骨折

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整形外科

看護師が知っておきたい『介達痛』とは?

介達痛とは、骨折の患部から離れた場所を刺激した際、患部に生じる痛みのことです。軸圧痛とも呼ばれます。介達痛は、骨折の患部と離れた場所に存在する神経が、骨折の患部からの刺激を伝達することで起こります。この神経は、痛みを脳に伝える役割を果たしています。介達痛は、骨折の患部を直接刺激したときよりも、骨折の患部から離れた場所を刺激したときに強く起こることが多いです。介達痛は、骨折の患部が治癒するにつれて、徐々に消失していきます。
整形外科

看護師に必須の用語『四肢外傷』

四肢外傷とは、上肢・下肢に負った外傷のことである。体幹の外傷(胸部・腹部・骨盤部)や頭部外傷とは区別して用いられる。打撲や捻挫等の軽い外傷も含まれるが、臨床において「四肢外傷」という単語を使うときは、開放骨折をはじめ軟部組織のダメージが強い外傷を指すことが多い。四肢外傷は、鈍的外傷の約85%に合併すると言われ、外見は派手であるが、生命の危機的状況に至ることは少ない。しかし、成人の大腿骨骨幹部骨折では1,000mL~1,500mLほど出血するため、必要に応じて輸液・輸血およびモニター管理が推奨される。
整形外科

骨粗鬆症とは何か?原因や症状、予防法を解説!

骨粗鬆症は、骨密度が低下し、骨皮質も脆弱になることで骨の強度が低下し、骨折などを引き起こしやすくなる病気や病態のことである。骨粗鬆症は、加齢、閉経、ステロイド剤の使用、喫煙、飲酒、運動不足などの様々な要因により起こる。 骨粗鬆症は、初期には自覚症状がない。しかし、進行すると、骨がもろくなり、転倒などで骨折しやすくなる。骨折は、痛みや運動機能の低下、寝たきりなどの重篤な合併症を引き起こすことがある。骨粗鬆症は、骨密度検査やX線検査などにより診断される。骨粗鬆症の治療は、薬物療法や運動療法、栄養療法などがある。薬物療法には、骨密度を高める薬や、骨吸収を抑える薬などがある。運動療法には、有酸素運動や筋トレなどがある。栄養療法には、カルシウムやビタミンDを多く含む食品を摂取することが重要である。
循環器

看護師に必須の用語『開胸器』

開胸器を使用することで、いくつかのリスクが発生する可能性があります。 まず、血管損傷、神経損傷、大腸機能不全、膀胱機能不全、勃起不全、射精不全、感覚異常などの神経障害が発生する可能性があります。また、手術機械を適切に洗浄、滅菌しなかったために起こる感染症にも注意が必要です。 さらに、手術機械のすべりや誤配置による周辺の血管や神経の損傷、内臓の穿孔、空気、血管凝固等による塞栓、骨折(特に、重度骨粗鬆症、腎臓透析、骨減少症の患者などでは、骨折を来しやすいので注意する必要があります)、過敏症(普通は反応を示さない程度の弱い刺激に過敏に反応して一定の症状を呈するような状態をいう。アレルギーやアナフィラキシー、特異体質などが含まれる)、麻痺、手術機械の手術中の組み立て、分解によって起こる患者の組織損傷や手術従事者の損傷、歯車の部分に手袋が挟まって、手袋が破損することがあります。 これらのリスクを回避するため、医師および医療スタッフが正しい手技をもつこと、鋭利な部分がある器具は誤って取扱い者がけがをする可能性があり、破損、変形しやすいため、特に取扱いに注意すること、使用目的に応じた器具の使い方であっても、無理な使い方をしないこと、使用時に異常を感じたときには直ちに使用をやめること、汚れが付着した機械を滅菌、消毒すると汚れの固着、無菌性の低下が起こり、さびの原因となることがあるため処理の前に汚れが付着していないことを確認すること、汚れが付着した機械は洗浄し、汚れのないことを確認してから滅菌、消毒を行うことが大切です。
整形外科

看護師が知っておくべき病的骨折について

病的骨折とは、骨粗鬆症や原発性もしくは転移性骨腫瘍などで骨強度が低下し、荷重や打撲といった通常では骨折しないようなわずかな外力により、骨折することです。病的骨折は、骨粗鬆症の患者に多く見られますが、骨腫瘍や他の骨の病気でも起こります。 病的骨折の原因は、骨粗鬆症や骨腫瘍などによって骨強度が低下するためです。骨粗鬆症は、骨の密度が低下して骨が弱くなる病気です。骨腫瘍は、骨の中にできる腫瘍で、骨を破壊して弱くすることができます。 病的骨折の症状は、骨折部位の痛みや腫れ、変形などです。骨折部位に痛みや腫れ、変形などの症状が現れます。また、骨折した骨に荷重がかかると、激痛を伴うこともあります。病的骨折は、早期に発見して適切な治療を受けないと、骨の変形や機能障害を引き起こす可能性があります。
略語

看護師が知っておきたい「Dx」の意味とは?

Dx(でぃーえっくす)とは、診断を意味する医療業界の略語である。診療録・薬歴・看護記録などを記す際に使用される。英語のDiagnosisに由来する。Dxのなかでも、臨床診断(clinical diagnosis)は「Clinical Dx」、最終診断(final diagnosis)は「Final Dx」などと記す。つまり、患者の状態や病気を診断する際の用語である。ただし、デキスター(簡易血糖測定器またはそれによって測定された血糖値)のことを意味して「Dx」と書くこともあるため注意が必要である。また、カルテ等に使われる同様の略語には他に、Fx(骨折)、Rx(Rp.、処方)、R/O、n/pなどがある。
整形外科

骨接合術とは?看護師が知っておくべき知識

骨接合術とは、骨折の治療法の1つであり、観血的整復固定術(open reduction and internal fixation;ORIF)とも呼ばれます。骨折部位を金属などの器具で固定して、骨がくっつくのを助ける手術療法の総称です。 骨接合術には、創外固定法、髄内釘固定法、プレート固定法など、さまざまな方法があります。創外固定法は、骨折部位の外側から器具で固定する方法です。髄内釘固定法は、骨折した骨の中に金属の釘を入れて固定する方法です。プレート固定法は、骨折した骨に金属のプレートを固定する方法です。 骨接合術は、骨折の治療において、骨が正しくくっつくように整復し、固定することが目的です。また、骨接合術を行うことで、患者の痛みが軽減され、早期に日常生活に戻ることができるようになります。
整形外科

髄内釘と骨折治療

髄内釘とは、骨折部位を固定するために骨髄内に挿入する釘のことである。ネールやネイル、ロッドと呼ばれることもある。骨の端の部分から髄腔(ずいくう骨の中にある空洞)に打ち込むため、骨折した部分の骨を切開する必要がない。比較的大きな骨の骨幹部が骨折した場合に用いることが多い。 髄内釘は髄腔に挿入しやすいよう細長い形状になっている。骨内で動いてしまわないようにスクリュー状の釘がサイドから埋め込まれているものや、骨折部分に適度な圧力をかけて骨癒合(こつゆごう骨折部分の修復)を促すために斜めにスクリュー状の釘が埋め込まれているものもある。 髄内釘は一般的に金属でできており、軽さだけでなく錆びにくさを追求したチタンなどの特殊金属が利用されていることも多い。
呼吸器

看護師必須用語『胸郭動揺』について

胸郭動揺とは、複数の骨折した肋骨や胸骨が奇異呼吸を生じる状態のことです。 フレイルチェスト、胸壁動揺とも呼ばれます。 胸郭動揺は、交通事故や転落事故などの外傷によって生じることが最も多いです。 しかし、骨粗鬆症や癌などの疾患によって生じることもあります。 胸郭動揺になると、呼吸が困難になり、痛みや咳などの症状が生じます。 また、肺挫傷や血胸などの合併症を引き起こすこともあります。 胸郭動揺の治療は、骨折した肋骨や胸骨を固定することによって行われます。 固定には、ギプスやコルセット、手術などが用いられます。 胸郭動揺の予後は、骨折した肋骨や胸骨の数や位置、合併症の有無などによって異なります。
整形外科

ギプスシーネとは?その特徴と使用用途

ギプスシーネとは、ギプス包帯を帯状にして患部に合わせて硬化させた副木のことです。ドイツ語で、ギプス(Gips)は石膏を、シーネ(schiene)は副木を意味します。一般的な作り方は、固定する範囲を測定し、それに合わせてギプス包帯を幾重にも重ね合わせ帯状にして温水につけて軟化させます。次に、軟化したギプス包帯を患部に当てながら患部に適した形で固めて作ります。患部全体ではなく患部の半分程度しか固定されないため、通気性に優れ、また着脱が可能であるのが特徴です。ギプス固定のようなしっかりした固定性が必要でないときや、比較的短期間の固定に用いられます。腫れがひどい骨折の初期治療、手先や足先などの単純な骨折、捻挫などの靱帯損傷、アキレス腱の損傷などで使用されます。
整形外科

キャストとは?その種類と用途について解説

キャストとは、骨折や疼痛のある捻挫を固定するための固定具のことです。プラスチックとガラス繊維から構成されており、一般にギプスとも呼ばれます。キャストは、患部を固定し、可動域を制限することで、治癒を促進する役割を果たします。 キャストは、骨折や捻挫の治療に広く使用されています。骨折の場合、キャストは患部を固定し、骨が正しく癒合するようにします。捻挫の場合、キャストは患部を固定し、痛みや腫れを軽減します。 キャストは、患部の状態に合わせて、さまざまな種類のものがあります。長期間固定が必要な場合は、硬質のキャストが使用されます。短期間の固定が必要な場合は、軟質のキャストが使用されます。また、患部の形状に合わせて、さまざまな形のものもあります。 キャストは、患部を固定する際に使用する固定具です。骨折や捻挫の治療に広く使用されており、患部の治癒を促進する役割を果たします。
小児科

くる病とは?原因や症状、予防法を解説

くる病は、ビタミンDの欠乏や代謝異常で発症する疾患です。特に小児期に多く見られます。カルシウムやリン、ビタミンDが不足すると骨の硬さを維持できず、軟らかい細胞組織が骨の中で増加します。骨の軟化が進行すると、骨が曲がったり、骨折しやすくなったりします。栄養摂取に偏りがある場合、くる病が発症しやすくなるとされています。 くる病の原因としては、ビタミンDの欠乏、カルシウムの欠乏、リンの欠乏などが挙げられます。ビタミンDは、日光浴や食品から摂取することができますが、日光浴をあまりしない人や、偏食の人などはビタミンDが不足しやすくなります。カルシウムとリンは、牛乳や乳製品、魚介類、緑黄色野菜などに多く含まれています。これらの食品を十分に摂取していない人は、カルシウムやリンが不足しやすくなります。 くる病の症状としては、骨の痛み、筋肉の痛み、疲労、食欲不振、体重減少などが挙げられます。また、骨が軟らかくなることで、骨が曲がったり、骨折しやすくなったりします。小児の場合は、頭蓋骨が変形したり、歯並びが悪くなったりするなどの症状が現れることもあります。