看護師業界ウォッチャー

その他

看護師に知っておいてほしい!『寛解期』とは

寛解期とは、治療によって完治とはいえないが、一時的に病気による症状や徴候が軽くなり、症状がおさまっている時期のことである。緩解ともいう。病気が完全に治った状態を完治(治癒)というが、寛解は病変の再発の可能性がある。 寛解期の特徴としては、次のようなものがある。 ・症状や徴候が軽くなり、日常生活に支障がなくなる。 ・治療を継続する必要はあるが、治療の頻度や強度は軽減される。 ・精神的にも肉体的にも、患者さんの負担が軽減される。 ・寛解期は、患者さんにとって希望の持てる時期である。
消化器

【看護師必見】汎発性腹膜炎とは?

汎発性腹膜炎とは、腹膜全体に炎症が広がっている状態を指します。腹膜は、腹腔を覆う薄い組織で、内臓を保護し、内臓同士の摩擦を減らす役割を果たしています。汎発性腹膜炎は、細菌や真菌などの感染症、穿孔性胃潰瘍や腸閉塞などの外科的疾患、悪性腫瘍の腹膜播種などが原因で起こり、腹痛、発熱、悪心、嘔吐などの症状が現れます。 汎発性腹膜炎は、重篤な疾患であり、早期に診断・治療しないと命に関わることもあります。治療は、感染症の場合は抗菌薬の投与、外科的疾患の場合は手術、悪性腫瘍の場合は抗がん剤の投与などを行います。
循環器

看護師に必須の用語『肺動脈楔入圧』

肺動脈楔入圧とは、バルーンカテーテルを右心房から肺動脈へ挿入し、バルーンを膨らませて肺動脈を塞いだときにカテーテルの先端にかかる圧のことである。肺動脈楔入圧は、左心房圧および左室拡張末期圧の指標にできるため、左心系の機能評価や診断に用いられる。正常値は5~13mmHgである。 肺動脈楔入圧を測定するためには、まずバルーンカテーテルを右心房から肺動脈へ挿入する。次に、バルーンを膨らませて肺動脈を塞ぐ。すると、カテーテルの先端にかかる圧が肺動脈楔入圧である。肺動脈楔入圧を測定することで、左心房圧や左室拡張末期圧を推定することができる。 肺動脈楔入圧は、左心系の機能評価や診断に有用な指標である。肺動脈楔入圧が高い場合、左心系の機能が低下している可能性がある。逆に、肺動脈楔入圧が低い場合、左心系の機能が亢進している可能性がある。肺動脈楔入圧を測定することで、左心系の機能評価や診断を行うことができる。
その他

看護師の基礎知識『腫瘤』とは?

腫瘤とは、「できもの」や「瘤(こぶ)」「はれもの」などの総称のことである。しこりと呼ばれることもある。炎症性か腫瘍性かはっきりしない場合などに用いる。原因には関係なく、体表や体内で確認された塊(かたまり)やできものなどはすべて腫瘤と呼ぶ。 腫瘤は、良性と悪性に分類される。良性腫瘤は、体の組織に留まり、他の部分に広がらない腫瘍である。悪性腫瘤は、体の組織を破壊し、他の部分に広がる腫瘍である。 腫瘤は、体のどこにでも発生する可能性がある。最も一般的な腫瘤は、皮膚、乳房、肺、大腸、前立腺に発生する。 腫瘤の症状は、腫瘤の場所と種類によって異なる。腫瘤の一般的な症状には、痛み、腫れ、できもの、出血、体重減少などが含まれる。 腫瘤が見つかった場合、医師は腫瘤の種類と性質を調べるために、生検や画像検査などの検査を行う。腫瘤の種類と性質が分かったら、医師は腫瘤の治療法を決定する。腫瘤の治療法には、手術、放射線療法、化学療法などが含まれる。
救急・ICU

バイスタンダー:救急処置の重要性

バイスタンダーとは、けが人や急病人が発生した場合、その付近に居合わせた人のことです。救急隊が到着するまでの数分間にバイスタンダーが行う救急処置は、患者の予後や生存率を左右するとして重視されています。この際に行われる心肺蘇生処置(CPR)を特に「バイスタンダーCPR」と呼びます。 バイスタンダーCPRは、呼吸や心臓が停止した人に対して行われる一次救命処置です。バイスタンダーCPRは、呼吸と心臓のマッサージを交互に行うことで、患者の生存率を高めることができます。バイスタンダーCPRは、誰でも簡単に学ぶことができるので、多くの人がバイスタンダーCPRを習得しておくことが大切です。 バイスタンダーが担う役割は大きく、一次救命処置を適切に行うことで、患者の生存率を向上させることができます。また、バイスタンダーは、救急隊が到着するまでの間、患者の状態を監視し、必要な処置を施すことで、患者の状態を悪化させないようにすることも重要です。
呼吸器

看護師が知っておきたいPAO2とは?

PAO2(肺胞気酸素分圧)とは、肺胞内の酸素の分圧を表す指標です。単位はTorrまたはmmHgで、日本ではTorrが使用されます。PAO2は、大気圧、飽和水蒸気圧、吸入酸素濃度、動脈血二酸化炭素分圧、呼吸商などから計算されます。 PAO2は、肺胞のガス交換の状態を示すA-aDO2(肺胞気動脈血酸素分圧較差)を計算する際に有用です。A-aDO2は、肺胞に流れ込む酸素の分圧と肺胞内の実際の酸素の分圧の差を示しています。理想の値は0ですが、現実は解離があり、正常値は5~15 Torrです。 A-aDO2が15 Torr未満の場合、肺胞でのガス交換には問題がないことを示します。この場合は、換気が少ないこと(肺胞低換気)による肺胞での酸素不足による低酸素血症を想起します。 A-aDO2が20 Torrを超える場合、肺胞でのガス交換に障害があることを示します。障害は、拡散能低下、シャント、換気-血流(VA/Q)不均衡の3つに分けられます。
脳・神経

看護師に必須の用語『カタプレキシー』とは何か?

カタプレキシーとは、喜怒哀楽、恐れや羞恥といった過度の感情の高ぶりによって、全身あるいは膝や腰、あご、まぶたなどの筋力が抜けてしまう発作である。情動脱力発作とも呼ばれる。 カタプレキシーは、ナルコレプシーに伴って併発するケースが多い。オレキシン神経が失われているために扁桃体の活動が過剰になり、脱力を起こす。 発作中、意識はしっかり保たれており、しばらくすると元に戻って、自然に力が入るようになる。 カタプレキシーは、日常生活に支障をきたすことが多く、転倒やけがのリスクが高くなる。また、人前で発作を起こすと、恥ずかしい思いをしたり、周囲に迷惑をかけてしまうことがある。 カタプレキシーの治療法は、ナルコレプシーの治療法と同じく、オレキシン神経の働きを高める薬物を使用する。また、生活習慣を改善することで、発作の頻度や重症度を軽減できる。
アレルギー・膠原病

看護師が知っておきたい!Fractalkineとは何か?

Fractalkineは、細胞膜結合型ケモカインの一種で、活性化血管内皮細胞上に発現していることが知られています。Fractalkineの受容体は、CX3CR1であり、単球、マクロファージ、樹状細胞などの免疫細胞に発現しています。Fractalkineは、これらの免疫細胞を血管内皮細胞に接着させ、血管外への遊走を誘発します。また、Fractalkineは、免疫細胞の活性化を促進し、炎症反応に重要な役割を果たしています。 Fractalkineは、1997年に初めて単離され、命名されました。Fractalkineという名前は、Fractal-like(フラクタル様)とChemokine(ケモカイン)を組み合わせたもので、Fractalkineの分子構造がフラクタルに似ていることに由来しています。Fractalkineは、単一のポリペプチド鎖からなる約80アミノ酸のタンパク質です。Fractalkineは、細胞膜結合型ケモカインであるため、細胞膜に結合した状態で存在します。 Fractalkineは、血管内皮細胞、滑筋細胞、マクロファージ、樹状細胞など、様々な細胞によって産生されます。Fractalkineは、炎症反応、アテローム粥状硬化、肥満、糖尿病などの様々な病態に関与していることが知られています。
皮膚科

看護師必須の基本知識〜ローション剤とは?〜

ローション剤とは、医薬品を水性の液体に溶解・乳化・微細均等に分散させた外用液剤のことである。ローション剤には、溶液性ローション、乳剤性ローション、懸濁性ローションの3種類がある。 溶液性ローションは、水に医薬品を溶かしたもの。皮膚に塗ると水分の蒸発によって冷却効果が期待できる。また、収斂作用(皮膚を引き締める作用)や保護作用もある。抗菌薬や抗真菌薬、ステロイドなどの医薬品が配合されていることが多い。 乳剤性ローションは、水と油を乳化させたもの。水と油が混ざり合わないため、乳化剤を加えて混ぜ合わせている。乳剤性ローションは、溶液性ローションよりも保湿性が高く、皮膚に塗るとしっとりとした感触がある。ステロイドや鎮痛・鎮痒薬などが配合されていることが多い。 懸濁性ローションは、水に医薬品を微細均等に分散させたもの。懸濁性ローションは、水と油のどちらにも溶けない医薬品が配合されている場合に用いられる。溶液性ローションや乳剤性ローションよりも粘度が高く、皮膚に塗ると少しべたつく感じがある。抗菌薬や抗真菌薬、ステロイドなどが配合されていることが多い。
その他

看護師が知っておきたいビタミンB2について

ビタミンB2とは、水溶性ビタミンの一種で、リボフラビンとも呼ばれます。ビタミンB2は、細胞のエネルギー産生や、皮膚や粘膜の健康維持に重要な役割を果たしています。また、ビタミンB2は、視力を維持し、赤血球の生成を助ける役割も担っています。ビタミンB2は、レバーや卵、乳製品、野菜などの食品に多く含まれています。ビタミンB2が不足すると、口内炎や口角炎、脂漏性皮膚炎などの症状が現れることがあります。また、ビタミンB2の不足は、成長障害や貧血の原因にもなります。
その他

看護師に必須の用語『看護計画』について

看護計画とは、看護の対象が抱える問題を解決するために、アセスメントに基づいて、個別的な看護目標を達成するための計画を記載したものです。看護計画は、看護過程の重要なステップであり、看護師が対象者に適切な看護を提供するために必要不可欠なものです。 看護計画は、対象者の健康状態や生活状況、抱えている問題などを考慮して作成されます。看護師は、対象者とのコミュニケーションを図り、対象者のニーズを把握した上で、看護計画を作成します。看護計画は、対象者の問題を解決するための目標や介入方法を具体的に記載したものであり、看護師が対象者に適切な看護を提供するために指針となります。 看護計画は、看護師が対象者に適切な看護を提供するために必要不可欠なものです。看護計画を作成することで、看護師は対象者の問題を明確に把握し、その問題を解決するための具体的な目標と介入方法を定めることができます。これにより、看護師は対象者に適切な看護を提供することができ、対象者の健康状態の改善に貢献することができます。
耳鼻咽喉科

看護師に必須の用語『オト』の意味と由来

オトは、耳鼻咽喉科の略語です。耳鼻咽喉科とは、耳、鼻、喉の病気を専門に扱う診療科のことです。オトは、英語のoto-rhinolaryngologyの頭文字を取ったものであり、oto-は「耳の」を意味する接頭語です。オトという用語は、医療業界では広く使われており、医師や看護師の間では、耳鼻咽喉科を指す際に、オトという言葉が使われることがよくあります。また、オトは、耳鼻咽喉科を受診する患者さんに対しても、耳鼻咽喉科のことを指す際に、オトという言葉が使われることがあります。
アレルギー・膠原病

看護師必見!CD8とは?

CD8は、細胞傷害性T細胞(キラーT細胞)のマーカーです。T細胞は胸腺で発生し、T細胞レセプター(TCR)を持つリンパ球です。抗原刺激を受けて活性化したエフェクターT細胞は、免疫系で多彩な機能を発揮します。T細胞は機能面から、異なる2つのサブセット(ヘルパーT細胞とキラーT細胞)に大別されます。CD8抗原を発現するCD8+T細胞は、MHCクラスⅠ分子に提示された抗原を認識し、活性化することで、細胞傷害性T細胞(キラーT細胞)に分化して、ウイルス感染細胞や腫瘍細胞の排除に当たります。
その他

看護師が知るべきプライマリーケアとは?

プライマリーケアとは、病気や怪我をしたとき最初に受ける医療のことです。初期診療とも言われます。プライマリー(primary)とは、「初期の」「最初の」といった意味です。健康不安を感じた場合には、直接大病院で診察を受けるのではなく、まずは地域のかかりつけ医(プライマリーケア医)に相談し、適正な処置あるいは適切な専門医を紹介してもらうことが良いとされています。 プライマリーケア医は、患者さんの健康状態を総合的に把握し、適切な治療やケアを提供します。また、予防接種や健康診断などの予防医療にも力を入れています。プライマリーケア医は、患者さんの健康を生涯にわたってサポートする役割を担っています。 プライマリーケアは、患者さんの健康を維持増進し、病気の早期発見・早期治療につなげる重要な役割を果たしています。また、医療費の抑制にも貢献しています。
医療機器・設備・器具

知っておきたい経皮的心肺補助法(PCPS)

経皮的心肺補助法(PCPS)の概要 経皮的心肺補助法(PCPS)は、大腿動静脈から経皮的にカテーテルを挿入し、装着する経皮的心肺補助装置のことである。心臓や肺の機能を一時的に補助する目的で使用される。PCPSは、心臓発作、肺塞栓症、重症肺炎など、心臓や肺の機能が低下した患者に使用される。 PCPSは、体外循環(ECMO)と類似した方法で機能する。しかし、ECMOは、通常、頸動脈と大腿静脈からカテーテルを挿入する必要があるのに対し、PCPSは、より小さなカテーテルを大腿動静脈から挿入するだけで済む。これは、PCPSをより侵襲性の低い方法にする。 PCPSは、心臓や肺の機能を一時的にサポートするのに有効な方法である。しかし、長期的な使用は推奨されない。PCPSは、心臓や肺の機能が回復するまでのつなぎとして使用される。
整形外科

看護師必須!穿刺の基礎知識

穿刺とは、血液や体液、細胞などの採取のために、体外から血管、体腔内、内臓に針を刺すことである。穿刺は、医療行為として行われることが多く、医師や看護師が行う。穿刺には、静脈穿刺、動脈穿刺、硬膜外穿刺、腹腔穿刺など、さまざまな種類がある。静脈穿刺は、静脈に針を刺して血液を採取する方法である。動脈穿刺は、動脈に針を刺して血液を採取する方法である。硬膜外穿刺は、脊椎の硬膜外腔に針を刺して薬剤を注入する方法である。腹腔穿刺は、腹部に針を刺して腹水を採取する方法である。穿刺は、医療行為として行われることが多く、医師や看護師が行う。
整形外科

看護師が知っておくべき『理学療法』基礎知識

-理学療法とは何か?- 理学療法とは、身体に障害のある者に対し、運動療法や物理療法などを用いて、基本的動作能力の回復を図る治療法である。理学療法は、医師の指示のもとで行われることが多く、理学療法士によって実施される。理学療法の目的は、障害のある方の基本的動作能力を回復させ、自立した生活を送れるようにすることである。理学療法は、脳卒中や骨折、関節炎、筋萎縮症などの様々な障害のある方に対して行われる。理学療法士は、患者の状態に合わせて、適切な運動療法や物理療法を選択し、実施する。運動療法には、関節可動域訓練、筋力増強訓練、バランス訓練、歩行訓練などがある。物理療法には、電気療法、温熱療法、水療法などがある。理学療法は、患者の状態に合わせて、長期にわたって行われることが多く、患者の回復をサポートする上で重要な役割を果たしている。
検査・診断

看護師に必須の用語『穿刺』について

穿刺とは、血液や体液、細胞などの採取のために、体外から血管、体腔内、内臓に針を刺すことを意味しています。穿刺は、医療現場において、診断や治療のために頻繁に行われる処置の一つです。穿刺は、注射や採血、投薬、栄養補給など、さまざまな目的に使用されます。 穿刺は、医師や看護師などの医療従事者によって行われます。穿刺を行う際には、まず、穿刺部位を消毒し、針を刺す場所を特定します。次に、針を刺入し、目的の組織や体液を採取します。穿刺後には、針を抜いて、穿刺部位を消毒します。 穿刺は、一般的に安全な処置ですが、まれに合併症を引き起こすことがあります。合併症としては、出血、感染症、神経損傷などが挙げられます。穿刺を行う際には、医療従事者が十分な注意を払うことが大切です。
脳・神経

看護師が知っておきたい『脳腫瘍』の基礎知識

脳腫瘍とは、頭蓋内において発生する新生物の総称です。頭蓋内には、脳、脳幹、小脳、脳脊髄液といった重要な組織や器官が密集しており、脳腫瘍によってこれらの組織や器官が圧迫されたり、障害を受けたりすることで、さまざまな症状が現れます。脳腫瘍は、その発生部位や組織学的特徴などによって分類されます。発生部位によって、大脳腫瘍、脳幹腫瘍、小脳腫瘍、髄膜腫、頭蓋底腫瘍などに分類されます。組織学的特徴によって、膠芽腫、髄芽腫、星細胞腫、神経膠腫、髄膜腫、聴神経腫瘍などに分類されます。 脳腫瘍の症状は、腫瘍の発生部位や大きさ、組織学的特徴などによって異なります。代表的な症状としては、頭痛、吐き気、嘔吐、視力障害、聴力障害、運動障害、感覚障害、言語障害、認知症などがあります。脳腫瘍の診断には、画像検査、血液検査、病理検査などが行われます。画像検査としては、MRI、CTスキャン、PET検査などが行われます。血液検査としては、腫瘍マーカー検査などが行われます。病理検査としては、組織生検、細胞診検査などが行われます。 脳腫瘍の治療法は、腫瘍の発生部位や大きさ、組織学的特徴、患者の年齢や全身状態などによって異なります。主な治療法としては、手術、放射線治療、化学療法、分子標的薬治療、免疫療法などがあります。手術は、脳腫瘍を摘出する方法です。放射線治療は、高エネルギーの放射線を腫瘍に照射する方法です。化学療法は、抗がん剤を投与する方法です。分子標的薬治療は、腫瘍細胞の増殖を阻害する薬剤を投与する方法です。免疫療法は、患者の免疫機能を高めて腫瘍細胞を攻撃する方法です。 脳腫瘍は、その発生部位や大きさ、組織学的特徴などによって、治療の難易度や予後が異なります。早期に発見され、適切な治療を受ければ、治癒したり、長期生存が可能になる場合もあります。しかし、悪性度の高い脳腫瘍の場合、治療が困難で、予後が不良になる場合もあります。
整形外科

骨接合術とは?看護師が知っておくべき知識

骨接合術とは、骨折の治療法の1つであり、観血的整復固定術(open reduction and internal fixation;ORIF)とも呼ばれます。骨折部位を金属などの器具で固定して、骨がくっつくのを助ける手術療法の総称です。 骨接合術には、創外固定法、髄内釘固定法、プレート固定法など、さまざまな方法があります。創外固定法は、骨折部位の外側から器具で固定する方法です。髄内釘固定法は、骨折した骨の中に金属の釘を入れて固定する方法です。プレート固定法は、骨折した骨に金属のプレートを固定する方法です。 骨接合術は、骨折の治療において、骨が正しくくっつくように整復し、固定することが目的です。また、骨接合術を行うことで、患者の痛みが軽減され、早期に日常生活に戻ることができるようになります。
消化器

看護師に必須の用語『鉄分』

鉄分とは、生物に必須な微量元素であり、体内で様々な役割を果たしています。鉄分は酸素を運ぶヘモグロビンや、エネルギーを産生するミトコンドリアの酵素の構成成分であり、また免疫機能や認知機能を担う酵素の構成成分でもあります。鉄分は、鉄分の吸収を助けるビタミンCや、鉄分を貯蔵するフェリチンと相互に作用して、体内でバランスを保っています。 鉄分の重要性は、貧血を防ぐことです。貧血は、鉄分が不足することで起こる症状で、息切れ、動悸、倦怠感などの症状が現れます。また、鉄分は、免疫機能や認知機能を正常に保つためにも重要です。鉄分が不足すると、免疫機能が低下し、感染症にかかりやすくなったり、疲労感や集中力の低下などの症状が現れたりします。また、鉄分は、胎児の発育や、子どもの成長にも重要です。
整形外科

看護師に必須の用語『ヒアルロン酸』について

ヒアルロン酸は、グリコサミノグリカンの一種であり、別名ムコ多糖類とも呼ばれています。その主な働きとしては、水分を保持し、組織に潤いや弾力性を与えることで、皮膚や関節の健康に欠かせない成分です。ヒアルロン酸は、人間の体内のさまざまな組織に存在していますが、特に皮膚、関節、目の角膜、心臓弁などに関与していることがわかっています。また、ヒアルロン酸は、細胞と細胞の間に存在する細胞間マトリックスの構成成分としても重要視されており、細胞の移動や増殖を調節しています。
循環器

看護師に必須の用語『スリル』について

スリルの種類 スリルは、心雑音が非常に大きい時に、その振動を胸壁から手で触れることができるようになる状態のことである。振戦ともいう。スリルの種類は、心雑音の種類によって異なる。 最もよく見られるスリルの種類は、収縮期スリルである。収縮期スリルは、心室が収縮する際に発生する心雑音によって引き起こされるスリルである。収縮期スリルの多くは、心臓弁膜症によって引き起こされる。心臓弁膜症は、心臓の弁が正常に機能しなくなる状態である。心臓弁膜症があると、血液が心臓から正常に送り出されなくなり、心雑音が発生する。 もう一つのよく見られるスリルの種類は、拡張期スリルである。拡張期スリルは、心室が拡張する際に発生する心雑音によって引き起こされるスリルである。拡張期スリルの多くは、心筋症や心不全によって引き起こされる。心筋症は、心臓の筋肉が弱くなる状態である。心不全は、心臓が正常に機能しなくなる状態である。心筋症や心不全があると、心室が拡張する際に正常に収縮できなくなり、心雑音が発生する。 スリルの種類は、心雑音の種類によって異なる。スリルは、心雑音の程度によって、強弱や大きさの違いがある。また、スリルは、心雑音の発生部位によって、胸壁の異なる部位で触れることができる。
職種・資格

リエゾンナースとは?役割と Aufgaben

リエゾンナースは、精神科看護の卓越した知識や技術を持ち、障害や疾患をもつ患者とその家族に精神的ケアを行う看護師です。他の診療科の看護師などと連携し、質の高い看護ケアを提供する役割を果たす重要な存在です。 リエゾンナースの役割は、患者の精神状態をアセスメントし、必要な看護ケアを提供することです。また、患者の家族へのサポートや、他診療科の医師や看護師との連携も担います。さらに、看護師のメンタルヘルス支援や、教育・研究活動も行っています。 リエゾンナースは、精神科看護の専門家として、患者の精神状態を的確にアセスメントし、適切な看護ケアを提供することができます。また、患者の家族へのサポートや、他診療科の医師や看護師との連携を円滑に行うことで、患者の治療に貢献しています。さらに、看護師のメンタルヘルス支援や、教育・研究活動を行うことで、看護師の質の向上にも貢献しています。