呼吸器

看護師に必須の用語『大胸筋』

大胸筋とは、前胸部に位置する厚い扇状形の筋肉のことです。肩関節前方の筋肉の一つであり、肩帯の一部を形成しています。大胸筋の起始は、鎖骨の内側、胸骨、真肋の肋軟骨、腹直筋鞘から始まり、上腕骨の大結節稜に向かって筋線維が収束して停止しています。大胸筋は、鎖骨内側より起始する大胸筋鎖骨部、胸骨と肋軟骨から起始する大胸筋胸肋部、腹直筋鞘から起始する大胸筋腹部の3つの部位に分かれており、それぞれが肩関節の前腕前腕の内転、屈曲、内旋に作用しています。また、大胸筋は強制吸気をする際の呼吸補助筋の一部にもなります。大胸筋の支配神経は、腕神経叢の枝である外側胸筋神経と内側胸筋神経です。
略語

看護師が知っておきたい「do」とは?

-doとは何か?- doとは、処方箋やカルテに記入する際に、「同じ」を意味する略語として使われる記号のことである。繰り返しやコピーを意味する英語「ditto」に由来する。 doは、薬の投与量や投与方法が同じである場合に、前回と同じ薬を処方したり、カルテに同じ内容を記載したりするときに用いられる。例えば、医師が患者の薬を処方する場合、「do」と記載することで、前回の処方と同じ薬を処方することを意味する。また、看護師が患者のカルテに記載する場合、「do」と記載することで、前回のカルテと同じ内容を記載することを意味する。 doは、医療従事者が処方箋やカルテを記載する際に、時間を節約し、ミスを減らすために使用される。また、doは、他の医療従事者が処方箋やカルテの内容を理解しやすくするために使用される。
その他

看護師に必須の用語『Vライン』とは?

Vラインとは、末梢静脈ラインのことであり、静脈へのアクセスを確立するために使用されます。主な目的は、輸液や血管内への薬剤投与(静脈注射静注)です。Vラインは、手、腕、足など、末梢の静脈に挿入されます。挿入位置は、患者の状態や治療の目的によって決まります。Vラインは、短期間の治療や投薬に使用されることが多いですが、長期にわたって使用されることもあります。 Vラインの挿入は、通常は看護師が行います。Vラインを挿入する前に、患者の静脈の状態を評価し、適切な挿入位置を選択します。挿入部位を消毒し、静脈を穿刺してVラインを挿入します。Vラインが挿入されたら、固定テープで固定します。Vラインは、定期的に観察し、感染や合併症の兆候がないかを確認することが重要です。
内分泌・代謝・栄養

看護師が知っておきたい性ステロイドホルモン

看護師が知っておきたい性ステロイドホルモン 看護師の研究家 看護師に必須の用語『性ステロイドホルモン』について説明してください。 看護師になりたい 性ステロイドホルモンとは、性腺(卵巣・精巣)から分泌されるステロイドホルモンの総称です。性ホ...
消化器

看護師に必須の用語『多臓器不全』とは

多臓器不全とは、心臓、腎臓、肺、肝臓、中枢神経などの生命維持臓器が進行性の機能障害を起こす状態です。また、凝固系、免疫系、内分泌系などの生理学的システムの機能障害も含みます。この状態は、多臓器不全症候群(MOF)または多臓器障害(MODS)とも呼ばれます。 多臓器不全は、重篤な感染症、外傷、大手術、火傷など、さまざまな原因で起こり得ます。これらの原因は、臓器に直接損傷を与えるか、全身の炎症反応を引き起こして臓器の機能を損なうことで、多臓器不全を引き起こします。 多臓器不全は、さまざまな症状を引き起こします。主な症状としては、呼吸困難、低血圧、尿量減少、黄疸、意識障害などがあります。多臓器不全は、早期に適切な治療を受けなければ、死に至ることもあります。 多臓器不全の治療は、原因の治療と支持療法の2つに分かれます。原因の治療は、感染症の場合には抗生物質、外傷の場合は手術、火傷の場合は傷の処置などを行います。支持療法は、人工呼吸器、透析、輸血などを行い、臓器の機能をサポートします。 多臓器不全は、重篤な疾患ですが、早期に適切な治療を受ければ、救命できる可能性があります。多臓器不全の予防のためには、感染症を予防し、外傷や火傷のリスクを減らすことが重要です。
精神科

看護師が知っておきたい『防衛機制』について

防衛機制とは、危険や困難や受け入れがたい苦痛・状況にさらされた場合に、それによる不安や体験を減弱させるために無意識に作用する心理的なメカニズムのことである。防衛機制は、人間の精神が過剰なストレスや苦痛から身を守るために、無意識のうちに働く心理的な仕組みのことである。 防衛機制は、その人の性格や過去の経験、現在の状況などによって、その働き方は異なる。防衛機制には、抑圧、逃避、否認、投影、合理化、昇華など、さまざまな種類がある。
看護技術

看護師の基礎知識!看護計画ってなに?

看護計画とは、看護対象者の看護上の問題を解決するために、看護師がアセスメントに基づいて、個別的な看護目標を達成するための計画を記載したものである。看護計画は、看護過程の重要なステップであり、看護の質を確保するために不可欠である。適切な看護計画を立てることで、看護師は看護対象者の状態を正確に把握し、適切なケアを提供することができる。看護計画は、看護師が看護対象者と協力して作成し、看護対象者の状態やニーズの変化に応じて随時見直す必要がある。看護計画は、看護の質を確保するために不可欠であり、看護師の重要な役割である。
その他

看護師に知っておいてほしい問診の基礎

-問診とは何か?- 問診とは、医師が診断の手がかりを得るために、患者に直接、現在の自覚症状や既往歴、内服薬、家族歴、アレルギー歴、渡航歴などを聞くことである。視診とともに臨床医学の出発点とされ、人間の医学と獣医学の本質的な差異とも言える。問診のほか、視診、触診、打診、聴診、および数々の臨床検査によって病気を見極めることが「診察」である。 問診は、患者の訴えを聞くことから始まる。患者の訴えは、主訴と呼ばれる。主訴は、患者の自覚症状であり、患者の言葉で表現される。例えば、「胸が痛い」、「腹が痛い」、「頭痛がする」などである。 主訴を聞いた後は、患者の既往歴を聞く。既往歴とは、患者の過去の病気やケガの歴である。既往歴は、患者の現在の病状を理解する上で重要である。例えば、患者の現在の病状が過去の病気の再発である可能性がある。 既往歴を聞いた後は、患者の内服薬を聞く。内服薬とは、患者が現在服用している薬のことである。内服薬は、患者の現在の病状に影響を与える可能性がある。例えば、患者の現在の病状が内服薬の副作用である可能性がある。 内服薬を聞いた後は、患者の家族歴を聞く。家族歴とは、患者の家族の病気やケガの歴である。家族歴は、患者の現在の病状が遺伝性疾患である可能性があるかどうかを判断する上で重要である。 家族歴を聞いた後は、患者のアレルギー歴を聞く。アレルギー歴とは、患者の過去のアレルギーの歴である。アレルギー歴は、患者の現在の病状がアレルギーである可能性があるかどうかを判断する上で重要である。 アレルギー歴を聞いた後は、患者の渡航歴を聞く。渡航歴とは、患者の過去の渡航歴である。渡航歴は、患者の現在の病状が感染症である可能性があるかどうかを判断する上で重要である。 渡航歴を聞いた後は、患者の現在の生活習慣を聞く。現在の生活習慣とは、患者の食事、運動、睡眠、喫煙、飲酒などの習慣のことである。現在の生活習慣は、患者の現在の病状に影響を与える可能性がある。例えば、患者の現在の病状が不健康な生活習慣が原因である可能性がある。 現在の生活習慣を聞いた後は、患者の心理社会的因子を聞く。心理社会的因子とは、患者のストレス、不安、うつなどの心理的な因子である。心理社会的因子は、患者の現在の病状に影響を与える可能性がある。例えば、患者の現在の病状がストレスが原因である可能性がある。 心理社会的因子を聞いた後は、患者の身体所見を調べる。身体所見とは、患者の身体を診察した結果のことである。身体所見は、患者の現在の病状を理解する上で重要である。例えば、患者の現在の病状が身体的な異常が原因である可能性がある。 身体所見を調べた後は、患者の診断を下す。診断とは、患者の現在の病状の原因を特定することである。診断は、患者の訴え、既往歴、内服薬、家族歴、アレルギー歴、渡航歴、現在の生活習慣、心理社会的因子、身体所見などを総合的に判断して下される。 診断を下した後は、患者の治療方針を決定する。治療方針とは、患者の現在の病状を治療するための計画のことである。治療方針は、患者の診断、年齢、性別、全身状態などに応じて決定される。
眼科

看護師が知っておきたいMLF症候群

MLF症候群とは、脳幹部の橋~中脳の高さにある内側縦束(MLF)の障害によって、片側の眼球の内転ができないが、輻輳(ふくそう、いわゆる寄り目)は可能であるという、特殊な眼球運動の状態になる疾患です。別名、内側縦束症候群、核間麻痺とも呼ばれます。 内側縦束とは、脳幹部の橋~中脳の高さに存在する、眼球運動を制御する神経の束です。MLF症候群では、この内側縦束が障害されることで、片側の眼球の内転が麻痺してしまいます。内転とは、眼球を鼻側に動かすことで、物を見る際に目標物を注視するのに必要な動きです。そのため、MLF症候群になると、片側の眼球を鼻側に動かすことが困難になり、複視(物が二重に見える)などの症状が出現します。 MLF症候群の原因としては、脳梗塞、脳出血、脳腫瘍、多発性硬化症、脳炎など、さまざまなものがあります。また、糖尿病や高血圧などの生活習慣病も、MLF症候群のリスクを高める因子として知られています。MLF症候群の症状は、片側の眼球の内転麻痺、輻輳可能、複視、眼振(眼球が小刻みに震える)などです。MLF症候群の診断は、問診、神経学的診察、画像検査などによって行われます。MLF症候群の治療法は、原因疾患に対する治療が中心となります。また、症状に対する対症療法として、アイパッチ(眼帯)の装着やプリズム眼鏡の使用などが行われることもあります。
消化器

看護師必須!胃潰瘍とは?

胃潰瘍とは、胃の粘膜にできる潰瘍のことです。粘膜は胃の内側を覆っている薄い組織で、胃酸や食べ物から胃壁を保護する役割を果たしています。胃潰瘍は、胃酸やペプシンなどの消化液によって胃の粘膜が侵食されてできるもので、痛みや出血を引き起こすことがあります。胃潰瘍は、日本人に最も多い消化器系の疾患の一つであり、男性に多くみられます。 胃潰瘍の原因は、主にピロリ菌の感染と、鎮痛剤の長期服用です。ピロリ菌は、胃の粘膜に住み着く細菌で、胃酸の分泌を刺激して胃粘膜を傷つけます。鎮痛剤は、胃粘膜を保護する粘液の分泌を抑制するため、胃粘膜を傷つけやすくなります。また、ストレスや喫煙、飲酒も胃潰瘍のリスクを高める因子とされています。 胃潰瘍の症状は、主にみぞおちの痛みです。痛みは、空腹時や食後に強く、食べると軽くなることが多いです。また、吐き気や嘔吐、胸やけ、食欲不振などの症状が現れることもあります。胃潰瘍が進行すると、出血や穿孔を引き起こすことがあります。出血は、吐血や下血として現れることが多く、穿孔は、胃の内容物が腹腔内に漏れ出すことで、腹膜炎を引き起こすことがあります。 胃潰瘍の治療は、主に薬物療法が行われます。薬物療法には、ピロリ菌の除菌薬、胃酸の分泌を抑える薬、胃粘膜を保護する薬などがあります。また、胃潰瘍が進行して出血や穿孔を引き起こした場合は、外科手術が必要になることもあります。 胃潰瘍は、早期発見・早期治療が大切です。胃潰瘍の症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
組織・制度

看護師が知っておくべきCROの役割

CROとは、受託臨床試験機関のことです。CROは、製薬会社から臨床試験の業務を受託して実施する企業です。臨床試験とは、新薬の有効性や安全性を確認するために、ヒトを対象に行われる試験のことです。製薬会社は、新薬を開発する際に、臨床試験を実施して、新薬の有効性や安全性を確認する必要があります。しかし、製薬会社は自社だけで臨床試験を実施することはできません。そのため、CROに臨床試験の業務を委託します。CROは、製薬会社から臨床試験を委託されると、臨床試験を実施する施設に臨床試験を実施するためのスタッフを派遣します。また、臨床試験の結果を収集して、製薬会社に報告します。CROは、製薬会社が新薬を開発する際に、重要な役割を果たしています。
医療機器・設備・器具

酸素テント(さんそてんと)とは?

酸素テントとは、高流量の酸素を流す酸素吸入のことです。長期にわたり酸素療法を行う場合に適しており、未熟児や乳幼児に使用されることが多いです。酸素テントは、鼻から酸素を吸入する酸素マスクや、口と鼻の両方を覆う酸素マスクなど、さまざまな形状があります。酸素テントは、患者の呼吸状態に合わせて、酸素の流量や濃度を調整することができます。 酸素テントを使用すると、患者は高濃度の酸素を吸入することができ、血液中の酸素濃度を上昇させることができます。これにより、患者の呼吸状態を改善し、酸素欠乏による合併症を予防することができます。酸素テントは、肺炎や気管支喘息、肺水腫などの呼吸器疾患の治療に使用されます。また、心臓病や脳卒中などの循環器疾患、貧血などの血液疾患、中毒などの緊急時の治療にも使用されます。
血液・造血

赤血球を知ろう!酸素運搬の役割を持つ血球

赤血球の役割は、酸素を肺から全身の組織や細胞に運搬することと、炭酸ガスを組織や細胞から肺に運搬することです。酸素はヘモグロビンというタンパク質と結合して運搬され、炭酸ガスは血漿に溶けて運搬されます。赤血球は、酸素を運搬するための形状と性質を備えています。赤血球は円盤状で中央がくぼんでおり、この形状により、毛細血管など細い血管を通過することが容易になります。また、赤血球は柔軟性があり、血管の曲がり角を曲がることもできます。赤血球は、また、ヘモグロビンというタンパク質を多く含んでいます。ヘモグロビンは酸素と結合して運搬する役割を担っています。ヘモグロビンは赤色をしているため、赤血球は赤く見えます。
医療機器・設備・器具

ペンローズ・ドレーン:手術後に必要な管

ペンローズ・ドレーンは、手術後の体液や血液を排出する管です。100%シリコンゴムで作られており、柔らかく、体内に挿入した際、周囲の組織を傷つけにくく、痛みが少ないのが特徴です。また、血液や体液などが表面に付着しにくい性質があり、薬剤などによる素材の変化も少ないので、安全に使用することができます。 ペンローズ・ドレールの使用目的は、手術後に摘出した臓器や組織部分などの浸出液や血液などが貯留しやすい部位に挿入し、速やかに体外に排出することです。これによって、術後出血の観察が可能となり、同時に貯留した液体への感染を予防することができます。
精神科

看護師が知っておくべき知的障害について

知的障害とは、精神遅滞とも言われ、知的発達の障害を指します。知的障害は、IQ(知能指数)が70未満であること、社会適応に困難を来すことが診断基準とされています。知的障害には、軽度、中等度、重度、最重度の4段階の重症度があり、それぞれに必要な支援が異なります。 知的障害の原因は、遺伝的なもの、脳損傷、周産期のトラブルなど、さまざまです。知的障害は、出生前、乳幼児期、学童期、成人期など、さまざまな時期に発症する可能性があり、早期発見と早期療育が重要です。 知的障害は、学習や社会適応に困難を来すことが多いため、特別支援教育や就労支援、生活支援などのサポートが必要となります。知的障害のある人たちは、適切なサポートを受ければ、社会の中で自立した生活を送ることができます。
眼科

看護士必須の用語『黒内障』

黒内障(こくないしょう、amaurosis)とは、眼科所見がないにもかかわらず、目が見えなくなったり、視力が低下したりする疾患です。黒内障の多くは、症状が一時的なものが多くしばらくすると自然に回復するため、一過性黒内障と呼ばれることもあります。 黒内障は、目の疾患ではなく、高血圧や糖尿病などの内科系疾患が原因によるものがほとんどです。主な発症の原因は、心臓から脳へと血液が流れる血管の頚動脈が細くなり、結果として眼動脈への血流が悪くなることで発症します。高血圧や高脂血症による動脈硬化の進行が発症の確率を高める場合もあります。 黒内障の症状は、目が見えなくなったり、視力が低下したりするというものです。また、視野が欠ける、物が二重に見える、光が眩しく感じるなどの症状が現れる場合もあります。 黒内障の治療は、抗血小板薬や抗凝固薬などを使用した内服治療が行われます。そのほか、頚動脈の狭窄が重度の場合、ステントなどを用いた外科的手術を行うこともあります。
整形外科

看護師必須用語『大胸筋』

大胸筋とは、前胸部に位置する厚い扇状形の筋肉です。肩帯を形成する肩関節前方の筋肉の一つであり、上腕の内転・屈曲・内旋などを行う働きがあります。また、強制吸気をする際の呼吸補助筋の一部にもなっています。大胸筋は、鎖骨内側・胸骨と真肋の肋軟骨・腹直筋鞘から始まり、上腕骨大結節稜に向かって筋線維が収束して停止します。起始部から3つの部位にわかれており、鎖骨内側より起始する大胸筋鎖骨部、胸骨と肋軟骨から起始する大胸筋胸肋部、腹直筋鞘から起始する大胸筋腹部の3つが大胸筋を構成しています。支配神経は腕神経叢の枝である外側胸筋神経(C5-7)と内側胸筋神経(C8-Th11)です。身体の前面に位置する筋肉であり、最も目立つ筋肉であることから、上肢を使用する労働者やスポーツ選手などでは良く発達しています。
内分泌・代謝・栄養

看護師必須用語『糖質』を理解しよう

糖質とは、糖を主成分とする物質の総称であり、別名「炭水化物」とも呼ばれる物質です。三大栄養素のひとつとして、身体活動のエネルギー源として重要な役割を果たしています。糖質は、多糖類、二糖類、単糖類の3つに大きく分類されます。 多糖類は、ブドウ糖がたくさん結合したもので、デンプン、グリコーゲン、セルロースなどがあります。デンプンは、米、小麦、ジャガイモなどの主食に多く含まれ、グリコーゲンは筋肉や肝臓に蓄えられているエネルギー源です。セルロースは植物の細胞壁の主成分であり、人間は消化できません。 二糖類は、ブドウ糖と果糖が結合したもので、ショ糖(砂糖)、ラクトース(乳糖)、マルトース(麦芽糖)などがあります。ショ糖は砂糖やはちみつに多く含まれ、ラクトースは牛乳に含まれています。マルトースは大麦や小麦を発芽させて作られる麦芽糖です。 単糖類は、ブドウ糖、果糖、ガラクトースなどがあり、最も基本的な糖質です。ブドウ糖は、果物や砂糖に多く含まれ、果糖は果物やハチミツに多く含まれています。ガラクトースは牛乳に含まれる糖質です。 糖質は、エネルギー源としてだけでなく、内臓や筋肉などの組織の構成成分としても重要な役割を果たしています。また、糖質はビタミンやミネラルの吸収を助ける働きもあります。
小児科

新生児の原始反射『非対称性緊張性頸反射』

非対称性緊張性頸反射(ATNR)とは、新生児にみられる原始姿勢反射(原始反射)の1つである。乳児を仰向けに寝かせ、首を一方に向けると顔面側の上下肢が伸展し、後頭側が屈曲する反応である(例首を右に向けると、右の手足は伸び、左の手足は曲がる)。大脳の発達に伴い、生後4カ月を過ぎた頃から見られなくなる反応である。 ATNRは、乳児が首を動かすことで、身体の姿勢を調整する反射である。ATNRが正常に働いていると、乳児は頭を動かすことで、身体のバランスを保つことができる。また、ATNRは、乳児が物を掴んだり、移動したりする動作の発達にも関与している。 ATNRが正常に働かないと、乳児は身体の姿勢を調整することが困難になり、物を掴んだり、移動したりすることが難しくなる。また、ATNRが正常に働かないと、乳児は頭の形が変形したり、脊椎が曲がったりするリスクが高くなる。
組織・制度

看護師に必須の用語『心理的デブリーフィング』とは

心理的デブリーフィングとは、トラウマとなる経験をした人々のストレスを緩和する目的で行われる対処方法のことである。トラウマとなった体験の詳細やそのときの感情を語ってもらい、医療者は共感的に聴取していくことで、ストレスの緩和を目指していく。 心理的デブリーフィングは、1980年代にアメリカの精神科医であるジェフリー・ミッチェルによって提唱された。ミッチェルは、トラウマを経験した消防士や警察官を対象とした研究を行い、心理的デブリーフィングがストレスの軽減に効果的であることを発見した。その後、心理的デブリーフィングは、災害や事故の被災者、戦争やテロの被害者など、さまざまなトラウマを経験した人々を対象に行われるようになった。 心理的デブリーフィングは、通常、グループで行われる。グループは、トラウマを経験した人々で構成され、医療者やカウンセラーがファシリテーターを務める。グループでは、参加者一人ひとりがトラウマとなった体験を語り、他の参加者はそれを聴きながら共感する。医療者やカウンセラーは、参加者の話を聴きながら、共感的に応答し、参加者がトラウマを乗り越えるためのサポートを行う。 心理的デブリーフィングは、トラウマを経験した人々のストレスを軽減し、トラウマからの回復を促進する効果があることが報告されている。しかし、心理的デブリーフィングは、すべてのトラウマを経験した人々に効果があるわけではないことに注意が必要である。また、心理的デブリーフィングは、適切な訓練を受けた医療者やカウンセラーによって行われることが重要である。
職種・資格

自衛隊看護師とは?その役割と養成機関について

自衛隊看護師を養成する機関は、防衛医科大学校看護学科です。同校では、保健師、看護師である幹部自衛官の候補生を養成しています。4年間の教育を受け、国家資格を取得した後には、陸海空の幹部候補生学校に入校し、幹部自衛官として必要な知識や技能を身につけることができます。なお、学生は入学すると同時に自衛官の肩書が与えられます。4年間の教育課程では、看護学の基礎から臨床実習まで幅広く学びます。国家資格の取得に加え、自衛官としての基礎知識や技能も身につけることができます。また、学生は入学と同時に自衛官の身分となり、給与や福利厚生を受けることができます。
腎・泌尿器

看護師に必須の用語『尿路ストーマ』をわかりやすく解説

尿路ストーマとは、腎臓からの尿排泄を行うために人工的に造設される排泄口のことです。尿路ストーマは、膀胱や尿道に障害のある人が利用することが多いです。尿路ストーマは、腹部に造設されることが多く、尿はストーマバッグに排出されます。ストーマバッグは、尿を貯めるための袋で、定期的に交換する必要があります。尿路ストーマは、患者の日常生活に大きな影響を与える可能性がありますが、適切なケアを受けることで、日常生活を快適に過ごすことができます。
その他

看護師必携用語:バギングとは?

バギングとは、バックバルブマスクを利用して空気を送る方法である。人工呼吸の方法のひとつで、用手換気ともいう。bagging。人工呼吸では、口と口を密着させて行う方法がよく知られているが、現在では感染リスクの観点から、口と口での人工呼吸はほとんど行われておらず、医療従事者はポケットマスク(フェイスマスク)やバックバルブマスクなどの器具を使った人工呼吸を行っている。 バギングには、手動式と自動式の2種類がある。手動式は、医療従事者がバッグを手で押して空気を送る方法である。自動式は、機械が自動的にバッグを押し、空気を送る方法である。 バギングは、呼吸停止や呼吸困難などの患者に行われる。また、全身麻酔や鎮静剤を投与した患者にも、呼吸を確保するためにバギングが行われる。 バギングを行う際には、患者の気道が確保されていることを確認する必要がある。気道が確保されていないと、空気が肺に送り込まれない。また、バッグを押す力加減にも注意する必要がある。バッグを強く押すぎると、患者の肺を傷つける恐れがある。
その他

看護師が知っておきたいピギー(点滴)の基礎知識

ピギー(点滴)とは、点滴、点滴バックの呼称である。また、ピギー内に充填する生理食塩水を指すこともある。ピギーは、点滴を投与するために使用される医療機器である。点滴とは、血管に直接薬剤や栄養剤を注入する医療行為である。ピギーは、点滴を行う際に、薬剤や栄養剤を貯蔵し、患者の体に注入する役割を果たす。ピギーは、通常、プラスチック製のバッグで、点滴を受ける患者のベッドの近くにあるスタンドに吊るされている。ピギーには、薬剤や栄養剤を注入するためのチューブが接続されており、チューブの先端は患者の血管に挿入されている。