脳・神経

看護師が知っておきたい『嗜眠』とは?

嗜眠とは、意識障害(意識混濁)の程度の一つである。放っておくと眠り続け、強い刺激を与えないと覚醒し反応しない状態であり、覚醒してもまたすぐに眠ってしまう。傾眠とほぼ同様の意味を持つが、傾眠と昏迷の間を指す意味として用いられることもある。 嗜眠は、睡眠障害や薬物の影響、脳の損傷など、さまざまな原因で起こる可能性がある。一般的な原因としては、睡眠不足、薬の副作用、アルコールや薬物の乱用、うつ病、不安障害などがあげられる。また、脳卒中、脳腫瘍、外傷性脳損傷、感染症、低血糖症なども嗜眠を引き起こす可能性がある。 嗜眠は、軽度から重度までさまざまな程度がある。軽度の嗜眠では、単に眠気を感じたり、集中力が低下したりする程度である。中等度の嗜眠では、覚醒し続けることが困難になり、強い刺激を与えても反応しないことがある。重度の嗜眠では、覚醒することができず、強い刺激を与えても反応しないことがある。 嗜眠は、意識障害の一種であるため、放置すると生命に関わる可能性がある。嗜眠が疑われる場合は、すぐに医師の診察を受ける必要がある。
循環器

看護師に必須!動脈管とは

動脈管は、胎児期に見られる肺動脈と大動脈をつなぐ血管です。ボタロー管とも呼ばれます。肺動脈は心臓から肺に血液を送り、大動脈は心臓から全身に血液を送ります。胎児期には肺が機能していないため、肺動脈に血液を送る必要がありません。そこで、動脈管が開いていて、肺動脈と大動脈をつなぐことで、心臓から全身に血液を送ることができます。 出生後、肺が機能し始めると、動脈管は閉じていきます。動脈管が閉じていないと、心臓から肺に血液が送り込まれてしまいます。これは、肺に過剰な血液が流れ込み、肺水腫を引き起こす可能性があります。
内分泌・代謝・栄養

看護師に必須の用語「ブラッドアクセス」について

ブラッドアクセスとは、血液透析における血液循環の際、患者側の血液の出入り口を指します。正確にはバスキュラーアクセス(vascular access)と呼ぶべきですが、近年商品名であるブラッドアクセスが慣用的に使用されるようになりました。 ブラッドアクセスは、血液透析を行うために必要なもので、血液を透析液に出し入れするための通路となります。ブラッドアクセスには、主に動脈と静脈の2種類があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。 動脈ブラッドアクセスは、動脈から血液を透析液に出し入れする方法です。動脈ブラッドアクセスは、静脈ブラッドアクセスよりも透析液の流れが早く、透析効率が高いというメリットがあります。しかし、動脈ブラッドアクセスは、静脈ブラッドアクセスよりも感染症のリスクが高く、また血栓が形成されやすいというデメリットもあります。 静脈ブラッドアクセスは、静脈から血液を透析液に出し入れする方法です。静脈ブラッドアクセスは、動脈ブラッドアクセスよりも感染症のリスクが低く、また血栓が形成されにくいというメリットがあります。しかし、静脈ブラッドアクセスは、動脈ブラッドアクセスよりも透析液の流れが遅く、透析効率が低いというデメリットもあります。 ブラッドアクセスは、血液透析を行うために必要なもので、血液を透析液に出し入れするための通路となります。ブラッドアクセスには、動脈と静脈の2種類があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。
腎・泌尿器

看護師の知識『尿路管理』

尿路管理とは、排尿障害などを有する患者に対して適切な排尿法を確立することである。目的としては、まず上部尿路障害および腎機能障害、尿路感染症の予防が挙げられる。また、尿失禁をコントロールすることによる患者本人や介護者のQOL改善や、患者が社会生活へ適応するための支援なども尿路管理の目的の一つである。 尿路管理は、患者の状態に合わせてさまざまな方法で行われる。排尿障害が軽度の場合には、排尿を促す薬を投与したり、膀胱に尿を貯めるための訓練を行ったりする。排尿障害が重度の場合には、尿道カテーテルを挿入したり、膀胱瘻を造設したりする必要がある。 尿路管理を行う際には、患者のプライバシーに配慮することが重要である。また、尿路感染症の予防のため、清潔に保つことも大切である。
脳・神経

看護師に必須の用語『運動』とは?

-運動の種類- 運動は、大きく分けて随意運動と不随意運動の2種類に分類されます。随意運動とは、自分の意思で行う運動のことです。例えば、歩いたり、走ったり、物を持ち上げたりするなどはすべて随意運動です。一方、不随意運動とは、自分の意思に関わらず起こる運動のことです。例えば、心臓の鼓動や、呼吸、胃腸の蠕動などはすべて不随意運動です。 随意運動は、さらに反射運動と随意運動に分類されます。反射運動とは、特定の刺激に対して反射的に起こる運動のことです。例えば、膝を叩くと膝が伸びる膝蓋腱反射などは反射運動です。随意運動とは、自分の意思で意識的に行う運動のことです。例えば、歩いたり、走ったり、物を持ち上げたりするなどはすべて随意運動です。 不随意運動は、さらに自律運動と異常運動に分類されます。自律運動とは、心臓の鼓動や、呼吸、胃腸の蠕動など、生命を維持するために必要な運動のことです。異常運動とは、自分の意思に関わらず起こる異常な運動のことです。例えば、てんかん発作時のけいれんや、パーキンソン病の震えなどはすべて異常運動です。
脳・神経

ALSとは何か?原因と症状、治療法を解説

ALS(筋萎縮性側索硬化症)とは、四肢脱力のほかに呼吸筋を含めた全身の筋肉の萎縮・脱力をきたす疾患群の総称です。進行性の神経難病であり、筋肉の機能が悪化し、運動障害や呼吸障害などが現れる病気です。ALSは、運動ニューロンが障害されて起こる病気です。運動ニューロンは、脳や脊髄から筋肉に信号を送る神経細胞で、筋肉の動きを制御しています。ALSでは、運動ニューロンが障害されることで、筋肉に信号が正しく伝わらず、筋肉の動きが悪くなってしまいます。ALSは、発症する年齢や進行の速度、症状の出方に個人差があり、ALSを発症した人の症状もさまざまです。ALSは、どのような病気かがわかっていないため、根本的な治療法はありません。しかし、ALSの進行を遅らせたり、症状を緩和したりするための治療法はあります。ALSは、筋萎縮性側索硬化症の略語です。
循環器

看護師が知っておきたい心係数の重要性とは?

心係数とは、心拍出量を個々人の体格差を補正するために、体表面積当たりに換算した心機能を表す指標である。血行動態学を把握する指標の一つである。単位はL/min/m2を用いる。心係数は、心拍数と1回の心拍出量を掛け合わせて計算する。心拍数は、1分間の心臓の拍動数であり、心拍出量は、1回の心拍で心臓から送り出される血液の量である。心係数は、個人の体格に関係なく、心機能を評価することができるため、臨床現場において広く用いられている。心係数は、正常値は2.5~4.0L/min/m2である。心係数が正常範囲よりも低い場合、心不全や心筋症などの心臓疾患が疑われる。また、心係数が正常範囲よりも高い場合、甲状腺機能亢進症や貧血などの疾患が疑われる。
小児科

ラクトフェリンとは?その効能と働きを徹底解説

ラクトフェリンとは、抗微生物活性、ビフィズス菌増殖作用、鉄吸収調節作用、細胞増殖調節作用、抗炎症作用、免疫調節作用など多彩な生理機能を持つ分子量約8万の鉄結合性糖タンパク質である。牛乳、人乳、および他の哺乳動物の乳汁に含まれている。また、涙、唾液、鼻水、および気管支分泌物にも含まれている。 ラクトフェリンは、牛乳の約0.5~1%を占めるタンパク質であり、特に初乳に多く含まれる。ラクトフェリンは、牛乳から作られた乳清タンパク質の濃縮物や、母乳のタンパク質を加水分解して作られた乳幼児用粉ミルクにも含まれている。 ラクトフェリンは、その抗菌活性で知られている。ラクトフェリンは、大腸菌、サルモネラ菌、ブドウ球菌、レンサ球菌などの細菌の増殖を阻害することが知られている。また、ラクトフェリンは、ヘルペスウイルス、インフルエンザウイルス、アデノウイルスなどのウイルスの増殖も阻害することが知られている。 ラクトフェリンは、ビフィズス菌の増殖を促進する作用も持っている。ビフィズス菌は、腸内細菌叢の優勢菌であり、腸内環境を改善し、免疫機能を高める働きがある。 ラクトフェリンは、鉄の吸収を調節する作用も持っている。ラクトフェリンは、鉄と結合して鉄をキレートし、鉄の吸収を促進する。また、ラクトフェリンは、腸管の鉄の吸収を阻害する物質であるフィチン酸と結合してフィチン酸の鉄吸収阻害作用を阻害する。
小児科

看護師の重要用語『情緒』について

情緒とは、感情のことである。個人の中で生じる主観的な心理変化であり、身体的な変化を伴うこともある。情緒は、喜び、悲しみ、怒り、恐れ、驚きなどのように、さまざまな種類がある。これらの情緒は、状況や出来事に対する反応として生じ、行動や思考に影響を与える。 情緒は、人間の生活において重要な役割を果たしている。情緒は、私たちが世界を認識し、意味づけ、他者とコミュニケーションをとるための手段である。また、情緒は、私たちが мотивациюを得たり、目標を達成したりするための原動力にもなる。 しかし、情緒は、私たちに悪影響を及ぼすこともある。例えば、強いストレスを感じると、不安や抑うつなどのネガティブな情緒が生じ、身体的にも精神的にも悪影響を及ぼすことがある。また、情緒に任せて行動すると、衝動的な行動をとってしまい、後悔することがある。 そのため、情緒を上手にコントロールすることが大切である。情緒をコントロールするには、まず自分の情緒を認識し、理解することが必要である。また、ネガティブな情緒が生じたときには、それを否定したり、抑圧したりするのではなく、受け入れ、対処することが大切である。
循環器

トレッドミルとは?知っておきたい看護師の用語

トレッドミル運動負荷試験は、心臓の健康状態を評価するために使用される検査です。この試験では、患者さんはトレッドミルの上を歩き、その間、心拍数、血圧、心電図が測定されます。検査中は徐々に行う速度と傾斜度を上げていきます。トレッドミル運動負荷試験は、心臓発作のリスクが高いかどうかを判断するために使用されたり、冠動脈疾患の診断や治療の経過をモニターするためにも使用されます。 トレッドミル運動負荷試験では、患者さんはトレッドミルの上を歩くように指示されます。検査中は、心拍数、血圧、心電図が測定されます。トレッドミル運動負荷試験は、通常、最大12分間続きます。検査中は、徐々に行う速度と傾斜度を上げていきます。 トレッドミル運動負荷試験は、心臓発作のリスクが高いかどうかを判断するために使用されたり、冠動脈疾患の診断や治療の経過をモニターするためにも使用されます。この検査は、心臓の健康状態を評価するために使用される安全で効果的な方法です。
腎・泌尿器

透析患者のシャント機能不全とは?

シャント機能不全とは、人工的に作られた血管や体液を流すためのチューブが、つまってしまったり、漏れたりして、必要な働きができなくなってしまう状態のことを指す。シャント術は、血液透析患者や水頭症患者などを対象に行われるが、手術後一定期間が経つと、シャント機能不全が起こることがある。原因としては、血栓の形成、感染、ステノシス(狭窄)、破裂などがあり、症状としては、発熱、疼痛、腫脹、皮疹などがあらわれる。治療法としては、薬物療法、外科的処置、シャント再建術などがある。シャント機能不全は、重症化すると生命を脅かすこともあるため、定期的な検査やモニタリングを行い、早期に発見・治療することが重要である。
組織・制度

看護師が知っておくべきCROとは?

CRO(しーあーるおー、Contract Research Organization)とは、受託臨床試験機関のことである。CROは、製薬会社から治験業務を受託する企業である。製薬企業から治験を委託されたCROは、治験実施施設にCRAを派遣し、治験のモニタリング業務を行う。CROは、モニタリング業務以外にも、質の高い臨床試験を実施できるよう、試験実施計画書(プロトコル)を作成したり、データマネジメント(DM)・統計解析を行ったりする。 CROは、製薬会社にとって重要なパートナーである。CROは、製薬会社が自社では実施できない治験業務を代行することで、製薬会社の治験実施をサポートする。CROは、治験実施施設との窓口となり、治験の実施を円滑に進める役割も果たす。 CROの役割は、近年ますます重要になっている。それは、臨床試験が複雑化し、グローバル化しているためである。臨床試験が複雑化すると、製薬会社が自社だけで治験を実施することが困難になる。また、臨床試験がグローバル化すると、複数の国で治験を実施する必要が生じる。CROは、複数の国で治験を実施するノウハウを持っており、製薬会社のグローバルな治験をサポートすることができる。
呼吸器

知っておきたい、看護師必須のアスベスト用語

アスベストとは、ケイ酸を主成分とする繊維状の鉱物です。石綿とも呼ばれ、耐熱性・絶縁性・保温性・防火性等に優れており加工もしやすく安価なため、建材などに広く使用されてきました。しかし、1960年代よりアスベストに関連した肺がんや悪性中皮腫の危険性が問題となり、現在では一部の例外を除き、製造・輸入・使用・譲渡・提供は禁止されています。また、アスベストに関連した健康被害は労働災害や公害として社会問題となっています。
脳・神経

知っておきたい看護師必須の『疼痛』について

疼痛とは、痛みのことである。痛みは、皮膚や粘膜、骨膜、内蔵の自由神経終末が刺激されて起こる。疼痛には、外的刺激から危険を察知し、身体を守る防御反応と、身体に異常があることを知らせる警告の2つの役割がある。 疼痛は、急性疼痛と慢性疼痛の2つに分けられる。急性疼痛は、突然起こり、短期間で治まる痛みである。慢性疼痛は、3か月以上続く痛みである。慢性疼痛は、がん、関節リウマチ、変形性関節症などの疾患が原因となることが多い。 疼痛は、身体的な症状だけでなく、精神的な症状も引き起こすことがある。疼痛があると、不安、抑うつ、不眠などの症状が出ることがある。また、疼痛は、日常生活に支障をきたすことがある。疼痛があると、仕事や家事、趣味などができなくなることがある。 疼痛の治療には、薬物療法、理学療法、作業療法、心理療法などがある。疼痛の治療は、疼痛の原因によって異なる。
職種・資格

看護師とは?役割や資格・必要なスキル

看護師とは、病気やけがをした人のケアや診療の補助を行う医療専門職です。看護師になるためには、専門の教育課程を修了し、看護師国家試験に合格しなければなりません。 看護師の主な仕事は、患者の健康状態を観察し、治療計画を作成し、薬を投与し、患者のケアを行うことです。また、患者の家族への説明や相談も行います。看護師は、患者の命を預かる責任の重い仕事ですが、やりがいのある仕事でもあります。 看護師になるには、専門の教育課程を修了する必要があります。看護師養成課程は、大学、短期大学、専門学校などで開講されています。看護師養成課程では、看護学の基礎知識や実習が行われます。 看護師養成課程を修了すると、看護師国家試験を受けることができます。看護師国家試験は、看護師として働くために必要な知識や技能を問う試験です。看護師国家試験に合格すると、看護師として働くことができます。 看護師は、病院、診療所、クリニック、老人ホーム、訪問看護ステーションなど、様々な場所で働いています。看護師の仕事は、患者の命を預かる責任の重い仕事ですが、やりがいのある仕事でもあります。
その他

看護師に必須の用語『う蝕』とは?

う蝕は、歯の感染症の一種で、歯の組織が溶けて穴が開く病気です。う蝕の原因は、口腔内の細菌(主にミュータンスレンサ球菌)が作り出した酸によって、歯のカルシウムやリンを溶かすことです。う蝕は、進行段階によって、エナメル質う蝕、象牙質う蝕、歯髄う蝕の3つに分類されます。エナメル質う蝕は、う蝕の初期段階で、歯の表面のエナメル質が溶け始めます。この段階では、歯の表面の色が白濁したり、褐色や黒色になったりします。象牙質う蝕は、エナメル質う蝕が進行して、歯の象牙質が溶け始めます。この段階では、歯がしみたり、痛みを感じたりします。歯髄う蝕は、象牙質う蝕がさらに進行して、歯の神経が入っている歯髄にまで達した状態です。この段階では、激しい痛みを感じたり、歯が壊死したりします。
検査・診断

看護師必携!抗原検査について知っておくべきこと

抗原検査とは、免疫応答を引き起こす物質(抗原)を検出する検査です。抗原は、細菌やウイルスなどの病原体だけでなく、花粉やダニなどのアレルギー物質も含まれます。抗原検査は、血液、尿、便、喀痰などの検体を用いて行われます。抗原検査は、感染症の診断やアレルギーの原因を特定するために使用されます。また、抗原検査は、ワクチンの有効性を評価するためにも使用されます。抗原検査は、一般的に、迅速検査として行われます。迅速検査は、数分で結果が得られるため、感染症の早期診断や治療開始に役立ちます。抗原検査は、感染症の早期発見や治療開始に役立つ重要な検査です。
産婦人科

顕微授精:不妊治療の希望の光

顕微授精とは、受精の過程を人為的に顕微鏡下に操作し、受精を助ける体外受精方法のことである。卵子と精子を体外に取り出して、顕微鏡を見ながら精子を卵子に直接注入する方法である。顕微授精は、男性不妊症や女性不妊症、原因不明の不妊症など、さまざまな不妊原因に対応できる方法である。 顕微授精は、体外受精の一種であり、体外で受精させた卵子を子宮に戻す方法である。体外受精は、不妊症の治療法として広く行われており、顕微授精は体外受精の中でも、より高度な技術を必要とする方法である。
消化器

看護師に欠かせない用語「ラパ」の意味と関連する手術

ラパとは、腹腔鏡(ふくくうきょう)のことである。腹腔鏡とは、お腹の中を調べるためのカメラのことである。お腹に小さな穴を開けて、カメラを入れることで、お腹の中の様子をモニターで見ることができる。腹腔鏡は、胆嚢摘出手術や子宮摘出手術など、さまざまな手術に使用されている。 腹腔鏡を指すLaparoskopie(ドイツ語)の頭の言葉をとって、ラパと呼ばれるようになった。腹腔鏡を使った胆嚢摘出手術のことをラパ胆などと呼ぶ。 ラパは、腹腔鏡下手術の際に使用される器具の一種である。腹腔鏡下手術とは、腹腔鏡を使って行う手術のことである。ラパは、腹腔内に挿入して、カメラの映像をモニターに映し出す役割を果たす。 ラパには、さまざまな種類がある。最も一般的なのは、硬性ラパで、これは、先端が固定されたラパである。また、軟性ラパは、先端が曲がるラパである。軟性ラパは、狭い場所にも挿入することができるため、より複雑な手術に使用される。 ラパは、腹腔鏡下手術において重要な役割を果たす器具である。ラパを使用することで、医師は、お腹の中の様子をモニターで見ることができ、安全かつ正確に手術を行うことができる。
産婦人科

看護師に必須の用語~着床とは?~

着床とは、受精卵が子宮内膜に付着し、妊娠が成立するプロセスです。受精が起こると、受精卵は卵管を通って子宮に移動します。移動中に、受精卵は細胞分裂を繰り返し、胚盤胞と呼ばれる構造になります。胚盤胞は、外胚葉、内胚葉、中胚葉の3つの胚葉で構成されています。外胚葉は、皮膚、神経系、感覚器官を形成します。中胚葉は、骨、筋肉、心臓、血管を形成します。内胚葉は、消化器系、呼吸器系、泌尿器系を形成します。 胚盤胞が子宮に到着すると、内膜に付着します。このプロセスを着床といいます。着床は、胚盤胞が内膜に侵入し、栄養素や酸素を受け取ることで行われます。着床が成功すると、妊娠が成立します。
整形外科

看護師が知っておきたい『介達痛』とは?

介達痛とは、骨折の患部から離れた場所を刺激した際、患部に生じる痛みのことです。軸圧痛とも呼ばれます。介達痛は、骨折の患部と離れた場所に存在する神経が、骨折の患部からの刺激を伝達することで起こります。この神経は、痛みを脳に伝える役割を果たしています。介達痛は、骨折の患部を直接刺激したときよりも、骨折の患部から離れた場所を刺激したときに強く起こることが多いです。介達痛は、骨折の患部が治癒するにつれて、徐々に消失していきます。
救急・ICU

知っておきたい『緊急室開胸手術』の重要用語

緊急室開胸手術とは、心臓や肺などの胸部の臓器に損傷を受けた患者に対して、緊急に行われる手術のことです。この手術は、手術室まで移動することができない、一刻を争う状態の重篤な患者に対して行われます。緊急室開胸手術は、救急室開胸手術とも呼ばれ、一般的には、救急室や初療室などの医療施設で行われます。この手術は、患者の命を救うために必要な処置であり、高度な外科的技術と経験を必要とするため、専門の外科医が行います。緊急室開胸手術は、患者の状態に応じて、さまざまな方法で行われます。最も一般的な方法は、胸部の正中線を切開して、胸腔を開く方法です。この方法では、心臓や肺、食道などの臓器に直接アクセスすることができます。緊急室開胸手術は、患者の状態が安定するまでは、数時間にわたって行われることもあります。手術後は、患者は集中治療室で経過観察を受け、回復を待ちます。
産婦人科

看護師が知っておくべきNICUとは?

新生児特定集中治療室(NICU)とは、何らかの疾患のある新生児を集中的に管理・治療するための部屋・部門のことである。早産児や低出生体重児、先天性心疾患を患った新生児などが対象となる。 保育器や人工呼吸器、心拍数を監視する機器、子ども用の点滴器具などを備えており、24時間体制で新生児のケアを行っている。NICUのスタッフは、新生児の専門知識を持つ医師や看護師が中心となって構成されている。 NICUに入院する新生児は、出生直後から数週間~数ヶ月間、場合によっては数年間にわたって治療を受けることになる。治療内容は、疾患の種類や重症度によって異なるが、輸血や投薬、外科手術などが行われることもある。 NICUでの治療は、新生児の命を救うために欠かせないものであるが、同時に、新生児とその家族に大きな負担がかかることも事実である。NICUに入院している新生児の家族は、我が子の容態を心配したり、治療費の負担に悩んだりすることが多い。 しかし、NICUのスタッフは、新生児と家族に寄り添いながら、治療をサポートしている。新生児の命を救い、家族の笑顔を取り戻すために、日々奮闘しているのである。
感染

看護師に必須の用語『狂犬病』

狂犬病とは、狂犬病ウイルスを保持するさまざまな哺乳類動物(イヌ、ネコ、コウモリなど)に噛まれたり引っ掻かれたりすることで起こる感染症です。人畜共通感染症の一つであり、全数報告対象である4 類感染症に定められています。 狂犬病ウイルスは、動物の唾液を介して感染します。狂犬病ウイルスに感染した動物が人を噛んだり引っ掻いたりすると、ウイルスが傷口から体内に侵入します。ウイルスの潜伏期間は数日から数ヶ月と幅広く、平均的には2~3ヶ月です。潜伏期間中は、通常は症状は現れません。 潜伏期間が過ぎると、狂犬病の症状が現れます。初期症状は、発熱、頭痛、筋肉痛、食欲不振などの一般的なインフルエンザ様の症状です。その後、数日~数週間かけて症状が進行し、不眠、興奮、幻覚、けいれん、麻痺などの神経症状が現れます。最終的には、呼吸不全や心不全で死亡します。 狂犬病を発症すると、ほとんどの場合死亡します。現在のところ、狂犬病に特効薬はありません。治療法としては、支持療法とワクチン接種が行われます。支持療法とは、症状を緩和するための治療法であり、ワクチン接種とは、狂犬病ウイルスに対する免疫力を獲得するための治療法です。 狂犬病は、ワクチン接種によって予防することができます。狂犬病ワクチンは、犬や猫などのペットに接種することが義務付けられています。また、狂犬病の流行地域に旅行する際には、渡航前に狂犬病ワクチンを接種することが推奨されています。