内分泌・代謝・栄養

看護師が知っておくべき甲状腺に関する基礎知識

甲状腺とは、気管の前面にある蝶のような形をした内分泌腺です。大きさは縦横ともに4~5cmほどで、重さは15~20gほどです。甲状腺は、濾胞細胞と傍濾胞細胞で構成されており、濾胞細胞は甲状腺ホルモンを分泌し、傍濾胞細胞はカルシトニンを分泌します。甲状腺ホルモンは、全身の代謝を高めたり、交感神経を興奮させたりする働きがあります。また、胎児や小児の成長や発達にも関与しています。カルシトニンは、血中カルシウム濃度を調整する働きがあります。
皮膚科

看護師に必須!発疹について知っておくべき基礎知識

発疹とは、皮膚に現れる異常な変化の総称です。発疹は、様々な原因によって引き起こされる可能性があり、その種類も様々です。発疹には、赤み、腫れ、痛み、かゆみなどの症状を伴う場合があります。発疹は、健康な皮膚に最初に現れるもの(原発疹)と、他の発疹から二次的に生じるもの(続発疹)に大別されます。原発疹は、皮膚に直接ダメージを与えることによって引き起こされる発疹です。続発疹は、原発疹から二次的に生じる発疹であり、皮膚に直接ダメージを与えることなく引き起こされます。発疹は、皮膚のトラブルだけでなく、全身の病気が原因で生じる場合もあります。発疹が続く場合は、早めに医師に相談することが大切です。
呼吸器

看護師必須用語『胸郭動揺』について

胸郭動揺とは、複数の骨折した肋骨や胸骨が奇異呼吸を生じる状態のことです。 フレイルチェスト、胸壁動揺とも呼ばれます。 胸郭動揺は、交通事故や転落事故などの外傷によって生じることが最も多いです。 しかし、骨粗鬆症や癌などの疾患によって生じることもあります。 胸郭動揺になると、呼吸が困難になり、痛みや咳などの症状が生じます。 また、肺挫傷や血胸などの合併症を引き起こすこともあります。 胸郭動揺の治療は、骨折した肋骨や胸骨を固定することによって行われます。 固定には、ギプスやコルセット、手術などが用いられます。 胸郭動揺の予後は、骨折した肋骨や胸骨の数や位置、合併症の有無などによって異なります。
精神科

看護師の必須知識!心理的デブリーフィングとは?

心理的デブリーフィング(Psychological DebriefingPD)とは、トラウマとなる経験をした人々のストレスを緩和する目的で行われる対処方法のことである。 PDは、1980年代に開発され、近年まで、トラウマ後のストレスを軽減するためによく使用されていた。しかし、現在の研究では、PDは効果がないことが判明しており、かえってトラウマの症状を悪化させる可能性があることが示されている。 PDは、トラウマとなった体験の詳細やそのときの感情を語ってもらい、医療者は共感的に聴取していくことで、ストレスの緩和を目指していく。PDは、通常、グループで行われ、1回または数回にわたって実施される。
循環器

アテローム:動脈の沈着物と健康への影響

アテロームとは、動脈の内膜に蓄積・沈着した堆積物のことです。プラーク、粥腫とも呼ばれます。マクロファージ、脂質、カルシウム、結合組織などが構成成分となります。沈着が進むと、次第に動脈内腔の狭小化を来し、末梢側の血流障害を起こします。 アテロームは、突然破綻することもあり、その場合は動脈の遠位側は突然血流が障害され、梗塞に陥ります。 アテロームの原因は、高血圧、高脂血症、糖尿病、肥満、喫煙、運動不足などです。これらの因子をコントロールすることで、アテロームの形成を予防することができます。
感染

尿道炎の基礎知識

尿道炎とは、膀胱から尿が排泄されるときに通る管である、尿道の感染症である。尿道炎は、細菌、ウイルス、真菌、寄生虫などの感染によって引き起こされる。尿道炎の症状には、排尿時の痛み、排尿の増加、尿の混濁、尿の悪臭、会陰部の痛みなどがある。尿道炎の治療には、抗生物質、抗ウイルス薬、抗真菌薬、抗寄生虫薬などが使用される。尿道炎を予防するためには、性行為の際にはコンドームを使用すること、尿道を清潔に保つこと、排尿後は手を洗うことなどが大切である。
検査・診断

看護師必見!『マルク』の基礎知識

マルクとは、骨髄もしくは骨髄穿刺のことである。骨髄を意味するドイツ語Knochenmarkに由来する。骨髄穿刺とは、骨髄液を採取する検査であり、血液疾患や白血病などの診断に用いられる。マルクとは、骨髄を意味するドイツ語Knochenmarkに由来する。骨髄は、骨の中の空洞にある組織であり、赤血球や白血球、血小板などの血液細胞が作られる場所である。マルクとは、骨の中にある組織であり、赤血球や白血球、血小板などの血液細胞が作られる場所である。マルクは、骨髄、骨髄穿刺、骨髄移植などの医療分野でよく用いられる用語である。
看護技術

看護師に知っておいてほしい家庭訪問指導とは?

家庭訪問指導とは、保健指導が必要な地域住民に対し、保健師や看護師などが家庭を訪問し、必要な指導を行うことです。主に自治体によって行われ、対象となるのは、妊婦、乳幼児、高齢者、慢性疾患患者、障害者などです。訪問の頻度は、対象者の状況に合わせて異なりますが、通常は数ヶ月に1回程度です。 訪問時には、対象者の健康状態や生活状況を把握し、必要な保健指導を行います。具体的には、栄養指導、運動指導、生活習慣指導、服薬指導、介護指導などです。また、対象者の家族や介護者にも指導を行うことがあります。 家庭訪問指導は、対象者の健康状態を改善し、自立した生活を送ることを支援することを目的としています。また、対象者の家族や介護者の負担を軽減することも目的としています。 家庭訪問指導は、対象者の健康状態や生活状況に合わせて行われるため、効果的な保健指導を行うことができます。また、対象者の自宅を訪問することで、対象者の生活環境を直接観察することができ、より適切な指導を行うことができます。
その他

看護師必須用語『生体侵襲』とは

生体侵襲とは、生体に対して何らかの刺激を与えることで変化をもたらす外力や刺激のことです。手術や医療処置のように、外部から体を直接的に傷つける行為から、薬剤投与、腫瘍や炎症、中毒や感染といった内部から発生する生体変化、恐怖や不安などの精神的な因子まで、生体侵襲はさまざまなものがあります。 生体侵襲は、生体の恒常性を乱し、さまざまな反応を引き起こします。例えば、手術や医療処置による生体侵襲は、痛みや炎症、出血などの局所的な反応を引き起こすことがあります。また、薬剤投与による生体侵襲は、肝臓や腎臓などの臓器に障害を引き起こすことがあります。さらに、腫瘍や炎症、中毒や感染による生体侵襲は、発熱や倦怠感、食欲不振などの全身的な反応を引き起こすことがあります。 生体侵襲は、生体にさまざまな反応を引き起こす可能性があるため、看護師は生体侵襲を認識し、適切なケアを行うことが重要です。看護師は、生体侵襲を受けた患者の状態をアセスメントし、患者のニーズに応じたケアを提供する必要があります。
感染

看護師に知っておいてほしい!インフルエンザ基礎知識

* -インフルエンザとは?- インフルエンザは、インフルエンザウイルスによるウイルス性呼吸器感染症です。世界的な大流行により大量の死者を出しうるウイルスとして知られています。 インフルエンザウイルスは、毎年流行するウイルスです。ウイルス粒子の表面にあるヘマグルチニン(赤血球凝集素)とノイラミニダーゼの構造を変化させることで流行を繰り返します。この変化の過程は連続抗原変異と呼ばれ、抗体を持たない多くの人にウイルスが感染し流行を起こします。 インフルエンザの症状は、発熱、咳、のどの痛み、筋肉痛、関節痛、頭痛などです。症状は通常数日から1週間続きます。インフルエンザは、重症化すると肺炎や脳炎などの合併症を起こすことがあります。 インフルエンザの治療は、安静と水分補給が基本です。解熱鎮痛剤や抗ウイルス薬を使用することもあります。
消化器

【看護師必見】汎発性腹膜炎とは?

汎発性腹膜炎とは、腹膜全体に炎症が広がっている状態を指します。腹膜は、腹腔を覆う薄い組織で、内臓を保護し、内臓同士の摩擦を減らす役割を果たしています。汎発性腹膜炎は、細菌や真菌などの感染症、穿孔性胃潰瘍や腸閉塞などの外科的疾患、悪性腫瘍の腹膜播種などが原因で起こり、腹痛、発熱、悪心、嘔吐などの症状が現れます。 汎発性腹膜炎は、重篤な疾患であり、早期に診断・治療しないと命に関わることもあります。治療は、感染症の場合は抗菌薬の投与、外科的疾患の場合は手術、悪性腫瘍の場合は抗がん剤の投与などを行います。
医療機器・設備・器具

看護師に必須の用語『トレッドミル』とは?

トレッドミルとは、室内でランニングやウォーキングを行うための器具のことです。動くベルトコンベアー上を歩いたり走ったりするもので、ルームランナーやランニングマシンとも呼ばれています。医療用語で「トレッドミル」という場合は、「トレッドミル運動負荷試験」の略語として使う場合が一般的です。 トレッドミルは、フィットネスやリハビリテーション、医療などさまざまな目的に使用されています。フィットネスでは、有酸素運動によるカロリー消費や筋力強化、心肺機能の向上などを目的として使用されます。リハビリテーションでは、歩行困難な患者さんの歩行能力を回復させるために使用されます。医療では、心臓や肺の機能を評価するための検査として使用されます。 トレッドミルを使用する際には、正しい姿勢とフォームを心がけることが大切です。また、運動強度や運動時間は、個人の体力や目的に応じて調整する必要があります。トレッドミルを使用した運動は、健康維持や増進に効果的ですが、無理をせず、安全に運動することが大切です。
内分泌・代謝・栄養

看護師のための必須用語:低血糖

低血糖とは、血糖値が生理的範囲を超えて低下した状態である。血糖値が70mg/dL未満になると、低血糖症状が現れる。低血糖は、インスリンや経口血糖降下薬を服用している糖尿病患者に起こりやすい。 低血糖症状としては、空腹感、発汗、手足の震え、動悸、冷や汗、めまい、頭痛、意識障害などがある。低血糖が重症になると、昏睡状態に陥ることがある。 低血糖が起こった場合は、ブドウ糖を摂取して血糖値を上昇させる必要がある。ブドウ糖は、砂糖や蜂蜜、ジュース、スポーツドリンクなどに含まれている。 低血糖を防ぐためには、食事を規則正しく摂り、インスリンや経口血糖降下薬を正しく服用することが大切である。また、激しい運動をする前には、ブドウ糖を摂取しておくことも大切である。
その他

看護師のための用語解説:好気的

好気性とは、酸素を必要とする生物のことです。好気性生物は、酸素をエネルギー源として利用したり、酸素を呼吸するために酸素を必要とします。好気性生物には、人間、動物、植物などが含まれます。 好気性生物は、酸素を呼吸することによってエネルギーを産生しています。酸素は、肺から血液に入り、血液によって全身の細胞に運ばれます。細胞は、酸素を利用してブドウ糖を分解し、エネルギーを産生します。 好気性生物は、酸素を呼吸することによって二酸化炭素を排出します。二酸化炭素は、血液によって肺に運ばれ、肺から排出されます。 好気性生物は、酸素を必要とするため、酸素のない環境では生きることができません。水中の魚は、水中の酸素を利用して呼吸しています。魚は、エラを使って水中の酸素を呼吸します。 植物は、光合成によって酸素を産生しています。植物は、太陽の光を利用して二酸化炭素と水をブドウ糖と酸素に変換しています。植物が産生した酸素は、大気中に放出されます。
呼吸器

看護師に必須の用語『ラ音』とは?

ラ音とは、気管や気管支に異常があると、胸部聴診の際に聴こえる異常な肺音のことである。ラッセル音の略である。ベルクロラ音、副雑音ともいう。ベルクロ(Velcro)社製のマジックテープをはがすときの音に類似していることに由来する。 ラ音は、気管支炎、肺炎、肺気腫、肺浮腫、肺水腫、気胸などの疾患で聴取されることが多い。また、気管支拡張症や肺結核などの慢性疾患でも聴取されることがある。 ラ音は、気道内の分泌物や炎症によって気流が妨げられることで発生する。ラ音の強さや音色は、病変の程度や部位によって異なる。ラ音は、呼吸器疾患の診断や経過観察に有用である。
検査・診断

看護師必須用語『標準体重』

標準体重とは、疾病予防のための目標体重として使用される理想的な体重のことです。標準体重は、身長を2乗して22を掛けた値で計算されます。例えば、身長170cmの場合、標準体重は68.2kgになります。 標準体重は、肥満や低体重を防ぎ、健康を維持するためには重要な指標です。肥満は、心臓病、脳卒中、糖尿病などの生活習慣病のリスクを高めます。また、低体重は、免疫力の低下や感染症にかかりやすくなるなどの健康問題を引き起こす可能性があります。 標準体重を維持するためには、バランスのとれた食事と適度な運動を心がけることが大切です。食事は、野菜や果物、全粒穀物、低脂肪タンパク質を多く摂り、加工食品や砂糖入り飲料は控えましょう。運動は、週に150分以上の有酸素運動と、週に2回以上の筋トレを行うことを目標にしましょう。
その他

看護師が知っておくべきグラスゴーコーマスケールとは

意識障害を評価する大切なツール グラスゴーコーマスケール(GCS)は、意識障害の程度を評価するために使用される臨床ツールです。GCSは、1974年にイギリスのグラスゴー大学で開発され、世界中で広く使用されています。GCSは、患者の反応を3つの領域、すなわち眼、言語、運動の各領域で評価します。各領域のスコアは3段階であり、それぞれの領域の最高スコアは4点、最低スコアは1点です。患者のGCSスコアは、各領域のスコアを合計して求めます。GCSスコアは、0〜15点の範囲にあり、0点は意識がないことを意味し、15点は意識が清明であることを意味します。 GCSは、意識障害の程度を評価するために使用される重要なツールであり、患者の予後を予測するのに役立ちます。GCSは、脳卒中、頭部外傷、中毒など、さまざまな原因による意識障害の評価に使用されます。GCSは、患者の意識状態をモニタリングするためにも使用されます。 GCSは、医療従事者にとって重要なツールであり、意識障害の程度を評価し、予後を予測し、患者の意識状態をモニタリングするために使用されます。
その他

看護師に欠かせない用語『pus(膿)』とは?

pus(膿)とは、細菌などの感染によって生じた体液のことである。膿は、白血球や死んだ細胞、組織の破片、細菌などが混ざり合ったもので、通常は黄色または緑色をしている。膿は、傷口や、感染を起こした組織から出てくる場合が多い。 膿は、感染の兆候であるため、見つけたらすぐに医師の診察を受けることが大切である。膿を放置すると、感染が拡大して、さらに悪化することがある。医師は、膿を排出したり、抗菌薬を投与したりして、感染を治療する。 膿は、医療現場で使用される用語である。カルテ記入時など、膿が出ていることを「pus流出」、膿がガーゼなどに付くことを「pus付着」と記入することがある。また、「プス」と読むこともある。
産婦人科

看護師が知っておきたい不妊症の基礎知識【用語解説】

不妊症とは、生殖年齢の男女が妊娠を希望し、避妊することなく性行為を行っても、一定期間、妊娠が成立しない状態をいいます。不妊症の定義は、以前は2年間でしたが、現在は1年とされています。不妊症の原因は、男性側と女性側に分かれます。男性側の原因としては、精子数の減少や精子の運動率の低下などが挙げられます。女性側の原因としては、卵管の閉塞や子宮筋腫、子宮内膜症などが挙げられます。不妊症の治療法は、不妊症の原因によって異なります。男性側の場合には、精子数の増加や精子の運動率の改善を目的とした治療が行われます。女性側の場合には、卵管の開通術や子宮筋腫の手術、子宮内膜症の治療などが行われます。不妊症は、なかなか妊娠できないことで、精神的に大きな負担がかかります。不妊症で悩んでいる方は、一人で抱え込まずに、医療機関を受診するようにしましょう。
その他

パフォーマンスステータスとは?がん患者の全身状態を表す指標

パフォーマンスステータスとは、患者の全身状態を日常生活動作のレベルに応じて0~4の5段階であらわした指標である。アメリカの腫瘍学団体の1つECOG(Eastern Cooperative Oncology Group)が提唱したもので、がん患者に使われることが多い。現場ではPS(ピーエス)と呼ぶことが多い。 パフォーマンスステータスの定義は、患者の日常生活動作のレベルに応じて0~4の5段階で評価する。0は完全に健康で、日常生活動作に支障がない状態である。1は日常生活動作に軽度の支障があるが、自分で食事や入浴ができる状態である。2は日常生活動作に中程度の支障があるが、自分で食事や入浴はできる状態である。3は日常生活動作に重度の支障があり、食事や入浴は自分でできない状態である。4は寝たきりである。 パフォーマンスステータスは、患者の予後を予測する指標として用いられる。また、治療計画を立てる際にも参考となる。
薬

看護師に必須の用語『クエン酸』について

クエン酸とは、柑橘類に多く含まれる有機化合物である。無色透明の結晶で、水に溶けやすく、酸味がある。化学式はC6H8O7であり、分子量は192.12である。クエン酸は、果物の酸味や酸っぱさの元となる物質である。クエン酸は、柑橘類に多く含まれる有機化合物です。レモン、グレープフルーツ、オレンジなどの果物に多く含まれています。また、パイナップルやイチゴなどの果物にも含まれています。クエン酸は、無色透明の結晶で、水に溶けやすく、酸味があります。クエン酸は、果物の酸味や酸っぱさの元となる物質です。また、クエン酸は、体内のエネルギー代謝に重要な役割を果たしています。クエン酸は、クエン酸回路(TCA回路)と呼ばれるエネルギー代謝のサイクルにおいて、重要な役割を果たしています。クエン酸回路は、細胞の中で、糖質や脂質、アミノ酸などの栄養素を分解して、エネルギーを産生するサイクルです。クエン酸は、クエン酸回路の最終生成物であるオキサロ酢酸の前駆体であり、クエン酸回路において重要な役割を果たしています。
呼吸器

看護師に必須の用語『一過性頻脈』とは?

一過性頻脈とは、胎児に起こる一時的な頻脈のことです。多くは胎児が胎動する際に起こります。ノンストレステストにおける重要な評価項目の1つです。 正常な胎児の心拍数は1分間に110~160回です。しかし、胎児が胎動すると、心拍数が一時的に増加することがあります。これを一過性頻脈といいます。一過性頻脈は、胎児に何らかの異常があることを示しているわけではありません。 ノンストレステストは、胎児の健常性を評価するための検査です。検査中は、胎児の心拍数と胎動をモニターで測定します。一過性頻脈は、ノンストレステストにおける重要な評価項目の1つです。一過性頻脈の有無は、胎児の健康状態を判断する上で重要です。 一過性頻脈は、胎児に何らかの異常があることを示しているわけではありません。しかし、ノンストレステストで一過性頻脈が認められた場合には、医師が胎児の健康状態を詳しく調べる必要があります。
検査・診断

看護師のための心電図の基本

-心電図の基礎知識- 心電図とは、心臓の電気的活動を記録したグラフのことです。心臓が拍動する際に、心筋細胞に電気的な興奮が生じます。この興奮は、体表面に電極を当てることで捉えることができ、心電図として記録されます。心電図は、心臓の働きを評価する上で重要な検査です。 心電図は、P波、QRS波、T波の3つの波で構成されています。P波は心房の収縮を示し、QRS波は心室の収縮を示し、T波は心室の拡張を示します。心電図の波形を解析することで、心臓の拍動数、心拍リズム、心筋梗塞の有無などを診断することができます。 心電図は、安静時と運動時の2つの状態で行われます。安静時心電図は、安静時に心電図を記録したもので、心臓の基礎的な働きを評価します。運動時心電図は、運動中に心電図を記録したもので、心臓が運動に耐えられるかどうかを評価します。 心電図は、心臓の働きを評価する上で重要な検査ですが、あくまでも補助的な検査であることに注意が必要です。心電図だけで心臓の病気を診断することはできません。心臓の病気を診断するためには、問診、身体診察、血液検査、画像検査など、様々な検査を組み合わせて総合的に判断する必要があります。
産婦人科

看護師が知っておきたい尖圭コンジローマの基礎知識

尖圭コンジローマとは、ヒトパピローマウイルス6型、11型による性行為感染症である。外陰部腫瘍を主症状とし、性交渉による接触感染によって広がる。感染してから発症するまでの潜伏期間は1~8ヶ月で、平均は約3ヶ月である。 尖圭コンジローマの症状は、外陰部に小さなイボ状の腫瘍ができることである。腫瘍は、淡紅色や茶褐色で、表面はザラザラしている。大きさは数ミリから数センチまでと様々であり、数が少ない場合もあれば、多数発生する場合もある。また、腫瘍は痛みやかゆみなどの自覚症状を伴うこともある。 尖圭コンジローマの治療法は、イボを切除したり、レーザーで焼灼したりする方法などがある。また、塗り薬や飲み薬で治療することもできる。治療は、症状の程度や患者の状態に合わせて行われる。 尖圭コンジローマは、性交渉による接触感染によって広がるため、予防にはコンドームの使用が有効である。また、性生活のパートナーが尖圭コンジローマに感染している場合は、性交渉を避けることが大切である。