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看護技術

看護師のための「半側臥位」の豆知識

半側臥位とは、仰臥位から左右どちらかに体幹を45度程度ひねった体位のことです。仰臥位と側臥位の中間の姿勢であり、大転子部や仙骨部への圧迫を防止することができます。半側臥位は、さまざまな状況で使用されます。例えば、手術後や怪我をした後の患者さんのケア、妊娠中の女性のケア、呼吸器疾患のある患者のケアなどです。また、半側臥位は、長時間同じ姿勢でいることで起こる圧迫性褥瘡の予防にも役立ちます。 半側臥位には、いくつかの種類があります。最も一般的なのは、患者の顔を上にして、上側の腕を体の横に伸ばし、下側の腕を体に沿わせて曲げた姿勢です。もう一つの種類は、患者の顔を下にして、上側の腕を体の横に伸ばし、下側の腕を体に沿わせて曲げた姿勢です。どちらの姿勢も、大転子部や仙骨部への圧迫を防止することができます。 半側臥位にする際には、患者の安全と快適性に注意することが重要です。患者さんの頭は、水平またはわずかに低く保つ必要があります。また、患者の膝は曲げて、足は床またはベッドの縁に置いておく必要があります。患者の体には、柔らかい枕やブランケットを置いて、快適性を高めることができます。 半側臥位は、患者のケアに欠かせない体位です。看護師は、半側臥位の種類や使用方法を理解し、患者の安全と快適性に注意しながら、適切な半側臥位にする必要があります。
救急・ICU

看護師必須用語『初療室』について

初療室とは、救急搬送患者が最初に運ばれ、初期診療を受ける部屋のことである。初療室は、救急外来や救急救命センターなど、救急医療を専門に行う医療機関に設置されていることが多い。初療室では、気道管理、呼吸および循環管理に必要な各種医療機器や薬剤を備え、緊急に開胸や開腹などが行なえるような手術器具も常備されている。そのため、初療室は、救急搬送患者の命を守るために重要な部屋である。 初療室には、医師や看護師、救命士など、救急医療の専門家が常駐しており、24時間体制で患者の受け入れを行っている。初療室に搬送された患者は、まず、医師や看護師による問診や診察が行われる。その後、患者の状態に応じて、必要な処置が行われる。処置には、酸素投与、点滴、気管挿管、心肺蘇生などがある。また、緊急手術が必要な場合は、手術室に搬送される。
眼科

看護師に必須!白内障とは何か?

白内障とは、水晶体の一部または全体がさまざまな原因で混濁する疾患です。水晶体は、瞳孔の後ろにある豆のような大きさの透明な組織で、光を網膜に焦点を当てて、物を見ることを可能にしています。白内障になると、水晶体が混濁して光が網膜に届きにくくなり、視力が低下します。 白内障は、主に加齢によって起こる病気ですが、生まれつき白内障がある場合(先天性白内障)や、外傷や病気によって白内障になる場合(後天性白内障)もあります。また、糖尿病やアトピー性皮膚炎などの全身疾患が原因で白内障になることもあります。 白内障の症状は、視力が低下する、ものが見える範囲が狭くなる、光がまぶしく感じる、ものが二重に見える、ものがかすんで見える、色あせて見えるなどの症状があります。白内障は、初期段階では自覚症状が少ないことが多く、進行するにつれて視力の低下などの症状が顕著になってきます。 白内障の治療法は、主に手術です。手術では、混濁した水晶体を取り除き、人工の水晶体を挿入します。白内障の手術は、日帰りで行うことが多く、手術後の回復も比較的早いです。白内障の手術は、視力を回復させる効果が高く、多くの患者さんが手術後に視力が向上しています。
血液・造血

看護師に必須の用語『白血病』

白血病とは、血液細胞の悪性腫瘍です。白血病の細胞は、骨髄で増殖し、血液や他の臓器に広がります。白血病は、進行速度によって、急性白血病と慢性白血病に分類されます。急性白血病は、急速に進行し、治療が遅れると命に関わる場合があります。慢性白血病は、ゆっくりと進行し、治療によって長期生存が可能な場合もあります。白血病は、あらゆる年齢で発症する可能性がありますが、小児と高齢者に多くみられます。白血病の原因は、完全には解明されていませんが、遺伝的な要因や環境要因などが関与していると考えられています。白血病の症状は、貧血、疲労、易出血傾向、発熱、体重減少などです。白血病の診断は、血液検査、骨髄検査、画像検査などによって行われます。白血病の治療は、白血病の進行速度や種類、患者の年齢や体力などによって異なります。急性白血病の治療には、化学療法、放射線療法、幹細胞移植などが行われます。慢性白血病の治療には、薬物療法、化学療法、放射線療法などが行われます。
その他

看護師必須!パフォーマンスステータスを知る

パフォーマンスステータスとは、患者の全身状態を日常生活動作のレベルに応じて0~4の5段階であらわした指標です。アメリカの腫瘍学団体の1つECOG(Eastern Cooperative Oncology Group)が提唱したもので、がん患者に使われることが多いです。現場ではPS(ピーエス)と呼ぶことが多いです。 PSは、患者の身体的、精神的、社会的な機能を総合的に評価して決定されます。PSが低いほど、患者の全身状態が悪く、日常生活動作が制限されています。逆に、PSが高いほど、患者の全身状態が良く、日常生活動作が自立しています。 PSは、がんの治療計画を立てる際に重要な情報となります。PSが低い患者は、より集中的な治療が必要になるかもしれません。また、PSが低い患者は、治療の副作用に耐える力が弱い可能性があります。 PSは、患者の予後を予測する指標としても使用されます。PSが低い患者は、予後が悪い傾向にあります。しかし、PSが低い患者でも、適切な治療を受けることで、予後を改善することが可能です。
呼吸器

知っておきたい看護師の基礎知識:肺結核(はいけっかく)とは?

肺結核とは、結核菌が肺に感染して引き起こされる感染症です。結核菌は、空気感染によって人から人へと感染します。肺結核の症状としては、咳、痰、微熱、倦怠感、食欲不振などがあります。肺結核は、治療せずに放置すると死に至ることもある重篤な病気です。肺結核の治療には、抗結核薬が使用されます。抗結核薬は、結核菌を殺菌し、肺結核の症状を改善します。肺結核の治療は、通常は6~9ヶ月間継続します。肺結核は、予防接種によって予防することができます。肺結核の予防接種は、生後6ヶ月以降の乳幼児に接種されます。
その他

看護師必携用語:バギングとは?

バギングとは、バックバルブマスクを利用して空気を送る方法である。人工呼吸の方法のひとつで、用手換気ともいう。bagging。人工呼吸では、口と口を密着させて行う方法がよく知られているが、現在では感染リスクの観点から、口と口での人工呼吸はほとんど行われておらず、医療従事者はポケットマスク(フェイスマスク)やバックバルブマスクなどの器具を使った人工呼吸を行っている。 バギングには、手動式と自動式の2種類がある。手動式は、医療従事者がバッグを手で押して空気を送る方法である。自動式は、機械が自動的にバッグを押し、空気を送る方法である。 バギングは、呼吸停止や呼吸困難などの患者に行われる。また、全身麻酔や鎮静剤を投与した患者にも、呼吸を確保するためにバギングが行われる。 バギングを行う際には、患者の気道が確保されていることを確認する必要がある。気道が確保されていないと、空気が肺に送り込まれない。また、バッグを押す力加減にも注意する必要がある。バッグを強く押すぎると、患者の肺を傷つける恐れがある。
呼吸器

看護師に必須の用語『バイパップ』について

バイパップとは、気管挿管や気管切開を行わない換気法の総称であるNIPPV(Non-Invasive Positive Pressure Ventilation)を行うための人工呼吸器の商品名である。BiPAP(bilevel Positive Airway Pressure)とも呼ばれる。バイパップは、主に睡眠時無呼吸症候群や慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの呼吸器疾患の患者に使用される。バイパップは、患者の鼻または口にマスクを装着して、空気圧を加えることで呼吸を補助する。バイパップは、患者の呼吸状態に合わせて、吸気圧と呼気圧を調整することができる。バイパップは、患者の呼吸を改善し、睡眠の質を高める効果が期待できる。
整形外科

看護師が知っておきたい廃用症候群とは?

廃用症候群とは、身体を動かせないことにより、筋骨格系、呼吸器・循環器系、精神神経系などに障害(機能低下)を起こし、日常生活自立度が低下した状態のことである。廃用症候群は、長期の入院や、寝たきり、車椅子生活など、身体を動かす機会が極端に少なくなることで起こることが多い。廃用症候群になると、筋力が低下し、関節が固くなり、呼吸機能や循環器機能が低下する。また、精神状態も不安定になり、うつ病や認知症を発症しやすくなる。廃用症候群は、生活の質を低下させ、死亡リスクをを高める。そのため、廃用症候群を予防することが重要である。廃用症候群の予防には、身体を動かす機会を増やすことが重要である。具体的には、毎日30分程度の散歩や、軽い運動を行うように心がける。また、栄養バランスの良い食事を摂り、十分な睡眠をとることも重要である。
消化器

看護師が知っておきたい『ハルトマン手術』の基礎知識

-ハルトマン手術とは- ハルトマン手術とは、大腸がんなどの大腸疾患における人工肛門造設術のうち、結腸または直腸を切除したのち、自然肛門を残したまま人工肛門を造設する術式のことである。人工肛門は、大腸を切除した部分の代わりに、お腹に穴を開けて、腸管を直接外に出した状態のことである。ハルトマン手術は、進行した大腸がんや、潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患の治療法として行われる。 ハルトマン手術は、1870年にドイツの外科医であるカール・ハルトマンによって考案された。ハルトマン手術は、大腸がんの治療法として確立されており、現在でも広く行われている。ハルトマン手術は、大腸がんの患者さんの生命を救うための重要な手術である。 ハルトマン手術は、主に進行した大腸がんの治療法として行われる。進行した大腸がんは、手術で切除することが困難な場合がある。そのため、ハルトマン手術を行い、人工肛門を造設することで、腸閉塞を防ぎ、患者の命を救うことができる。また、潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患の治療法としても、ハルトマン手術が行われることがある。
医療機器・設備・器具

看護師に必須の用語『ハイケアユニット』

ハイケアユニット(HCU)は、重症または重度の疾患を持つ患者を治療する高度治療室の一種です。HCUは、集中治療室(ICU)よりもケアレベルが低く、患者の状態が安定している場合に移されます。HCUでは、患者は依然として高度な医療監視と治療を受けていますが、ICUほど集中的ではありません。 HCUの看護師は、重症患者をケアする特別な訓練を受けた看護師です。HCU看護師は、患者の状態を監視し、投薬や治療を管理し、患者の家族とコミュニケーションを取ります。HCU看護師は、患者が安全で快適に過ごせるように、患者の状態を常に把握し、必要なケアを提供します。 HCU看護師は、患者の状態を監視し、変化があればすぐに医師に報告します。また、患者の痛みの管理や、患者の精神的なケアも提供します。HCU看護師は、患者の家族とコミュニケーションを取り、患者の状態や治療計画について説明します。 HCU看護師は、重症患者をケアする重要な役割を担っています。HCU看護師は、患者の状態を常に把握し、必要なケアを提供することで、患者の安全と快適を守ります。
循環器

知っておきたい看護用語『ばち状指』とは?

-ばち状指とは?- ばち状指とは、爪の付け根が肥大し、爪の先が手の平側に曲がって大きくなる状態のことである。ばち指ともいう。名称の由来は、肥厚した指が太鼓のバチのようであることから。 ばち状指は、単独の疾患ではなく、他の疾患の症状として現れることが多い。その疾患には、肺疾患(気管支炎、肺炎、肺がん、肺結核など)、心疾患(先天性心疾患、心不全など)、肝硬変、慢性呼吸疾患(慢性閉塞性肺疾患、気管支喘息など)などがある。 ばち状指は、その疾患が進行すると現れることが多いため、注意が必要である。ばち状指を認めた場合には、すぐに医療機関を受診し、その原因となっている疾患の治療を受ける必要がある。
整形外科

知っていますか?看護師に必須の用語『ハムストリング』

ハムストリングは、大腿後面を形成する筋肉の総称です。大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋からなり、大腿前面を形成している大腿四頭筋と対になる筋群です。ハムストリングは、膝を曲げたり、股関節を伸ばしたりする際に重要な役割を果たしています。また、歩行やランニングなどの動作にも関与しています。 ハムストリングは、スポーツ選手によく見られる怪我です。これは、ハムストリングは急激な動きやオーバーユースによって損傷を受けやすいからです。ハムストリングを怪我すると、痛み、腫れ、内出血などの症状が現れます。また、膝を曲げたり、股関節を伸ばしたりすることが困難になることもあります。 ハムストリングの怪我を予防するためには、以下のことに注意することが重要です。 * ウォーミングアップとクールダウンを十分に行う。 * 急激な動きやオーバーユースを避ける。 * ハムストリングを鍛えるためのエクササイズを行う。 ハムストリングを怪我してしまった場合は、安静にしてアイシングを行い、必要に応じて医師を受診してください。
呼吸器

看護師必見!肺気量分画について徹底解説

肺気量分画とは、肺に出入りする空気の測定値の総称である。スパイログラムともいう。肺気量分画は、全肺気量、肺活量、最大吸気量、1回換気量、予備吸気量、予備呼気量、残気量、機能的残気量からなる。 肺気量分画を測定する検査は呼吸機能検査と呼ばれ、術前などに行われるのが一般的である。呼吸機能検査では、スパイロメーターという機械を使って、肺に出入りする空気の量やスピードを測定する。 肺気量分画の測定値は、呼吸器系の健康状態を評価するのに役立つ。肺気量分画が正常範囲内であれば、呼吸器系の健康状態は良好であると考えられる。しかし、肺気量分画が正常範囲外であれば、呼吸器系の疾患の可能性がある。 肺気量分画が低下する疾患としては、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、気管支喘息、間質性肺疾患などがある。肺気量分画の上昇が起こる疾患としては、肺気腫、気胸などがある。 肺気量分画を測定することで、呼吸器系の健康状態を評価し、疾患の早期発見につなげることができる。
検査・診断

パフォーマンスステータスとは?

パフォーマンスステータス(PS)とは、患者の全身状態を日常生活動作のレベルに応じて0~4の5段階であらわした指標です。PSは、アメリカの腫瘍学団体の1つであるECOG(Eastern Cooperative Oncology Group)が提唱したもので、がん患者に使われることが多いです。現場ではPS(ピーエス)と呼ぶことが多いです。 PSは、患者の全身状態を評価するのに役立つ指標です。PSが低いほど、患者の全身状態は悪く、PSが高いほど、患者の全身状態は良好です。PSは、患者の治療方針を決定したり、患者の予後を予測したりするのに役立ちます。
産婦人科

看護師に必須の用語:排卵誘発法

排卵誘発法とは、何らかの理由により排卵障害を抱えている女性に対して、薬物投与などによって卵胞の発育を促し、排卵を誘発させる治療法です。排卵障害は、女性不妊の原因の一つであり、排卵誘発法は、不妊治療の第一選択として行われます。 排卵誘発法は、薬物投与による方法と、手術による方法とがあります。薬物投与による方法には、経口排卵誘発剤や注射排卵誘発剤などがあります。経口排卵誘発剤は、クロミフェンやタモキシフェンなどの薬剤を服用することで、卵巣の機能を刺激して卵胞の発育を促します。注射排卵誘発剤は、ゴナドトロピンやFSHなどの薬剤を注射することで、卵胞の発育を促し、排卵を誘発します。 手術による排卵誘発法には、腹腔鏡下卵巣穿刺術や卵巣切開術などがあります。腹腔鏡下卵巣穿刺術は、腹腔鏡を用いて卵巣を穿刺し、卵胞を直接吸引する方法です。卵巣切開術は、卵巣を切開して、卵胞を取り出す方法です。 排卵誘発法は、不妊治療の第一選択として行われますが、卵巣過剰刺激症候群などの副作用のリスクも伴います。そのため、排卵誘発法を行う前に、医師とよく相談することが大切です。