血液・造血

看護師に必須!血液の知識

血液とは、血漿と血球(赤血球、白血球、血小板)を合わせたものです。血液は、体重の約7%にあたる約4~5リットルであり、成人の平均的な血液量は体重の約13分の1になります。血液は動脈、静脈、毛細血管のネットワークを流れ、体の隅々に酸素や栄養素を運び、老廃物を回収しています。また、血液には、体を守るための役割があります。白血球は、細菌やウイルスなどの異物を攻撃し、血小板は、血管が傷ついたときに血を止めるのを助けます。血液は、体にとって欠かせないものです。血液が不足すると、酸素や栄養素が不足して、さまざまな障害が起こります。
循環器

看護師必携!心筋梗塞の基礎知識

心筋梗塞とは、心臓の筋肉(心筋)に酸素や栄養を供給している血管(冠動脈)が血栓やプラークなどで閉塞して血流が低下した結果、心筋が虚血に陥り壊死した病態である。虚血性心疾患の一種であり、心疾患の中でも最も重篤な疾患の一つである。 心筋梗塞は、冠動脈の閉塞部位や程度によって、いくつかのタイプに分類される。最も一般的なのは、冠動脈の一部分が完全に閉塞するST上昇型心筋梗塞(STEMI)である。また、冠動脈の一部が部分的に狭窄して血流が低下する非ST上昇型心筋梗塞(NSTEMI)もある。 心筋梗塞の症状は、胸の痛み、息切れ、吐き気、嘔吐、冷や汗などである。症状は突然現れることが多く、数分間から数時間続く。心筋梗塞が疑われる場合は、すぐに救急車を呼んで病院に搬送される必要がある。 心筋梗塞の治療には、冠動脈の閉塞を解除する薬物療法や手術療法などがある。また、心筋梗塞後の心臓機能を維持するためには、食事療法や運動療法などの生活習慣の改善も重要である。
その他

看護師が知っておくべき『ツモール』とは?

ツモールの基礎知識 ツモールとは、腫瘍のことです。腫瘍は、正常な細胞が異常な増殖を続けてできるものです。ツモールは、良性と悪性に分けられます。良性腫瘍とは、周りの組織に浸潤したり、転移したりしない腫瘍のことです。悪性腫瘍とは、周りの組織に浸潤したり、転移したりする腫瘍のことです。 ツモールは、全身のあらゆる臓器や組織に発生することがあります。最も多いのは、皮膚、消化器系、呼吸器系、泌尿器系のツモールです。ツモールの原因は、遺伝子異常、環境因子、生活習慣など、さまざまな要因が考えられています。 ツモールの症状は、腫瘍の種類や部位によって異なります。一般的には、しこり、痛み、出血、発熱、体重減少などの症状が現れます。ツモールの診断は、血液検査、画像検査、組織検査などによって行われます。 ツモールの治療法は、腫瘍の種類、進行度、患者の年齢や全身状態などによって異なります。主な治療法としては、手術、放射線療法、化学療法、免疫療法などがあります。 ツモールの予防は、難しく、すべてを完全に予防することはできませんが、生活習慣の改善や定期的な健康診断を受けることによって、ツモールの発生リスクを減らすことができます。
小児科

看護師が知っておくべき学習障害

学習障害とは、文部科学省の定義によると、全般的な知的障害はないものの、話す、聞く、書く、読む、計算する、または推論するといった能力のうち、特定の能力の習得と使用が著しく困難な状態を指します。アメリカ精神医学会の診断基準であるDSM-5では限局性学習症とも呼ばれています。 学習障害は、発達障害の一種であり、幼少期から青年期にかけて発症することが多いです。学習障害の種類はさまざまで、大きく分けて、読み書き障害、数学障害、注意欠陥・多動性障害、およびその他の学習障害の4つに分類されます。 読み書き障害は、文字の読み書きが困難な障害です。数学障害は、数字や計算が困難な障害です。注意欠陥・多動性障害は、注意力が散漫で、衝動的に行動する障害です。その他の学習障害には、言語障害、運動障害、社会性障害などが含まれます。 学習障害は、遺伝的な要因や脳の機能障害などが原因で発症すると考えられています。学習障害のある子どもは、学習や日常生活に困難を抱えることが多く、学校や社会生活で問題を起こしやすいです。 学習障害の治療法はありませんが、早期に発見して適切な支援を行うことで、症状を軽減し、社会生活への適応を図ることができます。学習障害のある子どもには、特別な教育支援が必要であり、学校や教育委員会は、学習障害のある子どもに適切な教育を提供する必要があります。
その他

看護師必見!ラボデータの基礎知識と注意点

ラボデータとは、一般的に血液検査結果のことを指す。Laboratory Dataの略。血液検査結果とは、血液中の成分を測定して得られる数値やその他の情報のことである。血液中の成分には、赤血球、白血球、血小板、ヘモグロビン、白血球、血小板、ヘモグロビン、血糖値、脂質、酵素、ホルモンなどがある。これらの成分を測定することで、貧血、感染症、糖尿病、高脂血症、肝機能障害、腎機能障害、甲状腺機能障害などの疾患の有無や進行度を調べることができる。また、薬物の効果や副作用を調べるためにも用いられる。 ラボデータは、医師が患者の病気を診断したり、治療方針を決めたりする上で重要な情報となる。また、看護師が患者の状態を把握したり、ケアプランを作成したりする際にも重要な情報となる。
呼吸器

看護師に必須の用語『バイトブロック』

バイトブロックとは? バイトブロックとは、気管挿管・人工呼吸管理中の患者が気管チューブを噛んでチューブを閉塞させてしまわないための医療器具です。全身麻酔時の患者や集中治療室の患者に用いられます。気管チューブは柔らかい素材で作られているため、歯で噛みつぶすことができます。そのため、歯で噛むことでチューブが閉塞・破損につながる恐れがあります。 バイトブロックは、患者が麻酔から覚醒した際、チューブの違和感で歯をくいしばることが多い際に使用されます。このときにバイトブロックがないとチューブが閉塞して呼吸が障害されることがあります。呼吸が障害されると、さらに力を込めて歯をくいしばることで悪循環に陥ります。上気道が閉塞された状態で過度の吸気努力をすると、胸腔内が非常に強い陰圧になるため、陰圧性肺水腫を引き起こす危険性もあります。吸気努力が強い若く強靭な男性ほど、抜管後に陰圧性肺水腫を起こすリスクが高まります。 バイトブロックを使用することで、これらのリスクを軽減することができます。また、バイトブロックを使用することで気管チューブの位置ずれも防止できます。
内分泌・代謝・栄養

オキシトシンとは?その役割や分泌を刺激する因子

オキシトシンとは、下垂体後葉から分泌されるホルモンである。別名「出産ホルモン」「愛情ホルモン」とも呼ばれ、鎮静効果や抗利尿作用、子宮収縮作用がある。 分娩の際には、オキシトシンの分泌量が増加して子宮の収縮が起こり、分娩が進行する。また、授乳の際にはオキシトシンの分泌量が増加して乳管が収縮し、母乳が分泌される。さらに、愛情表現や性的興奮によってもオキシトシンの分泌量が増加することが知られている。 オキシトシンは、社会的な絆を形成したり、ストレスを軽減したりする役割も担っている。そのため、オキシトシンは「愛情ホルモン」や「絆ホルモン」と呼ばれることもある。
腎・泌尿器

看護師必見!膀胱訓練を徹底解説

膀胱訓練とは、尿意を感じてから排尿をなるべく我慢し、少しずつ排尿間隔を延長させることで膀胱容量を増やし、畜尿症状を改善させる訓練法のことです。広義の膀胱訓練としては、定時排尿、習慣排尿法、排尿促進法とあわせて計画療法と呼ばれています。膀胱訓練は、過活動膀胱(OAB、overactive bladder)などで行動療法の一つとして行われます。そのほか、切迫性尿失禁、腹圧性尿失禁、混合性(切迫性+腹圧性)尿失禁の治療としても有効です。 膀胱訓練を実施する際には、排尿間隔を少しずつ伸ばしていくことが大切です。最初は1~2分程度我慢し、徐々に5分、10分と伸ばしていきます。また、排尿する際はできるだけゆっくりと行い、膀胱を完全に空っぽにするようにしましょう。膀胱訓練には、排尿を我慢することで膀胱の筋肉を強化する効果があります。また、尿意を感じてから排尿するまでの時間をコントロールできるようになり、尿失禁の予防にもつながります。
その他

看護師に必須の用語『ナウゼア』

ナウゼアとは、嘔気(吐き気)、悪心のことである。同様の意味の英語nauseaに由来する。正確な英語の読みは「ノーズィア」。症状をあらわす業界用語にはほかに、アストマやヘモるなどがある。 ナウゼアは、吐き気、胸のむかつきなどの不快な感覚を特徴とする。吐き気は、吐きたいという感覚であり、胸のむかつきは、胸が重く詰まった感じである。ナウゼアは、さまざまな原因で起こる可能性があり、最も一般的な原因は、消化器系の問題である。例えば、食物中毒、胃炎、胃潰瘍、腸閉塞などである。また、妊娠、乗り物酔い、薬の副作用などによっても起こる可能性がある。 ナウゼアは、通常は単独で起こるが、他の症状を伴う場合もある。例えば、嘔吐、下痢、腹痛、頭痛などである。また、ナウゼアは、脱水症状を引き起こす可能性もある。脱水症状は、体内の水分や電解質が不足した状態であり、疲労、めまい、口渇などさまざまな症状を引き起こす。
腎・泌尿器

看護師が知るべき『自家移植』

-自家移植の種類- 自家移植には、植皮、自家腎移植、造血幹細胞の自家移植の3種類があります。 -植皮- 植皮は、皮膚の移植です。火傷や外傷による皮膚の欠損部位、火傷や外傷が治癒した後の瘢痕の切除部位、ケロイドなどの切除部位、痣(あざ)などの切除部位、合指症などに対して、指を切り離した後の皮膚の欠損部位などに用いられます。近年は、患者自身から皮膚の小片を採取し、大きな広い皮膚に培養してから、移植に用いる研究もおこなわれています。 -自家腎移植- 自家腎移植とは、腎臓に対する外科的な治療において、一時的に腎臓を体外に摘出し、手術操作後につなぎ直す方法のことです。狭い術創内で複雑な操作を行うよりも、安全かつ確実であることが見込まれる場合に用いられます。主な適応は、複雑な腎血管病変、単腎に発生した腫瘍、複雑な腎結石、広範囲の尿管病変、腎内の動脈瘤などです。 -造血幹細胞の自家移植- 造血幹細胞の自家移植は、悪性リンパ腫や多発性骨髄腫などの血液がん治療の一部としておこなわれます。悪性リンパ腫や多発性骨髄腫は、リンパ球が腫瘍化した疾患です。あらかじめ患者自身の造血幹細胞を採取し凍結保存し、通常と比べ大量の化学治療をおこなった後に、移植する。移植をしなければ白血球や血小板が回復しない、あるいは回復に1カ月以上の長期を要するが移植によって、患者の造血能の早期回復を期待する。自家移植に用いる造血幹細胞は、ほとんどの場合、末梢血から採取します。治療の一環として造血幹細胞の自家移植をおこなう条件は、原則65歳以下までで、重篤な臓器障害がなく抗生剤治療を要するような感染症に罹患していないこと、十分な造血能を有すること。(末梢血幹細胞の採取のため)、抗癌剤に対する十分な感受性を有することなどです。
組織・制度

症例報告書(CRF)とは?看護師が知っておくべきポイント

症例報告書(CRF)とは、臨床試験を行った際の患者の検査データや副作用などの情報をとりまとめた報告書のことである。CRF(Case Report Form)と呼ぶのが一般的。症例報告書は、臨床試験の参加者全員について作成され、製薬会社や治験管理委員会に提出される。また、研究の結果を報告する論文や学会発表などにも使用される。 * 研究の目的と仮説を明確にする。 * 研究の対象となる参加者の基準を定める。 * 研究で収集するデータの種類と方法を定める。 * データを収集し、CRFに記録する。 * データを分析し、研究の目的を達成したかどうかを評価する。
呼吸器

COPD とは?原因や症状、治療法を知る

COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは、気道や肺胞の異常による慢性的な呼吸器症状を特徴とする肺疾患です。COPD の最も重要な危険因子は喫煙であり、受動喫煙やバイオマス燃料の煙を含むその他の曝露も原因となります。COPD の一般的な症状には、息切れ、咳、痰、息切れが含まれます。COPD は進行性の疾患であり、時間の経過とともに悪化する場合があります。COPD の治療法はありませんが、症状を改善し、病状の進行を遅らせるための治療法はあります。COPD の主な治療法には、気管支拡張薬、ステロイド、長期酸素療法などが含まれます。COPD 患者は、定期的に医師の診察を受け、肺の機能を監視し、治療計画を調整する必要があります。COPD は、しばしば、肺癌や心臓病などの他の病気を引き起こす可能性があるため、早期に診断して治療することが重要です。
内分泌・代謝・栄養

看護師に必須の用語『血糖』とは

血糖とは、血中のグルコース(ブドウ糖)の濃度のことである。グルコースは、炭水化物や糖質を分解して得られるエネルギー源であり、体の細胞が活動するために必要な栄養素である。 血糖値は、食事や運動、ストレスなどによって変動する。食事をすると、血糖値は上昇する。運動をすると、血糖値は下降する。ストレスを受けると、血糖値は上昇する。 血糖値の上昇は、インスリンの分泌を促す。インスリンは、血糖値を下げる働きをするホルモンである。インスリンが分泌されると、グルコースが細胞に取り込まれて、エネルギーとして利用される。 血糖値が上昇したままだと、糖尿病を発症するリスクが高くなる。糖尿病は、血糖値が高い状態が続く病気である。糖尿病になると、血管が傷つき、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞など、さまざまな合併症を引き起こす。 看護師は、血糖値を管理することが重要である。血糖値を管理するためには、食事療法や運動療法、薬物療法などを行う。また、看護師は、糖尿病患者に血糖値を自己管理する方法を指導する。
産婦人科

看護師に知っておいてほしいトレンデレンブルグ体位の要点

トレンデレンブルグ体位は、仰向けで頭部より下半身を高く保つ体位のことである。「骨盤高位」とも言われる。トレンデレンブルグという名称は、ドイツの外科医フリードリヒ・トレンデレンブルグに由来する。 トレンデレンブルグ体位には、静脈還流を増加させて血圧を上昇させる目的がある。ショック時に取らせることもある。また、下肢の浮腫を軽減したり、腹部手術後の腸蠕動を促進したりする目的でも用いられる。 トレンデレンブルグ体位は、ベッドに横になった状態で、下半身を枕やクッションなどで高くするだけで簡単に取ることができる。ただし、長時間この体位を維持すると、腰痛や下肢の痺れなどの症状が出現する可能性がある。そのため、定期的に体位を変えながら行うことが大切である。
呼吸器

看護師に必須!誤嚥性肺炎の基礎知識

誤嚥性肺炎は、誤って唾液や食べ物、逆流した胃の内容物を気道に吸い込むことで起こる肺炎の一種です。誤嚥は、嚥下反射が弱まっている高齢者や寝たきりの患者さんに多くみられます。嚥下反射とは、食べ物を飲み込む際に気管への侵入を防ぐために咽頭が自動的に閉じる反射のことです。しかし、嚥下反射が弱まると、食べ物が気管に誤嚥しやすくなり、誤嚥性肺炎のリスクが高まります。 誤嚥性肺炎の症状には、発熱、咳、痰、息切れなどがあります。また、食欲不振、倦怠感、脱水症状などの症状もみられます。特に、高齢者や寝たきりの患者さんは、誤嚥性肺炎を発症しても症状が軽微なことが多く、発見が遅れるケースもあります。誤嚥性肺炎は、適切な治療を受けなければ、重症化して死に至ることもあります。
循環器

看護師が知っておくべき血圧の基礎知識

血圧とは、血液が血管内を移動する際に、血管壁が受ける血液からの圧力のことである。血圧は、心拍出量と末梢血管抵抗を用いて計算し測定することができる。心拍出量とは、1分間に心臓から送り出される血液の量であり、末梢血管抵抗とは、血管の抵抗のことである。血圧は、心臓から遠いほど低くなる。これは、血管が細くなるにつれて血流が遅くなり、血管壁にかかる圧力が小さくなるためである。血圧は、健康状態を判断する重要な指標である。血圧が高いと、心臓や血管に負担がかかり、脳卒中や心筋梗塞などの疾患を引き起こすリスクが高くなる。血圧は、薬物や生活習慣の改善によって下げることができる。
脳・神経

メラトニンとは?睡眠・覚醒リズムを調節するホルモン

メラトニンは、脳の松果体で合成されるホルモンです。睡眠・覚醒リズムを調節する働きがあり、周囲が薄暗くなることを感知して分泌が亢進され、午後11時〜午前3時頃に血中濃度はピークを迎えます。ヒトにおいては睡眠を促進する効果があるため、これにより、昼行性の日内リズムを作っているとされています。 また、メラトニンの分泌量は季節によっても変動し、夜が長い秋・冬のほうが、春・夏に比べて血中濃度が高くなることが知られています。このため、季節性情動障害の一因と言われています。
小児科

新生児呼吸窮迫症候群:知っておくべき知識と対応策

新生児呼吸窮迫症候群とは、新生児期に引き起こされる呼吸窮迫症候群のことです。肺サーファクタントが足りないため、必要な酸素を十分に取り入れられなくなる疾患です。在胎37週未満出生の新生児に最もよく起こるもので、未熟性が高いほど欠乏の程度も高くなります。 肺サーファクタントとは、肺の表面を覆う物質で、肺胞の膨らみと縮みを助ける働きがあります。肺サーファクタントが不足すると、肺胞がつぶれてしまい、呼吸が困難になります。 新生児呼吸窮迫症候群の症状は、呼吸困難、チアノーゼ、陥没呼吸などです。治療法は、人口肺サーファクタントの補充や酸素投与などを行います。治療した場合の予後は良好で、生後4~5日を乗り越えると急激に症状が軽くなります。一方で、生後1~2日あたりに症状が急激に悪化し、呼吸不全によって死に至ることもあります。
アレルギー・膠原病

自己免疫疾患について知ろう

自己免疫疾患とは、体外から侵入する異物に対して攻撃する機能(免疫)が、異常な自己免疫反応により自己を異物と判断し、攻撃してしまうことで発症する疾患の総称です。通常、免疫は細菌やウイルスなどの外敵から体を守ってくれますが、自己免疫疾患では、免疫が自分の体の一部を誤って攻撃し、炎症を引き起こします。これにより、さまざまな症状が現れます。 自己免疫疾患の原因は、遺伝的要因、感染症、環境要因など、さまざまな要因が考えられていますが、まだ完全には解明されていません。自己免疫疾患には、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群、多発性硬化症、クローン病、潰瘍性大腸炎など、さまざまな種類があります。それぞれの疾患によって症状は異なりますが、共通する症状としては、関節の痛みや腫れ、筋肉痛、疲労感、発熱などがあります。 自己免疫疾患の治療法は、疾患の種類や症状に応じて異なります。一般的には、免疫抑制剤やステロイド剤などの薬物治療が行われます。また、疾患によっては、手術や放射線治療が行われることもあります。
検査・診断

看護師が知っておきたい基礎代謝とは?

基礎代謝とは、生命維持のために必要なエネルギーの最小量であり、安静時、消化吸収を行っていない状態での消費エネルギーのことです。 1日の消費エネルギーのうち、約60~70%を占め、臓器の維持、体温の調節、呼吸、血液循環など、生命維持に不可欠な機能を維持するために使用されます。 基礎代謝は、筋肉量や体格、年齢、性別などによって決まります。筋肉量が多いほど基礎代謝は高くなり、体格が大きいほど基礎代謝も高くなります。また、年齢とともに基礎代謝は低下し、女性よりも男性の方が基礎代謝が高い傾向にあります。 基礎代謝を上げることで、体重を減らしたり、肥満を予防したりすることができます。基礎代謝を上げるには、筋肉量を増やすことが有効です。筋肉量を増やすには、筋トレや運動を行うことが大切です。また、タンパク質を十分に摂取することも重要です。
消化器

胆石とは?看護師が知っておきたい基礎知識

胆石は、肝臓から分泌される胆汁の成分が固まって胆道系に形成される結石です。胆石の原因には、胆汁中のコレステロールやビリルビンなどの成分が過剰になったり、胆汁の流れが悪くなったりすることが挙げられます。 胆石の症状は、胆石の発作によって起こります。胆石発作は、胆石が胆管に詰まってしまうことで起こり、右上腹部の痛みや吐き気、嘔吐を引き起こします。胆石発作は、数時間から数日間続き、ひどい痛みを伴うこともあります。 胆石の症状が現れた場合は、すぐに医師の診察を受けることが大切です。胆石発作は、重症化すると胆管炎や胆嚢炎を引き起こす可能性があり、胆石を取り除く手術が必要になることもあります。
脳・神経

レビー小体型認知症を理解する

レビー小体型認知症(レビー小体型認知症;DLB)は、パーキンソン症状や幻視を呈する進行性の認知症である。アルツハイマー型認知症や脳血管障害性認知症とともに三大認知症の一つである。 レビー小体型認知症は、1912年にドイツの医師フリードリヒ・レビーが最初に報告した。レビー氏は、パーキンソン病の患者の脳組織を調べ、神経細胞内に異常なタンパク質の蓄積を発見した。このタンパク質は、後にレビー小体と呼ばれるようになった。 レビー小体は、レビー小体型認知症の重要な病理学的特徴である。レビー小体は、神経細胞の細胞質に蓄積する異常なタンパク質の塊である。レビー小体は、パーキンソン病やその他の認知症でもみられるが、レビー小体型認知症では特に多くみられる。 レビー小体型認知症の症状は、大きく分けて3つに分類される。 1つ目は、認知機能の低下である。レビー小体型認知症の患者は、記憶力、注意、判断力の低下がみられる。 2つ目は、パーキンソン症状である。レビー小体型認知症の患者は、筋肉の硬直、動作の緩慢さ、震えなどのパーキンソン症状がみられる。 3つ目は、幻視である。レビー小体型認知症の患者は、幻視を経験することが多い。幻視の内容は、動物、人物、物などさまざまである。
腎・泌尿器

看護師必須用語!尿路感染症とは?

尿路感染症(にょうろかんせんしょう、urinary tract infection)とは、腎臓・膀胱・前立腺・尿道のいずれかに病原微生物による障害を受け、感染が成立した状態をいう。尿路感染症は、尿路のどの部分に感染が起こっているかによって、尿道炎、膀胱炎、腎盂腎炎などに分類される。尿路感染症の症状としては、排尿時の痛みや不快感、尿の混濁、血尿、発熱、腰痛などがあげられる。 尿路感染症は、細菌やウイルス、真菌などの病原微生物が尿路に侵入することで起こる。尿路感染症の原因としては、性行為、排泄物の不衛生な処理、尿道カテーテルの使用、糖尿病などの基礎疾患などが考えられる。尿路感染症は、抗菌薬や抗真菌薬などの薬物治療によって治療されることが多い。
消化器

看護師知っておくべき「膵臓」の基礎知識

膵臓とは、私たちの体の中で重要な役割を果たす臓器です。胃の後ろ、お腹の上部中央に位置しています。膵臓は、消化液である膵液を分泌する外分泌機能と、ホルモンであるインスリンとグルカゴンを分泌する内分泌機能を有しています。 外分泌機能は、膵液を分泌して、食べ物を消化する役割を担っています。膵液には、タンパク質を分解するアミラーゼ、脂肪を分解するリパーゼ、糖質を分解するマルターゼなどが含まれています。これらの消化酵素によって、食べ物は小さく分解されて、小腸で吸収されやすくなります。 内分泌機能は、インスリンとグルカゴンを分泌して、血糖値をコントロールする役割を担っています。インスリンは、血糖値を下げるホルモンで、グルカゴンは、血糖値を上げるホルモンです。インスリンとグルカゴンは、お互いにバランスを取りながら、血糖値を一定に保つように働いています。 膵臓は、消化と血糖値コントロールという、私たちの健康に欠かせない役割を果たしています。膵臓の機能が低下すると、消化不良や糖尿病などの病気を引き起こす可能性があります。