脳・神経

看護師が知っておくべき『肋間神経痛』のすべて

肋間神経痛とは、肋間神経が何らかの原因で障害されて生じる突発性の痛みのことをさす症状名である(疾患名ではない)。肋間神経は、胸髄から出て、12対の肋骨に沿って走行する神経である。 肋間神経痛は、肋骨の間に鋭い痛みや灼熱痛、刺すような痛み、締め付けられるような痛みなどの症状を引き起こす。また、痛みは呼吸や咳、くしゃみ、運動などの動作によっても誘発される。 肋間神経痛の原因は、外傷、肋骨の骨折、ヘルニア、腫瘍、ウイルス感染症などさまざまである。また、原因不明の肋間神経痛もある。 肋間神経痛の診断は、医師による問診と身体診察、レントゲン検査やCT検査、MRI検査などによって行われる。 肋間神経痛の治療は、原因に応じて行われる。例えば、外傷による肋間神経痛の場合は、患部の安静と鎮痛剤の服用などが行われる。ウイルス感染症による肋間神経痛の場合は、抗ウイルス薬の服用などが行われる。 肋間神経痛は、適切な治療を受ければ、多くの場合、数週間から数カ月で回復する。しかし、中には、慢性化して長期間にわたって痛みが続くケースもある。
呼吸器

NPPVとは?使い方と禁忌を解説

NPPVの長所と短所 NPPVの長所は、挿管せずに気道に陽圧をかけ換気をさせることができることです。これにより会話なども可能であり、鎮静剤などによる鎮静をかける必要がなくなります。また、NPPVはマスクを装着するだけなので使用は簡便です。 一方、NPPVの短所は、マスクの圧迫や押される空気による不快感などがあります。また、マスク装着の圧迫により顔面に皮膚潰瘍などを生じることもあるため、注意が必要です。
医療機器・設備・器具

新生児特定集中治療室(NICU)とは?

新生児特定集中治療室(NICU)とは、何らかの疾患のある新生児を集中的に管理・治療するための部屋・部門のことである。保育器や人工呼吸器、心拍数を監視する機器、子ども用の点滴器具などを備えており、早産児や低出生体重児、先天性心疾患を患った新生児がNICUの対象となる。NICU(Neonatal Intensive Care Unit)の略語で呼ばれることが多く、日本では1970年代頃から導入が開始された。 NICUは、新生児の命を守るために必要な高度な医療を提供することができる施設である。NICUには、新生児の病状をモニターするための機器や、人工呼吸器、保育器などが備えられている。また、NICUには、新生児をケアする専門的な医師や看護師が常駐している。 NICUは、新生児の命を守るために重要な役割を果たしている。しかし、NICUでの治療は、新生児やその家族にとって大きな負担となることもある。NICUに入院している新生児の両親は、我が子の病気を心配し、NICUでの治療に疲れ果ててしまうことも少なくない。そのため、NICUのスタッフは、新生児の両親をサポートし、NICUでの治療を乗り越えるための援助を行うことが大切である。
血液・造血

看護師が知っておきたいアテロームとは

アテロームとは、動脈の内膜に蓄積・沈着した堆積物のことです。プラーク、粥腫とも呼ばれます。マクロファージや脂質、カルシウム、結合組織などが構成成分となります。沈着が進むと次第に動脈内腔の狭小化を来し、末梢側の血流障害を起こします。アテロームは、突然破綻することもあり、その場合は動脈の遠位側は突然血流が障害され、梗塞に陥ります。 アテロームは、動脈硬化の初期段階に形成されます。動脈硬化は、動脈が硬くなったり狭くなったりする病気です。アテロームが形成されると、動脈の内腔が狭くなり、血流が流れにくくなります。血流が流れにくくなると、末梢側の組織や臓器に酸素や栄養素が十分に供給されなくなり、さまざまな症状を引き起こします。 アテロームの主な原因は、高血圧、高脂血症、糖尿病、喫煙、肥満などです。これらの危険因子をコントロールすることで、アテロームの形成を予防することができます。
呼吸器

看護師必須!誤嚥とは?症状や原因、予防法も紹介

-誤嚥とは- 誤嚥とは、飲み込んだ飲食物や異物などが誤って気管に入ってしまうことを指す。誤嚥は、誰でも起こり得ることだが、特に高齢者や寝たきり患者、嚥下障害がある人などは誤嚥を起こしやすい。誤嚥を起こすと、肺炎や窒息などの重篤な合併症を引き起こす可能性がある。 誤嚥の原因としては、以下のものが挙げられる。 * 嚥下障害飲み込む力が弱まることで、飲み込んだものが気管に入ってしまう。 * 意識障害意識が低下していると、飲み込む力が低下したり、気管の保護機能が働かなくなったりすることがある。 * 誤嚥性肺炎誤嚥によって気管に異物が入り、炎症を起こす。 * 窒息誤嚥によって気管が塞がれてしまい、呼吸ができなくなる。 誤嚥を予防するためには、以下のことに注意することが大切である。 * 嚥下障害がある人は、食事の姿勢や食べ物の種類に注意する。 * 意識障害がある人は、気管内チューブを挿入するなどの処置を行う。 * 誤嚥性肺炎を予防するためには、肺炎球菌ワクチンやインフルエンザワクチンの接種を受けることが大切である。 * 窒息を予防するためには、食べ物や異物を口に入れないように注意する。
循環器

看護師に知っておいてほしい!心電図とその重要性

心電図とは、心臓が拍動する際に生じる心筋細胞の電気的興奮を体表面の電極で波形として記録するものである。心電図は、心臓の異常を診断するために使用される重要な検査である。 心電図は、心臓の機能を評価するために使用される非侵襲的な検査である。心電計と呼ばれる機械を使用して行われ、体の特定の場所に電極を配置することによって、心臓の電気活動を記録する。 心電図は、心臓の電気的異常を検出するために使用される。これらの異常には、不整脈、心筋梗塞、心肥大、心筋炎などがある。心電図は、心臓の機能を評価するためにも使用される。これらの評価には、心臓の拍動数、心臓の収縮力、心臓の電気伝導速度などがある。 心電図は、心臓の異常を診断するために使用される重要な検査である。心電図は、非侵襲的な検査であり、短時間で簡単に実施することができる。心電図は、心臓の電気的異常を検出するために使用され、心臓の機能を評価するためにも使用される。
産婦人科

看護師が知っておくべき子宮内膜症の知識

子宮内膜症とは、子宮腔内面以外の場所で子宮内膜様組織が発生し、疼痛や不妊等の症状を引き起こす疾患である。子宮内膜症は、子宮筋層、卵巣、卵管、腹膜など、子宮以外の様々な場所に発生し、痛みや不妊だけでなく、月経異常や排便痛、性交痛などの症状を引き起こすこともある。子宮内膜症は、月経血が逆行して子宮以外の場所に流れ着き、そこで子宮内膜組織が発生することによって起こると考えられている。子宮内膜症は、子宮腺筋症や子宮外妊娠と混同されることがあるが、いずれも異なる疾患である。子宮腺筋症は、子宮筋層内に子宮内膜様組織が発生する疾患であり、子宮外妊娠は、受精卵が子宮腔内ではなく、子宮以外の場所に発生する疾患である。
感染

看護師必見!中枢性免疫寛容とは?

中枢性免疫寛容とは、免疫寛容の一種であり、自己抗原を異物として認識しない能力を獲得するしくみのことです。自己抗原とは、生体内で産生されるタンパク質や糖タンパク質などで、正常な免疫応答の標的となるべきものではありません。しかし、自己抗原が免疫系に提示されると、自己免疫疾患を引き起こす可能性があります。 中枢性免疫寛容は、主に胸腺で行われます。胸腺は、胸部の真ん中に位置する臓器で、T細胞の成熟に関与しています。T細胞は、免疫系の中で重要な役割を果たす白血球の一種であり、自己抗原を認識して排除する働きを持っています。 胸腺では、T細胞が自己抗原にさらされます。自己抗原を認識したT細胞は、アポトーシスと呼ばれる細胞死を起こして排除されます。このアポトーシスによって、自己抗原を認識するT細胞が免疫系から排除され、自己免疫疾患を引き起こすことが防がれます。 中枢性免疫寛容は、自己免疫疾患を防ぐために重要なしくみです。中枢性免疫寛容が破綻すると、自己抗原を認識したT細胞が免疫系から排除されずに残ることがあります。この結果、自己免疫疾患が発症する可能性が高くなります。
脳・神経

項部硬直とは?原因や症状、治療法を解説

項部硬直とは、仰臥位の患者の頭部を持ち上げると抵抗がある診察所見を指す。髄膜刺激症状の一つで、髄膜炎などの診断に用いる。 項部硬直は、髄膜が炎症を起こしているときに起こる。髄膜は、脳と脊髄を覆う膜で、脳脊髄液で満たされている。脳脊髄液は、脳と脊髄を保護する役割をしている。 髄膜炎になると、髄膜が炎症を起こして腫脹する。腫脹した髄膜は、脳脊髄液の流れを妨げるため、脳脊髄液が脳や脊髄に貯留する。この状態を髄膜炎と呼ぶ。 髄膜炎の症状には、頭痛、発熱、悪心、嘔吐、意識障害などがある。項部硬直は、髄膜炎の初期症状の一つで、髄膜炎の診断に用いられる。 項部硬直は、髄膜炎以外にも、脳腫瘍、脳出血、脳梗塞などの疾患でも起こりうる。そのため、項部硬直が認められた場合は、髄膜炎以外の疾患も考慮して診断を行う必要がある。
脳・神経

知っておきたい看護師必須の『疼痛』について

疼痛とは、痛みのことである。痛みは、皮膚や粘膜、骨膜、内蔵の自由神経終末が刺激されて起こる。疼痛には、外的刺激から危険を察知し、身体を守る防御反応と、身体に異常があることを知らせる警告の2つの役割がある。 疼痛は、急性疼痛と慢性疼痛の2つに分けられる。急性疼痛は、突然起こり、短期間で治まる痛みである。慢性疼痛は、3か月以上続く痛みである。慢性疼痛は、がん、関節リウマチ、変形性関節症などの疾患が原因となることが多い。 疼痛は、身体的な症状だけでなく、精神的な症状も引き起こすことがある。疼痛があると、不安、抑うつ、不眠などの症状が出ることがある。また、疼痛は、日常生活に支障をきたすことがある。疼痛があると、仕事や家事、趣味などができなくなることがある。 疼痛の治療には、薬物療法、理学療法、作業療法、心理療法などがある。疼痛の治療は、疼痛の原因によって異なる。
血液・造血

看護師に必須の用語『交差適合試験』について

交差適合試験とは、患者に提供されたドナーの血液製剤が適合するか判断するための検査のことである。クロスマッチ、クロスマッチ(ング)テストともいう。血液型が同じであっても、赤血球表面の抗原が異なる場合がある。この場合、ドナーの赤血球が患者の血漿と混ざると、抗原と抗体が反応して赤血球が破壊されてしまう。これを溶血反応という。交差適合試験は、溶血反応が起こらないことを確認するために実施される。 交差適合試験には、以下の2種類がある。 * -主要交差適合試験-患者の血漿とドナーの赤血球を混ぜて、溶血反応が起こらないことを確認する検査である。 * -副交輸試験-患者の血漿とドナーの血漿を混ぜて、溶血反応が起こらないことを確認する検査である。 交差適合試験は、輸血の前に必ず実施される。交差適合試験の結果が適合していると判断されれば、輸血が行われる。
血液・造血

看護師が知っておきたいサイトカインの基礎知識

サイトカインは、細胞同士の情報伝達作用を持ち、特異的な受容体に結合することで、免疫反応の増強、制御、細胞増殖、分化の調節などを行うホルモン様タンパク質です。サイトカインは、様々な種類の細胞によって合成され、狭い範囲の近傍の細胞にのみ作用することが特徴です。サイトカインは、免疫系、炎症系、造血系、神経系など、様々な生理機能に関与しています。サイトカインは、その作用により、炎症性サイトカイン、抗炎症性サイトカイン、増殖因子、分化因子、免疫調節因子など、様々なグループに分類されます。サイトカインは、細胞の増殖、分化、活性化、アポトーシスなど、様々な細胞機能に関与しています。サイトカインは、感染症、炎症、アレルギー、自己免疫疾患、癌など、様々な疾患に関与しています。
検査・診断

看護師に必須の検査「ワイル・フェリックス反応」

ワイル・フェリックス反応とは、リケッチア感染症に対して行われるスクリーニング検査です。リケッチア感染症患者の血清は、疾患に応じてプロテウス属(ヒトの腸内に常在するグラム陰性桿菌の一つ)のOX-19株、OX-2株、OX-K株に対して凝集素を持つことが知られています。この性質を生かし、凝集反応の有無によって診断する検査がワイル・フェリックス反応です。 ワイル・フェリックス反応は、1916年にオーストリアの医師ワイルとイギリスの細菌学者フェリックスによって開発されました。この検査は、チフス、パラチフス、ロッキー山紅斑熱などのリケッチア感染症の診断に広く使用されてきました。しかし、近年では、より特異性の高い検査法が開発されたため、ワイル・フェリックス反応の使用頻度は減少しています。 ワイル・フェリックス反応は、比較的簡便な検査であり、短時間で結果が得られるという利点があります。しかし、他のリケッチア感染症との交差反応を起こすことがあるため、診断の確定には他の検査との併用が必要となります。
その他

看護師の必須用語『心肺蘇生法』

心肺蘇生法とは、呼吸や心臓が停止している患者に対して行う蘇生法のことです。呼吸も心臓も止まってしまうと、脳へ酸素を送ることができずに脳死してしまう危険性があるため、酸素供給を維持する目的で行われます。心肺蘇生法は、特に救急車を呼んでから救急隊が到着するまでの間に行われることが多いです。心肺蘇生を行うか行わないかによって、その後に助かる確率が大きく変わります。呼吸停止や心停止に陥るとわずか数分で不可逆的な状態に陥るため、周辺にいる人(バイスタンダー)が救急隊の到着前に早急に心肺蘇生を行うことが大切です。
検査・診断

看護師に必須の用語『樹状細胞』

樹状細胞は免疫系において極めて重要な役割を果たす細胞です。それは、異物の特徴をT細胞に提示し、免疫応答を引き起こします。樹状細胞は、血液や組織中に存在し、異物を貪食してその断片を細胞表面に表示します。T細胞はこれらの断片を認識し、それに基づいて免疫応答を開始します。樹状細胞はまた、免疫寛容を維持する役割も担っています。免疫寛容とは、自己の成分に対して免疫応答が起こらないようにする仕組みです。樹状細胞は、自己の成分をT細胞に提示する際に、その成分が自己であることを示すシグナルを発信します。これにより、T細胞は自己の成分を攻撃しないように抑制されます。
医療機器・設備・器具

看護師必須用語『水治療法』とは?効果や方法を知ろう

水治療法とは、水を使用した物理療法の一種です。水を蒸気や氷などに形態を変えたり、温水、冷水など様々に温度を変えて患部を刺激する治療法です。水の浮力や水圧、流体抵抗などを利用した水中運動も水治療に含まれます。 水治療法は、古くから行われてきた伝統的な治療法の一つです。紀元前4世紀頃には、古代ギリシャの医師ヒポクラテスが水治療法を用いていたという記録が残っています。その後、19世紀にはドイツの医師ヴィンセント・プリースニッツが水治療法を体系化し、現代の水治療法の基礎を築きました。 水治療法は、様々な疾患や症状の治療に用いられています。例えば、関節炎、筋肉痛、神経痛、頭痛、不眠症、消化器系の疾患、呼吸器系の疾患、泌尿器系の疾患、皮膚疾患などです。また、水治療法は、ストレス解消やリラクゼーションにも効果的です。 水治療法には、様々な種類があります。主な種類としては、温水浴、冷水浴、交代浴、水マッサージ、水圧マッサージ、水中運動などがあります。温水浴は、温かいお湯に浸かることで、血行を促進し、筋肉をリラックスさせる効果があります。冷水浴は、冷たい水に浸かることで、痛みを軽減し、炎症を抑える効果があります。交代浴は、温水浴と冷水浴を交互に行うことで、血行を促進し、筋肉をほぐす効果があります。 水マッサージは、水流を患部に当ててマッサージを行うことで、筋肉をほぐし、痛みを軽減する効果があります。水圧マッサージは、水の圧力を利用して患部をマッサージを行うことで、血行を促進し、痛みを軽減する効果があります。水中運動は、水中で運動を行うことで、関節や筋肉に負担をかけずに運動することができ、リハビリテーションにも効果的です。
産婦人科

看護師に必須の用語『ワ氏』とは?

梅毒は、梅毒トレポネーマという細菌によって引き起こされる、感染症です。梅毒に感染した人から、性行為などによって感染する性感染症です。梅毒は、初期段階には、性器に潰瘍ができることがありますが、無症状の場合も多くあります。進行すると、皮膚の発疹、リンパ節の腫れ、発熱、関節痛、頭痛などの症状が現れます。さらに進行すると、心臓や脳、神経などに障害が現れることもあります。 梅毒の感染を発見するために、梅毒トレポネーマの抗体があるかどうかを調べる検査が、ワッセルマン検査です。ワッセルマン検査は、1906年にドイツの細菌学者アウグスト・フォン・ワッセルマンによって開発されました。ワッセルマン検査は、梅毒の診断に広く使用されてきましたが、近年では、より正確な検査法が開発されているため、使用されることは少なくなっています。 ワ氏とは、梅毒の患者を指す言葉です。ワ氏の由来は、ワッセルマン検査にあります。ワッセルマン検査は、梅毒の診断に広く使用されていたため、梅毒の患者を「ワ氏」と呼ぶようになりました。ワ氏は、梅毒の患者を差別する言葉として使用されることもあります。
脳・神経

看護師が知っておきたい錐体外路症状とは

錐体外路症状とは、錐体外路の障害で生じた症状のことです。錐体外路は、錐体路以外の全ての中枢神経系の経路のことで、姿勢・運動に対する基本的かつ無意識的な運動をコントロールし、運動が円滑に行うことができるように筋緊張などを調節しています。錐体外路症状は、自分の意思とは関係なく症状が出現し、不随意運動による症状と筋緊張の異常を認め、明らかな運動麻痺が無いことが特徴です。 錐体外路症状には、ジスキネジア(不随意運動)、ジストニア(持続的な筋収縮)、アカシジア(安静時にジッとしていられない)、ブラジキネジア(運動の遅延)、無動症状(自発的な運動ができない)などがあります。錐体外路症状は、パーキンソン病、ハンチントン病、レビー小体型認知症、多系統萎縮症など、さまざまな神経変性疾患でみられます。また、抗精神病薬の副作用として錐体外路症状が出現することもあります。
組織・制度

看護師が知っておくべきCROの役割

CROとは、受託臨床試験機関のことです。CROは、製薬会社から臨床試験の業務を受託して実施する企業です。臨床試験とは、新薬の有効性や安全性を確認するために、ヒトを対象に行われる試験のことです。製薬会社は、新薬を開発する際に、臨床試験を実施して、新薬の有効性や安全性を確認する必要があります。しかし、製薬会社は自社だけで臨床試験を実施することはできません。そのため、CROに臨床試験の業務を委託します。CROは、製薬会社から臨床試験を委託されると、臨床試験を実施する施設に臨床試験を実施するためのスタッフを派遣します。また、臨床試験の結果を収集して、製薬会社に報告します。CROは、製薬会社が新薬を開発する際に、重要な役割を果たしています。
医療機器・設備・器具

グラインダーとは?~用途や特徴を徹底解説~

グラインダーとは、分厚くなった爪や皮膚を研磨して治療するための用具です。爪白癬(そうはくせん)や胼胝(べんち・たこ)、疣贅(いぼ)、爪甲鉤彎症(そうこうわんしょう)などの治療に使用されます。グラインダーは、電気モーターで駆動される回転砥石で、研磨剤を塗布して使用します。研磨剤には、ダイヤモンドパウダーや酸化アルミニウムなどがあり、爪や皮膚の状態に合わせて使い分けます。グラインダーは、爪や皮膚を削ることで、肥厚を軽減したり、表面を滑らかにしたりする効果があります。また、爪白癬の場合には、爪の表面を削ることで、抗真菌薬の浸透性を高める効果があります。グラインダーは、医療機関だけでなく、美容サロンやネイルサロンでも使用されています。
検査・診断

マンモグラフィーとは?乳がん早期発見に欠かせない検査

マンモグラフィーは、乳房専用のX線撮影であり、乳がんの早期発見のための主要な画像診断法である。乳房を圧迫して撮影することで、乳房内のより細かい組織の変化をとらえることができる。また、マンモグラフィーは、乳房を圧迫して撮影するため、痛みを伴う場合もあるが、乳房を圧迫することで、乳房内のより細かい組織の変化をとらえることができる。 マンモグラフィーは、乳房内の微小な石灰化や腫瘤を検出することができ、乳がんの早期発見に有効である。マンモグラフィーは、40歳以上の女性を対象に、2年に1回の定期検診が推奨されている。 マンモグラフィーは、乳がんの早期発見に有効な検査法であるが、すべての乳がんを検出できるわけではない。また、マンモグラフィーでは、良性腫瘤と悪性腫瘤を区別することが困難な場合もある。そのため、マンモグラフィーで異常が疑われる場合は、細胞診や組織検査など、さらに詳しい検査が必要となる場合がある。
精神科

看護師に必須の用語『不穏』について

看護師に必須の用語『不穏』 不穏とは、周囲への警戒心が強く、落ち着きがなく興奮している状態である。不穏は、認知症やせん妄、精神疾患などのさまざまな原因によって引き起こされる。 不穏の症状には、以下のようなものがある。 ・落ち着きがない ・歩き回る ・叫ぶ ・暴れる ・物を投げる 不穏は、患者自身や周囲の人を傷つける危険がある。そのため、不穏の患者に対しては、適切な看護ケアを行う必要がある。不穏の看護ケアには、以下のようなものがある。 ・患者を落ち着かせる ・患者の安全を確保する ・不穏の原因を特定する ・不穏の原因を治療する ・患者の家族や介護者と協力する 不穏は、適切な看護ケアを行えば、改善することができる。不穏の患者に対しては、忍耐強く、思いやりのある看護ケアを行うことが大切である。
腎・泌尿器

看護師必見!持続的血液濾過透析法(CHDF)解説

持続的血液濾過透析法(Continuous Hemodiafiltration CHDF)とは、24時間以上、持続的に血液濾過透析を行う、血液浄化法です。従来の血液透析は、血液を体外に取り出して、血液中の老廃物や水分を取り除いてから、血液を体内に戻すという方法でしたが、持続的血液濾過透析法は、血液を体外に取り出さずに、血液中の老廃物や水分を直接除去する、新しい血液浄化法です。 持続的血液濾過透析法は、心臓や血管への影響が少ないのが特徴です。従来の血液透析は、血液を体外に取り出すために、血液をポンプで送らなければなりません。そのため、心臓や血管に負担がかかってしまいます。一方、持続的血液濾過透析法は、血液を体外に取り出さないため、心臓や血管への負担が少ないのです。 持続的血液濾過透析法は、多臓器不全・急性腎不全・肝不全・急性薬物中毒など、急性血液浄化が必要な患者に適応されます。従来の血液透析では、治療時間が短いため、急性血液浄化には不向きでした。しかし、持続的血液濾過透析法は治療時間が長いため、急性血液浄化に適しています。 持続的血液濾過透析法は、ICUで行うのが一般的です。ICUは、集中治療室のことで、重篤な患者が入院している病棟です。持続的血液濾過透析法は、重篤な患者に適した血液浄化法であるため、ICUで行われることが多いのです。
血液・造血

看護師必携『血液型』を徹底解説!

血液型とは、赤血球膜の表面に存在する抗原により分類される血液の型のことである。血液型は遺伝によって決定され、生後から死ぬまで変化することはない。血液型には、ABO式血液型とRh式血液型の2種類がある。ABO式血液型は、A型、B型、AB型、O型の4種類に分類される。A型はA抗原のみを、B型はB抗原のみを、AB型はA抗原とB抗原の両方を、O型はA抗原もB抗原も持たない。Rh式血液型は、Rh因子を持っているかどうかによってRh陽性とRh陰性に分類される。 Rh因子はA抗原やB抗原のように赤血球膜の表面に存在する抗原の一つである。血液型は、輸血の際に重要となる。輸血を行う際には、輸血する側の血液型と輸血を受ける側の血液型を一致させる必要がある。もし、血液型が一致していないと、輸血を受けた側の体内で輸血した血液を攻撃する抗体が産生され、輸血を受けた側の体に重大な合併症を引き起こすことがある。