脂質

記事内に広告が含まれています。
内分泌・代謝・栄養

看護師に必須の用語『脂質』

脂質とは、脂肪として蓄えられる3大栄養素の一つで、生体のエネルギー源となるものです。必要なときに分解され、エネルギー源として使用されるほか、細胞膜の成分やホルモンの材料として機能する側面もあります。一般的に脂質が高いと脂質異常症と診断されます。 脂質は、大きく分けてトリグリセリド、リン脂質、ステロール、脂肪酸の4つに分類されます。トリグリセリドは、エネルギーを蓄える働きを担い、リン脂質は、細胞膜の主な成分として機能します。ステロールは、ホルモンの材料として利用され、脂肪酸は、エネルギーを産生したり、ホルモンの材料として使用されます。 脂質は、体にとって重要な役割を果たしていますが、摂りすぎると健康に悪影響を及ぼすことがあります。特に、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)が高いと動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞や脳卒中などのリスクが高まります。そのため、脂質の摂取量には注意が必要です。 脂質を多く含む食品には、肉類、魚介類、卵、乳製品、ナッツ、種子などがあります。脂質の摂取量を減らすためには、これらの食品の摂取量を控え、代わりに野菜や果物、全粒穀物を多く摂る必要があります。また、調理方法にも注意が必要です。揚げ物や炒め物よりも、煮物や蒸し物、グリルなどの調理方法を選びましょう。
循環器

看護師が知っておくべきアテロームの基礎知識

アテローム(あてろーむ、atheroma)とは、動脈の内膜に蓄積・沈着した堆積物のことである。プラーク、粥腫ともいう。マクロファージや脂質、カルシウム、結合組織などが構成成分となる。沈着が進むと次第に動脈内腔の狭小化を来し、末梢側の血流障害を起こす。 アテロームは、突然破綻することもあり、その場合は動脈の遠位側は突然血流が障害され、梗塞に陥る。アテロームの形成は、動脈硬化の初期段階であり、動脈硬化が進行すると、アテロームはより大きくなり、プラークと呼ばれるようになる。プラークは、動脈の内腔を狭くし、血流を阻害する。 アテロームの形成は、様々な要因が関与していると考えられている。その中でも、高血圧、糖尿病、脂質異常症、喫煙などの生活習慣病は、アテロームの形成を促進する。また、遺伝的な要素もアテロームの形成に関与していると考えられている。 アテロームの治療は、生活習慣の改善と薬物治療が中心となる。生活習慣の改善としては、高血圧、糖尿病、脂質異常症の治療、禁煙、適度な運動、健康的な食事などが挙げられる。薬物治療としては、スタチン系薬剤、抗血小板薬、抗凝固薬などが使用される。 アテロームの予防は、生活習慣の改善が重要である。高血圧、糖尿病、脂質異常症の治療、禁煙、適度な運動、健康的な食事を心がけることで、アテロームの形成を防ぐことができる。