腎・泌尿器

腎臓の機能を表す検査値、糸球体濾過量とは?

糸球体濾過量とは、腎臓の機能を表す検査値です。腎臓は、血液をろ過して老廃物を尿として排出する臓器です。糸球体濾過量とは、腎臓が1分間にろ過する血液の量のことです。糸球体濾過量は、腎機能の指標として重要で、腎機能が低下すると糸球体濾過量も低下します。糸球体濾過量が低下すると、老廃物が体内に蓄積され、さまざまな症状を引き起こします。糸球体濾過量が低下する原因には、慢性腎臓病、糖尿病、高血圧、心臓病などがあります。糸球体濾過量の低下が疑われる場合は、血液検査や尿検査で糸球体濾過量を測定します。糸球体濾過量が低下している場合は、腎機能を改善するための治療が必要です。
循環器

看護師必須用語!スタビライザーとは?

スタビライザーとは、心拍動下冠動脈バイパス手術において、血管吻合などを行うために、心臓の表面を固定する器具のことです。 スタビライザーの使用目的はいくつかありますが、主には以下の2つです。 * 心臓の表面を固定することにより、血管吻合を行うためのスペースを確保する。 * 心臓の動きを安定させ、血管吻合を容易にする。 スタビライザーは、心臓の表面に直接接触する部分と、心臓の動きを安定させるための部分の2つから構成されています。心臓の表面に直接接触する部分は、シリコンやポリウレタンなどの柔らかい素材でできており、心臓を傷つけないように配慮されています。心臓の動きを安定させるための部分は、金属やプラスチックなどの硬い素材でできており、心臓の動きをしっかりと固定することができます。 スタビライザーは、心拍動下冠動脈バイパス手術において、重要な役割を果たしています。スタビライザーを使用することで、血管吻合を安全かつ正確に行うことができ、手術の成功率を向上させることができます。
皮膚科

看護師に必須の用語『ミディアム』について

ミディアムとは、ステロイド外用薬の抗炎症作用の強さが中程度のことを指します。ステロイド外用薬は、副腎皮質ホルモンであるステロイドを主成分とした外用薬です。炎症を抑える効果が高く、湿疹やアトピー性皮膚炎などの皮膚疾患に使用されます。ステロイド外用薬には、強さによって「強」「中」「弱」の3段階に分類されています。ミディアムは、このうち中間の強さにあたります。 ミディアムのステロイド外用薬は、比較的軽症の皮膚疾患に使用されます。例えば、湿疹やアトピー性皮膚炎の初期段階、虫刺されやじんましん、かぶれなどです。また、強めのステロイド外用薬を使用していた場合、症状が落ち着いてきたらミディアムのステロイド外用薬に切り替えることもあります。 ミディアムのステロイド外用薬を使用する際は、医師や薬剤師の指示に従って正しく使用することが大切です。1日1~2回、患部に適量を塗布します。塗布後は、患部を清潔に保ち、こすったり掻いたりしないように注意しましょう。また、ミディアムのステロイド外用薬は、長期にわたって使用すると副作用が現れることがあります。副作用としては、皮膚が菲薄化したり、色素沈着を起こしたり、毛が生えやすくなったりすることがあります。副作用が気になる場合は、医師や薬剤師に相談しましょう。
脳・神経

重症筋無力症の基礎知識と看護

重症筋無力症とは、骨格筋が容易に疲労し脱力を生じる疾患のことです。運動神経と骨格筋の接合部にある神経伝達物質であるアセチルコリンの受容体に対する自己抗体(抗アセチルコリン受容体抗体)が産生され、この抗体によってアセチルコリン受容体が破壊されてしまうことで、神経伝達に障害が生じて起こります。 重症筋無力症の主な症状は、眼瞼下垂(まぶたが下がってしまう)、複視(ものが二重に見える)、眼球運動障害、嚥下障害(飲み込みにくい)、構音障害(声がかすれる、言葉が不明瞭になる)、呼吸困難などです。これらの症状は、運動をすると悪化し、安静にしていると改善することが多いです。 重症筋無力症は、原因不明の難病ですが、治療法はあります。薬物療法や手術療法など、患者さんの状態に合わせて最適な治療法が選択されます。薬物療法では、抗コリンエステラーゼ薬や免疫抑制剤などが使用されます。手術療法では、胸腺摘除術が行われることがあります。
その他

看護師に不可欠なプロトコールとは?

プロトコールとは、医療現場において、患者に対して実施される検査や治療、薬剤の投与など、あらかじめ定められた手順や計画のことです。これは、医療機関や医療従事者によって作成され、患者の状態や症状に合わせて変更されることもあります。プロトコールは、医療の質を向上させ、医療従事者の負担を軽減し、患者の安全性を確保するために使用されます。 プロトコルには、患者の状態や症状、検査や治療、薬剤の投与など、さまざまな情報が含まれます。また、プロトコルは、医師や看護師など、医療従事者によって作成され、患者の状態や症状に合わせて変更されることもあります。プロトコルは、医療の質を向上させ、医療従事者の負担を軽減し、患者の安全性を確保するために使用されます。
整形外科

看護師に役立つ腰痛の基本知識

腰痛とは、背骨の下部である腰の領域に痛みを伴う状態のことです。腰痛は、腰の筋肉、靭帯、椎骨、神経のいずれかの問題が原因で起こることがあります。また、腰痛は、骨粗鬆症、関節炎、坐骨神経痛、椎間板ヘルニアなどの疾患によっても引き起こされることがあります。腰痛は、日常生活に支障をきたすことが多く、仕事や家事をこなすことが困難になることもあります。また、腰痛は、睡眠障害、うつ病、不安などの精神的な問題を引き起こすこともあります。 腰痛の原因は様々ですが、最も一般的な原因は、腰の筋肉や靭帯の緊張や損傷です。これは、重い物を持ち上げたり、不自然な姿勢で長時間作業したりすることによって起こることがあります。また、腰痛は、椎間板ヘルニアや脊椎分離症などの疾患によっても引き起こされることがあります。腰痛の症状は、腰の痛みや違和感、痺れ、筋肉の痙攣などがあります。また、腰痛は、歩行や立位、坐位などの日常生活の動作を困難にすることもあります。
組織・制度

スタンダードプリコーションとは?知っておくべき感染予防の基本

スタンダードプリコーションとは、医療従事者が感染から身を守るために、患者との接触時に必ず行う基本的な感染予防策のことです。患者の汗以外の分泌物(血液、体液)、排泄物、傷のある皮膚、粘膜などを感染の危険のあるものとみなして、その取扱いに注意します。 スタンダードプリコーションは、感染症の有無を問わず、すべての患者を対象に、またどのような場合においても実施する必要があります。具体的には、手指衛生、手袋やガウンの適切な使用・廃棄、器具や器材の適切な消毒・滅菌などの取り扱い、患者の隔離などが挙げられます。 スタンダードプリコーションは、医療従事者と患者を感染の危険から守るために重要な感染予防策です。医療従事者は、スタンダードプリコーションを正しく理解し、実践することが求められます。
感染

看護師が知っておくべきりんご病の知識

りんご病は、ヒトパルボウイルスB19を病原体とする小児期に起こる伝染性の発疹性疾患です。正式名称は伝染性紅斑と言い、顔がりんごのように赤くなることから、国内では通称「りんご病」と呼ばれています。りんご病は、感染してもほとんどの場合、軽症で自然に治癒します。しかし、まれに、妊婦が感染した場合、胎児に影響を及ぼす可能性があります。また、慢性貧血や免疫不全症がある人では、重症化することがあります。 りんご病は、感染した人の咳やくしゃみなど、空気感染によって広がります。潜伏期間は4~21日で、症状は発疹、発熱、関節痛、頭痛、倦怠感などです。発疹は、顔、首、胸から始まり、徐々に全身に広がります。発疹は、通常1~2週間程度で消えます。 りんご病の治療法はありませんが、症状を緩和するための対症療法が行われます。解熱剤や鎮痛剤を服用したり、安静にして体を休めたりすることが大切です。また、妊婦が感染した場合には、胎児への影響を最小限にするために、医師の指示に従って治療を行います。 りんご病の予防には、感染した人と接触を避けることが大切です。また、手洗いとうがいを励行し、感染を広げないようにすることが大切です。
眼科

看護師に必須の用語『縮瞳』とは?

縮瞳とは、眼の瞳孔が収縮した状態のことです。瞳孔は、目の虹彩の中央にある黒い部分で、光の量を調節して網膜に届ける役割を担っています。瞳孔は、明るい場所では収縮して瞳孔の大きさを小さくし、暗い場所では散瞳して瞳孔の大きさを大きくします。 縮瞳は、様々な原因で起こる可能性があります。例えば、明るい場所を見たり、薬を服用したり、病気にかかったりすると、瞳孔が収縮することがあります。 縮瞳が起こると、瞳孔の大きさが小さくなり、網膜に届く光の量が減少します。そのため、視界が暗くなったり、ぼやけたりするなどの症状が現れます。また、縮瞳が起こると、瞳孔の周りに虹彩があり光を虹のように反射させるようになるため、瞳孔の周りに光の輪が見えることがあります。 縮瞳は、通常は短時間で元に戻りますが、持続する場合は、何らかの病気が原因である可能性があります。そのため、縮瞳が起こった場合は、眼科を受診することが大切です。
その他

イブニングケアとは?就寝前の快適な援助

イブニングケアの目的と重要性 イブニングケアの目的は、患者が快適に就寝できるようにすることです。これには、身体的なケアと精神的なケアの両方が含まれます。身体的なケアとしては、ベッドを整え、排泄や洗面を済ませ、寝間着に着替え、必要に応じて入浴・足浴を行うなどがあります。精神的なケアとしては、患者の不安や心配事を軽減し、リラックスした状態にすることが挙げられます。 イブニングケアは、患者の健康状態を維持するために重要です。快適な睡眠をとることで、患者の身体は回復し、免疫力が向上します。また、精神的なストレスを軽減することで、患者の気分を改善し、治療への意欲を高めることができます。さらに、イブニングケアは、患者の家族の負担を軽減する役割も果たします。患者の状態が安定し、安心して就寝できれば、家族も安心して過ごすことができます。
検査・診断

看護師に必須の検査「ワイル・フェリックス反応」

ワイル・フェリックス反応とは、リケッチア感染症に対して行われるスクリーニング検査です。リケッチア感染症患者の血清は、疾患に応じてプロテウス属(ヒトの腸内に常在するグラム陰性桿菌の一つ)のOX-19株、OX-2株、OX-K株に対して凝集素を持つことが知られています。この性質を生かし、凝集反応の有無によって診断する検査がワイル・フェリックス反応です。 ワイル・フェリックス反応は、1916年にオーストリアの医師ワイルとイギリスの細菌学者フェリックスによって開発されました。この検査は、チフス、パラチフス、ロッキー山紅斑熱などのリケッチア感染症の診断に広く使用されてきました。しかし、近年では、より特異性の高い検査法が開発されたため、ワイル・フェリックス反応の使用頻度は減少しています。 ワイル・フェリックス反応は、比較的簡便な検査であり、短時間で結果が得られるという利点があります。しかし、他のリケッチア感染症との交差反応を起こすことがあるため、診断の確定には他の検査との併用が必要となります。
産婦人科

看護師必携!流産の用語解説

流産の定義とは? 流産とは、妊娠22週未満の妊娠の中断のことを指し、妊娠22週以上の場合の中断は死産といいます。流産の定義には、自然流産と人工流産が含まれます。自然流産とは、自然に妊娠が中断されることであり、原因には胎児の異常、胎盤の異常、子宮の異常、感染症、外傷などが考えられます。人工流産とは、何らかの理由で妊娠を中断させるために医療的な処置を行うことであり、日本では母体の健康を守るためや、経済的な理由、社会的理由などで行うことができます。
医療機器・設備・器具

看護師に必須の用語『ペインクリニック』

ペインクリニックとは、痛みの緩和を目的としたクリニックのことです。薬物療法だけでなく、神経に局所麻酔をする神経ブロック、筋膜の炎症部位へのトリガーポイント注射、膝や脊椎の関節への関節腔内注射などを中心にした治療が行われます。 ペインクリニックの対象となる痛みは、がんの痛み、腰痛、首の痛み、関節痛、神経痛など、さまざまなものがあります。また、ペインクリニックでは、痛みの原因を診断し、適切な治療法を選択することも行われます。 ペインクリニックの治療は、患者さんの状態に合わせて、薬物療法、神経ブロック、トリガーポイント注射、関節腔内注射など、さまざまな方法が行われます。薬物療法では、痛み止めや抗うつ薬などを使用します。神経ブロックは、痛みを伝達している神経に局所麻酔を注射して、痛みを緩和する方法です。トリガーポイント注射は、筋肉の炎症部位に局所麻酔を注射して、痛みを緩和する方法です。関節腔内注射は、膝や脊椎の関節に局所麻酔やヒアルロン酸などを注射して、痛みを緩和する方法です。 ペインクリニックでの治療は、痛みの緩和に効果があることが多く、患者さんのQOL(生活の質)の改善につながることが期待できます。
感染

看護師に必須の用語「感染症」について

感染症とは、細菌、ウイルス、真菌、原虫、寄生虫などの病原体が体内で増殖し、症状を引き起こすことです。感染症は、接触感染、飛沫感染、空気感染、経口感染、経皮感染、性感染などの感染経路によって広がります。感染症の症状は、感染した部位や病原体によって異なりますが、発熱、咳、鼻水、下痢、嘔吐、発疹、筋肉痛、関節痛などの症状が現れることが多いです。感染症は、抗菌薬や抗真菌薬などの薬物で治療することができることが多いですが、中には治療法がなく、死に至ることもある感染症もあります。感染症を防ぐためには、手洗い、マスクの着用、ワクチンの接種などの予防策を講じることが大切です。
脳・神経

看護師に必須の用語『排尿中枢』とは?

排尿中枢とは、排尿機能を統合する器官である。前頭葉や橋にある高位中枢と仙髄にある下位中枢にわけられる。高位中枢は、排尿を意識的にコントロールしたり、排尿反射を抑制したりする役割を担っている。下位中枢は、排尿反射を自動的に制御したり、膀胱の収縮や尿道の拡張を調整したりする役割を担っている。排尿中枢は、これらの働きによって、尿が膀胱に貯まって一定量に達したときに排尿反射を発生させ、尿を排出することを可能にしている。
血液・造血

看護師に必須!血液の知識

血液とは、血漿と血球(赤血球、白血球、血小板)を合わせたものです。血液は、体重の約7%にあたる約4~5リットルであり、成人の平均的な血液量は体重の約13分の1になります。血液は動脈、静脈、毛細血管のネットワークを流れ、体の隅々に酸素や栄養素を運び、老廃物を回収しています。また、血液には、体を守るための役割があります。白血球は、細菌やウイルスなどの異物を攻撃し、血小板は、血管が傷ついたときに血を止めるのを助けます。血液は、体にとって欠かせないものです。血液が不足すると、酸素や栄養素が不足して、さまざまな障害が起こります。
血液・造血

看護師に知っておいてほしい! 止血の基本と手順

止血とは、血管の損傷により出血した状態を止める行為のことを指す。血管の損傷は、外傷や手術などによって起こることが多く、出血を放置すると患者の生命に関わる危険性があるため、迅速かつ適切な止血処置を行うことが重要である。止血の方法は、傷口を直接圧迫する方法、止血帯を用いる方法、凝固剤を用いる方法などがある。 直接圧迫法は、出血している部位を直接手で押さえて止血する方法である。これは最も簡単な止血法であるが、出血がひどい場合は効果がないことがある。止血帯を用いる方法は、出血している部位の上部に止血帯を巻いて止血する方法である。止血帯は、医療用のものではなく、ハンカチやネクタイなどでも代用することができる。凝固剤を用いる方法は、出血している部位に凝固剤を塗布して止血する方法である。凝固剤は、血液中のタンパク質であるフィブリンを生成して止血を促進する。
循環器

看護師が知っておきたい低血圧について

低血圧とは、さまざまな要因により血圧が低下している状態を指す。正常血圧は、収縮期血圧が120mmHg、拡張期血圧が80mmHgである。低血圧とは、収縮期血圧が90mmHg未満、拡張期血圧が60mmHg未満の状態である。低血圧は、めまいやふらつきの原因となる。また、脳への血流が低下するため、意識障害やけいれんを引き起こすこともある。 低血圧の原因としては、次のようなものがある。 * 脱水症 * 出血 * 感染症 * 心臓疾患 * 内分泌疾患 * 薬物の副作用 低血圧の症状としては、次のようなものがある。 * めまい * ふらつき * 失神 * 息切れ * 疲労感 * 吐き気 * 嘔吐 * 視界がぼやける * 頭痛 * 意識障害 * けいれん 低血圧の治療は、原因に応じて行われる。脱水症の場合は、水分を補給する。出血の場合は、止血を行う。感染症の場合は、抗菌薬を投与する。心臓疾患の場合は、心臓の機能を改善する薬を投与する。内分泌疾患の場合は、ホルモン補充療法を行う。薬物の副作用の場合は、その薬の服用を中止する。 低血圧は、適切な治療を受ければ、改善することが多い。しかし、重度の低血圧は、命の危険もあるため、すぐに受診することが大切である。
循環器

看護師に必須の用語:不整脈を理解する

不整脈とは、何らかの原因によって心拍が不規則になるなど、心臓の電気興奮のリズム(調律)が異常になった状態をいう。不整脈は、心臓の電気信号が正しく伝達されなくなった結果、心拍数が早くなったり遅くなったり、不規則になったりすることがある。 不整脈は病名ではなく、病態の総称である。さまざまな病気が不整脈を引き起こす可能性があり、また健康な人でも一時的に不整脈を起こすことがある。不整脈は多くの場合無害であるが、生命を脅かす可能性のある重篤な不整脈もある。 不整脈は、心電図検査によって診断される。心電図検査では、心臓の電気信号を記録し、そのリズムを分析する。不整脈にはさまざまな種類があり、それぞれ異なる症状を引き起こす。 不整脈の症状としては、動悸、息切れ、胸痛、めまい、失神などがある。不整脈が重篤な場合は、心臓発作や脳卒中を引き起こす可能性がある。 不整脈の治療は、その原因と重症度によって異なる。無害な不整脈は治療を必要としないが、重篤な不整脈は薬物治療やペースメーカーの植え込みなどの治療が必要になる。
検査・診断

看護師が知っておきたい12誘導心電図の基礎知識

-12誘導心電図とは- 12誘導心電図とは、心臓の電気的活動を12個の異なる角度から測定する検査法です。これにより、心臓の異常を検出したり、心臓の機能を評価したりすることができます。 12誘導心電図は、胸部に10個の電極を貼り付けて行われます。これらの電極は、心臓の異なる部位の電気的活動を測定します。測定された電気的活動は、心電図計で記録されます。 心電図計は、電気的活動を波形として記録します。波形は、心臓の収縮と拡張に応じて変化します。心電図の波形は、医師が心臓の異常を検出したり、心臓の機能を評価したりするために使用されます。 12誘導心電図は、心臓の異常を検出するための最も一般的な検査法です。心臓発作、心筋梗塞、不整脈などの心臓の異常を検出するために使用されます。また、心臓の機能を評価するためにも使用されます。
循環器

動脈血とは?酸素を多く含む鮮紅色の血液

動脈血の酸素含量は、呼吸器と循環器の健康を評価する重要な指標です。動脈血の酸素含量が高いことは、肺と心臓が十分に機能しており、全身に酸素を送り届けていることを示しています。逆に、動脈血の酸素含量が低いことは、肺や心臓に何らかの問題があり、酸素を全身に十分に送り届けることができていないことを示しています。 動脈血の酸素含量を測定するには、動脈血ガス分析を行います。動脈血ガス分析は、動脈から採取した血液を分析して、酸素分圧(PaO2)、二酸化炭素分圧(PaCO2)、pH値などを測定する検査です。動脈血ガス分析は、呼吸器疾患や循環器疾患の診断や治療経過の観察などに用いられます。 動脈血の酸素含量は、年齢や性別によって異なります。一般的に、成人男性の動脈血の酸素含量は95~100%、成人女性の動脈血の酸素含量は92~97%です。動脈血の酸素含量は、運動やストレスによっても変化します。運動中は、筋肉への酸素供給量が増加するため、動脈血の酸素含量が低下します。ストレスを感じているときも、動脈血の酸素含量が低下することがあります。 動脈血の酸素含量が低下すると、全身の組織や臓器に酸素が行き届かなくなり、さまざまな症状が出現します。動脈血の酸素含量が低下したときにみられる症状としては、息切れ、動悸、頻脈、チアノーゼ、意識障害などがあります。動脈血の酸素含量が低下した場合は、すぐに医療機関を受診することが大切です。
アレルギー・膠原病

看護師に必須の用語『側頭動脈炎』とは?

側頭動脈炎は、大血管を主体とした血管炎です。大動脈と主要分岐動脈に病変を呈するが、特に外頸動脈に頻度が高いため側頭動脈炎と呼ばれてきました。現在では巨細胞性血管炎(giant cell arteritis〈GCA〉)に呼称が統一されています。 側頭動脈炎は、50歳以上の高齢者に多く発症します。男女比は12で、女性に多い傾向があります。この病気の原因は不明ですが、遺伝的要因や感染症との関連が疑われています。 側頭動脈炎の主な症状は、頭痛、側頭部の動脈の拍動、顎の痛みです。その他、発熱、全身倦怠感、体重減少、視覚障害などの症状が現れることもあります。 側頭動脈炎の診断は、血液検査や画像検査によって行われます。血液検査では、炎症反応の上昇や赤血球沈降速度の亢進などがみられます。画像検査では、大動脈や主要分岐動脈の壁の肥厚や狭窄などがみられます。 側頭動脈炎の治療は、ステロイド薬を使用します。ステロイド薬は、炎症を抑えて血管の壁の肥厚や狭窄を改善する効果があります。治療期間は、通常数カ月から1年以上です。 側頭動脈炎は、早期に診断・治療を開始すれば、予後は良好です。しかし、治療が遅れると、動脈瘤や脳梗塞などの重篤な合併症を引き起こすことがあります。
アレルギー・膠原病

ループスアンチコアグラントとは?その役割と検査方法

ループスアンチコアグラント(LA)とは、血液検査で検出することができる抗リン脂質抗体の一種です。リン脂質とプロトロンビンとの複合体に対する自己抗体であり、基本的に健常者の血液中には存在しません。いくつかの自己免疫疾患で陽性となることが知られており、その中でも代表的な疾患はループス(全身性エリテマトーデス)です。ループスアンチコアグラントが陽性の場合、血栓症や流産のリスクが高まることが知られています。
その他

看護師に必須の用語『ピギー』の意味と使い方

ピギーとは、点滴、点滴バックの呼称である。また、ピギー内に充填する生理食塩水を指すこともある。点滴とは、静脈や筋肉に薬剤や輸液を投与する医療行為である。点滴バックとは、点滴に使用する薬剤や輸液を貯蔵する容器である。ピギーという名称は、点滴バックの形状がブタに似ていることから名付けられた。ピギーは、医療現場で広く使用されており、看護師が点滴を行う際には欠かせない用具である。 ピギーは、主にプラスチック製の容器でできており、さまざまな容量のものがある。ピギーには、輸液や薬剤を注入するためのポートが設けられており、輸液や薬剤を投与する際は、このポートに点滴針を接続する。ピギーには、輸液や薬剤の残量を確認するための目盛りが付いている。医療現場では、ピギーを点滴スタンドに吊るして使用することが多い。ピギーは、点滴を行う際に欠かせない用具であるが、使用後は適切に廃棄することが重要である。