その他

医療圏とは?看護師に必須の用語を解説

医療圏とは、医療法によって定められた、都道府県が制定する、病床整備のための単位です。1次医療圏から3次医療圏までが設定されており、それぞれに役割が異なります。 1次医療圏は、一般診療所や小規模病院など、日常的な医療を提供する医療機関が中心の地域です。2次医療圏は、中規模病院や総合病院など、専門的な医療を提供する医療機関が中心の地域です。3次医療圏は、高度な専門医療を提供する医療機関が中心の地域です。 医療圏は、医療機関の配置を計画的に行い、国民が適切な医療を受けられるようにすることを目的としています。また、医療資源の有効活用や医療費の適正化にもつながります。
血液・造血

看護師の知恵袋:知っておきたい『血漿』

血漿とは、血液の液体成分であり、血液の約60%を占めています。残りの40%は血球(赤血球、白血球、血小板)で構成されています。血漿は、血液を試験管に入れて遠心分離すると上清として得られる黄色い液体成分です。 血漿は、さまざまな成分で構成されており、その主な成分は水です。水の他に、タンパク質、脂質、炭水化物、電解質、ホルモン、酵素、その他の物質が含まれています。タンパク質は、血漿の約7%を占めており、アルブミン、グロブリン、フィブリノゲンなどが含まれています。脂質は、血漿の約1%を占めており、コレステロール、トリグリセリド、リン脂質などが含まれています。炭水化物は、血漿の約0.1%を占めており、グルコース、フルクトース、ガラクトースなどが含まれています。電解質は、血漿の約1%を占めており、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどが含まれています。ホルモンは、血漿の微量成分であり、インスリン、グルカゴン、甲状腺ホルモンなどが含まれています。酵素は、血漿の微量成分であり、アミラーゼ、リパーゼ、プロテアーゼなどが含まれています。その他の種類の物質には、尿素、クレアチニン、ビリルビンなどが含まれています。 血漿は、身体のさまざまな機能に重要な役割を果たしています。血漿は、栄養素、酸素、老廃物を身体の細胞に運搬し、老廃物を腎臓や肝臓に運搬します。また、血漿は、体温を調節し、免疫機能を維持する役割も果たしています。
その他

看護師に必須!『原発性』のわかりやすい解説

原発性という言葉は、最初の、第一の、という意味である。疾患が、他の病気の結果として引き起こるのではなく、その臓器自体の病変によって引き起こされる場合を原発性という。原発性がつく病名としては、原発性硬化性胆管炎や原発性免疫不全症候群などが挙げられる。これに対し、他の臓器の疾患が原因となって引き起こされる二次的な病気を「続発性」「二次性」と呼ぶ。 原発性疾患は、遺伝的な要因や環境的な要因など、さまざまな原因によって引き起こされると考えられている。また、原発性疾患には、治療法が確立しているものもあれば、まだ治療法が開発されていないものもある。 原発性疾患の主な症状としては、以下のものがある。 * 疲労感 * 食欲不振 * 体重減少 * 発熱 * 筋肉痛 * 関節痛 * 皮膚の異常 * 呼吸困難 * 心悸亢進 * めまい * 失神 このような症状が現れた場合は、早めに医療機関を受診することが大切である。
整形外科

看護師が知っておきたい!くる病とは?

くる病の主な症状としては、骨の軟化、骨の変形、筋肉の痛み、疲労、食欲不振、イライラなどがあげられます。くる病が進行すると、骨が曲がったり、骨折しやすくなったりします。小児期にくる病を発症すると、身長が伸びにくくなったり、歯並びが悪くなったりする可能性もあります。 くる病の原因は、ビタミンDの欠乏や代謝異常です。ビタミンDは、カルシウムやリンの吸収を促進する役割があります。ビタミンDが不足すると、カルシウムやリンの吸収が低下して、骨の硬さを維持できなくなります。また、ビタミンDは、カルシウムやリンを骨に沈着させる役割もしています。ビタミンDが不足すると、カルシウムやリンが骨に沈着されず、骨の軟化が進行します。 くる病の原因としては、ビタミンDの欠乏や代謝異常のほか、栄養摂取に偏りがある場合や、日光を浴びる機会が少ない場合なども挙げられます。また、くる病は、遺伝的な要因によっても発症しやすくなるとされています。
産婦人科

看護師が知っておくべき子宮内膜症の知識

子宮内膜症とは、子宮腔内面以外の場所で子宮内膜様組織が発生し、疼痛や不妊等の症状を引き起こす疾患である。子宮内膜症は、子宮筋層、卵巣、卵管、腹膜など、子宮以外の様々な場所に発生し、痛みや不妊だけでなく、月経異常や排便痛、性交痛などの症状を引き起こすこともある。子宮内膜症は、月経血が逆行して子宮以外の場所に流れ着き、そこで子宮内膜組織が発生することによって起こると考えられている。子宮内膜症は、子宮腺筋症や子宮外妊娠と混同されることがあるが、いずれも異なる疾患である。子宮腺筋症は、子宮筋層内に子宮内膜様組織が発生する疾患であり、子宮外妊娠は、受精卵が子宮腔内ではなく、子宮以外の場所に発生する疾患である。
看護技術

バイタルサインとは?看護師に必須の4つの指標を解説

バイタルサインとは、患者の生命に関する最も基本的な情報である、心拍数・呼吸(数)・血圧・体温の4項目のことである。バイタルとも略される。バイタルサインは、患者の病態を把握し、治療の効果を評価するために不可欠な情報である。また、バイタルサインの変化は、患者の状態の悪化を早期に発見するために重要である。バイタルサインは、患者の年齢、性別、体重、身長などの身体的特徴によって異なる。また、バイタルサインは、安静時、運動時、睡眠時など患者の状態によっても異なる。バイタルサインを測定する際は、患者のプライバシーに配慮し、正確に測定することが重要である。
耳鼻咽喉科

看護師必須!耳垢栓塞とは?

耳垢栓塞とは、耳垢が外耳道に蓄積して耳の閉塞を引き起こす状態です。耳垢は、外耳道の皮膚から分泌される天然の物質で、通常、外耳道から自然に排出されます。しかし、過剰な耳垢が分泌されたり、耳掃除などによって押し込まれたりすると、外耳道に蓄積して栓塞を引き起こすことがあります。 耳垢栓塞は、子供から大人まで、誰にでも起こりえますが、特に高齢者や難聴者、耳の細い人、耳掃除を頻繁に行う人などに多く見られます。耳垢栓塞は、外耳道を塞ぐことで、さまざまな症状を引き起こします。最も典型的な症状は、片耳または両耳の難聴です。耳垢栓塞が進行すると、耳鳴り、耳の痛み、かゆみ、匂い、めまいなどの症状が現れることもあります。
呼吸器

看護師に必須の用語『多臓器不全』

多臓器不全とは、心臓、腎臓、肺、肝臓、中枢神経など、生命維持に必須な複数の臓器が同時に機能不全に陥る重篤な状態です。多臓器不全は、敗血症、外傷、重度の火傷、手術などのさまざまな原因によって起こります。また、がんや心臓病などの慢性疾患が原因で起こることもあります。 多臓器不全になると、全身の臓器に酸素や栄養素が行き渡らなくなり、さまざまな症状が現れます。たとえば、呼吸困難、動悸、むくみ、黄疸、意識障害などです。多臓器不全は、死に至る可能性が高い重篤な状態です。 多臓器不全の治療は、原因となる疾患に対する治療と、臓器機能を維持するための支持療法が行われます。支持療法には、人工呼吸、透析、輸血などがあります。多臓器不全の予後は、原因となる疾患の種類、発症までの経過時間、治療開始までの時間などによって異なります。
その他

看護師に必須の用語『供血者』について

供血者は、輸血を必要とする人々に血液を提供する人々です。彼らは、人々の命を救い、健康を維持する重要な役割を果たしています。日本には、約100万人の供血者がいますが、それでも、輸血を必要とする人々全員に血液を供給することはできていません。そのため、さらなる供血者の確保が求められています。 供血は、安全で健康な人であれば、誰でも行うことができます。献血は、主に献血ルームや献血バスで行われます。献血は、血液を採取する前に、医師の診察を受け、健康状態を確認する必要があります。血液を採取する際には、専用の針を使用し、痛みを軽減する工夫がされています。血液の採取時間は、約10分です。献血後は、水分を十分に摂取し、安静にしてください。 供血は、人々の命を救うために必要なことです。一人でも多くの人が献血に参加することで、輸血を必要とする人々を救うことができます。
その他

看護師に必須の用語『陳旧性』とは

陳旧性とは、医療現場において時間の経過の程度を表す言葉である。急性期や亜急性期よりも時間が経過した状態を指す。陳旧性の期間は、疾患や病態によって異なるが、一般的には3か月以上経過した状態を陳旧性と呼ぶことが多い。 陳旧性に至るまでの経過期間は、疾患や病態によって大きく異なる。例えば、急性心筋梗塞の場合、発症から3か月以内の状態を急性期、3か月以上経過した状態を陳旧期と呼ぶ。一方、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の場合、発症から数年以上経過した状態を陳旧期と呼ぶことが多い。
脳・神経

看護師のためのシャント機能不全の解説

シャント機能不全とは、シャント術後、患者の血管や体液を流すチューブがつまったり漏れたりして、適切に機能しなくなった状態を指す。シャント術は、血液透析患者や水頭症患者など、何らかの理由で必要な治療を受けるために、手術で人工的な血流路を確保する処置のことである。シャント機能不全は、シャント術を受けた患者の10~20%に起こると言われている。 シャント機能不全には、閉塞性シャント機能不全と漏出性シャント機能不全の2種類がある。閉塞性シャント機能不全は、シャントのチューブが狭くなったり、完全に閉塞したりして、血液や体液の流れが滞ってしまう状態である。漏出性シャント機能不全は、シャントのチューブの接続部分から血液や体液が漏れてしまう状態である。 シャント機能不全になると、以下の症状が現れることがある。 ・シャントの周囲の痛みや腫れ ・シャントから血液や体液が漏れる ・むくみ ・息切れ ・疲労感 ・吐き気や嘔吐 シャント機能不全が疑われる場合は、医師の診察を受ける必要がある。医師は、患者の症状や病歴を問診し、身体診察や血液検査、画像検査などを行う。シャント機能不全が確認された場合は、シャントの再建や除去などの治療が行われる。
眼科

看護師必須の用語『眼底検査』

眼底検査とは、瞳孔を通して眼底(網膜および視神経乳頭)を観察・評価する検査である。主に血管、網膜の状態、視神経を観察する。眼底検査は、目の健康状態を評価するために不可欠な検査であり、さまざまな疾患の早期発見や治療に役立つ。 眼底検査は、散瞳薬を点眼して瞳孔を散大させ、眼底を拡大鏡で観察する。散瞳薬は、瞳孔を散大させることで、眼底をより広い範囲で観察できるようにする。眼底検査は、短時間で終了する検査であり、痛みを伴うものではない。 眼底検査では、血管の状態、網膜の状態、視神経の状態を観察する。血管の状態を観察することで、動脈硬化や糖尿病などの疾患を早期発見することができる。網膜の状態を観察することで、網膜剥離や網膜出血などの疾患を早期発見することができる。視神経の状態を観察することで、緑内障や視神経炎などの疾患を早期発見することができる。 眼底検査は、目の健康状態を評価するために不可欠な検査であり、さまざまな疾患の早期発見や治療に役立つ。そのため、定期的に眼底検査を受けることが重要である。
検査・診断

看護師が知っておくべきウィルヒョウ転移

ウィルヒョウ転移とは、消化器癌などが左鎖骨の上のくぼみにあるリンパ節(左鎖骨上窩リンパ節)に転移することである。胃癌が代表である。左鎖骨上窩リンパ節は、リンパ管が大静脈に合流する静脈角の近くのリンパ節であり、そこに転移があることは、癌がかなり進行した状態を示す。 ウィルヒョウ転移は、19世紀ドイツの病理学者ルードルフ・ウィルヒョウによって最初に報告された。ウィルヒョウは、胃癌の患者で、左鎖骨上窩リンパ節に転移が見られることが多いことに気づいた。彼は、この転移が癌の進行を示す重要な徴候であることを主張した。 ウィルヒョウ転移は、胃癌だけでなく、食道癌、膵癌、大腸癌、胆嚢癌など、他の消化器癌でも見られることがある。また、乳癌や肺癌でも、まれに見られることがある。 ウィルヒョウ転移が見つかった場合、癌がかなり進行している可能性が高い。そのため、早期に治療を開始することが重要である。治療法としては、手術、化学療法、放射線療法などがある。
脳・神経

脳梗塞とは?|看護師に必須の用語

脳梗塞は、脳動脈の狭窄や閉塞により灌流域の虚血が起こり、脳組織が壊死に陥る疾患である。脳梗塞には、脳血栓症、脳塞栓症、脳出血、脳静脈血栓症などの種類があり、それぞれ原因や症状が異なる。 脳血栓症は、動脈硬化や高血圧、糖尿病などの生活習慣病が原因で脳動脈が狭窄し、血栓が形成されて脳梗塞が起こる。脳塞栓症は、心臓や大動脈から脳動脈に血栓が飛んできて脳梗塞が起こる。脳出血は、脳動脈が破れて脳内に血液が流れ出し、脳組織が圧迫されて脳梗塞が起こる。脳静脈血栓症は、脳の静脈が血栓で閉塞して脳梗塞が起こる。 脳梗塞の症状は、障害部位によりさまざまである。片麻痺や感覚障害、構音障害、失語、失認などの皮質症状や意識障害が見られる。脳梗塞は、早期に治療を開始することで後遺症を軽減することができるため、発症したらすぐに病院を受診することが大切である。
略語

オルトとは?

オルトとは? 看護師の研究家 オルトとは、整形外科のことを意味する医療業界の用語です。 看護師になりたい 整形外科とは、どのような科なのでしょうか? 看護師の研究家 整形外科は、骨、関節、筋肉などの運動器に関する疾患や外傷を扱う科です。骨折...
その他

看護師に必須の用語『ハーベー』とは?

ハーベーとは、ヘモグロビン(Hb)のことである。看護師などが臨床の現場で使う。Hbをそのままドイツ語の発音で読んだもの。ヘモグロビンとは、赤血球に含まれるタンパク質の一種で、酸素を肺から全身の組織に運搬する役割を持つ。ヘモグロビンの値が低いと、貧血を引き起こし、疲れやすく、息切れなどが起こる。ハーベーの値は、血液検査で測定することができる。正常値は、男性で13.5~17.5g/dL、女性で11.5~15.5g/dLである。ハーベーの値が高いと、多血症を引き起こし、血栓症や脳卒中などのリスクが高まる。ハーベーの値が低いと、貧血を引き起こし、疲れやすく、息切れなどが起こる。ハーベーの値が異常な場合は、医師に相談する必要がある。
循環器

看護師に必須の用語『心房頻拍』

心房頻拍は、洞結節以外の心房内から電気的興奮が発生する頻脈の一種です。心房リズムは整で100〜250/分となります。房室伝導能が低下していない時は、心房からの興奮が全て心室へ伝導され、心房レートと心室レートは同じ頻拍となります。心房興奮が200/分を超えるような高頻拍になったら、全ての心房興奮を房室結節は心室に伝導できなくなる、いわゆる房室ブロックを伴った心房頻拍(PAT with block)となります。 心房頻拍は、心房内から発生する電気的興奮が正常な経路を通らずに伝導されることによって引き起こされます。この異常な伝導経路は、心房内にある異常な細胞や組織によって形成されます。心房頻拍は、心臓が速く拍動するため、動悸や息切れ、胸痛などの症状を引き起こすことがあります。また、心房頻拍が持続すると、心不全や心臓発作などの重篤な合併症を引き起こすこともあります。 心房頻拍の治療には、薬物療法やカテーテルアブレーションなどの外科的治療法があります。薬物療法は、心拍数を低下させたり、異常な電気的興奮をブロックしたりするために使用されます。カテーテルアブレーションは、異常な電気的興奮を発生させている心房内の細胞や組織を破壊する外科的治療法です。
検査・診断

看護師必須!BMIの基礎知識

BMIとは、Body Mass Indexの略で、体重と身長から算出される体格指数のことです。肥満度や痩せすぎを評価する指標として広く用いられています。BMIの値は、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で計算します。 BMIの値は、18.5未満が痩せすぎ、18.5以上25未満が普通体重、25以上30未満が肥満(1度)、30以上35未満が肥満(2度)、35以上が肥満(3度)と分類されています。BMIの値が高いほど、肥満度が高く、健康リスクが高まります。 肥満は、心臓病、脳卒中、糖尿病、がん、高血圧、脂質異常症、不妊症、うつ病など、さまざまな健康問題を引き起こすリスクを高めます。また、肥満は、関節炎や睡眠時無呼吸症候群などの生活習慣病のリスクも高めます。 肥満を予防するためには、健康的な食生活と適度な運動を心がけることが大切です。健康的な食生活とは、野菜、果物、全粒穀物を多く摂り、加工食品、砂糖飲料、飽和脂肪、トランス脂肪を控えることです。適度な運動とは、週に150分の中強度の有酸素運動、または75分の高強度の有酸素運動、またはその組み合わせを行うことです。
耳鼻咽喉科

真珠腫性中耳炎とは?

真珠腫性中耳炎は、扁平上皮細胞が本来存在しない中耳の鼓室内に侵入して起こる病気です。発生機序によって、先天性と後天性に分類されます。 先天性真珠腫は、胎児期に扁平上皮が鼓室内に迷入し、緩徐に増大する病態です。鼓膜は正常であるため、耳鏡所見では鼓膜を透して鼓室内に白色塊がみえます。小児期の定期健診で見つかることが多い病気です。 後天性真珠腫は、鼓室など中耳は本来粘膜上皮に覆われており、外耳道は扁平上皮で覆われています。この間は鼓膜で境されています。すなわち本来中耳には扁平上皮が存在しません。耳管機能不全により鼓室内の陰圧の状態が持続すると、鼓膜が陥凹し鼓膜の扁平上皮細胞が外耳道に移動できず扁平上皮が蓄積して真珠腫を形成します。その他、鼓膜穿孔から外耳道や鼓膜の扁平上皮が鼓室内に侵入して真珠腫を形成します。
脳・神経

看護師が知っておくべき『肋間神経痛』のすべて

肋間神経痛とは、肋間神経が何らかの原因で障害されて生じる突発性の痛みのことをさす症状名である(疾患名ではない)。肋間神経は、胸髄から出て、12対の肋骨に沿って走行する神経である。 肋間神経痛は、肋骨の間に鋭い痛みや灼熱痛、刺すような痛み、締め付けられるような痛みなどの症状を引き起こす。また、痛みは呼吸や咳、くしゃみ、運動などの動作によっても誘発される。 肋間神経痛の原因は、外傷、肋骨の骨折、ヘルニア、腫瘍、ウイルス感染症などさまざまである。また、原因不明の肋間神経痛もある。 肋間神経痛の診断は、医師による問診と身体診察、レントゲン検査やCT検査、MRI検査などによって行われる。 肋間神経痛の治療は、原因に応じて行われる。例えば、外傷による肋間神経痛の場合は、患部の安静と鎮痛剤の服用などが行われる。ウイルス感染症による肋間神経痛の場合は、抗ウイルス薬の服用などが行われる。 肋間神経痛は、適切な治療を受ければ、多くの場合、数週間から数カ月で回復する。しかし、中には、慢性化して長期間にわたって痛みが続くケースもある。
整形外科

看護師に必須!こむら返りについて基礎知識を学ぼう

こむら返りとは、筋肉の不随意持続性(意思とは関係なく続く状態)の収縮である有痛性の筋痙攣のことです。筋肉が収縮すると、筋肉が短くなり、その結果、筋肉が伸ばされ、痛みを引き起こします。こむら返りは、筋肉が過度に使用されたり、脱水状態になったり、電解質のバランスが崩れたりすると起こりやすくなります。また、妊娠中や、特定の薬を服用している場合にも、こむら返りが起こりやすくなることがあります。こむら返りは、通常は数分以内に治まりますが、数時間続くこともあります。こむら返りが頻繁に起こる場合は、医師に相談することが重要です。
脳・神経

看護師に必須の用語『ケルニッヒ徴候』

ケルニッヒ徴候とは、髄膜刺激症状のひとつであり、髄膜炎や脳膜炎などの中枢神経系の炎症によって起こります。髄膜は脳と脊髄を覆っている膜であり、炎症が起こると刺激を受けて痛みや硬直が生じます。ケルニッヒ徴候は、髄膜炎や脳膜炎などの病気を診断するための重要な徴候のひとつであり、医師によって検査されます。 ケルニッヒ徴候は、患者を仰向けの姿勢にして、片方の足を引き上げ、反対側の膝を曲げます。このとき、痛みや抵抗感があれば、ケルニッヒ徴候が陽性となります。ケルニッヒ徴候は、髄膜炎や脳膜炎などの病気の重症度を判断するためにも使用されます。
その他

看護師に必須の用語『マグネシウム』

マグネシウムとは、細胞内に多く含まれる陽イオンであり、核酸・蛋白質・脂質の合成や、神経筋接合部などで重要な役割を果たす電解質の一つです。 человекаの中には約60%が骨に存在します。 マグネシウムは、体内でさまざまな働きをしています。 その一つは、カルシウムやリンなどのミネラルの吸収を助けることです。 また、筋肉の収縮や神経の伝達にも関与しています。 マグネシウムが不足すると、筋肉のけいれんや疲労、不眠症などの症状が現れることがあります。 摂取するマグネシウムの量については、健康な成人の場合、1日に300~400mgが推奨されています。 マグネシウムは、アーモンド、玄米、オートミール、ほうれん草、アボカドなどの食品に多く含まれています。
脳・神経

副交感神経とは?看護師が知っておきたい基礎知識

-副交感神経とは何か?- 副交感神経は、自律神経系を構成する神経の一つであり、交感神経と相反する働きをします。交感神経は、心拍数や血圧を上昇させ、消化機能を抑制させるなど、身体を興奮状態にする働きをします。一方、副交感神経は、心拍数や血圧を低下させ、消化機能を促進させるなど、身体をリラックス状態にする働きをします。副交感神経は、主に夜間に優位に働き、睡眠や休息を促進します。 副交感神経は、脳幹から仙椎までの脊髄の中を通り、全身に分布しています。副交感神経は、末梢神経である迷走神経と仙髄神経によって構成されています。迷走神経は、脳幹から始まり、心臓、肺、胃、腸、肝臓、膵臓などに分布しています。仙髄神経は、仙椎から始まり、直腸、膀胱、性器などに分布しています。 副交感神経は、身体の様々な機能を調節しています。副交感神経の主な働きは以下の通りです。 * 心拍数や血圧を低下させる * 消化機能を促進させる * 唾液や涙の分泌を増やす * 気管支を拡張させる * 瞳孔を縮小させる * 排尿や排便を促進させる 副交感神経は、身体をリラックス状態にし、睡眠や休息を促進する働きがあります。副交感神経がうまく働かなくなると、不眠症や消化器系のトラブルなどの様々な症状を引き起こすことがあります。