看護師業界ウォッチャー

消化器

看護師が知っておきたい『ハルトマン手術』の基礎知識

-ハルトマン手術とは- ハルトマン手術とは、大腸がんなどの大腸疾患における人工肛門造設術のうち、結腸または直腸を切除したのち、自然肛門を残したまま人工肛門を造設する術式のことである。人工肛門は、大腸を切除した部分の代わりに、お腹に穴を開けて、腸管を直接外に出した状態のことである。ハルトマン手術は、進行した大腸がんや、潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患の治療法として行われる。 ハルトマン手術は、1870年にドイツの外科医であるカール・ハルトマンによって考案された。ハルトマン手術は、大腸がんの治療法として確立されており、現在でも広く行われている。ハルトマン手術は、大腸がんの患者さんの生命を救うための重要な手術である。 ハルトマン手術は、主に進行した大腸がんの治療法として行われる。進行した大腸がんは、手術で切除することが困難な場合がある。そのため、ハルトマン手術を行い、人工肛門を造設することで、腸閉塞を防ぎ、患者の命を救うことができる。また、潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患の治療法としても、ハルトマン手術が行われることがある。
その他

看護師が知っておきたい!『スクレロ』ってなに?

スクレロは、硬化療法のことをいう。静脈瘤(下肢静脈瘤、食道静脈瘤など)の治療方法である。硬化療法は静脈瘤の血管を硬化させる薬を注入し、血管を塞ぐ治療法です。静脈に注射をしますが、血管を縛ったり切除したりする必要はありません。硬化療法は、静脈瘤の治療法の中で最も多く行われる方法です。硬化療法に使用する薬剤には、高張食塩水、ポリドカノール、テトラデシル硫酸ナトリウム、ヒアルロン酸、ポリドキサノールなどがあります。硬化療法は、静脈瘤の治療法の中では比較的安全な治療法です。ただし、硬化療法は、静脈瘤の進行状況や患者さんの体調によって、適応にならない場合があります。硬化療法の治療効果は、静脈瘤の程度や治療を受ける回数によって異なります。硬化療法は、静脈瘤の治療法の中では最も多くの症例で効果が得られる治療法ですが、完全に治癒するわけではありません。硬化療法の効果を維持するためには、生活習慣の改善や定期的なフォローアップが必要です。
医療機器・設備・器具

看護師必須の用語「クベース」徹底解説!

クベースとは、早産児や未熟児を対象とした保育器のことである。主にNICU(新生児集中治療室)で使われ、透明な箱状のケースで、外から手を入れる部分があり、外界と遮断し、内部の温度、湿度、酸素濃度を調整することができるとともに、感染を防ぐことができる。 クベースは、早産児や未熟児が、正常な発育に必要な環境を維持するために使用される。早産児や未熟児は、まだ体が十分に発達しておらず、体温や呼吸を自分で調節することができない。そのため、クベースの中で、体温や呼吸を管理し、感染を防ぐ必要がある。 クベースは、早産児や未熟児の命を救うために欠かせない医療機器である。クベースのおかげで、多くの早産児や未熟児が、無事に成長することができるようになっている。
検査・診断

CA125とは?知っておくべき看護師の用語

CA125(シーエー125)とは、婦人科領域で多用される腫瘍マーカーです。腫瘍マーカーとは、正常な細胞には含まれていない物質または正常細胞には含まれているが、腫瘍においてのみ多く作られる物質であり、血液や尿、体液中に過剰に存在すると、何らかの腫瘍が存在することが疑われる物質のことです。CA125は、特に、卵巣がん(特に漿液性嚢胞腺がん)、肝がん、胆道がん、膵がん、子宮内膜症で上昇し、子宮頸がん、子宮体がん、胃がん、大腸がん、肺がんなどでも上昇がみられる場合がある、とされています。
内分泌・代謝・栄養

看護師に必須の栄養用語『乳酸』

乳酸の産生プロセスは、糖を利用する際に、嫌気性代謝でグルコース(ブドウ糖)が代謝されると産生される物質である。このプロセスは、酸素が存在しない状況下で行われるため、無酸素性代謝とも呼ばれる。乳酸の産生は、筋肉の収縮時に発生するエネルギー源として利用されるが、過剰に産生されると疲労や筋肉痛の原因となる。また、乳酸は、肝臓や腎臓で代謝されて最終的には二酸化炭素と水になる。乳酸の産生プロセスは、以下の3つの段階に分けることができる。 1. グルコースの分解 グルコースは、細胞内のミトコンドリアで分解され、ピルビン酸になる。この反応は、解糖系と呼ばれるプロセスで行われる。 2. ピルビン酸の変換 ピルビン酸は、乳酸デヒドロゲナーゼという酵素によって乳酸に変換される。この反応は、嫌気性代謝で行われる。 3. 乳酸の代謝 乳酸は、肝臓や腎臓で代謝されて最終的には二酸化炭素と水になる。この反応は、クエン酸回路と呼ばれるプロセスで行われる。
職種・資格

看護師に必須の『WOCナース』とは?

WOCナースとは、皮膚・排泄ケア認定看護師のことであり、日本看護協会が認定する専門看護師の一種である。WOCは、Wound(創傷)、Ostomy(ストーマ)、Continence(排泄)の頭文字をとったものであり、これらの分野における専門的な知識と技術を有する看護師である。褥瘡などの創傷管理、ストーマによる排泄管理、失禁などの排泄管理、患者や家族の自己管理やセルフケア支援に関する専門的な知識と技術を有している。WOCナースは、病院を中心に勤務しているが、訪問看護ステーションなどで活躍する場面も増えている。
産婦人科

看護師に必須の用語『乳房』

乳房は、哺乳類のメスが持つ授乳器官であり、乳腺組織、脂肪、およびそれらを支える支持組織からなる。乳房は、母乳を生産し、乳児を養う役割を果たす。乳房は、胸部の前面に位置し、左右対称に存在する。乳房の大きさは、個人差があり、年齢や体重、妊娠・出産の有無などによって変化する。乳房は、乳頭と乳輪で構成されており、乳頭は乳房の中央に位置し、乳輪は乳頭の周囲を取り囲む円形の領域である。乳頭と乳輪には、汗腺や皮脂腺が集まっており、母乳の分泌を助けたり、乳房を保護する役割を果たしている。
脳・神経

看護師が知っておくべき血栓について

血栓とは、血管の中で形成される血の塊のことです。血栓は、血小板やフィブリンなどの血液成分が集まって形成されます。血栓が血管を塞いでしまうと、その先の組織に血液が流れなくなり、組織が壊死してしまいます。血栓は、脳卒中、心筋梗塞、肺塞栓症などの原因となります。 血栓は、血液が固まりやすくなったり、血管壁が傷ついたりすると形成されやすくなります。血液が固まりやすくなる原因としては、高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満、喫煙、飲酒、運動不足などがあります。血管壁が傷つく原因としては、動脈硬化、血管炎、外傷などがあります。 血栓が形成されるのを防ぐためには、血液が固まりにくくする薬を服用したり、血管を傷つけないようにしたりすることが大切です。血液が固まりにくくする薬には、抗凝固薬や抗血小板薬があります。血管を傷つけないようにするためには、高血圧や糖尿病などの基礎疾患をしっかりコントロールしたり、禁煙したり、適度な運動をしたりすることが大切です。
医療機器・設備・器具

尿道カテーテルとは?使い方と種類を解説

尿道カテーテルは、その目的や構造によってさまざまな種類があります。代表的なものには、ネラトンカテーテルとフォーリーカテーテルがあります。 ネラトンカテーテルは、導尿目的に使用されるもので、使い捨てのタイプが一般的です。先端が曲がっており、尿道を傷つけないように工夫されています。 フォーリーカテーテルは、留置目的に使用されるもので、バルーン付きのタイプが一般的です。先端がバルーンになっており、尿道内で膨らませることでカテーテルを固定します。 どちらのカテーテルも、さまざまな素材で作られています。一般的には、ラテックス、シリコン、ポリウレタンなどが使用されています。ラテックスは、弾力性があり、使い捨てタイプが多いです。シリコンは、柔らかく、金属アレルギーのある人にも使用できます。ポリウレタンは、強度があり、長期留置に使用されることが多いです。 尿道カテーテルの選択は、患者の状態や目的によって異なります。医師や看護師が、患者さんに合ったカテーテルを選択し、挿入します。
その他

治療指数とは?看護師に必要な基礎知識を紹介します

治療指数とは、薬を治療に用いる際、治療効果や安全性を問うために使う用語です。治療係数、安全域ともいう。治療指数は、薬の有効用量と毒性用量の比で表されます。治療指数が高い薬は、有効用量と毒性用量の差が大きく、安全に使用できる薬です。逆に、治療指数が低い薬は、有効用量と毒性用量の差が小さく、副作用が起こりやすい薬です。 治療指数は、薬の開発段階で動物実験や臨床試験によって求められます。動物実験では、薬の有効用量と毒性用量を調べ、臨床試験では、薬の有効性と安全性を調べます。治療指数は、薬の安全性や有効性を評価する上で重要な指標です。
小児科

看護師のための子ども用自動車座席の重要性

子ども用自動車座席とは、乗用車に備え付けられたシートベルトを安全に使用できない乳幼児を安全に自動車に乗せるための装備である。チャイルドシートとも呼ばれる。子ども用自動車座席には、乳児用と幼児用の2種類がある。乳児用は、生後9ヶ月までの子どもを対象としたもので、横向きに取り付けるタイプが一般的である。幼児用は、生後9ヶ月から4歳までの子どもを対象としたもので、前向きに取り付けるタイプが一般的である。 子ども用自動車座席は、万が一の事故の際に、子どもの身体を保護する役割を果たす。特に、乳幼児は首や頭が未発達のため、事故の際に大きな衝撃を受けやすく、重篤なケガをする可能性が高い。チャイルドシートを使用することで、乳幼児のケガのリスクを大幅に軽減することができる。 また、子ども用自動車座席は、子どもが車内で安全かつ快適に過ごすためのアイテムでもある。チャイルドシートには、子どもの身体を固定するハーネスや、頭や首を保護するためのヘッドサポートなどが備わっており、子どもが快適に過ごすことができるよう設計されている。
消化器

看護師のためのAGML入門

急性胃粘膜病変とは、突然の上腹部痛や吐血あるいは下血を発症する、急性潰瘍、びらん、急性胃炎など、胃や十二指腸の出血性の病気を総称したものである。急性胃粘膜病変は、主に重症の病気やけがをした人、ショック状態にある人、薬の副作用で胃酸の分泌が増加した人、アルコールを大量に摂取した人などに起こりやすい。急性胃粘膜病変の症状は、突然の上腹部痛、吐血、下血、悪心、嘔吐などである。急性胃粘膜病変は、胃カメラや内視鏡で診断される。急性胃粘膜病変の治療は、原因となっている病気を治療することである。また、胃酸の分泌を抑える薬や止血薬が投与される。急性胃粘膜病変は、早期に治療を開始すれば、ほとんどの場合治癒する。しかし、重症の場合には、胃穿孔や腹膜炎などの合併症を起こすことがある。
内分泌・代謝・栄養

看護師が知っておきたい「ウォーキング」の基礎知識

ウォーキングとは、歩くことを指し、有酸素運動の代表的な運動です。手軽にどこでも行うことができ、生活習慣病の予防や心肺機能の改善が見込まれます。ウォーキングは、速度や距離、時間など、自分の体力や目的に合わせて調整することができるので、初心者から上級者まで幅広く楽しむことができます。また、ウォーキングは、ジョギングやランニングよりも関節への負担が少ないため、膝や腰に痛みがある人にもおすすめです。 ウォーキングは、有酸素運動の一種であり、脂肪燃焼効果が高い運動です。そのため、ダイエットや体重維持にも効果的です。また、ウォーキングは、心肺機能を鍛える効果もあります。心肺機能が鍛えられると、疲れにくくなります。 ウォーキングは、手軽にできる運動なので、毎日継続して行うことができます。毎日継続して行うことで、生活習慣病の予防や心肺機能の改善、ダイエットや体重維持の効果が期待できます。
その他

看護師用語『ベッドバス』とは

ベッドバスとは、入浴やシャワー入浴が困難な患者の体を、クロスやタオルで拭いてきれいにする行為のことです。清拭とも呼ばれ、新陳代謝の促進、皮膚機能の維持・向上などに効果があります。ベッドバスは、患者のプライバシーを守りながら行う必要があり、患者さんの状態に合わせて、適切な方法で行われます。また、ベッドバスは、患者の身体状態の観察にも重要な役割を果たします。例えば、皮膚の状態、発赤、発疹、褥瘡などの有無などを観察することができます。ベッドバスは、患者の状態を改善し、快適な生活を送るために重要なケアの一つです。
呼吸器

看護師に必須の用語『胸腹式呼吸』とは?

胸腹式呼吸とは、呼吸様式の一つで、横隔膜呼吸とも呼ばれています。呼吸をする際に横隔膜を上下に動かしながら胸と腹を膨らませたり、縮めたりする呼吸法です。腹式呼吸とも呼ばれ、主にヨガやピラティスなどのエクササイズや、リラクゼーションの方法として用いられています。 胸腹式呼吸を行うことで、横隔膜の動きを活発にすることができます。横隔膜は、肺と腹部を隔てる筋肉で、呼吸をする際に上下に動いて肺を膨らませたり、縮めたりしています。横隔膜の動きが活発になると、肺がより多くの空気を取り込むことができるようになり、呼吸が深くなります。また、横隔膜の動きが活発になると、腹腔内臓器のマッサージ効果も期待できます。 胸腹式呼吸は、呼吸器疾患や循環器疾患、消化器疾患などの疾患のある方にもおすすめです。呼吸器疾患のある方は、呼吸が浅くなりがちですが、胸腹式呼吸を行うことで呼吸を深めることができます。循環器疾患のある方は、心臓への負担を軽減することができます。消化器疾患のある方は、腹腔内臓器のマッサージ効果で症状を緩和することができます。 胸腹式呼吸は、誰でも簡単にできる呼吸法です。リラックスしたいときや、呼吸を深めたいときなどにぜひ試してみてください。
その他

看護師に必須の用語『ミエロペルオキシダーゼ』

ミエロペルオキシダーゼとは、好中球と単球に多く存在する酵素の一種です。ペルオキシダーゼに分類され、細菌やウイルスの殺菌、炎症反応に関与しています。また、心臓病やアルツハイマー病などの病態にも関連があると考えられています。 ミエロペルオキシダーゼは、白血球の一種である好中球と単球に多く含まれる酵素です。この酵素は、過酸化水素と塩化物を用いて次亜塩素酸を生成します。次亜塩素酸は強力な殺菌作用を持つため、ミエロペルオキシダーゼは細菌やウイルスの殺菌に関与しています。また、ミエロペルオキシダーゼは炎症反応にも関与しています。炎症反応は、感染症や組織損傷などにより生じる生体の防御反応です。ミエロペルオキシダーゼは、炎症反応の際に活性化され、次亜塩素酸を生成します。次亜塩素酸は、細菌やウイルスを殺菌し、炎症反応を抑制する働きがあります。
耳鼻咽喉科

看護師が知っておきたい『蝸牛』

蝸牛とは、内耳を構成する器官の一つで、ラテン語で「カタツムリ」を意味するcochlea(コクリア)に由来しています。その名の通り、カタツムリのような形をしており、その巻貝状の頂点と底を結ぶ蝸牛軸を中心に、ラセン状の管(蝸牛ラセン管)が2.5回転しています。蝸牛は、主に聴覚と平衡感覚に関与しており、音の振動を電気信号に変換して脳に送信する役割を果たしています。また、平衡感覚を司る三半規管ともつながっており、体のバランスを維持する役割も担っています。蝸牛は、非常に小さな器官ですが、その構造は複雑で、その機能は多岐にわたっています。
その他

スクレロを知ろう!看護師必須の用語

スクレロ(硬化療法)とは、硬化剤を静脈に注入して静脈瘤を硬化させる治療法である。日本では1995年に保険適応となり、現在では静脈瘤治療の標準的な方法として広く行われている。スクレロ療法には、液体硬化剤と泡状硬化剤の2種類があり、静脈瘤の状態に合わせて選択される。液体硬化剤は、静脈壁を直接硬化させる作用がある。泡状硬化剤は、静脈壁に泡を形成して硬化させる作用がある。スクレロ療法は、局所麻酔下で行われるため、痛みはほとんどない。また、日帰り手術で行うことができるため、入院の必要はない。スクレロ療法の合併症として、注射部位の痛み、内出血、血栓症などがある。まれに、アレルギー反応を起こす場合もある。
医療機器・設備・器具

看護師必須用語『ジャクソンリース』とは?

ジャクソンリースの概要 ジャクソンリースはバックバルブマスク(BVM)の1つで、バッグに換気調整弁を有し、気道内圧調整能を有したBVMである。主に人工呼吸器使用時に用いられ、病院での手術時に用いられるBVMである。ジャクソンリースのバッグは柔らかく自然に膨らまないため、使用時はガス供給源からの接続が必要である一方、自発呼吸をバッグの動きで感知できる利点がある。 ジャクソンリースは、1954年にアメリカの医師であるジャクソンによって開発された。ジャクソンリースは、従来のBVMよりも気道内圧を調整しやすく、自発呼吸を感知しやすいという利点があるため、人工呼吸器使用時のBVMとして広く用いられるようになった。 ジャクソンリースは、バッグ、マスク、換気調整弁、気道内圧調整弁で構成されている。バッグは柔らかく自然に膨らまないため、使用時はガス供給源からの接続が必要である。マスクは、患者の口と鼻を覆うように装着される。換気調整弁は、バッグとマスクの間に取り付けられ、気道内圧を調整する。気道内圧調整弁は、マスクと気管の間に取り付けられ、気道内圧を調整する。 ジャクソンリースの使用方法は、次のとおりである。 1. バッグをガス供給源に接続する。 2. マスクを患者の口と鼻を覆うように装着する。 3. 換気調整弁を調整して、気道内圧を適切なレベルに設定する。 4. 気道内圧調整弁を調整して、自発呼吸をバッグの動きで感知できるようにする。 5. バッグを押し下げて、患者の肺に空気を送り込む。 6. バッグを緩めて、患者の肺から空気を排出する。 ジャクソンリースは、人工呼吸器使用時のBVMとして広く用いられている。ジャクソンリースは、従来のBVMよりも気道内圧を調整しやすく、自発呼吸を感知しやすいという利点があるため、人工呼吸器使用時のBVMとして適している。
その他

看護師に欠かせないコミュニケーション術『アサーティブ』

アサーティブとは、自分の要求や意見を、相手の権利を侵害することなく、誠実に、率直に、対等に表現することである。自分の権利を主張するのと同時に、相手の権利も尊重するコミュニケーションスタイルである。アサーティブネス(assertiveness)や、アサーション(assertion)と呼ばれることもある。派生語としては、アサーティブ・コミュニケーションや、アサーティブ・トレーニングなどが挙げられる。 アサーティブな人は、自分の感情や考えを率直に表現することができ、他人の意見にも耳を傾けることができる。また、自分の行動に責任を持ち、他人の行動をコントロールしようとはしない。アサーティブなコミュニケーションは、人間関係を築く上で非常に重要であり、ストレスや不安を軽減するのにも役立つ。
循環器

看護師に必須の用語『サイナス』

サイナスとは、心臓の洞房結節で発生した電気的興奮が正しく反復され、心臓の拍動が一定のリズムに保たれている状態のことである。洞調律や基本洞調律、またはサイナスリズムともいう。サイナスは、心臓の正常なリズムであり、心臓が規則正しく拍動している状態である。サイナスは、心臓の洞房結節で発生した電気的興奮が、心房から心室へと伝わることで、心臓が収縮して拍動する。サイナスは、心臓の健康状態を知る上で重要な指標であり、サイナスの乱れは、心臓病のサインとなることもある。
腎・泌尿器

経尿道的膀胱腫瘍切除術とは?

経尿道的膀胱腫瘍切除術(TURBT)とは、膀胱の内壁に発生した良性腫瘍またはがんを切除するための外科的処置です。TURBTは、尿道から内視鏡を挿入して膀胱を観察し、腫瘍を切除します。 TURBTは、膀胱腫瘍の診断と治療の両方で使用されます。膀胱腫瘍が疑われる場合、TURBTは腫瘍のサンプルを採取し、顕微鏡下で検査するために使用されます。腫瘍ががんであることが判明した場合、TURBTは腫瘍全体を切除するために使用されます。 TURBTは、膀胱がんの標準的な治療法であり、通常は入院を必要としません。手術は通常、全身麻酔下で行われます。TURBTは、膀胱がんの早期発見と治療に有効な方法です。TURBTは、膀胱がんの再発を防止するためにも使用される場合があります。
アレルギー・膠原病

看護師に知っておいて欲しい『ANCA関連血管炎』とは?

ANCA関連血管炎とは、全身の血管に炎症が起きる病気の総称である。ANCAとは、「抗好中球細胞質抗体(こうこうちゅうきゅうさいぼうしつこうたい)」の略で、白血球の一種である好中球に含まれるタンパク質に対する抗体である。ANCA関連血管炎は、このANCAが血管壁の細胞に結合することで炎症が起こると考えられている。 ANCA関連血管炎には、いくつかの種類がある。代表的なものとしては、ベーチェット病、多発血管炎性肉芽腫症、顕微鏡的多発血管炎、好酸球性血管炎などがある。これらの病気は、それぞれ特徴的な症状や経過をたどる。
その他

看護師が知っておきたい『播種性(はしゅせい)』とは?

播種性とは、疾患や病態が種をまいたように全身に広がる様子を指す言葉です。播種とは、本来「畑に種をまくこと」を意味していますが、疾患が種をまいたように全身に広がる様子から、医学用語として使われるようになりました。播種性を示す疾患として、播種性血管内凝固症候群(DIC)や、播種性転移などがよく知られています。 播種性血管内凝固症候群(DIC)は、血液の凝固異常によって、全身の血管内に血栓が形成される疾患です。血栓が形成されることで、臓器や組織への血流が遮断され、様々な症状を引き起こします。播種性転移は、がん細胞が原発巣から離れた部位に転移する疾患です。がん細胞が血管やリンパ管に乗って全身に広がり、転移巣を形成します。播種性転移は、がんの進行に伴って起こることが多く、予後不良となることが多いです。