アレルギー・膠原病

看護師に必須の用語『蝶形紅斑』

蝶形紅斑とは、膠原病の一種である全身性エリテマトーデス(SLE)の患者に特徴的に現れる顔面の皮疹のことです。この皮疹は、両側の頬と鼻に広がる紅斑であり、ちょうど蝶が羽を広げている形に似ていることから、蝶形紅斑という名前がつけられました。蝶形紅斑は、SLEの患者のおよそ50%に現れる症状であり、SLEの診断基準の一つにもなっています。蝶形紅斑は、紫外線やストレス、感染症などをきっかけに悪化することがあります。治療法としては、ステロイド薬や免疫抑制剤などが用いられます。蝶形紅斑は、SLEの患者にとって、重要な症状の一つであり、早期発見と適切な治療が重要です。
循環器

クロピドグレルについて知っておきたいポイント

クロピドグレルは、プラークと呼ばれる血小板の塊が血管を塞いでしまうのを防ぐ薬です。心臓発作や脳卒中の発生率を低減するために使用されます。 クロピドグレルは、持続性血小板阻害剤またはP2Y12阻害剤として知られるタイプの薬です。血小板が凝固するのを防ぐことで作用します。クロピドグレルは、アスピリンと一緒に服用されることがよくあります。アスピリンは、血小板が凝固するのを防ぐ別の種類の薬です。クロピドグレルとアスピリンを一緒に服用することで、心臓発作や脳卒中のリスクをさらに低減することができます。 クロピドグレルは、通常、1日1回、食事に関係なく服用されます。この薬を服用している間は、多量のアルコールを摂取しないようにする必要があります。クロピドグレルは、出血のリスクを高める可能性があります。 クロピドグレルには、出血、あざ、鼻血、おなら、下痢などの副作用があります。これらの副作用は通常は軽度であり、数週間以内に消失します。ただし、重度の出血を経験した場合は、直ちに医師に相談する必要があります。 クロピドグレルは、一般に安全で効果的な薬ですが、一部の人には向いていない場合があります。クロピドグレルを服用する前に、医師に他の服用している薬、持っている病状、アレルギーについて知らせてください。
検査・診断

看護師の友!胃粘膜とは

胃と粘膜は密接に関連しており、胃の正常な機能を維持するために不可欠です。粘膜は胃の内側を覆う薄い組織層であり、胃液から保護する役割を果たしています。胃液は非常に酸性が強く、粘膜がなければ胃壁を損傷してしまいます。 粘膜はまた、胃酸を分泌する役割も担っています。胃酸は食物を分解し、殺菌作用も持っています。粘膜が正常に機能していなければ、胃酸の分泌が低下して消化不良や胃炎を引き起こすことがあります。 さらに、粘膜は胃の運動を調節する役割も担っています。胃は蠕動運動と呼ばれる運動をして、食物を消化・吸収しています。粘膜が正常に機能していなければ、蠕動運動が低下して胃もたれや嘔吐を引き起こすことがあります。 このように、胃と粘膜は密接に関連しており、胃の正常な機能を維持するために不可欠です。粘膜が損傷すると、胃の機能が低下してさまざまな症状を引き起こすことがあります。
職種・資格

看護師必見!パラメディカルとは?

パラメディカルとは、医師や歯科医師以外の医療従事者を指す言葉です。パラメディカルの「パラ(para)」には、側面や補強という意味があり、文字通り、医師や歯科医師といった医療担当者に対して補助をするスタッフを意味しています。パラメディカルスタッフとも呼ばれます。 パラメディカルには、さまざまな職種があります。その中でも代表的な職種として、看護師、助産師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、栄養士、ソーシャルワーカーなどがあげられます。 パラメディカルは、医師や歯科医師と協力して、患者の健康を維持・増進するための役割を担っています。患者の状態を把握し、適切なケアを提供したり、患者の家族に説明やサポートを行ったりします。また、医療機関の運営や管理にも携わっています。
呼吸器

看護師に必須!『ベンチレーター』とは?

ベンチレーターは、自発呼吸だけでは換気が不十分な患者を補助するための機械です。人工呼吸器や人工換気装置とも呼ばれます。ベンチレーターは、気道を介して肺に空気を取り込み、送り出すことで、患者の呼吸をサポートします。 ベンチレーターは、主に以下のような場合に使用されます。 * 呼吸器疾患による呼吸不全 * 神経筋疾患による呼吸不全 * 手術中や集中治療室での患者 * 意識障害や昏睡状態の患者 ベンチレーターは、患者の状態に合わせて様々な設定が行われます。例えば、呼吸回数、1回の呼吸量、酸素濃度などが設定されます。また、ベンチレーターは、患者の呼吸に合わせて自動的に調整される機能を備えているものもあります。 ベンチレーターを使用する際には、患者の状態を注意深く観察することが重要です。ベンチレーターの設定が適切でない場合、患者の状態が悪化することがあります。また、ベンチレーターを使用することで合併症が起こることがあります。主な合併症としては、肺炎、気胸、肺水腫などがあります。
略語

看護師に必須の用語『pH』

pHとは、その液体が酸性なのか、アルカリ性なのかを表す水素イオン濃度の指標です。pHの値は、0から14までの範囲で表され、7が中性、7未満が酸性、7より大きいのがアルカリ性です。血液中のpHは、肺の機能を反映する動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)と腎臓の機能を反映する重炭酸イオン(HCO3⁻)によって影響を受けます。 pHの値が7より低いと、酸性度が高くなります。酸性度は、組織や細胞を損傷させ、生命を脅かす可能性があるため、身体は血液のpHを正常な範囲に保つために様々な仕組みを持っています。 これらの仕組みには、肺による二酸化炭素の排出、腎臓による重炭酸イオンの排出、肝臓による代謝産物の処理などがあります。これらの仕組みが正常に機能している限り、血液のpHは正常な範囲に保たれます。
その他

看護師の必需品『カーデックス』

カーデックスとは、看護現場(主に病棟)で使われる記録類のひとつです。患者に関する情報や治療内容、実際に行われた処置、看護計画などを、患者ごとに1枚の紙にまとめ、病棟の患者全員分の用紙を専用ファイルにはさんだものです。申し送りと並ぶ、看護師間の情報伝達手段とされています。 カーデックスの語源は、本来、ファイルの1つの商品名でした。しかし、看護の現場でこのような特有の使い方をしたのが定着し、現在では記録方法の1つとして浸透したといわれています。カーデックスは、取り外しのできるカード(用紙)からできており、カードの端が一枚ごとに少しずつずれて見出しのようになっているので、そこに患者名などが書きこまれ、個々の患者のカードを開いて見る際に便利になっています。
呼吸器

看護師に必須の用語『捻髪音』とは

捻髪音とは、肺を聴診したときに聞こえる異常な呼吸音のうち、高音で細かな断続音を指します。吸気の後半に出現し、「パチパチ」、「バリバリ」、「ベリベリ」と表現されることが多いです。主に肺疾患の患者で多く聞かれ、気道内の貯留物と無関係なため、咳をしても、この音は消失しません。髪をこすり合わせる音に似ていることが、名前の由来とされています。 捻髪音は、肺の小さな気道が閉塞したり、炎症を起こしたりしていることが原因で生じます。肺気腫、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、肺炎、肺浮腫などの疾患で多く聞かれます。捻髪音は、肺の病気を診断するための重要な手がかりとなります。 捻髪音は、聴診器を使って肺を聴診することで確認できます。聴診器を患者の背中に当て、吸気と呼気を繰り返してもらうことで、捻髪音を聞くことができます。捻髪音は、肺のどの部分で聞こえるかによって、その原因となる疾患を推測することができます。 捻髪音は、肺の病気を診断するための重要な手がかりとなりますが、必ずしもすべての肺疾患で認められるわけではありません。また、捻髪音は、肺以外の疾患でも聞こえることがあります。そのため、捻髪音を聞いた場合は、必ず医師に相談して、詳しい検査を受けるようにしましょう。
血液・造血

看護師が知るべき全身性硬化症とは?

全身性硬化症の概要 全身性硬化症(全身性強皮症とも呼ばれる)は、全身性の結合組織の疾患です。結合組織は、体内の臓器や組織を支え、つなぎとめる役割を果たしています。全身性硬化症では、この結合組織が線維化して硬くなり、臓器や組織の機能が障害されます。 全身性硬化症は、比較的まれな病気で、10万人あたり2~3人に発症します。女性に多く、30~50代の年齢で発症することが多いです。 全身性硬化症の主な症状は、皮膚の硬化、関節痛、レイノー現象、肺線維症、腎障害などです。皮膚の硬化は、顔や手足から始まり、全身に広がることがあります。関節痛は、手足の関節に起こることが多く、痛みや腫れを伴うことがあります。レイノー現象とは、寒さやストレスによって手足の指先が白くなり、しびれや痛みを伴う症状です。肺線維症は、肺の組織が線維化して硬くなり、呼吸困難や咳などの症状を引き起こします。腎障害は、腎臓の機能が低下して、むくみや高血圧などの症状を引き起こします。 全身性硬化症は、進行性の病気で、治療法はありません。しかし、症状を緩和したり、進行を遅らせたりするための治療は可能です。治療法としては、薬物療法、理学療法、作業療法、栄養療法などが行われます。
その他

看護師が知っておくべき用語「DOS」

DOS(Disease Oriented SystemもしくはDoctor Oriented System)とは、疾患中心もしくは医師中心の医療システムという意味である。従来は医師が看護師等医療職の補助を得て、患者の疾患を診断・治療するという医療が行われていた。 DOSでは、医師が患者の疾患を診断し、それに基づいて治療方針を決定する。看護師は医師の指示に従って、患者のケアを行う。DOSでは、患者の全体的な状態や生活状況はあまり考慮されず、疾患の治療が中心となる。 近年は、患者を中心に据えた医療を提供するPOS(問題志向型システム、Patient Oriented SystemもしくはProblem Oriented System)へと変化しつつある。POSでは、医師や看護師が患者の問題を特定し、その問題を解決するための治療方針を決定する。
医療機器・設備・器具

現場の看護師が覚えておきたい!注射針の太さを表す「ゲージ」

ゲージとは、注射針の太さを表す単位のことである。Gと記す。数字が大きくなるほど、注射針の太さは細くなる。通常の採血や点滴で使われる注射針は21G~23G、献血で使用される注射針は17G~18G程度である。太い方が、より短時間に多くの液体を吸引することができる。一方、局所麻酔や予防接種など、薬液の皮下注射を行う場合は26G~27Gといった細い針を使う場合もある。 看護師は、患者の状態や治療内容に合わせて適切なゲージの注射針を選択することが重要である。例えば、採血や点滴を行う場合は、21G~23Gの注射針を使用することが多い。一方、局所麻酔や予防接種を行う場合は、26G~27Gの細い注射針を使用することがある。また、患者の血管が細い場合は、より細いゲージの注射針を使用することがある。 看護師は、ゲージと注射針の太さの関係を理解し、患者の状態や治療内容に合わせて適切な注射針を選択することが求められる。
産婦人科

続発性不妊症について

続発性不妊症とは、妊娠したことがあり、その後妊娠しない場合(児の有無は問わない)のことを指す。不妊症の患者の中には、続発性不妊症の人もいる。続発性不妊症の原因は様々で、男性側の原因と女性側の原因がある。男性側の原因としては、精子の減少や運動性の低下、精子の奇形などが挙げられる。女性側の原因としては、卵巣の機能低下や卵管の閉塞、子宮内膜症などが挙げられる。続発性不妊症の治療法は、原因によって異なる。男性側の原因の場合は、精子の採取や体外受精などの治療法がある。女性側の原因の場合は、卵巣の機能を改善する薬や、卵管の閉塞を解除する手術などの治療法がある。
救急・ICU

バイスタンダー:救急処置の重要性

バイスタンダーとは、けが人や急病人が発生した場合、その付近に居合わせた人のことです。救急隊が到着するまでの数分間にバイスタンダーが行う救急処置は、患者の予後や生存率を左右するとして重視されています。この際に行われる心肺蘇生処置(CPR)を特に「バイスタンダーCPR」と呼びます。 バイスタンダーCPRは、呼吸や心臓が停止した人に対して行われる一次救命処置です。バイスタンダーCPRは、呼吸と心臓のマッサージを交互に行うことで、患者の生存率を高めることができます。バイスタンダーCPRは、誰でも簡単に学ぶことができるので、多くの人がバイスタンダーCPRを習得しておくことが大切です。 バイスタンダーが担う役割は大きく、一次救命処置を適切に行うことで、患者の生存率を向上させることができます。また、バイスタンダーは、救急隊が到着するまでの間、患者の状態を監視し、必要な処置を施すことで、患者の状態を悪化させないようにすることも重要です。
循環器

看護師が知っておきたい『全末梢血管抵抗(SVR)』について

全末梢血管抵抗(SVR)とは、血管内で起こる、血液の流れへの抵抗のことである。末梢血管抵抗、体血管抵抗ともいう。SVRは、血管の収縮や拡張によって変化する。血管が収縮するとSVRは上昇し、血管が拡張するとSVRは低下する。SVRは、心臓から送り出される血液量(心拍出量)と、血管内の血液量(血流量)のバランスを保つために重要である。SVRが上昇すると、心臓から送り出される血液量が増加し、血圧が上昇する。SVRが低下すると、心臓から送り出される血液量が減少 し、血圧が低下する。SVRは、様々な要因によって影響を受ける。例えば、運動、ストレス、薬物、疾患などである。
医療機器・設備・器具

看護師に必須の用語『フォーリーカテーテル』

フォーリーカテーテルとは、膀胱留置用カテーテルの呼称です。尿道を介して膀胱内に留置され、尿を排出するための医療機器です。尿道に挿入し、膀胱内に留置する細い管状の医療機器であり、排尿困難や尿閉など、さまざまな泌尿器科の疾患や手術後に使用されます。留置後はバルーンに生理食塩水を注入し、膀胱内にカテーテルを固定します。 フォーリーカテーテルは、フランスの外科医であるフレデリック・フォーリーが開発したことに由来しています。フォーリーカテーテルは、尿道に挿入し、膀胱内に留置する細い管状の医療機器であり、排尿困難や尿閉など、さまざまな泌尿器科の疾患や手術後に使用されます。留置後はバルーンに生理食塩水を注入し、膀胱内にカテーテルを固定します。 フォーリーカテーテルは、さまざまな素材で作られており、それぞれにメリットとデメリットがあります。一般的には、ラテックス、シリコン、ポリウレタンなどの素材がよく使用されています。ラテックス製のカテーテルは、柔軟性があり、挿入しやすいという特徴がありますが、アレルギー反応を起こしやすいというデメリットもあります。シリコン製のカテーテルは、柔軟性があり、アレルギー反応を起こしにくいという特徴がありますが、ラテックス製のカテーテルよりも高価です。ポリウレタン製のカテーテルは、耐久性があり、感染症を起こしにくいという特徴がありますが、挿入しにくいというデメリットもあります。
検査・診断

看護師必須!遺伝子変異とは?

遺伝子変異とは、細胞が発がん物質や変異原物質にさらされることで、遺伝子の塩基配列に変化が起きることである。遺伝子の中で、タンパク質の合成に関わる遺伝子情報をコードする領域を「エクソン」、タンパクの合成を制御する部位を「イントロン」という。遺伝子変異は、エクソンやイントロンの塩基配列が変化することで起こる。遺伝子変異は、遺伝情報の変化を引き起こし、時に、機能低下や亢進など、タンパク質の機能の変化が起こる。変異原物質に関係なく遺伝子変異が起こることもある。
呼吸器

看護士必見! 乾性咳嗽とは? 原因と対策

乾性咳嗽とは、喀痰を伴わない乾いた咳のことです。咳は、喉の奥や気管支を刺激する物質が排出されるために起こる反射です。乾性咳嗽は、風邪、インフルエンザ、アレルギー、気管支炎、肺炎などの様々な原因で起こることがあります。 乾性咳嗽の症状は、乾いた咳、喉の痛み、声枯れなどです。また、胸の痛み、息切れ、喘鳴を伴うこともあります。乾性咳嗽は、通常は数日から数週間で治りますが、数ヶ月続くこともあります。 乾性咳嗽が続く場合は、医師の診察を受けることが大切です。医師は、乾性咳嗽の原因を特定し、適切な治療法を処方します。乾性咳嗽の治療法は、原因によって異なりますが、一般的には、鎮咳薬や抗ヒスタミン薬、気管支拡張薬などが使用されます。
循環器

看護師が知っておきたい心係数の重要性とは?

心係数とは、心拍出量を個々人の体格差を補正するために、体表面積当たりに換算した心機能を表す指標である。血行動態学を把握する指標の一つである。単位はL/min/m2を用いる。心係数は、心拍数と1回の心拍出量を掛け合わせて計算する。心拍数は、1分間の心臓の拍動数であり、心拍出量は、1回の心拍で心臓から送り出される血液の量である。心係数は、個人の体格に関係なく、心機能を評価することができるため、臨床現場において広く用いられている。心係数は、正常値は2.5~4.0L/min/m2である。心係数が正常範囲よりも低い場合、心不全や心筋症などの心臓疾患が疑われる。また、心係数が正常範囲よりも高い場合、甲状腺機能亢進症や貧血などの疾患が疑われる。
産婦人科

看護師が知っておきたい!原発性不妊症について

原発性不妊症とは、不妊症のなかで一度も妊娠の成立のない場合を指します。不妊症は、妊娠を希望するカップルが1年間、避妊せずに性交渉を行っても妊娠しない状態を指しますが、原発性不妊症は、その中でも一度も妊娠したことがない状態を指します。原発性不妊症の原因は、男性側と女性側に分けることができます。男性側では、精子の数が少ない、精子の運動率が低い、精子の形態が悪いなどが原因となることが多く、女性側では、卵管が詰まっている、子宮筋腫がある、子宮内膜症があるなどが原因となることが多くあります。原発性不妊症の治療法は、原因によって異なりますが、男性側では、精子を増やす薬を服用したり、精子を人工的に受精させたりする治療法があります。女性側では、卵管を詰まらせているものを取り除いたり、子宮筋腫や子宮内膜症を手術したりする治療法があります。また、体外受精や顕微授精などの生殖補助医療を行うことで、妊娠を成功させることができます。
腎・泌尿器

副腎とは?役割やホルモンについて解説

副腎は、腎臓の上端に位置する臓器で、ホルモンを分泌する役割を担っています。ホルモンとは、体のさまざまな組織や器官に働きかける化学物質のことで、体の機能を調整する役割をしています。副腎が分泌するホルモンには、アドレナリン、ノアドレナリン、アルドステロン、コルチゾールなどがあります。 副腎は、体のストレス反応に関わるホルモンを分泌しています。ストレスを感じると、副腎はアドレナリンやノアドレナリンを分泌します。これらのホルモンは、心拍数や呼吸数を上昇させ、筋肉を緊張させ、血糖値を上昇させます。これらの反応は、体がストレスに備えるために必要な反応です。 副腎は、体の水分や電解質のバランスを調整するホルモンを分泌しています。副腎は、アルドステロンを分泌しています。アルドステロンは、ナトリウムを体内に保持し、カリウムを体外に排出する働きがあります。これらの働きにより、体の水分や電解質のバランスが調整されています。 副腎は、体の代謝を調整するホルモンを分泌しています。副腎は、コルチゾールを分泌しています。コルチゾールは、糖質、脂質、タンパク質の代謝を調整する働きがあります。また、コルチゾールは、免疫系を抑制する働きもあります。
組織・制度

救命の黄金の1時間『JPTEC』とは何か?

JPTECとは、外傷を負った患者さんの救命率を向上させるために作られたプログラムです。救急救命士などが受講し、病院前での外傷の初期対応について学びます。JPTECの目的は、外傷による死亡を防ぐことです。外傷による死亡は、適切な処置を受けられなかった場合、多くが防げた可能性があります。JPTECでは、外傷の初期対応の標準化を図り、重症患者の救命率を改善することを目指しています。JPTECは、外傷の初期対応の重要性を認識し、適切な処置を行うことができる救急救命士を育成することで、外傷による死亡を防ぐことに貢献しています。
内分泌・代謝・栄養

看護師に必須!『満月様顔貌』について知っておこう

満月様顔貌とは、顔に脂肪が沈着して満月のように丸くなった状態のことである。ムーンフェイスとも呼ばれる。満月様顔貌は、ステロイド薬の副作用として現れることが多い。ステロイド薬は、炎症を抑える効果があるため、喘息やリウマチなどの治療に使用される。しかし、ステロイド薬を長期にわたって服用すると、満月様顔貌などの副作用が現れることがある。満月様顔貌は、ステロイド薬の服用を中止することで改善することが多い。しかし、ステロイド薬を中止しても改善しない場合は、手術で脂肪を吸引するなどの治療が必要になることもある。
整形外科

看護師が知っておきたい『ガングリオン』について

ガングリオンとは、主に手足の関節にできる腫瘤のことです。内部はゼリー状の液体が溜まっており、その多くは良性です。関節包や腱鞘のある部分から発生し、エコーでみると内部は低エコーの病変に見えるのが特徴です。ガングリオンは、手首、足首、膝、足首などによく見られます。ガングリオンの原因は、関節や腱鞘の使いすぎや外傷などと考えられていますが、はっきりとしたことはわかっていません。ガングリオンの症状は、腫れや痛み、しびれなどです。ガングリオンが大きくなると、神経や血管を圧迫して、さらに強い痛みやしびれを引き起こすことがあります。治療法は、保存療法と手術療法があります。保存療法は、ガングリオンを固定したり、薬を塗ったりする治療法です。手術療法は、ガングリオンを切除する治療法です。
脳・神経

看護師が知っておきたい錐体外路症状とは

錐体外路症状とは、錐体外路の障害で生じた症状のことです。錐体外路は、錐体路以外の全ての中枢神経系の経路のことで、姿勢・運動に対する基本的かつ無意識的な運動をコントロールし、運動が円滑に行うことができるように筋緊張などを調節しています。錐体外路症状は、自分の意思とは関係なく症状が出現し、不随意運動による症状と筋緊張の異常を認め、明らかな運動麻痺が無いことが特徴です。 錐体外路症状には、ジスキネジア(不随意運動)、ジストニア(持続的な筋収縮)、アカシジア(安静時にジッとしていられない)、ブラジキネジア(運動の遅延)、無動症状(自発的な運動ができない)などがあります。錐体外路症状は、パーキンソン病、ハンチントン病、レビー小体型認知症、多系統萎縮症など、さまざまな神経変性疾患でみられます。また、抗精神病薬の副作用として錐体外路症状が出現することもあります。