看護師業界ウォッチャー

脳・神経

看護師に必須の用語「錐体外路」とは?

錐体外路とは、脳から筋肉への運動指令を伝える神経系の経路のことです。錐体路とは別の経路であり、姿勢や運動に対する指令を骨格筋へ伝える役割を担っています。錐体外路は、大脳基底核、視床腹部、脳幹など複数の部位から構成されており、それぞれが微調整しながら運動を制御しています。錐体外路系に障害が生じると、振戦、筋硬直、動作の緩慢化などの症状が現れます。パーキンソン病は、錐体外路系が障害される代表的な疾患です。
血液・造血

自家末梢血幹細胞移植とは?造血幹細胞移植の種類の一つ

自家末梢血幹細胞移植とは、造血幹細胞移植の種類の一つで、造血機能の回復のために、事前に採取し凍結保存しておいた自己由来の造血幹細胞を輸注する方法のことを指します。この方法は、通常の化学療法よりも抗腫瘍効果を高めるために、前処置として移植前に大量の抗がん剤の投与や放射線照射(稀である)を実施した後に行われます。 自家末梢血幹細胞移植は、白血病やリンパ腫などの血液のがん、多発性骨髄腫、悪性リンパ腫、ホジキンリンパ腫などの悪性腫瘍の治療に用いられます。また、骨髄異形成症候群、再生不良性貧血などの血液疾患の治療にも用いられます。
小児科

看護師必見!川崎病の基礎知識と看護のポイント

川崎病とは、1967年に日本で初めて報告された原因不明の全身性血管炎です。特に冠動脈に炎症を起こし、冠動脈瘤を形成することを特徴とします。 川崎病の原因は不明ですが、細菌やウイルスの感染、免疫異常などが関与しているのではないかと考えられています。川崎病は、主に5歳未満の乳幼児に発症し、男の子に多い傾向があります。 川崎病の症状は、以下の通りです。 * 発熱が5日以上続く * 両眼の充血 * 唇の赤みや腫れ * 舌のいちご状変化 * 手足の指先の腫れ * 皮膚の発疹 これらの症状に加えて、心臓に炎症が起こると、以下のような症状が現れます。 * 胸の痛み * 息切れ * 呼吸困難 * 失神 川崎病の合併症としては、以下のようなものがあります。 * 冠動脈瘤 * 心筋梗塞 * 心不全 * 不整脈 * 脳梗塞 * 腎不全 川崎病は、早期に診断し、適切な治療を受ければ、後遺症を残さずに治癒することがほとんどです。しかし、治療が遅れると、重篤な合併症を引き起こす可能性があります。
その他

看護師必見!トラカールとは?

トラカールとは、医療の世界で使われる特殊な針の一種です。体内にチューブやカテーテルを留置する際に使用され、胸腔穿刺や腹腔穿刺の際に良く用いられます。トラカールは、鋭利な先端を持つ中空の針で、先端には小さなバルブが付いています。このバルブは、針が皮膚を貫通すると開き、チューブやカテーテルが挿入されることを可能にします。トラカールは、様々なサイズがあり、挿入するチューブやカテーテルの太さに応じて適切なサイズを選択する必要があります。また、トラカールの先端は、皮膚や組織を傷つけないように鈍角に加工されているものもあります。 トラカールは、医療従事者によって使用される医療機器であり、一般の人が入手することは困難です。トラカールを使用する際は、適切な訓練を受け、使用方法を熟知している医療従事者が行う必要があります。
呼吸器

看護師に必須の用語『過呼吸』とは?

過呼吸の原因と症状 過呼吸は、ストレスや不安、パニック発作、心臓発作、中枢神経系の障害など、さまざまな原因によって引き起こされる可能性があります。また、一部の薬物やアルコール、カフェインなどの刺激物も過呼吸を引き起こすことがあります。 過呼吸の症状としては、息切れ、胸痛、めまい、頭痛、吐き気、手足のしびれなどがあります。また、過呼吸がひどくなると、意識を失ったり、けいれんを起こしたりすることもあります。 過呼吸が起こった場合は、まず落ち着いて深呼吸をするようにしましょう。また、過呼吸の原因が分かっている場合は、その原因を取り除くようにすることが大切です。過呼吸がひどい場合は、医療機関を受診するようにしましょう。
内分泌・代謝・栄養

看護師が知っておくべきアセトンの知識

アセトンとは、ケトン体の一つであり、有機溶媒の一種です。有機溶媒とは、他の物質を溶かす性質を持つ液体のことです。アセトンは揮発性物質であるため、体内でケトン体が上昇すると、血中ではなく肺から呼気中に放出されます。そのため、ケトン体が上昇すると呼気からケトン臭(アセトン臭)と呼ばれる独特の臭いが生じます。 アセトンは、常温常圧では無色透明の液体で、特有の甘いにおいがあります。水と混和しやすく、アルコール、油脂、ワックスなどにも溶けます。アセトンは、酢酸とアセチレンから製造されます。アセトンは、塗料、接着剤、インク、化粧品、医薬品などの製造に使用されます。また、脱脂剤、洗浄剤としても使用されます。 アセトンは、引火性があり、蒸気を吸うと頭痛、吐き気、嘔吐を引き起こすことがあります。また、皮膚に接触すると炎症や火傷を引き起こすことがあります。アセトンを扱う際は、手袋や保護メガネを着用し、換気を十分に行う必要があります。
呼吸器

看護師に必須!誤嚥性肺炎の基礎知識

誤嚥性肺炎は、誤って唾液や食べ物、逆流した胃の内容物を気道に吸い込むことで起こる肺炎の一種です。誤嚥は、嚥下反射が弱まっている高齢者や寝たきりの患者さんに多くみられます。嚥下反射とは、食べ物を飲み込む際に気管への侵入を防ぐために咽頭が自動的に閉じる反射のことです。しかし、嚥下反射が弱まると、食べ物が気管に誤嚥しやすくなり、誤嚥性肺炎のリスクが高まります。 誤嚥性肺炎の症状には、発熱、咳、痰、息切れなどがあります。また、食欲不振、倦怠感、脱水症状などの症状もみられます。特に、高齢者や寝たきりの患者さんは、誤嚥性肺炎を発症しても症状が軽微なことが多く、発見が遅れるケースもあります。誤嚥性肺炎は、適切な治療を受けなければ、重症化して死に至ることもあります。
内分泌・代謝・栄養

看護師が知っておきたいGI療法とは?

GI療法とは、高カリウム血症の治療法である。高カリウム血症とは、血液中のカリウム濃度が高くなる病気である。カリウムは、体内の細胞の正常な機能に不可欠なミネラルですが、血中のカリウム濃度が高すぎると、心臓の異常な拍動や、筋肉の麻痺、呼吸困難などの症状を引き起こす可能性がある。 GI療法では、インスリンとブドウ糖を同時に投与して、血液中のカリウム濃度を下げる。インスリンは、細胞がカリウムを取り込むのを促すホルモンです。ブドウ糖は、細胞がカリウムを取り込むためのエネルギー源となる。GI療法は、高カリウム血症の迅速かつ効果的な治療法である。通常、GI療法は、点滴で行われる。インスリンとブドウ糖の投与量は、患者さんの体重やカリウム濃度に応じて調整される。GI療法は、通常、カリウム濃度が正常になるまで継続される。
産婦人科

看護師に必須の用語~着床とは?~

着床とは、受精卵が子宮内膜に付着し、妊娠が成立するプロセスです。受精が起こると、受精卵は卵管を通って子宮に移動します。移動中に、受精卵は細胞分裂を繰り返し、胚盤胞と呼ばれる構造になります。胚盤胞は、外胚葉、内胚葉、中胚葉の3つの胚葉で構成されています。外胚葉は、皮膚、神経系、感覚器官を形成します。中胚葉は、骨、筋肉、心臓、血管を形成します。内胚葉は、消化器系、呼吸器系、泌尿器系を形成します。 胚盤胞が子宮に到着すると、内膜に付着します。このプロセスを着床といいます。着床は、胚盤胞が内膜に侵入し、栄養素や酸素を受け取ることで行われます。着床が成功すると、妊娠が成立します。
その他

看護師必須!カクテル療法の基礎知識

カクテル療法とは、複数の薬を、患者の症状や病気の進行度などに応じて組み合わせて使う治療法のことです。カクテル療法を行うことで、相乗効果で薬の効き目が高まるとともに、1つ1つの薬の使用量が少なく済むこともあり、副作用が現れにくいというメリットがあります。カクテル療法は、後天性免疫不全症候群(エイズ)や原発性糸球体腎炎などの治療に用いられます。 カクテル療法は、複数の薬を組み合わせることによって、それぞれの薬の効き目を高めることができます。これは、各薬剤が異なる機序で作用することによって、病原菌やがん細胞をより効果的に攻撃することができるからです。また、カクテル療法は、1つ1つの薬の使用量を少なくすることができるため、副作用が現れにくくなります。これは、それぞれの薬剤の副作用が異なるため、複数の薬剤を組み合わせることによって、副作用を相殺することができるからです。 カクテル療法は、エイズや原発性糸球体腎炎などの治療に広く用いられています。エイズは、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)が引き起こす感染症であり、免疫機能が低下して様々な感染症や悪性腫瘍を発症する病気です。カクテル療法は、複数の抗ウイルス薬を組み合わせてHIVの増殖を抑えることで、エイズの進行を遅らせることができます。原発性糸球体腎炎は、糸球体が炎症を起こすことで腎機能が低下する病気です。カクテル療法は、複数の免疫抑制剤を組み合わせて炎症を抑えることで、原発性糸球体腎炎の進行を遅らせることができます。
職種・資格

看護師に必須!作業療法士って何?

作業療法士とは、医師の指示の下に、病気やけがなどによる身体機能の低下、または精神に障害のある患者に対して作業療法を行う専門職です。作業療法士は、患者に排泄、食事、入浴、家事、移動など日常生活をスムーズに送るために必要な複合的な動きなどの訓練を行うことで、患者が社会に復帰していくことを目指しています。 作業療法士は、作業療法を実施するために必要な知識と技能を有する国家資格者です。作業療法士になるには、まず作業療法学科のある大学または専門学校に進学し、作業療法の専門知識と技能を学びます。卒業後は、国家試験に合格して作業療法士の資格を取得する必要があります。 作業療法士は、病院、診療所、リハビリテーションセンター、特別支援学校、福祉施設など幅広い施設で活躍しています。作業療法士は、患者の状態やニーズに合わせて、適切な作業療法のプログラムを作成し、実施します。作業療法士は、患者の身体機能の向上や精神機能の回復を促し、患者が社会に復帰していくことをサポートしています。
その他

供血者とは?知っておきたい輸血にまつわる用語

輸血とは、赤血球、白血球、血小板、血漿などの血液成分を、輸血される人(レシピエント)の血管に注入する医療行為です。輸血は、事故や手術などで出血した人、貧血の人、感染症などで血液の成分が不足している人などに行われます。 輸血には、同種輸血と自家輸血の2種類があります。同種輸血とは、他人の血液を輸血するもので、自家輸血とは、自分の血液を輸血するものです。自家輸血は、手術の前に自分の血液を採取しておき、手術中に出血したときにその血液を輸血するものです。 輸血には、感染症のリスクやアレルギー反応のリスクなど、いくつかのリスクがあります。そのため、輸血は、医師の指示のもと、慎重に行われる必要があります。
呼吸器

看護師に必須の用語『クスマウル呼吸』について

クスマウル呼吸とは、深く速い呼吸が規則正しく持続する異常呼吸である。一見して苦悶した状態を呈する呼吸様式である。クスマウル大呼吸ともいう。 クスマウル呼吸は、糖尿病性ケトアシドーシス、アルコール性ケトーシス、尿毒症、乳酸アシドーシスなどの代謝性アシドーシスを伴う疾患でみられることが多い。また、敗血症性ショック、心不全、肺塞栓症などの循環器疾患でもみられることがある。 クスマウル呼吸は、アシドーシスによって体内のpHが低下すると、それを補正するために呼吸が促進されることで起こる。呼吸が促進されると、肺胞から二酸化炭素が排出され、血液中の二酸化炭素濃度が低下する。すると、血液中のpHが上昇し、アシドーシスが改善される。 クスマウル呼吸は、アシドーシスの治療において重要な役割を果たしている。しかし、クスマウル呼吸が続くことで、呼吸性アルカローシスをきたすことがある。呼吸性アルカローシスになると、血液中のpHが上昇しすぎてしまい、様々な症状を引き起こす。そのため、クスマウル呼吸が続く場合は、医師の指示に従って治療を受ける必要がある。
検査・診断

看護師のバイブル!『ワイル・フェリックス反応』を徹底解説.

ワイル・フェリックス反応とは、リケッチア感染症に対して行われるスクリーニング検査である。リケッチアとは、細菌とウイルスの中間の性質を持つ微生物である。リケッチア感染症は、主にダニやノミなどの吸血昆虫によって媒介される感染症である。 ワイル・フェリックス反応は、リケッチア感染症患者の血清が、疾患に応じてプロテウス属(ヒトの腸内に常在するグラム陰性桿菌の一つ)のOX-19株、OX-2株、OX-K株に対して凝集素を持つという性質を利用して行われる。凝集素とは、粒子を集めて凝集させる抗体のことである。 ワイル・フェリックス反応は、以下の手順で行われる。 1. リケッチア感染症が疑われる患者の血清を採取する。 2. プロテウス属のOX-19株、OX-2株、OX-K株の菌体を懸濁液にする。 3. 患者血清と菌体懸濁液を混ぜて、37℃で一定時間反応させる。 4. 反応後、菌体懸濁液に凝集がみられるかどうかを調べる。 菌体懸濁液に凝集がみられる場合は、リケッチア感染症が疑われる。 ワイル・フェリックス反応は、リケッチア感染症のスクリーニング検査として有用である。しかし、ワイル・フェリックス反応は感度と特異性が低いため、確定診断には別の検査が必要である。
呼吸器

看護師に必須の用語『咳喘息』とは

-咳喘息とは何か- 咳喘息は、喘鳴(ぜんめい)や呼吸困難を伴わない慢性(8週間以上)の咳嗽(がいそう)が唯一の症状で、呼吸機能はほぼ正常、気道過敏性は軽度亢進、気管支拡張薬が有効という特徴をもつ喘息の亜型である。咳喘息は、喘息の一種であり、咳が主な症状である。喘息は、気管支が狭くなって呼吸がしづらくなる病気であり、咳、喘鳴、呼吸困難などの症状が現れる。喘息には、アレルギー性喘息と非アレルギー性喘息の2種類があり、咳喘息は、非アレルギー性喘息に分類される。咳喘息は、気管支が過敏になっていて、わずかな刺激でも咳が出やすくなるのが特徴である。咳喘息の症状は、咳が主な症状であるが、痰が絡むこともある。また、胸が締め付けられるような感じがしたり、息苦しさを感じたりすることもある。咳喘息は、気管支拡張薬やステロイド薬などの薬で治療することができる。
医療機器・設備・器具

知っておきたい心電図モニターの基礎知識

心電図モニターとは、心電図波形を持続的にモニター画面に表示する医療機器、またはそのシステムのことである。胸部と手足に電極を装着して心臓活動電位を計測し、そのデータを有線または無線でモニターに送信している。心電図モニターは、患者の心機能をモニタリングし、不整脈や心臓発作などの異常を早期に発見することができる。また、心電図モニターは、手術中の患者の心機能をモニタリングするためにも使用される。 心電図モニターは、主に以下の3つの部分で構成されている。 1. 電極患者の胸部と手足に装着して、心臓活動電位を計測する。 2. レコーダー電極から送信されたデータを記録する。 3. ディスプレイレコーダーに記録されたデータを波形として表示する。 心電図モニターは、患者の心機能をモニタリングし、不整脈や心臓発作などの異常を早期に発見することができる。また、心電図モニターは、手術中の患者の心機能をモニタリングするためにも使用される。
整形外科

看護師が知っておくべき『理学療法』基礎知識

-理学療法とは何か?- 理学療法とは、身体に障害のある者に対し、運動療法や物理療法などを用いて、基本的動作能力の回復を図る治療法である。理学療法は、医師の指示のもとで行われることが多く、理学療法士によって実施される。理学療法の目的は、障害のある方の基本的動作能力を回復させ、自立した生活を送れるようにすることである。理学療法は、脳卒中や骨折、関節炎、筋萎縮症などの様々な障害のある方に対して行われる。理学療法士は、患者の状態に合わせて、適切な運動療法や物理療法を選択し、実施する。運動療法には、関節可動域訓練、筋力増強訓練、バランス訓練、歩行訓練などがある。物理療法には、電気療法、温熱療法、水療法などがある。理学療法は、患者の状態に合わせて、長期にわたって行われることが多く、患者の回復をサポートする上で重要な役割を果たしている。
循環器

看護師に必須の用語『V3』って知ってる?

V3の役割 V3は、心臓の電気活動を捉えるために使用される胸部誘導の1つである。V2とV4の中点に位置し、緑色の電極を使用する。V3は、心臓の左室壁の電気活動を捉えるのに特に優れており、心筋梗塞や心筋炎などの心臓疾患の診断に役立つ。また、V3はペースメーカーの機能を評価するためにも使用される。 V3は、心臓の電気活動を捉えるために使用される重要な胸部誘導の1つである。他の胸部誘導と組み合わせて使用することで、心臓の様々な部位の電気活動を捉えることができ、心臓疾患の診断や治療に役立つ。
脳・神経

脊髄空洞症〜看護師が知るべき疾患〜

脊髄空洞症とは何か? 脊髄空洞症とは、脊髄の中に脳脊髄液が異常に多く溜まることで、脊髄が空洞状となる疾患のこと。脊髄とは脳からの命令を全身に伝える神経の束のこと。脳脊髄液は脳と脊髄を保護する液体である。脊髄空洞症は、頚髄や上側の胸髄に多い。 脊髄空洞症は、生まれつき(先天性)のものと、後に発症するもの(後天性)がある。先天性の脊髄空洞症は、胎児の時期に脊髄が正常に発育しなかったことが原因で起こる。後天性の脊髄空洞症は、外傷や感染症、腫瘍などによって脊髄が損傷したことが原因で起こる。 脊髄空洞症の症状は、空洞の場所や大きさによって異なる。代表的な症状は、手足のしびれや痛み、脱力、排尿障害などである。また、重症例では呼吸障害や心障害を引き起こすこともある。 脊髄空洞症の診断は、MRI検査で行う。MRI検査で脊髄に空洞があれば、脊髄空洞症と診断される。 脊髄空洞症の治療法は、空洞の大きさや症状によって異なる。軽症例では、保存療法が行われる。保存療法とは、薬物療法やリハビリテーションなどによって症状をコントロールする方法である。重症例では、手術が行われる。手術では、空洞を小さくしたり、空洞をドレナージしたりする。
耳鼻咽喉科

看護師に必須!舌下腺の基礎知識

舌下腺は、口腔底の粘膜直下、下顎骨の内面に位置する大唾液腺の一つです。顎下腺とは顎舌骨筋によって隔てられています。舌下腺の構造は、腺葉、排泄管、間質の3つからなる基本的な唾液腺の構造を持っています。 腺葉は、唾液を産生する部分で、腺房と腺管から構成されます。腺房は、杯細胞と非杯細胞という2種類の細胞で構成されています。杯細胞は、唾液を産生する細胞であり、非杯細胞は、杯細胞を支える細胞です。腺管は、唾液を排泄する管で、小腺管、中腺管、大腺管の3つに分かれています。小腺管は、腺房から唾液を集める管で、中腺管は、小腺管から唾液を集める管で、大腺管は、中腺管から唾液を集めて口腔内に排出する管です。 間質は、腺葉や排泄管を支持する組織で、血管、神経、リンパ管などが含まれます。 舌下腺の役割は、唾液を分泌することです。唾液は、食物の消化を助け、口内を清潔に保つ役割があります。また、唾液には、抗菌作用があり、口腔内の細菌の繁殖を防ぐ役割もあります。
循環器

看護師に必須!ニトログリセリンとは

ニトログリセリンとは、硝酸薬であり、血管拡張薬の一種です。内服すると肝臓で代謝され失活してしまうため、舌下錠や舌下スプレー、貼付剤、注射薬といった形で使用されます。ニトログリセリンは、心臓の冠動脈を拡張し、冠動脈血流を増やすことで、心筋の酸素需要を低下させ、狭心症の症状を緩和します。また、ニトログリセリンは、静脈を拡張し、静脈還流を増加させることで、心臓の負荷を軽減し、心不全の症状を緩和します。ニトログリセリンは、狭心症、心筋梗塞、心不全の治療に使用されます。
眼科

結膜下出血とは?症状と対処法を解説

結膜下出血とは、眼球の表面を覆う薄い膜である結膜に起こる出血のことです。白目の部分が赤くなるのが特徴で、痛みや違和感などの症状を伴うことがあります。結膜下出血の原因は様々ですが、外傷、感染症、アレルギー、高血圧、糖尿病などが挙げられます。また、抗凝固薬を服用している場合や、目の手術を受けた後に結膜下出血が起こることもあります。結膜下出血は、多くの場合1~2週間で自然に吸収されます。しかし、出血がひどい場合や、症状が長引く場合は、医師の診察を受ける必要があります。
検査・診断

看護師が知っておくべき生化学検査の基礎知識

生化学検査とは、臨床検査のうち、血液を使用する検体検査の一種です。血液の血清や血漿中に含まれる各種物質の濃度を生化学的手法で測定することで、全身状態、各臓器の状態を推測するものです。生化学検査は、健康診断や病気の診断、治療の経過観察など、さまざまな目的に使用されます。生化学検査で測定される項目は、肝機能、腎機能、脂質代謝、ホルモン、電解質、血糖値など多岐にわたります。これらの項目を測定することで、肝臓や腎臓などの臓器の状態、脂質代謝の異常、ホルモンバランスの乱れ、電解質の異常、血糖値の異常などを検出することができます。生化学検査は、血液を採取して行う検査のため、採血が必要です。採血は、腕の静脈から行うのが一般的です。採血した血液は、検査室に持ち込まれ、各種物質の濃度を測定します。生化学検査の結果は、通常、数日後に医師から説明されます。
内分泌・代謝・栄養

看護師に必須の用語『耐糖能』とは?

耐糖能とは、血糖値を正常に保つためのグルコース(ブドウ糖)の処理能力のことである。糖耐性ともいう。グルコースは、食物から摂取され、体内でエネルギー源として利用される。しかし、グルコースが多すぎると、血液中の糖濃度が高くなり、糖尿病の原因となる。耐糖能が高い人は、グルコースを効率的に処理することができ、糖尿病になりにくい。逆に、耐糖能が低い人は、グルコースを処理することができず、糖尿病になりやすい。 耐糖能は、遺伝的要因や生活習慣などによって決まる。遺伝的に耐糖能が低い人は、糖尿病になりやすいが、健康的な食事や運動を心がけることで、糖尿病の発症を予防したり、進行を遅らせたりすることができる。 耐糖能を調べる検査には、経口ブドウ糖負荷試験がある。この検査は、空腹時の血糖値を測定した後、ブドウ糖を摂取して、2時間おきに血糖値を測定する。血糖値の上昇と下降の具合から、耐糖能を評価する。