看護師業界ウォッチャー

産婦人科

膀胱瘤について知っておきたい基礎知識

膀胱瘤とは、膀胱が腟壁を介して腟口あるいはそれより外方へ滑脱する疾患のことです。膀胱瘤は、女性に多く発症し、加齢や出産などによって膀胱を支える組織が弱くなることが原因と考えられています。膀胱瘤は、軽度の場合は無症状の場合もありますが、重度の場合は排尿困難や尿失禁などの症状が現れることがあります。膀胱瘤の治療法としては、手術による治療と保存療法があります。手術による治療は、膀胱を元の位置に戻し、固定する手術が行われます。保存療法は、骨盤底筋群を鍛える体操や薬物療法などが行われます。
その他

看護師必須用語『生体侵襲』とは

生体侵襲とは、生体に対して何らかの刺激を与えることで変化をもたらす外力や刺激のことです。手術や医療処置のように、外部から体を直接的に傷つける行為から、薬剤投与、腫瘍や炎症、中毒や感染といった内部から発生する生体変化、恐怖や不安などの精神的な因子まで、生体侵襲はさまざまなものがあります。 生体侵襲は、生体の恒常性を乱し、さまざまな反応を引き起こします。例えば、手術や医療処置による生体侵襲は、痛みや炎症、出血などの局所的な反応を引き起こすことがあります。また、薬剤投与による生体侵襲は、肝臓や腎臓などの臓器に障害を引き起こすことがあります。さらに、腫瘍や炎症、中毒や感染による生体侵襲は、発熱や倦怠感、食欲不振などの全身的な反応を引き起こすことがあります。 生体侵襲は、生体にさまざまな反応を引き起こす可能性があるため、看護師は生体侵襲を認識し、適切なケアを行うことが重要です。看護師は、生体侵襲を受けた患者の状態をアセスメントし、患者のニーズに応じたケアを提供する必要があります。
アレルギー・膠原病

看護師に必須の用語『CD4』を徹底解説

ヘルパーT細胞とは、CD4抗原を発現するT細胞のことです。T細胞は、胸腺で発生し、T細胞レセプター(TCR)を持つリンパ球であり、抗原刺激を受けて活性化したエフェクターT細胞は、免疫系で多彩な機能を発揮します。T細胞は機能面から、異なる2つのサブセット(ヘルパーT細胞とキラーT細胞)に大別されます。 ヘルパーT細胞は、MHCクラスⅡ分子に提示された抗原を認識し、活性化することで、免疫応答を促進するさまざまなヘルパーT細胞に分化して、生体内に進入した病原体や異物に即した免疫応答を司ります。 ヘルパーT細胞は、免疫系において重要な役割を果たしており、その機能が低下すると、感染症や自己免疫疾患を発症するリスクが高まります。そのため、ヘルパーT細胞の機能を維持することが、健康を維持するためには重要です。
呼吸器

CPAPとは?仕組みや効果、使い方などを解説

CPAPとは、持続陽圧呼吸療法の略で、気道に機械で持続的に圧力をかける機器、もしくは気道に圧力をかけて空気の通り道を確保する治療法を指します。睡眠時無呼吸症候群や慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの呼吸障害を治療するために使用されます。 CPAPは、鼻や口にマスクを装着し、そのマスクから気道を介して一定の気圧を送り込み、気道を広げて呼吸を楽にします。これにより、睡眠時無呼吸症候群患者の睡眠中の無呼吸や低呼吸を軽減し、COPD患者の呼吸困難を軽減することが期待できます。 CPAPは、在宅治療として使用することができ、医師の指示に従って、毎日一定の時間、CPAPを使用することで、呼吸障害の症状を改善することができます。ただし、CPAPはあくまでも治療法の一環であり、根本的な病気を治すものではありません。そのため、CPAPを使用しながら、医師の指示に従って、薬物治療や生活習慣の改善など、他の治療法も併用することが大切です。
その他

看護師必須の用語『サクション』とは?

サクションとは、痰がからんで吐き出せない場合や、気管に物を詰まらせてしまった場合などに、痰の吸引をすることを言います。サクションを行うことで気道を確保し、呼吸困難に至るような状況を避ける目的があります。サクションには、口や鼻から吸引する経口サクションと、気管切開孔から吸引する気管サクションの2種類があります。経口サクションは、比較的軽症の患者に対して行われることが多いです。気管サクションは、重症の患者に対して行われることが多いです。サクションを行う際には、患者さんの状態を十分に観察し、吸引の強さや吸引時間を適切に調整することが重要です。また、サクションを行う前に、患者さんに声をかけて同意を得ることが大切です。
検査・診断

看護師が知っておくべき染色体検査について

染色体検査とは、染色体異常を検索する臨床検査の一つであり、先天的染色体異常・変化と後天的染色体異常を検査する。染色体とは、細胞核内にある、DNAとタンパク質が結合した糸状の構造体であり、遺伝情報を担っている。染色体異常とは、染色体の数や構造に異常がある状態であり、生まれつきのものと、後天的なものがある。先天的染色体異常は、受精卵の段階で 染色体が正常に分裂せず、染色体の数が変化したり、染色体の構造が変化したりして起こる。後天的染色体異常は、細胞分裂の過程で染色体が正常に分裂せず、染色体の数が変化したり、染色体の構造が変化したりして起こる。染色体検査は、染色体異常を検索する臨床検査の一つであり、先天的染色体異常・変化と後天的染色体異常を検査する。
皮膚科

看護師のバイブル!プロテオグリカンを深堀り

プロテオグリカンとは、軸蛋白とムコ多糖が結合した物質である。軸蛋白は、プロテオグリカンの基本構造を形成するタンパク質であり、ムコ多糖は、プロテオグリカンに負電荷を与える多糖類である。プロテオグリカンは、軟骨、腱、靭帯、皮膚、血管壁など、体のさまざまな組織に存在する。プロテオグリカンは、組織に弾力性や粘性を与え、水分を保持する役割を果たしている。また、プロテオグリカンは、細胞の増殖や分化を促進する役割も果たしている。
脳・神経

看護師に必須の用語『硬膜外腔』

硬膜外腔とは、脊髄を覆う硬膜と、その外側を囲む脊柱管の間にある空間のことである。硬膜外腔には、脊髄液、脂肪組織、血管、リンパ管などが含まれている。硬膜外腔は、脊髄を保護し、脊髄液の循環を助ける役割を果たしている。 硬膜外腔は、脊椎の椎体の間にある小さな穴、椎間孔を通って、脊柱管とつながっている。硬膜外腔には、硬膜外カテーテルを挿入することができる。硬膜外カテーテルは、硬膜外腔に局所麻酔薬を注入することで、痛みを軽減するために使用される。 硬膜外腔ブロックは、分娩時の痛みを軽減するために使用される一般的な麻酔方法である。硬膜外腔ブロックを行なう場合、医師は脊椎の腰部にある椎間孔に硬膜外針を挿入する。硬膜外針は、硬膜外腔に到達すると、硬膜外カテーテルを挿入する。硬膜外カテーテルは、硬膜外腔に局所麻酔薬を注入することで、痛みを軽減する。 硬膜外腔ブロックは、分娩時の痛みを軽減する安全で効果的な方法である。ただし、硬膜外腔ブロックには、頭痛、吐き気、嘔吐などの副作用が起こる可能性がある。
消化器

看護師必須用語『開腹術』とは?意味や種類を確認

開腹術とは、腹部の壁を切開して腹部の内側にある臓器を治療する手術のことである。開腹術は、腹部にある疾患の治療に使用され、その疾患が腹部のどの部分にあるかによって、使用する開腹術の種類を決める。典型的な開腹術の手順は、まず腹部に切開を入れることから始まる。切開を入れる場所は、疾患のある場所によって決定される。切開を入れたら、外科医は手術用の器具を使って腹腔内にある疾患を治療する。治療が終わったら、外科医は切開を縫い合わせて手術を終了させる。
その他

看護師必須用語解説!短報とは?

短報とは、原著論文としては情報が不足しているが、公表する価値のある事例報告のことである。速報性を重視しており、医療現場においては、新しい治療法の可能性などが示される。原著の形式に沿って書かれる。Brief reportとも呼ばれる。 短報の特徴として、以下のような点が挙げられる。 * 報告する内容が新しいこと。 * 報告する内容が重要であること。 * 報告する内容が正確であること。 * 報告する内容が簡潔であること。 * 報告する内容が客観的であること。 短報は、医療現場において、新しい治療法の可能性などが示されることで、臨床医の治療方針を決定する上で重要な役割を果たしている。また、短報は、医療研究の進歩にも貢献している。
その他

看護師の必須知識:災害時の3Tとは

災害時の3Tとは 災害時に怪我人など大量の医療需要が発生し、医療供給を上回っている状況下で医療行為をする際に重要となる三原則のことです。 災害時の3Tは、以下の3つです。 ・Triage(選別) 傷病者の緊急度と重症度によって、治療の優先順位を決めること。 ・Treatment(治療) 傷病者に適切な治療を施すこと。 ・Transportation(搬送) 傷病者を適切な医療機関に搬送すること。 3Tは、災害時に限らず、大量の医療需要が発生するような状況下で医療行為をする際には重要となります。例えば、大規模な事故やテロ事件が発生した場合にも、3Tが適用されます。 3Tを実施するためには、医療従事者が災害時のトリアージに関する基本的な知識を持ち、搬送手段や受入機関など地域の医療事情に精通していることが望ましいとされています。
感染

看護師に必須の用語『サルモネラ菌』

サルモネラ菌とは、グラム陰性桿菌の一種です。腸チフス、パラチフス、食中毒などの感染症を引き起こす可能性があります。サルモネラ菌は、動物の腸内や食品など、さまざまな場所に存在しています。動物の腸内では、サルモネラ菌は通常無害ですが、人間が感染すると、さまざまな症状を引き起こす可能性があります。 サルモネラ菌による感染症の症状は、感染した細菌の種類や感染した量によって異なります。一般的な症状としては、下痢、嘔吐、腹痛、発熱、頭痛、倦怠感などがあります。重症の場合、敗血症や髄膜炎を引き起こす可能性があります。 サルモネラ菌による感染症を防ぐためには、以下のことに注意しましょう。 * 生肉や生卵は、十分に加熱してから食べる。 * 食品は、清潔な水でよく洗う。 * 調理器具や食器は、使用前によく洗う。 * 動物の糞に触れた後は、石鹸と水でよく手を洗う。 サルモネラ菌による感染症にかかった場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
感染

看護師必須!肺結核について理解しよう

肺結核とは、「結核菌」という細菌が肺に感染して起こる感染症です。 この病気は、結核菌が体内に侵入し、肺で増殖することで起こります。結核菌は、主に咳やくしゃみによって空気中に放出され、それを吸い込むことによって感染します。また、結核に感染した牛やヤギの生乳を飲んだり、結核に感染した動物の肉を食べたりすることでも感染する可能性があります。 肺結核の症状には、咳、痰、胸痛、発熱、倦怠感などがあります。咳は、初期は乾いた咳ですが、進行すると痰の絡んだ咳になります。痰には、血が混じることがあります。胸痛は、肺の炎症によるもので、呼吸をしたときに痛みを感じることがあります。発熱は、結核菌が体内で増殖することによって引き起こされます。倦怠感は、体が結核菌と戦っているために起こります。
皮膚科

看護師が知っておきたい爪に関する知識

爪の構造と役割 爪は、タンパク質の一種であるケラチンでできており、表皮と毛の両方の特徴を併せ持つ組織です。爪は、手足それぞれの指先を保護しており、指腹に加える力を支えています。足の爪は、安定して身体を支え、歩行時には爪先に力を入れる役割があります。 爪は、爪の根元にある爪母基で生成されます。爪母基の細胞が分裂して新しい爪を作り、その爪が押し出す力で爪先へと伸びていきます。爪の伸びる速度は、個人差がありますが、一般的に成人で1日約0.1mmです。爪全体の再生には、6~12か月かかります。 爪は、爪甲、爪根、爪母基、爪先、爪床、爪郭、黄線、爪半月、爪上皮の9つの部分から構成されています。 爪甲は、一般的に「爪」と呼ばれる、露出した部分です。死んだ細胞の集合体であり、切っても痛みを感じません。指先を保護する役割を持っています。 爪根は、皮膚の下に隠れた爪の根元の部分です。できて間もない爪のため柔らかく、後爪郭という部位で保護されています。 爪母基は、爪根にあり、新しい爪を作る細胞が集結している部分です。爪母細胞の細胞分裂で増加することにより、新しい爪が生成され、それが押し出す力で爪先へと伸びていきます。 爪先は、爪甲の先端部にあり、爪が爪床から離れて外側へと伸びる部分です。別名、遠離縁とも呼ばれます。爪が伸びることにより、水分は爪床から補われにくくなります。水分不足をもたらすことで、爪は剥がれたり折れたり二枚爪になります。 爪床は、爪甲の裏側にあり、薄いピンク色で皮膚に密着している皮膚のことです。爪が伸びることにより爪床からは離れ、色は透明から白色へと変わり爪床となります。 爪郭は、爪甲の両側にあり、やや盛り上がった皮膚の部分です。側爪廓は爪甲の左右両側を囲む部分で、後爪郭は爪根を覆っている部分をいいます。 黄線は、爪床と爪先の境界線で、爪と皮膚が離れる部分です。 爪半月は、形は半月状で、爪甲の根元にある白色の部分です。生成したての新しい爪は角質化がまだで、水分が多いため白色に見えます。爪半月が大きい=健康というわけではありません。 爪上皮は、皮膚との境界線を覆う角質で、爪甲の根元にある部分です。いわゆる甘皮で、爪の根元にある薄い皮膚のことです。新しく生成されたばかりの爪甲を保護する働きがあります。乾燥によりささくれができるのはこの部分です。
呼吸器

看護師に知っておいてほしい『呻吟』とは

呻吟とは、文字通り「苦痛や痛みを表現する呻き声」を意味します。医学的には、声門を閉じた状態で呼気を吐くことで生じる呻き声の呼吸障害を意味する場合もあります。この状態は、気道を塞いでいる腫瘍や分泌物などがある場合に起こることがあります。また、呻吟は、脳卒中や睡眠時無呼吸症候群などの疾患の症状として現れることもあります。 呻吟は、呼吸障害の一種であるため、呼吸困難や酸素不足などの症状を伴うことがあります。また、呻吟は、患者さんの苦痛や不安の表れであるため、看護師は呻吟を聞いた際には、患者さんの状態を丁寧に観察し、必要なケアを行うことが大切です。 呻吟は、さまざまな疾患の症状として現れる可能性があるため、呻吟を聞いた際には、患者さんの状態を正確に把握し、適切な医療処置を行うことが重要です。また、呻吟は、患者さんの苦痛や不安の表れであるため、看護師は呻吟を聞いた際には、患者さんの状態を丁寧に観察し、必要なケアを行うことが大切です。
脳・神経

看護師必須!口とがらし反射を徹底解説

口とがらし反射(くちとがらしはんしゃ、Snout)とは、患者の上唇の中央を指先などで軽く叩くと、唇が突出して口をとがらす反射のことである。両側錐体路障害が原因で起こる病的反射である。「口とがらせ反射」とも言う。 錐体路とは、大脳皮質運動野から脊髄運動ニューロンまでを結ぶ神経線維の束のことである。錐体路障害とは、錐体路が損傷されることにより、随意運動障害(運動麻痺、筋力低下、筋緊張亢進など)や腱反射亢進などの症状が現れる状態である。 口とがらし反射は、錐体路障害の症状の一つである。錐体路障害があると、大脳皮質運動野から脊髄運動ニューロンまでの情報伝達が遮断されるため、随意運動障害が起こる。随意運動障害があると、口を閉じる力が弱くなるため、唇が突出して口をとがってしまう。 口とがらし反射は、錐体路障害の早期発見に役立つ重要な病的反射である。锥体路障害は、脳梗塞や脳出血、脊髄損傷などの疾患によって起こることが多い。錐体路障害が疑われる場合は、早期に医療機関を受診し、適切な治療を受けることが重要である。
脳・神経

看護師必見!パーキンソン病とは

パーキンソン病は、中脳の黒質細胞が変性することによりドパミン産生が低下し、これによって大脳基底核による運動の制御が障害され、スムーズに体が動かせなくなる神経変性疾患である。 パーキンソン病の主な症状には、震え、筋固縮、動作緩慢、姿勢障害などがある。震えは、安静時に手足やあごが細かく震える症状である。筋固縮は、筋肉が硬くなり、動きがぎこちなくなる症状である。動作緩慢は、動作が遅くなり、動作を開始するのが困難になる症状である。姿勢障害は、姿勢を維持するのが困難になり、前かがみになったり、歩行が不安定になる症状である。 パーキンソン病の原因は、中脳の黒質細胞が変性することである。黒質細胞は、ドパミンという神経伝達物質を産生している細胞である。ドパミンは、運動を制御する脳の領域である大脳基底核に働きかけ、スムーズな動作を可能にしている。黒質細胞が変性すると、ドパミン産生が低下し、大脳基底核による運動の制御が障害される。その結果、パーキンソン病の症状が現れる。 パーキンソン病の原因は、まだ完全に解明されていない。しかし、いくつかの危険因子が特定されている。パーキンソン病の危険因子には、年齢、家族歴、環境要因などがある。年齢は、パーキンソン病の発症リスクを高める最も重要な危険因子である。パーキンソン病の発症率は、年齢とともに上昇する。家族歴も、パーキンソン病の発症リスクを高める。パーキンソン病の家族歴がある人は、パーキンソン病を発症するリスクが高い。環境要因も、パーキンソン病の発症リスクを高める可能性がある。例えば、除草剤や殺虫剤などの特定の化学物質にさらされることは、パーキンソン病の発症リスクを高める可能性がある。
精神科

看護師に必須の用語『アルコホーリクス・アノニマス』

アルコホーリクス・アノニマス(アルコホーリクス・アノニマス(あるこほーりくす・あのにます)とは、「匿名(anonymous)のアルコール依存症者たち(alcoholics)」と訳される自助グループ(※)の集まりである。(alcoholics anonymousAA)。)は、アルコール依存症から回復するために集まる自助グループであり、世界中で活動しています。1935年にアメリカで設立され、現在では世界150カ国以上に支部があり、200万人以上の会員がいます。 アルコホーリクス・アノニマスでは、メンバーが自分のアルコール依存症について話し合い、お互いにサポートし合うことで、回復を目指しています。ミーティングは通常、週に1回開催され、メンバーは自分の経験や回復の過程について話し合います。また、アルコホーリクス・アノニマスには12のステップと呼ばれる回復プログラムがあり、メンバーはステップに従って回復を目指します。 アルコホーリクス・アノニマスは、アルコール依存症から回復するための効果的なプログラムであることが研究で示されています。アルコホーリクス・アノニマスに参加した人は、参加していない人よりも回復率が高く、再発率が低いことがわかっています。また、アルコホーリクス・アノニマスは、メンバーの社会生活の改善や、家族や友人との関係の改善にも役立つことがわかっています。
循環器

看護師に必須の用語『V7』

V7は、背部誘導心電図の9つの誘導部位のうちの1つです。背部誘導心電図は、後壁心筋梗塞を疑ったときに、標準12誘導心電図に追加される特殊な心電図です。後壁心筋梗塞は、心臓の後ろ側の壁に血流が遮断される状態です。 V7は、心臓の後壁を電気的に見ることができる誘導部位です。そのため、後壁心筋梗塞の診断に役立ちます。V7でST上昇やQ波を認めた場合、後壁心筋梗塞の可能性が高くなります。 また、V7は、心肥大や心筋症の診断にも役立ちます。V7でR波が高く、S波が深い場合は、左室肥大の可能性があります。また、V7でQRS幅が広い場合は、心筋症の可能性があります。
循環器

看護師に必須の用語『V3』って知ってる?

V3の役割 V3は、心臓の電気活動を捉えるために使用される胸部誘導の1つである。V2とV4の中点に位置し、緑色の電極を使用する。V3は、心臓の左室壁の電気活動を捉えるのに特に優れており、心筋梗塞や心筋炎などの心臓疾患の診断に役立つ。また、V3はペースメーカーの機能を評価するためにも使用される。 V3は、心臓の電気活動を捉えるために使用される重要な胸部誘導の1つである。他の胸部誘導と組み合わせて使用することで、心臓の様々な部位の電気活動を捉えることができ、心臓疾患の診断や治療に役立つ。
その他

看護師に欠かせない用語「ナート」

ナートとは、縫合、もしくは縫合する、という意味の業界用語です。「縫う」を意味するドイツ語、Nahtに由来しており、医療現場で利用されています。処置に関する業界用語としては、他に、ホウコウやアンプタなどが挙げられます。ナートは、主に外科手術や傷の治療において使用されます。例えば、外科手術では、切開した部分を縫合して元の状態に戻すためにナートが行われます。また、傷の治療においても、傷口を縫合することで傷の治癒を促進することができます。ナートを行う際には、まず、傷口を洗浄して消毒します。次に、傷口の両端を縫合針で固定します。最後に、縫合針を糸で結んで縫合を完了させます。ナートは、医療従事者によって行われる処置であり、患者さんの安全と健康を守るために重要な役割を果たしています。
感染

リケッチア感染症とは?その原因や症状を知ろう

リケッチア感染症とは、リケッチア科に属する細菌による急性熱性疾患です。リケッチアは、生きた細胞内でのみ増殖する細胞寄生性の小型細菌です。リケッチア感染症には、つつが虫病、発疹チフス、Q熱などが挙げられます。 リケッチア感染症は、ダニやノミ、シラミなどの吸血節足動物に咬まれることで感染します。リケッチアは、吸血節足動物の体内で増殖し、吸血時に人間に感染します。リケッチア感染症の潜伏期は、数日から数週間です。 リケッチア感染症の症状は、発熱、頭痛、筋肉痛、倦怠感などです。また、リケッチア感染症によっては、発疹が出たり、リンパ節が腫れたりすることもあります。リケッチア感染症は、重症化すると、脳炎や肺炎、心不全などを引き起こすこともあります。 リケッチア感染症の診断は、血液検査や尿検査、髄液検査などによって行われます。リケッチア感染症の治療は、抗菌薬による投薬です。リケッチア感染症は、早期に治療を開始すれば、ほとんどの場合、完治します。 リケッチア感染症を予防するためには、吸血節足動物に咬まれないようにすることが重要です。吸血節足動物が生息する地域を訪れる際は、長袖の服を着たり、虫よけスプレーを使用したりして、吸血節足動物に咬まれないようにしましょう。
循環器

看護師必須の用語『肺動脈楔入圧』

肺動脈楔入圧とは、バルーンカテーテルを右心房から肺動脈へ挿入し、バルーンを膨らませて肺動脈を塞いだときにカテーテルの先端にかかる圧のことである。肺動脈楔入圧は、左心房圧および左室拡張末期圧の指標にできるため、左心系の機能評価や診断に用いられる。基準値は5~13mmHgである。肺動脈楔入圧が高い場合は、左室機能不全や僧帽弁閉鎖不全症などの疾患が疑われる。肺動脈楔入圧が低い場合は、脱水症やショックなどの疾患が疑われる。
その他

剖検とは?その目的や手順を解説

剖検とは、病死した患者の遺体を解剖して調べることです。医療行為の一つであり、病理解剖とも呼ばれます。医師の依頼に基づき、遺族の承諾を得た上で行われます。剖検の目的は、生前の診断が正しかったかどうか、どのくらい病気が進行していたのか、適切な治療がなされていたのか、治療の効果はどれくらいあったのか、死因は何なのか、といったことを明らかにすることです。剖検は、法医解剖や検体といった系統解剖とは区別され、遺体は外から分かりにくいように切開されます。解剖後、遺体は清拭されて遺族の元に戻されます。