看護師業界ウォッチャー

脳・神経

看護師に必須の用語『ケルニッヒ徴候』

ケルニッヒ徴候とは、髄膜刺激症状のひとつであり、髄膜炎や脳膜炎などの中枢神経系の炎症によって起こります。髄膜は脳と脊髄を覆っている膜であり、炎症が起こると刺激を受けて痛みや硬直が生じます。ケルニッヒ徴候は、髄膜炎や脳膜炎などの病気を診断するための重要な徴候のひとつであり、医師によって検査されます。 ケルニッヒ徴候は、患者を仰向けの姿勢にして、片方の足を引き上げ、反対側の膝を曲げます。このとき、痛みや抵抗感があれば、ケルニッヒ徴候が陽性となります。ケルニッヒ徴候は、髄膜炎や脳膜炎などの病気の重症度を判断するためにも使用されます。
検査・診断

看護師必須用語『核磁気共鳴断層撮影』とは

核磁気共鳴断層撮影(MRI)は、強磁場と電波を使って身体の内部を画像化する検査です。MRIは、X線やCTスキャンとは異なり、放射線を使いません。そのため、被ばくの心配がなく、妊婦や子どもにも安心して受けることができます。 MRIは、脳、心臓、血管、骨、筋肉、関節など、身体のあらゆる部位を画像化することができます。脳梗塞、心筋梗塞、がん、関節炎などの病気を発見したり、手術前や手術後の経過を観察したりするのに役立ちます。 MRIは、通常、以下の手順で行われます。 1. 検査台に横になり、検査する部位を固定します。 2. 検査台が機械の中に入り、磁場が発生します。 3. 電波が身体に照射されます。 4. 電波によって励起された原子核が、磁場の影響で方向を変えます。 5. 方向を変えた原子核が元の状態に戻る際に電波を放出します。 6. 放出された電波をコンピュータで処理して、画像を作成します。 MRI検査は、通常、30分から1時間程度かかります。検査中は、大きな音がしたり、振動したりすることがありますが、痛みはありません。
その他

看護師に必須!カルテ用語『f/u』とは?

f/uとはfollow-up(フォローアップ)の略で、カルテでは「経過観察」の意味で用いられるのが一般的です。f/uには、患者さんに定期的に通院してもらい、病状の変化がないかを確認する目的があります。また、患者さんに必要な医療処置や服薬指導を行うこともあります。 f/uは、主に慢性疾患の患者さんに適用されます。慢性疾患とは、長期にわたって経過する病気のことを指し、高血圧、糖尿病、心臓病などがこれに当たります。慢性疾患の患者さんは、定期的なf/uを受けることで、病状が悪化することや合併症が起こることを防ぐことができます。 f/uは、患者さんにとっても医師にとっても重要なものです。患者さんは、定期的にf/uを受けることで、病状の変化に早く気付き、適切な治療を受けることができます。医師は、f/uを行うことで、患者さんの病状を把握し、必要な医療処置を施すことができます。 f/uは、医療現場では欠かせないものです。f/uを行うことで、患者さんの病状を適切に管理し、病状が悪化することを防ぐことができます。
呼吸器

看護師必携!吃逆の知識と対応方法

吃逆とは、横隔膜の収縮運動と合わせて、気道(空気の通り道)中の声門が閉塞すると起こる現象のことである。しゃっくりともいう。一定間隔で“ヒック”という音が出ることが特徴。症状が続く場合、睡眠が妨げられたり体力が失われたりすることで生活に支障が出るため、治療が必要である。 吃逆は、横隔膜の収縮運動が強すぎたり、弱すぎたり、不規則になったりすることで起こる。横隔膜は、胸腔と腹腔を隔てる筋肉で、呼吸をコントロールしている。横隔膜が収縮すると、胸腔が拡大して空気を吸い込む。横隔膜が弛緩すると、胸腔が縮小して空気を吐き出す。 吃逆が起こると、横隔膜が不規則に収縮して、気道中の声門が閉塞する。これにより、息を吸おうとしたときに“ヒック”という音がする。吃逆は、通常は数分以内に自然に治まるが、中には数時間から数日続く場合もある。
組織・制度

看護師必携用語解説『ER』とは?

ERとは何か? ERとは、Emergency Roomの略で、救急室、あるいは救急外来などのように、初期治療を行うための部屋のことです。ERでは、緊急を要する患者を24時間体制で受け入れ、迅速な治療を行います。ERで最もよく見られる症状としては、外傷、心臓発作、脳卒中、中毒、精神疾患などがあります。ERでは、医師や看護師、救急救命士などが協力して、患者の状態を評価し、適切な治療を行います。ERでの治療は、患者の状態が安定するまで行われます。その後、患者は入院するか、自宅に戻るか、他の医療施設に転送されます。
皮膚科

看護師必見!機械性蕁麻疹とは?

機械性蕁麻疹とは、衣類・手袋・時計・ネックレスなどと皮膚がこすれたり、掻爬するなどの機械的な刺激を皮膚に与えたりすることによって生じる蕁麻疹の一種です。機械性蕁麻疹は、皮膚の特定の部位に発生する局所型の蕁麻疹と、身体の広い範囲に発生する全身型の蕁麻疹の2種類に分類されます。 機械性蕁麻疹は、皮膚が機械的刺激にさらされた後、数分以内に発症します。発症部位は、機械的刺激を受けた部位が中心となり、その周囲に紅斑や浮腫が生じます。機械性蕁麻疹の症状は、軽度の皮膚の赤みから、強い痛みや不快感、呼吸困難を引き起こすこともあります。 機械性蕁麻疹の原因は、皮膚が機械的刺激にさらされることによって、皮膚の肥満細胞からヒスタミンやロイコトリエンなどの炎症性メディエーターが放出されるためと考えられています。機械性蕁麻疹の治療は、抗ヒスタミン薬やステロイド薬などの薬物療法が中心となります。また、机械的刺激をできるだけ避けることも大切です。
耳鼻咽喉科

看護師必見!口腔基礎知識

口腔は、口裂から咽頭に連なる器官であり、歯、口唇(こうしん)、頬部、口蓋(こうがい)、舌、唾液腺などから構成されています。口腔内は歯を除き口腔粘膜によって覆われています。口腔粘膜は、常に唾液腺から分泌される唾液によって潤っています。 口腔の主な器官である歯は、食べ物を咀嚼するための硬い器官であり、食べ物を細かく咀嚼することで嚥下しやすい状態にします。歯はエナメル質、象牙質、歯髄で構成されています。 口唇は口内に食べ物を留めたり、発音や表情を作ったりする働きがあります。内側は頬粘膜と頬筋、外側は皮膚で構成されています。 口蓋とは口腔の天井部分のことであり、発声や発音、嚥下に大きな役割を果たします。口蓋の前方2/3部分は骨成分を含み硬口蓋(こうこうがい)と呼び、後方1/3部分には骨部がなく軟口蓋(なんこうがい)と呼びます。 舌は哺乳・摂食・発音などの役割を果たす器官であり、横紋筋という筋肉で構成された筋肉塊であり、この筋肉の動きによって口内の食べ物の処理や、複雑な言語の発話などが可能になります。 唾液腺は唾液を分泌する器官であり、唾液には炭水化物の分解や、口腔内での咀嚼、嚥下、発声を助ける働きと口腔内の自浄作用があります。唾液の分泌がないと虫歯の原因となるプラーク(歯垢、歯の汚れ)の発生を抑えることができなくなります。
検査・診断

看護師に必須の用語『ブドウ糖』

ブドウ糖とは、グルコースと同義であり、血中から全身の細胞に取り込まれ、生体のエネルギー源となる。そのため、多くのホルモンによって調整されている。低血糖発作時に摂取するのもこのブドウ糖である。 ブドウ糖は、炭水化物の分類に属し、糖類の一種である。砂糖やデンプンなどの糖質を分解することで生成される。ブドウ糖は、ブドウに含まれる糖質である。日本語では「ブドウ+糖」でブドウ糖である。 ブドウ糖は、体内でエネルギー源として利用される。ブドウ糖は、血液中を流れて全身の細胞に取り込まれる。細胞内では、ブドウ糖はミトコンドリアで分解され、ATPというエネルギー分子が生成される。ATPは、細胞のさまざまな活動に利用される。 ブドウ糖は、低血糖発作時に摂取するのもこのブドウ糖である。低血糖発作は、血中のブドウ糖濃度が低下する状態である。低血糖発作になると、体はエネルギー源を失い、さまざまな症状が現れる。低血糖発作の症状には、冷や汗、動悸、頻脈、空腹感、吐き気、嘔吐、けいれん、意識障害などがある。低血糖発作を起こした場合は、すぐにブドウ糖を摂取する必要がある。ブドウ糖は、砂糖やジュースなどの食品から摂取することができる。
感染

看護師必須!HIVって何?

HIVとは、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)のことを指し、レトロウイルスの一種です。レトロウイルスとは、RNA型のエンベロープウイルスの一種であり、その遺伝物質はRNAで構成されています。HIVは、主に性行為、血液や体液を介して感染するウイルスで、免疫システムを破壊することにより、AIDS(後天性免疫不全症候群)を引き起こします。AIDSは、HIVに感染した人が、免疫力が低下し、様々な日和見感染症や悪性腫瘍を発症する病気です。HIVは、世界中で感染者が存在し、特にアフリカや東南アジアで感染者が多く報告されています。日本でもHIV感染者は増加しており、2020年末時点での推定感染者数は約1万2千人となっています。HIV感染は、早期発見と治療により、発症を遅らせることができます。そのため、HIV感染が疑われる場合は、早めに医療機関を受診することが大切です。
その他

【看護師必須】キャリアラダーを理解してスキルアップを目指そう!

キャリアラダーとは、自らが主体的にキャリアアップを目指せるよう能力開発を支援する仕組みのことです。キャリアは「経歴」、ラダーは「梯子(はしご)」のことです。身近な一例として、看護師としての専門的な実践能力や管理的能力を段階的に身につけ発揮されるよう計画された、キャリア開発プランが挙げられます。 キャリアラダーは、看護師が自分のキャリアを計画し、目標に向かって努力していくための指針となります。キャリアラダーを意識することで、看護師は自分のスキルや知識を伸ばすための具体的な行動をとることができ、キャリアアップの可能性を広げることができます。 また、キャリアラダーは、看護師のモチベーションを高める効果もあります。看護師が自分のキャリアを計画し、目標に向かって努力している実感を持つことで、仕事への意欲ややりがいが向上します。
呼吸器

看護師必携!高炭酸ガス血症について

高炭酸ガス血症とは、体の組織でできた二酸化炭素を十分に体外に放出できない状態のことである。二酸化炭素は、呼吸によって体外に排出されるが、呼吸器の機能が低下したり、呼吸数が減少したりすると、二酸化炭素が体内に蓄積され、高炭酸ガス血症になる。高炭酸ガス血症は、意識障害や呼吸困難、心不全などの症状を引き起こす。 高炭酸ガス血症の原因は、呼吸器の機能が低下したり、呼吸数が減少したりすることである。呼吸器の機能が低下する原因としては、肺気腫や慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの肺の病気、気道の狭窄、胸膜炎などがある。呼吸数が減少する原因としては、脳卒中や脊髄損傷などの神経系の病気、薬物の影響、睡眠時無呼吸症候群などがある。 高炭酸ガス血症の症状は、意識障害、呼吸困難、心不全などである。意識障害は、二酸化炭素が脳に作用して起こる。呼吸困難は、二酸化炭素が呼吸中枢を刺激して起こる。心不全は、二酸化炭素が心臓の機能を低下させて起こる。 高炭酸ガス血症の治療は、原因に応じて行う。呼吸器の機能が低下している場合は、酸素吸入や気管支拡張剤などの薬物治療を行う。呼吸数が減少している場合は、人工呼吸器を使用する。
検査・診断

看護師が知っておくべきアルブミンの基礎知識

アルブミンは血漿タンパク質の中で最も多く存在し、約60%を占めています。アルブミンは肝臓で合成され、血漿中に存在します。アルブミンは、血漿浸透圧の維持、栄養素の運搬、老廃物の排泄、免疫機能の維持など、さまざまな役割を果たしています。 アルブミンは血漿浸透圧の維持に重要な役割を果たしています。血漿浸透圧とは、血漿中にある溶質の濃度のことです。血漿浸透圧が高いと、水分が血管内から血管外に移動し、むくみが起こります。逆に、血漿浸透圧が低いと、水分が血管外から血管内に移動し、脱水症状が起こります。アルブミンは血管内の水分を保持し、血漿浸透圧を維持する働きがあります。 アルブミンは栄養素の運搬にも重要な役割を果たしています。アルブミンは、アミノ酸、脂肪酸、ビタミン、ミネラルなどの栄養素を肝臓から全身の組織や細胞に運搬します。また、アルブミンは老廃物を肝臓や腎臓に運搬し、排泄を促しています。 アルブミンは免疫機能の維持にも重要な役割を果たしています。アルブミンは、細菌やウイルスなどの病原体を認識し、免疫細胞に攻撃する働きがあります。また、アルブミンは、免疫細胞が活性化するのを助ける働きもあります。
腎・泌尿器

血清尿酸値の基礎知識

血清尿酸値とは、尿酸が血清中にどのくらいあるかという濃度を示す値です。尿酸は、プリン体を分解することによって生成される老廃物であり、尿酸が体内に蓄積すると痛風や腎障害などの疾患を引き起こすことがあります。そのため、血清尿酸値を測定することで、これらの疾患の発症リスクを評価することができます。血清尿酸値の単位はmg/dLであり、正常値は男性で3.5~7.0mg/dL、女性で2.5~6.0mg/dLです。血清尿酸値が高くなる原因としては、プリン体の多い食事を摂りすぎていること、アルコールを飲みすぎていること、肥満であること、腎機能が低下していることなどが考えられます。血清尿酸値を下げるためには、プリン体の多い食事を控え、適度な運動を心がけ、体重をコントロールすることが大切です。また、利尿薬や尿酸排泄薬などの薬物療法が行われることもあります。
組織・制度

米国で活躍するレジスタードナースとは?

レジスタードナース(RN)は、米国の看護業界で最も一般的な看護ライセンスです。RNになるには、州発行の免許を取得するために、米国看護試験(NCLEX)に合格する必要があります。 RNは、患者ケアの全範囲を担うことができ、患者の状態を評価し、投薬や治療を処方し、患者の進捗状況を監視することができます。また、患者やその家族に健康教育を提供し、ケアの調整とコーディネートを行います。 RNは、病院、クリニック、診療所、介護施設、学校、在宅ケア施設など、さまざまな医療機関で働いています。また、公衆衛生、教育、研究など、さまざまな分野で活躍しています。 RNは、患者ケアの重要な役割を担っており、患者の命を守り、健康を維持するために欠かせない存在です。
その他

看護師が知っておきたいビタミンB2について

ビタミンB2とは、水溶性ビタミンの一種で、リボフラビンとも呼ばれます。ビタミンB2は、細胞のエネルギー産生や、皮膚や粘膜の健康維持に重要な役割を果たしています。また、ビタミンB2は、視力を維持し、赤血球の生成を助ける役割も担っています。ビタミンB2は、レバーや卵、乳製品、野菜などの食品に多く含まれています。ビタミンB2が不足すると、口内炎や口角炎、脂漏性皮膚炎などの症状が現れることがあります。また、ビタミンB2の不足は、成長障害や貧血の原因にもなります。
看護技術

看護師に欠かせない用語『血圧』

血圧とは、血液が血管内を移動(血流)する際に、血管壁が受ける血液からの圧力のことである。臨床現場では血圧は動脈血圧を指し、静脈内の圧は静脈圧と呼んで区別している。血圧は、心拍出量と末梢血管抵抗を用いて計算し測定することができる。 血圧は、体のさまざまな器官や組織に血液を送り、酸素や栄養素を供給するために必要な圧力である。血圧が低すぎると、体の組織に十分な血液が送られず、酸素や栄養素が不足して、さまざまな症状を引き起こす。逆に、血圧が高すぎると、血管壁に負担がかかり、動脈硬化や脳卒中などの疾患を引き起こす。 血圧は、年齢、性別、運動状態、ストレスなどによって変動する。また、薬物や食事などの影響を受けることもある。血圧を適切に管理するためには、定期的に血圧を測定し、必要に応じて医師の指示に従って治療を受けることが大切である。
整形外科

看護師が知っておくべきコルセットの基礎知識

コルセットとは、胸椎から骨盤にかけての体幹部を保持する治療用装具です。骨折や手術の後、腰痛などに対して使用されます。コルセットには、硬性コルセット、半硬性コルセット、軟性コルセット(ダーメンコルセット)の3種類があります。 硬性コルセットは、腰椎の骨折や手術の後など、胸腰椎の動きを強く制限しなければならない場合に使用されます。半硬性コルセットは、退院後の生活で、腰椎の動きを制限する必要がある場合などで使用します。軟性コルセット(ダーメンコルセット)は、腰痛などに対して使用されます。 コルセットを選択する際には、患者の症状に合わせて選ぶことが重要です。整形外科の医師と相談しながら装着することが望ましいです。また、コルセットを着用している場合でも、背筋や腹筋、大腰筋などは衰えないようにトレーニングをする必要があります。リハビリテーションとしてコルセットを着用している場合の運動の指導も行われます。
略語

看護師に必須の用語『アポ』とは?

アポ(アポ(あぽ)とは、卒中を意味する英語のApoplexyに由来する業界用語で、脳卒中のことである。)の基礎知識 アポとは、脳卒中を意味する英語のApoplexyに由来する業界用語であり、脳卒中のことです。脳卒中は、脳内の血管が何らかの原因で詰まったり、破れたりして、脳の組織が壊死する病気です。脳卒中は、脳のどの部位が壊死したかによって、様々な症状が現れます。例えば、片側の手足が動かしにくくなる、ろれつが回らなくなる、言語障害が起こるなどです。 アポには、出血性アポと梗塞性アポの2つのタイプがあります。出血性アポは、脳内の血管が破れて出血すると起こるアポです。梗塞性アポは、脳内の血管が詰まって血流が途絶えて起こるアポです。脳卒中は、突然発症することが多く、迅速な治療が必要です。アポの治療には、薬物療法、外科手術、リハビリテーションなどがあります。 アポの発症リスクを高める因子には、高血圧、糖尿病、高脂血症、肥満、喫煙、飲酒、運動不足などがあります。アポの発症リスクを減らすためには、これらのリスク因子をコントロールすることが重要です。また、アポを予防するために、定期的に健康診断を受けることも大切です。
消化器

看護師に必須の用語『HBs抗原』とは?

HBs抗原とは、B型肝炎ウイルスの外側のタンパク質に由来する抗原です。ウイルスを中和する抗体は、通常自然に作成されますが、B型肝炎ウイルスに対する抗体が生成されない場合があり、このような場合慢性化する可能性があります。HBs抗原は、B型肝炎ウイルスの存在を示すマーカーであり、血液検査で調べることができます。基準値は陰性(-)で、B型肝炎ウイルス(HBV)に感染すると陽性(+)を示します。HBs抗原は、B型肝炎の診断、経過観察、治療効果の判定などに使用されます。HBs抗原が陽性の場合、B型肝炎ウイルスに対する免疫がないため、B型肝炎ワクチンを接種する必要があります。
その他

看護師に必須の用語『アセスメント』

アセスメントとは、看護において対象者を取り巻く看護上の問題点を明らかにし、看護計画を立てるために必要な情報を収集して分析するプロセスです。対象者から得られる「主観的情報」と医療者の観察から得られる「客観的情報」を解釈、統合しながら、対象者を取り巻く看護上の問題点を理論的に分析します。アセスメントを行うことで、対象者が抱えている問題点や優先度を判断し、看護ケアの方向性を明確化することができます。 アセスメントの目的は、対象者の健康状態や看護上の問題点を明らかにし、適切な看護ケアを提供することです。アセスメントを行うことで、対象者の健康状態や看護上の問題点を早期に発見し、適切な介入を行うことができます。また、アセスメントを行うことで、対象者とその家族のニーズを理解し、対象者とその家族が望む看護ケアを提供することができます。 アセスメントは、看護において重要なプロセスであり、適切な看護ケアを提供するために欠かせません。アセスメントを行うことで、対象者の健康状態や看護上の問題点を明らかにし、適切な看護ケアを提供することができます。また、アセスメントを行うことで、対象者とその家族のニーズを理解し、対象者とその家族が望む看護ケアを提供することができます。
呼吸器

COPD とは?原因や症状、治療法を知る

COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは、気道や肺胞の異常による慢性的な呼吸器症状を特徴とする肺疾患です。COPD の最も重要な危険因子は喫煙であり、受動喫煙やバイオマス燃料の煙を含むその他の曝露も原因となります。COPD の一般的な症状には、息切れ、咳、痰、息切れが含まれます。COPD は進行性の疾患であり、時間の経過とともに悪化する場合があります。COPD の治療法はありませんが、症状を改善し、病状の進行を遅らせるための治療法はあります。COPD の主な治療法には、気管支拡張薬、ステロイド、長期酸素療法などが含まれます。COPD 患者は、定期的に医師の診察を受け、肺の機能を監視し、治療計画を調整する必要があります。COPD は、しばしば、肺癌や心臓病などの他の病気を引き起こす可能性があるため、早期に診断して治療することが重要です。
循環器

看護師に必須の用語『スリル』について

スリルの種類 スリルは、心雑音が非常に大きい時に、その振動を胸壁から手で触れることができるようになる状態のことである。振戦ともいう。スリルの種類は、心雑音の種類によって異なる。 最もよく見られるスリルの種類は、収縮期スリルである。収縮期スリルは、心室が収縮する際に発生する心雑音によって引き起こされるスリルである。収縮期スリルの多くは、心臓弁膜症によって引き起こされる。心臓弁膜症は、心臓の弁が正常に機能しなくなる状態である。心臓弁膜症があると、血液が心臓から正常に送り出されなくなり、心雑音が発生する。 もう一つのよく見られるスリルの種類は、拡張期スリルである。拡張期スリルは、心室が拡張する際に発生する心雑音によって引き起こされるスリルである。拡張期スリルの多くは、心筋症や心不全によって引き起こされる。心筋症は、心臓の筋肉が弱くなる状態である。心不全は、心臓が正常に機能しなくなる状態である。心筋症や心不全があると、心室が拡張する際に正常に収縮できなくなり、心雑音が発生する。 スリルの種類は、心雑音の種類によって異なる。スリルは、心雑音の程度によって、強弱や大きさの違いがある。また、スリルは、心雑音の発生部位によって、胸壁の異なる部位で触れることができる。
脳・神経

看護師に必須の用語『硬膜外腔』

硬膜外腔とは、脊髄を覆う硬膜と、その外側を囲む脊柱管の間にある空間のことである。硬膜外腔には、脊髄液、脂肪組織、血管、リンパ管などが含まれている。硬膜外腔は、脊髄を保護し、脊髄液の循環を助ける役割を果たしている。 硬膜外腔は、脊椎の椎体の間にある小さな穴、椎間孔を通って、脊柱管とつながっている。硬膜外腔には、硬膜外カテーテルを挿入することができる。硬膜外カテーテルは、硬膜外腔に局所麻酔薬を注入することで、痛みを軽減するために使用される。 硬膜外腔ブロックは、分娩時の痛みを軽減するために使用される一般的な麻酔方法である。硬膜外腔ブロックを行なう場合、医師は脊椎の腰部にある椎間孔に硬膜外針を挿入する。硬膜外針は、硬膜外腔に到達すると、硬膜外カテーテルを挿入する。硬膜外カテーテルは、硬膜外腔に局所麻酔薬を注入することで、痛みを軽減する。 硬膜外腔ブロックは、分娩時の痛みを軽減する安全で効果的な方法である。ただし、硬膜外腔ブロックには、頭痛、吐き気、嘔吐などの副作用が起こる可能性がある。
医療機器・設備・器具

トロッカーとは?看護師が知っておきたい基礎知識

トロッカーとは、胸腔内に留置され、気胸や胸水、膿胸などの治療としてドレナージ等の目的に使われる管(ドレーン)のことである。総称としては胸腔ドレーンと呼ばれるが、気胸に対する脱気を目的とした場合に特にトロッカーと呼称することが多い。 トロッカーは、胸腔内に直接挿入して、胸腔内の空気や液体を排出・導入する役割を担う医療機器である。気胸の場合には、胸腔内に溜まった空気を排出するために使用され、胸水の場合は、胸腔内に溜まった液体を排出するために使用される。また、膿胸の場合は、胸腔内に溜まった膿を排出するために使用される。 トロッカーは、様々な太さや長さがあり、胸腔内の状態に合わせて適切なものを選択する必要がある。また、トロッカーを挿入する際には、感染症予防のため、無菌的操作を遵守する必要がある。