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消化器

看護師が知っておきたい『ハルトマン手術』の基礎知識

-ハルトマン手術とは- ハルトマン手術とは、大腸がんなどの大腸疾患における人工肛門造設術のうち、結腸または直腸を切除したのち、自然肛門を残したまま人工肛門を造設する術式のことである。人工肛門は、大腸を切除した部分の代わりに、お腹に穴を開けて、腸管を直接外に出した状態のことである。ハルトマン手術は、進行した大腸がんや、潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患の治療法として行われる。 ハルトマン手術は、1870年にドイツの外科医であるカール・ハルトマンによって考案された。ハルトマン手術は、大腸がんの治療法として確立されており、現在でも広く行われている。ハルトマン手術は、大腸がんの患者さんの生命を救うための重要な手術である。 ハルトマン手術は、主に進行した大腸がんの治療法として行われる。進行した大腸がんは、手術で切除することが困難な場合がある。そのため、ハルトマン手術を行い、人工肛門を造設することで、腸閉塞を防ぎ、患者の命を救うことができる。また、潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患の治療法としても、ハルトマン手術が行われることがある。
呼吸器

肺気腫とは?症状や原因、治療法を解説

肺気腫は、持続的な呼吸困難を特徴とする進行性の肺疾患です。初期段階では無症状であることが多く、進行するにつれて様々な症状が現れます。最も一般的な症状は、息切れ、呼吸困難、慢性的な咳です。また、疲労、体重減少、食欲不振、肥厚した爪、爪が丸くなるなどの症状が現れることもあります。肺気腫が進行すると、呼吸が困難になり、日常生活に支障をきたすようになります。酸素療法や薬物療法、呼吸リハビリテーションなどが行われますが、肺気腫を完全に治すことはできません。肺気腫の症状を軽減し、進行を遅らせることが治療の目標となります。
呼吸器

看護師必見!肺気量分画について徹底解説

肺気量分画とは、肺に出入りする空気の測定値の総称である。スパイログラムともいう。肺気量分画は、全肺気量、肺活量、最大吸気量、1回換気量、予備吸気量、予備呼気量、残気量、機能的残気量からなる。 肺気量分画を測定する検査は呼吸機能検査と呼ばれ、術前などに行われるのが一般的である。呼吸機能検査では、スパイロメーターという機械を使って、肺に出入りする空気の量やスピードを測定する。 肺気量分画の測定値は、呼吸器系の健康状態を評価するのに役立つ。肺気量分画が正常範囲内であれば、呼吸器系の健康状態は良好であると考えられる。しかし、肺気量分画が正常範囲外であれば、呼吸器系の疾患の可能性がある。 肺気量分画が低下する疾患としては、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、気管支喘息、間質性肺疾患などがある。肺気量分画の上昇が起こる疾患としては、肺気腫、気胸などがある。 肺気量分画を測定することで、呼吸器系の健康状態を評価し、疾患の早期発見につなげることができる。
血液・造血

看護師が知っておきたい!白血球走化因子とは?

白血球走化因子とは、白血球の遊走を誘引する物質のことである。炎症部位から産生され、一部のサイトカイン(ケモカイン)や補体、脂質メディエーターなどが含まれる。走化因子の役割は大きく以下の2点があげられ、炎症反応における重要な役割を担っている。 1. 免疫応答が必要な部位を血管内の白血球に知らせる。白血球を血管内から血管外への炎症部位へと導く。 2. 走化因子の濃度が低い方から高い方へと白血球を誘導する。
産婦人科

看護師に必須!梅毒とは

梅毒とは、梅毒トレポネーマという細菌によって引き起こされる性感染症のことです。梅毒トレポネーマは、感染した人の血液、精液、膣分泌物などの体液に含まれており、性行為によって感染します。梅毒は、感染した人の皮膚や粘膜にできる潰瘍(梅毒下疳)から細菌が侵入して発症します。梅毒下疳は、感染後10日から90日の間に、性行為を行った部位にできることが多く、痛みを伴わないのが特徴です。梅毒下疳が治っても、梅毒の細菌は体内に残っており、さまざまな症状を引き起こすことがあります。梅毒は、早期に発見して治療すれば、ほとんどの場合治癒します。しかし、梅毒を放置すると、脳や心臓、血管などの重要な臓器に障害を起こす可能性があります。梅毒は、第五類感染症であるため、診断された医師は7日以内に最寄りの保健所に届け出る必要があります。
呼吸器

パンデミック-看護師が知っておくべき用語

パンデミックとは、感染症の世界的な大流行である。世界保健機関(WHO)は、パンデミックを「新しいインフルエンザウイルスが、世界でも地域でも、流行の準備ができていない人々に感染する場合」と定義している。パンデミックは、感染症の種類、蔓延の速度、重大度などによって、その影響が大きく異なる。 パンデミックは、歴史上何度も発生している。最も有名なパンデミックの一つは、1918年に発生したスペイン風邪である。スペイン風邪は、世界中で推定5000万人から1億人の命を奪った。また、1990年代に流行したHIV/エイズは、世界中で推定3600万人の命を奪っている。 パンデミックは、世界経済や社会に大きな影響を与える。パンデミックが発生すると、多くの企業が操業を停止し、経済が停滞する。また、人々が外出を控え、社会活動が制限される。パンデミックは、世界の人々の健康と生活に大きな影響を与えるのである。
感染

破傷風について知っておくべきこと

破傷風の原因と症状 破傷風は、細菌の一種である破傷風菌によって引き起こされる感染症です。破傷風菌は、土壌や埃の中などに存在しており、傷口から体内に侵入すると、感染を起こします。破傷風菌は、神経に作用して筋肉のけいれんを引き起こし、呼吸困難や死に至ることもあります。 破傷風の主な症状は、筋肉のけいれん、強直、痙攣などです。初期症状としては、傷口周辺の筋肉の痛みやけいれん、発汗、頭痛、不眠などが見られます。その後、全身の筋肉のけいれんや強直が進行し、呼吸困難や死に至ることもあります。破傷風は、ワクチンを接種することで予防することができます。破傷風ワクチンは、通常、幼児期に接種され、その後、10年ごとに追加接種を受けます。
看護技術

看護師のための「半側臥位」の豆知識

半側臥位とは、仰臥位から左右どちらかに体幹を45度程度ひねった体位のことです。仰臥位と側臥位の中間の姿勢であり、大転子部や仙骨部への圧迫を防止することができます。半側臥位は、さまざまな状況で使用されます。例えば、手術後や怪我をした後の患者さんのケア、妊娠中の女性のケア、呼吸器疾患のある患者のケアなどです。また、半側臥位は、長時間同じ姿勢でいることで起こる圧迫性褥瘡の予防にも役立ちます。 半側臥位には、いくつかの種類があります。最も一般的なのは、患者の顔を上にして、上側の腕を体の横に伸ばし、下側の腕を体に沿わせて曲げた姿勢です。もう一つの種類は、患者の顔を下にして、上側の腕を体の横に伸ばし、下側の腕を体に沿わせて曲げた姿勢です。どちらの姿勢も、大転子部や仙骨部への圧迫を防止することができます。 半側臥位にする際には、患者の安全と快適性に注意することが重要です。患者さんの頭は、水平またはわずかに低く保つ必要があります。また、患者の膝は曲げて、足は床またはベッドの縁に置いておく必要があります。患者の体には、柔らかい枕やブランケットを置いて、快適性を高めることができます。 半側臥位は、患者のケアに欠かせない体位です。看護師は、半側臥位の種類や使用方法を理解し、患者の安全と快適性に注意しながら、適切な半側臥位にする必要があります。
循環器

看護師必須の用語『肺動脈楔入圧』

肺動脈楔入圧とは、バルーンカテーテルを右心房から肺動脈へ挿入し、バルーンを膨らませて肺動脈を塞いだときにカテーテルの先端にかかる圧のことである。肺動脈楔入圧は、左心房圧および左室拡張末期圧の指標にできるため、左心系の機能評価や診断に用いられる。基準値は5~13mmHgである。肺動脈楔入圧が高い場合は、左室機能不全や僧帽弁閉鎖不全症などの疾患が疑われる。肺動脈楔入圧が低い場合は、脱水症やショックなどの疾患が疑われる。
内分泌・代謝・栄養

看護師必見!バセドウ病の基本知識

バセドウ病の原因は、自己免疫疾患によるものであることが判明しています。自己免疫疾患とは、本来であれば体を守るべき免疫機能が、自分の正常な細胞を攻撃してしまう病気です。バセドウ病の場合は、B細胞が甲状腺刺激ホルモンレセプター抗体という抗体を産生してしまい、甲状腺を刺激してしまうことで、甲状腺の機能が亢進してしまいます。 甲状腺刺激ホルモンレセプター抗体が産生される原因はまだ十分には解明されていませんが、遺伝的要因や環境要因などが関与していると考えられています。遺伝的要因としては、HLA-DR3やHLA-B8などの特定のHLA抗原を持つ人がバセドウ病を発症しやすいことが知られています。環境要因としては、ストレスや感染症などがトリガーとなって発症するケースがあるとされています。
呼吸器

看護師必見!肺がんに関する用語を徹底解説

肺がんとは、気管支や肺胞の細胞ががん化したものである。肺がんは、部位別で見ると、最も死亡率が高いがんである。大部分が上皮性の腫瘍であり、そのほとんどが気道粘膜上皮より発生する。 肺がんは、大きく分けて、小細胞肺がんと非小細胞肺がんの2つに分類される。小細胞肺がんは、肺がんの中では比較的まれなタイプであるが、進行が早く、治療が難しい。非小細胞肺がんは、肺がんの中で最も一般的なタイプであり、進行が遅く、治療が比較的容易である。 肺がんの症状は、進行具合によって異なる。初期の段階では、ほとんど症状が現れないが、進行するにつれて、咳、痰、息切れ、胸の痛み、体重減少などの症状が現れる。 肺がんの治療法は、進行具合や患者の状態によって異なる。早期の段階であれば、手術で切除することができる。進行した肺がんの場合は、抗がん剤や放射線治療、免疫療法などが行われる。
産婦人科

看護師必見!排卵痛を徹底解説!

排卵痛とは、女性が排卵期前後に感じる腹痛のことである。月経周期の中間(13~15日付近)に出現するため、中間痛ともいわれる。排卵痛は、排卵時に卵巣が収縮することで起こると考えられている。また、排卵時に卵巣から分泌されるホルモンによって、子宮が収縮することが原因となる場合もある。排卵痛は、多くの場合、片側の卵巣にのみ起こる。しかし、両側の卵巣に起こる場合もある。また、排卵痛の程度は、人によって異なる。中には、排卵痛がひどくて日常生活に支障をきたす人もいる。排卵痛は、一般的には生理痛よりも軽いことが多い。しかし、排卵痛がひどい場合は、生理痛よりも痛みを感じることもある。排卵痛は、通常、数時間から数日で消失する。しかし、中には、排卵痛が数週間続く人もいる。排卵痛は、通常、治療の必要はない。しかし、排卵痛がひどい場合は、痛み止めを服用することがある。
呼吸器

看護師に必須の用語『肺拡散能』とは?

肺拡散能とは、肺胞から肺胞の毛細血管に酸素などのガスを供給する能力のことです。通常は一酸化炭素(CO)について測定し、肺胞分圧1mmHg当たり1分間に肺胞気から血中に移行するCOの容積(mL)で表現します(記号DLCO)。これはCOのヘモグロビン親和性がO2の210倍もあり、低濃度で測定でき、かつ肺毛細管内のCOを0とみなせるため、検査が簡単であるからである。肺拡散能は、肺胞と肺胞の毛細血管の間のガス交換の速度を反映しており、肺のガス交換機能を評価する重要な指標となります。
腎・泌尿器

看護師に必須の用語『排尿中枢』とは

排尿中枢は、排尿機能を統合する器官である。排尿中枢は、前頭葉や橋にある高位中枢と仙髄にある下位中枢にわけられる。高位中枢は、排尿反射の開始や停止を制御し、下位中枢は、反射の伝達や膀胱の収縮を制御する。 高位中枢は、大脳皮質、大脳基底核、視床下部、脳幹などからなる。大脳皮質は、排尿意欲を形成し、排尿反射の開始や停止を制御する。大脳基底核は、排尿反射の調節に関与する。視床下部は、排尿反射の調節に関与する。脳幹は、排尿反射の伝達に関与する。 下位中枢は、仙髄にある。仙髄は、排尿反射の伝達に関与する。膀胱は、尿を貯蔵する器官である。膀胱には、尿道括約筋があり、排尿を制御する。尿道括約筋は、仙髄から支配を受けている。 排尿反射は、尿意を感じてから排尿を行うまでの過程である。排尿反射は、高位中枢と下位中枢の協調によって行われる。排尿反射が障害されると、排尿困難や失禁などの症状が現れる。
感染

看護師に必須!梅毒の基礎知識

梅毒とは、梅毒トレポネーマという細菌によって引き起こされる性感染症です。梅毒は、感染してから数週間から数ヶ月後に症状が現れることが多く、初期症状としては、性器や口の中に潰瘍ができたり、発疹が出たりします。また、リンパ節が腫れたり、倦怠感や発熱、頭痛などの症状が現れることもあります。梅毒は、早期に治療を受ければ完治することが可能ですが、治療が遅れると、心臓や脳、神経など様々な臓器に障害を及ぼす可能性があります。梅毒は、性行為によって感染することが多く、コンドームを使用することで感染を防ぐことができます。また、梅毒に感染していることが分かった場合は、パートナーにも検査と治療を受けることが重要です。
呼吸器

看護師の必携アイテム:パルスオキシメーターとは?

パルスオキシメーターとは、非侵襲的に皮膚を通して動脈血酸素飽和度(SpO2)と脈拍を測定するための装置です。SpO2とは、血液中のヘモグロビンが酸素と結合している割合をパーセントで表したものです。正常値は95%以上とされており、90%以下になると低酸素血症と診断されます。低酸素血症は、呼吸器疾患や循環器疾患、貧血などが原因で起こることがあります。 パルスオキシメーターは、指先にクリップをつけたセンサーを装着し、センサーから出る光が皮膚を透過して反対側のセンサーで受け取られる仕組みになっています。光が皮膚を透過する際に、ヘモグロビンが酸素と結合しているかどうかによって光の吸収量が変化します。この変化を測定することで、SpO2と脈拍を算出しています。 パルスオキシメーターは、手術中や集中治療室などで患者さんの状態をモニターするために使用されます。また、在宅で酸素療法を受けている患者さんの状態をモニターするためにも使用されます。 パルスオキシメーターは、比較的安価で操作も簡単なので、医療現場だけでなく家庭でも使用されることが増えてきています。しかし、パルスオキシメーターで測定されたSpO2は、あくまでも参考値であることに注意が必要です。正確なSpO2を測定するには、動脈血ガス分析を行う必要があります。