検査

消化器

内視鏡的乳頭切開術|看護師向け詳細解説

内視鏡的乳頭切開術とは、内視鏡を用いて乳頭括約筋を切開する処置のことである。乳頭括約筋は、胆管と膵管の出口にある筋肉で、胆汁や膵液の流れを調節している。この筋肉が狭くなったり詰まったりすると、胆汁や膵液が流れにくくなり、黄疸や腹痛、膵炎などの症状が現れる。 内視鏡的乳頭切開術は、このような症状を改善するために、内視鏡を用いて乳頭括約筋を切開することで、胆汁や膵液の流れをスムーズにする処置である。この処置は、局所麻酔で行われ、内視鏡を口から十二指腸まで挿入して行われる。通常、処置時間は30分から60分程度で、入院は不要である。 内視鏡的乳頭切開術は、胆石や胆管炎、膵炎などの治療によく用いられる。また、膵臓や胆管の検査を行うためにも用いられる。この処置は、比較的安全な処置であるが、まれに、出血や感染症などの合併症が起こることがある。
脳・神経

看護師が知っておくべき用語『脳酸素消費(CMRO2)』とは?

脳酸素消費(CMRO2)とは、脳組織が消費する酸素量のことである。脳は、全身のわずか2%程度の重量しかないにもかかわらず、全体の酸素消費量の約20%を消費している。これは、脳が非常にエネルギーを必要とする臓器であることを意味している。脳酸素消費量は、脳の活動状態によって変化する。例えば、思考や学習などの認知活動を行うと脳酸素消費量は増加する。また、睡眠中や安静時には脳酸素消費量は減少する。脳酸素消費量は、脳の血流と密接に関連している。脳血流が低下すると、脳酸素消費量も低下する。これは、脳酸素消費量が脳に供給される酸素量に依存しているためである。脳酸素消費量は、脳の健康状態を評価する指標として使用される。脳酸素消費量が低下している場合、脳に十分な酸素が供給されていない可能性がある。これは、脳梗塞や脳出血、脳腫瘍などの脳疾患が疑われる。
循環器

看護師が知っておきたい虚血性心疾患

虚血性心疾患は、冠動脈が動脈硬化などにより狭窄、あるいは閉塞することで、心臓を栄養する血流が不足(心筋虚血)して、発症する心疾患のことです。虚血性心疾患の症状としては、胸痛、息切れ、動悸、疲労、失神などがあります。胸痛は、心臓の筋肉が酸素不足に陥ったときに起こる痛みで、胸の中央部や左胸に圧迫感や締め付け感、焼けるような痛みなどが起こります。息切れは、心臓から全身に十分な血液を送り出せなくなったときに起こり、階段を上ったり、重い荷物を持ったりしたときに息切れがすることがあります。動悸は、心臓の拍動が速くなったり、不規則になったりして、ドキドキしたり、バクバクしたりすることがあります。疲労は、心臓が十分に働けなくなったときに起こり、ちょっとした動作でも疲れやすくなります。失神は、脳に十分な血液が送られなくなったときに起こり、気を失って倒れてしまうことがあります。虚血性心疾患の原因としては、動脈硬化、高血圧、糖尿病、脂質異常症、喫煙、肥満、運動不足などがあります。動脈硬化は、血管の内側にコレステロールやカルシウムなどの物質が蓄積して血管が狭くなる病気です。高血圧は、血液の圧力が高くなる病気です。糖尿病は、血液中の糖分が多くなる病気です。脂質異常症は、血液中のコレステロールや中性脂肪が多くなる病気です。喫煙は、血管を収縮させて血圧を上昇させ、動脈硬化を促進します。肥満は、動脈硬化や高血圧、糖尿病などの生活習慣病のリスクを高めます。運動不足は、動脈硬化を促進し、心臓の機能を低下させます。
検査・診断

看護師に欠かせない専門用語!超音波ってなに?

超音波とは、音の一種で、一般的に人間の耳には聞こえない20kHzを超える周波数の音、または聞くことを目的としない音のことを指します。超音波は、医療、工業、軍事など、さまざまな分野で使用されています。医療分野では、超音波は主に診断と治療に使用されています。例えば、超音波検査は、臓器や血管の状態を調べるために使用され、超音波治療は、腫瘍の切除や結石の破砕など、さまざまな治療に使用されています。工業分野では、超音波は、洗浄、溶接、切断など、さまざまな工程に使用されています。例えば、超音波洗浄は、精密機器の洗浄に使用され、超音波溶接は、金属やプラスチックの接合に使用されます。軍事分野では、超音波は、ソナーや水中通信に使用されています。例えば、ソナーは、水中にある物体の位置を検出するために使用され、水中通信は、潜水艦同士の通信に使用されています。
検査・診断

看護師必見!マルチスライスCTを徹底解説

マルチスライスCTとは、X線検出器を複数列に配置したCTスキャン(コンピュータ断層撮影)のことです。従来のCTスキャンでは、X線検出器が1列のみでした。そのため、患者の体をスキャンする際には、X線源と検出器を回転させながら、少しずつ移動させていく必要がありました。これでは、スキャン1回分の検査時間に数分程度かかってしまいます。また、検出器の分解能が低いため、画像の画質も悪くなります。 一方、マルチスライスCTでは、X線検出器が複数列に配置されているため、患者の体をスキャンする際に、X線源と検出器を回転させることなく、1回のスキャンで複数の画像を得ることができます。これにより、従来のCTスキャンよりも検査時間が短縮され、画質も向上しました。 さらに、マルチスライスCTでは、3D画像を撮影することもできます。3D画像では、患者の体の構造を立体的に確認することができるため、従来のCTスキャンよりも診断の精度が向上します。
腎・泌尿器

看護師必須用語!尿路感染症とは?

尿路感染症(にょうろかんせんしょう、urinary tract infection)とは、腎臓・膀胱・前立腺・尿道のいずれかに病原微生物による障害を受け、感染が成立した状態をいう。尿路感染症は、尿路のどの部分に感染が起こっているかによって、尿道炎、膀胱炎、腎盂腎炎などに分類される。尿路感染症の症状としては、排尿時の痛みや不快感、尿の混濁、血尿、発熱、腰痛などがあげられる。 尿路感染症は、細菌やウイルス、真菌などの病原微生物が尿路に侵入することで起こる。尿路感染症の原因としては、性行為、排泄物の不衛生な処理、尿道カテーテルの使用、糖尿病などの基礎疾患などが考えられる。尿路感染症は、抗菌薬や抗真菌薬などの薬物治療によって治療されることが多い。
呼吸器

知っておきたい看護師用語『気管支肺胞洗浄(BAL)’

気管支肺胞洗浄 (BAL) とは、肺胞の細胞数や種類、肺に関する病気の診断などのために行われる検査である。BAL (Bronchoalveolar Lavage) とも呼ばれる。この検査では、細い管 (気管支鏡) を気管から肺に挿入し、生理食塩水を注入して肺胞を洗浄する。洗浄液は回収され、分析のために検査室に送られる。 BAL は、肺の炎症や感染症、肺癌などの診断に使用される。また、肺の細胞の数を測定して、肺の働きを評価するのにも使用される。BAL は、一般的に安全な検査であるが、咳や喉の痛みなどの副作用が起こる可能性がある。
その他

看護師が知っておきたいスピッツの基礎知識

スピッツとは、血液検査や尿検査などで、採った血液や尿を入れる試験管のことです。管の先が細くなっている形状のものが多いです。採った血液や尿は、スピッツのまま遠心分離器などにかけて検査されます。スピッツには様々な種類があり、例えば血液用であっても、採血された血液の凝固を避けるため、あらかじめ抗凝固剤が入っているスピッツや、解糖による検査前の血糖値の変化を避けるため、解糖阻止剤の入っているスピッツなどがあります。そのほかにも、常温用・冷蔵用・凍結用など多様なスピッツがあり、検査項目ごとに使い分けられます。
検査・診断

看護師に必須の用語『検体検査』とは?

検体検査とは、人体から得られた検体を用いて行う検査のことです。検体とは、人体から採取、もしくは排泄された検査の対象となる物質です。検体検査は、病気の診断、治療、経過観察、健康状態の確認など、様々な目的で行われます。検体検査の種類は、血液検査、尿検査、便検査、喀痰検査、画像検査、心電図検査など、多岐にわたります。 検体検査は、医師の指示によって行われます。医師は、患者の症状や既往歴、身体診察の結果などを総合的に判断し、必要な検体検査を指示します。検体検査の結果は、医師が診断を下すための重要な情報となります。 検体検査は、痛みを伴うものもあれば、痛みを伴わないものもあります。血液検査や尿検査などは、痛みを伴わない検査です。一方、胃カメラや大腸カメラなどの内視鏡検査は、痛みを伴う検査です。検体検査を受ける際には、医師から検査の説明を受け、検査を受ける際の注意事項を確認しておきましょう。
検査・診断

看護師に必須の用語『ALT』とは?

ALT(えーえるてぃー、Alanine Aminotransferase)は、アラニン(血清)アミノトランスフェラーゼの略語であり、肝機能や肝疾患の評価に用いられる。ALTは、肝細胞内でアミノ酸のアラニンとケトグルタル酸の間のアミノ基を転移させる酵素であり、肝細胞が損傷を受けると血中に放出される。そのため、ALT値が高いと肝細胞の損傷が疑われ、肝機能障害や肝疾患の可能性が高くなる。 ALTは、肝機能検査の項目のひとつとして測定されることが多く、正常値は男性で10~40U/L、女性で7~35U/Lとされている。ALT値が正常値よりも高い場合、肝細胞が損傷を受けている可能性があり、肝機能障害や肝疾患が疑われる。ALT値が高い原因としては、ウイルス性肝炎、アルコール性肝炎、薬物性肝炎、自己免疫性肝炎、肝硬変、肝臓がん、胆石、胆管炎などがあげられる。 ALT値が高い場合は、さらに詳しい検査を行う必要がある。血液検査では、AST(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)、γ-GTP(γ-グルタミルトランスペプチダーゼ)、ALP(アルカリフォスファターゼ)、総ビリルビン、直接ビリルビン、間接ビリルビンなどを測定する。また、画像検査では、腹部エコー、CTスキャン、MRIなどが行われる。これらの検査結果をもとに、肝機能障害や肝疾患の原因を診断する。 ALT値が高い場合は、肝機能障害や肝疾患の可能性があるため、早めに医療機関を受診することが重要である。また、肝機能障害や肝疾患を予防するためには、アルコールの過剰摂取を避け、バランスのとれた食事を心がけ、適度な運動を行うことが大切である。
その他

看護師必見!プレメディの種類と使用目的

プレメディとは、検査や手術に対する不安や緊張を除去したり、より大きな麻酔効果を得たりするために、検査や手術の前に患者に薬を投与することである。プレメディケーション(前投薬;premedication)の略で、プレメジ、麻酔前投薬ともいわれる。 プレメディは、手術や検査の前に行われ、患者の不安や緊張を和らげ、より大きな麻酔効果を得ることを目的とする。また、手術や検査中の痛みを軽減したり、吐き気や嘔吐を防ぐ効果もある。プレメディは、患者への負担を軽減し、手術や検査を安全かつスムーズに行うために重要な役割を果たしている。 プレメディで使用される薬剤は、患者の年齢、体重、健康状態などに応じて選択される。一般的には、鎮静剤、抗不安薬、鎮痛剤などが使用される。プレメディは、手術や検査の前日または当日の朝に投与されることが多い。
検査・診断

血液ガス分析ってなに?看護師が知るべき基礎知識

血液ガス分析とは、血液(動脈血あるいは静脈血)を検体として分析し、肺胞におけるガス交換能や、酸・塩基平衡を調べる検査である。血液ガス分析は、呼吸器疾患や循環器疾患、代謝性疾患などの診断や治療、重症患者の管理などに用いられる。 血液ガス分析では、血液中の酸素分圧(PaO2)、二酸化炭素分圧(PaCO2)、酸素飽和度(SaO2)、pH、重炭酸イオン濃度(HCO3-)などの項目を測定する。これらの項目は、肺胞におけるガス交換能や、酸・塩基平衡を評価する上で重要である。 肺胞におけるガス交換能は、肺胞と毛細血管の間で酸素と二酸化炭素が交換される効率を示す。肺胞におけるガス交換能が低下すると、血液中の酸素分圧が低下し、二酸化炭素分圧が上昇する。 酸・塩基平衡は、血液のpHが正常な範囲に維持される状態をいう。酸・塩基平衡が乱れると、血液が酸性に傾いたり、アルカリ性に傾いたりする。酸・塩基平衡が乱れると、さまざまな症状が現れる。
消化器

ICGテストとは?肝機能を調べる検査

ICG検査とは、肝機能を調べる検査のひとつです。肝臓には、体内に取り込まれた有害な物質を分解して無害にする解毒作用があります。この解毒作用が低下すると、血液中に有害な物質が蓄積されてしまいます。ICG検査では、体内に緑色の色素であるインドシアニングリーン(ICG)を注射し、一定時間おきに採血して血液中のICG濃度を測定します。ICGは肝臓で分解されて胆汁中に排泄されるため、血液中のICG濃度を測定することで肝臓の解毒機能を評価することができます。 ICG検査は、肝機能障害の有無や程度を調べるために用いられます。また、肝臓移植後の経過観察や、肝臓がんの治療効果の判定にも用いられます。ICG検査は、比較的簡便な検査ですが、まれに注射部位の痛みや発疹などの副作用がみられることがあります。
その他

看護師に必要な用語『メディカルチェック』とは

メディカルチェックは、疾患や、その原因となる生活習慣を見つけるために実施される、一般的な医学的検査です。この検査は、身体の状態を評価し、潜在的な健康上の問題を早期に発見することを目的としています。メディカルチェックは、定期的に受けることで、健康維持や疾病予防に役立てることができます。また、メディカルチェックは、特定の症状や疾患のリスクが高い場合など、必要に応じて受けることもできます。メディカルチェックの内容は、検査を受ける方の年齢や健康状態、目的などに応じて異なります。一般的には、身体診察、血液検査、尿検査、心電図検査、レントゲン検査などが行われます。また、必要に応じて、より詳細な検査が行われることもあります。メディカルチェックの結果は、検査を受ける方の健康状態を評価し、適切な治療や生活習慣の改善など、必要なアドバイスを受けることができます。メディカルチェックは、健康維持や疾病予防に役立つ重要な検査です。定期的に受けて、健康を管理しましょう。
眼科

看護師が知っておきたい視力検査の基礎知識

視覚検査とは、眼の機能を評価する検査のことです。視力検査、視野検査、眼圧検査、眼底検査などが含まれます。視力検査は、ランドルト環という記号を用いて行う検査で、眼の解像力を測定します。視野検査は、視界の範囲を測定する検査で、視野狭窄などの異常を検出することができます。眼圧検査は、眼の圧力を測定する検査で、緑内障などの異常を検出することができます。眼底検査は、眼底を直接観察する検査で、網膜や視神経の状態を評価することができます。視覚検査は、定期的に受けることで、眼の異常を早期に発見し、治療につなげることができます。
検査・診断

看護師必見!『マルク』の基礎知識

マルクとは、骨髄もしくは骨髄穿刺のことである。骨髄を意味するドイツ語Knochenmarkに由来する。骨髄穿刺とは、骨髄液を採取する検査であり、血液疾患や白血病などの診断に用いられる。マルクとは、骨髄を意味するドイツ語Knochenmarkに由来する。骨髄は、骨の中の空洞にある組織であり、赤血球や白血球、血小板などの血液細胞が作られる場所である。マルクとは、骨の中にある組織であり、赤血球や白血球、血小板などの血液細胞が作られる場所である。マルクは、骨髄、骨髄穿刺、骨髄移植などの医療分野でよく用いられる用語である。
検査・診断

看護師必須!『偽陽性』とは?

偽陽性は、検査においてその対象となる疾患があると示されるにもかかわらず、実際には疾患が存在しないことを指す検査結果です。これは、検査の限界や、他の要因による不正確な反応が原因で起こる可能性があります。 偽陽性例として、妊娠検査キットで妊娠していないのに陽性反応が出る場合が挙げられます。これは、検査キットが妊娠ホルモンであるヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)を検出することによるもので、妊娠していない女性でもhCGを生成する場合があるためです。他にも、ガン検診でガンがないのに、陽性反応を示す場合や、感染症の検査で感染していないのに、陽性反応を示す場合などが偽陽性にあたります。 偽陽性は、患者に不安やストレスを与える可能性があるほか、追加の検査や治療が必要になる場合があり、貴重な医療資源の無駄遣いにもつながります。そのため、偽陽性を減らすための取り組みが重要であり、検査の精度向上や、検査前に患者の病歴や症状を考慮した上で適切な検査方法を選択することが求められています。
検査・診断

看護師に欠かせない精密検査の知識

精密検査は、健康診断や人間ドッグで異常が見つかった場合や、症状がある場合に行われる、より詳しく検査を行うことです。精密検査の目的は、病気の早期発見と診断、治療法の決定、経過観察などがあります。精密検査には、血液検査、尿検査、画像検査、内視鏡検査など、さまざまな検査方法があります。精密検査の結果、病気があることが確定した場合、その病気の治療が始まります。精密検査は、病気の早期発見と治療につながる重要な検査です。
検査・診断

看護師が知っておくべき染色体検査について

染色体検査とは、染色体異常を検索する臨床検査の一つであり、先天的染色体異常・変化と後天的染色体異常を検査する。染色体とは、細胞核内にある、DNAとタンパク質が結合した糸状の構造体であり、遺伝情報を担っている。染色体異常とは、染色体の数や構造に異常がある状態であり、生まれつきのものと、後天的なものがある。先天的染色体異常は、受精卵の段階で 染色体が正常に分裂せず、染色体の数が変化したり、染色体の構造が変化したりして起こる。後天的染色体異常は、細胞分裂の過程で染色体が正常に分裂せず、染色体の数が変化したり、染色体の構造が変化したりして起こる。染色体検査は、染色体異常を検索する臨床検査の一つであり、先天的染色体異常・変化と後天的染色体異常を検査する。
検査・診断

看護師の必須用語『心電図モニター』

心電図モニターは、心電図波形を持続的にモニター画面に表示する医療機器、またはそのシステムのことである。胸部と手足に電極を装着して心臓活動電位を計測し、そのデータを有線または無線でモニターに送信している。 心電図モニターは、心疾患を持つ患者の状態をモニタリングするために使用される。また、手術中や処置中の患者の状態をモニタリングするためにも使用される。心電図モニターは、患者の心拍数、不整脈、心筋梗塞などの心臓疾患を診断するために使用される。 心電図モニターは、心臓の電気的活動を測定する医療機器である。心電図は、心臓の筋肉が収縮したり弛緩したりする際に発生する電気信号である。心電図モニターは、これらの電気信号を検出して、モニター画面に波形として表示する。 心電図モニターは、患者の心臓の健康状態を評価するために使用される。心電図モニターは、心拍数、心拍リズム、心筋梗塞などの心臓疾患を診断するために使用される。また、心電図モニターは、手術中や処置中の患者の状態をモニタリングするためにも使用される。
検査・診断

看護師必須の用語『ウロフロ検査』を解説

-ウロフロ検査とは- ウロフロ検査(うろふろけんさ)とは、ウロフロメトリー検査の略である。尿が出るときの流れを測定する検査で、排尿に問題はないか、尿がどの程度の量でどれくらいの速さで排泄されているかを調べることができる。 ウロフロ検査は、排尿のトラブルや前立腺肥大症、神経因性膀胱、尿道狭窄症などの泌尿器系の疾患の診断に役立てられる。排尿時に痛みや違和感がある場合や、尿が出にくい、尿が細い、尿が切れないといった症状がある場合に実施されることが多い。 検査は、尿の通り道である尿道にカテーテルを挿入して行う。カテーテルは、細い管状の器具で、尿道から膀胱に挿入される。カテーテルの先には、尿の流れを測定するセンサーが取り付けられており、センサーが尿の流れを感知すると、その情報をコンピュータに送信する。コンピュータは、尿の流れをグラフにして表示する。 検査時間は、通常10分程度である。検査は、痛みを伴うものではないが、尿道にカテーテルを挿入する際に、少し違和感を感じる場合がある。
整形外科

看護師に必須の用語『MMT』とは?

MMT(MMT(えむえむてぃー、manual muscle testing)とは、人の手で(徒手的)患者の筋力を測定する検査法である。)とは、人の手で(徒手的)に患者の筋力を測定する検査法のことである。 MMTは、筋力低下を早期に発見したり、筋力の回復度合いを評価したりするために用いられる。 MMTの方法は、以下の通りである。 1. 患者を仰向けまたは座位にする。 2. 検査者は、患者の筋力を測定したい部位を固定する。 3. 検査者は、患者の筋力に抵抗しながら、患者の筋力を測定する。 4. 検査者は、患者の筋力の強さを、以下の6段階で評価する。 0 筋収縮なし 1 筋収縮が認められるが、関節を動かすことができない 2 関節を動かすことができるが、重力に逆らって動かすことができない 3 重力に逆らって関節を動かすことができるが、抵抗に逆らって動かすことができない 4 抵抗に逆らって関節を動かすことができるが、最大筋力に達していない 5 最大筋力に達している MMTは、筋力低下を早期に発見したり、筋力の回復度合いを評価したりするために有用な検査法である。
内分泌・代謝・栄養

抗セントロメア抗体とは?

抗セントロメア抗体は、染色体の中心部のセントロメア部位に存在する抗原に対して産生される自己抗体です。全身性強皮症(こうぜんせいきょうひしょう、systemic sclerosis、SSc)に特異的な自己抗体として知られており、SScの診断において重要な役割を果たしています。SScは、皮膚、肺、腎臓、心臓など全身の様々な臓器が硬化して機能障害をきたす膠原病の一種です。 抗セントロメア抗体は、SScの患者さんの約30~50%に陽性となります。SScの臨床症状は、皮膚の硬化、レイノー現象、肺線維症、腎障害などが主なものですが、抗セントロメア抗体が陽性の場合、皮膚の硬化やレイノー現象などの皮膚症状が強く現れることが多いとされています。また、抗セントロメア抗体が陽性の患者さんは、SScの中でも経過が比較的良好な傾向があることが報告されています。
その他

がんとは?:看護師に必須の知識

がんとは、身体を構成する正常細胞が発がん要因によってがん化し、正常機能を失い(分化異常)無制限に増殖するとともに、他の臓器に浸潤・転移する病態であり、臨床的には生命予後に重大な影響を及ぼしうる疾患の総称である。悪性腫瘍または悪性新生物ともいわれる。 がんは、人間の身体を構成する細胞が正常な増殖・分化の制御を失い、異常な増殖を続けることで発生する。正常な細胞は、一定の周期で増殖と死を繰り返して入れ替わっているが、がん細胞は死なずに増殖を続け、腫瘍を形成する。がんは、腫瘍が大きくなったり、他の臓器に転移したりすることで、さまざまな症状を引き起こす。 がんの種類は、発生する部位や細胞の種類によって多様であり、それぞれのがんには固有の特徴がある。また、がんは進行度や予後によって分類される。進行度とは、がんの広がりや転移の程度を示すものであり、予後とは、がんの治療後の人生における経過や生存期間を指す。 がんの治療法は、がんの種類、進行度、患者の全身状態などによって異なる。主な治療法としては、手術、放射線療法、化学療法、免疫療法、分子標的薬等があげられる。