看護師に必須の用語『広背筋』とは

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看護師に必須の用語『広背筋』とは

看護師になりたい

先生、広背筋について教えてください。

看護師の研究家

広背筋は、背部の下方で三角形をなしている筋肉で、古くは闊背筋と呼ばれていました。腰部と胸部にかけて広がる三角形状の板状筋で、背部で最も面積の広い筋肉です。広背筋の起始は第5胸椎から第5腰椎の棘突起・仙骨・腸骨稜後内側部・第9‐12肋骨であり、停止は外側上方に向けて収束して腋窩を通り上腕骨上部前面の小結節稜に付着しています。

看護師になりたい

広背筋の作用を教えてください。

看護師の研究家

広背筋の作用は、上腕の内転、上腕を内後方に引き寄せる働き、上腕を内旋させる作用の3つがあります。また、広背筋は強制呼気をする際の呼吸補助筋の一部にもなっています。神経支配は、胸背神経(C6-8)が司り、拮抗筋は三角筋と僧帽筋です。

広背筋とは。

広背筋は、背中の下の方に位置する三角形の筋肉で、最も広い面積を持つ筋肉です。古くは「闊背筋」と呼ばれていました。広背筋は、第5胸椎から第5腰椎の棘突起、仙骨、腸骨稜後内側部、第9~12肋骨から起始し、腋窩を通って上腕骨上部前面の小結節稜に付着しています。広背筋の働きは、上腕の内転、内後方への引き寄せ、内旋です。また、強制呼気の際に呼吸補助筋として働きます。広背筋は、胸背神経(C6-8)が支配しており、拮抗筋は三角筋と僧帽筋です。

広背筋は解剖学的にさまざまな目印となります。広背筋外側下縁と腸骨稜と外腹斜筋後縁からなる三角形は「腰三角」と呼ばれ、後腹膜の抵抗の弱い部位であり腰ヘルニアの要因となります。また、広背筋上縁と肩甲骨内側縁と僧帽筋外側縁からなる三角形は「聴診三角」と呼ばれ、筋層が薄いために呼吸音が明瞭に聞こえるため聴診に適しています。

広背筋の解剖学的目印

広背筋の解剖学的目印

広背筋は、背部の下方で三角形をなしている筋肉であり、浅背筋のひとつである。古くは闊背筋(かっぱいきん)と呼ばれた。腰部と胸部にかけて広がる三角形状の板状筋であり、背部で最も面積の広い筋肉である。広背筋の起始は第5胸椎から第5腰椎の棘突起・仙骨・腸骨稜後内側部・第9‐12肋骨であり、停止は外側上方に向けて収束して腋窩を通り上腕骨上部前面の小結節稜に付着する。広背筋の作用は上腕の内転であり、さらに上腕を内後方に引き寄せる働きをする。また、上腕を内旋させる作用もある。また、広背筋は強制呼気をする際の呼吸補助筋の一部となる。神経支配は胸背神経(C6-8)が司り、拮抗筋は三角筋と僧帽筋である。

広背筋は解剖学的にはさまざまな目印となる。広背筋外側下縁と腸骨稜と外腹斜筋後縁からなる三角形は「腰三角」と呼ばれ、後腹膜の抵抗の弱い部位であり腰ヘルニアの要因となる。また、広背筋上縁と肩甲骨内側縁と僧帽筋外側縁からなる三角形は「聴診三角」と呼ばれ、筋層が薄いために呼吸音が明瞭に聞こえるため聴診に適している。