看護師業界ウォッチャー

循環器

看護師に必須の用語『動脈血』とは

動脈血の特徴 動脈血は、肺から心臓へ入る肺静脈と、心臓から全身へ送り出す大動脈を流れている血液です。酸素を多く含み、鮮やかな紅色をしています。動脈血は、肺で酸素と二酸化炭素を交換して、新鮮な酸素を全身に送り届ける役割を果たしています。 動脈血の酸素飽和度は、95~100%と非常に高く、ヘモグロビンと酸素がしっかりと結合しています。そのため、全身の組織や細胞に酸素を効率的に供給することができます。また、動脈血のpHは、7.35~7.45と弱アルカリ性を示しています。これは、体内の酸性物質を中和し、体の恒常性を維持するのに役立っています。 動脈血の検査は、呼吸器疾患や循環器疾患、貧血などの疾患の診断や治療に役立ちます。動脈血ガスの検査では、動脈血中の酸素分圧(PaO2)、二酸化炭素分圧(PaCO2)、pH、HCO3-濃度などを測定します。これらの数値を測定することで、呼吸器や循環器の機能を評価することができるのです。 動脈血は、生命を維持するために欠かせない血液です。動脈血の特徴を理解することで、健康管理や疾患の予防・治療に役立てることができるでしょう。
アレルギー・膠原病

看護師に必須の用語『アレルギー』

アレルギーとは、免疫系が本来は有害ではない物質(アレルゲン)に対して過剰に反応することによって生じる一連の反応です。アレルギー反応は、くしゃみ、鼻水、目のかゆみ、皮膚のかゆみ、発疹、呼吸困難、アナフィラキシーショックなど、さまざまな症状を引き起こす可能性があります。 アレルギーは、食物、花粉、ダニ、ペットの毛、ラテックス、薬物など、さまざまな物質によって引き起こされる可能性があります。アレルギーの原因物質は人によって異なり、同じ物質でも、ある人はアレルギー反応を起こすのに対し、別の人は反応を起こさないということもあります。 アレルギーの症状は、アレルギーの原因物質によって異なります。最も一般的な症状は、くしゃみ、鼻水、目のかゆみ、皮膚のかゆみ、発疹などです。より重篤な症状としては、呼吸困難、アナフィラキシーショックなどがあります。 アレルギーの診断は、アレルギーの原因物質を特定するための検査によって行われます。アレルギーの原因物質を特定できれば、そのアレルゲンを避けることでアレルギー反応を予防することができます。アレルギーの治療には、抗ヒスタミン薬、点鼻薬、吸入ステロイド薬、エピネフリン自己注射キットなどがあります。
消化器

看護師に必須の用語『ランソプラゾール』

ランソプラゾールの作用は、プロトンポンプを阻害することで胃酸の分泌を抑制することです。プロトンポンプとは、胃壁の細胞に存在する酵素で、胃酸の分泌に関与しています。ランソプラゾールはこの酵素を不可逆的に阻害するため、胃酸の分泌を抑制する効果が強く、持続時間が長くなります。 ランソプラゾールは、胃酸過多や逆流性食道炎などの胃腸疾患の治療に使用されます。また、非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)を服用している患者さんの胃粘膜保護にも使用されます。 ランソプラゾールを服用する際には、以下の点に注意が必要です。 * 空腹時に服用する。 * 服用後30分は横にならない。 * 他のお薬との相互作用に注意する。 * 妊娠中や授乳中は医師に相談する。 ランソプラゾールを服用中に、腹痛や下痢などの副作用が現れることがありますが、これらの副作用は通常軽度で、数日で消失します。もし、副作用が気になる場合は、医師に相談してください。
組織・制度

診療所とは?看護師に必須の用語を解説

診療所とは、医師または歯科医師が医療行為を行う場所のことです。一般に医院やクリニックとも呼ばれ、医療法では、患者が入院する施設を伴わないもの(無床診療所)、または19人以下の患者が入院できる施設を伴うもの(有床診療所)を診療所、20人以上の患者を入院できる医療施設を病院と定義されています。 診療所は、一般診療所と歯科診療所の2種類に分けられます。 一般診療所とは、医師または歯科医師が、医業または歯科医業を行う場所であり、患者の入院施設を伴わないものまたは患者19 人以下の入院施設を伴うものです。 歯科診療所とは、歯科医師が歯科医業を行う場所であり、患者の入院施設を伴わないものまたは患者19 人以下の入院施設を伴うものです。
腎・泌尿器

看護師が知っておくべき高尿酸血症の基礎知識

高尿酸血症とは、血中の尿酸値が7.0mg/dLを超えた状態のことです。尿酸は、プリン体という物質が分解されて生成される老廃物で、通常は腎臓から尿中に排泄されます。しかし、尿酸の産生量が多すぎたり、排泄量が少なかったりすると、血液中の尿酸値が上昇して高尿酸血症を発症します。 高尿酸血症は、生活習慣病の一つとされており、肥満、高血圧、糖尿病などのリスクを高めることがわかっています。また、痛風や腎臓結石などの原因にもなります。高尿酸血症の治療としては、食事療法や運動療法、薬物療法などが行われます。食事療法では、プリン体を多く含む食品を控えることが大切です。プリン体は、レバー、あん肝、魚卵、干しシイタケ、煮干しなどの食品に多く含まれています。運動療法では、適度な運動を定期的に行うことが大切です。運動は、尿酸の排泄を促進し、体重を減らす効果があります。薬物療法では、尿酸の産生を抑制する薬や、尿酸の排泄を促進する薬などが使用されます。
脳・神経

看護師必須用語『脊椎麻酔』とは

脊椎麻酔とは、局所麻酔のひとつで、局所麻酔薬を脊椎くも膜下腔に注入し、脊髄が支配する神経を麻痺させる方法である。正式には「脊髄くも膜下麻酔」という。下半身の手術の際に行われることが多いが、帝王切開や下半身の整容術などにも用いられる。脊椎麻酔は、全身麻酔に比べて、合併症が少なく、術後の回復が早いというメリットがある。しかし、下半身の感覚がなくなるため、排尿や排便が困難になることがある。また、頭痛や吐き気などの副作用が起こることもある。
アレルギー・膠原病

ヒスタミン受容体拮抗薬のわかりやすい解説

ヒスタミン受容体は、体内にあるヒスタミンとやり取りするタンパク質の一種です。この受容体は、免疫細胞、筋肉細胞、神経細胞などさまざまな細胞で見つけることができます。ヒスタミン受容体が活性化されると、さまざまな反応を引き起こすことがわかっています。例えば、免疫細胞では炎症を促進したり、筋肉細胞では収縮を促進したり、神経細胞では神経伝達を促進したりする効果があります。 ヒスタミン受容体拮抗薬は、ヒスタミンの作用を阻害する薬剤です。この薬剤は、ヒスタミン受容体に結合してヒスタミンの活性化を防ぐことで、ヒスタミンによるさまざまな反応を抑えることができます。ヒスタミン受容体拮抗薬は、アレルギー疾患を治療するために使用されることが多く、花粉症、喘息、蕁麻疹などの症状を軽減する効果があります。
皮膚科

看護師必須の基本知識〜ローション剤とは?〜

ローション剤とは、医薬品を水性の液体に溶解・乳化・微細均等に分散させた外用液剤のことである。ローション剤には、溶液性ローション、乳剤性ローション、懸濁性ローションの3種類がある。 溶液性ローションは、水に医薬品を溶かしたもの。皮膚に塗ると水分の蒸発によって冷却効果が期待できる。また、収斂作用(皮膚を引き締める作用)や保護作用もある。抗菌薬や抗真菌薬、ステロイドなどの医薬品が配合されていることが多い。 乳剤性ローションは、水と油を乳化させたもの。水と油が混ざり合わないため、乳化剤を加えて混ぜ合わせている。乳剤性ローションは、溶液性ローションよりも保湿性が高く、皮膚に塗るとしっとりとした感触がある。ステロイドや鎮痛・鎮痒薬などが配合されていることが多い。 懸濁性ローションは、水に医薬品を微細均等に分散させたもの。懸濁性ローションは、水と油のどちらにも溶けない医薬品が配合されている場合に用いられる。溶液性ローションや乳剤性ローションよりも粘度が高く、皮膚に塗ると少しべたつく感じがある。抗菌薬や抗真菌薬、ステロイドなどが配合されていることが多い。
その他

看護師に必須の用語『ヘモラール』について

ヘモラールとは、Femoral(フェモラール/大腿)のことであり、大腿動脈や大腿静脈のことを指す。動脈を指しているのか、静脈を指しているのかは、その言葉が使われた文脈から推測する。ヘモラールは、下肢に血液を供給する主要な血管であり、鼠蹊部から大腿の前部へと走行している。大腿動脈は、心臓から酸素と栄養素を運ぶ血液を下肢に送り、大腿静脈は、下肢から心臓へと二酸化炭素や老廃物を運ぶ血液を戻す。ヘモラールは、下肢の運動や感覚を維持する上で重要な役割を果たしている。
その他

看護師の必需品『カーデックス』

カーデックスとは、看護現場(主に病棟)で使われる記録類のひとつです。患者に関する情報や治療内容、実際に行われた処置、看護計画などを、患者ごとに1枚の紙にまとめ、病棟の患者全員分の用紙を専用ファイルにはさんだものです。申し送りと並ぶ、看護師間の情報伝達手段とされています。 カーデックスの語源は、本来、ファイルの1つの商品名でした。しかし、看護の現場でこのような特有の使い方をしたのが定着し、現在では記録方法の1つとして浸透したといわれています。カーデックスは、取り外しのできるカード(用紙)からできており、カードの端が一枚ごとに少しずつずれて見出しのようになっているので、そこに患者名などが書きこまれ、個々の患者のカードを開いて見る際に便利になっています。
眼科

看護師必見!レボフロキサシンを徹底解説

レボフロキサシンは、フルオロキノロン(ニューキノロン)系抗菌薬の一つです。フルオロキノロン系抗菌薬は、細菌のDNAを損傷させて殺菌する薬剤です。レボフロキサシンは、肺炎、気管支炎、尿路感染症、性感染症などの感染症の治療薬として使用されます。 レボフロキサシンは、濃度依存性の抗菌薬です。つまり、血中濃度が高いほど抗菌作用が強くなる薬剤です。レボフロキサシンは、点滴静注、経口内服、点眼など、さまざまな方法で投与することができます。
内分泌・代謝・栄養

生体腎移植とは?その重要性とメリットを解説

生体腎移植とは、慢性腎不全の患者に、生きたドナーから摘出した腎臓を移植する外科的処置です。生体腎移植は、腎不全の患者にとって有効な治療法であり、透析療法よりも生存率や生活の質が高いことが示されています。 生体腎移植は、ドナーとレシピエントの適合性が重要です。ドナーとレシピエントの血液型、組織型、体重、年齢などが適合している必要があります。また、ドナーは健康状態が良好である必要があります。 生体腎移植の手術は、通常、全身麻酔で行われます。手術時間は、ドナーとレシピエントの状態によって異なりますが、通常は数時間です。手術後、ドナーとレシピエントは数日間入院し、経過観察が行われます。 生体腎移植は、大きな手術であり、ドナーとレシピエントの両方にリスクが伴います。しかし、生体腎移植は、腎不全の患者にとって有効な治療法であり、透析療法よりも生存率や生活の質が高いことが示されています。
検査・診断

知っておきたい!看護師に必須の用語『pH』

pHとは、水素イオン濃度を数値化したもので、その液体が酸性なのか、アルカリ性なのかを表す指標です。pHの値は0から14までの範囲で示され、7が中性、7より小さい値が酸性、7より大きい値がアルカリ性となります。 pHは、さまざまな要因によって影響を受けますが、特に重要なのは肺の機能を反映する動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)と腎臓の機能を反映する重炭酸イオン(HCO3⁻)です。PaCO2が高いとpHは低下し、PaCO2が低いとpHは上昇します。HCO3⁻が高いとpHは上昇し、HCO3⁻が低いとpHは低下します。 医療分野においては、特に血液中の水素イオン濃度を指すことが多く、血液のpH値は通常7.35~7.45の範囲で維持されています。血液のpH値が正常範囲から外れると、さまざまな病態が発生する可能性があります。例えば、pH値が低下するとアシドーシス、pH値が上昇するとアルカローシスが起こります。
組織・制度

専門看護師とは?その役割と取得方法

専門看護師の役割は多岐にわたる。専門看護師は、個人、家族、集団に対して卓越した看護を実践するだけでなく、看護者を含むケア提供者に対しコンサルテーションを行う。また、必要なケアが円滑に行われるために、保健医療福祉に携わる人々の間のコーディネーションを行う。さらに、個人、家族、集団の権利を守るために、倫理的な問題や葛藤の解決をはかる。専門看護師は、看護者に対しケアを向上させるため教育的役割を果たし、実践の場における研究活動を行う。
略語

看護師に必須の用語『プルス』について

プルスとは、脈拍を意味する医療業界の用語である。脈拍とは、心臓が1分間に拍動する回数である。1分間に何回の脈拍があるかを測定することを、脈拍測定という。脈拍は、心臓の健康状態を判断するのに重要な指標であり、脈拍が速すぎたり遅すぎたりすると、心臓に問題がある可能性がある。脈拍を測定する際には、指を患者の手首に当て、1分間にどれだけの脈拍があるかを数える。正常な脈拍は、1分間に60~100回である。 脈拍が速すぎる状態を頻脈といい、脈拍が遅すぎる状態を徐脈という。頻脈には、運動や緊張、発熱など、さまざまな原因がある。徐脈には、心臓の機能低下や甲状腺機能低下症など、さまざまな原因がある。脈拍が異常な場合は、心臓に問題がある可能性があるため、医師の診察を受ける必要がある。
検査・診断

看護師必携!抗原検査について知っておくべきこと

抗原検査とは、免疫応答を引き起こす物質(抗原)を検出する検査です。抗原は、細菌やウイルスなどの病原体だけでなく、花粉やダニなどのアレルギー物質も含まれます。抗原検査は、血液、尿、便、喀痰などの検体を用いて行われます。抗原検査は、感染症の診断やアレルギーの原因を特定するために使用されます。また、抗原検査は、ワクチンの有効性を評価するためにも使用されます。抗原検査は、一般的に、迅速検査として行われます。迅速検査は、数分で結果が得られるため、感染症の早期診断や治療開始に役立ちます。抗原検査は、感染症の早期発見や治療開始に役立つ重要な検査です。
内分泌・代謝・栄養

看護師が知っておきたい乳がんの基礎知識

乳がんとは、乳房内の乳管や小葉上皮から生じる悪性腫瘍です。女性のがんとして国内罹患数は第1位、死亡数は第4位である(2021年時点)。一方、全乳がんの約1%は男性に発生し、女性と比べ予後不良傾向にあります。乳がんは、乳房の細胞が異常増殖して腫瘍を形成する病気です。腫瘍が乳管や小葉にとどまっているうちは非浸潤性乳がんと呼ばれますが、乳管や小葉の外に広がるようになると浸潤性乳がんと呼ばれます。浸潤性乳がんは、リンパ節や他の臓器に転移することがあります。乳がんの原因は完全には解明されていませんが、遺伝的要因、ホルモン要因、生活習慣などが関係していると考えられています。乳がんのリスクを高める因子としては、年齢、家族歴、初経年齢、閉経年齢、妊娠回数、授乳経験、肥満、飲酒、喫煙などがあります。乳がんの症状としては、乳房のしこり、乳房の痛み、乳頭からの分泌物、乳房の皮膚の異常などがあります。乳がんが疑われる場合は、乳房のエコーやマンモグラフィー、細胞診などの検査が行われます。乳がんと診断された場合は、手術、放射線療法、化学療法、ホルモン療法などの治療が行われます。乳がんの治療は、乳がんの進行度や患者さんの年齢や全身状態などによって異なります。
医療機器・設備・器具

知っておきたい心電図モニターの基礎知識

心電図モニターとは、心電図波形を持続的にモニター画面に表示する医療機器、またはそのシステムのことである。胸部と手足に電極を装着して心臓活動電位を計測し、そのデータを有線または無線でモニターに送信している。心電図モニターは、患者の心機能をモニタリングし、不整脈や心臓発作などの異常を早期に発見することができる。また、心電図モニターは、手術中の患者の心機能をモニタリングするためにも使用される。 心電図モニターは、主に以下の3つの部分で構成されている。 1. 電極患者の胸部と手足に装着して、心臓活動電位を計測する。 2. レコーダー電極から送信されたデータを記録する。 3. ディスプレイレコーダーに記録されたデータを波形として表示する。 心電図モニターは、患者の心機能をモニタリングし、不整脈や心臓発作などの異常を早期に発見することができる。また、心電図モニターは、手術中の患者の心機能をモニタリングするためにも使用される。
検査・診断

看護師必須用語『標準体重』

標準体重とは、疾病予防のための目標体重として使用される理想的な体重のことです。標準体重は、身長を2乗して22を掛けた値で計算されます。例えば、身長170cmの場合、標準体重は68.2kgになります。 標準体重は、肥満や低体重を防ぎ、健康を維持するためには重要な指標です。肥満は、心臓病、脳卒中、糖尿病などの生活習慣病のリスクを高めます。また、低体重は、免疫力の低下や感染症にかかりやすくなるなどの健康問題を引き起こす可能性があります。 標準体重を維持するためには、バランスのとれた食事と適度な運動を心がけることが大切です。食事は、野菜や果物、全粒穀物、低脂肪タンパク質を多く摂り、加工食品や砂糖入り飲料は控えましょう。運動は、週に150分以上の有酸素運動と、週に2回以上の筋トレを行うことを目標にしましょう。
医療機器・設備・器具

看護師の必須用語『エプロン』の役割と重要性

看護師用エプロンとは、スタンダードプリコーションの際に使用する個人防護具の一つで、ウイルスや細菌感染から身を守るために着用するものです。エプロンの着用目的としては、衣類の汚染を防ぎ、血液や体液の暴露を防ぐことと、汚染された衣類を介しての交差感染を防ぐことなどが挙げられます。 エプロンを着用することによって、感染性のある物質から身を守ることができ、院内感染を防ぐことができます。また、患者のプライバシーを守るためにもエプロンの着用は重要です。
検査・診断

高齢者総合機能評価とは?わかりやすく解説

高齢者総合機能評価(CGA)とは、高齢者の状態について、医学的評価だけでなく、生活機能、精神機能、社会・環境(生活環境や介護環境、家族や友人などの人間関係)の3つの面から総合的に捉えて問題を整理し、評価を行うことで、QOL(Quality Of Life)を高めようとする方法である。略語はCGAである。 高齢者は複数の疾患を併発していたり、ADL(日常生活動作)が低下していたりすることが多く、総合的な医療が必要である。そのため、疾患以外の状況も把握したうえで適切な医療・介護を行うために高齢者総合機能評価(CGA)が行われる。 CGAは、高齢者の健康状態を包括的に評価することで、高齢者の健康上の問題を早期に発見し、適切な医療・介護を提供することを目的としている。また、CGAは、高齢者のQOLを高めるために、高齢者の生活機能、精神機能、社会・環境を改善することを目的としている。
消化器

看護師が知っておきたい肝円索

肝円索は、胎児の時に臍帯と肝臓を繋いでいた組織です。出生後は、その機能が失われて索状の組織となり、肝臓から臍まで、腹部の真ん中を通っています。肝円索は、臍静脈索とも呼ばれ、ナイロン糸のような細い紐状の組織です。長さはおよそ5cmで、幅は数mmです。肝円索は、肝臓から臍まで、腹部の正中線を通っています。肝臓の左葉と右葉の間から始まり、臍まで伸びています。肝円索は、肝臓と臍を繋ぐ役割を果たしています。肝臓から臍まで血液を運んだり、臍から肝臓まで栄養を運んだりしています。
内分泌・代謝・栄養

看護師が知っておくべき糖尿病足病変

糖尿病足病変とは、糖尿病の合併症の一つで、足に現れる病変のことです。神経障害や末梢血流障害を伴っており、感染症や潰瘍、深部組織の破壊などが特徴です。病変自体を略して「足壊疽」と呼ぶこともあります。神経障害(末梢神経障害、自律神経障害)と血管障害はそれぞれ独立した危険因子になっています。 糖尿病足病変は、糖尿病患者の約15%に発症すると言われています。発症率は、糖尿病の罹患期間が長いほど、血糖値のコントロールが悪いほど高くなります。また、高血圧、脂質異常症、喫煙などの合併症がある場合も発症リスクが高まります。 糖尿病足病変は、初期の段階では痛みや痺れなどの症状が現れます。進行すると、足に潰瘍ができて治りにくくなったり、感染症を起こしたりすることがあります。悪化すると、足の一部が壊死して切断が必要になることもあります。 糖尿病足病変を防ぐためには、血糖値のコントロールを良好に保つことが重要です。また、足に傷や潰瘍ができたら、すぐに医療機関を受診することが大切です。
その他

看護師が知っておくべき5S

-5Sとは?- 5Sとは、整理、整頓、清掃、清潔、躾の5つの言葉の頭文字をとった言葉で、職場環境の改善を啓発するために用いられる標語です。 整理とは、必要なものと不要なものを区別し、不要なものを処分することです。 整頓とは、必要なものを適切な場所に配置し、いつでも取り出しやすくすることです。 清掃とは、職場を清潔に保つことです。 清潔とは、整理、整頓、清掃を継続的に行い、職場を常に清潔な状態に保つことです。 躾とは、5Sのルールを守り、職場を清潔に保つ習慣を身につけることです。