看護師業界ウォッチャー

呼吸器

看護師に欠かせない!禁煙外来を徹底解説

禁煙外来とは、日本において、禁煙を支援するための専門外来科目です。主な介入は、禁煙指導と薬剤処方です。平成18年度診療報酬の改定により、一定の基準を満たす患者に対する禁煙治療が保険適用となり、それによりニコチン依存症管理料の算定や薬剤の保険適用が認められました。 禁煙外来では、まず、患者さんのニコチン依存症の程度を評価し、それに応じた禁煙治療計画を立てます。禁煙治療計画には、禁煙指導、禁煙補助薬の処方、フォローアップなどが含まれます。 禁煙指導では、禁煙のメリットや禁煙方法について説明し、患者さんが禁煙を成功させるためのサポートを行います。禁煙補助薬には、ニコチンガムやニコチンパッチ、バレニクリン、チャンピックスなどがあります。これらは、ニコチンの渇望や離脱症状を軽減する効果があり、禁煙を成功させるための助けになります。 フォローアップでは、禁煙外来に通院している患者さんの禁煙状況を確認し、必要に応じて禁煙指導や禁煙補助薬の処方を調整します。禁煙外来は、禁煙を成功させたい人にとって、頼りになる施設です。
消化器

看護師必須!鼠径ヘルニアの基礎知識

鼠径ヘルニアとは、鼠径部という太ももの付け根にある部位に腸や脂肪などの臓器が飛び出す病気です。 鼠径ヘルニアは、腹部のヘルニアの中で最も多く見られ、男性に多く発症します。鼠径ヘルニアは、鼠径部の筋肉が弱くなったり、傷ついたりすることで、腸や脂肪などの臓器が鼠径部から飛び出してくるものです。鼠径ヘルニアは、片側だけに発症する場合もあれば、両側に発症する場合もあります。鼠径ヘルニアは、通常は痛みを伴いませんが、鼠径部に膨らみや違和感があったり、立ったり歩いたりすると痛みを伴う場合があります。鼠径ヘルニアは、自然に治癒することはなく、手術で治療する必要があります。鼠径ヘルニアの手術は、鼠径部を切開して、脱出している臓器を腹腔内に戻し、鼠径部の筋肉を縫い合わせて強化するものです。鼠径ヘルニアの手術は、通常は日帰りで行うことができます。鼠径ヘルニアは、早期に発見して治療することが重要です。鼠径ヘルニアを放置しておくと、腸閉塞や嵌頓ヘルニアなどの重篤な合併症を引き起こす可能性があります。
感染

看護師必須!肺結核について理解しよう

肺結核とは、「結核菌」という細菌が肺に感染して起こる感染症です。 この病気は、結核菌が体内に侵入し、肺で増殖することで起こります。結核菌は、主に咳やくしゃみによって空気中に放出され、それを吸い込むことによって感染します。また、結核に感染した牛やヤギの生乳を飲んだり、結核に感染した動物の肉を食べたりすることでも感染する可能性があります。 肺結核の症状には、咳、痰、胸痛、発熱、倦怠感などがあります。咳は、初期は乾いた咳ですが、進行すると痰の絡んだ咳になります。痰には、血が混じることがあります。胸痛は、肺の炎症によるもので、呼吸をしたときに痛みを感じることがあります。発熱は、結核菌が体内で増殖することによって引き起こされます。倦怠感は、体が結核菌と戦っているために起こります。
精神科

看護師が知っておきたいジアゼパムの効果と注意点

ジアゼパムは、不安、不眠、筋肉の緊張を軽減するために使用されるベンゾジアゼピン系の薬剤です。通常、短期間のみ使用されます。ジアゼパムは、てんかん、アルコール離脱症状、筋肉のけいれんの治療にも使用されます。 ジアゼパムは、錠剤、カプセル、注射薬、坐薬などのさまざまな形態で入手できます。通常、1日1回から4回服用します。ジアゼパムの用量は、年齢、体重、健康状態、服用する他の薬剤の種類など、さまざまな要因によって異なります。 ジアゼパムは、通常、短期間のみ使用されますが、長期的に使用されることもあります。ジアゼパムを長期的に使用すると、依存症や耐性が生じる可能性があります。ジアゼパムの依存症や耐性が生じた場合は、医師に相談してください。 ジアゼパムは、他の薬剤と相互作用する可能性があります。ジアゼパムを服用している場合は、医師に服用している他の薬剤について知らせてください。 ジアゼパムは、眠気、めまい、集中力の低下などの副作用を引き起こす可能性があります。ジアゼパムを服用している場合は、自動車の運転や機械の操作は避けてください。
検査・診断

看護師に必須の用語『スクリーニング検査』を理解しよう

スクリーニング検査とは、選別試験、ふるい分け検査のことで、症状のない者やある特定疾患が懸念される集団を対象に検査を行い、目標とする疾患の罹患者や発症が予測される患者を検出するための検査です。スクリーニング検査は、疾患の早期発見と早期治療につなげ、重症化や死亡を防ぐことを目的としています。スクリーニング検査には、血液検査、尿検査、画像検査、身体検査など、様々な方法があります。 スクリーニング検査は、一般的に健康診断や人間ドックなどで実施されます。健康診断や人間ドックでは、年齢や性別、生活習慣、既往症などの情報を基に、受診者が受けなければならないスクリーニング検査の種類や頻度が決められます。スクリーニング検査の結果、異常が認められた場合は、精密検査や治療を受けることになります。 スクリーニング検査は、疾患の早期発見と早期治療に役立つ重要な検査です。しかし、スクリーニング検査は万能ではなく、100%疾患を発見できるわけではありません。また、スクリーニング検査を受ける際には、検査のメリットとデメリットを理解し、検査を受けるかどうかを自分で決める必要があります。
消化器

看護師に必須の用語『十二指腸潰瘍』

十二指腸潰瘍とは、十二指腸粘膜の一部が、粘膜筋板よりも深くまで欠損した状態のことです。十二指腸は、胃と小腸をつなぐ消化管の一部分であり、食事が胃から小腸に送られる際に通過する器官です。十二指腸潰瘍は、十二指腸の粘膜が傷つき、炎症を起こした状態です。 十二指腸潰瘍の原因としては、ピロリ菌感染や、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の使用、ストレスなどが挙げられます。ピロリ菌は、胃や十二指腸に生息する細菌であり、十二指腸潰瘍の原因菌として知られています。NSAIDsは、痛みや炎症を軽減する薬ですが、十二指腸粘膜を傷つけることがあります。ストレスも、十二指腸潰瘍の発症に関連していると考えられています。 十二指腸潰瘍の症状としては、みぞおちの痛み、胸焼け、ゲップ、吐き気、嘔吐などが挙げられます。みぞおちの痛みは、空腹時や食事後に起こることが多く、痛みは数分から数時間続きます。胸焼けやゲップは、胃酸が十二指腸から逆流することで起こります。吐き気や嘔吐は、十二指腸潰瘍が重症化した場合に起こることがあります。 十二指腸潰瘍の診断は、問診、血液検査、胃カメラ検査などによって行われます。問診では、症状や病歴について詳しく聞かれます。血液検査では、ピロリ菌感染の有無を調べることができます。胃カメラ検査では、十二指腸の内視鏡検査を行い、潰瘍の有無や程度を調べます。 十二指腸潰瘍の治療法としては、薬物療法、内視鏡的治療、外科的治療などがあります。薬物療法では、ピロリ菌感染がある場合は除菌薬を、NSAIDsを使用している場合はNSAIDsの使用を中止し、胃酸分泌を抑える薬を投与します。内視鏡的治療では、内視鏡を用いて潰瘍の表面を焼灼したり、止血剤を注入したりします。外科的治療は、薬物療法や内視鏡的治療で効果が得られない場合に行われます。
循環器

看護師のための完全置換型人工心臓(TAH)の基礎知識

完全置換型人工心臓(Total Artificial Heart、TAH)とは、患者の心臓の代わりに全身の血液循環を担うポンプ装置のことです。患者の心臓を完全に取り除き、人工心臓を元の位置に入れて心臓の代わりとして使用します。TAHは、1982年より臨床使用され、心臓移植を行うまでの心臓機能の代用として使用されてきました。現在でも、欧米における末期心不全患者に対する心臓移植までのブリッジ(つなぎ)としての使用が主ですが、近年では必ずしも移植を目的とせず、最終的な在宅治療を目的としたTAHの使用も開始されています。日本では、TAHは使用されたことがありません(2017年6月現在)。
皮膚科

看護師が知っておきたい『白斑』について

白斑とは、皮膚の色が白く抜けていった斑のことです。原因は様々ですが、最も多いのは自己免疫疾患によるものです。自己免疫疾患とは、自分の免疫システムが自分の体の一部を攻撃してしまう病気です。白斑の場合は、免疫システムがメラノサイトを攻撃してしまいます。メラノサイトとは、皮膚の色素であるメラニンを作る細胞です。メラニンがなくなると、皮膚の色が白くなります。 白斑は、体のどこにでも発症する可能性があります。しかし、最も多いのは顔、首、手、腕です。白斑は、単発で発症することもあれば、複数個発症することもあります。また、白斑の大きさは様々で、小さなものから大きなものまであります。 白斑は、患者のQOLを低下させる可能性があります。白斑があると、見た目を気にしたり、人目を気にしたりして、外出を控えたり、社会活動に参加しづらくなったりすることがあります。また、白斑は、日光に当たると炎症を起こしやすくなるため、日焼け止めを塗ったり、帽子をかぶったりするなど、紫外線対策を徹底する必要があります。
内分泌・代謝・栄養

看護師に必須の用語『男性ホルモン(アンドロゲン)』

男性ホルモン(アンドロゲン)とは、男性生殖器の発達、精子の生成、筋肉の成長、骨の強化、体毛の成長、皮脂の分泌など、男性の身体的特徴の発現を促すホルモンのことです。男性ホルモンは主に精巣のライディッヒ細胞から分泌されます。男性ホルモンの代表的な種類には、テストステロン、アンドロステンジオン、デヒドロエピアンドロステロンなどがあります。男性ホルモンは、思春期に分泌が盛んになり、その後も30歳頃まで増加し、その後は徐々に減少していきます。男性ホルモンは、男性の身体的特徴の発現だけでなく、性欲や攻撃性にも影響を及ぼすとされています。
産婦人科

看護師に必須の用語『ギネ』の意味と使い方

ギネとは、産婦人科のことである。ドイツ語のGynäkologieに由来し、英語ではgynecology(ジャイネコロジー)となる。産婦人科は、女性の生殖器や乳房の疾患を扱う診療科であり、妊娠、出産、産後のケアなども行う。ギネという用語は、産婦人科医や助産師、看護師などが使用する業界用語であり、一般的にはあまり使用されない。 ギネに関する他の業界用語としては、カイザー(帝王切開)、アウス(流産)、LDR(分娩室・分娩台・回復室が一体となった部屋)、NST(ノンストレステスト)、CTG(胎児心拍数と陣痛の強度を記録する装置)などがある。これらの用語は、医療従事者同士のコミュニケーションを円滑にするために使用されており、患者に直接説明する際にはわかりやすい言葉に言い換える必要がある。 また、ギネ科の症状には、月経不順、不正出血、下腹部痛、おりものの異常、更年期障害などがある。これらの症状がある場合は、早めに産婦人科を受診することが大切である。
内分泌・代謝・栄養

看護師に重要な用語『インスリン』

インスリンは、膵臓のランゲルハンス島のβ細胞から分泌されるホルモンです。血糖を低下させる作用があり、高血糖のときに、血中から肝臓、筋肉、脂肪などへ糖を吸収させる働きがあります。インスリンの分泌障害が起きたり、インスリンに対する抵抗性が生じたりして、高血糖が持続してしまうと糖尿病となります。進行した糖尿病患者では、インスリン分泌障害が起こるため、皮下注射を行う必要があります。インスリンは内服した場合、胃で分解されてしまうので、注射での投与が必要となります。
整形外科

知っておきたい椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアとは、椎骨の間にある椎間板の一部が脊柱管に飛び出した状態です。椎間板は、椎骨をクッションのように保護し、脊椎の柔軟性を保つ働きをしています。椎間板ヘルニアは、椎間板に過度な圧力が加わったり、加齢や姿勢の悪さなどが原因で起こります。椎間板ヘルニアになると、飛び出した部分が神経を圧迫して、痛みやしびれ、筋力低下などの症状が現れます。 椎間板ヘルニアは、腰椎や頸椎に起こることが多く、症状はヘルニアの位置や大きさによって異なります。腰椎椎間板ヘルニアの場合は、腰痛やしびれ、臀部や下肢の痛みなどが起こります。頸椎椎間板ヘルニアの場合は、首の痛みやしびれ、肩や腕の痛みなどが起こります。 椎間板ヘルニアの治療は、保存療法と手術療法があります。保存療法は、薬物療法や理学療法、運動療法などを行い、症状を軽減させることを目的とします。手術療法は、飛び出した椎間板を除去したり、ヘルニアを圧迫している部分を広げて神経の圧迫を軽減させることを目的とします。
消化器

看護師に必須!クレアチニンの基礎知識

クレアチニンとは、筋肉で作られる老廃物の一つです。クレアチニンは、筋肉のエネルギー源であるクレアチンの分解によって生成されます。クレアチニンは、主に腎臓の糸球体から排泄されます。糸球体は、腎臓の小さな血管であり、血液をろ過して老廃物を尿として排出する働きをしています。クレアチニンは、腎臓の糸球体の働きを測る指標として使用されます。クレアチニンの値が高いと、腎臓の糸球体の働きが低下している可能性があります。クレアチニンの値は、血液検査で測定することができます。クレアチニンの正常値は、男性で0.6~1.2mg/dL、女性で0.5~1.1mg/dLです。クレアチニンの値が高いと、腎臓病や腎不全の可能性があります。腎臓病や腎不全は、クレアチニンの値を下げる薬を服用したり、透析を行ったりすることで治療することができます。
検査・診断

看護師に必須の用語『尿量』とは?

尿量は、排泄された尿の量のことである。尿量は、年齢、体重、食事、水分摂取量、運動量、気候などによって異なる。一般に、健康な成人の1日の尿量は1,000~1,500mlである。尿量が減少すると、脱水症や腎不全、尿路感染症などの疾患が疑われる。尿量が増加すると、糖尿病や尿崩症などの疾患が疑われる。 尿量は、尿意を感じたときに排泄する。尿意は、膀胱に尿が貯まると、膀胱壁が膨らんで刺激されることで生じる。膀胱が膨らむと、膀胱壁の神経が刺激され、脳に信号が送られる。脳は、膀胱を収縮させて尿を排出する。 尿量は、健康状態を把握する上で重要な指標である。尿量が減少したり、増加したりすると、疾患が疑われる。尿量の異常があった場合は、医師に相談することが大切である。
アレルギー・膠原病

看護師必見!結合組織病とは?

結合組織病とは、結合組織に病変がみられる疾患群の総称です。結合組織とは、臓器の構造と代謝を維持する働きがある組織で、線維芽細胞などの細胞成分と、膠原線維などの線維と酸性粘液多糖類を主とする基質から構成されています。結合組織は、骨、軟骨、腱、靭帯、皮膚、角膜、血管などに豊富に認められます。結合組織病は、自己免疫学的機序を有する自己免疫疾患であり、臨床的に関節や筋肉などの運動器の疼痛とこわばり(リウマチ症状)をもつリウマチ性疾患という特徴を併せ持っています。
眼科

視力とは何か?その検査方法や視力の発達について学ぶ

視力とは、物体の形や存在を、目を通して認識する能力のことである。視力は、光が角膜、水晶体、硝子体を通過して網膜に達し、そこで電気信号に変換されて脳に送られることで得られる。視力は、ランドルト環を用いた検査が一般的である。ランドルト環とは、円の中に欠けた部分があり、その欠けた部分がどの位置にあるかを答える検査である。視力は、一般的に1.0が正常とされ、1.0未満を弱視、0.1未満を全盲と呼ぶ。 新生児の視力は、明暗の識別ができる程度である。しかし、徐々に発達し、6歳ごろまでには大人と同様の視力になる。この間に、一週間以上眼帯などで目を覆ったり、遠視等の屈折異常や斜視があると、弱視の原因になるため注意が必要である。
呼吸器

看護師の基礎知識!『死腔』とは?

死腔とは、気道のうち血液とガス交換を行わない部分のことです。死腔は、口から鼻腔、喉頭、気管、気管支、そして肺胞まで続く空気の通り道のうち、肺胞以外の部分のことを指します。死腔は、吸気時に空気の通り道に蓄えられる空気であり、呼気時に排出されます。死腔の量は、その人の肺活量、年齢、性別、姿勢などによって異なります。 死腔は、呼吸をするために必要なものです。死腔は、吸気時に空気の通り道に蓄えられた空気であり、呼気時に排出されます。この死腔によって、酸素が肺胞まで到達し、二酸化炭素が体外に排出されるのです。死腔がなければ、酸素と二酸化炭素が肺胞まで到達することができず、呼吸をすることができません。 死腔は、呼吸器疾患によって影響を受けることがあります。例えば、気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの呼吸器疾患では、死腔が大きくなり、呼吸をすることが困難になります。また、死腔は、麻酔や鎮静剤の使用によっても大きくなることがあります。死腔が大きくなると、酸素や二酸化炭素の交換が効率的に行われなくなり、呼吸器疾患の症状が悪化することがあります。
看護技術

看護師のための「半側臥位」の豆知識

半側臥位とは、仰臥位から左右どちらかに体幹を45度程度ひねった体位のことです。仰臥位と側臥位の中間の姿勢であり、大転子部や仙骨部への圧迫を防止することができます。半側臥位は、さまざまな状況で使用されます。例えば、手術後や怪我をした後の患者さんのケア、妊娠中の女性のケア、呼吸器疾患のある患者のケアなどです。また、半側臥位は、長時間同じ姿勢でいることで起こる圧迫性褥瘡の予防にも役立ちます。 半側臥位には、いくつかの種類があります。最も一般的なのは、患者の顔を上にして、上側の腕を体の横に伸ばし、下側の腕を体に沿わせて曲げた姿勢です。もう一つの種類は、患者の顔を下にして、上側の腕を体の横に伸ばし、下側の腕を体に沿わせて曲げた姿勢です。どちらの姿勢も、大転子部や仙骨部への圧迫を防止することができます。 半側臥位にする際には、患者の安全と快適性に注意することが重要です。患者さんの頭は、水平またはわずかに低く保つ必要があります。また、患者の膝は曲げて、足は床またはベッドの縁に置いておく必要があります。患者の体には、柔らかい枕やブランケットを置いて、快適性を高めることができます。 半側臥位は、患者のケアに欠かせない体位です。看護師は、半側臥位の種類や使用方法を理解し、患者の安全と快適性に注意しながら、適切な半側臥位にする必要があります。
耳鼻咽喉科

看護師が知っておきたい!『耳下腺』とは?

耳下腺は、大唾液腺の一つで、最も大きな唾液腺です。形はほぼ三角形を呈しており、下顎骨の後部に接し、外耳道の前下方に位置しています。耳下腺管が耳下腺の前面から咬筋の表面を横切り、上顎第2大臼歯の高さで口腔内へ開口します。 耳下腺は、唾液を分泌する役割を担っています。唾液は、食物を消化しやすくしたり、口の中を潤したりする働きがあります。また、耳下腺には、免疫グロブリンAという抗体が含まれており、細菌やウイルスから体を守る役割も担っています。 耳下腺は、様々な疾患を発症する可能性があります。最も多いのが、耳下腺炎です。耳下腺炎は、細菌やウイルスに感染して耳下腺が炎症を起こす病気です。耳下腺炎になると、耳下腺が腫れて痛みが出たり、発熱や悪寒などの症状が出たりします。 耳下腺には、腫瘍ができることもあります。耳下腺腫瘍は、良性腫瘍と悪性腫瘍の両方が存在します。良性腫瘍は、耳下腺の機能に影響を与えることはほとんどありませんが、悪性腫瘍は、耳下腺の機能に影響を与えたり、転移して他の臓器にまで広がったりする可能性があります。 耳下腺の疾患は、早期に発見して治療することが大切です。耳下腺に腫れや痛みなどの症状が出た場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。
眼科

看護師必須の用語『眼底検査』

眼底検査とは、瞳孔を通して眼底(網膜および視神経乳頭)を観察・評価する検査である。主に血管、網膜の状態、視神経を観察する。眼底検査は、目の健康状態を評価するために不可欠な検査であり、さまざまな疾患の早期発見や治療に役立つ。 眼底検査は、散瞳薬を点眼して瞳孔を散大させ、眼底を拡大鏡で観察する。散瞳薬は、瞳孔を散大させることで、眼底をより広い範囲で観察できるようにする。眼底検査は、短時間で終了する検査であり、痛みを伴うものではない。 眼底検査では、血管の状態、網膜の状態、視神経の状態を観察する。血管の状態を観察することで、動脈硬化や糖尿病などの疾患を早期発見することができる。網膜の状態を観察することで、網膜剥離や網膜出血などの疾患を早期発見することができる。視神経の状態を観察することで、緑内障や視神経炎などの疾患を早期発見することができる。 眼底検査は、目の健康状態を評価するために不可欠な検査であり、さまざまな疾患の早期発見や治療に役立つ。そのため、定期的に眼底検査を受けることが重要である。
耳鼻咽喉科

看護師に必須の用語『音叉』とは

音叉とは、特定の周波数の音を発する金属製の器具です。適度の硬さのもので叩く・弾くすることで音を発生させます。音叉は、音楽や物理学、医療など、さまざまな分野で使用されています。医学分野では、音叉は反射神経の試験に使用されます。これは、音叉を患者さんの膝の腱に当てて、膝の反射をチェックする方法です。また、音叉は聴力検査にも使用されます。これは、音叉の音を患者さんの耳に当てて、患者の聴力をチェックする方法です。
整形外科

看護師が知っておきたい義足の基礎知識

-義足の定義と種類- 義足とは、欠損した箇所につなげて装着する人工の足のことです。義足の材料や構造は、欠損の程度や患者のライフスタイルに合わせて選択されます。義足には主に以下の4種類があります。 * 硬性義足足首が固定されており、膝を曲げることはできません。最も単純な構造であり、安価で軽量なため、一時的な使用や歩行能力が低い患者に適しています。 * 関節義足足首が可動式になっており、膝を曲げることができます。硬性義足よりも歩行が自然になり、活動範囲が広がりますが、高価であり、メンテナンスが必要になります。 * マイクロプロセッサ制御義足コンピュータ制御の義足で、歩行速度や路面状況に合わせて自動的に調整されます。高価であり、メンテナンスが必要になりますが、最も自然な歩行が可能になります。 * ハイブリット義足硬性義足と関節義足の両方の特徴を備えた義足です。足首は可動式ですが、膝を曲げることはできません。硬性義足よりも歩行が自然になり、メンテナンスも容易ですが、関節義足ほど高価ではありません。 義足の選択は、患者のライフスタイルや活動レベル、経済状況などによって異なります。医師や義肢装具師と相談して、最適な義足を選択することが大切です。
腎・泌尿器

看護師が知っておくべき『切迫性尿失禁』

切迫性尿失禁とは、急に強い尿意を感じて、トイレまで我慢できずに漏れてしまうことを言います。尿意が切迫する直後や排尿開始直後に漏れることが多く、尿量が少なくても漏れてしまいます。また、夜間にも頻尿や尿意切迫が起こり、睡眠を妨げることもあります。切迫性尿失禁は、女性に多く見られる症状ですが、男性にも起こり得ます。 切迫性尿失禁の原因としては、膀胱の過活動や尿道括約筋の機能不全、神経障害などが考えられます。膀胱の過活動は、膀胱が過剰に収縮することで、尿意が切迫する症状を引き起こします。尿道括約筋の機能不全は、尿道を閉じて尿を保持する力が弱くなることで、尿漏れが起こりやすくなります。神経障害は、膀胱や尿道に分布する神経が障害されることで、尿意切迫や尿漏れなどの症状を引き起こします。
職種・資格

看護職にも知っておきたい『柔道整復師』

柔道整復師と医師は、どちらもケガや病気の治療に携わる専門家ですが、その役割や業務には違いがあります。柔道整復師は、骨や関節、筋肉などの損傷に対して、手技による整復や固定を行うことで治療を行います。一方、医師は、薬物や手術による治療を行うことができます。柔道整復師は、医師の同意のもと、保険請求が可能ですが、慢性的な肩こりや内臓疾患による腰痛や体の痛みの場合は、保険適用外となります。また、柔道整復師は、接骨院や整骨院を開業することができますが、医師は、病院やクリニックで勤務することが一般的です。柔道整復師と医師は、それぞれ異なる専門知識と技能を持っており、協力して患者さんの治療にあたることがあります。