消化器

看護師が知っておくべき脂肪肝の基礎知識

脂肪肝とは、肝細胞中に中性脂肪(トリグリセリド)が蓄積した状態です。肝細胞の30%以上に脂肪空胞を認める状態を言います。アルコール性と非アルコール性に分けられます。 アルコール性脂肪肝は、過剰なアルコール摂取が原因で起こる脂肪肝です。アルコールは肝臓で分解され、その過程で脂肪酸が生成されます。この脂肪酸が肝細胞に蓄積すると、脂肪肝となります。 非アルコール性脂肪肝は、アルコールを飲まない人にも起こる脂肪肝です。肥満、糖尿病、高脂血症などが原因で起こることが多いです。 脂肪肝は、初期の段階では自覚症状がありません。しかし、進行すると、肝機能障害や肝硬変、肝臓がんの原因となることがあります。 脂肪肝を予防するためには、適度な運動、バランスのとれた食事、禁煙、節酒などが大切です。
呼吸器

看護師に必須の用語『咳喘息』とは

-咳喘息とは何か- 咳喘息は、喘鳴(ぜんめい)や呼吸困難を伴わない慢性(8週間以上)の咳嗽(がいそう)が唯一の症状で、呼吸機能はほぼ正常、気道過敏性は軽度亢進、気管支拡張薬が有効という特徴をもつ喘息の亜型である。咳喘息は、喘息の一種であり、咳が主な症状である。喘息は、気管支が狭くなって呼吸がしづらくなる病気であり、咳、喘鳴、呼吸困難などの症状が現れる。喘息には、アレルギー性喘息と非アレルギー性喘息の2種類があり、咳喘息は、非アレルギー性喘息に分類される。咳喘息は、気管支が過敏になっていて、わずかな刺激でも咳が出やすくなるのが特徴である。咳喘息の症状は、咳が主な症状であるが、痰が絡むこともある。また、胸が締め付けられるような感じがしたり、息苦しさを感じたりすることもある。咳喘息は、気管支拡張薬やステロイド薬などの薬で治療することができる。
呼吸器

看護師必須用語『呻吟(しんぎん)』について

呻吟とは、苦しんで呻くこと、また、その音のことである。この言葉から、声門を閉めて息を吐くことで呼気時に呻き声が聞こえる呼吸障害を、呻吟呼吸と呼ぶ。 呻吟は、身体的な苦痛や精神的な苦痛など、さまざまな原因によって引き起こされる。身体的な苦痛としては、痛み、呼吸困難、吐き気、嘔吐などがあげられる。精神的な苦痛としては、不安、抑うつ、恐怖などがあげられる。 看護においては、呻吟は患者の状態を把握するための重要な情報である。呻吟は、患者の苦痛を訴える方法のひとつであり、患者の状態が悪化していることを示すサインである可能性がある。そのため、看護師は患者の呻吟に注意を払い、患者の状態を把握することが重要である。 また、看護師は患者の呻吟を軽減するためのケアを行う必要がある。呻吟を軽減するためのケアとしては、鎮痛剤の投与、呼吸器ケア、心理的なサポートなどが挙げられる。看護師は、患者の状態に応じて適切なケアを行うことで、患者の呻吟を軽減し、患者の苦痛を和らげることが重要である。
腎・泌尿器

看護師必見!尿比重とその意味

尿比重とは、尿中のナトリウム、尿素、糖、タンパク質などの溶質成分の含まれる量を示す、尿の検査項目の一つです。尿比重は、尿の濃縮度合いを示す指標であり、尿の溶質濃度の高さを測定することで、尿の濃縮度を評価することができます。尿比重は、通常1.000~1.030の範囲にあり、1.000に近いほど尿が希釈され、1.030に近いほど尿が濃縮されていることを示しています。尿比重は、腎臓の機能を評価する上で重要な検査項目であり、腎臓が尿を濃縮したり希釈したりする能力を評価するために使用されます。また、尿比重は、脱水症や水分の過剰摂取などの水分代謝の異常を評価する際にも使用されます。
組織・制度

米国で活躍するレジスタードナースとは?

レジスタードナース(RN)は、米国の看護業界で最も一般的な看護ライセンスです。RNになるには、州発行の免許を取得するために、米国看護試験(NCLEX)に合格する必要があります。 RNは、患者ケアの全範囲を担うことができ、患者の状態を評価し、投薬や治療を処方し、患者の進捗状況を監視することができます。また、患者やその家族に健康教育を提供し、ケアの調整とコーディネートを行います。 RNは、病院、クリニック、診療所、介護施設、学校、在宅ケア施設など、さまざまな医療機関で働いています。また、公衆衛生、教育、研究など、さまざまな分野で活躍しています。 RNは、患者ケアの重要な役割を担っており、患者の命を守り、健康を維持するために欠かせない存在です。
脳・神経

看護師が知っておきたい『脳腫瘍』の基礎知識

脳腫瘍とは、頭蓋内において発生する新生物の総称です。頭蓋内には、脳、脳幹、小脳、脳脊髄液といった重要な組織や器官が密集しており、脳腫瘍によってこれらの組織や器官が圧迫されたり、障害を受けたりすることで、さまざまな症状が現れます。脳腫瘍は、その発生部位や組織学的特徴などによって分類されます。発生部位によって、大脳腫瘍、脳幹腫瘍、小脳腫瘍、髄膜腫、頭蓋底腫瘍などに分類されます。組織学的特徴によって、膠芽腫、髄芽腫、星細胞腫、神経膠腫、髄膜腫、聴神経腫瘍などに分類されます。 脳腫瘍の症状は、腫瘍の発生部位や大きさ、組織学的特徴などによって異なります。代表的な症状としては、頭痛、吐き気、嘔吐、視力障害、聴力障害、運動障害、感覚障害、言語障害、認知症などがあります。脳腫瘍の診断には、画像検査、血液検査、病理検査などが行われます。画像検査としては、MRI、CTスキャン、PET検査などが行われます。血液検査としては、腫瘍マーカー検査などが行われます。病理検査としては、組織生検、細胞診検査などが行われます。 脳腫瘍の治療法は、腫瘍の発生部位や大きさ、組織学的特徴、患者の年齢や全身状態などによって異なります。主な治療法としては、手術、放射線治療、化学療法、分子標的薬治療、免疫療法などがあります。手術は、脳腫瘍を摘出する方法です。放射線治療は、高エネルギーの放射線を腫瘍に照射する方法です。化学療法は、抗がん剤を投与する方法です。分子標的薬治療は、腫瘍細胞の増殖を阻害する薬剤を投与する方法です。免疫療法は、患者の免疫機能を高めて腫瘍細胞を攻撃する方法です。 脳腫瘍は、その発生部位や大きさ、組織学的特徴などによって、治療の難易度や予後が異なります。早期に発見され、適切な治療を受ければ、治癒したり、長期生存が可能になる場合もあります。しかし、悪性度の高い脳腫瘍の場合、治療が困難で、予後が不良になる場合もあります。
感染

ペニシリンのすべて

ペニシリンの歴史は1920年代初頭にさかのぼります。スコットランドの細菌学者であるアレクサンダー・フレミングは、1928年に細菌の培養皿にアオカビが偶然生え、その周りで細菌の増殖が抑制されていることに気づきました。フレミングは、カビが細菌の増殖を阻害する物質を生成しているのではないかと考え、その物質をペニシリンと名付けました。 ペニシリンは、その抗菌作用が研究され、1940年代初頭には臨床で使用されるようになりました。ペニシリンは、肺炎、梅毒、淋病などの様々な感染症の治療に効果的で、世界中で数百万人の命を救いました。ペニシリンの発見は、抗生物質の開発における画期的な出来事であり、フレミングは1945年にノーベル生理学・医学賞を受賞しました。 ペニシリンは、その抗菌作用が強い一方で、副作用が少なく安全性の高い薬剤です。しかし、ペニシリンに対して耐性を獲得した細菌も出現しており、ペニシリンの乱用は耐性菌の出現を促進する恐れがあります。ペニシリンは、医師の指示に従って正しく服用することが大切です。
その他

看護師の必須用語『心肺蘇生法』

心肺蘇生法とは、呼吸や心臓が停止している患者に対して行う蘇生法のことです。呼吸も心臓も止まってしまうと、脳へ酸素を送ることができずに脳死してしまう危険性があるため、酸素供給を維持する目的で行われます。心肺蘇生法は、特に救急車を呼んでから救急隊が到着するまでの間に行われることが多いです。心肺蘇生を行うか行わないかによって、その後に助かる確率が大きく変わります。呼吸停止や心停止に陥るとわずか数分で不可逆的な状態に陥るため、周辺にいる人(バイスタンダー)が救急隊の到着前に早急に心肺蘇生を行うことが大切です。
内分泌・代謝・栄養

看護師が知っておくべき甲状腺に関する基礎知識

甲状腺とは、気管の前面にある蝶のような形をした内分泌腺です。大きさは縦横ともに4~5cmほどで、重さは15~20gほどです。甲状腺は、濾胞細胞と傍濾胞細胞で構成されており、濾胞細胞は甲状腺ホルモンを分泌し、傍濾胞細胞はカルシトニンを分泌します。甲状腺ホルモンは、全身の代謝を高めたり、交感神経を興奮させたりする働きがあります。また、胎児や小児の成長や発達にも関与しています。カルシトニンは、血中カルシウム濃度を調整する働きがあります。
消化器

看護師が知っておきたい『ハルトマン手術』の基礎知識

-ハルトマン手術とは- ハルトマン手術とは、大腸がんなどの大腸疾患における人工肛門造設術のうち、結腸または直腸を切除したのち、自然肛門を残したまま人工肛門を造設する術式のことである。人工肛門は、大腸を切除した部分の代わりに、お腹に穴を開けて、腸管を直接外に出した状態のことである。ハルトマン手術は、進行した大腸がんや、潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患の治療法として行われる。 ハルトマン手術は、1870年にドイツの外科医であるカール・ハルトマンによって考案された。ハルトマン手術は、大腸がんの治療法として確立されており、現在でも広く行われている。ハルトマン手術は、大腸がんの患者さんの生命を救うための重要な手術である。 ハルトマン手術は、主に進行した大腸がんの治療法として行われる。進行した大腸がんは、手術で切除することが困難な場合がある。そのため、ハルトマン手術を行い、人工肛門を造設することで、腸閉塞を防ぎ、患者の命を救うことができる。また、潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患の治療法としても、ハルトマン手術が行われることがある。
脳・神経

看護師に必須の用語『指定難病』について

-指定難病とは?- 指定難病とは、厚生労働大臣により定められた医療費助成の対象となる難病のことです。指定難病は、発症する患者数が少なく、治療法が確立されていない、または治療費が高額であるなど、患者が医療費の負担に耐え難い状況にある難病です。 指定難病の患者は、医療費助成を受けることができます。医療費助成の対象となるのは、指定難病の治療に直接必要な医療費で、入院費、外来診療費、薬剤費などです。医療費助成は、患者の所得に応じて、全額助成、一部助成、自己負担の3段階に分かれています。 指定難病は、現在307種類あります。指定難病の例としては、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、多発性硬化症(MS)、がんの一種である悪性黒色腫、膠芽腫などがあります。 指定難病は、そのほとんどが原因不明で、治療法も確立されていません。そのため、患者は長期にわたって治療を続ける必要があり、医療費の負担が大きくなります。指定難病の医療費助成は、患者の経済的な負担を軽減し、治療を継続しやすくするための制度です。
脳・神経

看護師が知っておきたい難病とは?

難病とは、現在の医療では治療することが極めて困難な疾患の総称です。難病の定義は、国や地域によって異なりますが、日本では厚生労働省が指定した306の疾患を難病として指定しています。難病には、遺伝性の疾患、感染症、自己免疫疾患、神経疾患など、様々な疾患が含まれています。難病の多くは、原因が不明であったり、治療法が確立されていないため、患者さんにとっては大きな負担となっています。 難病の定義は、国や地域によって異なります。日本では、厚生労働省が指定した306の疾患を難病として指定しています。難病の指定は、難病の患者さんやその家族が、医療費の助成や社会保障の適用を受けることができるようにするために行われています。難病の指定を受けるためには、厚生労働省が定めた基準を満たす必要があります。 難病の指定基準は、次のとおりです。 ・現在の医療では治療することが極めて困難であること ・長期にわたって療養を必要とするものであること ・患者さんやその家族の生活に大きな影響を与えるものであること ・希少な疾患であること 難病の指定を受けると、患者さんやその家族は、医療費の助成や社会保障の適用を受けることができます。医療費の助成は、難病の治療費の一部を、国や地方自治体が負担するものです。社会保障の適用は、難病の患者さんやその家族が、障害者手帳や特別児童扶養手当などの社会保障制度を利用できるようになるものです。
その他

看護師必見!ウォッシュアウトとは?

ウォッシュアウトとは、薬物が時間経過と共に体内から無くなることである。これは、薬物が代謝されて体外に排出されるか、排泄物と一緒に排出されることによって起こる。薬物の種類や用量、個人の代謝率などによって、ウォッシュアウトの時間は異なる。ウォッシュアウトが完了するまでには、薬物の効果がなくなるまで数日から数週間かかる場合もある。 ウォッシュアウトは、薬を服用する際に考慮すべき重要な要素である。なぜなら、薬の相互作用や副作用を防ぐために、薬を飲む前にウォッシュアウトが完了している必要があるからである。また、薬の効果を正確に評価するためにも、ウォッシュアウトは重要である。 ウォッシュアウトを促進するためのヒントを以下に挙げる。 * 水をたくさん飲む。 * 健康的な食生活を送る。 * 定期的に運動する。 * 十分な睡眠をとる。 * ストレスを避ける。 ウォッシュアウトについて質問がある場合は、医師または薬剤師に相談することが大切である。
その他

看護師に必須の用語『観血的』とは?

観血的処置とは、処置中に出血の原因となる操作を伴うことである。一般的には、皮膚や粘膜を切開する外科的手術がこれにあたる。観血的処置には、より侵襲的なものからより侵襲性の低いものまで、さまざまなものがある。もっとも侵襲的な観血的処置には、臓器の切除や組織の移植が含まれる。より侵襲性の低い観血的処置には、小さな切開を行うものや、針を皮膚に刺すものなどがある。 観血的処置は、患者の状態に応じて行われる。例えば、外傷を負った患者には、出血を止めるために観血的処置を施す。感染症を起こしている患者には、感染した組織を切除するために観血的処置を施す。また、がんの患者には、がん組織を切除するために観血的処置を施す。 観血的処置は、出血のリスクを伴うため、慎重に行われる必要がある。医師は、観血的処置を行う前に、患者の状態を慎重に評価し、処置のメリットとリスクを比較検討した上で、処置を行うかどうかを判断する。また、観血的処置を行う際には、感染症のリスクを減らすために、適切な滅菌手順がとられる。
皮膚科

看護師必須用語『紫外線』とは

紫外線は、紫色の可視光線よりも波長が短い電磁波です。波長によって、UVA、UVB、UVCの3種類に分けられます。地表に達する紫外線のうち、99%はUVAです。 UVAは、波長が315nm~400nmで、皮膚の深層まで届きます。主に、皮膚の老化やシミ、しわの原因になります。また、目の水晶体を傷つけ、白内障を引き起こすこともあります。 UVBは、波長が280nm~315nmで、皮膚の表皮まで届きます。主に、火傷や赤み、水ぶれなどの炎症を引き起こします。また、皮膚がんの原因にもなります。 UVCは、波長が100nm~280nmで、最も強い紫外線です。ほとんどがオゾン層によって吸収され、地表に届くことはほとんどありません。しかし、UVCは、皮膚や目をすぐに傷つける可能性があります。
感染

看護師が知っておくべきロタウイルスについて

ロタウイルスは、乳幼児の主要な胃腸炎の原因となる二本鎖RNAウイルスです。感染力が強く、ほとんどの小児は2~3歳までに抗体を獲得しますが、6カ月~2歳までの乳幼児で重症化しやすく、発展途上国では死亡例も多いウイルスです。 ロタウイルスの特徴は、非常に感染力が強いことです。糞便や吐物から排出されたウイルスが、口から感染します。また、ウイルスは環境中で数週間生存することができるため、感染が広がりやすいのも特徴です。 ロタウイルスに感染すると、通常、2~4日の潜伏期間を経て、嘔吐、下痢、腹痛などの症状が現れます。これらの症状は、通常1週間ほどで治まりますが、重症化すると脱水症状や脳炎を引き起こすこともあります。 ロタウイルス感染症を防ぐためには、ワクチン接種が有効です。ロタウイルスワクチンは、生後2~3か月から接種することができ、2~3回の接種が必要です。ワクチン接種を受けると、ロタウイルス感染症を発症するリスクを大幅に減らすことができます。
消化器

看護師必須!鼠径ヘルニアの基礎知識

鼠径ヘルニアとは、鼠径部という太ももの付け根にある部位に腸や脂肪などの臓器が飛び出す病気です。 鼠径ヘルニアは、腹部のヘルニアの中で最も多く見られ、男性に多く発症します。鼠径ヘルニアは、鼠径部の筋肉が弱くなったり、傷ついたりすることで、腸や脂肪などの臓器が鼠径部から飛び出してくるものです。鼠径ヘルニアは、片側だけに発症する場合もあれば、両側に発症する場合もあります。鼠径ヘルニアは、通常は痛みを伴いませんが、鼠径部に膨らみや違和感があったり、立ったり歩いたりすると痛みを伴う場合があります。鼠径ヘルニアは、自然に治癒することはなく、手術で治療する必要があります。鼠径ヘルニアの手術は、鼠径部を切開して、脱出している臓器を腹腔内に戻し、鼠径部の筋肉を縫い合わせて強化するものです。鼠径ヘルニアの手術は、通常は日帰りで行うことができます。鼠径ヘルニアは、早期に発見して治療することが重要です。鼠径ヘルニアを放置しておくと、腸閉塞や嵌頓ヘルニアなどの重篤な合併症を引き起こす可能性があります。
消化器

看護師が知っておくべき虚血性大腸炎の基礎知識

虚血性大腸炎とは、大腸の血流が一時的に遮断されることで、大腸の組織が酸素と栄養素を十分に得られず、障害が起こる病気です。虚血性大腸炎は、大腸のどの部分でも起こりえますが、最も影響を受けやすいのは、大腸の左側です。虚血性大腸炎は、高齢者や心臓病、糖尿病、高血圧などの持病がある人に多くみられます。虚血性大腸炎は、突然激痛が起こったり、下痢や血便などの症状が起こったりします。治療は、腸の血流を回復させるための薬物や手術が行われます。虚血性大腸炎は、重症化すると命に関わることもある病気です。早期発見と早期治療が大切です。
略語

看護師に必須の用語『s/o』を徹底解説!

s/oとは、「~の疑い」を意味するSuspect Ofの略語である。カルテ記入などの際に使われる。例えば、「s/o 川崎病」は「川崎病の疑い」という意味になる。s/oは、医師が患者の病状を確定する前に、可能性のある診断を記録するために使用される。これにより、医師は患者の経過をより正確に追跡し、適切な治療計画を立てることができる。 s/oは、カルテ記入以外にも、医療従事者同士のコミュニケーションにおいても使用される。例えば、看護師が医師に患者の病状を報告する際に、「s/o 肺炎」と伝えることで、医師は患者の病状をより早く把握することができる。s/oは、医療現場において、患者の病状を正確に把握し、適切な治療計画を立てるために欠かせない用語である。
整形外科

看護師必須の用語『脱腸』とは?

脱腸とは、腹腔内臓器が脱出することです。腹腔内臓器とは、胃、腸、子宮、膀胱などのことです。脱腸は、腹壁に穴が開いたり、弱くなったりすることで起こります。腹壁とは、お腹の筋肉と皮膚のことです。穴が開いたり、弱くなると、腹腔内臓器がその穴から脱出することがあります。 脱腸は、誰でも起こり得る病気ですが、特に男性に多く見られます。また、高齢者にも多く見られます。脱腸は、ほとんどの場合、生命を脅かす病気ではありませんが、痛みや不快感などの症状を引き起こすことがあります。また、脱腸が大きくなると、腸閉塞を起こすことがあります。腸閉塞とは、腸が詰まって、食べ物が通れなくなる病気です。腸閉塞は、命に関わる病気なので、注意が必要です。
脳・神経

看護師に必須の用語『顔面神経麻痺』とは?

顔面神経麻痺の症状は、顔面神経が障害される部位や程度によって異なります。主な症状としては、以下のものがあります。 ・顔面の左右差顔の片側が下垂したり、しわがよったりする。 ・まぶたの閉じにくさまぶたが完全に閉じられず、眼球が露出してしまう。 ・鼻唇溝の消失鼻と口の溝が消失し、平らになる。 ・口角の下垂口角が下がり、口を閉じることが難しくなる。 ・口輪筋の筋力低下口をすぼめたり、口笛を吹いたりすることが難しくなる。 また、顔面神経麻痺には、以下の症状が伴うことがあります。 ・顔面の疼痛やしびれ ・舌の前方2/3の領域における味覚障害 ・涙腺や唾液腺の分泌低下 これらの症状は、日常生活に支障をきたすことが多く、精神的な負担も大きくなります。
脳・神経

看護師必須用語『脊椎麻酔』とは

脊椎麻酔とは、局所麻酔のひとつで、局所麻酔薬を脊椎くも膜下腔に注入し、脊髄が支配する神経を麻痺させる方法である。正式には「脊髄くも膜下麻酔」という。下半身の手術の際に行われることが多いが、帝王切開や下半身の整容術などにも用いられる。脊椎麻酔は、全身麻酔に比べて、合併症が少なく、術後の回復が早いというメリットがある。しかし、下半身の感覚がなくなるため、排尿や排便が困難になることがある。また、頭痛や吐き気などの副作用が起こることもある。
消化器

看護師に必須の用語『鉄分』

鉄分とは、生物に必須な微量元素であり、体内で様々な役割を果たしています。鉄分は酸素を運ぶヘモグロビンや、エネルギーを産生するミトコンドリアの酵素の構成成分であり、また免疫機能や認知機能を担う酵素の構成成分でもあります。鉄分は、鉄分の吸収を助けるビタミンCや、鉄分を貯蔵するフェリチンと相互に作用して、体内でバランスを保っています。 鉄分の重要性は、貧血を防ぐことです。貧血は、鉄分が不足することで起こる症状で、息切れ、動悸、倦怠感などの症状が現れます。また、鉄分は、免疫機能や認知機能を正常に保つためにも重要です。鉄分が不足すると、免疫機能が低下し、感染症にかかりやすくなったり、疲労感や集中力の低下などの症状が現れたりします。また、鉄分は、胎児の発育や、子どもの成長にも重要です。
その他

看護師必須!『NGチューブ』とは?

NGチューブとは、鼻から胃まで挿入される細いチューブである。検査や栄養補給に使用される。マーゲンチューブと呼ばれることもある(マーゲンとは、ドイツ語で「胃」のこと)。 NGチューブは、胃の検査を行うために使用されることがある。例えば、胃カメラ検査や胃生検を行う際に、NGチューブを挿入して胃の内容物を吸引したり、胃の粘膜を採取したりする。また、NGチューブは、栄養補給を行うためにも使用されることがある。例えば、食事を飲み込むことができない患者に栄養剤を注入したり、胃に直接投薬したりするために、NGチューブを使用することがある。 NGチューブを挿入する手順は、まず鼻の穴にゼリー状の麻酔薬を塗布する。次に、NGチューブの先端を滑りやすくするために、潤滑剤を塗布する。そして、NGチューブを鼻の穴から挿入し、胃まで到達させる。NGチューブを挿入する際には、患者が喉の奥に違和感を感じることがあるが、通常は痛みは伴わない。 NGチューブ挿入後は、定期的にチューブの位置を確認し、チューブが詰まっていないことを確認する必要がある。また、NGチューブを使用している間は、患者が誤嚥しないように注意する必要がある。誤嚥とは、食物や液体などが誤って気管に入ってしまうことである。誤嚥を起こすと、肺炎などの重篤な合併症を引き起こす可能性がある。