看護師業界ウォッチャー

検査・診断

看護師必須!スメア検査とは?

スメア検査とは、子宮頸部のがん検診で利用される検査方法です。子宮頸部細胞診とも呼ばれ、子宮頸部の細胞を採取して検査することで、がんの前段階である異形成と呼ばれる細胞を発見することを目的としています。 子宮頸部は、子宮の入り口にあたる部分です。月経や出産で開いたり閉じたりするため、傷がつきやすく、がんが発生しやすい場所でもあります。スメア検査は、子宮頸部のがんを早期に発見することができる検査として広く行われています。 スメア検査は、子宮頸部をへらや頸管ブラシでこすり、細胞を採取します。採取した細胞をスライドガラスに塗りつけて染色し、顕微鏡で観察します。異常細胞が発見された場合、さらに詳しい検査が行われます。
循環器

看護師に必須の用語『左脚分枝ブロック』とは

左脚分枝ブロックとは、心臓の左心室に血液を供給する左脚の左脚前枝もしくは左脚後枝のどちらか片方が伝導障害を起こしている状態のことである。左脚前枝がブロックになったものを左脚前枝ブロック、左脚後枝ブロックになったものを左脚後枝ブロックと呼ぶ。左脚前枝の伝導が障害を起こすと、心電図において、中等度のQRS延長と高度な左軸偏位が見られる。左脚後枝ブロックでは、高度な右軸偏位を生じる。 左脚分枝ブロックは、心臓発作、高血圧、糖尿病などの心臓疾患によって引き起こされることが多い。また、先天性心疾患や心筋症によっても引き起こされることがある。左脚分枝ブロックは、通常、症状を引き起こさないが、場合によっては、息切れ、胸痛、失神などの症状を引き起こすことがある。 左脚分枝ブロックは、心電図検査によって診断される。治療法は、左脚分枝ブロックを引き起こしている基礎疾患の治療を行うことである。
消化器

看護師必須用語『キュンメル点』について

キュンメル点は、急性虫垂炎を示唆する圧痛点の一つです。急性虫垂炎とは、虫垂に炎症が生じる病気で、右下腹部に痛みを伴います。キュンメル点は、右下腹部のマクバーニー点から右側へ約2cmのところです。この部位を指で圧迫すると、急性虫垂炎の患者は痛みを発します。キュンメル点は、急性虫垂炎の診断に有用な圧痛点の一つです。 キュンメル点は、ドイツの外科医であるヘルマン・キュンメルによって発見されました。キュンメルは、急性虫垂炎の患者の右下腹部を診察していた際、マクバーニー点よりも右側で痛みを訴える患者が多ことに気づきました。そこで、キュンメルは、この部位を圧迫すると痛みを発する圧痛点であると報告しました。キュンメル点は、その後、急性虫垂炎の診断に有用な圧痛点の一つとして広く知られるようになりました。
呼吸器

看護師に知っておいてほしい『呻吟』とは

呻吟とは、文字通り「苦痛や痛みを表現する呻き声」を意味します。医学的には、声門を閉じた状態で呼気を吐くことで生じる呻き声の呼吸障害を意味する場合もあります。この状態は、気道を塞いでいる腫瘍や分泌物などがある場合に起こることがあります。また、呻吟は、脳卒中や睡眠時無呼吸症候群などの疾患の症状として現れることもあります。 呻吟は、呼吸障害の一種であるため、呼吸困難や酸素不足などの症状を伴うことがあります。また、呻吟は、患者さんの苦痛や不安の表れであるため、看護師は呻吟を聞いた際には、患者さんの状態を丁寧に観察し、必要なケアを行うことが大切です。 呻吟は、さまざまな疾患の症状として現れる可能性があるため、呻吟を聞いた際には、患者さんの状態を正確に把握し、適切な医療処置を行うことが重要です。また、呻吟は、患者さんの苦痛や不安の表れであるため、看護師は呻吟を聞いた際には、患者さんの状態を丁寧に観察し、必要なケアを行うことが大切です。
その他

看護師が知っておきたい『吐き気(嘔気)』について

吐き気とは、嘔吐しそうな不快感のことである。嘔気ともいう。吐き気は、様々な原因で起こり得る。例えば、乗り物酔い、食べ過ぎ、二日酔い、妊娠、病気などである。吐き気は、通常は一時的なものであり、自然に治まる。しかし、中には、慢性的な吐き気に悩まされる人もいる。このような場合は、医師の診察を受ける必要がある。 吐き気を催す主な原因には、以下のものがある。 * 乗り物酔い * 過食 * 二日酔い * 妊娠 * 病気(胃腸炎、インフルエンザ、尿路感染症など) * 薬の副作用 吐き気が続く場合や、嘔吐を伴う場合は、医師の診察を受ける必要がある。医師は、吐き気の原因を特定し、適切な治療法を決定する。吐き気を和らげるために、医師は吐き止め薬を処方したり、食事や生活習慣についてアドバイスしたりする。
整形外科

人工股関節の基礎知識と術後の留意点

人工股関節の手術は、変形性関節症や関節リウマチなどで股関節の軟骨がすり減り、保存的な治療では症状が改善しない場合に行われる手術です。手術では、損傷した股関節を人工の関節に置き換えます。人工股関節は、骨盤の臼蓋を置換するカップと、大腿骨の骨頭と頚部を置換するステムで構成されています。 人工股関節の手術には、骨セメントを使用する方法と、骨セメントを使用しない方法の2つがあります。骨セメントを使用する方法では、人工股関節と骨を骨セメントで固定します。この方法は、術後早期から固定力が強く、術直後の固定性が良いというメリットがあります。骨セメントを使用しない方法では、骨と人工股関節が直接接するようになります。人工股関節の表面には、骨が浸潤しやすいよう特殊加工が施されています。手術後数週経過してから、骨と人工股関節が固定されます。この方法は、骨との親和性が高くゆるみにくいというメリットがあります。 人工股関節の手術には、細菌感染、人工材料に対するアレルギー反応、肺血栓塞栓症、深部静脈血栓症、出血、脱臼、人工関節の摩耗、坐骨神経障害、大腿神経障害などの合併症のリスクがあります。
産婦人科

看護師に必須の用語『下腹部痛』

下腹部痛とは、下腹部の痛みを指します。下腹部とは、へその下から恥骨までの部分です。下腹部痛は、さまざまな原因で起こる可能性があります。よくある原因としては、月経痛、便秘、下痢、膀胱炎、前立腺炎、鼠蹊ヘルニア、卵巣嚢腫、子宮筋腫、子宮内膜症などがあります。下腹部痛は、多くの場合、軽度で自然に治まりますが、中には深刻な病気のサインであることもあります。下腹部痛がひどい場合や、長期間続く場合は、医師の診察を受けることが大切です。 下腹部痛の原因は、さまざまであり、中には命に関わるものもあります。下腹部痛がひどい場合や、長期間続く場合は、医師の診察を受けることが大切です。医師は、問診や診察、場合によっては検査を行い、下腹部痛の原因を突き止め、適切な治療を行います。
消化器

看護師知っておきたいアウエルバッハ神経叢

アウエルバッハ神経叢とは、消化管にある平滑筋の運動調節に関与している神経組織です。交感神経線維と副交感神経線維の両方を持っており、消化管の動きを制御しています。アウエルバッハ神経叢は、消化管の壁の間に位置しており、いくつかの層に分かれています。最も外側の層は縦走層と呼ばれ、消化管の長さ方向に伸びています。最も内側の層は環状層と呼ばれ、消化管の周囲を囲んでいます。縦走層と環状層の間には、介在層と呼ばれる層があり、神経細胞と神経線維が含まれています。アウエルバッハ神経叢は、消化管の運動を制御する重要な役割を果たしています。蠕動運動と呼ばれる波状の収縮を発生させることで、食物を消化管に沿って押し進めています。また、消化液の分泌も制御しており、食物を分解するのに役立っています。アウエルバッハ神経叢は、消化管の健康に欠かせない神経組織です。アウエルバッハ神経叢が損傷すると、消化管の運動や分泌が障害され、消化器系の問題を引き起こす可能性があります。
検査・診断

看護師が知っておくべき生化学検査の基礎知識

生化学検査とは、臨床検査のうち、血液を使用する検体検査の一種です。血液の血清や血漿中に含まれる各種物質の濃度を生化学的手法で測定することで、全身状態、各臓器の状態を推測するものです。生化学検査は、健康診断や病気の診断、治療の経過観察など、さまざまな目的に使用されます。生化学検査で測定される項目は、肝機能、腎機能、脂質代謝、ホルモン、電解質、血糖値など多岐にわたります。これらの項目を測定することで、肝臓や腎臓などの臓器の状態、脂質代謝の異常、ホルモンバランスの乱れ、電解質の異常、血糖値の異常などを検出することができます。生化学検査は、血液を採取して行う検査のため、採血が必要です。採血は、腕の静脈から行うのが一般的です。採血した血液は、検査室に持ち込まれ、各種物質の濃度を測定します。生化学検査の結果は、通常、数日後に医師から説明されます。
皮膚科

看護師のための必須用語:ハンセン病

ハンセン病とは、抗酸菌の一種であるらい菌による慢性感染症のことです。皮膚と末梢神経を主な病変とし、進行すると、顔面や四肢の変形、失明、麻痺などの症状が現れます。ハンセン病は、呼吸器を介して感染する感染症であり、治療せずに放置すると、重篤な障害を引き起こす可能性があります。 ハンセン病は、古くから存在する感染症であり、世界各地で流行しています。日本でも、かつてはハンセン病患者が多数存在しましたが、現在では、治療法の進歩により、患者数は激減しています。しかし、ハンセン病は、完全に根絶されたわけではなく、現在でも、世界には、ハンセン病患者が数百万人も存在しています。 ハンセン病の治療には、主に抗菌薬が使用されます。抗菌薬は、らい菌を殺菌し、感染を抑制する働きがあります。ハンセン病の治療は、長期にわたることが多く、完治までには数年かかる場合があります。しかし、早期に治療を開始すれば、ハンセン病の症状を軽減し、障害を予防することができます。
感染

看護師のための敗血症の基礎知識

敗血症とは、感染症により重篤な臓器障害が引き起こされる状態のことである。感染に対する生体反応が調節不能な病態であり、生命を脅かす臓器障害を招く。敗血症は、敗血症性ショックや多臓器不全を引き起こす可能性があり、死亡率が高い。 敗血症は、細菌、ウイルス、真菌、寄生虫などの感染症によって引き起こされる。感染症は、皮膚、呼吸器、消化器、泌尿器など、体のあらゆる部位で発生する可能性がある。敗血症は、感染部位から血液中に感染症の病原体が侵入することで引き起こされる。感染症の病原体が血液中に侵入すると、全身に広がり、臓器に損傷を与える。 敗血症の症状には、発熱、悪寒、頻脈、呼吸困難、血圧低下、意識障害などがある。敗血症は、早期に診断して治療しないと、敗血症性ショックや多臓器不全を引き起こし、死亡する可能性がある。敗血症の治療には、抗菌薬、輸液、昇圧剤などが使用される。
内分泌・代謝・栄養

看護師必見!バセドウ病の基本知識

バセドウ病の原因は、自己免疫疾患によるものであることが判明しています。自己免疫疾患とは、本来であれば体を守るべき免疫機能が、自分の正常な細胞を攻撃してしまう病気です。バセドウ病の場合は、B細胞が甲状腺刺激ホルモンレセプター抗体という抗体を産生してしまい、甲状腺を刺激してしまうことで、甲状腺の機能が亢進してしまいます。 甲状腺刺激ホルモンレセプター抗体が産生される原因はまだ十分には解明されていませんが、遺伝的要因や環境要因などが関与していると考えられています。遺伝的要因としては、HLA-DR3やHLA-B8などの特定のHLA抗原を持つ人がバセドウ病を発症しやすいことが知られています。環境要因としては、ストレスや感染症などがトリガーとなって発症するケースがあるとされています。
呼吸器

看護師に必須の用語『呼吸運動』

呼吸運動とは、外界の空気を肺に取り込んだり、排出したりするために、肺の拡張・収縮を行うことです。肺は、胸壁内腔を覆う壁側胸膜と肺を包む肺胸膜という2つの膜で覆われており、両膜の間は陰圧なので、胸郭や横隔膜を動かすことによって受動的に肺の拡張・収縮を行うことができます。 呼吸運動には、大きく分けて吸気と呼気の2つがあります。吸気は、横隔膜が収縮し、胸郭が拡張することによって行われます。呼気は、横隔膜が弛緩し、胸郭が収縮することによって行われます。 呼吸運動は、生命を維持するために不可欠な機能です。呼吸運動によって、酸素を肺に取り込み、二酸化炭素を排出することができます。また、呼吸運動は、体温を調節したり、血液を循環させたりする役割も果たしています。
脳・神経

看護師に必須の用語!意識障害をわかりやすく徹底解説

意識障害の症状は、その程度によって異なります。軽度の意識障害では、患者さんは混乱したり、注意散漫になったり、物事に集中するのが難しくなったりすることがあります。中程度の意識障害では、患者さんは眠っているように見えたり、呼びかけや刺激に反応しなかったり、会話ができないことがあります。重度の意識障害では、患者さんは昏睡状態になり、完全に意識を失ってしまいます。 意識障害の症状としては、以下のようなものがあります。 * 混雑 * 注意散漫 * 集中力の低下 * 混乱 * 錯乱 * 幻覚 * 痙攣 * 昏睡 意識障害は、頭部外傷、脳卒中、脳腫瘍、薬物の過剰摂取、低血糖、低酸素症など、さまざまな原因で起こる可能性があります。意識障害の治療法は、その原因によって異なります。 意識障害は、緊急事態である可能性があるため、症状が現れたらすぐに医療機関を受診することが重要です。
呼吸器

看護師に必須の用語『睡眠時無呼吸症候群』について

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、睡眠中に呼吸停止や低呼吸を認める病態です。呼吸停止とは、10秒以上の呼吸が停止すること、低呼吸とは、1分間に10回未満の呼吸をすることをいいます。SASは、睡眠中に何度も呼吸が止まり、目が覚めてしまう病気です。このため、睡眠時間が十分であっても、日中に強い眠気や倦怠感を感じることがあります。また、SASは、高血圧、心臓病、脳卒中の発症リスクを高めることもわかっています。 SASは、睡眠中の呼吸をモニタリングする検査(睡眠ポリグラフ検査)によって診断されます。睡眠ポリグラフ検査では、睡眠中の呼吸の状態、血中の酸素濃度、心拍数、脳波などを測定します。SASと診断された場合は、持続陽圧呼吸療法(CPAP療法)などの治療が行われます。CPAP療法は、睡眠中に鼻や口に装着するマスクから圧縮空気を送り込み、気道を広げて呼吸を改善する治療法です。
その他

看護師必須用語:悪液質とは?

悪液質とは、がんなどの慢性消耗性疾患によって生じる複合的な代謝異常の症候群のことです。体重減少、食欲不振、筋肉量の低下、疲労、倦怠感などの症状が現れます。また、免疫力低下や感染症のリスクが高まるなど、身体全体に悪影響を及ぼします。悪液質は、がんの患者さんの約80%にみられるといわれており、がんによる死亡の直接的な原因となることもあります。悪液質の治療法は、原因疾患の治療が基本となります。また、栄養療法、薬物療法、運動療法など、さまざまな支持療法が行われます。悪液質は、がんの患者さんのQOL(生活の質)を著しく低下させるため、早期発見と適切な治療が重要です。
その他

がんとは?看護師が知っておくべき基礎知識

がんとは、細胞が正常な制御を超えて増殖する病気です。これは、細胞が損傷を受け、細胞分裂を制御するメカニズムが機能しなくなることで起こります。がんは、身体のあらゆる場所で発生する可能性がありますが、最も一般的ながんは肺がん、乳がん、大腸がんです。 がんは、正常細胞とは異なる特徴を持つ細胞によって特徴付けられます。これらの特徴には、制御不能な増殖、他の組織への浸潤、転移の可能性などが含まれます。がんはまた、他の健康な細胞や臓器に損傷を与える可能性があります。 がんは、遺伝的要因、生活習慣、環境要因など、さまざまな要因によって引き起こされる可能性があります。がんを発症するリスクを高める遺伝的変異を持つ人もいますが、がんを発症するリスクを高める生活習慣や環境要因を持つ人もいます。 がんは、しばしば治療が困難な病気ですが、早期に発見されれば、多くの場合治癒することが可能です。がんの早期発見には、定期的な健康診断を受けることが重要です。
消化器

マックバーニーの圧痛点 ~虫垂炎の危険 сигнал~

-腹痛に気をつけよう!- 腹痛は誰にでも起こり得る症状ですが、その原因は様々です。中には命に関わるような重大な病気のサインである場合もあります。そのため、腹痛が続く場合は自己判断せず、すぐに医師の診察を受けることが大切です。 腹痛の原因として最も多いのは胃腸の病気です。胃炎、胃潰瘍、腸炎、大腸炎などは、いずれも腹痛を引き起こす可能性があります。また、女性の場合は生理痛や子宮筋腫、卵巣嚢腫などの婦人科系の病気でも腹痛が起こることがあります。 さらに、胆石や尿路結石、膵炎などの病気でも腹痛が起こることがあります。これらの病気は、いずれも命に関わるような重大な病気であるため、早めの治療が必要です。 腹痛が続く場合は、自己判断せず、すぐに医師の診察を受けることが大切です。医師は、腹痛の原因を診断するために、問診、触診、血液検査、画像検査などを実施します。診断が確定したら、適切な治療を開始します。 腹痛を予防するためには、規則正しい食生活と適度な運動を心がけましょう。また、ストレスを溜めないことも大切です。ストレスが溜まると、胃腸の働きが低下して腹痛が起こりやすくなります。
組織・制度

看護師が知っておくべきDPC制度

DPC制度とは、平成15年に導入された、急性期入院医療を対象とした診療報酬の包括評価制度のことである。DPC/PDPSとも呼ばれ、英表記は、diagnosis procedure combination/ per-diem payment systemである。 DPC制度は、従来の出来高払い制度では、医療機関が提供した医療サービスの量に応じて診療報酬が支払われていたが、この制度では、医療機関が提供した医療サービスの質に応じて診療報酬が支払われることになる。 DPC制度では、医療機関が提供した医療サービスを、診断群分類(DPC)に基づいて分類し、各診断群分類ごとに診療報酬が定められている。医療機関は、患者が入院した際に、患者の診断群分類を決定し、その診断群分類に応じた診療報酬を請求することになる。 DPC制度は、医療機関の経営効率化を促進し、医療の質を向上させることを目的としている。
その他

看護師のためのオンコールの基礎知識

オンコールとは、病院などの医療施設で採用されている勤務体系のひとつで、急患時の対応役として待機することである。当直が病院内に拘束されるのに対し、オンコールの場合は自宅などの病院外にいて良い。ただ、いつでも出勤要請に応えられるよう、連絡の取れる状態でいる必要がある。 オンコールは、さまざまな医療施設で採用されている。例えば、総合病院、クリニック、介護施設などである。オンコールの勤務時間は、施設によって異なるがあるが、夜間や休日など、通常とは異なる時間帯に勤務するケースが多い。 オンコールの主な仕事は、急患の対応である。急患とは、生命に危険が及ぶような状態の患者である。例えば、心筋梗塞、脳卒中、交通事故などである。オンコールは、急患が病院に搬送された場合、すぐに駆けつけて対応する必要がある。
耳鼻咽喉科

看護師が知っておくべき慢性穿孔性中耳炎の基礎知識

慢性穿孔性中耳炎は、中耳炎後に鼓膜が穿孔したままの状態が続く病気です。鼓膜の穿孔のみであれば難聴を認めるも生命を脅かす危険性は少ないですが、炎症が遷延すると耳漏が持続し、さらに顔面神経麻痺、めまいや頭蓋内合併症(髄膜炎、脳膿瘍)を来すこともあります。また穿孔部位から真珠腫性中耳炎を併発することがあり注意が必要です。 慢性穿孔性中耳炎の病態と所見について説明します。急性中耳炎や外傷など鼓膜に穿孔が生じた場合、自然治癒により鼓膜は閉鎖されます。しかし穿孔が大きかったり、細菌感染を併発したりした場合は治癒が障害され、鼓膜は穿孔したままの状態となり、常に外部と交通し細菌が入りやすい状態となります。また耳管機能が悪い患者では鼓室のガス換気や貯留液の排出が悪いため、中耳炎症が遷延して本症をきたしやすいです。
循環器

看護師必見!トルサード・ド・ポアントとは?

トルサード・ド・ポアント(とるさーど・と・ぽあんと、torsades de pointes;TdP)とは、不整脈のうち、多形性心室頻拍の一種である。失神発作、突然死を起こすこともある重症不整脈で、幅広いQRS波が上下の振幅を変化させながら、ねじれるように連続する。トルサデポアン、倒錯型心室頻拍、一過性心室細動ともいう。 TdPは、通常、薬剤の副作用として起こる。抗不整脈薬、抗うつ薬、抗精神病薬、抗ヒスタミン薬などがTdPを引き起こす可能性がある。また、低カリウム血症、低マグネシウム血症、徐脈、冠動脈疾患などの基礎疾患がある場合にもTdPが起こりやすくなる。 TdPの症状は、失神、めまい、動悸、胸痛などである。TdPが重症化すると、突然死に至ることもある。 TdPの治療は、TdPを引き起こしている薬剤の使用を中止することから始まる。また、カリウムやマグネシウムの投与、不整脈を治療するための薬剤の投与、電気的除細動などが行われる。
略語

看護師が知っておくべき用語『n.d.E』とは?

n.d.Eはラテン語の「post cibum」に由来する言葉で、これは「食後」という意味です。n.d.Eは、経口薬の処方箋などへの記入の際に使われる略語です。例えば、「3×n.d.E」と記した場合は、「3回の食事の後」ということで「毎食後」を意味します。 n.d.Eは、カルテや処方箋によく使われる略語の1つです。他のよく使われる略語としては、p/o(経口)、sc(皮下注射)、do(1日)などがあります。これらの略語は、医療従事者にとってコミュニケーションを簡潔かつ効率的にするために役立っています。
産婦人科

看護師に必須の用語『子宮』について

子宮は、生殖器の中心的な器官であり、子宮内膜に着床した受精卵を育てる働きがあります。子宮は、子宮頸部、子宮体部、子宮底の3つの部分から構成されており、それぞれが重要な役割を果たしています。 子宮頸部は、子宮の下部であり、膣とつながっています。受精卵は、膣から子宮頸部を通過して子宮内膜に着床します。また、子宮頸部は、月経血を排出する役割も果たしています。 子宮体部は、子宮の中央部であり、受精卵が着床して育つ場所です。子宮体部は、筋肉で構成されており、受精卵が着床した後に大きくなり、妊娠期間中に胎児の成長に合わせて拡張します。 子宮底は、子宮の上部であり、腸と隣接しています。子宮底は、妊娠期間中に胎児の頭が収まる場所になります。 子宮は、生殖において重要な役割を果たす臓器です。子宮内膜に着床した受精卵が育ち、胎児として成長するのは子宮の中です。また、子宮は、月経血を排出する役割も果たしています。