外傷

記事内に広告が含まれています。
整形外科

看護師に必須の用語『四肢外傷』

四肢外傷とは、上肢・下肢に負った外傷のことである。体幹の外傷(胸部・腹部・骨盤部)や頭部外傷とは区別して用いられる。打撲や捻挫等の軽い外傷も含まれるが、臨床において「四肢外傷」という単語を使うときは、開放骨折をはじめ軟部組織のダメージが強い外傷を指すことが多い。四肢外傷は、鈍的外傷の約85%に合併すると言われ、外見は派手であるが、生命の危機的状況に至ることは少ない。しかし、成人の大腿骨骨幹部骨折では1,000mL~1,500mLほど出血するため、必要に応じて輸液・輸血およびモニター管理が推奨される。
その他

知っておいて損なし!『手術』の用語と豆知識

手術とは、病気や外傷などの患部に対して治療目的に皮膚や粘膜を切り開いて行われる処置のことです。英語のoperation(オペレーション)から、略してオペともいわれています。手術は、患部を直接確認したり、処置を施したりするために必要な処置です。また、患部の切除や修復、組織の移植などにも用いられます。手術は、一般的に病院や診療所で行われます。手術には、全身麻酔や局所麻酔など、さまざまな麻酔方法があります。全身麻酔は、手術中に患者さんが意識を失っている状態を維持するために使用されます。局所麻酔は、手術を行う部位のみを麻痺させる麻酔方法です。
整形外科

看護師が知っておくべき、テニス肘の症状と治療法

テニス肘は、主に短橈側手根伸筋の起始部(外側上顆部)が、反復する外傷やストレスにより障害されて起こる炎症である。短橈側手根伸筋は手首を伸ばす筋肉である。テニス肘は、テニス選手に多く見られるが、テニス以外のスポーツや日常生活の動作でも起こる可能性がある。テニス肘の症状は、肘の外側の痛み、手首を伸ばしたりひねったりしたときの痛み、肘の腫れや熱感などである。テニス肘の治療法は、安静、アイシング、消炎鎮痛剤、理学療法などである。
腎・泌尿器

ミオグロビン尿の解説

ミオグロビン尿とは、筋肉中にあるミオグロビンを大量に含んだ赤褐色尿のことである。ミオグロビンは、筋肉に酸素を供給するタンパク質で、筋肉が損傷すると、ミオグロビンが血液中に放出され、腎臓から尿中に排泄される。ミオグロビン尿は、筋肉の損傷や障害を示す症状であり、横紋筋融解症、外傷、薬物中毒、重度の運動などの原因で起こる。ミオグロビン尿は、腎不全や低カリウム血症などの合併症を引き起こす可能性がある。ミオグロビン尿が疑われる場合は、直ちに医療機関を受診することが大切である。 ミオグロビン尿の原因となる主なものは、横紋筋融解症である。横紋筋融解症とは、筋肉が破壊されてミオグロビンが血液中に放出される病気である。横紋筋融解症の原因には、外傷、薬物中毒、重度の運動、甲状腺機能低下症、感染症などがある。ミオグロビン尿は、横紋筋融解症の初期症状として現れることが多い。 ミオグロビン尿は、赤褐色で、泡立ちやすく、尿瓶に付着すると赤褐色のシミができるのが特徴である。ミオグロビン尿を放置すると、腎臓に障害を起こして腎不全に至ることがある。そのため、ミオグロビン尿が疑われる場合は、すぐに医療機関を受診することが大切である。
その他

高エネルギー外傷の基本知識と救命処置

高エネルギー外傷とは、体に大きな力(高いエネルギー)が加わって起こった外傷である。スピードの速い交通事故、落下事故などが該当する。身体内部の広い範囲で組織が破壊されている恐れがあり、目に見える徴候がなかったとしても生命に危険を及ぼす可能性が高い。高エネルギー外傷による傷病者は、現場や搬送途上での適切な処置が予後を左右すると言われており、救命率の向上には搬送途上における処置の標準化が不可欠である。 高エネルギー外傷の原因としては、交通事故、落下事故、スポーツ事故、労働災害などが挙げられる。症状としては、意識障害、呼吸困難、出血、骨折、内臓損傷などがある。重症度によって、軽傷、中等症、重症に分類される。 高エネルギー外傷の治療は、傷病者の状態に応じて異なる。軽傷の場合は、安静を保ち、痛み止めを服用する。中等症の場合は、輸血、酸素投与、手術などが必要になる。重症の場合は、集中治療室での治療が必要になる。 高エネルギー外傷は、命に関わる可能性が高い外傷である。そのため、早急な処置が必要である。傷病者を見かけたら、すぐに119番に通報し、救急隊の到着まで応急処置を行う。応急処置としては、意識の確認、呼吸の確認、止血、骨折の固定などがある。
整形外科

看護師に役立つ腰痛の基本知識

腰痛とは、背骨の下部である腰の領域に痛みを伴う状態のことです。腰痛は、腰の筋肉、靭帯、椎骨、神経のいずれかの問題が原因で起こることがあります。また、腰痛は、骨粗鬆症、関節炎、坐骨神経痛、椎間板ヘルニアなどの疾患によっても引き起こされることがあります。腰痛は、日常生活に支障をきたすことが多く、仕事や家事をこなすことが困難になることもあります。また、腰痛は、睡眠障害、うつ病、不安などの精神的な問題を引き起こすこともあります。 腰痛の原因は様々ですが、最も一般的な原因は、腰の筋肉や靭帯の緊張や損傷です。これは、重い物を持ち上げたり、不自然な姿勢で長時間作業したりすることによって起こることがあります。また、腰痛は、椎間板ヘルニアや脊椎分離症などの疾患によっても引き起こされることがあります。腰痛の症状は、腰の痛みや違和感、痺れ、筋肉の痙攣などがあります。また、腰痛は、歩行や立位、坐位などの日常生活の動作を困難にすることもあります。
眼科

眼球偏位:その原因と対処法

眼球偏位の原因は、外傷、斜視、斜位、頭蓋内疾患、外眼筋異常(肥大、萎縮)、眼窩炎症、動眼神経麻痺、外転神経麻痺など多岐にわたります。外傷の場合、眼窩底骨折や眼窩内出血などが原因で眼球が押し出されて偏位することがあります。斜視は、生まれつきの目の位置異常で、片方の目が内側または外側に寄っている状態です。斜位は、目の位置が上下にずれている状態です。頭蓋内疾患では、脳腫瘍や脳卒中などが原因で眼球を動かす神経が麻痺して、眼球が偏位することがあります。外眼筋異常では、外眼筋が肥大したり萎縮したりすることで、眼球が偏位することがあります。眼窩炎症では、眼窩内の炎症によって眼球が押し出されて偏位することがあります。動眼神経麻痺では、動眼神経が麻痺して、眼球を内側に動かすことができなくなります。外転神経麻痺では、外転神経が麻痺して、眼球を外側に動かすことができなくなります。