看護師業界ウォッチャー

検査・診断

看護師必須用語:低血糖

低血糖とは、血糖値が生理的範囲(体が正常に機能できる状態)を超えて低下した状態です。なお、一般的に空腹時血糖値が70~109(mg/dL)以下の場合、低血糖と診断されます。低血糖は、インスリンやスルホニル尿素などの薬を服用している糖尿病患者に多くみられますが、糖尿病患者以外でも、飢餓、アルコール摂取、肝機能障害、腎機能障害、内分泌疾患などによって起こることもあります。 低血糖の症状は、血糖値の低下に応じて段階的に現れます。初期症状としては、空腹感、倦怠感、頭痛、発汗、脈拍の増加、手足の震えなどがあります。進行すると、意識障害、けいれん、昏睡に至ることもあります。 低血糖の治療は、原因となっている疾患の治療と、血糖値を上昇させるための処置が中心となります。血糖値を上昇させるためには、砂糖やブドウ糖を摂取したり、グルカゴンを注射したりします。重症の場合には、点滴での輸液や入院治療が必要になることもあります。 低血糖は、適切な治療を受けなければ、重篤な合併症を引き起こす可能性があります。そのため、糖尿病患者や低血糖を起こしやすい人は、日頃から血糖値をコントロールし、低血糖の発症を防ぐことが大切です。
循環器

知っておきたい看護師必須用語『アムロジピン』

アムロジピンとは、カルシウム拮抗薬に分類される薬剤で、高血圧や狭心症の治療に使用されます。アムロジピンは、血管を拡張して血圧を下げ、心臓への血流を増加させることで狭心症の症状を軽減します。アムロジピンは、経口投与で服用され、通常1日1回または2回服用します。アムロジピンの一般的な副作用としては、頭痛、めまい、浮腫、ほてり、吐き気などがあります。アムロジピンは、肝臓または腎臓に障害のある人は服用できません。また、グレープフルーツジュースを同時に服用すると、アムロジピンの血中濃度が上昇する可能性があるため、服用は避けてください。
医療機器・設備・器具

アンビューバッグとは?看護師に必須の用語を解説

アンビューバッグとは、患者の口と鼻から、マスクを使って他動的に換気を行うための医療機器です。人工呼吸法の主流として、救急現場の第一線で幅広く用いられています。バッグバルブマスクともいうが、デンマークのアンビュー社の製品が知られているため、アンビューバッグとも呼ばれます。 アンビューバッグの構造は、マスク、バッグ、バルブの3つから構成されています。マスクは、患者の口と鼻を覆うことができ、バッグは、空気を送るための袋状のものです。バルブは、空気の逆流を防ぐ機能があります。 アンビューバッグの使い方としては、まず、気道を確保することが大切です。次に、マスクで患者の口から鼻までを覆います。一人で行う場合は片手で、二人で行う場合は両手で固定します。最後に、バッグを押し空気を送ります。換気が十分に行われていれば、肺が膨張し、胸郭が上昇します。
呼吸器

看護師必携!高炭酸ガス血症について

高炭酸ガス血症とは、体の組織でできた二酸化炭素を十分に体外に放出できない状態のことである。二酸化炭素は、呼吸によって体外に排出されるが、呼吸器の機能が低下したり、呼吸数が減少したりすると、二酸化炭素が体内に蓄積され、高炭酸ガス血症になる。高炭酸ガス血症は、意識障害や呼吸困難、心不全などの症状を引き起こす。 高炭酸ガス血症の原因は、呼吸器の機能が低下したり、呼吸数が減少したりすることである。呼吸器の機能が低下する原因としては、肺気腫や慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの肺の病気、気道の狭窄、胸膜炎などがある。呼吸数が減少する原因としては、脳卒中や脊髄損傷などの神経系の病気、薬物の影響、睡眠時無呼吸症候群などがある。 高炭酸ガス血症の症状は、意識障害、呼吸困難、心不全などである。意識障害は、二酸化炭素が脳に作用して起こる。呼吸困難は、二酸化炭素が呼吸中枢を刺激して起こる。心不全は、二酸化炭素が心臓の機能を低下させて起こる。 高炭酸ガス血症の治療は、原因に応じて行う。呼吸器の機能が低下している場合は、酸素吸入や気管支拡張剤などの薬物治療を行う。呼吸数が減少している場合は、人工呼吸器を使用する。
呼吸器

看護師が知っておくべき用語『息切れ』について

息切れとは、呼吸が乱れて苦しくなったり、息をすることが難しくなったりする状態のことである。息切れはさまざまな原因で起こる可能性があり、その中には肺や心臓の問題、貧血、脱水、肥満などがある。息切れは、活動中や安静時など、さまざまな状況で起こる可能性がある。息切れが持続したり、悪化したりする場合は、医師の診察を受ける必要がある。 息切れは、肺や心臓の問題のサインである可能性がある。肺の病気では、肺胞が損傷したり、気道が狭くなったりすることがあり、これが息切れにつながる可能性がある。心臓の病気では、心臓が十分に血液を送り出せなくなったり、心臓の拍動が乱れたりすることがあり、これが息切れにつながる可能性がある。息切れは、貧血のサインである可能性もある。貧血は、血液中の赤血球の数が少なすぎる状態であり、これが酸素の輸送を困難にし、息切れにつながる可能性がある。息切れは、脱水症のサインである可能性もある。脱水症は、体内の水分が不足した状態であり、これが血液量を減らし、息切れにつながる可能性がある。息切れは、肥満のサインである可能性もある。肥満は、体脂肪が多すぎる状態であり、これが呼吸器系の負担になり、息切れにつながる可能性がある。
救急・ICU

看護師に必須の用語『心筋梗塞』

心筋梗塞とは、虚血性心疾患の一種で、心臓の筋肉(心筋)に酸素や栄養を供給している血管(冠動脈)が血栓やプラークなどで閉塞して血流が低下した結果、心筋が虚血に陥り壊死した病態である。心筋梗塞は、心臓発作とも呼ばれ、致死的な病態である。心筋梗塞は、心臓の冠動脈が血栓によって閉塞することで起こる。血栓は、コレステロール、カルシウム、その他の物質からなるプラークが冠動脈の内壁に蓄積してできる。プラークが大きくなると、冠動脈を狭窄させて血流を減少させる。血流が減少すると、心筋は酸素や栄養素が不足して虚血状態となり、壊死に至る。心筋梗塞は、突然死の原因となることもある。心筋梗塞は、胸の痛み、息切れ、発汗、吐き気、嘔吐などの症状を引き起こす。心筋梗塞の症状が現れたら、すぐに救急車を呼ぶことが大切である。
その他

供血者とは?知っておきたい輸血にまつわる用語

輸血とは、赤血球、白血球、血小板、血漿などの血液成分を、輸血される人(レシピエント)の血管に注入する医療行為です。輸血は、事故や手術などで出血した人、貧血の人、感染症などで血液の成分が不足している人などに行われます。 輸血には、同種輸血と自家輸血の2種類があります。同種輸血とは、他人の血液を輸血するもので、自家輸血とは、自分の血液を輸血するものです。自家輸血は、手術の前に自分の血液を採取しておき、手術中に出血したときにその血液を輸血するものです。 輸血には、感染症のリスクやアレルギー反応のリスクなど、いくつかのリスクがあります。そのため、輸血は、医師の指示のもと、慎重に行われる必要があります。
消化器

看護師に必須の用語『偽膜性大腸炎』とは

偽膜性大腸炎の原因と症状 偽膜性大腸炎は、クロストリディオイデス・ディフィシルという細菌が、大腸の粘膜に増殖して炎症を起こす疾患です。クロストリディオイデス・ディフィシルは、抗菌薬の服用によって増殖しやすくなるため、偽膜性大腸炎は抗菌薬起因性大腸炎の一つとされています。 偽膜性大腸炎の症状としては、下痢、腹痛、発熱、悪寒、食欲不振などがあります。下痢は、水様便から粘液便、血便まで様々です。腹痛は、下腹部をを中心に起こることが多く、ひどい場合には激痛を伴うこともあります。発熱は、38度前後まで上がることもあります。悪寒は、発熱と同時に起こることが多く、寒気を感じることがあります。食欲不振は、偽膜性大腸炎の初期症状として現れることが多く、食事を摂る意欲が低下します。 偽膜性大腸炎は、下痢、腹痛、発熱などの症状から、他の疾患と間違われることがあります。そのため、偽膜性大腸炎を疑う場合は、医師の診察を受けて、適切な治療を受ける必要があります。
検査・診断

看護師必見!『悪液質』とは

悪液質とは、がんや慢性心不全、慢性閉塞性肺疾患、慢性腎臓病など、慢性消耗性疾患によって引き起こされる代謝異常の症候群です。悪液質は、食欲不振、体重減少、筋肉量の減少、疲労、無力感などの症状を伴います。悪液質は、患者の生活の質を低下させ、予後を悪化させることが分かっています。 悪液質の原因は、十分に解明されていませんが、がん細胞が産生する物質が、体内の代謝を変化させて引き起こされると考えられています。また、慢性炎症や栄養不足なども、悪液質の原因に関与していると考えられています。 悪液質の治療は、原因となる疾患の治療と、栄養療法や運動療法、薬物療法などを行います。栄養療法では、高カロリー、高タンパクの食事を摂取する必要があります。運動療法では、筋肉量を維持し、体力を向上させることを目的としています。薬物療法では、食欲不振や悪心、嘔吐などの症状を緩和するための薬剤を使用します。
循環器

看護師に必須の用語『緊急室開胸手術とは』

手術室まで移動できない患者に対する救命措置 緊急室開胸手術は、手術室まで移動できない、一刻をあらそう状態の重篤患者に対して行われる開胸手術のことである。救急室開胸手術とも呼ばれる。 手術室まで移動できない患者に対する救命措置として、緊急室開胸手術が行われる。緊急室開胸手術は、胸部を切開して心臓や肺に直接アプローチすることで、患者の生命を救うことを目的とした手術である。 緊急室開胸手術は、非常に緊急性が高い手術であるため、迅速かつ正確な処置が必要となる。そのため、緊急室開胸手術を行う医師や看護師は、高度な技術と経験を有している必要がある。 緊急室開胸手術は、患者の生命を救うための重要な手術である。しかし、緊急室開胸手術は、非常に侵襲的な手術であるため、合併症のリスクも高い。そのため、緊急室開胸手術を行う際には、患者の状態を十分に評価し、合併症のリスクを考慮した上で、手術を行うかどうかを判断することが重要である。
感染

看護師必須!HIVって何?

HIVとは、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)のことを指し、レトロウイルスの一種です。レトロウイルスとは、RNA型のエンベロープウイルスの一種であり、その遺伝物質はRNAで構成されています。HIVは、主に性行為、血液や体液を介して感染するウイルスで、免疫システムを破壊することにより、AIDS(後天性免疫不全症候群)を引き起こします。AIDSは、HIVに感染した人が、免疫力が低下し、様々な日和見感染症や悪性腫瘍を発症する病気です。HIVは、世界中で感染者が存在し、特にアフリカや東南アジアで感染者が多く報告されています。日本でもHIV感染者は増加しており、2020年末時点での推定感染者数は約1万2千人となっています。HIV感染は、早期発見と治療により、発症を遅らせることができます。そのため、HIV感染が疑われる場合は、早めに医療機関を受診することが大切です。
その他

看護師に必須の用語『観血的』とは?

観血的処置とは、処置中に出血の原因となる操作を伴うことである。一般的には、皮膚や粘膜を切開する外科的手術がこれにあたる。観血的処置には、より侵襲的なものからより侵襲性の低いものまで、さまざまなものがある。もっとも侵襲的な観血的処置には、臓器の切除や組織の移植が含まれる。より侵襲性の低い観血的処置には、小さな切開を行うものや、針を皮膚に刺すものなどがある。 観血的処置は、患者の状態に応じて行われる。例えば、外傷を負った患者には、出血を止めるために観血的処置を施す。感染症を起こしている患者には、感染した組織を切除するために観血的処置を施す。また、がんの患者には、がん組織を切除するために観血的処置を施す。 観血的処置は、出血のリスクを伴うため、慎重に行われる必要がある。医師は、観血的処置を行う前に、患者の状態を慎重に評価し、処置のメリットとリスクを比較検討した上で、処置を行うかどうかを判断する。また、観血的処置を行う際には、感染症のリスクを減らすために、適切な滅菌手順がとられる。
呼吸器

看護師に必須の用語『努力性呼気曲線』

呼吸機能評価の基本指標である努力性呼気曲線は、努力呼出(強制呼出)時の呼気時間と呼出量の関係を示した曲線です。この曲線から得られる代表的な指標として、1秒率が挙げられます。1秒率とは、努力呼出開始から1秒間に呼出された呼気量のことです。1秒率は、呼吸機能を評価する際に最も重要な指標のひとつであり、慢性閉塞性肺疾患(COPD)や気管支喘息などの呼吸器疾患の診断や重症度評価に広く用いられています。 努力性呼気曲線は、呼吸機能評価の基本的な指標として、以下のような特徴があります。 1. 自覚症状との相関性が高い。 2. 再現性が高い。 3. 測定が簡単で、検査にかかる時間が短い。 そのため、呼吸器疾患のスクリーニングや診断、重症度評価に広く用いられています。
検査・診断

大動脈内バルーンパンピング法とは?

IABPとは、急性心筋梗塞などで心臓の左心室が機能不全に陥ったとき、大動脈内バルーンを胸部下行大動脈に留置することで、心電図または動脈圧と同期し、膨張・収縮させ、心機能を補助する機械的補助循環法の一つである。IABPは、心臓のポンプ機能を補助することで、心筋梗塞後の心不全の症状を改善し、死亡率を低下させる効果がある。IABPは、経皮的冠動脈形成術(PCI)や冠動脈バイパス術(CABG)などの心臓手術前後に施行されることが多いが、心不全の治療法として長期的に使用されることもある。
検査・診断

看護師必須!『偽陽性』とは?

偽陽性は、検査においてその対象となる疾患があると示されるにもかかわらず、実際には疾患が存在しないことを指す検査結果です。これは、検査の限界や、他の要因による不正確な反応が原因で起こる可能性があります。 偽陽性例として、妊娠検査キットで妊娠していないのに陽性反応が出る場合が挙げられます。これは、検査キットが妊娠ホルモンであるヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)を検出することによるもので、妊娠していない女性でもhCGを生成する場合があるためです。他にも、ガン検診でガンがないのに、陽性反応を示す場合や、感染症の検査で感染していないのに、陽性反応を示す場合などが偽陽性にあたります。 偽陽性は、患者に不安やストレスを与える可能性があるほか、追加の検査や治療が必要になる場合があり、貴重な医療資源の無駄遣いにもつながります。そのため、偽陽性を減らすための取り組みが重要であり、検査の精度向上や、検査前に患者の病歴や症状を考慮した上で適切な検査方法を選択することが求められています。
耳鼻咽喉科

【看護師向け】急性副鼻腔炎とは?

急性副鼻腔炎とは、副鼻腔に発症する急性の感染症である。副鼻腔とは、鼻の周囲にある空洞で、鼻腔とつながっている。急性副鼻腔炎は、細菌やウイルスが副鼻腔に感染することによって引き起こされる。 急性副鼻腔炎の症状は、鼻閉、鼻漏、後鼻漏、咳嗽などの呼吸器症状や頭痛、顔面の圧迫感などである。鼻閉は、鼻の通りが悪くなることで、息苦しさや鼻水が出にくいなどの症状が現れる。鼻漏は、鼻水が出ることで、透明だったり、黄色や緑色だったりする。後鼻漏は、鼻水が喉の奥に流れることで、咳の原因となる。咳嗽は、咳が出ることで、痰が絡む場合もある。頭痛は、頭が痛くなることで、ズキズキしたり、締め付けられるような痛みがある。顔面の圧迫感は、顔面が圧迫されるような痛みで、頬や額などに起こる。
略語

看護師の日常〜vdsの意味とは?〜

vdsとは、就寝前を意味する略語です。カルテや処方箋などの記載の際に使われます。ドイツ語のvor dem Schlafenに由来し、v.d.S.と記すこともあります。処方箋やカルテに使われる略語には他に、Rp.、n.d.E、p/oなどがあります。 vdsは、患者の服薬時間を指定する際に使用されます。例えば、医師が患者の処方箋に「vds 1錠」と記載した場合、その患者は就寝前に1錠の薬を服用する必要があります。vdsは、患者の服薬時間を明確にすることで、服薬ミスを防ぐのに役立ちます。 また、vdsは、患者の睡眠障害を評価する際にも使用されます。例えば、医師が患者のカルテに「vdsに不眠を訴える」と記載した場合、その患者は就寝前に不眠を経験していることを意味します。vdsは、患者の睡眠障害を評価することで、睡眠障害の原因を特定し、適切な治療を提供するのに役立ちます。
検査・診断

看護師に必須!交差適合試験の基礎知識

交差適合試験とは、患者に提供されたドナーの血液製剤が適合するか判断するための検査のことである。患者とドナーの血液を混ぜて、凝集反応が起こるかを観察する。凝集反応が起こらない場合は、血液製剤は患者に適合する可能性が高いと判定される。 交差適合試験は、輸血や臓器移植などの医療行為を行う前に必須の検査である。輸血や臓器移植を行う際は、患者の血液型とドナーの血液型を一致させる必要がある。血液型が一致しない血液製剤を輸血や臓器移植すると、患者の体に拒絶反応が起こり、生命を脅かす事態に陥る可能性がある。 交差適合試験は、患者の血液型とドナーの血液型を一致させることで、輸血や臓器移植のリスクを軽減する役割を果たしている。
その他

看護師が知っておくべき『至適体重』とは

至適体重とは、ある状態にとって極めて適した体重のことである。理想体重ともいい、透析患者や妊婦に対して使用される用語である。至適体重の算出式は、BMI(ボディマス指数)を用いる場合と、除脂肪体重(FFM)を用いる場合の2つがある。 BMIによる至適体重の算出式は、以下の通りである。 BMI=体重(kg)÷(身長(m)×身長(m)) 至適体重は、BMI22~25を目安としている。BMIが22未満の場合は低体重、25を超える場合は過体重または肥満と判定される。 除脂肪体重による至適体重の算出式は、以下の通りである。 FFM=体重(kg)×(1-体脂肪率) 除脂肪体重は、筋肉、臓器、骨などの脂肪以外の組織の重量である。至適体重は、FFMが60%~70%を目安としている。FFMが60%未満の場合は低体重、70%を超える場合は過体重または肥満と判定される。 至適体重は、健康を維持するために重要な指標である。低体重の場合は、免疫力が低下したり、感染症にかかりやすくなったりする。過体重または肥満の場合は、心疾患、脳卒中、糖尿病などの生活習慣病のリスクが高まる。 至適体重を維持するためには、バランスのとれた食事と適度な運動を心がけることが大切である。食事は、野菜や果物、魚介類などの健康的な食品を多く摂るようにし、加工食品や高カロリーの食品は控えるようにする。運動は、ウォーキングや水泳、自転車乗りなど、有酸素運動を中心に行うようにする。
血液・造血

看護師に必須!血管炎症候群の基礎知識

血管炎症候群とは、血管そのものに炎症を起こす疾患の総称です。血管炎、全身性血管炎とも呼ばれます。血管炎症候群は、血管の内側が炎症を起こすことで、血管の壁が傷つき、血管が狭くなったり、詰まったりします。その結果、血管の血流が悪くなり、組織や臓器に酸素や栄養が行き渡らなくなります。血管炎症候群は、さまざまな症状を引き起こす可能性があります。症状は、炎症が起きている血管の種類や程度によって異なります。一般的な症状としては、発熱、疲労、体重減少、関節痛、筋肉痛、皮疹、紫斑、レイノー現象、臓器障害などがあります。血管炎症候群は、命に関わることもある深刻な疾患です。早期発見と適切な治療が重要です。血管炎症候群が疑われる場合は、すぐに医療機関を受診してください。
産婦人科

看護師が知っておくべき子宮脱

子宮脱とは、子宮の一部または全部が、膣の下方に位置をずらす状態を指します。これは、骨盤臓器脱の一種であり、膀胱脱、直腸脱と同様に、骨盤内の臓器を支える筋肉が、加齢や妊娠・出産の繰り返しなどによって、緩んでしまうことで起こります。子宮脱は、軽度の場合には自覚症状がほとんどありませんが、重度になると、下腹部の違和感や痛み、頻尿、尿漏れ、便秘、性交困難などの症状が現れます。また、子宮脱は、子宮や膣の形状が変化することによって、妊娠しづらくなることもあります。
医療機器・設備・器具

体温計について

体温計の種類 体温計には、電子体温計、水銀体温計、赤外線体温計、耳式体温計など、様々な種類があります。電子体温計は、最も一般的な体温計で、測定結果がすぐにデジタル表示されます。水銀体温計は、ガラス製の体温計で、水銀の膨張と収縮によって体温を測定します。赤外線体温計は、皮膚の表面から放射される赤外線を読み取ることで体温を測定します。耳式体温計は、耳の鼓膜の温度を測定することで体温を測定します。 それぞれの体温計には、長所と短所があります。電子体温計は、測定結果がすぐにデジタル表示されるので便利です。しかし、水銀体温計よりも高価です。水銀体温計は、電子体温計よりも安価ですが、測定結果が出るまで時間がかかります。赤外線体温計は、非接触で体温を測定できるので、感染症の予防に役立ちます。しかし、電子体温計や水銀体温計よりも高価です。耳式体温計は、測定結果がすぐにデジタル表示されるので便利です。しかし、赤外線体温計よりも高価です。 体温計の種類を選ぶ際には、自分のニーズや予算を考慮することが大切です。
血液・造血

看護師が押さえておくべき基礎知識:慢性疾患に伴う貧血とは?

慢性疾患に伴う貧血とは、基礎疾患によって好中球、マクロファージ、リンパ球などから放出されたサイトカインが過剰となって生じる貧血である。サイトカインは、炎症や免疫反応を調節する物質であり、貧血の原因となるインターフェロンやインターロイキンなどがある。これらのサイトカインは、赤血球を産生する骨髄の造血幹細胞の働きを抑制したり、赤血球の寿命を短くしたりすることで、貧血を引き起こす。慢性疾患に伴う貧血は、鉄欠乏性貧血やビタミンB12欠乏性貧血とは異なり、鉄剤やビタミンB12を投与しても改善しないのが特徴である。慢性疾患に伴う貧血の治療は、基礎疾患の治療が中心となる。また、貧血の症状を緩和するために、輸血やエリスロポエチン製剤の投与が行われることもある。
脳・神経

ベーチェット病:看護師が知っておくべきこと

ベーチェット病とは、炎症反応の反復により全身の臓器が障害され、さまざまな臨床症状を示す難治性の疾患です。ベーチェット病は、1937年にトルコの医師であるベーチェット氏によって最初に報告され、その後、世界中の多くの国々で報告されるようになりました。 ベーチェット病の好発年齢は20~40歳代で、男性にやや多くみられます。ベーチェット病の原因は不明ですが、遺伝的要因や環境要因などが関与していると考えられています。ベーチェット病の症状は、口腔粘膜の潰瘍、眼の炎症、皮膚の炎症、関節炎、消化器症状、中枢神経症状など、さまざまな症状が現れます。 ベーチェット病の診断は、臨床症状と血液検査、画像検査などによって行われます。ベーチェット病の治療法は、症状を軽減させるための対症療法が中心となります。ベーチェット病は難治性の疾患ですが、適切な治療を受ければ、症状をコントロールし、日常生活を送ることが可能です。