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整形外科

看護師に必須の用語『離被架』

看護師に必須の用語とは、看護師が患者とコミュニケーションをとったり、患者に関する情報を記録したりする際に使用することが想定されている専門用語のことです。これらの用語は、看護師が患者の状態を正確に理解し、適切なケアを提供するために不可欠です。看護師に必須の用語は数多くありますが、その中でも特に重要なものをご紹介します。 離被架とは、掛け布団など掛け物の重量による圧迫がかからないようにして、患部を保護するアーチ状の架台のことです。多くの種類があり、用途や部位に応じて選ぶ必要があります。段ボール箱などで代用する場合もありますが、あまりサイズの大きなものを使用すると、布団と体の間の空間が大きくなり患者が寒さを感じることがあるので注意が必要です。 離被架は、手術後、ギプス装着中、牽引療法中、点滴注射中などの患者に使用されます。牽引療法とは、引っ張る力を利用して行う治療のことです。骨折や脱臼の整復、関節疾患における安静や疼痛の緩和、関節拘縮の予防・矯正などを目的とします。皮膚や筋を介して牽引する介達牽引、骨に金属を刺入して牽引する直達牽引などの方法があります。
呼吸器

看護師が知っておくべき『肺挫傷』とは?

肺挫傷とは、胸部打撲や強い圧迫などの外力が肺に作用して、肺の組織が損傷する状態をいいます。肺挫傷は、交通事故や転落事故、スポーツ中の事故などで起こることが多く、重症度によって軽症から重症までさまざまです。軽症の肺挫傷は、肺の一部分に小さな傷ができる程度ですが、重症の肺挫傷になると、肺が広く損傷したり、肺がつぶれてしまうこともあります。肺挫傷になると、咳やくしゃみなどの症状が出たり、呼吸困難や胸痛を伴うこともあります。また、肺挫傷が重症になると、肺に水がたまったり、肺が感染症を起こしたりすることもあります。肺挫傷の治療は、軽症の場合は安静と鎮痛剤の投与を行います。重症の場合は、人工呼吸器による呼吸管理や、肺にたまった水を抜く手術が必要になることもあります。
小児科

看護師が知るべき用語『歯』とは

歯の構造と機能 歯は、口腔内にある、食物を咀嚼する器官である。人体の中で最も硬いとされる。乳幼児期の歯は乳歯と呼ばれ、全部で20本ある。永久歯は、乳歯が抜けた後に生えてくる歯で、全部で28本ある。 歯は、歯冠、歯根、歯頸部の3つからなる。歯冠は、歯の見える部分で、エナメル質、象牙質、歯髄で構成されている。エナメル質は、歯の表面を覆う硬い組織で、人体の中で最も硬い組織である。象牙質は、エナメル質の下にある組織で、エナメル質よりも柔らかい。歯髄は、象牙質の中にある組織で、神経や血管が含まれている。 歯根は、歯の土台となる部分で、歯槽骨に埋まっている。歯頸部は、歯冠と歯根の境目の部分である。 歯には、いくつかの機能がある。食物を咀嚼して小さく砕き、消化しやすい状態にする。また、発音や表情を作るのにも役立つ。歯は、口内を清潔に保つためにも重要である。歯を磨かないと、歯垢や歯石が溜まって歯周病の原因となる。
呼吸器

肺がんとは?その定義と部位別死亡率

肺がんとは、気管支や肺胞の細胞ががん化した病気です。肺がんは、部位別で見ると、最も死亡率が高いがんです。大部分が上皮性の腫瘍であり、そのほとんどが気道粘膜上皮より発生します。肺がんには、大きく分けて、小細胞肺がんと非小細胞肺がんの2つがあります。小細胞肺がんは、がん細胞が小さく、増殖が速いのが特徴です。非小細胞肺がんは、がん細胞が大きく、増殖が遅いのが特徴です。肺がんの症状としては、せき、痰、胸痛、呼吸困難、体重減少などがあります。肺がんの治療法としては、手術、化学療法、放射線療法などがあります。肺がんは早期発見、早期治療が重要です。肺がんの疑いがある場合は、すぐに医師を受診してください。
感染

看護師のための敗血症の基礎知識

敗血症とは、感染症により重篤な臓器障害が引き起こされる状態のことである。感染に対する生体反応が調節不能な病態であり、生命を脅かす臓器障害を招く。敗血症は、敗血症性ショックや多臓器不全を引き起こす可能性があり、死亡率が高い。 敗血症は、細菌、ウイルス、真菌、寄生虫などの感染症によって引き起こされる。感染症は、皮膚、呼吸器、消化器、泌尿器など、体のあらゆる部位で発生する可能性がある。敗血症は、感染部位から血液中に感染症の病原体が侵入することで引き起こされる。感染症の病原体が血液中に侵入すると、全身に広がり、臓器に損傷を与える。 敗血症の症状には、発熱、悪寒、頻脈、呼吸困難、血圧低下、意識障害などがある。敗血症は、早期に診断して治療しないと、敗血症性ショックや多臓器不全を引き起こし、死亡する可能性がある。敗血症の治療には、抗菌薬、輸液、昇圧剤などが使用される。
呼吸器

看護師の必携アイテム:パルスオキシメーターとは?

パルスオキシメーターとは、非侵襲的に皮膚を通して動脈血酸素飽和度(SpO2)と脈拍を測定するための装置です。SpO2とは、血液中のヘモグロビンが酸素と結合している割合をパーセントで表したものです。正常値は95%以上とされており、90%以下になると低酸素血症と診断されます。低酸素血症は、呼吸器疾患や循環器疾患、貧血などが原因で起こることがあります。 パルスオキシメーターは、指先にクリップをつけたセンサーを装着し、センサーから出る光が皮膚を透過して反対側のセンサーで受け取られる仕組みになっています。光が皮膚を透過する際に、ヘモグロビンが酸素と結合しているかどうかによって光の吸収量が変化します。この変化を測定することで、SpO2と脈拍を算出しています。 パルスオキシメーターは、手術中や集中治療室などで患者さんの状態をモニターするために使用されます。また、在宅で酸素療法を受けている患者さんの状態をモニターするためにも使用されます。 パルスオキシメーターは、比較的安価で操作も簡単なので、医療現場だけでなく家庭でも使用されることが増えてきています。しかし、パルスオキシメーターで測定されたSpO2は、あくまでも参考値であることに注意が必要です。正確なSpO2を測定するには、動脈血ガス分析を行う必要があります。
救急・ICU

看護師必須用語『初療室』について

初療室とは、救急搬送患者が最初に運ばれ、初期診療を受ける部屋のことである。初療室は、救急外来や救急救命センターなど、救急医療を専門に行う医療機関に設置されていることが多い。初療室では、気道管理、呼吸および循環管理に必要な各種医療機器や薬剤を備え、緊急に開胸や開腹などが行なえるような手術器具も常備されている。そのため、初療室は、救急搬送患者の命を守るために重要な部屋である。 初療室には、医師や看護師、救命士など、救急医療の専門家が常駐しており、24時間体制で患者の受け入れを行っている。初療室に搬送された患者は、まず、医師や看護師による問診や診察が行われる。その後、患者の状態に応じて、必要な処置が行われる。処置には、酸素投与、点滴、気管挿管、心肺蘇生などがある。また、緊急手術が必要な場合は、手術室に搬送される。
医療機器・設備・器具

看護師に必須の用語『ハイケアユニット』

ハイケアユニット(HCU)は、重症または重度の疾患を持つ患者を治療する高度治療室の一種です。HCUは、集中治療室(ICU)よりもケアレベルが低く、患者の状態が安定している場合に移されます。HCUでは、患者は依然として高度な医療監視と治療を受けていますが、ICUほど集中的ではありません。 HCUの看護師は、重症患者をケアする特別な訓練を受けた看護師です。HCU看護師は、患者の状態を監視し、投薬や治療を管理し、患者の家族とコミュニケーションを取ります。HCU看護師は、患者が安全で快適に過ごせるように、患者の状態を常に把握し、必要なケアを提供します。 HCU看護師は、患者の状態を監視し、変化があればすぐに医師に報告します。また、患者の痛みの管理や、患者の精神的なケアも提供します。HCU看護師は、患者の家族とコミュニケーションを取り、患者の状態や治療計画について説明します。 HCU看護師は、重症患者をケアする重要な役割を担っています。HCU看護師は、患者の状態を常に把握し、必要なケアを提供することで、患者の安全と快適を守ります。
その他

ハイアンテとは?直腸がんの手術法を解説

ハイアンテとは、高位前方切除術のことである。直腸がんの手術方法の一つであり、直腸を切除した後に腹膜反転部より上で腸をつなぎあわせる手術法である。腹膜反転部の下で腸をつなぎ合わせるのは、ローアンテ(低位前方切除術)である。 ハイアンテ手術は、直腸がんが進行している場合や、直腸がんが肛門に近い場合に行われる。手術時間は約3~4時間であり、全身麻酔で行われる。手術後は、しばらくの間は排便障害や排尿障害が起こることがあるが、徐々に改善していく。 ハイアンテ手術のメリットは、肛門を温存できることである。ローアンテ手術では、肛門を切除する必要があるため、人工肛門を造設しなければならない。しかし、ハイアンテ手術では、肛門を温存できるため、人工肛門を造設する必要がない。 ハイアンテ手術のデメリットは、手術時間が長いことである。ローアンテ手術よりも手術時間が長いため、合併症のリスクが高くなる。また、ハイアンテ手術後は、しばらくの間は排便障害や排尿障害が起こることがある。
呼吸器

看護師が知っておきたい肺炎について

肺炎とは、肺の炎症の総称です。細菌、ウイルス、真菌などが原因で、肺の組織に炎症が起こります。肺炎は、軽症から重症までさまざまな程度があり、重症の場合には死に至ることもあります。肺炎は、すべての年齢層で発症しますが、特に乳幼児や高齢者、慢性疾患を有する人はかかりやすい傾向にあります。 肺炎の主な症状は、咳、痰、発熱、息切れなどです。咳は、最初は乾いた咳ですが、次第に痰を伴うようになります。痰の色は、透明、黄色、緑色などさまざまです。発熱は、38℃以上の高熱になることが多いです。息切れは、軽度の場合には階段を上るなどの軽い運動をしたときに起こりますが、重症の場合には安静にしていても起こるようになります。 肺炎の診断は、問診、身体診察、胸部X線検査などで行われます。問診では、症状や既往歴などを詳しく聞きます。身体診察では、肺の音を聴いたり、胸を叩いて異常な音がないかを確認したりします。胸部X線検査では、肺に炎症が起こっている部分が影として映ります。 肺炎の治療は、原因によって異なります。細菌性肺炎の場合は、抗菌薬を投与します。ウイルス性肺炎の場合は、抗ウイルス薬を投与することがあります。真菌性肺炎の場合は、抗真菌薬を投与します。肺炎の重症度によっては、入院して治療を受ける必要があります。
腎・泌尿器

看護師必須用語「排尿障害」

排尿障害とは、尿をためる膀胱や尿を排出する尿道に障害が生じ、排尿に困難が生じる状態を指します。畜尿障害と排出障害の2つに大別されます。畜尿障害とは、膀胱に尿をためることができない状態です。頻尿、尿意切迫感、切迫性尿失禁、腹圧性尿失禁、夜間頻尿、夜尿症などが症状として現れます。排出障害とは、尿を膀胱から体外に排出することができない状態です。尿勢低下、尿線途絶、腹圧排尿などが症状として現れます。排尿障害は、男性と女性で原因が異なる場合が多く、男性では前立腺肥大症、女性では骨盤臓器脱などが原因となるケースが多いです。
腎・泌尿器

看護師が知っておくべき反射性尿失禁

反射性尿失禁とは、尿意がないのにもかかわらず、膀胱にある程度の尿がたまると膀胱収縮反射が不随意に引き起こされ、尿が漏れてしまうことです。この反射は、脊髄の神経回路によって制御されており、排尿を促す役割を果たしています。しかし、何らかの原因でこの反射が過剰に働くと、反射性尿失禁が起こります。 反射性尿失禁は、高齢者に多くみられますが、若い人でも起こることがあります。男性よりも女性に多く、約5人に1人が経験していると言われています。反射性尿失禁の原因は、脳卒中、脊髄損傷、多発性硬化症、パーキンソン病などの神経疾患、前立腺肥大症、尿道狭窄症、膀胱炎などの泌尿器疾患などが考えられます。また、薬の副作用や、妊娠・出産によっても起こることがあります。 反射性尿失禁の症状は、尿意がないのにもかかわらず、突然尿が漏れてしまうことです。漏れる尿の量は、少量の場合もあれば、大量の場合もあります。また、頻尿や夜間尿失禁を伴うこともあります。反射性尿失禁は、日常生活に大きな支障をきたすことがありますが、治療によって症状を改善することが可能です。
産婦人科

看護師に必須!排卵について徹底解説

排卵とは、成熟した卵胞がホルモンの働きにより卵巣から排出されることです。女性が妊娠できるのは、排卵が起こっている期間だけです。排卵は通常、月経周期の14日目頃に行われますが、個人差があります。排卵が起こると、卵子は卵管に取り込まれて、受精のために待ち構えます。 排卵は、女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンによって制御されています。エストロゲンは、卵胞を成熟させ、排卵を誘発します。プロゲステロンは、排卵後に分泌され、子宮内膜を厚くして受精卵が着床しやすい状態にします。 排卵が起こると、女性は排卵痛を感じる場合があります。排卵痛は、下腹部や腰にチクチクとした痛みを感じることが多く、数分~数時間続きます。また、排卵の時期には、おりものが増えたり、基礎体温が上昇したりすることもあります。 排卵の時期を正確に把握することは、妊娠を希望している女性にとって重要です。排卵の時期を把握することで、受精のタイミングを調整し、妊娠する可能性を高めることができます。
脳・神経

看護師必見!反射の意味と重要性

反射とは、刺激に対して起きる不随意の筋収縮である。反射は、脊髄や脳幹などの神経系の中枢部で起こり、末梢神経を通じて筋肉に伝わって起こる。反射は、身体を保護したり、姿勢を維持したり、運動を円滑に行ったりするのに役立っている。反射は、客観性があるため、反射所見を正確に取ることは、神経疾患の局在診断につながる。 反射には、いくつかの種類がある。最も基本的な反射は、腱反射である。腱反射は、腱をハンマーなどで叩くと、筋肉が収縮して反射が起こる。腱反射は、脊髄の特定の神経節で起こる。反射には、他にも、皮膚反射、粘膜反射、深部反射などがある。 反射は、神経疾患の診断に役立つ。反射が亢進している場合は、その神経節に障害がある可能性がある。反射が低下している場合は、その神経節や末梢神経に障害がある可能性がある。反射が消失している場合は、その神経節や末梢神経に完全な障害がある可能性がある。反射所見は、神経疾患の局在診断を行う上で重要な情報となる。
アレルギー・膠原病

看護師に必須の用語『ハプテン』について

ハプテンとは、抗体と結合するが、分子量が小さいために単独では抗体産生を惹起する活性を示さない物質のことです。不完全抗原とも呼ばれます。ハプテンは、タンパク質、炭水化物、脂質など、様々な分子に存在します。ハプテンは、単独では抗体を産生する力が弱いため、キャリアタンパク質に結合して抗原になります。キャリアタンパク質は、抗体を産生する力を強める役割を果たします。ハプテンは、薬物、食品、化粧品など、様々な物質に含まれており、アレルギーや自己免疫疾患などの原因となることがあります。
感染

破傷風について知っておくべきこと

破傷風の原因と症状 破傷風は、細菌の一種である破傷風菌によって引き起こされる感染症です。破傷風菌は、土壌や埃の中などに存在しており、傷口から体内に侵入すると、感染を起こします。破傷風菌は、神経に作用して筋肉のけいれんを引き起こし、呼吸困難や死に至ることもあります。 破傷風の主な症状は、筋肉のけいれん、強直、痙攣などです。初期症状としては、傷口周辺の筋肉の痛みやけいれん、発汗、頭痛、不眠などが見られます。その後、全身の筋肉のけいれんや強直が進行し、呼吸困難や死に至ることもあります。破傷風は、ワクチンを接種することで予防することができます。破傷風ワクチンは、通常、幼児期に接種され、その後、10年ごとに追加接種を受けます。
腎・泌尿器

看護師に必須の用語『排尿中枢』とは

排尿中枢は、排尿機能を統合する器官である。排尿中枢は、前頭葉や橋にある高位中枢と仙髄にある下位中枢にわけられる。高位中枢は、排尿反射の開始や停止を制御し、下位中枢は、反射の伝達や膀胱の収縮を制御する。 高位中枢は、大脳皮質、大脳基底核、視床下部、脳幹などからなる。大脳皮質は、排尿意欲を形成し、排尿反射の開始や停止を制御する。大脳基底核は、排尿反射の調節に関与する。視床下部は、排尿反射の調節に関与する。脳幹は、排尿反射の伝達に関与する。 下位中枢は、仙髄にある。仙髄は、排尿反射の伝達に関与する。膀胱は、尿を貯蔵する器官である。膀胱には、尿道括約筋があり、排尿を制御する。尿道括約筋は、仙髄から支配を受けている。 排尿反射は、尿意を感じてから排尿を行うまでの過程である。排尿反射は、高位中枢と下位中枢の協調によって行われる。排尿反射が障害されると、排尿困難や失禁などの症状が現れる。
その他

看護師必須!パフォーマンスステータスを知る

パフォーマンスステータスとは、患者の全身状態を日常生活動作のレベルに応じて0~4の5段階であらわした指標です。アメリカの腫瘍学団体の1つECOG(Eastern Cooperative Oncology Group)が提唱したもので、がん患者に使われることが多いです。現場ではPS(ピーエス)と呼ぶことが多いです。 PSは、患者の身体的、精神的、社会的な機能を総合的に評価して決定されます。PSが低いほど、患者の全身状態が悪く、日常生活動作が制限されています。逆に、PSが高いほど、患者の全身状態が良く、日常生活動作が自立しています。 PSは、がんの治療計画を立てる際に重要な情報となります。PSが低い患者は、より集中的な治療が必要になるかもしれません。また、PSが低い患者は、治療の副作用に耐える力が弱い可能性があります。 PSは、患者の予後を予測する指標としても使用されます。PSが低い患者は、予後が悪い傾向にあります。しかし、PSが低い患者でも、適切な治療を受けることで、予後を改善することが可能です。
呼吸器

看護師必見!肺気量分画について徹底解説

肺気量分画とは、肺に出入りする空気の測定値の総称である。スパイログラムともいう。肺気量分画は、全肺気量、肺活量、最大吸気量、1回換気量、予備吸気量、予備呼気量、残気量、機能的残気量からなる。 肺気量分画を測定する検査は呼吸機能検査と呼ばれ、術前などに行われるのが一般的である。呼吸機能検査では、スパイロメーターという機械を使って、肺に出入りする空気の量やスピードを測定する。 肺気量分画の測定値は、呼吸器系の健康状態を評価するのに役立つ。肺気量分画が正常範囲内であれば、呼吸器系の健康状態は良好であると考えられる。しかし、肺気量分画が正常範囲外であれば、呼吸器系の疾患の可能性がある。 肺気量分画が低下する疾患としては、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、気管支喘息、間質性肺疾患などがある。肺気量分画の上昇が起こる疾患としては、肺気腫、気胸などがある。 肺気量分画を測定することで、呼吸器系の健康状態を評価し、疾患の早期発見につなげることができる。
皮膚科

看護師のための必須用語:ハンセン病

ハンセン病とは、抗酸菌の一種であるらい菌による慢性感染症のことです。皮膚と末梢神経を主な病変とし、進行すると、顔面や四肢の変形、失明、麻痺などの症状が現れます。ハンセン病は、呼吸器を介して感染する感染症であり、治療せずに放置すると、重篤な障害を引き起こす可能性があります。 ハンセン病は、古くから存在する感染症であり、世界各地で流行しています。日本でも、かつてはハンセン病患者が多数存在しましたが、現在では、治療法の進歩により、患者数は激減しています。しかし、ハンセン病は、完全に根絶されたわけではなく、現在でも、世界には、ハンセン病患者が数百万人も存在しています。 ハンセン病の治療には、主に抗菌薬が使用されます。抗菌薬は、らい菌を殺菌し、感染を抑制する働きがあります。ハンセン病の治療は、長期にわたることが多く、完治までには数年かかる場合があります。しかし、早期に治療を開始すれば、ハンセン病の症状を軽減し、障害を予防することができます。
感染

知っておきたい!看護師必須の用語『パンデミック』

パンデミックとは、感染症の世界的な大流行のことです。パンデミックは、広範囲にわたって流行し、多くの人々を巻き込むため、大きな被害をもたらす可能性があります。パンデミックは、自然発生的に起こる場合もあれば、人為的に引き起こされる場合もあります。自然発生的に起こるパンデミックは、ウイルスや細菌などの病原体が突然変異を起こして感染力を高めたり、新しい病原体が発見されたりすることが原因で起こります。人為的に引き起こされるパンデミックは、生物兵器の使用や、病原体を意図的に拡散させることによって起こります。 パンデミックは、感染症の大流行であるため、人々が感染を防ぐための対策をとることが重要です。パンデミックの対策としては、マスクの着用、手洗いの励行、ソーシャルディスタンスの確保などが挙げられます。また、ワクチン接種もパンデミックの対策として有効です。ワクチン接種によって、感染症にかかったとしても重症化を防ぐことができます。 パンデミックは、大きな被害をもたらす可能性があるため、パンデミックの対策をしっかりと行うことが重要です。パンデミックの対策をしっかりと行うことで、感染症の流行を防ぎ、人々の健康を守ることにつながります。
脳・神経

バレー徴候とは?

バレー徴候とは、手足の軽い麻痺(錐体路障害)を見出す検査の際に、麻痺を起こした上下肢に認める症状のことである。本検査はバレー試験と呼ばれ、脳梗塞、脳出血、その他の錐体路障害を来す疾患を調べる目的で行われる。 バレー徴候は、フランスの神経学者ジャン=アントワーヌ・バレーが1890年に発表した論文で初めて報告された。バレーは、脳卒中を患った患者を診察している際に、麻痺を起こした手足を動かそうとすると、反対側の手足が不随意に動くことに気づいた。この現象は、バレー徴候と呼ばれ、錐体路障害の重要な徴候とされている。 バレー徴候は、錐体路障害を来す疾患の診断に有用である。錐体路は、脳と脊髄を結ぶ神経線維であり、運動や感覚を制御している。錐体路が障害されると、運動麻痺や感覚障害が生じる。バレー徴候は、錐体路障害の程度を評価するために使用されることが多い。 バレー徴候は、脳卒中、脳出血、外傷性脳損傷、脊髄損傷、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症などの疾患でみられる。バレー徴候がみられた場合は、錐体路障害を来す疾患が疑われるため、詳細な検査が必要である。
医療機器・設備・器具

バッグバルブマスクの知識を深め、患者の命を守る

バッグバルブマスクとは、鼻口腔に空気を送り込む人工呼吸器具である。英語表記から「BVM」と略されることがある。バッグバルブマスクは、医療従事者、消防士、救急救命士、警察官など、救命処置を行う際に使用する。また、病院やクリニック、介護施設などでも使用されている。バッグバルブマスクは、バッグ、バルブ、マスクの3つの部品から構成されている。バッグは、空気を入れるために使用する。バルブは、空気の漏れを防ぎ、肺に空気を送るために使用する。マスクは、患者の鼻と口を覆うために使用する。バッグバルブマスクは、患者の肺に空気を送り込むことができるため、呼吸停止などの緊急事態に使用される。また、気道が塞がっている場合に使用されることもある。バッグバルブマスクを使用する際には、患者の鼻と口を覆い、バッグを押し下げて肺に空気を送る。バッグを押し下げる速度は、患者の年齢や状態によって異なる。バッグバルブマスクを使用する際には、患者の状態を監視し、必要に応じて医師の指示を仰ぐ必要がある。
その他

看護師が知っておきたい『播種性(はしゅせい)』とは?

播種性とは、疾患や病態が種をまいたように全身に広がる様子を指す言葉です。播種とは、本来「畑に種をまくこと」を意味していますが、疾患が種をまいたように全身に広がる様子から、医学用語として使われるようになりました。播種性を示す疾患として、播種性血管内凝固症候群(DIC)や、播種性転移などがよく知られています。 播種性血管内凝固症候群(DIC)は、血液の凝固異常によって、全身の血管内に血栓が形成される疾患です。血栓が形成されることで、臓器や組織への血流が遮断され、様々な症状を引き起こします。播種性転移は、がん細胞が原発巣から離れた部位に転移する疾患です。がん細胞が血管やリンパ管に乗って全身に広がり、転移巣を形成します。播種性転移は、がんの進行に伴って起こることが多く、予後不良となることが多いです。