看護師業界ウォッチャー

医療機器・設備・器具

CCUとは?冠状動脈疾患集中治療室の役割

冠状動脈疾患集中治療室(CCU)は、心臓疾患の患者を専門に管理する集中治療室です。急性心筋梗塞や急性心不全など、急変する疾患が多いため、緊急手術や緊急心臓カテーテル治療など、すぐに対処できる体制がとられています。 CCUの目的は、心臓疾患患者の生命を救い、合併症を防ぐことです。具体的には、以下の役割を担っています。 * 心電図や血圧などのバイタルサインをモニターし、異常があればすぐに対応する。 * 酸素や薬剤を投与し、患者の状態を安定させる。 * 緊急手術や心臓カテーテル治療が必要な場合は、迅速に実施する。 * 患者の家族や友人に対して、病状や治療方針について説明し、サポートする。 CCUは、心臓疾患の患者にとって、命を救う重要な場所です。CCUのスタッフは、24時間体制で患者の状態を監視し、緊急事態にも迅速に対応できるよう訓練されています。
消化器

看護師に必須の用語『胃腸炎』

胃腸炎とは、胃、小腸、大腸の粘膜に炎症が生じる病気です。原因は様々ですが、多くは感染症によるものです。ウイルス性、細菌性、寄生虫性など、様々な原因があります。感染以外に、薬剤や毒物などの化学物質が原因となることもあります。 症状は、腹痛、下痢、嘔吐、発熱などです。重症になると、脱水症状や電解質異常を起こすことがあります。 治療は、原因に応じて行われます。感染症の場合は、抗ウイルス薬や抗菌薬が投与されます。化学物質が原因の場合は、原因物質を除去することが重要です。 胃腸炎は、適切な治療を受ければ、通常は数日で治癒します。しかし、重症化すると命に関わることもあります。そのため、症状がひどい場合は、早めに医療機関を受診することが大切です。
その他

看護師が知っておきたい!『スクレロ』ってなに?

スクレロは、硬化療法のことをいう。静脈瘤(下肢静脈瘤、食道静脈瘤など)の治療方法である。硬化療法は静脈瘤の血管を硬化させる薬を注入し、血管を塞ぐ治療法です。静脈に注射をしますが、血管を縛ったり切除したりする必要はありません。硬化療法は、静脈瘤の治療法の中で最も多く行われる方法です。硬化療法に使用する薬剤には、高張食塩水、ポリドカノール、テトラデシル硫酸ナトリウム、ヒアルロン酸、ポリドキサノールなどがあります。硬化療法は、静脈瘤の治療法の中では比較的安全な治療法です。ただし、硬化療法は、静脈瘤の進行状況や患者さんの体調によって、適応にならない場合があります。硬化療法の治療効果は、静脈瘤の程度や治療を受ける回数によって異なります。硬化療法は、静脈瘤の治療法の中では最も多くの症例で効果が得られる治療法ですが、完全に治癒するわけではありません。硬化療法の効果を維持するためには、生活習慣の改善や定期的なフォローアップが必要です。
循環器

看護師に必須の用語『スリル』について

スリルの種類 スリルは、心雑音が非常に大きい時に、その振動を胸壁から手で触れることができるようになる状態のことである。振戦ともいう。スリルの種類は、心雑音の種類によって異なる。 最もよく見られるスリルの種類は、収縮期スリルである。収縮期スリルは、心室が収縮する際に発生する心雑音によって引き起こされるスリルである。収縮期スリルの多くは、心臓弁膜症によって引き起こされる。心臓弁膜症は、心臓の弁が正常に機能しなくなる状態である。心臓弁膜症があると、血液が心臓から正常に送り出されなくなり、心雑音が発生する。 もう一つのよく見られるスリルの種類は、拡張期スリルである。拡張期スリルは、心室が拡張する際に発生する心雑音によって引き起こされるスリルである。拡張期スリルの多くは、心筋症や心不全によって引き起こされる。心筋症は、心臓の筋肉が弱くなる状態である。心不全は、心臓が正常に機能しなくなる状態である。心筋症や心不全があると、心室が拡張する際に正常に収縮できなくなり、心雑音が発生する。 スリルの種類は、心雑音の種類によって異なる。スリルは、心雑音の程度によって、強弱や大きさの違いがある。また、スリルは、心雑音の発生部位によって、胸壁の異なる部位で触れることができる。
内分泌・代謝・栄養

HbA1cとは何か?その重要性と測定方法を解説

HbA1cとは、血液中のヘモグロビンA1cの値のことです。ヘモグロビンは、赤血球の中に含まれるタンパク質で、酸素を体中に運搬する役割をしています。HbA1cは、ヘモグロビンが糖と結合してできる物質で、ヘモグロビン全体の約5~10%を占めています。 HbA1cの値は、過去1~2か月の平均的な血糖値を反映しています。そのため、HbA1cの値が高いということは、過去1~2か月の間に血糖値が高い状態が続いていることを意味します。HbA1cの値は、糖尿病の診断や血糖コントロールの指標として用いられます。
職種・資格

看護師が知っておくべきフィジシャンアシスタントとは?

フィジシャンアシスタント(PA)とは、医師の監督のもとに診療、薬の処方、手術の補助など、医師が行う医療行為の80%をカバーする医療従事者です。PAは、医師の偏在や過重労働に対して、代替労働力を確保するために創設されました。また、医師がより複雑で高度な医療処置に集中できるように支援する役割も担っています。 PAになるには、24~32カ月間のカリキュラムを専門学校などで履修し、国家資格を得た後に州免許を取得する必要があります。PAのカリキュラムには、解剖学、生理学、病理学、薬理学、臨床医学など、医学に関する幅広い分野が含まれています。また、PAは、医師のもとで臨床実習を行い、医療現場での経験を積みます。 PAは、医師と緊密に連携して医療を提供します。PAは、医師の指示のもとに診療を行い、薬を処方し、手術の補助を行います。また、患者への教育やカウンセリングも行います。PAは、医師の負担を軽減し、患者への医療サービスの質を向上させる重要な役割を果たしています。 日本では、現在のところPA制度はありません。しかし、医師の偏在や過重労働が問題となっていることから、PA制度の導入が検討されています。PA制度が導入されれば、医師の負担が軽減され、患者への医療サービスの質が向上することが期待されています。
組織・制度

トリアージナースとは?その役割と重要性

トリアージナースの役割は、災害時あるいは救急外来で、患者の重症度を判断し、診察の優先順位を決めることです。多数の傷病者が同時発生した際に、傷病者のけがの程度や呼吸,循環,意識状態等の緊急度や重症度に応じて病院搬送や治療の順番を決めます。救命率の向上を目的に、災害医療や救急の現場で用いられます。日本では、トリアージナースは病院ごとに設置・導入する任意的な役割で、資格があるわけではありません。ただ、患者の容体を瞬時に判断する能力が求められるため、豊富な経験や資格を持つ看護師が必要とされます。
小児科

看護師のための子ども用自動車座席の重要性

子ども用自動車座席とは、乗用車に備え付けられたシートベルトを安全に使用できない乳幼児を安全に自動車に乗せるための装備である。チャイルドシートとも呼ばれる。子ども用自動車座席には、乳児用と幼児用の2種類がある。乳児用は、生後9ヶ月までの子どもを対象としたもので、横向きに取り付けるタイプが一般的である。幼児用は、生後9ヶ月から4歳までの子どもを対象としたもので、前向きに取り付けるタイプが一般的である。 子ども用自動車座席は、万が一の事故の際に、子どもの身体を保護する役割を果たす。特に、乳幼児は首や頭が未発達のため、事故の際に大きな衝撃を受けやすく、重篤なケガをする可能性が高い。チャイルドシートを使用することで、乳幼児のケガのリスクを大幅に軽減することができる。 また、子ども用自動車座席は、子どもが車内で安全かつ快適に過ごすためのアイテムでもある。チャイルドシートには、子どもの身体を固定するハーネスや、頭や首を保護するためのヘッドサポートなどが備わっており、子どもが快適に過ごすことができるよう設計されている。
略語

デルマの意味とは?看護師に必須の用語

デルマとは、皮膚科のことである。ドイツ語のDermatorogieに由来し、英語ではdermatology(ダーマトロジー)と呼ばれる。デルマは、皮膚の疾患や症状を診断し、治療する専門の医学分野である。皮膚科医は、皮膚に関するあらゆる疾患を扱うが、中でも、湿疹、乾癬、にきび、白斑、皮膚がん、水虫などがよく知られている。 デルマは、皮膚の構造や機能、および皮膚の疾患や症状について研究する学問分野でもある。デルマの研究は、皮膚の疾患や症状の治療法の開発につながっており、皮膚科医は、皮膚の疾患や症状に悩む患者さんの治療に役立てている。 デルマは、皮膚の健康を維持するために重要な分野である。皮膚は、人間の体の中で最大の臓器であり、身体の表面を覆い、外界から身を守る役割を果たしている。また、皮膚は、感覚器官としても重要な役割を果たしており、触覚、痛覚、温覚などの感覚を伝達している。デルマは、皮膚の健康を維持し、皮膚の疾患や症状を治療することで、人間の健康を維持するのに役立っている。
職種・資格

看護師必須用語「PT(理学療法士)」について

理学療法士は、病気やケガによって生じた機能障害を改善するために、理学療法を行う国家資格の専門職です。理学療法とは、運動、温熱、水、電気などの物理的手段を用いて、運動機能や日常生活動作の回復を図る治療法です。理学療法士は、医師の指示の下で、理学療法を行い、患者の機能回復を支援します。 理学療法士は、病院、リハビリテーション施設、訪問看護ステーション、老人ホームなど、さまざまな医療機関や福祉施設で働いています。また、スポーツチームやフィットネスクラブでトレーナーとして働くこともあります。理学療法士の主な業務は、以下の通りです。 * 理学療法の計画立案と実施 * 患者の評価とモニタリング * 患者の教育と指導 * チーム医療への参加 理学療法士は、患者の機能回復を支援する重要な役割を担っています。理学療法士の資格を取得するには、大学または専門学校で理学療法を学び、国家試験に合格する必要があります。
小児科

看護師必見!トイレトレーニングの基礎知識

トイレトレーニングとは、幼児におけるトイレでの排泄を目指した訓練のことである。トイレの場所と目的を教えるところから始まり、徐々に排泄のタイミングを自分でコントロールできるようにしていく。おむつを外す時期は、子供の成長や環境によって異なる。 また、おむつを外すと子どもは「おしっこしたい」「うんちしたい」と伝えようとするが、最初は上手く言葉で表現できないことも多い。そんなときには、しぐさや表情で子どもの意思を読み取る必要がある。トイレトレーニングは、根気と忍耐が必要だが、子どもが自分自身で排泄できるようになると、大きな自信につながる。 トイレトレーニングは、子どもにとって大きなチャレンジである。しかし、親のサポートがあれば、必ずできるようになる。トイレトレーニングを始める時期は、子どもによって異なるが、一般的には1歳半~2歳頃から始めるのがよいとされている。
腎・泌尿器

WOCナースとは

WOCナースは、創傷、ストーマ、失禁のケアに特化した看護師です。褥瘡などの創傷のケア、人工肛門や人工膀胱などのストーマの管理、失禁への対応など、排泄に関する専門的な知識と技術を持っています。また、患者や家族の自己管理やセルフケアを支援する役割も担っています。 WOCナースは、病院だけでなく、訪問看護ステーションやクリニック、介護施設など、さまざまな場所で活躍しています。患者や家族の生活の質向上に貢献できるやりがいのある仕事です。
小児科

看護師が知っておくべき「怒り」の定義とは?

-怒りの定義とは?- 怒りとは、認知的、生理的、進化的または社会的な側面からなる感情であり、「自己もしくは社会への不当なもしくは故意による、物理的もしくは心理的な侵害に対する自己防衛もしくは社会維持のために喚起された心身の準備状態」と定義されている。怒りは、人間が危険や脅威を認識したときに生じる自然な反応であり、攻撃的な行動や回避行動を引き起こす。しかし、怒りは適切に管理されなければ、自分自身や他人を傷つける可能性もある。 認知的側面とは、怒りの原因となった出来事や状況をどのように認識し、解釈するかというものである。生理的側面とは、怒りを感じたときに身体に起こる変化のことである。進化的側面とは、怒りが人間が生存するために必要な感情であるという考え方である。社会的な側面とは、怒りが社会の中でどのように表現され、受け入れられるかというものである。 怒りは、人間が生きていく上で必要な感情である。しかし、怒りを適切に管理できなければ、自分自身や他人を傷つける可能性もある。怒りを適切に管理するためには、まず怒りの原因となっているものを認識し、それをどのように解決するかを考える必要がある。また、怒りを感じたときに、それをどのように表現するかをコントロールする必要がある。
腎・泌尿器

前立腺肥大症の基礎知識と看護

前立腺肥大症とは、加齢に伴い前立腺が大きくなることで排尿障害を引き起こす疾患です。前立腺は男性の生殖器のひとつで、膀胱の出口付近にあります。前立腺が肥大すると、尿道が圧迫され、排尿が困難になります。前立腺肥大症は、50歳以上の男性によくみられます。前立腺肥大症の症状には、排尿困難、残尿感、夜間頻尿、尿失禁などがあります。前立腺肥大症の治療には、薬物療法、手術療法などがあります。薬物療法では、排尿をスムーズにする薬や前立腺の肥大を抑える薬などが用いられます。手術療法では、前立腺を切除する手術が行われます。前立腺肥大症は、早期に治療を開始すれば、排尿障害を改善することができます。
アレルギー・膠原病

看護師の基礎用語「コカ」とは?

コカとクックは、1923年にアトピーという用語を提唱した学者である。アトピーとは、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患を持つ人々の体質を表現する用語である。コカとクックは、アトピーという用語を、原因不明の過敏反応を起こす状態として提唱した。 コカとクックは、アトピーという用語を提唱する前に、花粉症の研究を行っていた。花粉症は、花粉が原因で起こるアレルギー疾患である。コカとクックは、花粉症の研究の中で、花粉症を発症する人は、他のアレルギー疾患を発症しやすいことを発見した。このことから、コカとクックは、アトピーという用語を提唱した。 アトピーという用語は、現在ではアレルギー疾患を持つ人々の体質を表現するのに広く使われている。アトピーという用語は、アレルギー疾患の予防と治療に役立っている。
耳鼻咽喉科

看護師が知っておきたい顎下腺とは

顎下腺は、耳下腺に次ぐ大きさの大唾液腺です。顎下三角という部位にあり、下顎骨の内側に位置しています。浅頸筋膜に覆われていて、舌下腺の内側を通って口腔底にある舌下小丘に開口しています。 顎下腺の構造は、腺小葉、腺管、間質の3つに分かれています。腺小葉は、唾液を分泌する組織で、腺管は、唾液を排出する管です。間質は、腺小葉と腺管を支える組織です。 顎下腺の働きは、唾液を分泌することです。唾液は、食べ物を飲み込みやすくしたり、口腔内の細菌を洗い流したりする役割を果たしています。また、唾液には、消化酵素が含まれていて、消化を助ける働きもあります。
循環器

知っておきたい!看護師必須用語『急性心筋梗塞』

急性心筋梗塞とは、心臓の筋肉が血流不足に陥り、損傷を受けた状態を指します。心臓の筋肉は、血液から酸素と栄養を受け取って活動しますが、この血流が何らかの原因で遮断されると、筋肉が酸素と栄養を十分に受け取ることができなくなり、壊死を起こします。この状態が急性心筋梗塞です。 急性心筋梗塞の主な原因は、冠動脈の血栓形成です。冠動脈は、心臓の筋肉に血液を供給する血管ですが、この血管が動脈硬化によって狭くなると、血栓ができやすくなります。血栓が冠動脈を完全に塞いでしまうと、心臓の筋肉に血流が供給されなくなり、急性心筋梗塞が起こります。 急性心筋梗塞は、突然、激しい胸の痛みを伴って発症します。胸の痛みは、数分間から数時間にわたって続き、安静にしていても治まりません。また、息切れ、冷や汗、吐き気、嘔吐などの症状を伴うこともあります。 急性心筋梗塞は、非常に危険な病気で、迅速な治療が必要とされます。治療法としては、血栓を溶かす薬剤を投与したり、冠動脈を拡張するための手術やカテーテル治療などが行われます。
腎・泌尿器

尿道カルンクルの基礎知識

尿道カルンクルとは、女性の尿道にできる良性腫瘤のことです。更年期(中年)以降に発生しやすいとされています。外尿道口付近の尿道後壁から発生するため、外尿道口の肛門よりの方向から発生します。大きさは、大豆と表現されるような形状で、血流が豊富なため赤色を呈しています。 尿道カルンクルは、女性にのみ発生する良性腫瘤です。尿道カルンクルの原因は、加齢、出産、肥満、糖尿病などのさまざまな要因が考えられています。尿道カルンクルの症状は、尿道口の違和感、痛み、出血などです。尿道カルンクルの治療は、症状が軽い場合は経過観察ですが、症状が強い場合は切除手術が行われます。 尿道カルンクルは、女性に多くみられる良性腫瘤ですが、症状が強い場合は治療が必要となるため、早めに医師に相談することが大切です。
内分泌・代謝・栄養

看護師が知っておくべき甲状腺に関する基礎知識

甲状腺とは、気管の前面にある蝶のような形をした内分泌腺です。大きさは縦横ともに4~5cmほどで、重さは15~20gほどです。甲状腺は、濾胞細胞と傍濾胞細胞で構成されており、濾胞細胞は甲状腺ホルモンを分泌し、傍濾胞細胞はカルシトニンを分泌します。甲状腺ホルモンは、全身の代謝を高めたり、交感神経を興奮させたりする働きがあります。また、胎児や小児の成長や発達にも関与しています。カルシトニンは、血中カルシウム濃度を調整する働きがあります。
医療機器・設備・器具

看護師に必須の知識!ネブライザーとは?

ネブライザーとは、薬液を霧状にして口や鼻から吸入する治療法のことです。気管支喘息やクループなどの疾患に用いられます。ネブライザーには、圧縮空気で霧を作る「ジェット式」、超音波で霧を発生させる「超音波式」、メッシュを使用して薬剤を霧状にする「メッシュ式」の3種類があります。ネブライザーの吸入法には、口を開けて吸入する「オープンマウス法」と、口を閉じて吸入する「クローズドマウス法」の2種類があります。
腎・泌尿器

看護師必須用語!尿路感染症とは?

尿路感染症(にょうろかんせんしょう、urinary tract infection)とは、腎臓・膀胱・前立腺・尿道のいずれかに病原微生物による障害を受け、感染が成立した状態をいう。尿路感染症は、尿路のどの部分に感染が起こっているかによって、尿道炎、膀胱炎、腎盂腎炎などに分類される。尿路感染症の症状としては、排尿時の痛みや不快感、尿の混濁、血尿、発熱、腰痛などがあげられる。 尿路感染症は、細菌やウイルス、真菌などの病原微生物が尿路に侵入することで起こる。尿路感染症の原因としては、性行為、排泄物の不衛生な処理、尿道カテーテルの使用、糖尿病などの基礎疾患などが考えられる。尿路感染症は、抗菌薬や抗真菌薬などの薬物治療によって治療されることが多い。
組織・制度

看護師必携!『米国生殖医学会』とは?

米国生殖医学会(ASRM)は、生殖医療に関連する国際的な二大学会のひとつである。1944年に設立され、生殖医療に関する研究、教育、診療を行い、その分野の発展に貢献している。会員数は1万人を超え、世界各国から医師、看護師、研究者らが参加している。 ASRMは、生殖医療に関する最新の情報を発信しており、学会誌「Fertility and Sterility」を発行している。また、毎年、学会を開催し、生殖医療に関する最新の研究成果を発表している。 ASRMは、生殖医療の倫理にも取り組んでおり、生殖医療に関するガイドラインを策定している。また、生殖医療に関する政策提言も行っている。
消化器

看護師が知っておくべき感染性胃腸炎

感染性胃腸炎は、細菌やウイルスなどの病原体によって引き起こされる消化器系の病気です。細菌性とウイルス性の2種類がありますが、ウイルス性の感染症がほとんどです。感染性胃腸炎は、毎年秋から冬にかけて流行し、乳幼児に好発する傾向があります。 感染性胃腸炎の主な症状は、下痢、嘔吐、腹痛、発熱などです。下痢は、水様性または血便を伴うこともあります。嘔吐は、激しい場合や長時間続く場合もあります。腹痛は、腹部全体が痛む場合や、特定の部位に痛みを感じる場合があります。発熱は、38度以上の高熱になることもあります。 感染性胃腸炎の治療には、経口補水液や下痢止めなどが用いられます。経口補水液は、脱水症状を防ぐために必要な水分や電解質を補給するものです。下痢止めは、下痢を止める効果があります。感染性胃腸炎は、症状が軽い場合は数日で回復しますが、重症の場合は入院が必要になることもあります。
感染

看護師必須用語『風疹』とは?

風疹とは、風疹ウイルスによる感染症で、飛沫感染により経気道的に感染します。感染後は、上気道粘膜や所属リンパ節で増殖し、ウイルス血症を起こします。潜伏期間は約2週間で、2008年からは5類感染症全数把握疾患となり、すべての医師に最寄りの保健所への届け出が義務付けられています。また、学校感染症第二種疾患に指定されており、発疹が消失するまで出席停止となります。 風疹の症状は、発熱、発疹、リンパ節の腫れなどです。発疹は、顔面から始まり、体幹や四肢に広がります。リンパ節の腫れは、耳の後ろや首、わきの下などにみられます。風疹は、妊婦が感染すると、胎児に先天性風疹症候群を引き起こすことがあります。先天性風疹症候群は、心臓や脳、眼などに障害を引き起こす可能性があります。 風疹の予防には、ワクチン接種が有効です。風疹ワクチンは、単独で接種することも、麻疹・風疹・耳下腺炎(MMR)ワクチンとして接種することもできます。MMRワクチンは、1歳と6~7歳頃に接種することが推奨されています。風疹ワクチンは、妊娠中に接種することはできません。