看護師業界ウォッチャー

呼吸器

看護師が知っておくべき「新生児呼吸窮迫症候群」

新生児呼吸窮迫症候群は、肺サーファクタントの不足によって引き起こされる呼吸窮迫症候群です。肺サーファクタントは、肺胞壁の内側を覆う物資であり、肺が呼吸の際に膨らんだり収縮したりするのを助けています。肺サーファクタントが不足すると、肺胞が十分に膨らまなくなり、呼吸が困難になります。 新生児呼吸窮迫症候群の原因として最も多いのは、早産です。早産児は、肺が十分に発達していないため、肺サーファクタントの産生量が少ない傾向にあります。また、常位胎盤早期剥離や前置胎盤出血などの周生期仮死、陣痛が始まる前に行われた帝王切開、多胎妊娠、母体糖尿病、男児であることなども、新生児呼吸窮迫症候群の発症危険因子となります。
呼吸器

看護師必見! 頻呼吸とは何かを徹底解説

頻呼吸とは、呼吸回数が25回/分以上で、浅い呼吸の状態を指します。通常、呼吸回数は1分間に12~20回であり、それ以上になると頻呼吸とみなされます。頻呼吸は、さまざまな原因で起こり、その中には、運動、ストレス、不安、感染症、薬物、心臓病、肺疾患などがあります。 頻呼吸になると、体内の二酸化炭素濃度が低下し、酸素濃度が上昇します。これにより、呼吸困難、めまい、頭痛、動悸、胸痛、疲労感などの症状が現れることがあります。また、頻呼吸が長く続くと、意識が遠のいたり、けいれんを起こしたりすることがあります。 頻呼吸の治療法は、その原因によって異なります。運動やストレスが原因の場合は、休息をとったり、リラックスしたりすることで症状が改善することがあります。感染症が原因の場合は、抗生物質などの投薬が必要になります。薬物が原因の場合は、薬の服用を中止する必要があります。心臓病や肺疾患が原因の場合は、その疾患の治療が必要になります。 頻呼吸は、さまざまな原因で起こる可能性があるため、症状が現れた場合は、医師に相談することが大切です。
脳・神経

看護師に必須の用語『下顎反射』

下顎反射とは 下顎反射は、腱反射の一種で、外側翼突筋と内側翼突筋の筋伸張反射である。筋伸張反射とは、筋肉を伸ばすことで引き起こされる反射のことである。下顎反射の場合、下顎が下方へ向けて引っ張られることによって咬筋と側頭筋が収縮し、下顎が元の位置に戻る。 この反射は、咀嚼や発音などの動作を制御するのに役立っている。また、下顎の痛みや炎症などの異常を検出するのにも役立っている。 下顎反射は、下顎骨に直接打撃を与えることで引き起こすことができる。口を開いていて、顎の下にハンマーなどで軽く叩くと、下顎が素早く閉じてしまう反射が下顎反射である。 反射の検査は、下顎反射検査と呼ばれ、下顎の異常を検出するために使用される。下顎反射検査では、医師が患者の下顎にハンマーで軽く叩いて、下顎が素早く閉じてしまうかどうかを確認する。下顎反射が正常であれば、下顎は素早く閉じてしまう。しかし、下顎の異常がある場合は、下顎反射が遅くなったり、消失したりすることがある。
整形外科

看護師が知っておきたいアルミ副子の基礎知識

-アルミ副子の種類- アルミ副子は、手指用、前腕用、下肢用と使用する部位によって異なる製品が用意されています。それぞれアルミの厚さや強度などが異なるので、手指に使用するときは手指用、下肢に使用するときは下肢用などと専用のものを使用します。 * -手指用アルミ副子-は、骨折や脱臼、捻挫などの外傷時に使用されます。手首や指の可動範囲を制限し、固定することで痛みを軽減します。 * -前腕用アルミ副子-は、骨折や脱臼、捻挫などの外傷時に使用されます。肘と手首の間を固定し、前腕の動きを制限することで痛みを軽減します。 * -下肢用アルミ副子-は、骨折や脱臼、捻挫などの外傷時に使用されます。膝と足首の間を固定し、下肢の動きを制限することで痛みを軽減します。
腎・泌尿器

急性膀胱炎を知る!基礎知識からケアのポイントまで

急性膀胱炎とは、排尿時痛、頻尿、残尿感、尿意切迫感などの膀胱刺激症状で発症する急性の尿路感染症である。女性に多くみられ、膀胱炎の原因の多くは大腸菌などの細菌感染である。 急性膀胱炎の症状は、排尿時痛、頻尿、残尿感、尿意切迫感などである。排尿時痛は、尿道に痛みやしみる感じがある。頻尿は、排尿回数が増える。残尿感は、排尿後も膀胱に尿が残っている感じがある。尿意切迫感は、尿意を我慢できない感じがある。 急性膀胱炎の原因は、大腸菌などの細菌感染であることが多い。細菌は、尿道から膀胱に入り込んで感染を起こす。尿道は、女性の場合は短いため、細菌が膀胱に入り込みやすい。また、女性は妊娠中や月経中はホルモンバランスが変化するため、膀胱炎を起こしやすくなる。 急性膀胱炎の治療は、抗菌薬の内服である。抗菌薬は、細菌を殺菌したり、細菌の増殖を抑えたりする薬である。抗菌薬は、通常7~10日間服用する。
看護技術

看護師必須!腸洗浄について

腸洗浄とは、肛門および直腸を経由してぬるま湯や薬液を注入し、大腸内に溜まった残留物(便)の洗浄を行うことである。洗腸、灌注排便法ともいう。腸洗浄は、便秘や下痢、腸閉塞などの治療や予防、また、外科手術前や内視鏡検査前の準備として行われる。 腸洗浄には、様々な方法がある。最も一般的な方法は、肛門に挿入したチューブからぬるま湯や薬液を注入する方法である。また、浣腸のように、専用の器具を使って薬液を肛門に注入する方法もある。腸洗浄は、医療従事者によって行われるが、自宅でできる腸洗浄キットもある。 腸洗浄は、一般的に安全な処置であるが、まれに合併症が起こることもある。最も一般的な合併症は、腹痛や下痢、嘔吐である。また、腸穿孔や感染症が起こることもある。腸洗浄を行う前に、医師や看護師に相談し、合併症のリスクについて十分に理解しておくことが大切である。
血液・造血

看護師に必須!血管炎症候群の基礎知識

血管炎症候群とは、血管そのものに炎症を起こす疾患の総称です。血管炎、全身性血管炎とも呼ばれます。血管炎症候群は、血管の内側が炎症を起こすことで、血管の壁が傷つき、血管が狭くなったり、詰まったりします。その結果、血管の血流が悪くなり、組織や臓器に酸素や栄養が行き渡らなくなります。血管炎症候群は、さまざまな症状を引き起こす可能性があります。症状は、炎症が起きている血管の種類や程度によって異なります。一般的な症状としては、発熱、疲労、体重減少、関節痛、筋肉痛、皮疹、紫斑、レイノー現象、臓器障害などがあります。血管炎症候群は、命に関わることもある深刻な疾患です。早期発見と適切な治療が重要です。血管炎症候群が疑われる場合は、すぐに医療機関を受診してください。
その他

看護師に必須の用語『POMR』

POMRとは、問題志向型診療録のことである。患者の抱える問題に目を向け、患者の問題を中心に行う医療(POM;problem oriented medical)の考え方に合わせた記録方法のことをいう。POMRは、患者の問題を明確にし、その問題を解決するための介入を計画し、その介入の効果を評価するためのツールとして使用される。POMRは、医師、看護師、ソーシャルワーカーなど、患者のケアに関わるすべての職種が共通して使用する記録であり、患者のケアの継続性と協調性を確保するために重要である。POMRは、患者の病歴、身体診察、検査結果、診断、治療計画、ケアの結果などを記録する。POMRには、問題リスト、SOAPノート、ケアプランなどの構成要素があり、問題リストには患者の問題を明確に記載し、SOAPノートには患者の状態、介入、アウトカムを記載する。ケアプランには、患者の問題を解決するための介入を計画する。POMRは、患者のケアの継続性と協調性を確保するために重要なツールである。
耳鼻咽喉科

看護師に必須の用語『手話』とは?

-1. 手話の定義と歴史- 手話は、主に聴覚障害者が用いる意思疎通の手段であり、手の位置や形、動きを組み合わせて表現を行う視覚的・動作的言語である。手話は、世界各国でそれぞれ独自に発達しており、その数は200以上と言われている。 手話の起源については、はっきりとしたことはわかっていないが、古代エジプトや古代ギリシャの時代には、すでに手話を用いていたという記録が残っている。日本では、1878年に京都府の盲学校で手話が導入され、その後、全国の盲学校や聾学校に広がっていった。 現在の日本では、手話は「障害者の日常生活及び社会生活を円滑にするための障害者の移動等の円滑化の促進に関する法律」によって、障害者のコミュニケーション手段の一つとして認められている。また、手話は「手話通訳士法」によって、手話通訳士という国家資格が創設されており、手話通訳士は、聴覚障害者と聴者との間のコミュニケーションを円滑にするために必要な知識と技能を有する者として認定されている。
血液・造血

看護師が知っておくべき移植片対宿主病の基礎知識

移植片対宿主病(GVHD)とは、造血幹細胞移植後の合併症の一つで、ドナー由来の免疫担当細胞が患者の組織を攻撃することで起こる免疫反応です。GVHDは、急性GVHDと慢性GVHDの2つに分類されます。急性GVHDは、移植後100日以内に発症し、皮膚、消化管、肝臓、肺などの臓器を攻撃します。慢性GVHDは、移植後100日以降に発症し、皮膚、粘膜、関節、肺、肝臓などの臓器を攻撃します。 GVHDの症状は、攻撃される臓器によって異なります。急性GVHDの症状には、皮膚の発疹、下痢、吐き気、嘔吐、黄疸、呼吸困難などがあります。慢性GVHDの症状には、皮膚の硬化、口腔粘膜のびらん、関節の痛み、肺の線維化、肝硬変などがあります。 GVHDの治療法は、GVHDの重症度や攻撃される臓器によって異なります。急性GVHDの治療には、ステロイド薬、免疫抑制剤、抗体療法などが用いられます。慢性GVHDの治療には、ステロイド薬、免疫抑制剤、抗体療法、光線療法などが用いられます。 GVHDは、造血幹細胞移植後の合併症の一つであり、重症化すると死に至ることもあります。GVHDの早期発見と適切な治療が重要です。
内分泌・代謝・栄養

看護師必携!高血糖の基礎知識

高血糖とは、血糖値が生理的範囲(体が正常に機能できる状態)を超えて上昇した状態を指します。通常、食事を摂取すると、血糖値は上昇しますが、高カロリー食、高脂肪食、運動不足などの要因によって、インスリンの分泌量や作用が低下すると、高血糖を引き起こす可能性があります。 高血糖は、さまざまな健康問題のリスクを高める可能性があります。例えば、高血糖が続く状態が続くと、血管が損傷し、心臓病や脳卒中などの疾患のリスクを高める可能性があります。また、高血糖は、神経を損傷し、しびれや痛みなどの症状を引き起こす可能性もあります。さらに、高血糖は、免疫機能を低下させ、感染症のリスクを高める可能性があります。 高血糖を予防するためには、健康的な食生活を心がけ、適度な運動を行うことが重要です。また、肥満の方は、体重を減らすことで、高血糖のリスクを下げることができます。高血糖の症状が現れた場合は、医師の診察を受けることが大切です。
職種・資格

集中ケア看護師が知っておくべき用語

集中ケア認定看護師とは、集中ケア領域において専門的な知識と技能を有する看護師のことです。日本看護協会が実施する認定看護師制度の一つであり、ICU(集中治療室)やCCU(冠状動脈疾患集中治療室)などに勤務する看護師が取得することができます。 集中ケア認定看護師は、重症患者のケアに必要な知識と技能を有しており、患者の病態を的確にアセスメントし、適切な看護を提供することができます。また、患者の家族へのサポートや、患者の退院後のケアについても、専門的な知識と経験を活かして支援することができます。 集中ケア認定看護師は、重症患者の救命や、患者の早期回復に貢献する重要な役割を果たしています。また、集中ケア領域における看護の質の向上にも寄与しています。
腎・泌尿器

知っておきたい!看護師に必須の用語「フロセミド」

フロセミドとは、強力な利尿薬であり、ループ利尿薬に分類される医薬品です。主成分は「フロセミド」であり、分子式は「C12H11ClN2O5S」です。水溶性に優れており、静脈注射、筋肉注射、経口投与のいずれでも投与することができます。フロセミドは、体内の余分な水分を尿として排出させることで、利尿作用を示します。この作用により、高血圧、心臓病、肝臓病、腎臓病などの様々な疾患の治療に使用されています。また、浮腫や水腫の治療にも使用されます。
医療機器・設備・器具

12誘導心電図とは?

12誘導心電図とは、心臓の電気的活動を12個の異なる角度から測定して記録する検査法です。これにより、心臓の様々な部位の異常を検出することができます。12誘導心電図は、胸部痛や動悸、息切れなどの症状がある場合、また、心臓病のスクリーニングや経過観察のために行われます。 12誘導心電図の検査は、通常、安静時に仰向けで横たわった状態で行われます。胸部に10個の電極を貼り付け、手首と足首にそれぞれ1個の電極を貼り付けます。電極は、心臓の電気的活動を感知して記録します。検査時間は、数分程度です。 12誘導心電図は、心臓の電気的異常を検出するために使用されます。例えば、不整脈、心筋梗塞、心筋炎、心肥大などの異常を検出することができます。また、12誘導心電図は、薬剤の心毒性や、心臓ペースメーカーの機能を評価するためにも使用されます。 12誘導心電図は、安全で侵襲性の低い検査法です。しかし、まれに、電極を装着する際に皮膚が刺激されることがあります。また、検査中に胸部に圧迫感や動悸を感じる人もいます。
腎・泌尿器

経尿道的膀胱腫瘍切除術とは?

経尿道的膀胱腫瘍切除術(TURBT)とは、膀胱の内壁に発生した良性腫瘍またはがんを切除するための外科的処置です。TURBTは、尿道から内視鏡を挿入して膀胱を観察し、腫瘍を切除します。 TURBTは、膀胱腫瘍の診断と治療の両方で使用されます。膀胱腫瘍が疑われる場合、TURBTは腫瘍のサンプルを採取し、顕微鏡下で検査するために使用されます。腫瘍ががんであることが判明した場合、TURBTは腫瘍全体を切除するために使用されます。 TURBTは、膀胱がんの標準的な治療法であり、通常は入院を必要としません。手術は通常、全身麻酔下で行われます。TURBTは、膀胱がんの早期発見と治療に有効な方法です。TURBTは、膀胱がんの再発を防止するためにも使用される場合があります。
医療機器・設備・器具

ベッドコントロールを理解する

ベッドコントロールとは、病床を効率的に運用するための管理・調整のことです。病床管理、ベッド管理とも呼ばれます。入院患者の受け入れをスムーズに進めたり、退院情報を把握することで、ベッドを効率よく稼働させる業務です。病院収入の半数以上を占める入院収入に直結する重要な業務の一つです。病棟勤務の場合、ベッドコントロールを念頭に置いて患者の入退院、転棟・転出を考える必要があります。特に管理職になるほどベッドコントロールを考えることが求められます。看護師長などが行う場合もありますが、規模の大きい病院の場合は、ベッドコントロールをするための専門部署を設け、一元的に管理することも多いです。
医療機器・設備・器具

看護師に必須の用語『ホスピス」とは?

ホスピスとは、治療困難な疾患(末期がんなど)を抱える患者やその家族が快適に生活できるよう、医療ケアを提供する施設(および理念)のことです。その目的は、患者の身体的、精神的、社会的、霊的な苦痛を軽減することです。 ホスピスの理念は、「患者と家族が尊厳と安らぎをもって生活できるようにする」ことです。これは、患者の自己決定権を尊重し、患者のニーズに沿ったケアを提供することを意味します。ホスピスでは、患者と家族がケアの意思決定に参加し、ケアのプランを一緒に作成することができます。また、ホスピスでは、痛みやその他の症状のコントロールに重点が置かれ、患者のニーズに合ったケアが提供されます。
その他

看護師に必須の用語『ノイエ』について学ぶ

ノイエ(のいえ、neuer)とは、新人を意味する医療業界の用語のことである。研修医を意味する業界用語はネーベンである。ノイエは、看護師として働き始めたばかりの新人看護師を指し、ネーベンは、医師として働き始めたばかりの新人医師を指す。 ノイエは、医療業界で広く使用されている用語であり、看護師同士の会話や、看護師と医師の会話の中でよく使われる。また、看護師の採用や配置などの人事関連の場面でも、ノイエという用語が使われることがある。 ノイエの使い方としては、例えば、「彼女はノイエなので、まだ臨床経験が浅い」のように、新人の看護師であることを示すために使われる。また、「彼はノイエだが、とても頑張り屋さんだ」のように、新人の看護師であるにもかかわらず、熱心に取り組んでいることを褒めるために使われることもある。 ノイエという用語は、新人の看護師にとって、自分が医療業界の新人であることを自覚し、謙虚に学ぶ姿勢を養うための重要な言葉である。また、先輩看護師にとっては、新人の看護師を指導し、サポートしていくための重要な言葉である。
消化器

看護師必須用語!『肝臓』について

肝臓とは、腹腔内にある臓器で、主に体内の代謝に関わっています。その機能には、栄養の分解・合成、貯蔵、消化酵素の分泌、解毒などがあります。肝臓は、血液を浄化したり、栄養素を貯蔵したり、胆汁を生成したりするなど、重要な役割を担っています。肝臓は、右上腹部にある臓器で、体重の約2%を占めています。肝臓は、肝細胞、胆管、血管、結合組織で構成されています。肝細胞は、肝臓の主な細胞であり、栄養の分解・合成、貯蔵、解毒などを行います。胆管は、胆汁を肝臓から胆嚢や十二指腸に運ぶ管です。血管は、肝臓に血液を送ったり、肝臓から血液を回収したりする役割を果たしています。結合組織は、肝臓の細胞や血管を支えています。
精神科

看護師に必須の用語『感情』とは?

感情とは、喜怒哀楽、快・不快などの自我の状態です。感情は、私たちの考え、行動、そして他者との関係に大きな影響を与えます。また、感情は私たちが他者とコミュニケーションをとる方法にも影響を与えます。感情をうまく管理することができれば、人間関係を良好に保ち、より良い人生を送ることができます。 感情は、大きく分けて2つの種類に分類されます。1つは、基本感情と呼ばれるもので、喜び、怒り、悲しみ、恐怖などの感情です。基本感情は、人間が進化の過程で身につけてきた感情であり、すべての文化に共通しています。もう1つは、複合感情と呼ばれるもので、2つ以上の基本感情が組み合わさった感情です。例えば、愛情は喜びと悲しみが組み合わさった感情であり、憎しみは怒りと悲しみが組み合わさった感情です。 感情は、私たちが他者とコミュニケーションをとる方法にも影響を与えます。例えば、私たちは、喜びを感じているときは笑顔になり、怒りを感じているときは眉間にしわを寄せます。また、私たちは、感情を言葉で表現することもできます。感情をうまく言葉で表現することができれば、他者とより良いコミュニケーションをとることができます。
感染

看護師に必須の用語「感染症」について

感染症とは、細菌、ウイルス、真菌、原虫、寄生虫などの病原体が体内で増殖し、症状を引き起こすことです。感染症は、接触感染、飛沫感染、空気感染、経口感染、経皮感染、性感染などの感染経路によって広がります。感染症の症状は、感染した部位や病原体によって異なりますが、発熱、咳、鼻水、下痢、嘔吐、発疹、筋肉痛、関節痛などの症状が現れることが多いです。感染症は、抗菌薬や抗真菌薬などの薬物で治療することができることが多いですが、中には治療法がなく、死に至ることもある感染症もあります。感染症を防ぐためには、手洗い、マスクの着用、ワクチンの接種などの予防策を講じることが大切です。
精神科

看護師に必須の用語『自己愛・ナルシシズム』とは?

自己愛・ナルシシズムとは? 自己愛(じこあい)・ナルシシズムとは、本来の意味は自分自身を性愛の対象とすることです。疼痛や危険を避けようとすることや、ありのままの自分を受け入れることも自己愛の一種と考えられます。 自己愛は、健康的なものと病的なものの2つに分けられます。健康的な自己愛は、自分の価値観や目標を知り、それに向かって努力することです。また、自分のことを大切にし、自分を尊重することでもあります。病的な自己愛は、自分のことを過大評価し、他人を軽視することです。また、常に賞賛を求め、批判に耐えられないことも特徴です。
職種・資格

看護師が知っておくべきフィジシャンアシスタントとは?

フィジシャンアシスタント(PA)とは、医師の監督のもとに診療、薬の処方、手術の補助など、医師が行う医療行為の80%をカバーする医療従事者です。PAは、医師の偏在や過重労働に対して、代替労働力を確保するために創設されました。また、医師がより複雑で高度な医療処置に集中できるように支援する役割も担っています。 PAになるには、24~32カ月間のカリキュラムを専門学校などで履修し、国家資格を得た後に州免許を取得する必要があります。PAのカリキュラムには、解剖学、生理学、病理学、薬理学、臨床医学など、医学に関する幅広い分野が含まれています。また、PAは、医師のもとで臨床実習を行い、医療現場での経験を積みます。 PAは、医師と緊密に連携して医療を提供します。PAは、医師の指示のもとに診療を行い、薬を処方し、手術の補助を行います。また、患者への教育やカウンセリングも行います。PAは、医師の負担を軽減し、患者への医療サービスの質を向上させる重要な役割を果たしています。 日本では、現在のところPA制度はありません。しかし、医師の偏在や過重労働が問題となっていることから、PA制度の導入が検討されています。PA制度が導入されれば、医師の負担が軽減され、患者への医療サービスの質が向上することが期待されています。
内分泌・代謝・栄養

看護師が知っておくべき!腫瘍マーカーってなに?

腫瘍マーカーとは、主に悪性腫瘍(がん)が存在している時に血液の中に産生される物質のことです。腫瘍マーカーは、がん細胞から分泌されたり、がん細胞が正常細胞を破壊した際に放出されたりして、血液中に出現します。腫瘍マーカーを測定することで、が んの早期発見や診断、経過観察、治療効果の判定などに役立てることができます。 腫瘍マーカーは、がんの種類によって産生される物質が異なるため、がんの種類を特定するためにも使用されます。例えば、肺がんの場合はCEA(癌胎児性抗原)、大腸がんの場合はCEAとCA19-9(炭水化物抗原19-9)、乳がんの場合はCA15-3(癌抗原15-3)、前立腺がんの場合はPSA(前立腺特異抗原)などが腫瘍マーカーとして使用されます。 腫瘍マーカーの測定は、血液検査で行われます。採血をして、血液中の腫瘍マーカーの濃度を測定します。腫瘍マーカーの濃度が正常範囲を超えている場合は、がんの存在が疑われます。ただし、腫瘍マーカーの濃度が正常範囲内であっても、がんが存在しないとは言い切れません。腫瘍マーカーは、がんの早期発見に役立ちますが、がんの診断を確定するためには、組織検査や画像検査などの他の検査も必要です。