「せ」で始まる

内分泌・代謝・栄養

看護師に必須の用語『セルロース』

セルロースは、グルコースが直鎖状に結合した炭水化物の一種です。植物の細胞壁を構成する主成分であり、野菜や穀類の外皮に多く含まれています。食物繊維を構成する主要成分の一つでもあります。セルロースは、人間の消化酵素では分解されず、そのまま大腸まで運ばれます。大腸では、腸内細菌によって分解され、短鎖脂肪酸やガスを産生します。短鎖脂肪酸は、大腸の細胞を保護し、大腸がんのリスクを下げる効果があります。また、ガスは、腸の蠕動運動を促進し、便秘を防ぐ効果があります。
脳・神経

知って得する!看護師に必須の用語『前頭葉(ぜんとうよう)』とは

前頭葉とは、脳の前部にある重要な器官です。前頭葉は、運動、言語、感情をつかさどっています。前頭葉は、司る領域によってさらに「前頭連合野」「ブローカ野」「運動前野」「補足運動野」「前頭眼野」「一次運動野」に分けられます。各領域は担っている機能が異なるため、障害によって引き起こされる症状も異なります。例えば、「前頭連合野」は、複雑な思考や判断をつかさどっています。「ブローカ野」は、言語の理解や発話を司っています。「運動前野」は、随意運動を計画して実行する役割を果たしています。また、「補足運動野」は、運動の協調やバランスを保つ働きをしています。「前頭眼野」は、眼球の動きをコントロールしています。「一次運動野」は、筋肉の動きを直接制御しています。前頭葉は、脳の他の領域と密接に関連しており、脳全体の働きを調節する重要な役割を果たしています。
精神科

看護師に必須の用語『成人期』とは?

成人期とは、発育が完了した時期から老化が始まる時期とされる。医学的には20歳前後から60歳前後とされる場合が多いが、具体的な年齢や区分は、社会的背景や研究者などによって異なる。なお、日本の法律では20歳以上を成人としているが、2018年に改正民法が成立したため、2022年4月1日からは18歳に引き下げられる。 成人期は、人生の中で最も長い時期である。この期間中には、結婚、出産、子育て、仕事、定年退職など、さまざまな人生のイベントを経験する。また、身体的にも精神的にも大きな変化が起こる時期である。 成人期は、社会の中で重要な役割を担う時期でもある。働くことで社会に貢献し、税金を納めて国の財政を支える。また、子育てや地域活動などを通じて、社会をより良い場所にするために貢献する。 成人期は、人生の中で最も充実した時期である。さまざまな人生のイベントを経験し、身体的にも精神的にも大きく成長する時期である。また、社会の中で重要な役割を担う時期でもある。
検査・診断

看護師が知っておきたい『赤血球沈降速度』

赤血球沈降速度とは、血液検査の一種です。採血した血液を一定時間放置することで、赤血球が沈殿する速度を測定します。赤血球沈降速度は、赤血球の大きさや形状、赤血球と血漿の粘度、血漿中のタンパク質濃度などによって影響を受けます。 赤血球沈降速度は、感染症、炎症、関節炎、自己免疫疾患、悪性腫瘍などの様々な疾患で上昇することがあります。また、妊娠中や出産後、月経前、激しい運動後にも上昇することがあります。 赤血球沈降速度は、疾患を診断するための補助的な検査として使用されます。赤血球沈降速度の上昇が見られた場合は、さらに詳細な検査を行う必要があります。
産婦人科

看護師が知っておきたい尖圭コンジローマの基礎知識

尖圭コンジローマとは、ヒトパピローマウイルス6型、11型による性行為感染症である。外陰部腫瘍を主症状とし、性交渉による接触感染によって広がる。感染してから発症するまでの潜伏期間は1~8ヶ月で、平均は約3ヶ月である。 尖圭コンジローマの症状は、外陰部に小さなイボ状の腫瘍ができることである。腫瘍は、淡紅色や茶褐色で、表面はザラザラしている。大きさは数ミリから数センチまでと様々であり、数が少ない場合もあれば、多数発生する場合もある。また、腫瘍は痛みやかゆみなどの自覚症状を伴うこともある。 尖圭コンジローマの治療法は、イボを切除したり、レーザーで焼灼したりする方法などがある。また、塗り薬や飲み薬で治療することもできる。治療は、症状の程度や患者の状態に合わせて行われる。 尖圭コンジローマは、性交渉による接触感染によって広がるため、予防にはコンドームの使用が有効である。また、性生活のパートナーが尖圭コンジローマに感染している場合は、性交渉を避けることが大切である。
整形外科

看護師のための整形外科基礎知識

整形外科とは、主に身体の運動器系の疾患や外傷を取り扱う医学分野です。運動器系とは、骨、関節、筋肉、腱、靭帯など、体の動きに関与する組織のことです。整形外科医は、これらの組織の疾患や外傷を診断し、治療を行います。整形外科の主な治療法には、薬物療法、理学療法、手術などがあります。整形外科は、体の動きを維持し、生活の質を向上させるために重要な役割を果たしています。 整形外科医は、患者の症状を聞き取り、身体を診察して、疾患や外傷の診断を行います。診断が確定したら、治療計画を立てて、治療を開始します。整形外科の治療法には、薬物療法、理学療法、手術などがあります。薬物療法は、痛みや炎症を軽減したり、感染症を治療したりするために使用されます。理学療法は、運動器系の機能を回復させたり、維持したりするために使用されます。手術は、疾患や外傷を直接治療するために使用されます。整形外科医は、患者の状態に合わせて、適切な治療法を選択します。
産婦人科

性ステロイドホルモンとは

性ステロイドホルモンは、卵巣や精巣などの生殖腺から分泌されるステロイドホルモンの総称であり、性ホルモンとも呼ばれています。性ステロイドホルモンは、男性と女性の性特徴の発達と維持、生殖機能のコントロール、およびその他の重要な身体機能に重要な役割を果たしています。 最も重要な性ステロイドホルモンには、以下のものがあります。 * エストロゲン女性らしさの二次性徴の発達と維持、月経周期の調節、妊娠と授乳に関与しています。 * プロゲステロン妊娠の維持、乳腺の発達と維持に関与しています。 * テストステロン男性らしさの二次性徴の発達と維持、筋肉量の増加、精子の産生に関与しています。 性ステロイドホルモンは、胎盤や副腎からも分泌されます。胎盤から分泌されるエストロゲンとプロゲステロンは、妊娠の維持に重要です。副腎から分泌されるテストステロンは、男性と女性の両方の体内で重要な役割を果たしています。 性ステロイドホルモンは、健康的な身体機能に不可欠なホルモンです。しかし、性ステロイドホルモンの過剰や不足は、様々な健康問題を引き起こすことがあります。
耳鼻咽喉科

看護師に必須の用語『舌根沈下』

舌根沈下(ぜっこんちんか、glossoptosis)とは、重力により舌の根元が咽頭に落ち込んで気道を塞いでしまう(狭窄ないし閉塞)ことです。舌根沈下は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)や上気道抵抗症候群(UARS)などの睡眠障害を引き起こす可能性があります。また、舌根沈下は、誤嚥性肺炎や誤嚥性窒息などの呼吸器系の合併症を引き起こす可能性もあります。 舌根沈下は、肥満、大きな舌、軟口蓋の弛緩、扁桃肥大、下顎後退症などの要因によって引き起こされる可能性があります。また、アルコールや鎮静剤の使用、加齢などによっても引き起こされる可能性があります。 舌根沈下の症状には、いびき、睡眠時の呼吸停止、日中の眠気、起床時の頭痛、口の渇きなどがあります。また、舌根沈下は、高血圧、心臓病、脳卒中などの合併症を引き起こす可能性があります。 舌根沈下の診断は、睡眠時無呼吸検査や上気道抵抗検査などによって行われます。舌根沈下の治療法には、減量、舌根沈下専用マウスピースの使用、外科手術などがあります。
精神科

全人的苦痛:ケアの重要性

全人的苦痛とは、身体的、精神的、社会的、スピリチュアルな苦痛を含む、複雑な苦痛のことである。末期癌など予後不良の患者が体験していることが多く、近代ホスピス運動の創始者であるシシリー・ソンダースが、末期癌患者との関わりを通して提唱した概念である。ソンダースは、以下の4つの要因が患者の全人的苦痛を形成していると述べている。 ・身体的苦痛体の痛みや症状、日常生活動作の支障など。 ・精神的(心理的)苦痛不安、いらだち、うつ状態、孤独感など。 ・社会的苦痛経済、仕事、家庭、人間関係、相続等に関する問題。 ・スピリチュアル(霊的)な苦痛人生の意味への問い、自責の念、死への恐怖、価値観の変化、死生観に対する悩みなど。
検査・診断

看護師が知っておきたい生検法の種類と注意点

生検法とは、病気の原因や症状の診断のために、生きた状態の組織を調べる検査の方法です。病理診断のほか、感染症診断や遺伝子分析を行うこともあります。生検法には、穿刺針を用いる針生検や外科的に切開する切開生検、摘出生検、筋生検などがあります。 生検法は、病気の診断において重要な役割を果たしています。生検法によって得られた組織を検査することで、病気の原因や病態を特定し、適切な治療法を選択することができます。また、生検法は、病気の進行状況や治療効果をモニタリングするにも役立ちます。
皮膚科

看護師に必須の用語『接触性皮膚炎』を徹底解説

接触性皮膚炎とは、外来性の物質が皮膚に接触して生じる、皮膚の限局性炎症性変化のことです。いわゆる「かぶれ」と呼ばれるものであり、日本人のおよそ15%が経験すると言われています。接触性皮膚炎は、接触する物質によって、アレルギー性接触性皮膚炎と刺激性接触性皮膚炎の2つに分類されます。アレルギー性接触性皮膚炎は、特定の物質に対してアレルギー反応が生じて発症するもので、主に化粧品、洗剤、ゴム製品、金属などが原因となります。刺激性接触性皮膚炎は、皮膚に強い刺激を与える物質が直接接触して発症するもので、主に酸、アルカリ、溶剤、洗剤などが原因となります。接触性皮膚炎の症状としては、皮膚の赤み、腫れ、かゆみ、痛み、水疱、びらん、落屑などが挙げられます。治療としては、接触している物質を特定し、その物質との接触を避けることが重要です。また、炎症を抑えるために、ステロイド外用薬や抗ヒスタミン薬などが処方されます。
循環器

看護師に必須の用語『全末梢血管抵抗』

全末梢血管抵抗とは、血管内で起こる、血液の流れへの抵抗のことである。末梢血管抵抗、体血管抵抗ともいう。血管抵抗は、血管の直径、血管壁の厚さ、血液の粘度によって決まる。血管の直径が小さい、血管壁が厚い、血液の粘度が高いほど、血管抵抗は大きくなる。逆に、血管の直径が大きい、血管壁が薄い、血液の粘度が低いほど、血管抵抗は小さくなる。 血管抵抗は、血液の血圧に影響を与える。血管抵抗が大きいと、血液が血管を通過しにくくなり、血圧が高くなる。逆に、血管抵抗が小さいと、血液が血管を通過しやすくなり、血圧が低くなる。血管抵抗は、心臓の拍出量にも影響を与える。血管抵抗が大きいと、心臓が血液を送り出すのにより多くの力を必要とするため、心臓の拍出量は減少する。逆に、血管抵抗が小さいと、心臓が血液を送り出すのにより少ない力を必要とするため、心臓の拍出量は増加する。血管抵抗は、全身の血液の循環に重要な役割を果たしており、血管抵抗の変化は、血圧や心臓の拍出量に影響を与える。
整形外科

先天性股関節脱臼とは?原因や症状、治療法を解説

先天性股関節脱臼とは、新生児期の股関節脱臼を指します。発育性股関節形成不全(deveiopmental dyspissia of the hip;DDH)とも呼ばれることがあります。股関節は、大腿骨の先端にある球状の骨頭と骨盤のくぼみにある臼蓋で構成されています。先天性股関節脱臼は、股関節の骨頭が臼蓋からずれてしまう状態です。 先天性股関節脱臼は、女児に多くみられ、男児の7~8倍の頻度で発症します。また、左側に多くみられます。先天性股関節脱臼の原因は、明らかになっていませんが、おむつなどによる不良肢位が原因となることもあります。 先天性股関節脱臼の症状としては、大腿皮溝の非対称や股関節の開排制限などがみられます。大腿皮溝の非対称とは、片方の股関節の皮溝がもう一方の股関節の皮溝よりも深く、幅が広い状態です。股関節の開排制限とは、股関節を完全に開くことができない状態です。 先天性股関節脱臼の診断は、臨床症状とX線検査、超音波検査によって行われます。X線検査では、股関節の骨頭の位置を確認することができます。超音波検査では、股関節の軟部組織の状態を確認することができます。 先天性股関節脱臼の治療は、生後3ヶ月以内であれば、一般的に積極的な治療介入は行わず、生活指導で様子をみることが多いです。それ以降に診断された場合には、整復治療が必要になります。整復治療には、リーメンビューゲルの装具が最も普及しています。リーメンビューゲルの装具は、股関節を正しい位置に固定する装具です。装具で整復できない場合は、牽引や手術によって整復します。
アレルギー・膠原病

看護師必見!赤沈検査の基礎知識と要点

赤沈(せきちん)とは赤血球沈降速度(blood sedimentation)のことで、赤血球が試薬内を沈んでいく速度をみる血液検査の1つである。ESR(erythrocyte sedimentation rate)ともいう。赤血球は通常、血液中を一定の速度で沈降しているが、炎症や感染症があると赤血球沈降速度が速くなる。これは、炎症や感染症があると血液中のフィブリンやグロブリンなどのタンパク質が増加し、赤血球がこれらのタンパク質と結合して沈降速度が速くなるためである。赤沈は、炎症や感染症の有無を調べるために用いられる検査である。正常値は男性で0~12mm/時、女性で0~20mm/時である。赤沈が上昇している場合は、炎症や感染症の可能性がある。しかし、赤沈の上昇は必ずしも炎症や感染症を示すわけではなく、貧血や妊娠、月経中などでも上昇することがある。そのため、赤沈の上昇を解釈する際には、他の検査結果や症状なども考慮する必要がある。
アレルギー・膠原病

看護師に必須の用語『生物学的製剤』

生物学的製剤とは、化学的に合成された物質ではなく、生物由来のタンパク質などを利用して生成された薬剤のことです。広義には、予防接種に使用されるワクチン、インスリンなどのホルモン製剤、凝固因子製剤や免疫グロブリンなども含まれます。膠原病領域においては、主にサイトカインを対象にしたモノクローナル抗体が用いられています。 生物学的製剤は、従来の医薬品とは異なり、生物学的プロセスを用いて製造されるため、製造工程が複雑でコストがかかります。そのため、一般的に従来の医薬品よりも高価になります。また、生物学的製剤は、タンパク質であるため、体内で分解されやすいため、投与方法や投与量に注意が必要です。 生物学的製剤は、従来の医薬品では治療が困難だった疾患の治療に有効であることが多く、近年、その使用が拡大しています。例えば、生物学的製剤は、関節リウマチ、クローン病、潰瘍性大腸炎、乾癬など、様々な疾患の治療に使用されています。 生物学的製剤は、新しいタイプの薬剤であり、その安全性や有効性については、まだ研究が続けられています。しかし、生物学的製剤は、従来の医薬品では治療が困難だった疾患の治療に有効であることが多く、今後もその使用は拡大すると考えられます。
職種・資格

専門看護師になるために必要な条件とは?

専門看護師とは、複雑で解決困難な健康問題を持つ個人や家族に対して、水準の高い看護を効率よく提供するための知識と技術を深め、卓越した看護を実践できると認められた看護師のことである。 専門看護分野ごとに認定される資格であり、日本看護協会が行う専門看護師認定審査の合格者に与えられる。英語表記は、CNS(Certified Nurse Specialist)である。 専門看護師は、高度な知識と技術を駆使して、患者や家族のニーズを総合的にアセスメントし、適切な看護ケアを提供することができる。また、他職種と連携して、患者の健康状態の改善を図ることも重要な役割である。 専門看護師は、患者や家族の健康状態を改善し、質の高い看護を提供するために、日々努力している。
精神科

看護師に知っておいて欲しい成人期

成人期の特徴と変化 成人期は、発育が完了した時期から老化が始まる時期とされる。医学的には、20歳前後から60歳前後とされる場合が多いが、具体的な年齢や区分は、社会的背景や研究者などによって異なる。なお、日本の法律では、20歳以上を成人としているが、2018年に改正民法が成立したため、2022年4月1日からは18歳に引き下げられる。 成人期の特徴は、自立した生活を送れるようになることである。経済的には、自分の収入で生活できるようになり、社会的には、自分の意見を主張したり、投票したりできるようになる。また、結婚や出産など、人生の重要なイベントを経験することもある。 成人期は、身体的にも精神的にも大きな変化が起きる時期である。身体的には、身長や体重が安定し、骨格や筋肉が発達する。また、生殖能力が成熟し、子供を産むことができるようになる。精神的には、自己意識が強くなり、自分のアイデンティティを確立するようになる。また、他人との関係を築く能力や、社会規範に従う能力も発達する。 成人期は、人生の中で最も重要な時期の一つである。この時期に、自分の将来を決め、社会に貢献する準備を整えることができる。また、この時期に経験する出来事は、その人の人生に大きな影響を与えることが多い。
血液・造血

看護師が知るべき全身性硬化症とは?

全身性硬化症の概要 全身性硬化症(全身性強皮症とも呼ばれる)は、全身性の結合組織の疾患です。結合組織は、体内の臓器や組織を支え、つなぎとめる役割を果たしています。全身性硬化症では、この結合組織が線維化して硬くなり、臓器や組織の機能が障害されます。 全身性硬化症は、比較的まれな病気で、10万人あたり2~3人に発症します。女性に多く、30~50代の年齢で発症することが多いです。 全身性硬化症の主な症状は、皮膚の硬化、関節痛、レイノー現象、肺線維症、腎障害などです。皮膚の硬化は、顔や手足から始まり、全身に広がることがあります。関節痛は、手足の関節に起こることが多く、痛みや腫れを伴うことがあります。レイノー現象とは、寒さやストレスによって手足の指先が白くなり、しびれや痛みを伴う症状です。肺線維症は、肺の組織が線維化して硬くなり、呼吸困難や咳などの症状を引き起こします。腎障害は、腎臓の機能が低下して、むくみや高血圧などの症状を引き起こします。 全身性硬化症は、進行性の病気で、治療法はありません。しかし、症状を緩和したり、進行を遅らせたりするための治療は可能です。治療法としては、薬物療法、理学療法、作業療法、栄養療法などが行われます。
腎・泌尿器

前立腺炎とは?その症状と治療法

前立腺炎とは、前立腺に炎症が起こる病気です。前立腺は、男性の生殖器系にあるクルミ大の器官です。精液の一部である前立腺液を産生し、尿道を通って精子と一緒に排出します。 前立腺炎には、急性細菌性前立腺炎と慢性細菌性前立腺炎の2種類があります。急性細菌性前立腺炎は、細菌が尿道から逆行感染して前立腺に炎症を起こす病気です。排尿痛、排尿困難、発熱、悪寒、筋肉痛などの症状が出ます。慢性細菌性前立腺炎は、急性細菌性前立腺炎が慢性化した病気です。排尿痛、排尿困難、会陰部痛などの症状が出ます。 前立腺炎は、細菌感染以外にも、前立腺肥大症や前立腺がんによって引き起こされることもあります。前立腺肥大症は、前立腺が肥大して尿道を圧迫する病気です。排尿困難、夜間頻尿などの症状が出ます。前立腺がんは、前立腺に悪性の腫瘍ができる病気です。排尿困難、血尿、骨痛などの症状が出ます。 前立腺炎は、抗菌薬や消炎鎮痛剤で治療します。前立腺肥大症や前立腺がんの場合は、手術や放射線治療などの治療が必要になることもあります。
医療機器・設備・器具

精神病集中治療室の役割と重要性

精神病集中治療室(PICU)とは、精神病の急性期患者や精神疾患による合併症を集中治療する施設を指します。英表記のPsychiatry Intensive Care Unitの頭文字をとり、PICUとも呼ばれます。PICUは、精神科病院や総合病院の中に設置されることが多く、24時間体制で患者を受け入れています。 PICUに入院する患者は、統合失調症、双極性障害、うつ病などの重度の精神疾患を抱えていることが多く、自殺企図や暴力行為などの危険性が高い状態にあることが少なくありません。そのため、PICUでは、患者を安全に管理し、症状をコントロールするために、様々な治療が行われます。 PICUでの治療は、薬物療法、精神療法、社会療法などが中心となります。薬物療法では、抗精神病薬や抗うつ薬などの精神安定剤が使用されます。精神療法では、患者の心理状態を理解し、問題を解決する手助けが行われます。社会療法では、患者が社会復帰できるように、様々な支援が行われます。 PICUでの治療は、患者の状態に応じて、数日から数か月間続きます。治療が終了した患者は、精神科病院や外来診療所での治療に移行します。
その他

看護師が覚えておくべき生検関連用語集

生検とは、臓器や組織の病変部位の一部をメスや針などで切り取り、顕微鏡などで調べる検査のことである。生体組織診断や生体検査、バイオプシーとも呼ばれる。病気を診断したり、進行度合を調べたりする。悪性腫瘍(がん)が疑われる患者に行われることが多い。 生検は、臓器や組織を直接観察することによって、病変の有無や性質を調べる検査である。生検には、メスを用いた外科的生検と、針を用いた針生検の2種類がある。外科的生検は、病変組織を直接切除して調べる方法で、針生検は、細い針を病変組織に刺して細胞や組織を採取して調べる方法である。 生検は、病気を診断したり、進行度合を調べたりするために重要である。また、生検は、治療法を選択したり、治療の効果を評価したりするためにも使用される。
呼吸器

看護師に必須の用語『咳喘息』とは

-咳喘息とは何か- 咳喘息は、喘鳴(ぜんめい)や呼吸困難を伴わない慢性(8週間以上)の咳嗽(がいそう)が唯一の症状で、呼吸機能はほぼ正常、気道過敏性は軽度亢進、気管支拡張薬が有効という特徴をもつ喘息の亜型である。咳喘息は、喘息の一種であり、咳が主な症状である。喘息は、気管支が狭くなって呼吸がしづらくなる病気であり、咳、喘鳴、呼吸困難などの症状が現れる。喘息には、アレルギー性喘息と非アレルギー性喘息の2種類があり、咳喘息は、非アレルギー性喘息に分類される。咳喘息は、気管支が過敏になっていて、わずかな刺激でも咳が出やすくなるのが特徴である。咳喘息の症状は、咳が主な症状であるが、痰が絡むこともある。また、胸が締め付けられるような感じがしたり、息苦しさを感じたりすることもある。咳喘息は、気管支拡張薬やステロイド薬などの薬で治療することができる。
呼吸器

看護師必携!舌根沈下を徹底解説

舌根沈下は、重力により舌の根元が咽頭に落ち込んで気道を塞いでしまう(狭窄ないし閉塞)ことです。通常、舌は上気道の中で自然に上方に保持されていますが、筋肉の力が弱まるなどして保持できなくなると、舌根沈下が起こります。舌根沈下は、気道を塞いでしまうため、呼吸困難や窒息の原因となります。また、舌の根元が咽頭の壁に当たって炎症を起こしたり、舌の根元が気道に落ちて、気管支や肺に異物が入り込んだりすることもあります。舌根沈下は、睡眠時だけでなく、覚醒時にも起こることがあります。覚醒時に起こる舌根沈下は、脳卒中や外傷、薬物の影響などによって起こることがあります。睡眠時に起こる舌根沈下は、肥満、アルコールの摂取、睡眠時無呼吸症候群などが原因となります。舌根沈下は、気道を塞いでしまうため、呼吸困難や窒息の原因となります。また、舌の根元が咽頭の壁に当たって炎症を起こしたり、舌の根元が気道に落ちて、気管支や肺に異物が入り込んだりすることもあります。舌根沈下は、睡眠時だけでなく、覚醒時にも起こることがあります。覚醒時に起こる舌根沈下は、脳卒中や外傷、薬物の影響などによって起こることがあります。睡眠時に起こる舌根沈下は、肥満、アルコールの摂取、睡眠時無呼吸症候群などが原因となります。
脳・神経

看護師に欠かせない脊髄とは?

脊髄とは、脳から延長した円柱状の神経の束であり、中枢神経の一部分である。脊髄は、脳から身体の各部分へと神経信号を伝達する役割を担っている。また、身体から脳へと感覚情報を伝達する役割も担っている。脊髄は、脊椎によって保護されており、31対の脊髄神経が脊髄から分岐している。 脊髄は、頸髄、胸髄、腰髄、仙髄の4つの部分に分かれている。頸髄は、首の部分にある脊髄で、8対の脊髄神経が分岐している。胸髄は、胸の部分にある脊髄で、12対の脊髄神経が分岐している。腰髄は、腰の部分にある脊髄で、5対の脊髄神経が分岐している。仙髄は、お尻の部分にある脊髄で、5対の脊髄神経が分岐している。 脊髄は、身体の各部分の筋肉や臓器を支配している。例えば、頸髄は、首の筋肉や腕の筋肉を支配している。胸髄は、胸の筋肉やお腹の筋肉を支配している。腰髄は、腰の筋肉や足の筋肉を支配している。仙髄は、お尻の筋肉や膀胱や直腸を支配している。