衡などの機能にも関与しています。
呼吸器

CPAPとは?仕組みや効果、使い方などを解説

CPAPとは、持続陽圧呼吸療法の略で、気道に機械で持続的に圧力をかける機器、もしくは気道に圧力をかけて空気の通り道を確保する治療法を指します。睡眠時無呼吸症候群や慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの呼吸障害を治療するために使用されます。 CPAPは、鼻や口にマスクを装着し、そのマスクから気道を介して一定の気圧を送り込み、気道を広げて呼吸を楽にします。これにより、睡眠時無呼吸症候群患者の睡眠中の無呼吸や低呼吸を軽減し、COPD患者の呼吸困難を軽減することが期待できます。 CPAPは、在宅治療として使用することができ、医師の指示に従って、毎日一定の時間、CPAPを使用することで、呼吸障害の症状を改善することができます。ただし、CPAPはあくまでも治療法の一環であり、根本的な病気を治すものではありません。そのため、CPAPを使用しながら、医師の指示に従って、薬物治療や生活習慣の改善など、他の治療法も併用することが大切です。
消化器

マックバーニーの圧痛点 ~虫垂炎の危険 сигнал~

-腹痛に気をつけよう!- 腹痛は誰にでも起こり得る症状ですが、その原因は様々です。中には命に関わるような重大な病気のサインである場合もあります。そのため、腹痛が続く場合は自己判断せず、すぐに医師の診察を受けることが大切です。 腹痛の原因として最も多いのは胃腸の病気です。胃炎、胃潰瘍、腸炎、大腸炎などは、いずれも腹痛を引き起こす可能性があります。また、女性の場合は生理痛や子宮筋腫、卵巣嚢腫などの婦人科系の病気でも腹痛が起こることがあります。 さらに、胆石や尿路結石、膵炎などの病気でも腹痛が起こることがあります。これらの病気は、いずれも命に関わるような重大な病気であるため、早めの治療が必要です。 腹痛が続く場合は、自己判断せず、すぐに医師の診察を受けることが大切です。医師は、腹痛の原因を診断するために、問診、触診、血液検査、画像検査などを実施します。診断が確定したら、適切な治療を開始します。 腹痛を予防するためには、規則正しい食生活と適度な運動を心がけましょう。また、ストレスを溜めないことも大切です。ストレスが溜まると、胃腸の働きが低下して腹痛が起こりやすくなります。
感染

看護師が知っておきたいアニサキス症の基礎知識

アニサキス症とは、アニサキス属幼線虫により起こる消化器症状である。アニサキス属幼線虫は、主に海産魚介類に寄生しており、魚介類を摂取することでヒトの消化管に侵入する。アニサキス症の症状は、消化管に入ったアニサキス属幼線虫が胃や腸壁を刺激することで起こる。主な症状は、激しい腹痛、吐き気、嘔吐などである。また、アニサキス属幼線虫が食道や気管に迷入すると、呼吸困難や咳などの症状を引き起こすこともある。アニサキス症は、魚介類を摂取することで感染する。そのため、アニサキス症を防ぐためには、魚介類を十分に加熱して食べる必要がある。また、アニサキス属幼線虫が寄生している可能性がある魚介類は、生で食べないように注意することが大切である。アニサキス症を発症した場合は、すぐに医療機関を受診する必要がある。アニサキス症の治療は、アニサキス属幼線虫を駆除することが目的である。駆除方法は、内服薬や内視鏡を用いた方法などがある。
整形外科

看護師に必須の用語『四肢外傷』

四肢外傷とは、上肢・下肢に負った外傷のことである。体幹の外傷(胸部・腹部・骨盤部)や頭部外傷とは区別して用いられる。打撲や捻挫等の軽い外傷も含まれるが、臨床において「四肢外傷」という単語を使うときは、開放骨折をはじめ軟部組織のダメージが強い外傷を指すことが多い。四肢外傷は、鈍的外傷の約85%に合併すると言われ、外見は派手であるが、生命の危機的状況に至ることは少ない。しかし、成人の大腿骨骨幹部骨折では1,000mL~1,500mLほど出血するため、必要に応じて輸液・輸血およびモニター管理が推奨される。
皮膚科

看護師必須の基本知識〜ローション剤とは?〜

ローション剤とは、医薬品を水性の液体に溶解・乳化・微細均等に分散させた外用液剤のことである。ローション剤には、溶液性ローション、乳剤性ローション、懸濁性ローションの3種類がある。 溶液性ローションは、水に医薬品を溶かしたもの。皮膚に塗ると水分の蒸発によって冷却効果が期待できる。また、収斂作用(皮膚を引き締める作用)や保護作用もある。抗菌薬や抗真菌薬、ステロイドなどの医薬品が配合されていることが多い。 乳剤性ローションは、水と油を乳化させたもの。水と油が混ざり合わないため、乳化剤を加えて混ぜ合わせている。乳剤性ローションは、溶液性ローションよりも保湿性が高く、皮膚に塗るとしっとりとした感触がある。ステロイドや鎮痛・鎮痒薬などが配合されていることが多い。 懸濁性ローションは、水に医薬品を微細均等に分散させたもの。懸濁性ローションは、水と油のどちらにも溶けない医薬品が配合されている場合に用いられる。溶液性ローションや乳剤性ローションよりも粘度が高く、皮膚に塗ると少しべたつく感じがある。抗菌薬や抗真菌薬、ステロイドなどが配合されていることが多い。
検査・診断

看護師必須!スメア検査とは?

スメア検査とは、子宮頸部のがん検診で利用される検査方法です。子宮頸部細胞診とも呼ばれ、子宮頸部の細胞を採取して検査することで、がんの前段階である異形成と呼ばれる細胞を発見することを目的としています。 子宮頸部は、子宮の入り口にあたる部分です。月経や出産で開いたり閉じたりするため、傷がつきやすく、がんが発生しやすい場所でもあります。スメア検査は、子宮頸部のがんを早期に発見することができる検査として広く行われています。 スメア検査は、子宮頸部をへらや頸管ブラシでこすり、細胞を採取します。採取した細胞をスライドガラスに塗りつけて染色し、顕微鏡で観察します。異常細胞が発見された場合、さらに詳しい検査が行われます。
呼吸器

看護師に知っておいてほしい『呻吟』とは

呻吟とは、文字通り「苦痛や痛みを表現する呻き声」を意味します。医学的には、声門を閉じた状態で呼気を吐くことで生じる呻き声の呼吸障害を意味する場合もあります。この状態は、気道を塞いでいる腫瘍や分泌物などがある場合に起こることがあります。また、呻吟は、脳卒中や睡眠時無呼吸症候群などの疾患の症状として現れることもあります。 呻吟は、呼吸障害の一種であるため、呼吸困難や酸素不足などの症状を伴うことがあります。また、呻吟は、患者さんの苦痛や不安の表れであるため、看護師は呻吟を聞いた際には、患者さんの状態を丁寧に観察し、必要なケアを行うことが大切です。 呻吟は、さまざまな疾患の症状として現れる可能性があるため、呻吟を聞いた際には、患者さんの状態を正確に把握し、適切な医療処置を行うことが重要です。また、呻吟は、患者さんの苦痛や不安の表れであるため、看護師は呻吟を聞いた際には、患者さんの状態を丁寧に観察し、必要なケアを行うことが大切です。
皮膚科

看護師に必須の用語『皮膚』

皮膚は、人体最大の臓器であり、身体の表面を覆い、臓器などの身体の内部を保護する組織です。皮膚は、表皮、真皮、皮下組織の3層構造になっており、それぞれに異なる機能を果たしています。 表皮は、皮膚の一番外側の層で、角質層、顆粒層、有棘層、基底層の4層構造になっています。角質層は、死んだ細胞が重なり合って構成されており、皮膚を乾燥や刺激から守る役割を果たしています。顆粒層は、角質層の下にある層で、角質細胞の生成が行われています。有棘層は、顆粒層の下にある層で、細胞がトゲのように絡み合っているのが特徴です。基底層は、有棘層の下にある層で、細胞が分裂して新しい細胞を生成しています。 真皮は、表皮の下にある層で、コラーゲン繊維、エラスチン繊維、ヒアルロン酸などの成分で構成されています。コラーゲン繊維は、皮膚に強度と弾力性を与え、エラスチン繊維は、皮膚に伸縮性を与えています。ヒアルロン酸は、皮膚に潤いを与え、ハリを保つ役割を果たしています。真皮には、毛包、汗腺、皮脂腺など、皮膚の付属器も含まれています。 皮下組織は、真皮の下にある層で、脂肪細胞や血管、神経などが含まれています。脂肪細胞は、皮膚を保温し、衝撃を吸収する役割を果たしています。血管は、皮膚に栄養や酸素を供給し、老廃物を回収する役割を果たしています。神経は、皮膚に感覚を与え、痛みや温度などの刺激を脳に伝達する役割を果たしています。 皮膚は、身体の表面を覆い、臓器などの身体の内部を保護する役割を果たしています。また、皮膚は、感覚を与え、体温を調節する役割も果たしています。