看護師業界ウォッチャー

呼吸器

看護師に必須の用語『過換気症候群』とは

過換気症候群とは、呼吸が速くなりすぎてしまう病気です。呼吸が速くなりすぎると、体内の二酸化炭素濃度が下がり、さまざまな症状が現れます。過換気症候群の主な症状は、息切れ、動悸、めまい、胸痛、手足のしびれ、脱力感などです。過換気症候群は、ストレス、不安、疲労、睡眠不足、カフェインの過剰摂取などが原因で起こることが多いです。過換気症候群は、命に関わる病気ではありませんが、症状が強い場合は、医療機関を受診することが大切です。過換気症候群の治療は、原因となっているものを取り除くことが大切です。また、呼吸法を身につけたり、リラックス法を身につけたりすることも有効です。
内分泌・代謝・栄養

看護師に必須の用語『副腎皮質ステロイド』とは?

副腎皮質ステロイドとは、副腎皮質から産生されるステロイドホルモンの一種です。副腎皮質は、腎臓の上にある小さな臓器で、コルチゾール、アルドステロン、アンドロゲンなどのホルモンを産生しています。 コルチゾールは、糖質、タンパク質、脂質の代謝を調節し、ストレスに対抗する働きをしています。また、抗炎症作用や免疫抑制作用もあります。アルドステロンは、ナトリウムとカリウムのバランスを調節し、血圧を維持する働きをしています。アンドロゲンは、男性ホルモンの一種で、筋肉や骨の発達、性欲の維持などに作用しています。 副腎皮質ステロイドは、様々な疾患の治療に使用されています。例えば、関節リウマチ、気管支喘息、炎症性腸疾患、膠原病などの治療に使用されています。また、がんの治療や臓器移植後の免疫抑制にも使用されています。 副腎皮質ステロイドは、強力な薬ですが、副作用も少なくありません。主な副作用としては、高血圧、高血糖、体重増加、骨粗鬆症、消化管潰瘍、感染症などがあります。そのため、副腎皮質ステロイドを使用する際には、慎重な投与が必要です。
アレルギー・膠原病

看護師が知っておきたい『多発性筋炎/皮膚筋炎』

多発性筋炎/皮膚筋炎とは、筋肉と皮膚に炎症を起こす自己免疫疾患です。この疾患は、筋肉の炎症を引き起こす自己抗体が体によって産生されることが原因です。多発性筋炎は、筋肉の痛み、脱力感、皮膚の発疹などの症状を引き起こします。皮膚筋炎は、多発性筋炎に加えて、皮膚に発疹や紅斑などの症状を引き起こします。 多発性筋炎/皮膚筋炎は、あらゆる年齢層の人々に発症する可能性があります。しかし、この疾患は、20代から50代の女性に最も多くみられます。多発性筋炎/皮膚筋炎の原因は不明ですが、遺伝的要因や環境要因が関与していると考えられています。 多発性筋炎/皮膚筋炎の治療には、ステロイド薬や免疫抑制剤などが使用されます。これらの薬は、筋肉の炎症を抑え、症状を改善するのに役立ちます。多発性筋炎/皮膚筋炎は、早期に診断と治療を受けることで、症状を軽減し、日常生活を改善することが可能です。
循環器

看護師が知っておくべきアテロームの基礎知識

アテローム(あてろーむ、atheroma)とは、動脈の内膜に蓄積・沈着した堆積物のことである。プラーク、粥腫ともいう。マクロファージや脂質、カルシウム、結合組織などが構成成分となる。沈着が進むと次第に動脈内腔の狭小化を来し、末梢側の血流障害を起こす。 アテロームは、突然破綻することもあり、その場合は動脈の遠位側は突然血流が障害され、梗塞に陥る。アテロームの形成は、動脈硬化の初期段階であり、動脈硬化が進行すると、アテロームはより大きくなり、プラークと呼ばれるようになる。プラークは、動脈の内腔を狭くし、血流を阻害する。 アテロームの形成は、様々な要因が関与していると考えられている。その中でも、高血圧、糖尿病、脂質異常症、喫煙などの生活習慣病は、アテロームの形成を促進する。また、遺伝的な要素もアテロームの形成に関与していると考えられている。 アテロームの治療は、生活習慣の改善と薬物治療が中心となる。生活習慣の改善としては、高血圧、糖尿病、脂質異常症の治療、禁煙、適度な運動、健康的な食事などが挙げられる。薬物治療としては、スタチン系薬剤、抗血小板薬、抗凝固薬などが使用される。 アテロームの予防は、生活習慣の改善が重要である。高血圧、糖尿病、脂質異常症の治療、禁煙、適度な運動、健康的な食事を心がけることで、アテロームの形成を防ぐことができる。
呼吸器

肺拡散能検査とは?

肺拡散能検査の目的は、肺のガス交換能を調べることです。肺のガス交換能とは、肺胞から血液中に酸素を取り込み、血液中から二酸化炭素を排出する能力のことです。肺拡散能検査は、間質性肺炎や肺気腫などの肺疾患を診断するために使用されます。 肺拡散能検査は、身体に害がない程度の一酸化炭素を吸い込み、10秒程度、呼吸を止めてから、吐き出すことで行われます。呼気を分析することにより、一酸化炭素がどのくらい吸収されたかを調べます。一酸化炭素が多く残っている場合は、肺拡散能が低下しており、間質性肺炎や肺気腫が疑われます。 肺拡散能検査は、肺疾患の診断に有用な検査ですが、放射線被ばくなどのリスクを伴うため、医師の指示のもとで慎重に行われる必要があります。
整形外科

知っていますか?看護師に必須の用語『ハムストリング』

ハムストリングは、大腿後面を形成する筋肉の総称です。大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋からなり、大腿前面を形成している大腿四頭筋と対になる筋群です。ハムストリングは、膝を曲げたり、股関節を伸ばしたりする際に重要な役割を果たしています。また、歩行やランニングなどの動作にも関与しています。 ハムストリングは、スポーツ選手によく見られる怪我です。これは、ハムストリングは急激な動きやオーバーユースによって損傷を受けやすいからです。ハムストリングを怪我すると、痛み、腫れ、内出血などの症状が現れます。また、膝を曲げたり、股関節を伸ばしたりすることが困難になることもあります。 ハムストリングの怪我を予防するためには、以下のことに注意することが重要です。 * ウォーミングアップとクールダウンを十分に行う。 * 急激な動きやオーバーユースを避ける。 * ハムストリングを鍛えるためのエクササイズを行う。 ハムストリングを怪我してしまった場合は、安静にしてアイシングを行い、必要に応じて医師を受診してください。
呼吸器

知っておきたい!看護師なら知っておきたい酸素飽和度

酸素飽和度とは、赤血球中のヘモグロビンのうち、酸素と結合しているヘモグロビンの割合のことである。動脈血の中にどの程度の酸素が含まれているかを示す指標となる。SpO2と記されたり、飽和を意味する英語saturationからサチュレーション、SAT(サット)と呼ばれることもある。酸素飽和度は、血中の酸素量を測定するために使用される無侵襲的な方法である。酸素飽和度は、通常、指先または耳たぶにセンサーを装着して測定される。センサーは、光を透過して酸素飽和度を測定する。酸素飽和度は、通常、95%以上である。酸素飽和度が低い場合、それは体が十分な酸素を得ていないことを示している可能性がある。酸素飽和度が低い場合、患者は息切れ、疲労、錯乱などの症状を示す可能性がある。酸素飽和度が低い場合は、酸素療法が必要になることがある。
腎・泌尿器

看護師に必須!間歇的自己導尿法を徹底解説

間歇的自己導尿法とは、尿道にカテーテルを挿入して膀胱内に貯留している尿を体外に排出することで、残尿量が多い患者が行う排尿方法です。残尿量とは排尿後に膀胱に残る尿の量のことです。男性の正常値は約30ml、女性の正常値は約10mlです。残尿量が多すぎると膀胱炎や尿路感染症を起こす可能性が高まります。 間歇的自己導尿を行う目的は、残尿量を減らし、膀胱炎や尿路感染症を防ぐことです。また、間歇的自己導尿を行うことで、排尿困難や尿失禁を改善することができます。 間歇的自己導尿法は、医師の指導のもとに行う必要があります。医師から間歇的自己導尿法を行うことになったと告げられたら、医師や看護師から具体的な方法を教わりましょう。間歇的自己導尿法を行う際には、以下の点に注意が必要です。 ・清潔な状態で行うこと。 ・カテーテルを挿入する前に、手をよく洗うこと。 ・カテーテルを挿入する際は、ゆっくりと丁寧に行うこと。 ・カテーテルを挿入したら、膀胱内の尿がすべて排出されるまで待つこと。 ・カテーテルを抜くときは、ゆっくりと丁寧に行うこと。
循環器

看護師に必須の用語『V7』

V7は、背部誘導心電図の9つの誘導部位のうちの1つです。背部誘導心電図は、後壁心筋梗塞を疑ったときに、標準12誘導心電図に追加される特殊な心電図です。後壁心筋梗塞は、心臓の後ろ側の壁に血流が遮断される状態です。 V7は、心臓の後壁を電気的に見ることができる誘導部位です。そのため、後壁心筋梗塞の診断に役立ちます。V7でST上昇やQ波を認めた場合、後壁心筋梗塞の可能性が高くなります。 また、V7は、心肥大や心筋症の診断にも役立ちます。V7でR波が高く、S波が深い場合は、左室肥大の可能性があります。また、V7でQRS幅が広い場合は、心筋症の可能性があります。
略語

患者管理鎮痛法:自己調節鎮痛法

患者管理鎮痛法(PCA)とは、自己調節鎮痛法のことである。患者自己調節鎮痛法、患者自己管理鎮痛法ともいう。手術後や癌の痛みに応じて、患者自らが鎮痛剤を投与する手法。または、その専用機器のことである。 PCAは、1960 年代に開発された鎮痛法で、現在では世界中で広く使用されている。PCAは、患者に鎮痛剤を投与するためのポンプを装着し、患者がボタンを押すことで鎮痛剤を自己投与できるようにする。PCAは、患者の痛みのコントロールを改善し、患者の満足度を高めることができる。 PCAは、手術後の痛みや癌の痛みなどの慢性的な痛みを治療するために使用される。PCAは、患者の痛みのコントロールを改善し、患者の満足度を高めることができる。PCAは、患者の痛みに対して適切な治療が行われていない場合、患者のQOLを低下させる可能性がある。 PCAは、患者の痛みのコントロールを改善し、患者の満足度を高めることができる。PCAは、患者の痛みに対して適切な治療が行われていない場合、患者のQOLを低下させる可能性がある。
組織・制度

看護師に必須の用語『B細胞』

B細胞とは、T細胞と同じリンパ球の一種で、免疫機構を担う重要な細胞です。B細胞はリンパ球の約20~40%を占め、骨髄(Bone marrow)で産生され骨髄内で分化、成熟します。Bone marrowの頭文字をとってB細胞と呼ばれます。 B細胞は分化の過程で遺伝子の再構成を行い多様なB細胞に分化します。1つのB細胞は1種類の抗体しか産生できないが、抗体遺伝子の組み合わせを変化させることで多様なB細胞に分化し、多様な病原体に対する抗体を産生することができるようになります。
整形外科

看護師に必須の『アセトアミノフェン』について

アセトアミノフェンは、解熱鎮痛薬として広く使用されている薬剤です。その作用は、体の温度を下げ、痛みを和らげることです。アセトアミノフェンは、熱が38.5度以上、または痛みが強い場合に服用されます。アセトアミノフェンは、比較的安全な薬剤ですが、過剰摂取すると肝臓に損傷を与える可能性があります。そのため、用法・用量を守って服用することが大切です。 アセトアミノフェンの効果は、通常15~30分後に現れます。解熱効果は4~6時間、鎮痛効果は6~8時間持続します。アセトアミノフェンは、単独で服用することも、他の薬剤と併用して服用することもできます。他の薬剤と併用する場合には、相互作用に注意する必要があります。アセトアミノフェンは、アルコールと一緒に服用すると、肝臓に損傷を与える可能性が高まります。また、アセトアミノフェンは、ワルファリンなどの抗凝固薬と一緒に服用すると、その効果を弱める可能性があります。 アセトアミノフェンは、比較的安全な薬剤ですが、過剰摂取すると肝臓に損傷を与える可能性があります。アセトアミノフェンの過剰摂取は、肝臓の炎症や壊死を引き起こし、最悪の場合には死に至る可能性があります。アセトアミノフェンの過剰摂取を防ぐためには、用法・用量を守って服用することが大切です。アセトアミノフェンを服用する際には、必ず医師または薬剤師に相談しましょう。
感染

急性胆管炎を理解する

急性胆管炎とは、胆管の感染によって引き起こされる急性の炎症性疾患です。胆管とは、肝臓から胆汁を運ぶ細い管のことです。胆汁は、脂肪の消化を助ける役割をしています。急性胆管炎は、胆石が胆管を塞いだり、細菌が胆管に侵入したりすることで起こります。 急性胆管炎の症状には、右上腹部の痛み、発熱、悪寒、吐き気、嘔吐などがあります。また、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)を伴うこともあります。急性胆管炎は、重症化すると敗血症や肝不全を引き起こすこともあるため、早期の診断と治療が必要です。 急性胆管炎の治療には、抗菌薬による治療と、胆石を除去するための手術などが行われます。抗菌薬による治療は、通常1~2週間行われます。胆石を除去するための手術には、腹腔鏡手術や開腹手術などがあります。腹腔鏡手術は、お腹に小さな穴を開けて行う手術で、開腹手術よりも傷が小さく、回復も早いのが特徴です。開腹手術は、お腹を大きく切開して行う手術で、腹腔鏡手術よりも侵襲が大きいですが、大きな胆石や胆管の異常がある場合などに行われます。
循環器

看護師必須の用語『心室性期外収縮』について

心室性期外収縮(PVC)とは、心臓の心室で発生する異常な心拍のことです。正常な心拍は、心臓の上心室で発生する電気信号によって開始されます。この電気信号は、心室に移動し、心室が収縮して血液を送り出すようになります。しかし、PVCでは、電気信号が心室で発生し、その結果、心室が不規則に収縮してしまいます。 PVCは、単発で発生することもあれば、連続して発生することもあります。単発のPVCは、通常、無害ですが、連続して発生するPVCは、心拍数の増加や不整脈を引き起こす可能性があります。不整脈は、心臓が正常に血液を送り出せなくなる状態であり、様々な症状を引き起こす可能性があります。これらの症状には、胸の痛み、息切れ、めまい、失神などがあります。 PVCの原因は、様々なものがあります。最も一般的な原因は、加齢による心臓の老化です。他の原因としては、高血圧、冠動脈疾患、弁膜症、糖尿病、喫煙、アルコールの過剰摂取などがあります。 PVCの治療は、その原因によって異なります。多くの場合、PVCは治療を必要としませんが、症状を引き起こしている場合は、治療が必要になることがあります。PVCの治療法としては、抗不整脈薬、カテーテルアブレーション、ペースメーカーの埋め込みなどがあります。
アレルギー・膠原病

看護師に必須の用語『季節性アレルギーとは』とその特徴

季節性アレルギーとは、特定の時期にだけアレルギー反応が出るものであり、花粉症が有名である。花粉症は、植物が花粉を放出する春や秋に発症する。花粉は、風に乗って飛散し、鼻や口から体内に侵入することでアレルギー反応を引き起こす。花粉症の症状としては、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、涙目などがある。また、花粉症になると、倦怠感や頭痛などの全身症状が現れることもある。季節性アレルギーの原因は、植物の花粉である。花粉は、植物が受粉するために放出するもので、非常に細かい粒子である。花粉は、風に乗って飛散し、鼻や口から体内に侵入することでアレルギー反応を引き起こす。季節性アレルギーは、治療することができるが、完治することは難しい。治療としては、抗ヒスタミン薬やステロイド薬などが使用される。また、花粉症の症状を緩和するためには、マスクを着用したり、外出時にはメガネをかけたりすることが効果的である。
呼吸器

看護師が知っておくべき『いびき』の知識

いびきは、上気道の狭窄部位を空気が通過して軟口蓋などが振動して発生する音です。覚醒している際の安静時は通常鼻呼吸をしていますが、睡眠時や意識障害時は口呼吸が加わります。さらに筋緊張が緩むため軟口蓋や舌根が落ち込み、上気道が狭窄もしくは閉塞してしまうのです。そこを呼吸により空気が流れることで閉塞部位が振動して音が発生するのがいびきです。いびきの原因としては、口蓋垂や扁桃腺肥大・巨大舌・肥満による上気道閉塞・蓄膿症やアレルギー等による鼻閉状態・筋緊張が通常より緩む意識状態(脳血管障害や睡眠薬の影響等)などが挙げられます。いびきは必ずしも病的な現象ではありませんが、上気道閉塞をきたす何らかの疾患と関与している場合もあります。また、いびきにより自身の睡眠の質が低下する場合や、周囲の人への影響から社会生活の妨げになる場合もあります。そのため、いびきに対しての治療が必要な場合もあります。また、睡眠時無呼吸症候群(sleep apnea syndrome;SAS)では大きないびきが特徴的です。閉塞性睡眠時無呼吸症候群(obstructive SAS)では、治療として持続陽圧呼吸療法(Continuous Positive Airway Pressureの頭文字をとってCPAP・シーパップと呼ばれる)が行われることもあります。
皮膚科

看護師に必須の用語『寒冷蕁麻疹』

寒冷蕁麻疹とは、寒冷にさらされると皮膚に膨疹ができる物理性蕁麻疹の一種です。膨疹は、通常、発疹が現れてから数分以内に現れ、数時間続きます。かゆみ、赤み、腫れを伴うこともあります。寒冷蕁麻疹は、冷たい水や空気、冷たい物体の接触など、さまざまな刺激によって引き起こされる可能性があります。また、寒冷蕁麻疹は、ある種の薬や食品によっても引き起こされることがあります。寒冷蕁麻疹は、通常、慢性的な疾患ですが、まれに急性の場合もあります。寒冷蕁麻疹の治療法はありませんが、症状を軽減するための治療法はあります。
消化器

看護師に必須!いきみとは?

-いきみの意味と種類- いきみとは、排便時や出産時などで力むことを意味します。いきみには、大きく分けて3種類あります。 -1. 正常ないきみ- 正常ないきみとは、肛門や膣の筋肉を強く収縮させることで、排便や分娩を促進させるいきみです。正常ないきみは、いきみすぎず、いきみなさすぎず、程よい強さで行うことが大切です。 -2. 過大ないきみ- 過大ないきみとは、正常ないきみよりも強く、長時間いきむことを意味します。過大ないきみは、肛門や膣の筋肉を傷つけてしまう可能性があるため注意が必要です。 -3. 偽いきみ- 偽いきみとは、排便や分娩の際に、肛門や膣を閉じたり、力んだりするだけで、実際にはいきんでいないことを意味します。偽いきみは、いきみに伴う痛みや不快感を感じやすいため注意が必要です。 いきみは、排便や分娩の際に重要な役割を果たしますが、いきみすぎや偽いきみは、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。いきみを行う際には、正常ないきみを心がけ、過大ないきみや偽いきみを避けることが大切です。
消化器

看護師に必須の用語『肝機能障害』について

肝機能障害とは、さまざまな原因により肝臓の機能に異常が起きた状態である。肝臓は、体内で最も大きな臓器であり、重要な役割を担っている。肝臓は、食べ物を消化し、エネルギーに変換する。また、毒素を分解し、血液を浄化する。肝機能障害になると、これらの機能が低下し、さまざまな症状が現れる。 肝機能障害の原因は、アルコール性肝障害、ウイルス性肝炎、薬物性肝障害、自己免疫性肝疾患、遺伝性肝疾患などである。アルコール性肝障害は、過度な飲酒により起こる肝機能障害である。ウイルス性肝炎は、ウイルス感染により起こる肝機能障害である。薬物性肝障害は、薬物の副作用により起こる肝機能障害である。自己免疫性肝疾患は、自己免疫の異常により起こる肝機能障害である。遺伝性肝疾患は、遺伝子の異常により起こる肝機能障害である。 肝機能障害の症状は、倦怠感、食欲不振、体重減少、黄疸、腹水、下肢のむくみ、肝性脳症、肝硬変などである。倦怠感は、肝機能障害の最も一般的な症状である。食欲不振は、肝機能障害により、消化器系の機能が低下するため起こる。体重減少は、食欲不振により、栄養が不足するため起こる。黄疸は、ビリルビンが血液中に増加し、皮膚や白目が黄色くなる症状である。腹水は、肝硬変により、肝臓が硬くなり、門脈圧が上昇するため起こる。下肢のむくみは、腹水により、体内の水分が組織に貯留するため起こる。肝性脳症は、肝機能障害により、アンモニアが血液中に増加し、脳に障害が起こる症状である。肝硬変は、肝機能障害が進行すると起こる病態である。肝硬変になると、肝臓が硬くなり、肝機能が低下する。
感染

看護師が知っておきたい免疫抑制薬の基本知識

免疫抑制薬とは、体内で起こっている異常な免疫反応や炎症反応を抑える薬剤のことである。免疫反応とは、体外から侵入してきた異物を排除する仕組みであり、炎症反応とは、組織が傷ついたときに起こる反応である。免疫抑制薬は、これらの反応を抑えることで、臓器移植後の拒絶反応や自己免疫疾患の症状を緩和する効果がある。 免疫抑制薬は、主に臓器移植後に使用される。臓器移植では、移植された臓器が拒絶反応を起こさないように、免疫抑制薬を投与する必要がある。免疫抑制薬は、移植された臓器の細胞を攻撃するリンパ球の働きを抑えることで、拒絶反応を防ぐ。 また、免疫抑制薬は、自己免疫疾患の治療にも使用される。自己免疫疾患とは、本来なら体を守るはずの免疫系が、自分の体を攻撃してしまう病気である。免疫抑制薬は、免疫系の働きを抑えることで、自己免疫疾患の症状を緩和する。 免疫抑制薬は、さまざまな副作用を引き起こす可能性がある。主な副作用としては、感染症、肝機能障害、腎機能障害、骨粗鬆症などがある。免疫抑制薬は、これらの副作用を考慮しながら、慎重に投与する必要がある。
脳・神経

看護師が知っておくべき頭痛の基礎知識

頭痛とは、頭部の一部または全体の痛みを訴える症状です。頭痛の部位や痛み方はさまざまで、原因も多岐にわたります。頭痛は、日常的に起こる軽度のものから、命にかかわる重篤なものまで、さまざまな程度のものがあります。 頭痛は、一次性頭痛と二次性頭痛の2つに分類されます。一次性頭痛は、それ自体が病気である頭痛で、片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛などが含まれます。二次性頭痛は、別の病気の症状として起こる頭痛で、脳腫瘍、脳出血、髄膜炎などが含まれます。 頭痛の症状は、痛みのある部位、痛みの程度、痛みの持続時間、頭痛を伴うその他の症状などによって異なります。頭痛の部位は、頭の前方、頭の上部、頭の後方、または頭全体など、さまざまです。痛みの程度は、軽度から重度まであります。痛みの持続時間は、数分から数時間、または数日まで続くこともあります。頭痛を伴うその他の症状には、吐き気、嘔吐、光や音に対する過敏、首のこり、目の痛みなどがあります。 頭痛の原因は、さまざまであり、その多くは不明です。一次性頭痛の原因は、遺伝、環境、および生活習慣の組み合わせと考えられています。二次性頭痛は、脳腫瘍、脳卒中、髄膜炎、緑内障、高血圧、低血圧、薬の副作用など、さまざまな原因によって引き起こされます。 頭痛の治療法は、頭痛の原因によって異なります。一次性頭痛の治療法には、鎮痛剤、抗炎症剤、トリプタンなどの薬物療法、およびリラクゼーション法、バイオフィードバック、鍼治療などの非薬物療法があります。二次性頭痛の治療法は、頭痛の原因となる病気を治療することが中心となります。 頭痛は、日常生活に大きな影響を与える可能性があります。頭痛がひどい場合は、仕事や学校を休まざるを得なくなったり、日常生活に支障をきたしたりすることがあります。頭痛を予防するためには、規則正しい生活、十分な睡眠、ストレスを避けることなどが大切です。また、頭痛が起こった場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
その他

看護師に必須の用語『Aライン』とは?

Aラインとは、動脈にカテーテルを挿入し確保したルートのことである。「A」は動脈をあらわす英語、arterialに由来する。手術室や集中治療室で観血的血圧測定が必要な場合に動脈ライン確保がされる。静脈からのラインはVラインという。 Aラインは、動脈血圧のモニタリングや、動脈血ガスの採取、輸血や薬剤の投与など、さまざまな目的に使用される。Aラインを確保するには、まず、動脈の場所を確認する。動脈は、通常、手首や肘の内側にあり、拍動を感じることができる。動脈を確認したら、滅菌された針を動脈に挿入する。針を挿入したら、カテーテルを針に通して動脈内に留置する。カテーテルは、動脈血圧のモニタリングや、動脈血ガスの採取、輸血や薬剤の投与などを行うことができる。 Aラインを確保する際には、いくつかの注意点がある。まず、動脈の場所を正確に確認することが重要である。動脈を間違えて穿刺すると、重大な合併症を引き起こす可能性がある。また、カテーテルを挿入する際には、滅菌された針とカテーテルを使用することが重要である。滅菌されていない針やカテーテルを使用すると、感染症を引き起こす可能性がある。さらに、Aラインを確保した後は、カテーテルの固定をしっかりと行うことが重要である。カテーテルが固定されていないと、カテーテルが動いてしまい、動脈血圧のモニタリングや、動脈血ガスの採取、輸血や薬剤の投与が困難になることがある。
循環器

看護師必須用語『左肺動脈』とは?

左肺動脈は、肺動脈幹から左に分枝している血管です。肺動脈幹は、右心室から出て、肺動脈弁を通過して肺動脈に分岐します。左肺動脈は、左肺動脈幹から左に分枝して、左肺に血液を送ります。左肺動脈は、左肺の門部で左肺動脈枝に分岐し、左肺の各葉に血液を供給します。左肺動脈は、肺動脈のうち、肺動脈幹から左に分枝している血管のことです。右肺動脈と合わせ、体内で静脈血を運ぶ唯一の動脈です。肺動脈は、肺動脈幹から右と左に分かれて、それぞれ右肺と左肺に血液を供給します。肺動脈は、肺動脈弁を通過して肺動脈幹に分岐し、肺動脈幹は左右に分かれてそれぞれ右肺と左肺に血液を送ります。
整形外科

看護師に必須の用語『創傷』とは?

創傷とは、皮膚や皮下組織、筋肉や腱、骨などの組織が損傷を受けた状態を指します。創傷は、外傷、熱傷、化学物質によるもの、感染症によるものなど、様々な原因で起こり得ます。創傷は、その深さや広さ、汚染の有無などによって、軽症から重症まで様々な程度のものがあります。 創傷が軽度の場合は、自然治癒する可能性がありますが、重度の創傷の場合は、医療処置が必要になります。医療処置としては、創傷の洗浄、消毒、縫合、ドレッシングなどがあります。創傷の治療には、抗菌薬や抗真菌薬などの薬物療法や、手術療法などが行われます。 創傷は、感染症や敗血症を引き起こす可能性があるため、早急な治療が必要です。創傷に気づいたら、すぐに医療機関を受診するようにしましょう。