看護師業界ウォッチャー

眼科

看護師が知っておきたい視力検査の基礎知識

視覚検査とは、眼の機能を評価する検査のことです。視力検査、視野検査、眼圧検査、眼底検査などが含まれます。視力検査は、ランドルト環という記号を用いて行う検査で、眼の解像力を測定します。視野検査は、視界の範囲を測定する検査で、視野狭窄などの異常を検出することができます。眼圧検査は、眼の圧力を測定する検査で、緑内障などの異常を検出することができます。眼底検査は、眼底を直接観察する検査で、網膜や視神経の状態を評価することができます。視覚検査は、定期的に受けることで、眼の異常を早期に発見し、治療につなげることができます。
腎・泌尿器

看護師に必須の用語『膀胱収縮筋』

膀胱収縮筋は、平滑筋の一種で、膀胱の壁を構成する筋肉です。蓄尿時には収縮して膀胱を小さくし、排尿時には弛緩して膀胱を大きくします。この働きによって、膀胱は尿を貯めることができ、また、排尿することができます。 膀胱収縮筋は、自律神経によって支配されています。交感神経は膀胱収縮筋を収縮させ、副交感神経は膀胱収縮筋を弛緩させます。排尿時には、副交感神経が優位になり、膀胱収縮筋が弛緩して膀胱が大きくなります。すると、尿道括約筋が弛緩して尿が排出されます。 膀胱収縮筋の機能が低下すると、尿失禁や排尿困難などの症状が現れます。尿失禁とは、尿を意図せずに漏らしてしまうことで、排尿困難とは、尿を排出するのが難しいことです。膀胱収縮筋の機能低下は、加齢、出産、手術、神経疾患などによって起こることがあります。
組織・制度

小児慢性特定疾患治療研究事業とは?

小児慢性特定疾患治療研究事業とは、小児慢性疾患のうち長期にわたって治療が必要な特定疾患の治療方法の研究や、患者の医療費負担の軽減などを目的とした事業である。運営主体は都道府県や指定都市、中核市となっている。 この事業は、小児慢性疾患の治療方法の研究や、患者の医療費負担の軽減を目的としている。対象となる疾患は、指定難病疾患、国の指定がない難病疾病及び都道府県が指定する難病疾病などであり、これらの疾患にかかっている子どもが対象となる。事業内容は、小児慢性疾患の治療方法の研究、患者の医療費負担の軽減、患児の療養生活の支援などである。病状や治療状況などにより、医療費の助成額が異なる場合がある。
職種・資格

慢性腎臓病療養指導看護師の役割

慢性腎臓病療養指導看護師とは、慢性腎臓病看護領域(CKD・血液透析・腹膜透析・腎移植)の看護実践において、広範囲に学習し療養を支援する実践能力を有すると認められた看護師のことである。英語表記は、DLN(Dialysis care and management of chronic kidney disease Leading Nurse)である。 2017年9月1日より、透析療法指導看護師から名称変更された。日本腎不全看護学会、日本透析医学会、日本腎臓学会、日本移植学会、日本泌尿器学会、日本腹膜透析医学会の6学会合同認定の資格である。2003年度に設立され、累計認定者数は1,092人(2017年度)である。5年ごとの更新が必要である。
検査・診断

マンモグラフィーとは?乳がん早期発見に欠かせない検査

マンモグラフィーは、乳房専用のX線撮影であり、乳がんの早期発見のための主要な画像診断法である。乳房を圧迫して撮影することで、乳房内のより細かい組織の変化をとらえることができる。また、マンモグラフィーは、乳房を圧迫して撮影するため、痛みを伴う場合もあるが、乳房を圧迫することで、乳房内のより細かい組織の変化をとらえることができる。 マンモグラフィーは、乳房内の微小な石灰化や腫瘤を検出することができ、乳がんの早期発見に有効である。マンモグラフィーは、40歳以上の女性を対象に、2年に1回の定期検診が推奨されている。 マンモグラフィーは、乳がんの早期発見に有効な検査法であるが、すべての乳がんを検出できるわけではない。また、マンモグラフィーでは、良性腫瘤と悪性腫瘤を区別することが困難な場合もある。そのため、マンモグラフィーで異常が疑われる場合は、細胞診や組織検査など、さらに詳しい検査が必要となる場合がある。
検査・診断

看護師に必須!ウィルムス腫瘍を理解しよう

ウィルムス腫瘍とは、腎臓に発生する小児悪性腫瘍の一種です。別名「腎芽腫」とも呼ばれます。小児の三大固形悪性腫瘍のひとつであり、10%以下の頻度で腎臓の両側発生が見られます。ウィルムス腫瘍は、乳幼児期に発症することが多く、男児よりも女児に多く見られます。 ウィルムス腫瘍の症状は、腹部膨満感、血尿、発熱、体重減少などです。また、腹部を触ると、しこりが触れることもあります。ウィルムス腫瘍が疑われる場合は、超音波検査やCT検査などの画像検査が行われます。また、腫瘍の組織を採取して、病理検査を行うこともあります。 ウィルムス腫瘍の治療法は、手術、化学療法、放射線療法などです。手術は、腫瘍を切除する手術で、化学療法は、抗がん剤を使用した治療法です。放射線療法は、腫瘍に放射線を照射する治療法です。ウィルムス腫瘍の治療成績は、近年では向上しており、5年生存率は90%以上となっています。
その他

看護師に必須!続発性とは何か?

続発性とは、ある事柄の結果として起こることを説明する用語です。医学分野では、続発性は、別の原因によって生じた疾患、障害、症状を指すために使用されます。続発性疾患は、二次性疾患とも呼ばれ、原発性疾患とは対比されます。原発性疾患は、それ自体が原因不明の疾患であり、続発性疾患は、原発性疾患によって引き起こされる疾患です。 続発性疾患の例としては、高血圧、糖尿病、心臓病などが挙げられます。高血圧は、肥満、過食、運動不足などの生活習慣が原因となって起こることが多く、糖尿病は、遺伝的要因や食生活が原因となって起こることが多く、心臓病は、高血圧、糖尿病、喫煙、肥満などの危険因子によって起こることが多いです。 続発性疾患は、原発性疾患を治療することによって予防したり、進行を遅らせたりすることができる場合があります。また、続発性疾患そのものの治療法が開発されている場合もあります。
検査・診断

看護師に必須の用語『アミロイドーシス』について

アミロイドーシスとは、アミロイドが組織に沈着し、臓器の機能障害を引き起こす疾患の総称です。アミロイドとは線維状のタンパク質の一種で、その種類や障害される臓器によって特徴が異なります。 アミロイドーシスは、大きく分けて全身性アミロイドーシスと限局性アミロイドーシスの2つに分類されます。全身性アミロイドーシスは、アミロイドが全身の臓器に沈着する疾患で、多発性骨髄腫や慢性炎症性疾患、腎不全などさまざまな原因で発症します。限局性アミロイドーシスは、アミロイドが特定の臓器に沈着する疾患で、アルツハイマー病や糖尿病、慢性関節リウマチなどが原因で発症します。 アミロイドーシスの症状は、障害される臓器によって異なります。全身性アミロイドーシスでは、体重減少、倦怠感、息切れ、浮腫、下痢、タンパク尿などの症状が現れます。限局性アミロイドーシスでは、障害される臓器の機能障害が現れます。例えば、アルツハイマー病では、記憶障害、認知症などの症状が現れます。 アミロイドーシスの治療法は、根本的な治療法はなく、対症療法が中心となります。全身性アミロイドーシスでは、原因疾患の治療、アミロイドの沈着を抑える薬物療法、臓器機能を補助する治療などが行われます。限局性アミロイドーシスでは、アミロイドの沈着を除去する手術療法などが行われることもあります。
循環器

看護師に必須の用語『心房頻拍』

心房頻拍は、洞結節以外の心房内から電気的興奮が発生する頻脈の一種です。心房リズムは整で100〜250/分となります。房室伝導能が低下していない時は、心房からの興奮が全て心室へ伝導され、心房レートと心室レートは同じ頻拍となります。心房興奮が200/分を超えるような高頻拍になったら、全ての心房興奮を房室結節は心室に伝導できなくなる、いわゆる房室ブロックを伴った心房頻拍(PAT with block)となります。 心房頻拍は、心房内から発生する電気的興奮が正常な経路を通らずに伝導されることによって引き起こされます。この異常な伝導経路は、心房内にある異常な細胞や組織によって形成されます。心房頻拍は、心臓が速く拍動するため、動悸や息切れ、胸痛などの症状を引き起こすことがあります。また、心房頻拍が持続すると、心不全や心臓発作などの重篤な合併症を引き起こすこともあります。 心房頻拍の治療には、薬物療法やカテーテルアブレーションなどの外科的治療法があります。薬物療法は、心拍数を低下させたり、異常な電気的興奮をブロックしたりするために使用されます。カテーテルアブレーションは、異常な電気的興奮を発生させている心房内の細胞や組織を破壊する外科的治療法です。
消化器

看護師に必須の用語『胆汁(ガーレ)』について

胆汁(ガーレ)とは、肝臓で生成される黄色がかった緑色をした液体です。胆汁は、消化を助ける役割を果たしており、特に脂肪の消化を促進する働きがあります。胆汁は、肝臓で作られた後、胆嚢に貯蔵され、食事をするときに胆嚢から放出されて十二指腸に流れ込みます。胆汁は、胆汁酸、ビリルビン、コレステロール、レシチンなどの成分で構成されています。胆汁酸は、脂肪を乳化させて消化しやすくする働きがあります。ビリルビンは、赤血球が破壊されたときに生じる色素で、胆汁に含まれると便の色を茶色に変えます。コレステロールは、細胞膜やホルモンの材料となる脂質の一種です。レシチンは、細胞膜の材料となるリン脂質の一種です。
産婦人科

看護師に必須!乳腺炎の症状や原因をサクッと解説

乳腺炎とは、乳房を形成する組織の炎症で、乳腺の炎症と周囲の肉芽組織の炎症がある状態です。授乳中の女性に多く発症し、乳首の亀裂や乳管の詰まりをきっかけに細菌が侵入して起こります。初期症状は乳房の腫れ、痛み、熱感ですが、進行すると乳腺が固くなり、膿が出ることもあります。乳腺炎は、早期に適切な治療を受ければ治癒しますが、悪化すると敗血症や乳房切除に至ることもあります。乳腺炎の予防のためには、授乳中は乳房を清潔に保ち、乳首に亀裂ができてしまったらすぐに治療を受けることが大切です。また、授乳を定期的に行い、乳腺が詰まらないようにすることも大切です。
その他

看護師必須用語解説!短報とは?

短報とは、原著論文としては情報が不足しているが、公表する価値のある事例報告のことである。速報性を重視しており、医療現場においては、新しい治療法の可能性などが示される。原著の形式に沿って書かれる。Brief reportとも呼ばれる。 短報の特徴として、以下のような点が挙げられる。 * 報告する内容が新しいこと。 * 報告する内容が重要であること。 * 報告する内容が正確であること。 * 報告する内容が簡潔であること。 * 報告する内容が客観的であること。 短報は、医療現場において、新しい治療法の可能性などが示されることで、臨床医の治療方針を決定する上で重要な役割を果たしている。また、短報は、医療研究の進歩にも貢献している。
その他

看護師に必須の用語『プロトコル』とは?

プロトコルとは、臨床試験(治験)などにおいて、あらかじめ定められた試験/治療計画のことである。プロトコルともいう。臨床試験では、新しい医薬品や治療法の安全性と有効性を評価するために、被験者に試験薬や治療法を投与してその効果を調べる。この際、被験者に投与する試験薬や治療法の量や投与回数、投与方法、投与期間、評価方法などは、プロトコルに記載されている。プロトコルは、臨床試験の安全性と有効性を確保するために重要な役割を果たしている。 プロトコルには、試験の目的、試験対象者、試験方法、試験期間、試験評価方法などが記載されている。また、プロトコルには、試験中に被験者に起こり得る副作用や有害事象、その対応方法についても記載されている。プロトコルは、臨床試験の実施前に倫理委員会の承認を得る必要がある。
検査・診断

赤血球数とは:看護師向けに解説

赤血球数は、血球成分の一種である赤血球の数のことである、全血球の99%以上を占める。RBCと記載される場合が多い。赤血球は、肺から取り込んだ酸素を全身の細胞に運び、細胞から排出された二酸化炭素を肺に戻す役割を果たしている。赤血球数が低下すると、貧血となり、倦怠感、息切れ、動悸、めまいなどの症状が現れる。また、赤血球数の上昇は、脱水症や心不全などの疾患が疑われる。赤血球数は、採血をして、血液中の赤血球の数を測定することで測定することができる。
循環器

看護師に必須の用語『サイナス』

サイナスとは、心臓の洞房結節で発生した電気的興奮が正しく反復され、心臓の拍動が一定のリズムに保たれている状態のことである。洞調律や基本洞調律、またはサイナスリズムともいう。サイナスは、心臓の正常なリズムであり、心臓が規則正しく拍動している状態である。サイナスは、心臓の洞房結節で発生した電気的興奮が、心房から心室へと伝わることで、心臓が収縮して拍動する。サイナスは、心臓の健康状態を知る上で重要な指標であり、サイナスの乱れは、心臓病のサインとなることもある。
組織・制度

看護師のための『プリセプティー』とは。

プリセプティーは、プリセプターとともに患者ケアに従事し、プリセプターから指導を受ける役割を担います。プリセプティーは、プリセプターから患者ケアに関する知識や技術を学び、患者ケアを安全かつ効果的に行う能力を身につけていきます。また、プリセプティーは、プリセプターの指導の下で、患者ケアに関連する様々な業務を経験し、看護師としての専門性を高めていきます。プリセプティーは、プリセプターとのマンツーマン方式による教育を受けることで、安心して患者ケアを学ぶことができ、リアリティショックの予防や軽減につながります。さらに、プリセプティーは、プリセプターから患者ケアに関するフィードバックを受けることで、自分の看護ケアを振り返り、改善する機会を得ることができます。
呼吸器

看護師が知っておくべき肺挫傷について

肺挫傷とは、胸部打撲や強い圧迫などで肺に歪みやずれ、圧の変化などの傷害が生じる状態のことである。肺挫傷は、交通事故、転落、暴行、スポーツ外傷など、さまざまな原因で起こり得る。肺挫傷の重症度は、損傷の程度によって異なる。軽度の肺挫傷では、肺の組織がわずかに損傷し、症状がほとんど現れないこともある。中程度の肺挫傷では、肺の組織がより広範囲に損傷し、咳、呼吸困難、胸痛などの症状が現れる。重度の肺挫傷では、肺の組織が大きく損傷し、呼吸困難、低酸素血症、ショックなどの症状が現れる。肺挫傷の治療は、重症度によって異なる。軽度の肺挫傷では、安静と鎮痛剤による治療が行われる。中程度の肺挫傷では、酸素吸入や呼吸器による治療が行われる。重度の肺挫傷では、人工呼吸器による治療が行われる。肺挫傷は、重症度によっては命に関わることもあるため、早期発見と適切な治療が重要である。
組織・制度

リエゾンナースとは?

リエゾンナースとは、精神看護専門看護師のことです。「リエゾン(liaison)」とは、橋渡しをする・連携する・つなげるという意味であり、リエゾンナースは精神科看護の卓越した知識や技術を持ち、障害や疾患をもつ患者とその家族に精神的ケアを行う看護師です。 リエゾンナースは、他診療科の看護師などと連携し、質の高い看護ケアを提供する役割を果たしています。また、看護師のメンタルヘルス支援や、教育・研究活動も行なっています。 リエゾンナースは、精神保健分野のスペシャリストであり、患者とその家族に寄り添い、心のケアを提供しています。
眼科

看護師が知っておくべき「リドカイン塩酸塩」の基礎知識

リドカイン塩酸塩は、局所麻酔薬として使用される薬剤です。麻酔科医、歯科医、耳鼻咽喉科医、産婦人科医などの医療従事者によって、さまざまな医療処置で使用されています。リドカイン塩酸塩は、神経の感覚を一時的に遮断し、痛みや不快感を軽減する働きがあります。 リドカイン塩酸塩は、注射、軟膏、クリーム、スプレーなどのさまざまな形態で利用できます。注射は、局所麻酔として使用され、手術やその他の医療処置の際に痛みを軽減するために使用されます。軟膏やクリームは、皮膚の表面に塗布され、切り傷、やけど、虫刺されなどの痛みや不快感を軽減するために使用されます。スプレーは、のどの痛みや咳を軽減するために使用されます。 リドカイン塩酸塩は、一般的に安全に使用できますが、いくつかの副作用がある可能性があります。最も一般的な副作用は、注射部位の痛みや腫れです。その他の副作用としては、吐き気、嘔吐、めまい、頭痛、発疹などが挙げられます。リドカイン塩酸塩にアレルギーがある場合は、使用を避ける必要があります。
耳鼻咽喉科

看護師必須!耳垢栓塞とは?

耳垢栓塞とは、耳垢が外耳道に蓄積して耳の閉塞を引き起こす状態です。耳垢は、外耳道の皮膚から分泌される天然の物質で、通常、外耳道から自然に排出されます。しかし、過剰な耳垢が分泌されたり、耳掃除などによって押し込まれたりすると、外耳道に蓄積して栓塞を引き起こすことがあります。 耳垢栓塞は、子供から大人まで、誰にでも起こりえますが、特に高齢者や難聴者、耳の細い人、耳掃除を頻繁に行う人などに多く見られます。耳垢栓塞は、外耳道を塞ぐことで、さまざまな症状を引き起こします。最も典型的な症状は、片耳または両耳の難聴です。耳垢栓塞が進行すると、耳鳴り、耳の痛み、かゆみ、匂い、めまいなどの症状が現れることもあります。
医療機器・設備・器具

看護師必見!人工心肺装置について解説

人工心肺装置とは、心臓と肺の機能を代行する医療機器のことです。CPB(cardio-pulmonary bypass)とも呼ばれています。心臓を手術する際には、心臓の拍動を止め、心臓と肺に流れている血液を遮断する必要があります。その間は、機器により呼吸(肺)と循環(心臓)の機能を代行しなければなりません。人工心肺装置は、心臓に代わって全身に血を巡らせるポンプ作用と、肺の代わりとして二酸化炭素を排除し、酸素を取り込むガス交換作用を持っています。 人工心肺装置は、心臓手術や肺手術、心臓移植手術など、さまざまな心臓外科手術で使用されています。また、心臓や肺の機能が低下している患者さんの集中治療室でも使用されています。人工心肺装置は、患者の命を救うために欠かせない医療機器です。
血液・造血

看護師が知っておきたいアテロームとは

アテロームとは、動脈の内膜に蓄積・沈着した堆積物のことです。プラーク、粥腫とも呼ばれます。マクロファージや脂質、カルシウム、結合組織などが構成成分となります。沈着が進むと次第に動脈内腔の狭小化を来し、末梢側の血流障害を起こします。アテロームは、突然破綻することもあり、その場合は動脈の遠位側は突然血流が障害され、梗塞に陥ります。 アテロームは、動脈硬化の初期段階に形成されます。動脈硬化は、動脈が硬くなったり狭くなったりする病気です。アテロームが形成されると、動脈の内腔が狭くなり、血流が流れにくくなります。血流が流れにくくなると、末梢側の組織や臓器に酸素や栄養素が十分に供給されなくなり、さまざまな症状を引き起こします。 アテロームの主な原因は、高血圧、高脂血症、糖尿病、喫煙、肥満などです。これらの危険因子をコントロールすることで、アテロームの形成を予防することができます。
小児科

看護師必携の用語『コット』とは

コットとは、産婦人科や小児科で使用されている、新生児用のキャリーベッドのことである。キャスターのついた、足の長いワゴンのような外観で、上段が透明なケース状になっている。保育器(クベース)のように、新生児や未熟児の体温管理や呼吸を助ける機械はついていない。 コットは、新生児を運搬したり、診察したり、処置をしたりする際に使用される。また、新生児が寝ている間、保護者が見守るためにも使用される。コットは、新生児の安全を確保するために、様々な安全対策が施されている。例えば、コットの側面には、新生児が落下しないようにするための柵が設置されている。また、コットの底には、新生児が快適に過ごせるようにするためのクッションが敷かれている。
呼吸器

看護師必見!『胸膜癒着術』とは?

胸膜癒着術とは、胸腔を閉じることで胸水が溜まらないようにする処置のことです。胸水とは、胸腔内に溜まる液体のことで、気胸やがん性胸膜炎によって反復して生じる場合があります。このような場合、胸膜癒着術が考慮されることがあります。 胸膜癒着術は、胸腔鏡下に行うことが多く、胸腔内に小さな切開を加えて、カメラと器具を挿入して行います。胸腔内を洗浄した後、胸膜を焼灼したり、薬剤を注入したりして、胸膜を癒着させます。胸膜癒着術は、一般的に安全で効果的な処置ですが、まれに合併症が起こる可能性もあります。