看護師業界ウォッチャー

産婦人科

看護師に必須の用語『下腹部痛』

下腹部痛とは、下腹部の痛みを指します。下腹部とは、へその下から恥骨までの部分です。下腹部痛は、さまざまな原因で起こる可能性があります。よくある原因としては、月経痛、便秘、下痢、膀胱炎、前立腺炎、鼠蹊ヘルニア、卵巣嚢腫、子宮筋腫、子宮内膜症などがあります。下腹部痛は、多くの場合、軽度で自然に治まりますが、中には深刻な病気のサインであることもあります。下腹部痛がひどい場合や、長期間続く場合は、医師の診察を受けることが大切です。 下腹部痛の原因は、さまざまであり、中には命に関わるものもあります。下腹部痛がひどい場合や、長期間続く場合は、医師の診察を受けることが大切です。医師は、問診や診察、場合によっては検査を行い、下腹部痛の原因を突き止め、適切な治療を行います。
検査・診断

看護師に必須の用語『ALT』とは?

ALT(えーえるてぃー、Alanine Aminotransferase)は、アラニン(血清)アミノトランスフェラーゼの略語であり、肝機能や肝疾患の評価に用いられる。ALTは、肝細胞内でアミノ酸のアラニンとケトグルタル酸の間のアミノ基を転移させる酵素であり、肝細胞が損傷を受けると血中に放出される。そのため、ALT値が高いと肝細胞の損傷が疑われ、肝機能障害や肝疾患の可能性が高くなる。 ALTは、肝機能検査の項目のひとつとして測定されることが多く、正常値は男性で10~40U/L、女性で7~35U/Lとされている。ALT値が正常値よりも高い場合、肝細胞が損傷を受けている可能性があり、肝機能障害や肝疾患が疑われる。ALT値が高い原因としては、ウイルス性肝炎、アルコール性肝炎、薬物性肝炎、自己免疫性肝炎、肝硬変、肝臓がん、胆石、胆管炎などがあげられる。 ALT値が高い場合は、さらに詳しい検査を行う必要がある。血液検査では、AST(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)、γ-GTP(γ-グルタミルトランスペプチダーゼ)、ALP(アルカリフォスファターゼ)、総ビリルビン、直接ビリルビン、間接ビリルビンなどを測定する。また、画像検査では、腹部エコー、CTスキャン、MRIなどが行われる。これらの検査結果をもとに、肝機能障害や肝疾患の原因を診断する。 ALT値が高い場合は、肝機能障害や肝疾患の可能性があるため、早めに医療機関を受診することが重要である。また、肝機能障害や肝疾患を予防するためには、アルコールの過剰摂取を避け、バランスのとれた食事を心がけ、適度な運動を行うことが大切である。
眼科

看護師に覚えておいてほしいベタメタゾンとは?

ベタメタゾンは、強い眼炎症性疾患の治療に使用されるステロイド点眼薬です。商品名はリンデロン®です。ベタメタゾンは、炎症やアレルギーを抑える効果があります。通常、1日4~6回、患部に点眼します。ベタメタゾンは、ステロイド薬であるため、長期にわたって使用すると副作用が起こる可能性があります。主な副作用は、眼圧の上昇、白内障、緑内障などです。また、使用を中止すると、リバウンドが起こる可能性があります。ベタメタゾンは、医師の指示に従って使用することが大切です。
内分泌・代謝・栄養

看護師に必須!副腎皮質について学ぼう

副腎皮質とは、副腎の外層部分で、副腎全体の80~90%にあたる黄褐色をした内分泌性組織である。皮質は球状層・束状層・網状層の3層に区別され、それぞれの層で異なるステロイドホルモンがつくられる。それらのホルモンをまとめて副腎皮質ホルモンと呼ぶ。 副腎皮質は、副腎の外側に位置する皮質部分である。副腎は、腎臓の上部に位置する小さな臓器で、内分泌腺の一種である。副腎皮質は、副腎の約80~90%を占める。副腎皮質は、球状層、束状層、網状層の3層からなる。球状層は、副腎皮質の最も外側にある層で、アルドステロンを産生する。束状層は、球状層の内側にある層で、コルチゾールを産生する。網状層は、束状層の内側にある層で、性ホルモンであるアンドロゲンを産生する。
アレルギー・膠原病

看護師に必須の用語『ケミカルメディエーター』とは?

ケミカルメディエーターとは? ケミカルメディエーター(けみかるめでぃえーたー、chemical mediator)とは、細胞間の情報伝達に作用する化学物質のことである。化学伝達物質ともいう。細胞の外から別の細胞に作用して、情報を伝える物質のことである。ヒスタミン、ロイコトリエン、トロンボキサン、血症板活性化因子、セロトニン、ヘパリンなどがこれに当たる。ケミカルメディエーターは、さまざまな細胞から産生され、さまざまな細胞に作用する。これにより、組織や器官間の情報伝達が円滑に行われ、身体の恒常性を維持することができる。
循環器

看護師必見!発作性心房細動とは?

発作性心房細動とは、心房細動の一種で、発生から7日以内に自然停止するものを指します。心房細動とは、心臓の心房が不規則に興奮し、脈拍がばらばらになる不整脈の一種です。発作性心房細動は、通常、数秒から数時間続きますが、まれに数日間続くこともあります。発作性心房細動は、心房細動の中では比較的軽症ですが、治療せずに放置すると、脳梗塞や心不全などの重篤な合併症を引き起こす可能性があります。そのため、発作性心房細動と診断された場合は、適切な治療を受けることが重要です。
皮膚科

看護師に必須の用語『接触性皮膚炎』を徹底解説

接触性皮膚炎とは、外来性の物質が皮膚に接触して生じる、皮膚の限局性炎症性変化のことです。いわゆる「かぶれ」と呼ばれるものであり、日本人のおよそ15%が経験すると言われています。接触性皮膚炎は、接触する物質によって、アレルギー性接触性皮膚炎と刺激性接触性皮膚炎の2つに分類されます。アレルギー性接触性皮膚炎は、特定の物質に対してアレルギー反応が生じて発症するもので、主に化粧品、洗剤、ゴム製品、金属などが原因となります。刺激性接触性皮膚炎は、皮膚に強い刺激を与える物質が直接接触して発症するもので、主に酸、アルカリ、溶剤、洗剤などが原因となります。接触性皮膚炎の症状としては、皮膚の赤み、腫れ、かゆみ、痛み、水疱、びらん、落屑などが挙げられます。治療としては、接触している物質を特定し、その物質との接触を避けることが重要です。また、炎症を抑えるために、ステロイド外用薬や抗ヒスタミン薬などが処方されます。
整形外科

麻痺とは?原因と症状、リハビリテーションについて

麻痺とは、中枢神経や末梢神経が障害され、部分的な運動機能や温痛感覚が喪失あるいは低下した状態のことである。麻痺は、脳卒中、脊髄損傷、多発性硬化症、パーキンソン病などの疾患によって引き起こされることが多い。麻痺の症状は、麻痺の程度や部位によって異なる。麻痺が軽度であれば、歩行や日常生活に支障をきたさない場合もある。しかし、麻痺が重度であれば、歩行が困難になったり、寝たきりになったりすることもある。 麻痺には、中枢性麻痺と末梢性麻痺の2種類がある。中枢性麻痺は、脳や脊髄の損傷によって引き起こされる麻痺である。末梢性麻痺は、末梢神経の損傷によって引き起こされる麻痺である。中枢性麻痺は、運動麻痺、感覚麻痺、自律神経麻痺の3種類に分類される。運動麻痺は、筋肉の運動機能が低下または消失した状態である。感覚麻痺は、温痛覚、触覚、固有感覚などの感覚機能が低下または消失した状態である。自律神経麻痺は、血圧、体温、心拍数などの自律神経の機能が低下または消失した状態である。 末梢性麻痺は、運動麻痺、感覚麻痺、反射低下または消失の3種類に分類される。運動麻痺は、筋肉の運動機能が低下または消失した状態である。感覚麻痺は、温痛覚、触覚、固有感覚などの感覚機能が低下または消失した状態である。反射低下または消失は、腱反射や皮膚反射などが低下または消失した状態である。
その他

看護師必須の用語『サクション』とは?

サクションとは、痰がからんで吐き出せない場合や、気管に物を詰まらせてしまった場合などに、痰の吸引をすることを言います。サクションを行うことで気道を確保し、呼吸困難に至るような状況を避ける目的があります。サクションには、口や鼻から吸引する経口サクションと、気管切開孔から吸引する気管サクションの2種類があります。経口サクションは、比較的軽症の患者に対して行われることが多いです。気管サクションは、重症の患者に対して行われることが多いです。サクションを行う際には、患者さんの状態を十分に観察し、吸引の強さや吸引時間を適切に調整することが重要です。また、サクションを行う前に、患者さんに声をかけて同意を得ることが大切です。
検査・診断

看護師に必須の用語『ブドウ糖』

ブドウ糖とは、グルコースと同義であり、血中から全身の細胞に取り込まれ、生体のエネルギー源となる。そのため、多くのホルモンによって調整されている。低血糖発作時に摂取するのもこのブドウ糖である。 ブドウ糖は、炭水化物の分類に属し、糖類の一種である。砂糖やデンプンなどの糖質を分解することで生成される。ブドウ糖は、ブドウに含まれる糖質である。日本語では「ブドウ+糖」でブドウ糖である。 ブドウ糖は、体内でエネルギー源として利用される。ブドウ糖は、血液中を流れて全身の細胞に取り込まれる。細胞内では、ブドウ糖はミトコンドリアで分解され、ATPというエネルギー分子が生成される。ATPは、細胞のさまざまな活動に利用される。 ブドウ糖は、低血糖発作時に摂取するのもこのブドウ糖である。低血糖発作は、血中のブドウ糖濃度が低下する状態である。低血糖発作になると、体はエネルギー源を失い、さまざまな症状が現れる。低血糖発作の症状には、冷や汗、動悸、頻脈、空腹感、吐き気、嘔吐、けいれん、意識障害などがある。低血糖発作を起こした場合は、すぐにブドウ糖を摂取する必要がある。ブドウ糖は、砂糖やジュースなどの食品から摂取することができる。
耳鼻咽喉科

看護師にとって欠かせない用語『声』

声は、人から発せられる音であり、意思疎通の手段の一つである。高さ、音質、強さの3要素からなる。声は、人と人とのコミュニケーションにおいて重要な役割を果たしている。声のトーンや抑揚によって、感情や意図を伝えることができる。また、声の質によって、その人の性格や印象を判断することもできる。 看護師にとって、声は重要なツールである。看護師は、患者とのコミュニケーションにおいて、声を使って情報を伝えたり、患者の感情を理解したりする。また、他の医療従事者とのコミュニケーションにおいても、声を使って情報を共有したり、協力を求めたりする。 看護師の声は、患者の状態に影響を与えることもある。例えば、優しく穏やかな声かけは、患者の不安や緊張を和らげるのに役立つ。逆に、大きな声や怒鳴るような声は、患者の不安や恐怖感を増大させる可能性がある。そのため、看護師は、患者の状態に合わせて、適切な声かけをすることが大切である。 看護師は、声の重要性を認識し、適切な声かけをすることで、患者の状態を改善し、より良いケアを提供することができる。
呼吸器

チェーンストークス呼吸って何?

チェーンストークス呼吸とは、呼吸が周期的に増大と減少を繰り返し、最も減弱したときにしばらく停止しているような異常な呼吸のことです。この呼吸パターンは、脳や中枢神経系の機能不全が原因で起こります。 チェーンストークス呼吸は、脳の呼吸中枢が正常に機能していないために起こります。呼吸中枢は、脳幹にある神経細胞のグループで、呼吸を制御しています。呼吸中枢が損傷を受けると、呼吸の速度や深さが変化したり、呼吸が停止したりするなどの症状が現れます。 チェーンストークス呼吸は、心臓発作、脳出血、脳腫瘍、脊髄損傷などの疾患によって起こることがあります。また、薬物中毒や低酸素症によっても起こる可能性があります。 チェーンストークス呼吸の症状には、以下のようなものがあります。 * 呼吸が遅くなり、浅くなる。 * 呼吸が止まることがある。 * 呼吸が速くなり、深くなる。 * 呼吸が不規則になる。 チェーンストークス呼吸は、重篤な疾患の兆候であるため、すぐに医師の診察を受けることが重要です。治療は、原因となっている疾患を治療することが中心となります。 チェーンストークス呼吸は、呼吸が周期的に増大と減少を繰り返す異常な呼吸です。この呼吸パターンは、脳や中枢神経系の機能不全が原因で起こります。チェーンストークス呼吸は、重篤な疾患の兆候であるため、すぐに医師の診察を受けることが重要です。
循環器

機械弁を深掘り!種類から合併症まで徹底解説

機械弁とは、心臓弁膜症、先天性心疾患、感染性心内膜炎などの疾患により心臓弁の機能が低下した場合に、弁を人工物に置き換える心臓弁置換術で使用される弁のことです。機械弁は、主に炭素繊維やチタンなどの耐久性に優れた人工材料で作られています。機械弁は、生体由来の組織で作られた生体弁と異なり、耐久性に優れているという長所がありますが、血栓が生じやすく、抗凝固剤(ワーファリン)の服用が必要になるという短所があります。
整形外科

理学療法士とは?その役割と重要性

理学療法士は、加齢、けが、病気などにより身体機能が低下した患者に対して運動療法や物理療法などを行うことで、自立した日常生活が送れるように支援する医学的リハビリテーションの専門職です。理学療法士は、患者の身体機能を評価し、その評価結果に基づいて運動療法や物理療法などのリハビリテーションプログラムを作成して提供します。理学療法士は、患者がリハビリテーションプログラムを正しく行えるように指導し、患者の身体機能の改善を図ります。理学療法士は、患者の身体機能の改善を図ることで、患者の自立した日常生活を送れるように支援します。理学療法士は、患者の身体機能の改善を図ることで、患者の生活の質の向上にも貢献します。
医療機器・設備・器具

ベッドコントロールを理解する

ベッドコントロールとは、病床を効率的に運用するための管理・調整のことです。病床管理、ベッド管理とも呼ばれます。入院患者の受け入れをスムーズに進めたり、退院情報を把握することで、ベッドを効率よく稼働させる業務です。病院収入の半数以上を占める入院収入に直結する重要な業務の一つです。病棟勤務の場合、ベッドコントロールを念頭に置いて患者の入退院、転棟・転出を考える必要があります。特に管理職になるほどベッドコントロールを考えることが求められます。看護師長などが行う場合もありますが、規模の大きい病院の場合は、ベッドコントロールをするための専門部署を設け、一元的に管理することも多いです。
耳鼻咽喉科

看護師に必須の用語『流涎(sialorrhea)』

流涎とは、よだれを流すことである。唾液の分泌量が増加したり、唾液を飲み込むことができないために起こる。唾液の分泌量が増加する原因としては、歯周病、口内炎、口渇、妊娠、薬の副作用などがある。唾液を飲み込むことができない原因としては、脳卒中、パーキンソン病、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)などがある。流涎は、口臭や皮膚炎の原因になる。また、誤嚥性肺炎を引き起こすこともある。流涎を治療するには、まずその原因を治療する必要がある。原因が治療できない場合は、唾液の分泌量を抑える薬や、唾液を吸収するパッドを使用するなどの対処療法を行う。
消化器

経皮経肝膿瘍ドレナージとは?肝膿瘍治療の鍵を握る治療法

経皮経肝膿瘍ドレナージ(PTAD)とは、肝膿瘍の治療のために肝臓に針を刺して膿を排出させる処置のことです。肝膿瘍とは、肝臓に膿が溜まってしまう病気で、痛みや発熱、悪寒などの症状を引き起こします。PTADは、肝膿瘍の治療法としてよく行われます。 PTADは、局所麻酔をして、肝臓に針を刺して行われます。針を刺した後は、膿を排出するためにドレナージチューブを挿入します。ドレナージチューブは、膿が排出されるまでしばらくの間、肝臓に留置されます。 PTADは、肝膿瘍の治療に有効な処置ですが、合併症が起こる可能性もあります。合併症としては、出血、感染症、胆汁漏などが挙げられます。しかし、合併症が起こる確率は低く、PTADは安全な処置と考えられています。
精神科

看護師に必須の用語『精神分析』について

フロイトの精神分析 精神分析は、オーストリアの医師であるジークムント・フロイトによって創始された精神療法に関する理論、精神病理学的理論体系のことである。フロイトは、人間の心の構造は意識、前意識、無意識の3層構造になっており、無意識に抑圧された欲求や願望が、精神的な問題を引き起こすと考えた。 フロイトの精神分析では、患者の自由連想法を通じて、無意識に抑圧された内容を明らかにしようとする。自由連想法とは、患者が思い浮かぶままに何でも話し、その内容を分析者が解釈する方法である。フロイトは、この方法によって、患者の無意識に抑圧された内容を明らかにし、精神的な問題を解決できると考えた。 フロイトの精神分析は、精神療法の分野に大きな影響を与えた。フロイトの理論は、人間の心の構造や、無意識の重要性を明らかにし、精神的な問題の治療に大きな貢献を果たした。フロイトの精神分析は、現在でも精神療法の分野で広く用いられている。
感染

看護師が知っておくべき食中毒の知識

食中毒とは、原因となる細菌、ウイルス、寄生虫、化学物質、自然毒などで汚染された食品や飲料を摂取することで起こる中毒である。食中毒は、世界中で毎年何百万人もの人々を苦しめており、死に至ることもある。 食中毒は、食品の製造、加工、保管、調理、提供の過程で、食中毒の原因となる微生物や化学物質が食品に混入することが主な原因である。食中毒の原因となる微生物には、サルモネラ菌、大腸菌O157、カンピロバクター菌、リステリア菌、ブドウ球菌、ボツリヌス菌、黄色ブドウ菌、ノロウイルス、A型肝炎ウイルス、E型肝炎ウイルスなどがある。食中毒の原因となる化学物質には、農薬、重金属、ヒスタミン、シアン化物などがある。 食中毒の症状は、原因となる微生物や化学物質によって異なるが、一般的な症状としては、腹痛、下痢、嘔吐、発熱、頭痛、倦怠感などがある。食中毒の症状は、通常、食品を摂取してから数時間から数日で現れるが、中には数週間後に症状が現れる場合もある。 食中毒を防ぐためには、食品を適切に洗浄し、調理し、保管することが重要である。また、食品を食べる前に手を洗うことも重要である。食中毒の症状が現れた場合は、すぐに医師の診察を受けるようにしましょう。
循環器

看護師必須のスワンガンツカテーテル

スワンガンツカテーテルとは、肺動脈カテーテルのことである。エドワーズライフサイエンス社の商品名から、Swan-Ganz(スワン-ガンツ)カテーテルと呼ばれることが多い。カテーテルの先端にバルーンが付いた、バルーンカテーテルの一つで、心機能の測定に使われる医療機器、検査方法である。静脈(大腿静脈、上腕静脈、鎖骨下静脈、内頚静脈)に針を刺し、そこからカテーテルを挿入、先端の圧を測定する。 スワンガンツカテーテルは、重度の心筋梗塞後や心肺停止蘇生後など、特に重篤な患者に用いられる。略してガンツと呼ばれることもある。
脳・神経

看護師に必須の用語『硬膜外腔』

硬膜外腔とは、脊髄を覆う硬膜と、その外側を囲む脊柱管の間にある空間のことである。硬膜外腔には、脊髄液、脂肪組織、血管、リンパ管などが含まれている。硬膜外腔は、脊髄を保護し、脊髄液の循環を助ける役割を果たしている。 硬膜外腔は、脊椎の椎体の間にある小さな穴、椎間孔を通って、脊柱管とつながっている。硬膜外腔には、硬膜外カテーテルを挿入することができる。硬膜外カテーテルは、硬膜外腔に局所麻酔薬を注入することで、痛みを軽減するために使用される。 硬膜外腔ブロックは、分娩時の痛みを軽減するために使用される一般的な麻酔方法である。硬膜外腔ブロックを行なう場合、医師は脊椎の腰部にある椎間孔に硬膜外針を挿入する。硬膜外針は、硬膜外腔に到達すると、硬膜外カテーテルを挿入する。硬膜外カテーテルは、硬膜外腔に局所麻酔薬を注入することで、痛みを軽減する。 硬膜外腔ブロックは、分娩時の痛みを軽減する安全で効果的な方法である。ただし、硬膜外腔ブロックには、頭痛、吐き気、嘔吐などの副作用が起こる可能性がある。
その他

看護師が知っておくべき有効量の知識

有効量とは、体内で効果を発揮するために必要な薬剤の投与量のことです。治療量とも呼ばれます。薬物作用が起こる最小有効量から、中毒作用を起こす手前の最大有効量までの間を示します。有効量は、薬剤の種類、投与経路、患者の年齢、体重、病態などによって異なります。また、有効量は、薬剤の効果と副作用のバランスを考慮して決定されます。有効量が適切でないと、薬剤の効果が得られなかったり、副作用が強く現れたりすることがあります。そのため、有効量は、医師が患者さんの状態を慎重に考慮して決定する必要があります。
消化器

看護師が知っておきたい「急性胆管炎」とは?

-急性胆管炎の概要- 急性胆管炎とは、胆管の感染によって引き起こされる急性の炎症性疾患です。細菌が胆管に侵入することで発症することが多く、胆石、胆管狭窄、すい臓がん、胆管がん、十二指腸乳頭部がん、総胆管嚢胞などによって胆管が閉塞している場合に起こりやすいです。胆管炎は、軽症のものから重症のものまであり、重症の場合には敗血症や死に至ることもあります。 急性胆管炎の症状としては、右上腹部の痛み、発熱、悪寒、嘔吐、下痢、黄疸などがあります。胆管炎が重症化すると、敗血症や肝不全、腎不全などの合併症を引き起こすことがあります。 急性胆管炎の治療は、主に抗菌薬の内服や点滴による薬物療法が行われます。胆石が原因の場合は、胆石の除去が必要になることもあります。胆管が閉塞している場合は、内視鏡や外科手術によって胆管の閉塞を解除する必要があります。
アレルギー・膠原病

看護師に必須の用語『抗ヒスタミン薬』について

抗ヒスタミン薬とは、アレルギー反応を軽減または予防するために使用される薬の一種です。ヒスタミンは、体内の免疫反応に関与する化学物質で、アレルギー症状を引き起こします。抗ヒスタミン薬は、ヒスタミンが細胞の受容体に結合するのをブロックすることで作用します。これにより、くしゃみ、鼻水、涙目、かゆみなどのアレルギー症状を軽減または予防することができます。 抗ヒスタミン薬は、さまざまなアレルギー症状の治療に使用されます。これらには、以下のようなものが含まれます。 * 花粉症 * ハウスダストアレルギー * 動物アレルギー * 食物アレルギー * 薬物アレルギー * 虫刺されや咬傷によるアレルギー反応 抗ヒスタミン薬は、錠剤、カプセル、液体、点眼薬、点鼻薬など、さまざまな形態で入手できます。どの形態が自分に適しているかは、医師または薬剤師にご相談ください。 抗ヒスタミン薬は、一般的に安全に使用できますが、一部の人では、眠気、口渇、便秘などの副作用が起こる可能性があります。これらの副作用が気になる場合は、医師または薬剤師にご相談ください。